JP2015067811A - インクジェット記録用水性インク及びインクカートリッジ - Google Patents

インクジェット記録用水性インク及びインクカートリッジ Download PDF

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Abstract

【課題】 粘度を上昇させることなく、黴等の微生物繁殖が抑制され、かつ、彩度、再分散性及び保存安定性にも優れた顔料を用いたインクジェット記録用水性インクを提供する。
【解決手段】 顔料及び水を含むインクジェット記録用水性インクであって、さらに、前記水性インクが、炭素原子数が4〜6の1,2−アルカンジオールと、イソチアゾリン環を含む化合物と、式(1)で表される界面活性剤とを含み、炭素原子数4〜6の1,2−アルカンジオール及び式(1)で表される界面活性剤が、下記(A)〜(C)の条件を満たすように配合されていることを特徴とする。

(A) 8≦x≦30
(B) 0.1≦y≦7
(C) y≦−0.4x+13
x:炭素原子数が4〜6の1,2−アルカンジオールの配合量(重量%)
y:式(1)で表される界面活性剤の配合量(重量%)

R−O−(CH−CH−O)−H (1)

【選択図】 なし

Description

本発明は、インクジェット記録用水性インク及びインクカートリッジに関する。
顔料を用いたインクジェット記録用水性インク(以下、「水性顔料インク」と言うことがある。)において、黴等の微生物繁殖によるインクジェットヘッドのノズルの目詰まりを抑制するために、防黴剤を添加することが提案されている(特許文献1)。
特開平10−77431号公報
ところで、前記水性顔料インクには、黴等の微生物繁殖の抑制に加えて、さらなる彩度の向上が求められる。本発明者らは、前記水性顔料インクに、多量の1,2−アルカンジオールを添加することにより、彩度を向上可能であることを見出した。しかしながら、前記水性顔料インクにおいて、防黴剤と、彩度向上のために必要な量の1,2−アルカンジオールとを併用すると、前記水性顔料インクの粘度が上昇し、また、再分散性及び保存安定性も低下する。
そこで、本発明は、粘度を上昇させることなく、黴等の微生物繁殖が抑制され、かつ、彩度、再分散性及び保存安定性にも優れた顔料を用いたインクジェット記録用水性インクを提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明のインクジェット記録用水性インクは、
顔料及び水を含むインクジェット記録用水性インクであって、
さらに、前記水性インクが、
炭素原子数が4〜6の1,2−アルカンジオールと、
イソチアゾリン環を含む化合物と、
式(1)で表される界面活性剤とを含み、
炭素原子数が4〜6の1,2−アルカンジオール及び式(1)で表される界面活性剤が、下記(A)〜(C)の条件を満たすように配合されていることを特徴とする。

(A) 8≦x≦30
(B) 0.1≦y≦7
(C) y≦−0.4x+13
x:水性インク全量に対する炭素原子数が4〜6の1,2−アルカンジオールの配合量(重量%)
y:水性インク全量に対する式(1)で表される界面活性剤の配合量(重量%)

