JPH08188733A - インクジェット用記録液およびその製造方法 - Google Patents

インクジェット用記録液およびその製造方法

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JPH08188733A
JPH08188733A JP380695A JP380695A JPH08188733A JP H08188733 A JPH08188733 A JP H08188733A JP 380695 A JP380695 A JP 380695A JP 380695 A JP380695 A JP 380695A JP H08188733 A JPH08188733 A JP H08188733A
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清二 間
Tsutomu Fujigamori
勉 藤ケ森
Yasuharu Iida
保春 飯田
Hisatsugu Uraki
久嗣 浦木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】どのような紙に対しても耐水性の良好な記録物
が得られる水分散インクジェット用記録液およびその容
易な製造方法を提供する。 【構成】顔料、水性樹脂、界面活性剤および下記一般式
(1)で表される顔料分散剤を水中に分散させてなるこ
とを特徴とするインクジェット用記録液。 一般式(1) P−〔X−Y−Z−N(R1 )R2 n (但し、式中、Pは有機色素残基または複素環残基、ま
たは芳香族多環化合物残基、XはS、C、N、O、Hか
ら選ばれる2〜15個の原子で構成される化学的に合理
的な組み合わせからなる2価の結合基、Yは直接結合ま
たは−N(R)−(但し、RはHまたは炭素数1〜18
のアルキル基またはZ−N(R1 )R2 ) または−O−、Zは炭素数1〜6のアルキレン基、
1 、R2 はそれぞれ独立に、置換されていてもよい炭
素数1〜18のアルキル基またはR1 、R2 とでN、O
またはSを含んでもよい置換されていてもよい複素環、
nは1〜3の整数をそれぞれ表す。)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の技術分野】本発明は,顔料を良好に分散し、
記録物が耐水性の優れたインクジェット用の記録液およ
びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりインクジェット用記録液として
は、酸性染料、直接染料、塩基性染料等の水溶性染料を
グリコール系溶剤と水に溶解したものがよく用いられて
いる(例えば、特開昭53─61412、特開昭54─
89811、特開昭55─65269等)。水溶性染料
としては、記録液の安定性を得るため、水に対する溶解
性の高いものが一般的に用いられる。したがって、イン
クジェット記録物は、一般的に耐水性が悪く、水をこぼ
したりすると容易に記録部分の染料のにじみを生じると
いう問題があった。
【0003】このような耐水性の不良を改良するため、
染料の構造を変えたり、塩基性の強い記録液を調製する
ことが試みられている(例えば、特開昭56─5786
2等)。また、記録紙と記録液との反応をうまく利用し
て耐水性の向上を図ることも行われている(例えば、特
開昭50─49004、特開昭57─36692、特開
昭59─20696、特開昭59─146889等)。
これらの方法は、ある種の記録紙については著しい効果
をあげているが、インクジェット方式による記録におい
ては種々の記録紙を用いるため、水溶性染料を使用する
記録液では記録物の充分な耐水性が得られないことが多
い。
【0004】また、耐水性の良好な記録液としては、油
溶性染料を高沸点溶剤に分散ないし溶解したもの、油溶
性染料を揮発性の溶剤に溶解したものがあるが、溶剤の
臭気や溶剤の排出に対して環境上嫌われることがあり、
大量の記録を行う場合や装置の設置場所によっては、溶
剤回収等の必要性が問題となることがある。したがっ
て、記録物の耐水性をよくするために、水系媒体に顔料
を分散した記録液の開発が行われている。しかしなが
ら、顔料の分散安定性を得るためには、充分な顔料の微
細化が必要となり、この製造においては,顔料を安定に
分散させる化合物の選択が必要とされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、どの
