JPH08189745A - 低温貯蔵庫 - Google Patents
低温貯蔵庫Info
- Publication number
- JPH08189745A JPH08189745A JP124595A JP124595A JPH08189745A JP H08189745 A JPH08189745 A JP H08189745A JP 124595 A JP124595 A JP 124595A JP 124595 A JP124595 A JP 124595A JP H08189745 A JPH08189745 A JP H08189745A
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- Japan
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- duct
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- Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 マグロなどの赤身の魚の変色を防止する低温
貯蔵庫を提供することを目的とする。 【構成】 内部に貯蔵室６を有すると共に、前面に開口
を有する断熱箱体１と、該断熱箱体１の前面開口を開閉
自在に閉塞する断熱扉２Ａ、２Ｂと、前記貯蔵室６内を
冷却する冷却手段１１と、前記貯蔵室６内に設けられる
と共に、貯蔵室６天面の前記断熱扉２Ａ、２Ｂ付近に吐
出口２０Ｂを設け、底面の断熱扉２Ａ、２Ｂ付近に吸込
口２０Ｄを設けたダクト２０と、該ダクト２０内に設け
られた変色防止剤２２と、前記ダクト２０内に設けら
れ、少なくとも前記断熱扉２Ａ、２Ｂの開動作から閉塞
されるまでの間駆動される庫内循環用送風機２１Ａ、２
１Ｂとを備えた。
貯蔵庫を提供することを目的とする。 【構成】 内部に貯蔵室６を有すると共に、前面に開口
を有する断熱箱体１と、該断熱箱体１の前面開口を開閉
自在に閉塞する断熱扉２Ａ、２Ｂと、前記貯蔵室６内を
冷却する冷却手段１１と、前記貯蔵室６内に設けられる
と共に、貯蔵室６天面の前記断熱扉２Ａ、２Ｂ付近に吐
出口２０Ｂを設け、底面の断熱扉２Ａ、２Ｂ付近に吸込
口２０Ｄを設けたダクト２０と、該ダクト２０内に設け
られた変色防止剤２２と、前記ダクト２０内に設けら
れ、少なくとも前記断熱扉２Ａ、２Ｂの開動作から閉塞
されるまでの間駆動される庫内循環用送風機２１Ａ、２
１Ｂとを備えた。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、低温貯蔵庫に関し、特
にマグロなどの赤身の魚を貯蔵するのに適した低温貯蔵
庫に関する。
にマグロなどの赤身の魚を貯蔵するのに適した低温貯蔵
庫に関する。
【０００２】
【従来の技術】本発明に先行する従来技術として、実開
昭６３ー１２００７１号公報には、断熱材からなるケー
シングと断熱材からなるドア本体とで覆われた貯蔵室
と、この貯蔵室内にケーシングと所定の空間を隔てて設
置されドア体に対して開口部を当接した伝熱パネルから
なる収納箱とからなり、収納箱の外周端部を折曲してケ
ーシングに接合してなる生鮮食料品保存装置が開示され
ている。
昭６３ー１２００７１号公報には、断熱材からなるケー
シングと断熱材からなるドア本体とで覆われた貯蔵室
と、この貯蔵室内にケーシングと所定の空間を隔てて設
置されドア体に対して開口部を当接した伝熱パネルから
なる収納箱とからなり、収納箱の外周端部を折曲してケ
ーシングに接合してなる生鮮食料品保存装置が開示され
ている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】市場にて、上述した従
来技術の生鮮食料品保存装置（低温貯蔵庫）でマグロの
切り身を包装せず、若しくは完全に密閉できない状態
（ラップを乗せるだけなど）で一晩貯蔵した際に、変色
を起こして商品価値が無くなる事故が発生した。この原
