JPH0818558A - ネットワーク監視システム - Google Patents

ネットワーク監視システム

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JPH0818558A
JPH0818558A JP6151835A JP15183594A JPH0818558A JP H0818558 A JPH0818558 A JP H0818558A JP 6151835 A JP6151835 A JP 6151835A JP 15183594 A JP15183594 A JP 15183594A JP H0818558 A JPH0818558 A JP H0818558A
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JP
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backup
line
signal
data
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JP6151835A
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Inventor
Shigenobu Nakamura
成伸 中村
Hiromi Kasei
広美 嘉瀬井
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Maintenance And Management Of Digital Transmission (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 監視信号の伝送時にバックアップ回線に対す
る保守員の回線接続操作や装置の回線接続動作を不要と
する。 【構成】 ネットワーク監視システムの第1及び第2の
バックアップ装置15、18のそれぞれに以下の手段を
設けた。主回線が正常であるときに、第1の通信装置1
3及び第2の通信装置間で授受するユーザ信号だけでな
く、ネットワーク監視装置19及び第2のバックアップ
装置間で授受する監視信号も、主回線側との間で授受さ
せる主回線選択手段30、34、37と、主回線に障害
が発生したときに、第1の通信装置及び上記第2の通信
装置間で授受するユーザ信号と、ネットワーク監視装置
及び第2のバックアップ装置間で授受する監視信号と
を、バックアップ回線12側との間で授受するバックア
ップ回線選択手段30、32、33、34、36、37
とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主回線及びバックアッ
プ回線を備えたネットワークシステムの構成要素とネッ
トワーク監視装置とが監視信号を授受できるネットワー
ク監視システムに関する。
【0002】
【従来の技術】重要な情報を取り扱うネットワークシス
テムや通信不可能時間を最小限にすることが求められる
ネットワークシステム等においては、主回線だけでな
く、主回線及びその伝送路上の構成要素の障害時に通信
を担うバックアップ回線が設けられており、また、専用
回線及びバックアップ回線の切替えを実行するバックア
ップ装置が設けられている。そして、このバックアップ
装置に対して、ネットワーク監視装置が監視信号を授受
し、その状態を設定したり状態を収集したりすることを
行なっている。なお、この明細書においては、ネットワ
ーク監視装置等のバックアップ装置に対する監視構成を
も含めたネットワークシステムをネットワーク監視シス
テムと呼んでいる。
【0003】ネットワーク監視装置は、あるバックアッ
プ装置とは物理的に直接接続されており、監視信号を直
接授受できるが、遠隔地のバックアップ装置とは、主回
線が正常動作時においてもバックアップ回線を介して監
視信号を授受する。このようにバックアップ回線を用い
て監視信号を授受するのは、監視信号の伝送がユーザ信
号の伝送に影響を与えないことを回線面からも補償でき
るからである。また、主回線側の障害発生有無に拘ら
ず、監視信号については、バックアップ装置内の同一構
成を適用できるためである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ネットワーク監視システムにおいては、遠隔地のバック
アップ装置とネットワーク監視装置が監視信号を授受し
ようとする際に、保守員は、バックアップ回線の回線接
続操作を行なわなければならず、手間がかかるという問
題があり、また、装置的にも回線接続動作を必要とな
り、監視信号の送信開始までに多少の時間がかかるとい
う問題があった。さらに、バックアップ回線が公衆回線