ような紙に対しても耐水性の良好な記録物が得られる水
分散インクジェット用記録液およびその容易な製造方法
の提供にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、顔
料、水性樹脂、界面活性剤および下記一般式(1)で表
される顔料分散剤を水中に分散させてなることを特徴と
するインクジェット用記録液に関する。 一般式(1) P−〔X−Y−Z−N(R1 )R2 n (但し、式中、Pは有機色素残基または複素環残基、ま
たは芳香族多環化合物残基、XはS、C、N、O、Hか
ら選ばれる2〜15個の原子で構成される化学的に合理
的な組み合わせからなる2価の結合基、Yは直接結合ま
たは−N(R)−(但し、RはHまたは炭素数1〜18
のアルキル基またはZ−N(R1 )R2 ) または−O−、Zは炭素数1〜6のアルキレン基、
1 、R2 はそれぞれ独立に、置換されていてもよい炭
素数1〜18のアルキル基またはR1 、R2 とでN、O
またはSを含んでもよい置換されていてもよい複素環、
nは1〜3の整数をそれぞれ表す。)
【0007】本発明の顔料としては、印刷インキおよび
塗料等に使用される種々の有機顔料、無機顔料が使用可
能である。例えば、有機顔料としては、フタロシアニン
顔料、不溶性アゾ顔料、アゾレーキ顔料、アントラキノ
ン顔料、キナクリドン顔料、ジオキサジン顔料、ジケト
ピロロピロール顔料、アントラピリミジン顔料、アンサ
ンスロン顔料、インダンスロン顔料、フラバンスロン顔
料、ペリノン顔料、ペリレン顔料、イソインドリノン顔
料、チオインジゴ顔料を挙げることができ、無機顔料と
しては、カーボンブラック、酸化鉄、鉛白、鉛丹、群
青、紺青、酸化コバルト、二酸化チタン、二酸化チタン
被覆雲母、ストロンチウムクロメート、チタニウムイエ
ロー、チタンブラック、ジンククロメート、鉄黒、モリ
ブデンレッド、モリブデンホワイト、リトポン、エメラ
ルドグリーン、カドミウムイエロー、カドミウムレッ
ド、コバルトブルー等を挙げることができる。
【0008】このような顔料は,顔料生成後の水性スラ
リー、ウェットケーキの状態にて用いてもよく,また、
このスラリーをスプレードライ等の乾燥により粉末化し
たものでもよい。しかしながら、記録液の製造にあたっ
ては、顔料の粒子径が小さいほうが記録液としての飛翔
安定性が良好なため、粒子径を微細化したものが好まし
い。あるいは,分散の工程にて微細化できる顔料を選択
することが好ましい。好ましい顔料の粒子径としては,
遠心沈降法による平均粒径において0.2μm以下、さ
らに好ましくは、0.1μm以下である。このような粒
径であると、記録液の製造においての濾過操作が容易で
あり,記録液の貯蔵における沈降も少なくなる。顔料の
配合量はインクジェット用記録液の全組成を基準として
0.5〜10重量%、好ましくは2〜4重量%を配合す
る。
【0009】本発明にて一般式(1)の顔料分散剤は、
記録液の顔料分散をより微細化、安定化し、ノズルから
の吐出安定性、保存安定性を良好にする。一般式(1)
中Pで表される有機色素残基を構成する有機色素として
はフタロシアニン系、不溶性アゾ系、アゾレーキ系、ア
ントラキノン系、キナクリドン系、ジオキサジン系、ジ
ケトピロロピロール系、アントラピリミジン系、アンサ
ンスロン系、インダンスロン系、フラバンスロン系、ペ
リノン系、ペリレン系、チオインジゴ系等がある。これ
らの色素は任意に選択することができるが使用する顔料
に近い色相を有するものを使用した方が工業的に有利で
ある。また、複素環残基を構成する複素環としては、例
えば、チオフェン、フラン、キサンテン、ピロール、イ
ミダゾール、イソインドリン、イソインドリノン、ベン
ズイミダゾロン、インドール、キノリン、カルバゾー
ル、アクリジン、アクリドン、アントラキノン等があ
る。Pが複素環の場合、一般式(1)の顔料分散剤は、
ほとんど着色していないものが得られるため、汎用性の
点で好ましい。
【0010】XはS、C、N、O、Hから選ばれる2〜
15個の原子で構成される化学的に合理的な組み合わせ
からなる2価の結合基であり、例えば、−SO2 −、−
CO−、−CH2 −、−O−、−COO−、−NH−又
はこれらの組み合わせであり、好ましくは−SO2 −、
−CO−、−CH2 −、−CH2 NHCOCH2 −等が