因としては、低温貯蔵庫の近傍に設置されたガス機器等
から発生するＮＯXが、低温貯蔵庫の断熱扉の開放時に
侵入し、その侵入したＮＯXが原因で、赤身のマグロが
変色していた。
来技術の生鮮食料品保存装置（低温貯蔵庫）でマグロの
切り身を包装せず、若しくは完全に密閉できない状態
（ラップを乗せるだけなど）で一晩貯蔵した際に、変色
を起こして商品価値が無くなる事故が発生した。この原
因としては、低温貯蔵庫の近傍に設置されたガス機器等
から発生するＮＯXが、低温貯蔵庫の断熱扉の開放時に
侵入し、その侵入したＮＯXが原因で、赤身のマグロが
変色していた。
【０００４】マグロなどの赤身の魚は、色を重視する商
品であるため、変色すると商品価値を失ってしまう。本
発明はこの様な問題点に鑑み、マグロなどの赤身の魚の
変色を防止する低温貯蔵庫を提供することを目的とす
る。
品であるため、変色すると商品価値を失ってしまう。本
発明はこの様な問題点に鑑み、マグロなどの赤身の魚の
変色を防止する低温貯蔵庫を提供することを目的とす
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の手段として、請求項１の発明では、内部に貯蔵室を有
すると共に、前面に開口を有する断熱箱体と、該断熱箱
体の前面開口を開閉自在に閉塞する断熱扉と、前記貯蔵
室内を冷却する冷却手段と、前記貯蔵室内に設けられる
と共に、貯蔵室天面の前記断熱扉付近に吐出口を設け、
底面の断熱扉付近に吸込口を設けたダクトと、該ダクト
内に設けられた変色防止剤と、前記ダクト内に設けら
れ、少なくとも前記断熱扉の開動作から閉塞されるまで
の間駆動される庫内循環用送風機とを備えた低温貯蔵庫
を提供する。
の手段として、請求項１の発明では、内部に貯蔵室を有
すると共に、前面に開口を有する断熱箱体と、該断熱箱
体の前面開口を開閉自在に閉塞する断熱扉と、前記貯蔵
室内を冷却する冷却手段と、前記貯蔵室内に設けられる
と共に、貯蔵室天面の前記断熱扉付近に吐出口を設け、
底面の断熱扉付近に吸込口を設けたダクトと、該ダクト
内に設けられた変色防止剤と、前記ダクト内に設けら
れ、少なくとも前記断熱扉の開動作から閉塞されるまで
の間駆動される庫内循環用送風機とを備えた低温貯蔵庫
を提供する。
【０００６】また、請求項２の発明では、内部に貯蔵室
を有すると共に、前面に開口を有する断熱箱体と、該断
熱箱体の前面開口を開閉自在に閉塞する断熱扉と、前記
貯蔵室内を冷却する冷却手段と、前記貯蔵室内に設けら
れたダクトと、該ダクト内に設けられた変色防止剤と、
前記ダクト内に設けられ、前記断熱扉の閉動作から所定
時間だけ駆動される庫内循環用送風機とを備えた低温貯
蔵庫を提供する。
を有すると共に、前面に開口を有する断熱箱体と、該断
熱箱体の前面開口を開閉自在に閉塞する断熱扉と、前記
貯蔵室内を冷却する冷却手段と、前記貯蔵室内に設けら
れたダクトと、該ダクト内に設けられた変色防止剤と、
前記ダクト内に設けられ、前記断熱扉の閉動作から所定
時間だけ駆動される庫内循環用送風機とを備えた低温貯
蔵庫を提供する。
【０００７】
【作用】本発明の請求項１によると、貯蔵室天面の前記
断熱扉付近に吐出口を設け、底面の断熱扉付近に吸込口
を設け、貯蔵室内に空気を循環させる庫内循環用送風機
を備えたダクトを有し、このダクト内に変色防止剤を設
け、前記庫内循環用送風機を断熱扉の開時に駆動する関
係上、断熱扉開時にはエアーカーテンが形成され、低温
貯蔵庫の外気のＮＯXが貯蔵室内に侵入することを防止
する。また、僅かに貯蔵室内に侵入しても、断熱扉閉塞
後も所定時間庫内循環用送風機を駆動させることによっ
て、変色防止剤にＮＯXが吸着される事となる。
断熱扉付近に吐出口を設け、底面の断熱扉付近に吸込口
を設け、貯蔵室内に空気を循環させる庫内循環用送風機
を備えたダクトを有し、このダクト内に変色防止剤を設
け、前記庫内循環用送風機を断熱扉の開時に駆動する関
係上、断熱扉開時にはエアーカーテンが形成され、低温
貯蔵庫の外気のＮＯXが貯蔵室内に侵入することを防止