R−O−(CH−CH−O)−H (1)
式(1)において、
Rは、分岐アルキル基又はジスチレン化フェニル基であり、
nは、自然数である。
本発明によれば、炭素原子数が4〜6の1,2−アルカンジオールと、防黴剤として機能するイソチアゾリン環を含む化合物と、式(1)で表される界面活性剤とを併用した水性顔料インクにおいて、炭素原子数が4〜6の1,2−アルカンジオール及び式(1)で表される界面活性剤を、前記(A)〜(C)の条件を満たすように配合することで、粘度を上昇させることなく、黴等の微生物繁殖が抑制され、かつ、彩度、再分散性及び保存安定性にも優れたインクジェット記録用水性インクを得ることが可能である。
図1は、本発明のインクジェット記録装置の構成の一例を示す概略斜視図である。
本発明において、インクジェット記録用水性インク(以下、「水性インク」又は「インク」と言うことがある。)の再分散性とは、例えば、水性インクが一度蒸発乾固し、固形物が生じた後、新たに水性インクと接触した際の前記固形物の溶解性及び分散性を意味する。水性インクの再分散性は、例えば、後述の実施例に記載の方法で測定できる。
本発明の水性インクについて説明する。本発明の水性インクは、顔料及び水を含む。
本発明において、前記顔料は、限定されず、例えば、カーボンブラック、無機顔料及び有機顔料等があげられる。前記カーボンブラックとしては、例えば、ファーネスブラック、ランプブラック、アセチレンブラック、チャンネルブラック等があげられる。前記無機顔料としては、例えば、酸化チタン、酸化鉄系及びカーボンブラック系等をあげることができる。前記有機顔料としては、例えば、アゾレーキ、不溶性アゾ顔料、縮合アゾ顔料、キレートアゾ顔料等のアゾ顔料;フタロシアニン顔料、ペリレン及びペリノン顔料、アントラキノン顔料、キナクリドン顔料、ジオキサジン顔料、チオインジゴ顔料、イソインドリノン顔料、キノフタロン顔料等の多環式顔料;塩基性染料型レーキ顔料、酸性染料型レーキ顔料等の染料レーキ顔料;ニトロ顔料、ニトロソ顔料、アニリンブラック昼光蛍光顔料等があげられる。また、その他の顔料であっても水相に分散可能なものであれば使用できる。これらの顔料の具体例としては、例えば、C.I.ピグメントブラック1、6及び7;C.I.ピグメントイエロー1、2、3、12、13、14、15、16、17、55、73、74、75、83、93、94、95、97、98、114、128、129、138、150、151、154、180、185及び194;C.I.ピグメントオレンジ31及び43;C.I.ピグメントレッド2、3、5、6、7、12、15、16、48、48:1、53:1、57、57:1、112、122、123、139、144、146、149、166、168、175、176、177、178、184、185、190、202、221、222、224及び238;C.I.ピグメントバイオレット196;C.I.ピグメントブルー1、2、3、15、15:1、15:2、15:3、15:4、16、22及び60;C.I.ピグメントグリーン7及び36等があげられる。本発明の水性インクは、前記顔料を分散剤で水に分散させたものであってもよい。前記分散剤としては、例えば、一般的な高分子分散剤等を用いてよい。また、本発明の水性インクにおいて、前記顔料は、高分子によりカプセル化されたものであってもよい。
前記顔料は、自己分散型顔料であってもよい。前記自己分散型顔料は、例えば、顔料粒子にカルボニル基、ヒドロキシル基、カルボン酸基、スルホン酸基、リン酸基等の親水性官能基及びそれらの塩の少なくとも一種が、直接又は他の基を介して化学結合により導入されていることによって、分散剤を使用しなくても水に分散可能なものである。前記自己分散型顔料は、例えば、特開平8−3498号公報、特表2000−513396号公報、特表2008−524400号公報、特表2009−515007号公報等に記載の方法によって顔料が処理されたものを用いることができる。前記自己分散型顔料の原料としては、無機顔料及び有機顔料のいずれも使用することができる。また、前記処理を行うのに適した顔料としては、例えば、三菱化学(株)製の「MA8」及び「MA100」等のカーボンブラックがあげられる。前記自己分散型顔料は、例えば、市販品を用いてもよい。前記市販品としては、例えば、キャボット・スペシャルティ・ケミカルズ社製の「CAB−O−JET(登録商標)200」、「CAB−O−JET(登録商標)250C」、「CAB−O−JET(登録商標)260M」、「CAB−O−JET(登録商標)270Y」、「CAB−O−JET(登録商標)300」、「CAB−O−JET(登録商標)400」、「CAB−O−JET(登録商標)450C」、「CAB−O−JET(登録商標)465M」及び「CAB−O−JET(登録商標)470Y」;オリエント化学工業(株)製の「BONJET(登録商標)BLACK CW−2」及び「BONJET(登録商標)BLACK CW−3」;東洋インキ製造(株)製の「LIOJET(登録商標)WD BLACK 002C」;等があげられる。