ある。R1 、R2 がアルキル基の場合、メチル基、エチ
ル基、プロピル基、ブチル基等の低級アルキル基が好ま
しい。これらのアルキル基は最大で炭素数18までの範
囲で分岐していてもよく、置換されていてもよい。さら
に場合によってはR1、R2 が連結してさらにN、Oま
たはSを含む5員または6員の複素環を形成していても
よい。顔料分散剤の配合量はインクジェット用記録液の
全組成を基準として0.001〜5重量%を配合するこ
とが好ましい。
【0011】本発明の顔料分散剤は乾燥した粉末状で顔
料の分散時に使用してもよいし、あらかじめ顔料と混合
して使用してもよい。溶媒または鉱酸、有機酸水溶液に
溶解あるいは分散したものを使用する場合は、顔料の水
または溶剤のスラリーに添加し顔料の表面に吸着させる
か、あるいはアゾ顔料においてはカップリング中、フタ
ロシアニン顔料、キナクリドン顔料及びジオキサジン顔
料などにおいてはソルトミリング法および硫酸溶解法な
どの顔料化工程中に顔料分散剤の粉末あるいは溶液ある
いは分散液を添加し顔料の表面に吸着させ濾過後必要に
応じて乾燥する方法によって得られる顔料組成物として
使用してもよい。
【0012】本発明において水性樹脂は、顔料の分散の
安定性および記録液の被印刷体への定着を良好にするた
め用いることができる。水性樹脂としては、水に溶解す
る水溶解性の樹脂および水に分散性の樹脂を単独ないし
混合して用いることができる。このような樹脂として
は、アクリル共重合体系、ポリエステル系、ポリアミド
系、ポリウレタン系等の水に溶解する水溶解性の樹脂お
よび水に分散性の樹脂が挙げられる。これらの樹脂は、
必要に応じ、アンモニウム、アミン、無機アルカリ等の
中和剤を適宜調整して加えることができる。
【0013】アクリル共重合体系樹脂は(メタ)アクリ
ル酸アルキルエステル50〜80重量%、アクリル酸、
メタクリル酸、マレイン酸、イタコン酸等のカルボン酸
含有単量体5〜30重量%およびその他の単量体0〜2
0重量%を乳化重合または水溶性溶媒中で溶液重合して
得られる、重量平均分子量5000〜300000、酸
価が1〜200の樹脂である。上記(メタ)アクリル酸
アルキルエステルとしては、(メタ)アクリル酸メチ
ル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸プ
ロピル、(メタ)アクリル酸n−ブチル、(メタ)アク
リル酸イソプロピル、(メタ)アクリル酸イソブチル、
(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシル、(メタ)アク
リル酸n−ヘキシル、(メタ)アクリル酸ラウリル等が
ある。上記その他のモノマーとしては、(メタ)アクリ
ル酸2−ヒドロキシエチル、(メタ)アクリル酸2−ヒ
ドロキシプロピル、アクリルアミド、N−メチロールア
クリルアミド、ジアセトンアクリルアミド、グリシジル
(メタ)アクリレート、スチレン、ビニルトルエン、酢
酸ビニル、アクリロニトリル、ビニルアルコール、エチ
レン等がある。水性樹脂はインクジェット用記録液の全
組成を基準として0.1〜10重量%、好ましくは0.
5〜3重量%を配合する。
【0014】本発明において、界面活性剤としては、ア
ニオン性,非イオン性,カチオン性,両イオン性活性剤
を用いることができる。アニオン性活性剤としては、脂
肪酸塩、アルキル硫酸エステル塩、アルキルアリールス
ルホン酸塩、アルキルナフタレンスルホン酸塩、ジアル
キルスルホン酸塩、ジアルキルスルホコハク酸塩、アル
キルジアリールエーテルジスルホン酸塩、アルキルリン
酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、ポ
リオキシエチレンアルキルアリールエーテル硫酸塩、ナ
フタレンスルホン酸フォルマリン縮合物、ポリオキシエ
チレンアルキルリン酸エステル塩、グリセロールボレイ
ト脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセロール脂
肪酸エステル等を例示できる。非イオン性活性剤として
は、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシ
エチレンアルキルアリールエーテル、ポリオキシエチレ
ンオキシプロピレンブロックコポリマー、ソルビタン脂
肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エ
