JPH08187375A - 電動バリカン - Google Patents

電動バリカン

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JPH08187375A
JPH08187375A JP7002447A JP244795A JPH08187375A JP H08187375 A JPH08187375 A JP H08187375A JP 7002447 A JP7002447 A JP 7002447A JP 244795 A JP244795 A JP 244795A JP H08187375 A JPH08187375 A JP H08187375A
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    • B26B19/3806Accessories
    • B26B19/382Built-in accessories

Abstract

(57)【要約】 【目的】 刈り位置や刈り高さ調整の際に毛を傷めるこ
とがなくスムーズに作業が行えると共に、固定刃および
可動刃の保護も可能とする 【構成】 ヘッド部14は本体ケース12の一端に形成
され、固定刃26はのこぎり歯状に形成された刃先がヘ
ッド部14から突出するようにヘッド部14に設けられ
ている。可動刃はのこぎり歯状に形成された刃先が、固
定刃26の刃先に摺接しつつ直線往復動可能に固定刃2
6上に配されている。ヘッド部14には、固定刃26の
刃先の突出方向に沿って第1の位置Bと第2の位置Cと
の間を移動可能なシャッタ部30が固定刃26に添って
設けられ、シャッタ部30が第1の位置Bに移動した際
にはシャッタ部30の先端がヘッド部14から固定刃2
6および可動刃の刃先以上に突出し、シャッタ部30が
第2の位置Cに移動した際にはシャッタ部30の先端が
固定刃26および可動刃の刃先より引っ込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電動バリカンに関す
る。
【0002】
【従来の技術】図11と図12を用いて従来の電動バリ
カン100について説明する。102は本体ケースであ
り、一端側にはヘッド部104が形成され、他端側には
把持部(不図示)が形成されている。また、ヘッド部1
04の両側面には、後述する固定刃および可動刃と平行
な係合溝106が複数(本例では2本)設けられてい
る。108は固定刃であり、のこぎり歯状に形成された
刃先がヘッド部104の上端面から突出するように、ヘ
ッド部104に設けられている。110は可動刃であ
り、のこぎり歯状に形成された刃先が、固定刃108の
刃先に摺接しつつ図11中の左右方向に直線往復動可能
に固定刃108上に設けられている。112は弾性変形
可能な材料、例えば合成樹脂等、を用いて形成されたア
タッチメントである。アタッチメント112は、離間し
て配された2つのU字状部材114が、各U字状部材1
14の腕部で連結されて形成されたものである。また、
当該連結部分には、U字状部材114の折曲方向へ延出
する櫛部116が設けられている。また、U字状部材1
14の腕部の先端内面には係合突起118が形成されて
いる。
【0003】アタッチメント112は上記構成により、
各U字状部材114の腕部を拡げながらヘッド部104
へ、固定刃108および可動刃110が設けられた端面
方向から嵌め込み、係合突起118を係合溝106に係
合することで、ヘッド部104へ着脱自在に取り付ける
ことができる。また、係合突起118と係合させる係合
溝106を変えることで、アタッチメント112のヘッ
ド部104への取付位置を変更でき、ヘッド部104か
ら固定刃108および可動刃110の突出方向(図1、
図2中の上方向)へ延出する櫛部106の延出量を変え
ることが可能である。櫛部106は、くせ毛や寝た毛を
固定刃108および可動刃110へ導入する機能を有す
ると共に、アタッチメント112の取付位置を変更して
