JPH0818963A - 量子化出力の情報量制御装置 - Google Patents

量子化出力の情報量制御装置

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JPH0818963A
JPH0818963A JP17175894A JP17175894A JPH0818963A JP H0818963 A JPH0818963 A JP H0818963A JP 17175894 A JP17175894 A JP 17175894A JP 17175894 A JP17175894 A JP 17175894A JP H0818963 A JPH0818963 A JP H0818963A
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哲二郎 近藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ブロック毎に生じた量子化ビット数の必要伝
送データ量を低減する量子化器の出力データ量を目標値
以下に抑える。 【構成】 テーブル24a〜24dには、所定期間にお
いて、量子化ビット数が1,2,3,4ビットのそれぞ
れのブロックの発生する度数が登録され、そして、この
度数分布表がブロックのダイナミックレンジDRおよび
サブブロックのダイナミックレンジdrの軸に沿って積
算され、積算形の度数分布表に変換されている。量子化
ビット数を決定するためのしきい値T1〜T4が積算形
の度数分布表に適用され、各量子化ビット数の発生デー
タ量が求められる。加算回路33からは、所定期間の発
生データ量の総計Iが出力され、これが比較判定回路3
4において、目標値Itと比較される。I≦Itとなる
まで、順にしきい値T1〜T4が変更される。そして、
I≦Itとするしきい値が決定されると、そのときのし
きい値T1〜T4によって所定期間内データの量子化が
なされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばディジタルビ
デオ信号をADRC符号化するのに使用される量子化器
と関連して設けられ、この量子化から出力される発生情
報量を制御するための情報量制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】本願出願人は、特開昭61−14498
9号公報に記載されているような、2次元ブロック内に
含まれる複数画素の最大値及び最小値により規定される
ダイナミックレンジを求め、このダイナミックレンジに
適応した符号化を行う高能率符号化装置を提案してい
る。また、特開昭62−92620号公報に記載されて
いるように、複数フレームに夫々含まれる領域の画素か
ら形成された3次元ブロックに関してダイナミックレン
ジに適応した符号化を行う高能率符号化装置が提案され
ている。更に、特開昭62−128621号公報に記載
されているように、量子化を行った時に生じる最大歪が
一定となるようなダイナミックレンジに応じてビット数
が変化する可変長符号化方法が提案されている。
【0003】先に提案されているダイナミックレンジに
適応した符号化方法(ADRCと称する)では、ダイナ
ミックレンジDR(最大値MAXと最小値MINの差)
が例えば(8ライン×8画素=64画素)からなるディ
ジタルビデオ信号の2次元的なブロック毎に算出され
る。また、入力画素データからそのブロック内で最小の
レベル(最小値)が除去される。この最小値除去後の画
素データが量子化される。
【0004】この量子化は、元の量子化ビット数(例え
ば8ビット)より少ないビット数例えば4ビットと対応
する216個のレベル範囲に検出されたダイナミックレン
ジDRを分割し、ブロック内の各画素データが属するレ
ベル範囲を検出し、このレベル範囲を示すコード信号を
発生する処理である。
【0005】量子化ビット数が4ビットの場合では、ブ
ロックのダイナミックレンジDRが16個のレベル範囲
に分割されている。最小のレベル範囲に含まれる画素デ
ータが(0000)と符号化され、その上のレベル範囲
に含まれる画素データが(0001)と符号化され、以
下、各レベル範囲に対応して4ビットのコードに符号化
され、最大のレベル範囲に含まれる画素データが(11
11)と符号化される。従って、各画素の例えば8ビッ
トのデータが4ビットに圧縮されて伝送される。受信側
では、受信されたコード信号が代表レベルに復元され
る。この代表レベルは、例えば16個のレベル範囲の夫
々の中央のレベルである。
【0006】上述のADRCでは、一般的にブロックの