する。また、僅かに貯蔵室内に侵入しても、断熱扉閉塞
後も所定時間庫内循環用送風機を駆動させることによっ
て、変色防止剤にＮＯXが吸着される事となる。
【０００８】また、請求項２の発明によると、貯蔵庫内
にダクトを設け、このダクト内に変色防止剤を設けると
共に、貯蔵室内の空気を循環させる庫内循環用送風機を
断熱扉の閉時に駆動する関係上、低温貯蔵庫の外気のＮ
ＯXが貯蔵庫内に侵入しても、直後に貯蔵庫内のＮＯXは
変色防止剤に吸着される事となる。
にダクトを設け、このダクト内に変色防止剤を設けると
共に、貯蔵室内の空気を循環させる庫内循環用送風機を
断熱扉の閉時に駆動する関係上、低温貯蔵庫の外気のＮ
ＯXが貯蔵庫内に侵入しても、直後に貯蔵庫内のＮＯXは
変色防止剤に吸着される事となる。
【０００９】
【実施例】以下本発明の一実施例を図１乃至図３を参照
して説明する。１は前面開口に両開き式の断熱扉２Ａ、
２Ｂを備えた断熱箱体であり、この断熱箱体１は、内外
両箱間に断熱材を発泡充填して構成されている。この断
熱箱体１の内部には、天板３Ａ、両側板３Ｂ、後板３Ｄ
及び底板３Ｅより成る前面を開口したステンレス製の熱
良導箱３が、断熱箱体１内壁面と間隔を存して固着装備
され、これによって形成された空間を冷気通路５とする
と共に、前記熱良導箱３によって画成される内側を、貯
蔵食品を収納する貯蔵室６としている。尚、４は棚板で
貯蔵物を載置するためのものである。
して説明する。１は前面開口に両開き式の断熱扉２Ａ、
２Ｂを備えた断熱箱体であり、この断熱箱体１は、内外
両箱間に断熱材を発泡充填して構成されている。この断
熱箱体１の内部には、天板３Ａ、両側板３Ｂ、後板３Ｄ
及び底板３Ｅより成る前面を開口したステンレス製の熱
良導箱３が、断熱箱体１内壁面と間隔を存して固着装備
され、これによって形成された空間を冷気通路５とする
と共に、前記熱良導箱３によって画成される内側を、貯
蔵食品を収納する貯蔵室６としている。尚、４は棚板で
貯蔵物を載置するためのものである。
【００１０】また、断熱箱体１の天壁とこれに対向する
熱良導箱３の天板３Ａ間の冷気通路５には、前部に吹出
口８を有し、後部に吸込口９を有するユニットカバー１
０にて覆われた冷凍系の冷却器１１及びその前方に吹出
口８と対向して冷気循環用送風機１２を配設している。
冷却器１１は断熱箱体１の天壁の上に載置した電動圧縮
機１３及び凝縮器１４と接続して冷凍サイクルを構成し
ている。１５は凝縮器空冷用送風機で、１６は機械室カ
バーである。また、断熱箱体１の後壁とこれに対向する
熱良導箱３の後板３Ｄ間の冷気通路５には、縦仕切板１
７を配設して吐出冷気通路５Ａと戻り冷気通路５Ｂを形
成し、両通路５Ａ、５Ｂは下連絡口１８を介して連通し
ている。尚、２４は断熱扉２Ａ、２Ｂの取手、２５は貯
蔵室６内、及び除霜水を排水する排水装置、２６は本体
を支持する台脚である。
熱良導箱３の天板３Ａ間の冷気通路５には、前部に吹出
口８を有し、後部に吸込口９を有するユニットカバー１
０にて覆われた冷凍系の冷却器１１及びその前方に吹出
口８と対向して冷気循環用送風機１２を配設している。
冷却器１１は断熱箱体１の天壁の上に載置した電動圧縮
機１３及び凝縮器１４と接続して冷凍サイクルを構成し
ている。１５は凝縮器空冷用送風機で、１６は機械室カ
バーである。また、断熱箱体１の後壁とこれに対向する
熱良導箱３の後板３Ｄ間の冷気通路５には、縦仕切板１
７を配設して吐出冷気通路５Ａと戻り冷気通路５Ｂを形
成し、両通路５Ａ、５Ｂは下連絡口１８を介して連通し
ている。尚、２４は断熱扉２Ａ、２Ｂの取手、２５は貯
蔵室６内、及び除霜水を排水する排水装置、２６は本体
を支持する台脚である。
【００１１】また、前記熱良導箱３の天板３Ａ、後板３
Ｄ、底板３Ｅにはダクト２０が設けられており、このダ
クト２０内には、上部に貯蔵室６内の空気を循環させ、
左右に設けられた庫内循環用送風機２１Ａ、２１Ｂと、
熱良導箱３の後板３Ｅの位置のダクト２０内に設けられ
たパラジウム化合物やマンガン化合物を活性成分とする