前記水性インク全量に対する前記顔料の固形分配合量(顔料固形分量)は、特に限定されず、例えば、所望の光学濃度又は色彩等により、適宜決定できる。前記顔料固形分量は、例えば、0.1重量%〜20重量%であり、好ましくは、1重量%〜15重量%であり、より好ましくは、2重量%〜10重量%である。
前記水性インクは、顔料以外の着色剤を含んでもよい。前記顔料以外の着色剤としては、例えば、染料等があげられる。
前記水は、イオン交換水又は純水であることが好ましい。前記水性インク全量に対する前記水の配合量(水割合)は、例えば、10重量%〜90重量%であり、好ましくは、40重量%〜80重量%である。前記水割合は、例えば、他の成分の残部としてもよい。
前述のとおり、前記水性インクは、さらに、炭素原子数が4〜6の1,2−アルカンジオールと、イソチアゾリン環を含む化合物と、式(1)で表される界面活性剤とを含む。
炭素原子数が4〜6の1,2−アルカンジオールとしては、1,2−ブタンジオール(1,2BDL)、1,2−ペンタンジオール(1,2PeDL)、1,2−ヘキサンジオール(1,2HDL)があげられ、1,2PeDL、1,2HDLが好ましい。炭素原子数が4〜6の1,2−アルカンジオールは、1種類を単独で用いてもよいし、2種類以上を併用してもよい。
前記イソチアゾリン環を含む化合物としては、例えば、1,2−ベンゾイソチアゾリン−3−オン(BIT)、5−クロロ−2−メチルイソチアゾリン−3−オン(CMIT)、2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン(MIT)及びこれらの誘導体等があげられ、安全性の点から、BITが特に好ましい。前記イソチアゾリン環を含む化合物は、1種類を単独で用いてもよいし、2種類以上を併用してもよい。
前記水性インク全量に対する前記イソチアゾリン環を含む化合物の配合量は、例えば、0.01重量%〜0.1重量%であり、好ましくは、0.01重量%〜0.05重量%であり、より好ましくは、0.01重量%〜0.04重量%である。
式(1)で表される界面活性剤としては、例えば、市販品を用いてもよい。前記市販品としては、例えば、花王(株)製のエマルゲン(登録商標) 2020G−HA(ポリオキシエチレン(20)オクチルドデシルエーテル、式(1a)で表される界面活性剤)及びA−90(ポリオキシエチレンジスチレン化フェニルエーテル、式(1b)で表される化合物)等があげられる。式(1)で表される界面活性剤は、1種類を単独で用いてもよいし、2種類以上を併用してもよい。
Figure 2015067811
Figure 2015067811
炭素原子数が4〜6の1,2−アルカンジオール及び式(1)で表される界面活性剤は、下記(A)〜(C)の条件を満たすように配合されている。炭素原子数が4〜6の1,2−アルカンジオールと、防黴剤として機能するイソチアゾリン環を含む化合物と、式(1)で表される界面活性剤とを併用した水性顔料インクにおいて、炭素原子数が4〜6の1,2−アルカンジオール及び式(1)で表される界面活性剤を、下記(A)〜(C)の条件を満たすように配合することで、粘度を上昇させることなく、黴等の微生物繁殖が抑制され、かつ、彩度、再分散性及び保存安定性にも優れた水性インクを得ることが可能である。式(1)で表される界面活性剤を含ませることで、粘度が上昇せず、再分散性及び保存安定性にも優れるメカニズムは、例えば、つぎのように推測される。すなわち、式(1)で表される界面活性剤の分子中の分岐アルキル基又はジスチレン化フェニル基が、顔料粒子とイソチアゾリン環を含む化合物との間に入りこむことで、粘度が上昇せず、再分散性及び保存安定性にも優れると考えられる。このメカニズムは推測であり、本発明は、この推測により限定及び制限されない。