延出量を変更できるので、毛の刈り高さを変える機能も
有する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の電動バリカンには次の様な課題が有る。まず、毛を
刈る場合には櫛で毛を解かし、所望の刈り位置に電動バ
リカン100の固定刃108、可動刃110(以下、両
方の刃をまとめて単に「刃」とも言う)を当てて毛を刈
るが、刈り位置を微調整する必要が生ずる場合があり、
通常は作業性を考慮して毛に刃を当てた状態で電動バリ
カン100を上下または左右に移動させている。しか
し、このように刈り位置の調整を行うと毛が電動バリカ
ン100の刃により傷むという課題がある。このため、
毛を傷めないように一旦刃を毛から浮かし、刈り位置を
再調整した後に再度刃を毛に当接させてもよいが、前述
したように毛に当接した状態で移動させる場合よりも作
業性が低下するという課題も生ずる。
【0005】次に、毛の刈り高さを調整すべくアタッチ
メント112の取付位置を変更した後に、実際に電動バ
リカン100の櫛部116を毛に通して刈り高さを確認
する場合があるが、この際も同様にして刃が毛に当たっ
てスムーズに櫛部116が通らず、確認作業に手間取る
と共に、やはり毛が刃に当たるでの、毛が傷み易いとい
う課題がある。また、ヘッド部104からアタッチメン
ト112を取り外した状態で電動バリカン100を持ち
運ぶ場合や載置する場合がある。この場合にはヘッド部
104から刃が突出しているため、当該刃が他の固い物
に当たって損傷したり、また人体に当たると危険である
等の課題もある。従って、本発明は上記課題を解決すべ
くなされ、その目的とするところは、刈り位置や刈り高
さ調整の際に毛を傷めることがなくスムーズに作業が行
えると共に、固定刃および可動刃の保護も可能な電動バ
リカンを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため次の構成を備える。すなわち、本体ケースの一
端に形成されたヘッド部と、のこぎり歯状に形成された
刃先が前記ヘッド部から突出するように、ヘッド部に設
けられた固定刃と、のこぎり歯状に形成された刃先が、
前記固定刃の刃先に摺接しつつ直線往復動可能に固定刃
上に配された可動刃とを具備する電動バリカンにおい
て、前記ヘッド部には、前記固定刃の刃先の突出方向に
沿って第1の位置と第2の位置との間を移動可能なシャ
ッタ部が固定刃および/または前記可動刃に添って設け
られ、シャッタ部が第1の位置に移動した際にはシャッ
タ部の先端がヘッド部から固定刃および可動刃の刃先以
上に突出し、シャッタ部が第2の位置に移動した際には
シャッタ部の先端が固定刃および可動刃の刃先より引っ
込むことを特徴とする。上記構成を採用すれば、シャッ
タ部を第1の位置に移動させることで、刈り位置の調整
の際に電動バリカンの刃により毛が傷むことを防止でき
る。また、固定刃および可動刃の保護、また固定刃およ
び可動刃による人体の損傷の防止も可能となる。
【0007】また、前記本体ケースに、メインスイッチ
と、該メインスイッチが押下された際には、前記可動刃
を直線往復動させる駆動部と、前記メインスイッチと前
記シャッタ部との間を連繋し、常時はシャッタ部を前記
第1の位置に保持すると共に、メインスイッチが押下さ
れた場合にのみシャッタ部を前記第2の位置に移動させ
るシャッタ移動機構とを設けると、電動バリカンを作動
させて毛を刈り込む際には自動的にシャッタ部が第2の
位置に移動する。また、電動バリカンを停止すると自動
的にシャッタ部が第1の位置に移動し保持されるので、
刈り込み動作を短時間で停止でき、毛の刈り過ぎを防止
できる。
【0008】
【作用】ヘッド部には、固定刃の刃先の突出方向に沿っ
て第1の位置と第2の位置との間を移動可能なシャッタ
部が固定刃および/または可動刃に添って設けられてお
り、シャッタ部が第1の位置に移動した際にはシャッタ
部の先端がヘッド部から固定刃および可動刃の刃先以上
