JPH08186031A - 風冷式油入電気機器 - Google Patents

風冷式油入電気機器

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JPH08186031A
JPH08186031A JP32652394A JP32652394A JPH08186031A JP H08186031 A JPH08186031 A JP H08186031A JP 32652394 A JP32652394 A JP 32652394A JP 32652394 A JP32652394 A JP 32652394A JP H08186031 A JPH08186031 A JP H08186031A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
radiator
oil
cooling
tank
Prior art date
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Pending
Application number
JP32652394A
Other languages
English (en)
Inventor
Tokumi Yamaguchi
徳実 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 冷却効率が高く、全体の重量・輸送重量が少
なく、外形寸法の小さい油入風冷式および送油風冷式の
油入電気機器を提供する。 【構成】 油入電気機器のタンク1の正面に設置された
放熱器2のタンク正面側にダクト3を取り付け、このダ
クト3の内部に冷却ファン4を設けてある。これはダク
ト3により空気の吸込条件を下方にのみとし、ダクト3
によって冷却ファン4を囲み、放熱器2の周囲および上
部の空気から隔離することによって、放熱器2の下部付
近の冷たい空気を吸い込み、風冷の冷却効果を高めるよ
うにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、油入電気機器に係るも
のであり、詳しくは油入風冷式電気機器または送油風冷
式電気機器の冷却構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に油入電気機器の冷却方式において
多用される風冷式冷却方式は、油入風冷式と送油風冷式
に大別される。放熱器の冷却効果を増すため、油入風冷
式は放熱器にファンを取り付けて空気を吹き付ける構造
としたものである。送油風冷式は絶縁油を送油ポンプで
強制循環させるとともに冷却ファンによって放熱器を風
冷するものである。以下、送油風冷式電気機器の例(図
4に示す)と、油入風冷式電気機器の例(図5および図
6に示す)について説明する。
【0003】図4は従来の送油風冷式電気機器の冷却構
造の例を示す側面図で、図4において、タンク1の正面
に設置された放熱器2のタンク正面側に風胴5を取り付
け、この風胴5の内部に冷却ファン4を設けてある。こ
れは風胴5により空気を吸い込み、放熱器2を冷却する
ものである。
【0004】図5は従来の油入風冷式電気機器の冷却構
造の一例を示す正面図で、図5において、タンク1の正
面に設置された放熱器2のタンク側面側に風胴5を取り
付け、この風胴5の内部に冷却ファン4を設けてある。
これはタンク1の側面側から空気を取り込み、放熱器2
を冷却するものである。
【0005】図6は従来の油入風冷式電気機器の冷却構
造の他の例を示す正面図で、図6において、タンク1の
正面に設置された放熱器2の下部に冷却ファン4を設け
てある。これは、下から吸い込んだ空気により、放熱器
2を冷却するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べた送
油風冷式の例では、設置環境が自由で冷却媒体の吸込・
排出に制約がない場合は問題ないが、屋内に設置する場
合等においては、冷却装置を電気機器本体と別の場所に
設置する別置形送油風冷式、あるいは油入風冷式に形式
を変更せざるを得ない状態になる。設置場所の面積が大
きくなり、製作工数、組立工数、全体の重量、輸送重量
および製作コストなどが増大してしまうという問題があ
った。
【0007】また、従来の技術で述べた油入風冷式の第
1および第2の例では、冷却ファンの取り付け位置が放
熱器の側面で、かつ、冷却ファンは短い風胴で囲まれて
いるだけであるため、冷却ファンの周辺および上部の温
度が比較的高い空気が(図中の矢印で示す方向)放熱器
に当たるので冷却効率が悪く、温度の低い下方にも冷却
ファンを取り付ける必要があり、製作工数、組立工数、
全体の重量、輸送重量および製作コストなどが増大して
しまうという問題があった。
【0008】さらに、従来の技術で述べた図6の油入風
冷式の第3の例では、取付作業、メンテナンスに難点が
あり、下部から流入した空気の流れが外側(図中の矢印
の方向)に流れ、放熱器上部の高温部に当たる風量が減
り、冷却効率が下がるなどの問題があった。
【0009】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたもので、冷却効率が高く、全体
の重量・輸送重量が少なく、外形寸法の小さい油入風冷
式および送油風冷式の油入電気機器を提供することを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明における風冷式油入電気機器は、タンクに
設置された放熱器にダクトを取り付け、このダクトの内
部に冷却ファンを取り付けてダクトの下部から吸い込ん
だ空気を放熱器に吹き付けて放熱器を風冷するものであ
る。
【0011】また、風冷式油入電気機器のタンクに設置
された放熱器の上部に冷却ファンを取り付けて放熱器の
下部から空気を吸い込んで放熱器を風冷するものであ
る。
【0012】
【作用】上述のように構成することにより、放熱器の下
方から冷たい空気を吸い込み、放熱器の上部の最高温度
部に空気を有効に循環させることができ、風冷の冷却効
果を高めることができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図に基づいて説明
する。
【0014】図1は本発明の油入電気機器の第1の実施
例を示す側面図で、図1において、油入電気機器のタン
ク1の正面に設置された放熱器2のタンク正面側にダク
ト3を取り付け、このダクト3の内部に冷却ファン4を
設けてある。これはダクト3により空気の吸込条件を下
方にのみとしたものである。この構造により、ダクト3
によって冷却ファン4を囲み、放熱器2の周囲および上
部の空気から隔離し、放熱器2の下部付近の冷たい空気
を吸い込み、風冷の冷却効果を高めることができる。
【0015】図2は本発明の油入電気機器の第2の実施
例を示す正面図で、図2において、油入電気機器のタン
ク1の正面に設置された放熱器2のタンク側面側にダク
ト3を取り付け、このダクト3の内部に冷却ファン4を
設けてある。これはダクト3により空気の吸込条件を下
方にのみとしたものである。この場合も、図1の第1実
施例の場合と同じ理由で風冷の冷却効果を高めることが
できる。
【0016】図3は本発明の油入電気機器の第3の実施
例を示す正面図で、図3において、油入電気機器のタン
ク1の正面に設置された放熱器2の上部に取り付けた風
胴5の内部に冷却ファン4を設けてある。これは冷却フ
ァン4を放熱器2の上方に取り付けることにより、図中
の矢印の方向に空気が流れ、放熱器2の下方から冷たい
空気を吸い込み、放熱器2の上部の最高温度部に空気を
有効に循環させることができ、風冷の冷却効果を高める
ことができる。
【0017】以上、第1ないし第3の実施例とも油入風
冷式の電気機器と送油風冷式の電気機器のいずれの場合
にも適用できる。
【0018】
【発明の効果】本発明の油入電気機器は、上述のように
構成されているので、次に記載する効果を奏する。
【0019】(1)第1の発明は、ダクトによって冷却
ファンを囲み、放熱器の周囲および上部の空気から隔離
し、放熱器の下部付近の冷たい空気を吸い込んで放熱器
を冷却することによって、風冷の冷却効果を高めること
ができる。
【0020】(2)第2の発明は、タンクの正面に設置
された放熱器の上部に冷却ファンを取り付けることによ
り、図中の矢印の方向に空気が流れ、放熱器の下方から
冷たい空気を吸い込み、放熱器の上部の最高温度部に空
気を有効に循環させることができ、風冷の冷却効果を高
めることができる。
【0021】(3)冷却媒体(空気)の吸い込み条件を
改善したので、送油風冷式および油入風冷式の油入電気
機器を屋内に設置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の油入電気機器の第1の実施例を示す側
面図である。
【図2】本発明の油入電気機器の第2の実施例を示す正
面図である。
【図3】本発明の油入電気機器の第3の実施例を示す正
面図である。
【図4】従来の送油風冷式の電気機器の例を示す側面図
である。
【図5】従来の油入風冷式の電気機器の一例を示す正面
図である。
【図6】従来の油入風冷式の電気機器の他の例を示す正
面図である。
【符号の説明】
1…タンク 2…放熱器 3…ダクト 4…冷却ファン 5…風胴