(A) 8≦x≦30
(B) 0.1≦y≦7
(C) y≦−0.4x+13
x:水性インク全量に対する炭素原子数が4〜6の1,2−アルカンジオールの配合量(重量%)
y:水性インク全量に対する式(1)で表される界面活性剤の配合量(重量%)
さらに、炭素原子数が4〜6の1,2−アルカンジオール及び式(1)で表される界面活性剤は、下記(D)の条件を満たすように配合されていることが好ましい。下記(D)の条件を満たすことで、より彩度に優れた水性インクを得ることができる。

(D) y≧−1.08x+11.44
x:水性インク全量に対する炭素原子数が4〜6の1,2−アルカンジオールの配合量(重量%)
y:水性インク全量に対する式(1)で表される界面活性剤の配合量(重量%)
炭素原子数が4〜6の1,2−アルカンジオール及び式(1)で表される界面活性剤は、前記(A)及び(D)の条件に代えて、下記(A2)及び(D2)の条件を満たすように配合されていることがより好ましい。下記(A2)及び(D2)の条件を満たすことで、さらに彩度に優れた水性インクを得ることができる。

(A2) 15≦x≦30
(D2) y≧−0.18x+5.5
x:水性インク全量に対する炭素原子数が4〜6の1,2−アルカンジオールの配合量(重量%)
y:水性インク全量に対する式(1)で表される界面活性剤の配合量(重量%)
前記水性インクは、さらに、炭素原子数が4〜6の1,2−アルカンジオール以外の水溶性有機溶剤を含んでもよい。前記水溶性有機溶剤としては、例えば、インクジェットヘッドのノズル先端部における水性インクの乾燥を防止する湿潤剤及び記録媒体上での乾燥速度を調整する浸透剤があげられる。
前記湿潤剤は、特に限定されず、例えば、メチルアルコール、エチルアルコール、n−プロピルアルコール、イソプロピルアルコール、n−ブチルアルコール、sec−ブチルアルコール、tert−ブチルアルコール等の低級アルコール;ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド等のアミド;アセトン等のケトン;ジアセトンアルコール等のケトアルコール;テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル;ポリアルキレングリコール等のポリエーテル;アルキレングリコール、グリセリン、トリメチロールプロパン等の多価アルコール;2−ピロリドン;N−メチル−2−ピロリドン;1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン等があげられる。前記ポリアルキレングリコールは、例えば、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール等があげられる。前記アルキレングリコールは、例えば、エチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、チオジグリコール、ヘキシレングリコール等があげられる。これらの湿潤剤は、1種類を単独で用いてもよいし、2種類以上を併用してもよい。これらの中で、アルキレングリコール、グリセリン等の多価アルコールが好ましい。
前記水性インク全量に対する前記湿潤剤の配合量は、例えば、0重量%〜95重量%であり、好ましくは、5重量%〜80重量%であり、より好ましくは、5重量%〜50重量%である。
前記浸透剤は、例えば、グリコールエーテルがあげられる。前記グリコールエーテルは、例えば、エチレングリコールメチルエーテル、エチレングリコールエチルエーテル、エチレングリコール−n−プロピルエーテル、ジエチレングリコールメチルエーテル、ジエチレングリコールエチルエーテル、ジエチレングリコール−n−プロピルエーテル、ジエチレングリコール−n−ブチルエーテル、ジエチレングリコール−n−ヘキシルエーテル、トリエチレングリコールメチルエーテル、トリエチレングリコールエチルエーテル、トリエチレングリコール−n−プロピルエーテル、トリエチレングリコール−n−ブチルエーテル、プロピレングリコールメチルエーテル、プロピレングリコールエチルエーテル、プロピレングリコール−n−プロピルエーテル、プロピレングリコール−n−ブチルエーテル、ジプロピレングリコールメチルエーテル、ジプロピレングリコールエチルエーテル、ジプロピレングリコール−n−プロピルエーテル、ジプロピレングリコール−n−ブチルエーテル、トリプロピレングリコールメチルエーテル、トリプロピレングリコールエチルエーテル、トリプロピレングリコール−n−プロピルエーテル及びトリプロピレングリコール−n−ブチルエーテル等があげられる。前記浸透剤は、1種類を単独で用いてもよいし、2種類以上を併用してもよい。
前記水性インク全量に対する前記浸透剤の配合量は、例えば、0重量%〜20重量%であり、好ましくは、0.1重量%〜15重量%であり、より好ましくは、0.5重量%〜10重量%である。
前記水性インクは、必要に応じて、さらに、従来公知の添加剤を含んでもよい。前記添加剤としては、例えば、式(1)で表される界面活性剤以外の界面活性剤、pH調整剤、粘度調整剤、表面張力調整剤、イソチアゾリン環を含む化合物以外の防黴剤等があげられる。前記粘度調整剤は、例えば、ポリビニルアルコール、セルロース、水溶性樹脂等があげられる。
前記水性インクは、例えば、顔料、水、炭素原子数が4〜6の1,2−アルカンジオール、イソチアゾリン環を含む化合物及び式(1)で表される界面活性剤と、必要に応じて他の添加成分とを、従来公知の方法で均一に混合し、フィルタ等で不溶解物を除去することにより調製できる。