ステル、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステ
ル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン脂
肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルアミン、フ
ッ素系、シリコン系等の非イオン性活性剤が例示でき
る。カチオン性活性剤としては、アルキルアミン塩、第
4級アンモニウム塩、アルキルピリジニウム塩、アルキ
ルイミダゾリウム塩等を例示できる。両イオン性活性剤
としては、アルキルベタイン、アルキルアミンオキサイ
ド、ホスファジルコリン等が例示できる。界面活性剤は
インクジェット用記録液の全組成を基準として0.1〜
10重量%、好ましくは0.5〜3重量%を配合する。
【0015】本発明の記録液は、顔料、水、顔料分散
剤、水性樹脂、界面活性剤の他に水性溶剤、浸透剤、防
腐剤等を配合してもよく、更に必要に応じ、染料等の着
色補助剤、キレート剤、PH調整剤、消泡剤等を添加す
ることができる。染料としては、顔料の色相の調整、濃
度の付与等を目的として耐水性、耐光性に問題の無いよ
うな形にて使用できる。染料の使用によっては、顔料の
分散の安定性を悪くすることもあるので、顔料の40重
量%以下、このましくは25重量%以下の使用に止める
必要がある。染料としては、酸性染料、塩基性染料、直
接染料、反応性染料、分散染料、含金属染料等があげら
れる。これらの染料は、無機塩の除去された精製染料が
好ましい。
【0016】水性溶剤としては、記録液のノズル部分で
の乾燥,記録液の固化を防止し、安定定な記録液の噴射
およびノズルの経時での乾燥を防止するものである。こ
のような水性溶剤としては、エチレングリコール、ジエ
チレングリコール、プロピレングリコール、トリエチレ
ングリコール、ポリエチレングリコール、グリセリン
ン、テトラエチレングリコール、ジプロピレングリコー
ル、ケトンアルコール、エチレングリコールモノブチル
エーテル、エチレングリコールモノブチルエーテルエチ
レングリコールモノエチルエーテル、1,2─ヘキサン
ジオール、N−メチル─2─ピロリドン、置換ピロリド
ン、2,4,6─ヘキサントリオール、テトラフルフリ
ルアルコール、4─メトキシ─4メチルペンタノン等を
挙げることができる。また、記録液の紙での乾燥を速め
る目的においては、メタノール,エタノール、イソプロ
ピルアルコール等のアルコール類も用いることができ
る。これらの水性溶剤は、単独ないし混合してインクジ
ェット記録液の全組成を基準として2〜50重量%の範
囲にて用いる。記録液の媒体である水は、金属イオン等
を除去したイオン交換水ないし蒸留水を用いる。その他
の添加剤として、尿素、ジメチル尿素等を加えることも
できる。
【0017】記録液の被印刷体が紙のようなときには、
紙への記録液の浸透を速め見掛けの乾燥性を速くするた
め浸透剤を加えることができる。このような浸透剤とし
ては、水性溶剤として記述したジエチレングリコールモ
ノブチルエーテル等のグリコールエーテル、アルキレン
グリコール、ポリエチレングリコールモノラウリルエー
テル、ラウリル硫酸ナトリウム、ドデシルベンゼンスル
ホン酸ナトリウム、オレイン酸ナトリウム、ジオクチル
スルホコハク酸ナトリウム等を用いることができる。こ
れらは、記録液の5重量%以下の使用量で十分な効果が
あり、これよりも多いと印字の滲み、紙抜け(プリント
スルー)を起こし好ましくない。
【0018】防腐剤は、記録液の腐敗、黴の発生を防止
するものであり,デヒドロ酢酸ナトリウム、安息香酸ナ
トリウム、ソジウムピリジンチオン─1─オキサイド、
ジンクピリジンチオン─1─オキサイド、1,2─ベン
ズイソチアゾリン─3─オン、1─ベンズイソチアゾリ
ン─3─オンのアミン塩等が用いられる。これらは,記
録液の0.05〜1.0重量%程度用いることが好まし
い。キレート剤は、記録液中の金属イオンを封鎖し、ノ
ズル部での金属の析出や記録液中で不溶解性物の析出等
を防止するものであり、エチレンジアミンテトラアセテ
ィックアシド、エチレンジアミンテトラアセティックア
シドのナトリウム塩、エチレンジアミンテトラアセティ
ックアシドのジアンモニウム塩、エチレンジアミンテト
ラアセティックアシドのテトラアンモニウム塩等を0.