に突出するので、刈り位置の調整の際に電動バリカンの
刃により毛が傷むことを防止できるし、固定刃および可
動刃の保護、さらには固定刃および可動刃による人体の
損傷の防止も可能となる。また、シャッタ部が第2の位
置に移動した際にはシャッタ部の先端が固定刃および可
動刃の刃先より引っ込むので通常の毛の刈り込み作業が
可能となる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基
づいて詳細に説明する。まず、電動バリカン10の構成
の概要について図1を用いて説明する。12は本体ケー
スであり、一端側(図1中の左端側)にはヘッド部14
が形成され、他端側(図1中の右端側)には把持部16
が形成され、中央部分には押下式のメインスイッチ18
が配されている。また、ヘッド部14にはヘッドカバー
20と、櫛部22が形成されたアタッチメント24とが
着脱自在に取り付けられている。なお、メインスイッチ
18は押下式に代えて、スライド式のものを使用しても
良い。26は固定刃であり、のこぎり歯状に形成された
刃先がヘッド部14の側面(図1中の上面)から突出す
るように、ヘッド部14に設けられている。28は可動
刃であり、のこぎり歯状に形成された刃先が、固定刃2
6の刃先に摺接しつつ図1中の左右方向に直線往復動可
能に固定刃26上に設けられている。
【0010】30はシャッタ部であり、例えば合成樹脂
材料等を用いて板状に形成されている。シャッタ部30
は固定刃26の刃先の突出方向Aに沿って第1の位置B
と第2の位置Cとの間を移動可能に、固定刃26に添っ
てヘッド部14に設けられている。シャッタ部30は第
1の位置Bに移動した際にはシャッタ部30の先端(先
端形状は可動刃28の往復動方向と平行な直線に形成さ
れている)がヘッド部14から固定刃26および可動刃
28の刃先以上に突出し、また第2の位置Cに移動した
際には、シャッタ部30の先端は固定刃26および可動
刃28の刃先より引っ込み、固定刃26および可動刃2
8ののこぎり歯状の刃先が突出する構造となっている。
なお、本実施例では、シャッタ部30は固定刃26に添
って1つ配されているが、可動刃28に添うように設け
ても良いし、また固定刃26と可動刃28の両側にそれ
ぞれ1つずつ設けるようにしても良い。
【0011】次に、上述した各構成要素の詳細な構造に
ついて説明する。ヘッドカバー20は図2に示すよう
に、弾性変形可能な材料、例えば合成樹脂材料等、を用
いてヘッド部14の外形に合わせた二方が開口する箱体
に形成されている。ヘッドカバー20は一方の開口部分
をヘッド部14の固定刃26および可動刃28が設けら
れた側面と反対側の側面に合わせ、順次ヘッド部14方
向へ移動させることで、ヘッド部14の固定刃26等が
設けられた側面を残してヘッド部14を被包するように
装着される。装着する際には、本体ケース12のヘッド
部14とメインスイッチ18との間に設けられた第1係
合溝32とヘッドカバー20の他方の開口部内壁面に設
けられた第1係合突起34とを係合させ、ヘッドカバー
20を第1係合溝32に沿って移動させればよい。な
お、一旦第1係合溝32に第1係合突起34が係合した
後は、ヘッドカバー20の持つ弾性力によりヘッド部1
4を挟み込み、ヘッド部14に対して任意の位置に停止
させることが可能である。また、ヘッドカバー20の一
方の開口部分の外壁面にはアタッチメント24を取り付
けるための第2係合突起36が形成されている。
【0012】アタッチメント24は弾性変形可能な材
料、例えば合成樹脂等、を用いて図2に示すような三方
が開口する箱体に形成されている。アタッチメント24
の一方の開口部端部の内壁面には、第2係合溝38が形
成され、当該一方の開口部の反対に位置する他方の開口
部には櫛部22が形成され、さらにこれら2つの開口部
に挟まれた第3の開口部の形状はヘッド部14の端面形
状と略近似して形成されている。アタッチメント24