つぎに、本発明のインクカートリッジは、インクジェット記録用水性インクを含むインクカートリッジであって、前記水性インクが、本発明のインクジェット記録用水性インクであることを特徴とする。前記インクカートリッジの本体としては、例えば、従来公知のものを使用できる。
つぎに、本発明のインクジェット記録装置及びインクジェット記録方法について説明する。
本発明のインクジェット記録装置は、インク収容部及びインク吐出手段を含み、前記インク収容部に収容されたインクを前記インク吐出手段によって吐出するインクジェット記録装置であって、前記インク収容部に、本発明のインクジェット記録用水性インクが収容されていることを特徴とする。
本発明のインクジェット記録方法は、記録媒体に水性インクをインクジェット方式により吐出して記録するインクジェット記録方法であって、前記水性インクとして、本発明のインクジェット記録用水性インクを用いることを特徴とする。
本発明のインクジェット記録方法は、例えば、本発明のインクジェット記録装置を用いて実施可能である。前記記録は、印字、印画、印刷等を含む。
図1に、本発明のインクジェット記録装置の一例の構成を示す。図示のとおり、このインクジェット記録装置1は、4つのインクカートリッジ2と、インク吐出手段(インクジェットヘッド)3と、ヘッドユニット4と、キャリッジ5と、駆動ユニット6と、プラテンローラ7と、パージ装置8とを主要な構成要素として含む。
4つのインクカートリッジ2は、イエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの4色の水性インクを、それぞれ1色ずつ含む。例えば、前記4色の水性インクのうち、少なくとも一つが、本発明のインクジェット記録用水性インクである。ヘッドユニット4に設置されたインクジェットヘッド3は、記録媒体(例えば、記録用紙)Pに記録を行う。キャリッジ5には、4つのインクカートリッジ2及びヘッドユニット4が搭載される。駆動ユニット6は、キャリッジ5を直線方向に往復移動させる。駆動ユニット6としては、例えば、従来公知のものを使用できる(例えば、特開2008−246821号公報参照)。プラテンローラ7は、キャリッジ5の往復方向に延び、インクジェットヘッド3と対向して配置されている。
パージ装置8は、インクジェットヘッド3の内部に溜まる気泡等を含んだ不良インクを吸引する。パージ装置8としては、例えば、従来公知のものを使用できる(例えば、特開2008−246821号公報参照)。
パージ装置8のプラテンローラ7側には、パージ装置8に隣接してワイパ部材20が配設されている。ワイパ部材20は、へら状に形成されており、キャリッジ5の移動に伴って、インクジェットヘッド3のノズル形成面を拭うものである。図1において、キャップ18は、水性インクの乾燥を防止するため、記録が終了するとリセット位置に戻されるインクジェットヘッド3の複数のノズルを覆うものである。
本例のインクジェット記録装置1においては、4つのインクカートリッジ2は、ヘッドユニット4と共に、1つのキャリッジ5に搭載されている。ただし、本発明は、これに限定されない。前記インクジェット記録装置において、4つのインクカートリッジ2の各カートリッジは、ヘッドユニット4とは別のキャリッジに搭載されていてもよい。また、4つのインクカートリッジ2の各カートリッジは、キャリッジ5には搭載されず、インクジェット記録装置内に配置、固定されていてもよい。これらの態様においては、例えば、4つのインクカートリッジ2の各カートリッジと、キャリッジ5に搭載されたヘッドユニット4とが、チューブ等により連結され、4つのインクカートリッジ2の各カートリッジからヘッドユニット4に前記水性インクが供給される。
このインクジェット記録装置1を用いたインクジェット記録は、例えば、つぎのようにして実施される。まず、記録用紙Pが、インクジェット記録装置1の側方又は下方に設けられた給紙カセット(図示せず)から給紙される。記録用紙Pは、インクジェットヘッド3と、プラテンローラ7との間に導入される。導入された記録用紙Pに、インクジェットヘッド3から吐出される水性インクにより所定の記録がされる。本発明の水性インクは、粘度の上昇が抑制され、かつ、再分散性及び保存安定性にも優れるため、インクジェットヘッド3からの安定した吐出が可能である。記録後の記録用紙Pは、インクジェット記録装置1から排紙される。本発明の水性インクで記録された記録物は、彩度に優れる。図1においては、記録用紙Pの給紙機構及び排紙機構の図示を省略している。
図1に示す装置では、シリアル型インクジェットヘッドを採用するが、本発明は、これに限定されない。前記インクジェット記録装置は、ライン型インクジェットヘッドを採用する装置であってもよい。
つぎに、本発明の実施例について比較例と併せて説明する。なお、本発明は、下記の実施例及び比較例により限定及び制限されない。
[実施例1〜26及び比較例1〜15]
インク組成(表2及び表3)における、自己分散型顔料を除く成分を、均一に混合しインク溶媒を得た。つぎに、水に分散させた自己分散型顔料に前記インク溶媒を加え、均一に混合した。その後、得られた混合物を、東洋濾紙(株)製のセルロースアセテートタイプメンブレンフィルタ(孔径3.00μm)でろ過することで、実施例1〜26及び比較例1〜15のインクジェット記録用水性インクを得た。
実施例及び比較例の水性インクについて、(a)彩度評価、(b)再分散性評価、(c)保存安定性評価、(d)初期粘度評価、(e)防黴性評価及び(f)総合評価を、下記方法により実施した。