大きさを(M画素×Nライン)とし、各画素がkビット
に符号化されるものとすると、1ブロック当りで、M×
N×k(ビット)のデータ(但し、ダイナミックレンジ
DRおよび最小値MINを除く)が発生する。元のデー
タ量が圧縮されるにしても、発生データ量をより減少で
きることが好ましい。
【0007】そこで、本願発明者は、従来の量子化に比
してデータ表現の効率を図り、必要な伝送データ量を低
減することができる量子化器を提案している(特願平5
−19504号)。この量子化器は、ブロック毎に選択
される量子化ステップ幅に基づいてそのブロック内のデ
ィジタル信号を量子化する量子化器であって、量子化結
果に関し、ブロックを分割してなる領域毎に必要量子化
ビット数を決定し、この必要量子化ビット数をコード化
するための回路と、領域毎に伝送量子化ビット数を変更
するための回路とからなる。
【0008】この量子化器では、ブロック毎に量子化ビ
ット数が規定されている。このブロックを分割してなる
領域内では、空間的相関がブロックより強くなる。従っ
て、この領域では、必要量子化ビット数をブロックのも
のより少なくすることが可能である。必要量子化ビット
数を各領域において検出し、この検出結果に基づいてコ
ード信号の不必要なビットを削減できる。その結果、伝
送データ量を低減することができる。然も、画質、音質
を低下させることがない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ブロック毎に適切な量
子化ビット数を決定し、従って、量子化ビット数が変化
する可変長符号化に対して、上述の先に提案されている
量子化を適用した場合には、量子化出力のデータの量が
変化する。量子化データを通信路を介して伝送する時に
は、通信路の伝送容量の制約があり、また、ディジタル
VTRの記録/再生過程等では、編集その他のビデオ信
号の処理のために、ビデオ信号の1フィールドあるいは
1フレームのデータ量が一定であることが要請される。
このような情報量制御の一方式として、本願出願人は、
既にフィードホワード形のもの(特開昭62−1286
1号公報)を提案している。
【0010】従って、この発明の目的は、上述のような
領域の量子化値の表現ビット数をより少なくし、必要な
ビット数を伝送する量子化と関連して、発生データ量を
一定あるいは所定値より少ないものに制御するための情
報量制御装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は、ブロック毎
の第1のダイナミックレンジと複数のしきい値との大小
関係に基づいて選択されるブロック毎の第1の量子化ビ
ット数によって、そのブロック内のディジタル信号を量
子化する時に、量子化結果に関し、ブロックを分割して
なる領域毎に必要な第2の量子化ビット数を領域毎の第
2のダイナミックレンジに基づいて決定し、第2の量子
化ビット数をコード化するための手段と、領域毎に伝送
量子化ビット数を第2の量子化ビット数へ変更するため
の手段と、所定期間の第1および第2のダイナミックレ
ンジの発生度数の分布が登録されると共に、第2のダイ
ナミックレンジの発生度数の登録が第2の量子化ビット
数による重み付けされたテーブルを、第1の量子化ビッ
ト数と対応してそれぞれ作成する手段と、発生情報量を
目標値以下にすることができるしきい値をテーブルを参
照して決定する手段とからなる量子化出力の情報量制御
装置である。
【0012】
【作用】ブロック毎の第1のダイナミックレンジの複数
のしきい値との関係によって、ブロックの量子化ビット
数が規定される。ブロック内の領域の量子化ビット数
は、領域の第2のダイナミックレンジによって規定され
る。しきい値を可変することによって、量子化出力の発
生情報量を制御することができる。第1および第2のダ
イナミックレンジの発生度数が登録されると共に、第2
のダイナミックレンジの発生度数が重み付けされる。こ
のテーブルに対して複数のしきい値を適用することによ
って、複数のしきい値に対応する発生情報量を計算する
ことができる。この発生情報量が目標値以下とできるし
きい値が決定される。決定されたしきい値によって、量
子化が実際になされる。
【0013】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。この発明が適用される量子化器の一例
を図1に示す。図1において、1で示す入力端子にディ
ジタル情報信号例えばディジタルビデオ信号が供給され
る。このディジタルビデオ信号は、1サンプルが8ビッ
トにディジタル化されるとともに、ラスター走査の順序
からブロックの順序にデータの配列が変換されたもので