は、第2係合溝38の端部とヘッドカバー20の第2係
合突起36の端部とを係合させ、第2係合突起36に沿
ってアタッチメント24を移動させるようにすればヘッ
ドカバー20に取り付けることができる。
【0013】これらヘッドカバー20およびアタッチメ
ント24のヘッド部14への取付方法は、図2に示すよ
うに、まず最初にヘッド部14にヘッドカバー20を装
着した後に、次にアタッチメント24をヘッドカバー2
0に取り付ける。また、ヘッド部14からヘッドカバー
20とアタッチメント24を取り外す場合には、逆にア
タッチメント24をヘッドカバー20から取り外し(図
3参照)、その後ヘッドカバー20をヘッド部14から
取り外せば良い(図4参照)。
【0014】次にシャッタ部30の取付構造について説
明する。ヘッド部14の一部は図5、図7に示すよう
に、板状の刃ケース40としてヘッド部14から着脱自
在に形成され、この刃ケース40の内壁面に上述した固
定刃26、可動刃28、シャッタ部30が取り付けられ
ている。刃ケース40は毛の刈り込み作業の際に、固定
刃26、可動刃28、シャッタ部30の隙間からヘッド
部14の内部に入り込んだ毛くずを容易に取り除くこと
ができるようにヘッド部14に着脱自在に設けられてい
る。なお、刃ケース40は図6に示すように、刃ケース
40の両側面に形成されたフック部39が、ヘッド部1
4内部に固定されたピン41と係合することでヘッド部
14に取り付けられる。
【0015】刃ケース40、固定刃26、可動刃28、
シャッタ部30の詳細な構造と共に、刃ケース40への
固定刃26、可動刃28、シャッタ部30の取付構造に
ついて図6、図7を用いて詳細に説明する。なお、本実
施例の刃ケース40、固定刃26、可動刃28、シャッ
タ部30、および後述する可動レバーは一例として、図
6中に示す中心線Fを中心とした左右対称形状に形成さ
れている。シャッタ部30には一例として4つのガイド
長孔42が形成されており、シャッタ部30は刃ケース
40の裏面に、当該裏面に設けられた柱状突起44がガ
イド長孔42内に挿入されるように添装されている。こ
のシャッタ部30は、シャッタ部30上から、同じく柱
状突起44に固定される固定刃26により、刃ケース4
0に抜脱不能に取り付けられる。刃ケース40に取り付
けられたシャッタ部30は、固定刃26の突出方向に延
びるガイド長孔42に沿って、図6中の左右方向への移
動が規制された状態で、第1の位置Bと第2の位置Cと
の間を上下方向(図7中では左右方向)に移動可能であ
る。なお、シャッタ部30には、固定刃26の刃先と逆
方向へ延出する脚部46が形成され、この脚部46内に
は例えばコイルスプリング、板バネ等の第1付勢部材4
8が刃ケース40とシャッタ部30との間に弾装され
て、刃ケース40に対してシャッタ部30を常時第2の
位置Cへ移動させるように付勢する。
【0016】可動刃28は、その刃先が固定刃26の刃
先に摺接しつつ図6中の左右方向に直線往復動可能に固
定刃26上に設けられ、刃ケース40に配されたコイル
スプリング、板バネ等の第2付勢部材50により常時固
定刃26方向へ付勢されて、刃ケース40に一体的に取
り付けられている。なお、52は可動刃28に取り付け
られた可動レバーであり、駆動部の一部を構成する不図
示の電動モータにより駆動されて図7中における前後方
向に往復動する駆動部の一部を構成する連結体54を介
して直線往復動される。この結果、図6において可動レ
バー52と可動刃28は電動モータが作動すると、左右
方向に連続的に往復移動する。なお、電動モータはメイ
ンスイッチ18が押下された際にのみ作動する。また、
刃ケース40に、固定刃26、可動刃28、シャッタ部
30の順番に配すると共に、さらにシャッタ部30上に
支持用部材を配し、第2付勢部材50を刃ケース40と
当該支持用部材との間に設けてこれらの部材を刃ケース
40に一体に取り付け、可動刃28は固定刃26とシャ
ッタ部30の間で往復動する構成、つまりシャッタ部3