005〜0.5重量%用いることが好ましい。
【0019】また,記録液のPHを所望のPHに調整
し、記録液の安定ないし、記録装置中の記録液配管との
安定性を得るため、アミン、無機塩、アンモニア等の調
整剤、リン酸等の緩衝液を用いることができる。また,
記録液の循環、あるいは、移動、また、記録液の製造時
の泡の発生を防止するため消泡剤を添加することもでき
る。
【0020】本発明の記録液の製造方法としては、顔料
と顔料分散剤を水性樹脂の分散液ままたは溶液、または
界面活性剤溶液に配合するのが最も簡便である。あるい
は顔料の水または溶剤のスラリーに添加し顔料の表面に
吸着させるか、あるいはアゾ顔料においてはカップリン
グ中、フタロシアニン顔料、キナクリドン顔料及びジオ
キサジン顔料などにおいてはソルトミリング法および硫
酸溶解法などの顔料化工程中に顔料分散剤の粉末あるい
は溶液あるいは分散液を添加し顔料の表面に吸着させ濾
過後必要に応じて乾燥する方法によって得られる顔料組
成物を水性樹脂の分散液または溶液に配合することもで
きる。顔料または顔料組成物を水性樹脂の分散液または
溶液に分散させるには、ペイントシェーカー、ボールミ
ル、アトライター、サンドミル、ジェットミル等の分散
機を使用することが好ましい。
【0021】また、顔料、顔料分散剤および水性樹脂ま
たは界面活性剤とをニーダー、二本ロールミルにてあら
かじめ良く混練した後、サンドミル、アトライター等の
分散機にてさらに分散してもよい。この場合、顔料配合
量が10〜50重量%、好ましくは10〜30重量%、
水性樹脂および/または界面活性剤が2.5〜20重量
%を配合した顔料濃縮物を使用することが好ましい。こ
うして得られた分散体を、適宜、水にて希釈、必要な添
加剤を混合する。混合された記録液は、希釈の前あるい
は後で、孔径1.0μm以下のフィルターにて濾過す
る。好ましく、0.45μm以下のフィルターにて濾過
する。フィルターの濾過に先立って,遠心分離による濾
過を用いることもでき、これは、フィルターによる濾過
における目詰まりを少なくし、フィルター交換が容易と
なる。記録液は、記録装置の方式にもよるが、粘度0.
8〜15cps(25℃)の液体として調整する。表面
張力は、25〜60dyn/cmである。PHは、特に
制約されないが4〜12の範囲であり、このましくは、
7〜9の弱アルカリ性が好ましい。
【0022】本発明により製造される記録液は、水性で
ありながら耐水性が著しく良好であるのでインクジェッ
ト用記録液として好適に用いられ、オフィスにおける書
類の作成をはじめ、郵便物の宛名書き、ダンボールのマ
ーキング、ナンバリング、バーコード等の分野にて利用
することができる。また、染料によって製造された記録
液に較べ耐光性も良好であり、記録物の保存性の優位な
カラー画像を形成することができる。一般式(1)にて
示される化合物の代表例を表1に示した。
【0023】
【表1】
【0024】
【実施例】以下、実施例に基づき、本発明をさらに詳細
に説明する。実施例中、部および%は、重量部および重
量%をそれぞれ表す。 〔実施例1〕下記の原料を混合し、ペイントシェーカー
を用いて12時間分散し、水分散インクジェット記録液
の濃縮液を作製した。 リオノールブルー FG−7330(顔料 東洋インキ製造社製)19.0部 ジョンクリル61J(スチレンアクリル共重合体 固形分31.0% ジョン ソンポリマー社製) 16.4部 エマルゲンA−90 (非イオン性界面活性剤 花王社製) 5.0部 顔料分散剤 a 1.0部 イオン交換水 58.6部 上記濃縮液と下記のものとを混合し、ジエチレングリコ
ールモノブチルエーテルを適宜、加えて、粘度2.5c
ps(25℃)、表面張力40dyn/cmに調整し
た。後に、1.0μmメンブランフィルターを用いて濾
過し、さらに0.45μmメンブランフィルターを用い
て濾過して水分散インクジェット記録液を作製した。 上記濃縮液 12.5部 エマポリーTYN−40(スチレンアクリル共重合体 固形分44.8% 岐 阜セラック製造所製) 5.5部 グリセリン 10.0部 イオン交換水 72.0部
【0025】〔実施例2〜4〕実施例1に準じて化合物
b〜dを用いて水分散インクジェット記録液を作製し
た。
【0026】〔実施例5〕下記の原料を混合し、ペイン