ある。1ブロックは、1フレーム或いは1フィールドの
画面が細分化された結果の図2Aに示す(M画素×Nラ
イン)の2次元領域である。
【0014】入力ディジタルビデオ信号が最大値検出回
路2、最小値検出回路3および遅延回路4に供給され
る。検出回路2および3は、各ブロックの最大値MAX
と最小値MINとをそれぞれ検出する。遅延回路4は、
最大値MAX及び最小値MINを検出する時間、データ
を遅延させる。減算回路5で(MAX−MIN)の演算
がされ、減算回路5からそのブロックのダイナミックレ
ンジDR(第1のダイナミックレンジ)が得られる。
【0015】ダイナミックレンジDRが量子化ステップ
幅(Δ)発生回路6に供給される。量子化ビット数を例
えば4ビットとすると、ダイナミックレンジDRが1/2
4 とされることによって、量子化ステップΔが形成され
る。減算回路7では、遅延回路4からのビデオデータか
ら最小値MINが減算され、減算回路7から最小値が除
去されたビデオデータが得られる。
【0016】減算回路7の出力データ及び量子化ステッ
プ幅Δが量子化回路8に供給される。量子化回路8から
元のビット数(8ビット)より少ないビット数(この例
では4ビット)のコード信号DTが得られる。量子化回
路8は、ダイナミックレンジDRに適応した量子化を行
う。つまり、ダイナミックレンジDRを(24 =16)
等分した量子化ステップ幅Δで、最小値が除去されたビ
デオデータが除算され、商を切り捨てで整数化した値が
コード信号DTとされる。量子化回路8は、除算回路或
いはROMで構成できる。以上の符号化は、先に提案さ
れているADRC符号化と同様のものである。
【0017】量子化回路8からのコード信号DTがコー
ド化回路9およびデータ変換回路10に供給される。こ
れらの回路は、ブロックをさらに分割した小領域毎に必
要ビット数を決定し、必要ビット数のデータのみを伝送
するために設けられている。例えば図2Bに示すよう
に、M×Nのブロックを16等分した結果のm×nの小
領域(サブブロックと称する)SB0〜SB15を形成
する。
【0018】例えば(M=N=16)とされ、(m=n
=4)とされる。簡単のために、1次元ブロックを考え
ると、図2Cにその一例を示すように、量子化回路8の
出力が分布する。ここで、破線で区切られたサブブロッ
ク内では、隣接データの相関が強いために各サブブロッ
クのダイナミックレンジdr(第2のダイナミックレン
ジ)は、dr0、dr1、dr2、dr3となり、最大
値MAXが含むサブブロックSB1以外のもののダイナ
ミックレンジdrがブロックのダイナミックレンジDR
より小さいものとなる。その結果、量子化ビット数をも
とのkビットより少なくすることが可能となる。この実
施例では、量子化に不必要なビットを最上位ビットから
最下位ビットに向かって順に削除する。
【0019】一例として、各画素データを4ビット固定
長に圧縮する、4ビットADRCでは、4、3、2、
1、0ビットの合計5状態が存在する。1ビットおよび
0ビットを同一表現すると、4状態となり、2ビットで
必要量子化ビット数を表現できる。従って、あるサブブ
ロックに関して、(4ビット×m×n)必要であったデ
ータ量は、必要量子化ビット数が1ビットの場合では、
(1ビット×m×n+2)に減少できる。上述の例で
は、サブブロックの64ビットのデータ量を18ビット
に減少することができる。勿論、量子化に必要なビット
数が4ビットの場合には、データ量が2ビット増える
が、サブブロック内では、隣接データの相関が一般的に
強いので、データ量の削減が可能である。
【0020】図1におけるコード化回路9は、サブブロ
ックの必要ビット数を表す2ビットのフラグを生成する
ためのもので、このフラグが出力端子12に取り出され
ると共に、データ変換回路10に供給される。例えばサ
ブブロック内の最大値を検出することによって、必要ビ
ット数が4状態の何れかを決定でき、その結果の2ビッ
トのフラグが生成される。データ変換回路10では、フ
ラグに応答したビット数をコード信号DTから削除し、
必要ビット数のコード信号に変換する。このビット数の
削減は、MSB(最上位ビット)から下位ビットに向け
てなされる。
【0021】出力端子11には、ダイナミックレンジD
Rが取り出され、コード化回路9からの必要ビット数を
示すフラグが出力端子12に取り出され、データ変換回
路10の出力コードが出力端子13に取り出され、ブロ
ックの最小値MINが出力端子14に取り出される。こ
れらの符号化出力が図示しないが、フレーム化回路に供
給される。フレーム回路は、符号化出力に対して同期信
号の付加、エラー訂正符号の符号化処理がなされる。フ