(a)彩度評価
実施例及び比較例の水性インクを、普通紙(International Paper社製のHammer Mill Laser Print 24lb)にバーコータを用いて約20g/mの割合で横約5cm×縦約10cmの領域に塗布した後、乾燥させて評価用サンプルを作成した。前記評価用サンプルの彩度(C*)を、X−Rite社製の分光測色計SpectroEye(光源:D50、視野角:2°、濃度:ANSI T)により測定し、下記評価基準に従って評価した。
Figure 2015067811
(b)再分散性評価
実施例及び比較例の水性インク10μLを、スライドガラス上に滴下した。ついで、前記スライドガラスを、温度60℃、相対湿度40%の環境下にて1日保存することで、前記水性インクを蒸発乾固させた。つぎに、前記保存後の固形物上に純水を1mL滴下した。このようにして作製した評価サンプル中の粗大粒子及び異物の有無を目視にて観察し、下記評価基準に従って再分散性を評価した。
再分散性評価 評価基準
A:粗大粒子及び異物は確認されなかった。
B:粗大粒子及び異物が確認された。
(c)保存安定性評価
実施例及び比較例の水性インクの粘度を、粘度計(東機産業(株)製のTVE−25形)を用いて、測定温度25℃の条件で測定した。ついで、別途、前記水性インクを密閉瓶に入れ、温度60℃の環境下で、3日間保存した。つぎに、前記保存後の前記水性インクの粘度を、保存前と同様にして、測定した。保存後の水性インクの保存前の水性インクに対する粘度上昇率(%)を求め、下記評価基準に従って保存安定性を評価した。
保存安定性評価 評価基準
A:粘度上昇率が、1%未満
B:粘度上昇率が、1%以上100%未満
C:粘度上昇率が、100%以上
(d)初期粘度評価
前記(c)保存安定性評価における保存前の実施例及び比較例の水性インクの粘度を、下記評価基準に従って評価した。
初期粘度評価 評価基準
G :粘度が、4.5mPa・s未満
NG:粘度が、4.5mPa・s以上
(e)防黴性評価
実施例及び比較例の水性インクを開放系で4週間常温で放置した後、フードスタンプ標準寒天(日水製薬(株)製)に塗布して、温度35℃の環境下で、3日間保存した。その後、前記標準寒天に黴のコロニーが発生しているかを目視で確認し、下記評価基準に従って防黴性を評価した。
防黴性評価 評価基準
G :コロニーの発生が無かった
NG:コロニーの発生があった
(f)総合評価
各水性インクについて、前記(a)〜(e)の結果から、下記評価基準に従って総合評価を行った。
総合評価 評価基準
G :(a)〜(c)の評価結果がいずれもA以上であり、かつ、(d)及び(e)の評価結果がGであった。
NG:(a)〜(c)の評価結果のいずれかにB以下、又は、(d)又は(e)の評価結果にNGであった。
実施例の水性インクのインク組成及び評価結果を、表2に示す。また、比較例の水性インクのインク組成及び評価結果を、表3に示す。
Figure 2015067811
Figure 2015067811
表2に示すとおり、実施例1〜26では、彩度評価、再分散性評価、保存安定性評価、初期粘度評価及び防黴性評価の結果が全て良好であった。炭素原子数が4〜6の1,2−アルカンジオール及び式(1)で表される界面活性剤が前記(D)の条件を満たすように配合された実施例1〜4、8、11〜14、20〜22、24及び26では、彩度評価の結果がより良好であった。炭素原子数が4〜6の1,2−アルカンジオール及び式(1)で表される界面活性剤が前記(A2)及び(D2)の条件を満たすように配合された実施例5〜7及び15〜19では、彩度評価の結果が特に良好であった。
一方、表3に示すとおり、式(1)で表される界面活性剤を用いなかった比較例1では、再分散性評価及び保存安定性評価の結果が悪かった。また、炭素原子数が4〜6の1,2−アルカンジオールを用いなかった比較例2では、彩度評価の結果が悪かった。そして、炭素原子数が4〜6の1,2−アルカンジオールに代えて、1,2−プロパンジオール又は1,5−ペンタンジオールを用いた比較例3及び15では、彩度評価及び再分散性評価の結果が悪かった。さらに、式(1)で表される界面活性剤に代えて、式(1)におけるRが直鎖アルキル基である界面活性剤を用いた比較例4では、保存安定性評価の結果が悪く、比較例5では、再分散性評価及び保存安定性評価の結果が悪く、式(1)で表される界面活性剤とは異なるノニオン界面活性剤を用いた比較例6及び7では、再分散性評価の結果が悪く、アニオン界面活性剤を用いた比較例8及び9では、再分散性評価の結果が悪く、かつ、保存安定性評価の結果が極めて悪く、シリコン系界面活性剤を用いた比較例10及び11では、彩度評価及び再分散性評価の結果が悪かった。さらに、式(1)で表される界面活性剤の配合量を0.01重量%とした比較例12では、再分散性評価の結果が悪く、10重量%とした比較例13では、初期粘度評価の結果が悪かった。さらに、炭素原子数が4〜6の1,2−アルカンジオールの配合量を35重量%とした比較例14では、保存安定性評価及び初期粘度評価の結果が悪かった。
以上のように、本発明の水性インクは、粘度を上昇させることなく、黴等の微生物繁殖が抑制され、かつ、彩度、再分散性及び保存安定性にも優れたものである。本発明の水性インクの用途は、特に限定されず、各種のインクジェット記録に広く適用可能である。
1 インクジェット記録装置
2 インクカートリッジ
3 インク吐出手段(インクジェットヘッド)
4 ヘッドユニット
5 キャリッジ
6 駆動ユニット
7 プラテンローラ
8 パージ装置