変色防止剤２２とが備えられている。また、前記断熱箱
体１には左右断熱扉２Ａ、２Ｂの開閉動作に応じて前記
庫内循環用送風機２１Ａ、２１Ｂを夫々独立して駆動・
停止するスイッチ２３Ａ、２３Ｂが夫々設けられてい
る。また、前記ダクト２０の天部２０Ａ、即ち貯蔵室６
の天面の前端部には、下方に向かって吐出するダクト吐
出口２０Ｂが、またダクト２０の底部２０Ｃ、即ち貯蔵
室６の底面の前端部には、前記ダクト吐出口２０Ｂと対
向して開口するダクト吸込口２０Ｄが夫々形成されてい
る。
Ｄ、底板３Ｅにはダクト２０が設けられており、このダ
クト２０内には、上部に貯蔵室６内の空気を循環させ、
左右に設けられた庫内循環用送風機２１Ａ、２１Ｂと、
熱良導箱３の後板３Ｅの位置のダクト２０内に設けられ
たパラジウム化合物やマンガン化合物を活性成分とする
変色防止剤２２とが備えられている。また、前記断熱箱
体１には左右断熱扉２Ａ、２Ｂの開閉動作に応じて前記
庫内循環用送風機２１Ａ、２１Ｂを夫々独立して駆動・
停止するスイッチ２３Ａ、２３Ｂが夫々設けられてい
る。また、前記ダクト２０の天部２０Ａ、即ち貯蔵室６
の天面の前端部には、下方に向かって吐出するダクト吐
出口２０Ｂが、またダクト２０の底部２０Ｃ、即ち貯蔵
室６の底面の前端部には、前記ダクト吐出口２０Ｂと対
向して開口するダクト吸込口２０Ｄが夫々形成されてい
る。
【００１２】ここで、この変色防止剤２２の形態として
は、例えば、撥水処理をした紙、布、不織布などの通気
性材料で作った容器に所定量を入れて使用する方法、変
色防止剤にバインダーとしてプラスチック粉末を混合し
て成形するなどの方法によりシート状、フィルム状、ハ
ニカム状にして用いる方法、成型された変色防止剤２２
を更に紙、布、不織布などの通気性材料で作った容器に
入れて使用する方法などを挙げることができる。変色防
止剤２２を成形してシート状、フィルム状、ハニカム状
にする方法は使い勝手が良いので好ましく使用できる。
は、例えば、撥水処理をした紙、布、不織布などの通気
性材料で作った容器に所定量を入れて使用する方法、変
色防止剤にバインダーとしてプラスチック粉末を混合し
て成形するなどの方法によりシート状、フィルム状、ハ
ニカム状にして用いる方法、成型された変色防止剤２２
を更に紙、布、不織布などの通気性材料で作った容器に
入れて使用する方法などを挙げることができる。変色防
止剤２２を成形してシート状、フィルム状、ハニカム状
にする方法は使い勝手が良いので好ましく使用できる。
【００１３】以上の構成にして本発明の動作を説明する
と、請求項１の発明では、左側の断熱扉２Ａが開いた時
に、スイッチ２３Ａが入り前記庫内循環用送風機２１Ａ
が駆動され、貯蔵室６内空気及び侵入した外気がダクト
吸込口２０Ｄからダクト２０内に吸い込まれる。また、
左右両側の断熱扉２Ａ、２Ｂが開いた時には、スイッチ
２３Ａ、２３Ｂ両方がが入り両方の庫内循環用送風機２
１Ａ、２１Ｂが駆動され、貯蔵室６内空気及び侵入した
外気がダクト吸込口２０Ｄからダクト２０内に吸い込ま
れる。そして、ダクト２０内の変色防止剤２２にてＮＯ
Xが吸着され、クリーンな空気が前記ダクト吐出口２０
Ｂから吐出される。この時、ダクト吐出口２０Ｂとダク
ト吸込口２０Ｄとによって、エアーカーテンが形成され
る事となるため、外気の貯蔵室６内への侵入も極力防止
することができる。また、断熱扉２Ａ、２Ｂ閉塞後、貯
蔵室６に滞留した場合、断熱扉２Ａ、２Ｂ閉塞後も庫内
循環用送風機２１Ａ、２１Ｂを所定時間駆動することに
よって解消することができる。
と、請求項１の発明では、左側の断熱扉２Ａが開いた時
に、スイッチ２３Ａが入り前記庫内循環用送風機２１Ａ
が駆動され、貯蔵室６内空気及び侵入した外気がダクト
吸込口２０Ｄからダクト２０内に吸い込まれる。また、
左右両側の断熱扉２Ａ、２Ｂが開いた時には、スイッチ
２３Ａ、２３Ｂ両方がが入り両方の庫内循環用送風機２
１Ａ、２１Ｂが駆動され、貯蔵室６内空気及び侵入した
外気がダクト吸込口２０Ｄからダクト２０内に吸い込ま