トシェーカーを用いて24時間分散し、水分散インクジ
ェット記録液の濃縮液を作製した。 ホスタパーム ピンク E(顔料 ヘキスト社製) 19.4部 ジョンクリル62(スチレンアクリル共重合体 固形分34.0% ジョンソ ンポリマー社製) 14.7部 エマルゲンA−90 5.0部 顔料分散剤 e 0.6部 イオン交換水 60.3部 上記濃縮液と下記のものとを混合し、ジエチレングリコ
ールモノブチルエーテルを適宜、加えて、粘度2.5c
ps(25℃)、表面張力40dyn/cmに調整し
た。後に、1.0μmメンブランフィルターを用いて濾
過し、さらに0.45μmメンブランフィルターを用い
て濾過して水分散インクジェット記録液を作製した。 上記濃縮液 12.5部 エマポリーTYN−40 5.5部 グリセリン 10.0部 イオン交換水 72.0部
【0027】〔実施例6〜8〕実施例5に準じて化合物
f〜hを用いて水分散インクジェット記録液を作製し
た。
【0028】〔実施例9〕下記の原料を混合し、ペイン
トシェーカーを用いて24時間分散し、水分散インクジ
ェット記録液の濃縮液を作製した。 ハンザブリリアントエロー 5GX02 (顔料 ヘキスト社製)19.0部 ジョンクリル62 8.8部 エマルゲンA−90 7.0部 顔料分散剤 i 1.0部 イオン交換水 64.2部 上記濃縮液と下記のものとを混合し、ジエチレングリコ
ールモノブチルエーテルを適宜、加えて、粘度2.5c
ps(25℃)、表面張力40dyn/cmに調整し
た。後に、1.0μmメンブランフィルターを用いて濾
過し、さらに0.45μmメンブランフィルターを用い
て濾過して水分散インクジェット記録液を作製した。 上記濃縮液 12.5部 エマポリーTYN−40 5.5部 グリセリン 10.0部 イオン交換水 72.0部
【0029】〔実施例10〕実施例9に準じて化合物j
を用いて水分散インクジェット記録液を作製した。 〔実施例11〕下記の原料を混合し、ペイントシェーカ
ーを用いて24時間分散し、水分散インクジェット記録
液の濃縮液を作製した。 イルガジンエロー2GLTE (顔料 チバ社製) 19.0部 ジョンクリル62 8.8部 エマルゲンA−90 7.0部 顔料分散剤 k 1.0部 イオン交換水 64.2部 上記濃縮液と下記のものとを混合し、ジエチレングリコ
ールモノブチルエーテルを適宜、加えて、粘度2.5c
ps(25℃)、表面張力40dyn/cmに調整し
た。後に、1.0μmメンブランフィルターを用いて濾
過し、さらに0.45μmメンブランフィルターを用い
て濾過して水分散インクジェット記録液を作製した。 上記濃縮液 12.5部 エマポリーTYN−40 5.5部 グリセリン 10.0部 イオン交換水 72.0部
【0030】〔実施例12〕実施例11に準じて化合物
lを用いて水分散インクジェット記録液を作製した。 〔実施例13〕下記の原料を混合し、ペイントシェーカ
ーを用いて24時間分散し、水分散インクジェット記録
液の濃縮液を作製した。 ホスタパームバイオレットRLスペシャル(顔料 ヘキスト社製)14.5部 ジョンクリル61J 16.1部 エマルゲンA−90 5.0部 顔料分散剤 m 1.5部 イオン交換水 62.9部 上記濃縮液と下記のものとを混合し、ジエチレングリコ
ールモノブチルエーテルを適宜、加えて、粘度2.5c
ps(25℃)、表面張力40dyn/cmに調整し
た。後に、1.0μmメンブランフィルターを用いて濾
過し、さらに0.45μmメンブランフィルターを用い
て濾過して水分散インクジェット記録液を作製した。 上記濃縮液 15.0部 エマポリーTYN−40 5.5部 グリセリン 10.0部 イオン交換水 69.5部 〔実施例14〕実施例13に準じて化合物nを用いて水
分散インクジェット記録液を作製した。
【0031】〔実施例15〕下記の原料を混合し、ペイ
ントシェーカーを用いて24時間分散し、水分散インク
ジェット記録液の濃縮液を作製した。 モナーク 800 (顔料 キャボット社製) 14.5部 ジョンクリル61J 16.1部 エマルゲンA−90 5.0部 顔料分散剤 a 1.5部 イオン交換水 62.9部 上記濃縮液と下記のものとを混合し、ジエチレングリコ
ールモノブチルエーテルを適宜、加えて、粘度2.5c
ps(25℃)、表面張力40dyn/cmに調整し