レーム化回路から取り出された伝送データは、例えば回
転ヘッドによって磁気テープに記録される。
【0022】なお、受信(または再生)側は、図示され
てないが、フラグにより指示される数の`0' のビットを
各コード信号の上位側に付加し、それによってコード信
号を4ビット一定のものに変換し、この変換後のコード
信号を先に提案されているADRCの復号と同様の方法
で復号する。
【0023】このように、ブロック毎に量子化ビット数
が定まる符号化において、符号化出力の必要伝送データ
量を低減できる。また、データ表現を効率化しているの
で、画像データならば画質を向上でき、オーディオデー
タならば音質を向上することができる。
【0024】次に、上述の量子化器を可変長ADRCに
対して適用した時に、発生データ量を所定値以下に制御
する情報量制御(以下、バッファリングと称する)につ
いて説明する。可変長ADRCは、各画素の割当てビッ
ト数をブロックのダイナミックレンジDRに応じたも
の、例えば0、1、2、3、または4ビットの何れかと
するものである。1ブロック内の割当てビット数は同一
である。ダイナミックレンジDRとしきい値T1〜T4
(T1<T2<T3<T4)との大きさの関係に基づい
て、割当てビット数xが決定される。
【0025】可変長ADRCは、ダイナミックレンジD
Rが小さいブロックでは、割当てビット数xを少なく
し、ダイナミックレンジDRが大きいブロックでは、割
当てビット数xを多くすることで、効率の良い符号化を
行うことができる。即ち、(DR<T1)のブロック
は、コード信号が伝送されず、ダイナミックレンジDR
および最小値MINのみが伝送され、(T1≦DR<T
2)のブロックは、(x=1)とされ、(T2≦DR<
T3)のブロックは、(x=2)とされ、(T3≦DR
<T4)のブロックは、(x=3)とされ、(DR≧T
4)のブロックは、(x=4)とされる。
【0026】かかる可変長ADRCでは、しきい値T1
〜T4を変えることで、バッファリングを行なうことが
できる。従って、1フィールド或いは1フレームまたは
より短い期間で発生する情報量を所定値にすることが要
求される伝送路例えばディジタルVTRに対しても、可
変長ADRCを適用できる。
【0027】図3は、この発明によるバッファリング回
路の一部を示す。このバッファリング回路は、所定期間
(ビデオ信号の場合の1フレーム、1フィールド、また
はそれより短い一定期間)に量子化回路から出力される
データ量を目標値以下で、且つ最大の量に制御するもの
である。可変長ADRCの場合では、用意されている複
数のしきい値の組を順に適用して発生しうるデータ量を
計算し、上述の条件を満たすデータ量を発生するしきい
値が決定される。このように決定されたしきい値は、所
定期間でなされる可変長ADRCにおいて使用される。
【0028】すなわち、所定期間内のブロックのダイナ
ミックレンジDRと決定されたしきい値とからブロック
毎に量子化ビット数が決定され、決定された量子化ビッ
ト数とダイナミックレンジDRから量子化ステップ幅が
決定される。そして、量子化ステップ幅によってADR
Cがなされ、符号化出力に対して上述のように、サブブ
ロック毎のビット数圧縮処理がなされる。図3および図
7の構成は、上述の処理におけるしきい値を決定するた
めの処理と関連するものである。
【0029】図3において、21で示す入力端子に、ブ
ロックのデータの順序とされた入力ディジタルビデオ信
号が供給される。ダイナミックレンジ検出回路22が各
ブロックのダイナミックレンジDRを検出し、ダイナミ
ックレンジ検出回路23が各サブブロックのダイナミッ
クレンジdrを検出する。これらのDRおよびdrは、
それぞれ8ビットのコードである。24a〜24dは、
RAMで構成されたテーブルであって、各テーブルは、
ブロックの量子化ビット数(1,2,3または4)とそ
れぞれ対応している。0ビットの場合では、コード信号
が伝送されないので、これを考慮する必要がない。テー
ブル24a〜24dに対するアドレスとして、ダイナミ
ックレンジDRおよびdrが供給される。
【0030】図4に示すように、テーブル24a〜24
dは、水平方向のアドレス(DR=0〜255)と垂直
方向のアドレス(dr=0〜255)とによって、書込
み/読出し位置が規定される。テーブル24a〜24d
には、度数が登録される。ここで、度数は、所定期間に
発生するDRおよびdrの個数であり、サブブロック毎
の必要量子化ビット数に対応して重み付けがされる。こ
の登録の結果、DRおよびdrを水平および垂直方向と
する、2次元の度数分布表がテーブル24a〜24d内
に作成される。
【0031】テーブル24a〜24dの読出しデータが