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉄心および巻線等からなる中身本体を絶
    縁油とともにタンクの内部に収納し、このタンクと連結
    管により連通する放熱器と前記タンクの間に、前記絶縁
    冷却媒体を自然対流またはポンプによる強制対流により
    循環させることにより前記中身本体を冷却するととも
    に、前記放熱器に冷却ファンを取り付けて風冷により冷
    却する風冷式油入電気機器において、前記タンクに設置
    された放熱器にダクトを取り付け、このダクトの内部に
    冷却ファンを取り付けてダクトの下部から吸い込んだ空
    気を前記冷却ファンにより放熱器に吹き付けて放熱器を
    風冷することを特徴とする風冷式油入電気機器。
  2. 【請求項2】 鉄心および巻線等からなる中身本体を絶
    縁油とともにタンクの内部に収納し、このタンクと連結
    管により連通する放熱器と前記タンクの間に、前記絶縁
    冷却媒体を自然対流またはポンプによる強制対流により
    循環させることにより前記中身本体を冷却するととも
    に、前記放熱器に冷却ファンを取り付けて風冷により冷
    却する風冷式油入電気機器において、前記タンクに設置
    された放熱器の上部に冷却ファンを取り付けて放熱器の
    下部から空気を吸い込んで放熱器を風冷することを特徴
    とする風冷式油入電気機器。
JP32652394A 1994-12-28 1994-12-28 風冷式油入電気機器 Pending JPH08186031A (ja)

Priority Applications (1)

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JP32652394A JPH08186031A (ja) 1994-12-28 1994-12-28 風冷式油入電気機器

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ID=18188786

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JP32652394A Pending JPH08186031A (ja) 1994-12-28 1994-12-28 風冷式油入電気機器

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20110303389A1 (en) * 2010-06-09 2011-12-15 Helgesen Design Services, Llc Fluid storage tank having active integrated cooling
CN110581001A (zh) * 2019-10-15 2019-12-17 宝亨新电气(集团)有限公司 一种室外电力变压器温度保护装置
CN114141482A (zh) * 2021-11-04 2022-03-04 汇网电气有限公司 一种智能油浸式电力变压器

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