である場合には、監視信号の授受のためだけに回線サー
ビス提供者に回線使用料を払わなければならない。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、本発明においては、主回線及びバックアップ回線を
選択接続できる、第1の通信装置を収容した第1のバッ
クアップ装置と、第2の通信装置を収容した第2のバッ
クアップ装置とを備えると共に、第1又は第2のバック
アップ装置との間で監視信号を授受する、第1のバック
アップ装置に接続されたネットワーク監視装置を備える
ネットワーク監視システムにおいて、第1及び第2のバ
ックアップ装置にそれぞれ、以下の手段を設けたことを
特徴とする。
【0006】すなわち、第1及び第2のバックアップ装
置のそれぞれに、主回線が正常であるときに、第1の通
信装置及び第2の通信装置間で授受するユーザ信号だけ
でなく、ネットワーク監視装置及び第2のバックアップ
装置間で授受する監視信号も主回線側との間で授受させ
る主回線選択手段と、主回線に障害が発生したときに、
第1の通信装置及び第2の通信装置間で授受するユーザ
信号と、ネットワーク監視装置及び第2のバックアップ
装置間で授受する監視信号とを、バックアップ回線側と
の間で授受するバックアップ回線選択手段とを設けた。
【0007】
【作用】本発明においては、主回線選択手段によって、
主回線が正常であるときには、第1の通信装置及び第2
の通信装置間で授受するユーザ信号だけでなく、ネット
ワーク監視装置及び第2のバックアップ装置間で授受す
る監視信号も主回線側との間で授受させるようにした。
これにより、監視信号の伝送時にバックアップ回線に対
する回線接続動作や回線接続操作を不要とできる。
【0008】
【実施例】以下、本発明によるネットワーク監視システ
ムの一実施例を図面を参照しながら詳述する。
【0009】ここで、図2はこの実施例のネットワーク
監視システムの全体構成を示すものであり、図1はその
バックアップ装置の詳細構成を示すものであり、図3は
そのモデムの詳細構成を示すものである。
【0010】図2において、このネットワーク監視シス
テム10は、アナログ専用回線11を主たる通信回線と
しており、ISDN回線12をバックアップ回線として
いるものである。この実施例のシステムは、センタに設
けられているホストコンピュータ13と、遠隔地のデー
タ端末14との間でユーザデータを授受するシステムで
あり、ユーザデータの主たる伝送経路には、ホストコン
ピュータ13から、センタ側バックアップ装置15、セ
ンタ側モデム16、リモート側モデム17及びリモート
側バックアップ装置18が配設され、データ端末14に
至っている。
【0011】また、上記各バックアップ装置15、18
の状態を設定したり、状態を取り込んだりするネットワ
ーク監視装置19が設けられており、ネットワーク監視
装置19は、センタ側バックアップ装置15に接続され
ている。
【0012】この実施例の各バックアップ装置15、1
8は、図1に示すような詳細構成を有する(なお、図1
はバックアップ装置15について示している)。各バッ
クアップ装置15、18は、アナログ専用回線11並び
に両モデム16及び17が正常のときには、アナログ専
用回線11を介したホストコンピュータ13及びデータ
端末14間のユーザデータの授受を実行させる。また、
各バックアップ装置15、18は、アナログ専用回線1
1並びに両モデム16及び17が正常のときには、アナ
ログ専用回線11を介したネットワーク監視装置19及
びリモート側バックアップ装置18間の監視データの授
受を実行させる。
【0013】一方、各バックアップ装置15、18は、
アナログ専用回線11又はいずれかのモデム16、17
に障害が発生したときには、ISDN回線12を介した
ホストコンピュータ13及びデータ端末14間のユーザ
データの授受を実行させ、また、そのときに監視データ
の授受が必要な場合も、ISDN回線12を介して実行
させる。
【0014】なお、各バックアップ装置15、18の詳
細構成及びその動作については後述する。
【0015】各モデム16、17は、対応するバックア
ップ装置15、18に対して、別個のユーザデータ線及
び監視データ線によって、また、方向別のデータ線によ
って接続されている。図3は、モデム16又は17のデ
ータの処理構成を示すものである(データ速度等の制御
構成は省略している)。
【0016】図3において、送信方向のユーザデータ
は、ユーザデータ変調部20において、例えばQAM変
調方式に従ってデジタル変調されて周波数多重部22に
与えられ、他方、送信方向の監視データは、監視データ
変調部21において、例えば2値FSK変調方式に従っ
てデジタル変調されて周波数多重部22に与えられる。