加算器25a〜25dにそれぞれ供給され、ROM26
a〜26dの読出し出力と加算される。これらのROM
26a〜26dに対するアドレスは、テーブル24a〜
24dのアドレスと共通である。加算器25a〜25d
の出力がテーブル24a〜24dの同一アドレスに対し
て書込まれる。この動作を所定期間、繰り返すことによ
って、テーブル24a〜24d内には、所定期間の度数
分布表が作成される。
【0032】ROM26a〜26dは、サブブロックの
量子化ビット数に応じた重み付け処理のためのものであ
る。すなわち、上述の量子化器では、ダイナミックレン
ジDRおよびdrの関係によって、サブブロックの量子
化ビット数が変化する。例えば、ブロックの量子化ビッ
ト数が4ビットの場合には、サブブロックの量子化ビッ
ト数が0,1,2,3,または4ビットに変化しうる。
このサブブロックの量子化ビット数に応じた値をROM
26dが出力する。
【0033】テーブル例えばテーブル24dへの登録に
ついてより具体的に説明する。DR=31とすると、d
rが16以上の場合には、量子化ビット数が4ビットで
あるので、そのDRおよびdrで指示される座標(位
置)に4を登録する。若し、drが8以上16未満であ
れば、その座標に3を登録する。drが4以上8未満の
場合では、その座標に2を登録する。drが2以上4未
満の場合では、その座標に1を登録する。drが0また
は1の場合には、何も登録しない(テーブル24a〜2
4dは、初期クリアされている)。ブロックの他の量子
化ビット数のテーブルについても同様の処理によって度
数分布表が作成される。
【0034】度数分布表の作成後に、DRの軸の方向
に、最大値(255)から最小値(0)に向かって登録
値を積算し、それからdrの軸の方向に、最大値(25
5)から最小値(0)に向かって登録値を積算する。こ
のようにして、積算形の度数分布表がテーブル24a〜
24d内に作成される。
【0035】積算形度数分布表を作成することによっ
て、あるしきい値の組に対して発生するデータ量の算出
がより簡単となることを説明する。理解の簡単のため
に、ブロックのダイナミックレンジDRのみの度数分布
および積算形度数分布について説明する。1フレーム等
の所定期間のダイナミックレンジDRの度数が図5Aに
示すものとする。図5Aにおいて、横軸が0〜255ま
でのDRであり、縦軸が度数(ブロック数単位)であ
る。DRの軸に対してT1〜T4のしきい値を適用した
時に、各範囲(割当て量子化ビット数と対応する)に含
まれるブロック数がN0〜N4で表されている。
【0036】この度数分布において、DRの大きい方か
ら小さい方へ各度数を積算することによって作成される
積算形度数分布を図5Bに示す。しきい値T1〜T4の
それぞれにおける積算度数をS1〜S4とすると、発生
データ量Iは、次式で表される。 I=S1+S2+S3+S4=(N1+N2+N3+N
4)+(N2+N3+N4)+(N3+N4)+N4=
N1+2N2+3N3+4N4 また、各割当て量子化ビット数に対するブロック数も、
簡単に求めることができる。例えば1ビットの量子化ビ
ット数が割当てられるブロック総数は、S2−S1=N
1と求めることができる。
【0037】このように求められた発生データ量Iと目
標値Itとを比較することによって、そのしきい値が適
切かどうかを判断できる。そして、しきい値を変化させ
ることによって、目標値It以下で、且つ最大である発
生データ量Iを生じさせるしきい値T1〜T4を最適し
きい値として決定する。この最適しきい値によって、実
際に伝送される量子化出力が生成される。実際には、個
々のしきい値を制御することは、複雑であり、図6に示
すように、4個のしきい値T1〜T4を一組とし、複数
(p)の組を用意し、最適なしきい値の組を決定する。
このしきい値の組は、例えばN=0のしきい値の組が最
も発生データ量を多くするもので、Nが大きくなるに従
って発生データ量が単調に減少するように設定されたも
のである。復元画像の品質の点では、N=0のしきい値
の組を使用した場合が最良である。上述のように、積算
形度数分布表を一旦作成しておけば、しきい値の組のそ
れぞれと対応する発生データ量の算出を迅速とできる。
【0038】この一実施例では、上述したように、サブ
ブロック単位で必要量子化ビット数を決定しているの
で、このサブブロック単位の処理を考慮したバッファリ
ング処理が必要とされる。バッファリング回路の発生デ
ータ量の計算としきい値を決定するための構成を図7に
示す。テーブル24a〜24dには、しきい値テーブル
(ROMで構成される)27からしきい値の組が供給さ