0を可動刃28に添って配する構成としても良いが、本
実施例のようにシャッタ部30を固定刃26と刃ケース
40との間に配する構成とした方が、部品点数も少な
く、簡単な構造とすることができるのでメリットが大き
い。
【0017】次に、本体ケース12内に配され、メイン
スイッチ18とシャッタ部30との間を連繋し、メイン
スイッチ18が押下された場合にのみシャッタ部30を
第2の位置Cに移動させるシャッタ移動機構について図
8、図9を用いて説明する。シャッタ移動機構は下記の
構成要素からなる。56はコイルスプリング、板バネ等
の第3付勢部材であり、メインスイッチ18と本体ケー
ス12との間に弾装され、常時メインスイッチ18を本
体ケース12から突出する方向へ付勢している。なお、
メインスイッチ18の本体ケース12内の先端部分には
本体ケース12からの抜脱を防止する係止片58が設け
られている。60はL字状に形成された駆動レバーであ
り、本体ケース12に回転軸Dを中心に回動自在に取り
付けられいる。また、駆動レバー60の一端部には長孔
62が透設され、他端部には駆動突起64が設けられて
いる。この長孔62にはメインスイッチ18に設けられ
た連結突起66が挿入されている。この構成により、駆
動レバー60はメインスイッチ18の移動に伴って回動
する。
【0018】68は長尺な板体に形成された押上レバー
であり、一端側には駆動突起64が挿入される駆動長孔
70が長手方向と直交して設けられている。また、押上
レバー68の両端部付近には、長手方向に対して斜め方
向に延びる移動長孔72が1つずつ設けられている。押
上レバー68は、2つの移動長孔72がヘッド部14内
部に突設された2つの支持突起74に装着されて、移動
長孔72の延出方向に沿って移動可能にヘッド部14内
に配されている。また、押上レバー68の一側面(図
6、図8、図9中の上面、図7中の左端面)は刃ケース
40に取り付けられたシャッタ部30の脚部46と当接
している。76は第4付勢部材であり、板バネ、コイル
スプリング等を用いて構成され、押上レバー68を常時
シャッタ部30方向へ付勢する。本実施例では板バネが
使用され、その付勢力はシャッタ部30と刃ケース40
との間に配された第1付勢部材48の付勢力より強く設
定されている。従って、シャッタ部30は常時は第4付
勢部材76の付勢力により図8、図9中の上方に移動さ
れて第1の位置Bにある。
【0019】押上レバー68が押下され、駆動レバー6
0が時計回りに回転すると、駆動レバー60に設けられ
た駆動突起64が図8中の右方向へ移動する。この駆動
突起64の移動に伴い、押上レバー68は第4付勢部材
76の付勢力に抗して移動長孔72に沿って右斜め下方
へ移動するので、シャッタ部30は第1付勢部材48の
付勢力により第2の位置Cへ移動する。なお、メインス
イッチ18がスライド式の場合でも上述した構成と略同
様の構成で、シャッタ部30を上下動させるシャッタ移
動機構が実現できる。
【0020】次に電動バリカン10の使用方法および動
作について説明する。まず最初に、毛の刈り高さを設定
する。設定に対しては、ヘッド部14にヘッドカバー2
0とアタッチメント24とが装着された状態で、ヘッド
カバー20を第1係合溝32に沿って移動させれば、固
定刃26の刃先から櫛部22の先端までの距離が変更で
きる。設定後は、メインスイッチ18を押下しない状態
で、毛に櫛部22を実際に通して刈り高さを確認するこ
とができる。この際に、メインスイッチ18および駆動
レバー60、押上レバー68は図8の位置にあるため、
シャッタ部30は押上レバー68に押されて最もヘッド
部14から突出する第1の位置Bにある。従って、シャ
ッタ部30の先端が固定刃26と可動刃28の刃先以上
に突出するため、毛が固定刃26と可動刃28の刃先に
触れにくく、櫛部22内での毛の通りが良いのでスムー
ズに設定した毛の刈り高さの確認が行え、またこの確認
作業の際に固定刃26と可動刃28の刃先により毛が損