た。後に、1.0μmメンブランフィルターを用いて濾
過し、さらに0.45μmメンブランフィルターを用い
て濾過して水分散インクジェット記録液を作製した。 上記濃縮液 15.0部 エマポリーTYN−40 5.5部 グリセリン 10.0部 イオン交換水 69.5部
【0032】〔比較例1〕下記の原料を混合し、ペイン
トシェーカーを用いて12時間分散し、水分散インクジ
ェット記録液の濃縮液を作製した。 リオノールブルー FG−7330 0.0部 ジョンクリル61J 16.4部 エマルゲンA−90 5.0部 イオン交換水 58.6部 上記濃縮液と下記のものとを混合し、ジエチレングリコ
ールモノブチルエーテルを適宜、加えて、粘度2.5c
ps(25℃)、表面張力40dyn/cmに調整し
た。後に、1.0μmメンブランフィルターを用いて濾
過し、さらに0.45μmメンブランフィルターを用い
て濾過して水分散インクジェット記録液を作製した。 上記濃縮液 12.5部 エマポリーTYN−40 5.5部 グリセリン 10.0部 イオン交換水 72.0部
【0033】〔比較例2〕下記の原料を混合し、ペイン
トシェーカーを用いて24時間分散し、水分散インクジ
ェット記録液の濃縮液を作製した。 ホスタパーム ピンク E 20.0部 ジョンクリル62 14.7部 エマルゲンA−90 5.0部 イオン交換水 60.3部 上記濃縮液と下記のものとを混合し、ジエチレングリコ
ールモノブチルエーテルを適宜、加えて、粘度2.5c
ps(25℃)、表面張力40dyn/cmに調整し
た。後に、1.0μmメンブランフィルターを用いて濾
過し、さらに0.45μmメンブランフィルターを用い
て濾過して水分散インクジェット記録液を作製した。 上記濃縮液 12.5部 エマポリーTYN−40 5.5部 (スチレンアクリル共重合体 固形分44.8% 岐阜セラック製造所製) グリセリン 10.0部 イオン交換水 72.0部
【0034】〔比較例3〕下記の原料を混合し、ペイン
トシェーカーを用いて24時間分散し、水分散インクジ
ェット記録液の濃縮液を作製した。 ハンザブリリアントエロー 5GX02 20.0部 ジョンクリル62 8.8部 エマルゲンA−90 7.0部 イオン交換水 64.2部 上記濃縮液と下記のものとを混合し、ジエチレングリコ
ールモノブチルエーテルを適宜、加えて、粘度2.5c
ps(25℃)、表面張力40dyn/cmに調整し
た。後に、1.0μmメンブランフィルターを用いて濾
過し、さらに0.45μmメンブランフィルターを用い
て濾過して水分散インクジェット記録液を作製した。 上記濃縮液 12.5部 エマポリーTYN−40 5.5部 グリセリン 10.0部 イオン交換水 72.0部
【0035】〔比較例4〕下記の原料を混合し、ペイン
トシェーカーを用いて24時間分散し、水分散インクジ
ェット記録液の濃縮液を作製した。 イルガジンエロー2GLTE 20.0部 ジョンクリル62 8.8部 エマルゲンA−90 7.0部 イオン交換水 64.2部 上記濃縮液と下記のものとを混合し、ジエチレングリコ
ールモノブチルエーテルを適宜、加えて、粘度2.5c
ps(25℃)、表面張力40dyn/cmに調整し
た。後に、1.0μmメンブランフィルターを用いて濾
過し、さらに0.45μmメンブランフィルターを用い
て濾過して水分散インクジェット記録液を作製した。 上記濃縮液 15.0部 エマポリーTYN−40 5.5部 グリセリン 10.0部 イオン交換水 69.5部
【0036】〔比較例5〕下記の原料を混合し、ペイン
トシェーカーを用いて24時間分散し、水分散インクジ
ェット記録液の濃縮液を作製した。 ホスタパームバイオレットRLスペシャル 16.0部 ジョンクリル61J 16.1部 エマルゲンA−90 5.0部 イオン交換水 62.9部 上記濃縮液と下記のものとを混合し、ジエチレングリコ
ールモノブチルエーテルを適宜、加えて、粘度2.5c
ps(25℃)、表面張力40dyn/cmに調整し
た。後に、1.0μmメンブランフィルターを用いて濾
過し、さらに0.45μmメンブランフィルターを用い
て濾過して水分散インクジェット記録液を作製した。 上記濃縮液 15.0部 エマポリーTYN−40 5.5部 グリセリン 10.0部 イオン交換水 69.5部
【0037】〔比較例6〕下記の原料を混合し、ペイン