れる。そして、ダクト２０内の変色防止剤２２にてＮＯ
Xが吸着され、クリーンな空気が前記ダクト吐出口２０
Ｂから吐出される。この時、ダクト吐出口２０Ｂとダク
ト吸込口２０Ｄとによって、エアーカーテンが形成され
る事となるため、外気の貯蔵室６内への侵入も極力防止
することができる。また、断熱扉２Ａ、２Ｂ閉塞後、貯
蔵室６に滞留した場合、断熱扉２Ａ、２Ｂ閉塞後も庫内
循環用送風機２１Ａ、２１Ｂを所定時間駆動することに
よって解消することができる。
【００１４】また、請求項２の発明によると、貯蔵室６
内にダクト２０を設け、このダクト２０内に変色防止剤
２２を設けると共に、貯蔵室６内の空気を循環させる庫
内循環用送風機２１Ａ、２１Ｂを断熱扉２Ａ、２Ｂの閉
時に駆動する関係上、低温貯蔵庫の外気のＮＯXが貯蔵
室６内に侵入しても、直後に貯蔵室６内のＮＯXは変色
防止剤２２に吸着される事となる。
内にダクト２０を設け、このダクト２０内に変色防止剤
２２を設けると共に、貯蔵室６内の空気を循環させる庫
内循環用送風機２１Ａ、２１Ｂを断熱扉２Ａ、２Ｂの閉
時に駆動する関係上、低温貯蔵庫の外気のＮＯXが貯蔵
室６内に侵入しても、直後に貯蔵室６内のＮＯXは変色
防止剤２２に吸着される事となる。
【００１５】以上により、貯蔵室６内の空気中のＮＯX
を除去することができ、内部に貯蔵したマグロなどの赤
身の魚の変色を防止することができる。更に、庫内循環
用送風機２１Ａ、２１Ｂは左右夫々独立して駆動される
ため、省エネルギー効果も併せて奏するものである。
を除去することができ、内部に貯蔵したマグロなどの赤
身の魚の変色を防止することができる。更に、庫内循環
用送風機２１Ａ、２１Ｂは左右夫々独立して駆動される
ため、省エネルギー効果も併せて奏するものである。
【００１６】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項１
によると、前記断熱扉が開いた時に、スイッチが入り前
記庫内循環用送風機が駆動され、貯蔵室内空気及び侵入
した外気がダクト吸込口からダクト内に吸い込まれる。
ダクト内にて変色防止剤にてＮＯXが吸着され、クリー
ンな空気が前記ダクト吐出口から吐出される。この時、
ダクト吐出口とダクト吸込口とによって、エアーカーテ
ンが形成される事となるため、外気の貯蔵室内への侵入
も極力防止することができる。また、エアーカーテンに
て阻止できず、貯蔵室内に侵入した外気は、断熱扉閉塞
後も庫内循環用送風機を所定時間駆動することによって
解消することができる。
によると、前記断熱扉が開いた時に、スイッチが入り前
記庫内循環用送風機が駆動され、貯蔵室内空気及び侵入
した外気がダクト吸込口からダクト内に吸い込まれる。
ダクト内にて変色防止剤にてＮＯXが吸着され、クリー
ンな空気が前記ダクト吐出口から吐出される。この時、
ダクト吐出口とダクト吸込口とによって、エアーカーテ
ンが形成される事となるため、外気の貯蔵室内への侵入
も極力防止することができる。また、エアーカーテンに
て阻止できず、貯蔵室内に侵入した外気は、断熱扉閉塞
後も庫内循環用送風機を所定時間駆動することによって
解消することができる。
【００１７】また、請求項２の発明によると、貯蔵室内
にダクトを設け、このダクト内に変色防止剤を設けると
共に、貯蔵室内の空気を循環させる庫内循環用送風機を
断熱扉の閉時に駆動する関係上、低温貯蔵庫の外気のＮ
ＯXが貯蔵室内に侵入しても、直後に貯蔵室内のＮＯXは
変色防止剤に吸着される事となる。以上により、貯蔵室
内の空気中のＮＯXを除去することができ、内部に貯蔵
したマグロなどの赤身の魚の変色を防止することができ
る。
にダクトを設け、このダクト内に変色防止剤を設けると
共に、貯蔵室内の空気を循環させる庫内循環用送風機を
断熱扉の閉時に駆動する関係上、低温貯蔵庫の外気のＮ
ＯXが貯蔵室内に侵入しても、直後に貯蔵室内のＮＯXは
変色防止剤に吸着される事となる。以上により、貯蔵室
内の空気中のＮＯXを除去することができ、内部に貯蔵