傷することを防止できる。
【0021】次に、毛を刈る場合について説明する。ま
ず、メインスイッチ18をオフした状態(押下しない状
態)で、手で電動バリカン10を動かし、櫛部22や別
体の櫛で毛を解かしながらヘッド部14を毛に当接させ
て刈り位置を決定する。ヘッド部14からはシャッタ部
30が固定刃26と可動刃28の刃先以上に突出してい
るので、毛は直接刃とは当接しない状態となっている。
従って、刈り位置を微調整するためにヘッド部14を移
動させても毛が刃により傷むことはないし、また毛の方
向に対して斜めや横方向へヘッド部14を移動させるこ
とも容易に行え、刈り位置をスムーズに決定できる。続
いて、刈り位置が決定したらメインスイッチ18を押下
すると、図9に示すように駆動レバー60が時計方向
(矢印方向)に回動して押上レバー68を右斜め下方に
移動させる。この押上レバー68の下方への移動に伴っ
てシャッタ部30も下方に移動し、ヘッド部14内に最
も侵入する第2の位置Cとなるので、シャッタ部30の
先端が固定刃26と可動刃28の刃先より引っ込む。ま
た、シャッタ部30の下方への移動と略同時に電動モー
タが作動するため、連結体54が直線往復動を開始し、
可動刃28も固定刃26上で直線往復動を開始するので
毛の刈り込みが行える。また、メインスイッチ18の押
下を止めると、メインスイッチ18が元の位置(図8の
位置)に戻ると共に、押上レバー68とシャッタ部30
も第4付勢部材76の付勢力により瞬時に同じく図8の
位置に戻るため、可動刃28を駆動する電動モータが非
通電状態となった後に惰性で回転していて可動刃28の
停止が遅れる場合であっても、固定刃26と可動刃28
による刈り込み動作を即座に停止可能である。
【0022】また、本実施例では、ヘッド部14にアタ
ッチメント24を取り付ける際にヘッドカバー20を一
旦取り付け、当該ヘッドカバー20にアタッチメント2
4を取り付ける構成としていたが、図10に示すような
形状にアタッチメント78を形成し、ヘッドカバー20
を使用せずに直接ヘッド部14に取り付けるようにして
も良い。アタッチメント78は、断面形状が略U字状に
形成されて、U字状の一方の腕部先端に櫛部22が延設
されている。ヘッド部14への取り付け方法は、固定刃
26等が設けられたヘッド部14の側面と反対の側面か
らアタッチメント78をヘッド部14に嵌合させれば良
い。これにより、部品点数が削減できて一層のコストダ
ウンが可能となる。なお、アタッチメント78の他方の
腕部には、ヘッド部14に設けられた係合部80と係合
可能な係合舌片82が設けられ、ヘッド部14に取り付
けられた際に容易に外れない構成となっている。
【0023】以上、本発明の好適な実施例について種々
述べてきたが、本発明は上述する実施例に限定されるも
のではなく、上記構成のシャッタ部を設ける電動バリカ
ンはアタッチメントを使用しないものであっても良く、
この場合にはシャッタ部は固定刃および可動刃を保護す
る効果のみを有する。また、シャッタ部の駆動は、メイ
ンスイッチの機械的な動きに連繋させて行っているが、
メインスイッチを単なる電気信号の発生源として使用
し、シャッタ部を駆動する電動モータ等を設け、電気信
号をトリガとして電動モータを作動させてシャッタ部を
駆動するようにしても良い等、発明の精神を逸脱しない
範囲で多くの改変を施し得るのはもちろんである。
【0024】
【発明の効果】本発明に係る電動バリカンを用いると、
ヘッド部には、固定刃の刃先の突出方向に沿って第1の
位置と第2の位置との間を移動可能なシャッタ部が固定
刃および/または可動刃に添って設けられており、シャ
ッタ部が第1の位置に移動した際にはシャッタ部の先端
がヘッド部から固定刃および可動刃の刃先以上に突出す
るので、ヘッド部を毛に当てた際に毛の殆どがシャッタ
部と当接することから刈り位置の調整の際に電動バリカ
ンの刃により毛が傷むことを防止できる。また、ヘッド
部に櫛部を有するアタッチメントが取り付けられた電動