Claims (4)

  1. 顔料及び水を含むインクジェット記録用水性インクであって、
    さらに、前記水性インクが、
    炭素原子数が4〜6の1,2−アルカンジオールと、
    イソチアゾリン環を含む化合物と、
    式(1)で表される界面活性剤とを含み、
    炭素原子数が4〜6の1,2−アルカンジオール及び式(1)で表される界面活性剤が、下記(A)〜(C)の条件を満たすように配合されていることを特徴とするインクジェット記録用水性インク。

    (A) 8≦x≦30
    (B) 0.1≦y≦7
    (C) y≦−0.4x+13
    x:水性インク全量に対する炭素原子数が4〜6の1,2−アルカンジオールの配合量(重量%)
    y:水性インク全量に対する式(1)で表される界面活性剤の配合量(重量%)

    R−O−(CH−CH−O)−H (1)
    式(1)において、
    Rは、分岐アルキル基又はジスチレン化フェニル基であり、
    nは、自然数である。
  2. さらに、
    炭素原子数が4〜6の1,2−アルカンジオール及び式(1)で表される界面活性剤が、下記(D)の条件を満たすように配合されていることを特徴とする請求項1記載のインクジェット記録用水性インク。

    (D) y≧−1.08x+11.44
    x:水性インク全量に対する炭素原子数が4〜6の1,2−アルカンジオールの配合量(重量%)
    y:水性インク全量に対する式(1)で表される界面活性剤の配合量(重量%)
  3. 炭素原子数が4〜6の1,2−アルカンジオール及び式(1)で表される界面活性剤が、
    前記(A)及び(D)の条件に代えて、下記(A2)及び(D2)の条件を満たすように配合されていることを特徴とする請求項2記載のインクジェット記録用水性インク。

    (A2) 15≦x≦30
    (D2) y≧−0.18x+5.5
    x:水性インク全量に対する炭素原子数が4〜6の1,2−アルカンジオールの配合量(重量%)
    y:水性インク全量に対する式(1)で表される界面活性剤の配合量(重量%)
  4. インクジェット記録用水性インクを含むインクカートリッジであって、前記水性インクが、請求項1〜3のいずれか一項に記載のインクジェット記録用水性インクであることを特徴とするインクカートリッジ。
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