トシェーカーを用いて24時間分散し、水分散インクジ
ェット記録液の濃縮液を作製した。 モナーク 800 16.0部 ジョンクリル61J 16.1部 エマルゲンA−90 5.0部 イオン交換水 62.9部 上記濃縮液と下記のものとを混合し、ジエチレングリコ
ールモノブチルエーテルを適宜、加えて、粘度2.5c
ps(25℃)、表面張力40dyn/cmに調整し
た。後に、1.0μmメンブランフィルターを用いて濾
過し、さらに0.45μmメンブランフィルターを用い
て濾過して水分散インクジェット記録液を作製した。 上記濃縮液 15.0部 エマポリーTYN−40 5.5部 グリセリン 10.0部 イオン交換水 69.5部
【0038】実施例1〜14、比較例1〜6に準じて作
製した水分散インクジェット記録液の保存安定性として
顔料の沈降の有無、粘度変化を調べると共にエプソン社
製HG5130のカートリッジに充填して印字を行い、
目詰まり性をテストした。 保存安定性 記録液30ccをねじ口瓶(日電理化硝子(株))にと
り、60℃にて1カ月間放置した後、顔料の沈降の有無
を調べると共にB型粘度計(東京計器(株))で25℃
における粘度を測定した。 顔料の沈降無し ○ 顔料の沈降有り × 粘度 粘度変化無し ○ 僅かに増粘 △ 増粘 ×
【0039】目詰まり性 連続1時間打ち出しを行い目詰まり発生の有無を調べた 目詰まり発生無し ○ 打ち出し開始後、15分から30分で目詰まり発生 △ 打ち出し開始後、15分以内で目詰まり発生 × 上記評価結果を表2に示す。
【0040】
【表2】
【発明の効果】本発明により、水を媒体としながら、耐
水性の良好な記録物を与える記録液が得られるようにな
った。これにより、被記録体の制約が非常に少なくな
り、従来の被記録体の影響により耐水性の不足を生じる
ことの多かった水性記録液の用途への拡大が可能になっ
た。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浦木 久嗣 東京都中央区京橋二丁目3番13号 東洋イ ンキ製造株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顔料、水性樹脂、界面活性剤および下記
    一般式(1)で表される顔料分散剤を水中に分散させて
    なることを特徴とするインクジェット用記録液。 一般式(1) P−〔X−Y−Z−N(R1 )R2 n (但し、式中、Pは有機色素残基または複素環残基、ま
    たは芳香族多環化合物残基、XはS、C、N、O、Hか
    ら選ばれる2〜15個の原子で構成される化学的に合理
    的な組み合わせからなる2価の結合基、Yは直接結合ま
    たは−N(R)−(但し、RはHまたは炭素数1〜18
    のアルキル基またはZ−N(R1 )R2 ) または−O−、Zは炭素数1〜6のアルキレン基、
    1 、R2 はそれぞれ独立に、置換されていてもよい炭
    素数1〜18のアルキル基またはR1 、R2 とでN、O
    またはSを含んでもよい置換されていてもよい複素環、
    nは1〜3の整数をそれぞれ表す。)
  2. 【請求項2】 インクジェット記録液の全組成を基準と
    して、顔料0.5〜10重量%、水性樹脂0.1〜10
    重量%、界面活性剤0.1〜10重量%および一般式
    (1)で表される顔料分散剤0.001〜5重量%を含
    む請求項1記載のインクジェット用記録液。
  3. 【請求項3】 さらに、水性溶剤をインクジェット記録
    液の全組成を基準として2〜50重量%含む請求項1又
    は請求項2記載のインクジェット用記録液。
  4. 【請求項4】 水性樹脂がアクリル共重合体系樹脂であ
    る請求項1ないし請求項3記載のインクジェット用記録
    液。
  5. 【請求項5】 顔料と一般式(1)で表される顔料分散
    剤と水性樹脂または界面活性剤を含む顔料分が10〜5
    0重量%の顔料濃縮液を水中に分散処理した後、所定の
    顔料濃度に希釈し、孔径1.0μm以下のフィルターに
    て濾過することを特徴とする請求項1ないし請求項4記
    載のインクジェット用記録液の製造方法。
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