れる。しきい値テーブル27には、図6に示すような複
数のしきい値の組が格納されている。最初にN=0のし
きい値の組が読出される。テーブル24a、24b、2
4cに対しては、二つのしきい値が順次供給される。
【0039】テーブル24aには、最初にしきい値T1
が供給され、次にしきい値T2が供給される。図5Bの
例であれば、積算度数S1が読出され、次にS2が読出
される。テーブル24aの出力がレジスタ28aおよび
減算器29aに供給される。減算器29aには、レジス
タ28aの出力が供給される。減算器29aは、S1−
S2を計算し、減算器29aの出力がレジスタ30aに
取り込まれる。この減算出力は、割当てビット数が1ビ
ットのブロックに関して、そのデータ量を表している。
【0040】テーブル24bに対して、最初にしきい値
T2が供給され、次にしきい値T3が供給される。レジ
スタ28bおよび減算器29bによって、レジスタ30
bには、割当てビット数が2ビットのブロックのデータ
量が格納される。テーブル24cに対しては、しきい値
T3およびT4が順次供給され、レジスタ28cおよび
減算器29cにより、割当てビット数が3ビットのブロ
ックのデータ量が求められ、これがレジスタ30cに格
納される。テーブル24dに対しては、しきい値T4が
供給され、レジスタ30dに割当てビット数が4ビット
のブロックのデータ量が格納される。
【0041】レジスタ30a、30b、30cおよび3
0dの内容が加算器31、32および33により加算さ
れ、加算器33から所定期間の発生データ量Iが得られ
る。この発生データ量Iが比較判定回路34に供給さ
れ、目標データ量Itと比較される。比較判定回路34
の判定結果がしきい値テーブル27およびレジスタ35
に供給される。しきい値テーブル27は、I>Itの場
合では、しきい値の組を次の組に進めるためにアドレス
がインクリメントされる。また、レジスタ35は、I≦
Itの場合を示す比較判定回路34の出力によって、し
きい値の組T1〜T4を取り込む。このように決定され
たしきい値T1〜T4が出力端子36に取り出される。
この決定されたしきい値T1〜T4が所定期間のデータ
の量子化のために使用される。
【0042】テーブル24a〜24dに積算形の度数分
布表が作成された後でなされる、発生データ量Iの計算
について、図8を参照してより詳細に説明する。図8A
が1ビットテーブルを示し、図8B、図8Cおよび図8
Dがそれぞれ2ビットテーブル、3ビットテーブルおよ
び4ビットテーブルをそれぞれ示す。これらのテーブル
に適用されるしきい値T1〜T4の一例が図8に示され
ている。また、各しきい値に対して記載されている1,
2,3,4の数字は、サブブロックの量子化ビット数を
表し、矢印で示す範囲のダイナミックレンジdrに対し
て量子化ビット数が規定される。
【0043】図8Aの1ビットテーブルでは、しきい値
T2の座標のデータd1と、しきい値T1の座標のデー
タd0とを読み取り、減算器29aによって、d0−d
1を演算し、1ビット量子化のブロックに関する発生デ
ータ量I1を計算する。図8Bの2ビットテーブルにお
いて、しきい値T2およびT3の座標のデータd2およ
びd3をそれぞれ読み取り、減算器29bによって、d
2−d3を演算し、2ビット量子化のブロックに関する
発生データ量I2を計算する。同様に、図8Cの3ビッ
トテーブルにおいて、しきい値T3およびT4の座標の
データd4およびd5を読み取り、減算器29cによっ
て、d4−d5を演算し、3ビット量子化のブロックに
関する発生データ量I3を計算する。さらに、図8Dの
4ビットテーブルにおいて、しきい値T4の座標のデー
タd6を読み取る。これは、4ビット量子化のブロック
に関する発生データ量I4である。これらの発生データ
量I1〜I4を加算することによって、しきい値T1〜
T4に関する発生データ量Iが計算される。
【0044】すなわち、この発明において、適応量子化
される部分の発生情報量Iは、 I=P・(I1+I2+I3+I4)+2・Q・K である。但し、Pは、サブブロック内の画素数であり、
Qは、ブロック内のサブブロックの数であり、Kは、所
定期間(バッファリング期間)内のブロック数である。
また、2・Q・Kは、各サブブロックの必要ビット数を
指示するフラグを伝送するために発生するデータ量であ
る。
【0045】最終的な発生データ量は、上式のIに対し
て付加コードのデータ量を加えたものである。例えばA
DRCの場合では、ブロック毎にダイナミックレンジ情
報を伝送する必要があり、これが付加コードのデータ量
となる。しかしながら、付加コードのデータ量は、固定
であり、可変のデータ量は、上式で計算されるので、バ