バリカンの場合には、アタッチメントの位置を変更して
毛の刈り高さを設定した後に、実際に毛に櫛部を通して
設定量を確認する場合にも、同様にして固定刃および可
動刃の刃先が毛に当たりにくいのでスムーズに確認が行
え、しかも毛が損傷することも防止できる。また、固定
刃および可動刃の保護、さらには固定刃および可動刃に
よる人体の損傷の防止も可能となる。また、メインスイ
ッチとシャッタ部とを連繋するシャッタ移動機構を設け
ると、メインスイッチを押下し、電動バリカンを作動さ
せて毛を刈り込む際にはシャッタ部を第2の位置へ、ま
たメインスイッチの押下を止め、電動バリカンの刈り込
み動作を停止する際にはシャッタ部を第1の位置へ自動
的に移動させることができるので、刈り位置および刈り
高さの設定や毛の刈り込み作業の作業性の向上が図れる
という著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電動バリカンの一実施例の構成を
示す正面図である。
【図2】図1の電動バリカンのヘッド部に取り付けられ
るヘッドカバーおよびアタッチメントの構造、およびそ
の取り付け方法を示す斜視図である。
【図3】図1の電動バリカンのヘッド部からアタッチメ
ントのみを取り外した場合のヘッド部の平面図である。
【図4】図1の電動バリカンのヘッド部からアタッチメ
ントとヘッドカバーを取り外した場合のヘッド部の平面
図である。
【図5】図4の固定刃の取り付け面から見たヘッド部の
側面図である。
【図6】刃ケースへの固定刃、可動刃、シャッタ部、第
1付勢部材、第2付勢部材の取り付け構造を示す刃ケー
ス部分の要部切欠正面図である。
【図7】ヘッド部の内部構造を示す図4のE−E断面図
である。
【図8】シャッタ移動機構の構成を示すヘッド部の一部
切欠正面図であり、シャッタ部が第1の位置Bにある場
合を示す。
【図9】シャッタ移動機構の構成を示すヘッド部の一部
切欠正面図であり、シャッタ部が第2の位置Cにある場
合を示す。
【図10】本発明に係る電気バリカンのアタッチメント
の他の実施例を示す斜視図である。
【図11】従来の電動バリカンのヘッド部、およびヘッ
ド部へ取り付けられたアタッチメントの構成を示す正面
図である。
【図12】図11の右側面図である。
【符号の説明】
12 本体ケース 14 ヘッド部 26 固定刃 30 シャッタ部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体ケースの一端に形成されたヘッド部
    と、 のこぎり歯状に形成された刃先が前記ヘッド部から突出
    するように、ヘッド部に設けられた固定刃と、 のこぎり歯状に形成された刃先が、前記固定刃の刃先に
    摺接しつつ直線往復動可能に固定刃上に配された可動刃
    とを具備する電動バリカンにおいて、 前記ヘッド部には、前記固定刃の刃先の突出方向に沿っ
    て第1の位置と第2の位置との間を移動可能なシャッタ
    部が固定刃および/または前記可動刃に添って設けら
    れ、シャッタ部が第1の位置に移動した際にはシャッタ
    部の先端がヘッド部から固定刃および可動刃の刃先以上
    に突出し、シャッタ部が第2の位置に移動した際にはシ
    ャッタ部の先端が固定刃および可動刃の刃先より引っ込
    むことを特徴とする電動バリカン。
  2. 【請求項2】 前記本体ケースには、 メインスイッチと、 該メインスイッチが押下された際には、前記可動刃を直
    線往復動させる駆動部と、 前記メインスイッチと前記シャッタ部との間を連繋し、
    常時はシャッタ部を前記第1の位置に保持すると共に、
    メインスイッチが押下された場合にのみシャッタ部を前
    記第2の位置に移動させるシャッタ移動機構とが設けら
    れていることを特徴とする請求項1記載の電動バリカ
    ン。
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