したマグロなどの赤身の魚の変色を防止することができ
る。
【図１】本発明を具備する低温貯蔵庫の正面図である。
【図２】本発明を具備する低温貯蔵庫の断熱扉が無い状
態の正面図である。
態の正面図である。
【図３】本発明を具備する低温貯蔵庫の縦側断面図であ
る。
る。
１ 断熱箱体 ２ 断熱扉 ６ 貯蔵室 １１ 冷却手段 ２０ ダクト ２０Ｂ 吐出口 ２０Ｄ 吸込口 ２１ 庫内循環用送風機 ２２ 変色防止剤
Claims (2)
- 【請求項１】 内部に貯蔵室を有すると共に、前面に開
口を有する断熱箱体と、該断熱箱体の前面開口を開閉自
在に閉塞する断熱扉と、前記貯蔵室内を冷却する冷却手
段と、前記貯蔵室内に設けられると共に、貯蔵室天面の
前記断熱扉付近に吐出口を設け、底面の断熱扉付近に吸
込口を設けたダクトと、該ダクト内に設けられた変色防
止剤と、前記ダクト内に設けられ、少なくとも前記断熱
扉の開動作から閉塞されるまでの間駆動される庫内循環
用送風機とを備えたことを特徴とする低温貯蔵庫。 - 【請求項２】 内部に貯蔵室を有すると共に、前面に開
口を有する断熱箱体と、該断熱箱体の前面開口を開閉自
在に閉塞する断熱扉と、前記貯蔵室内を冷却する冷却手
段と、前記貯蔵室内に設けられたダクトと、該ダクト内
に設けられた変色防止剤と、前記ダクト内に設けられ、
前記断熱扉の閉動作から所定時間だけ駆動される庫内循
環用送風機とを備えたことを特徴とする低温貯蔵庫。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP124595A JPH08189745A (ja) | 1995-01-09 | 1995-01-09 | 低温貯蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP124595A JPH08189745A (ja) | 1995-01-09 | 1995-01-09 | 低温貯蔵庫 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08189745A true JPH08189745A (ja) | 1996-07-23 |
Family
ID=11496072
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP124595A Pending JPH08189745A (ja) | 1995-01-09 | 1995-01-09 | 低温貯蔵庫 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08189745A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1073359A (ja) * | 1996-08-29 | 1998-03-17 | Shizuoka Seiki Co Ltd | 低温貯蔵庫 |
| KR100828046B1 (ko) * | 2007-06-11 | 2008-05-08 | 주식회사 대우일렉트로닉스 | 냉장고 |
| WO2008147000A1 (en) * | 2007-05-25 | 2008-12-04 | Lg Electronics Inc. | Refrigerator |
| CN109631459A (zh) * | 2018-12-05 | 2019-04-16 | 尹杰 | 一种家用防止冷气泄露的冰箱 |
-
1995
- 1995-01-09 JP JP124595A patent/JPH08189745A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1073359A (ja) * | 1996-08-29 | 1998-03-17 | Shizuoka Seiki Co Ltd | 低温貯蔵庫 |
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