ッファリング処理を行なうことができる。
【0046】図9は、この発明によるバッファリング処
理の方法を説明するフローチャートである。最初にブロ
ックの割当てビット数毎に、ダイナミックレンジDRお
よびdrを軸とする度数分布表が作成される(ステップ
41)。次に、各度数分布表が積算形度数分布表に変換
される(ステップ42)。次のステップ43で、しきい
値発生テーブルのしきい値番号Nが0に設定される。
【0047】そして、ステップ44において、このしき
い値の組を積算形度数分布表に適用することによって、
発生データ量Iが計算される。この発生データ量Iと目
標データ量Itとがステップ45において比較される。
I>Itならば、ステップ46に処理が移り、しきい値
番号NがN+1とされる。そして、再び発生データ量I
が計算され、これが目標データ量Itと比較される。こ
の処理がI≦Itとなるまで、繰り返され、制御結果
(すなわち、決定されたしきい値番号N)が設定され
る。これによりバッファリング処理が終了する。
【0048】
【発明の効果】この発明における量子化器は、ブロック
毎に量子化ビット数が定まる符号化において、符号化出
力の必要伝送データ量を低減できる。この量子化器を使
用する可変長量子化の場合において、発生データ量を目
標値以下に制御することができる。従って、ディジタル
VTRのような伝送路に対してこの発明を適用すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を適用できる量子化器の一例のブロッ
ク図である。
【図2】量子化器におけるサブブロックの分割の一例と
コード信号の値の一例を示す略線図である。
【図3】この発明の一実施例の一部のブロック図であ
る。
【図4】この発明の一実施例における2次元テーブルの
説明に用いる略線図である。
【図5】この発明の一実施例における度数分布表および
積算形度数分布表の説明に用いる略線図である。
【図6】この発明の一実施例におけるしきい値発生用の
テーブルの説明のための略線図である。
【図7】この発明の一実施例の他の部分のブロック図で
ある。
【図8】この発明の一実施例の情報量制御の説明に用い
る略線図である。
【図9】この発明の一実施例の情報量制御の説明に用い
るフローチャートである。
【符号の説明】
1 ディジタルビデオ信号の入力端子 6 量子化ステップ幅発生回路 9 必要量子化ビット数を示すフラグを生成するコード
化回路 10 不必要なビットを削減するためのデータ変換回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブロック毎の第1のダイナミックレンジ
    と複数のしきい値との大小関係に基づいて選択されるブ
    ロック毎の第1の量子化ビット数によって、そのブロッ
    ク内のディジタル信号を量子化する時に、量子化結果に
    関し、上記ブロックを分割してなる領域毎に必要な第2
    の量子化ビット数を上記領域毎の第2のダイナミックレ
    ンジに基づいて決定し、上記第2の量子化ビット数をコ
    ード化するための手段と、 上記領域毎に伝送量子化ビット数を上記第2の量子化ビ
    ット数へ変更するための手段と、 所定期間の上記第1および第2のダイナミックレンジの
    発生度数の分布が登録されると共に、上記第2のダイナ
    ミックレンジの発生度数の登録が上記第2の量子化ビッ
    ト数による重み付けされたテーブルを、上記第1の量子
    化ビット数と対応してそれぞれ作成する手段と、 発生情報量を目標値以下にすることができる上記しきい
    値を上記テーブルを参照して決定する手段とからなる量
    子化出力の情報量制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の情報量制御装置におい
    て、 発生度数が登録されたテーブルをさらに積算形テーブル
    に変更し、上記積算形テーブルに対してしきい値を適用
    することを特徴とする量子化出力の情報量制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の情報量制御装置におい
    て、 複数個のしきい値からなる組を複数有するしきい値発生
    手段を有し、上記複数の組は、発生情報量が単調に変化
    する順に出力され、 出力されたしきい値の組を上記テーブルに適用すること
    によって、発生情報量を計算することを特徴とする情報
    量制御装置。
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