【0017】ここで、監視データは、例えば75bps
程度の低速であるので、その変調波信号の帯域を、アナ
ログ専用回線11の帯域の最も低域側に選定し、これに
対して、ユーザデータの変調波信号の帯域をそれより越
えたものとする。例えば、監視データの変調波信号の帯
域を340Hz〜360Hzとし、ユーザデータの変調
波信号の帯域を600Hz〜3.4kHzとする。
【0018】周波数多重部22は、このような完全に異
なる帯域をとる2個の変調波信号を重畳し、アナログ専
用回線11側に送信する。
【0019】一方、アナログ専用回線11側から入力さ
れた重畳変調波信号は、周波数分離部23に入力され
る。周波数分離部23は、例えば並列配置されたローパ
スフィルタ及びハイパスフィルタでなり、重畳変調波信
号を、ユーザデータの変調波信号と監視データの変調波
信号とに分離し、それぞれ対応するデジタル復調部2
4、25に与える。ユーザデータ復調部24は、ユーザ
データの変調波信号を復調してユーザデータを再生し、
監視データ復調部25は、監視データの変調波信号を復
調して監視データを再生する。これらユーザデータ及び
監視データが、別個のデータ線によって当該モデム1
6、17に対応するバックアップ装置15、18に与え
られる。
【0020】次に、図1を参照しながら、センタ側バッ
クアップ装置15の詳細構成及び動作について説明す
る。
【0021】なお、リモート側バックアップ装置18と
して、同一構成のものを適用しても良く、また、当該バ
ックアップ装置18が監視データの宛先であるので図1
に示したネットワーク監視装置19との接続端子に相当
する部分等を省略したものであっても良い。また、図1
は、図面の簡単化を期して、送信方向の信号線と受信方
向の信号線とを同一の線で示している。
【0022】以下では、ユーザデータ及び監視データの
処理の面から構成及び動作の説明を行ない、制御信号等
の授受構成等についての説明は省略する。
【0023】バックアップ装置15内において、ホスト
コンピュータ13とのコネクタT1及びモデム16との
ユーザデータ用コネクタT2との間には、ユーザデータ
ルート制御部30及び障害検出部31が設けられてい
る。
【0024】ユーザデータルート制御部30は複数のス
イッチでなり、通常状態においては、コネクタT1及び
コネクタT2の間で双方向のユーザデータ(及び制御デ
ータ)をそのまま授受できるように通過させるものであ
る。また、ユーザデータルート制御部30は、CPU3
7によって、バックアップルートへの切替えが指令され
たときには、ホストコンピュータ13とのコネクタT1
とユーザデータ速度変換部32とを接続させる。
【0025】障害検出部31は、基本的には双方向のユ
ーザデータ(及び制御データ)をそのまま通過させるも
のであるが、信号線の所定レベルへの張付き等を監視
し、モデム16、アナログ専用回線11又はモデム17
に障害が発生したときにはそのことを検出してCPU3
7に通知するものである。
【0026】ユーザデータ速度変換部32は、ISDN
回線12との間でユーザデータを授受できるように、C
PU37の制御下でユーザデータの速度を変換するもの
である。
【0027】また、バックアップ装置18内において、
ネットワーク監視装置19とのコネクタT4及びモデム
16との監視データ用コネクタT5との間には、監視デ
ータルート制御部34が設けられている。
【0028】監視データルート制御部34は複数のスイ
ッチでなり、通常状態においては、コネクタT4及び監
視データ用コネクタT5との間で、双方向の監視データ
を授受できるようにそのまま通過させるものである。な
お、監視データルート制御部34は、監視データ送受信
タイミング生成部35が伝送される監視データに基づい
て生成したタイミング信号に同期して監視データを送出
する。また、監視データルート制御部34は、CPU3
7によって、バックアップルートへの切替えが指令され
たときには、ネットワーク監視装置19とのコネクタT
4と監視データ速度変換部36とを接続させる。
【0029】因に、従来では、モデム16との監視デー
タ用コネクタT5は設けられておらず、また、監視デー
タルート制御部34も設けられておらず、ネットワーク
監視装置19とのコネクタT4と監視データ速度変換部
36とで、バックアップの如何に拘らず直接監視データ
を授受するようになされていた。
【0030】監視データ速度変換部36は、ISDN回
線12との間で監視データを授受できるように、CPU
37の制御下で監視データの速度を変換するものであ
る。
【0031】ユーザデータ速度変換部32及び監視デー
タ速度変換部36は、ISDNインタフェース部33に
接続されている。ISDNインタフェース部33は、I
SDN回線12へ送信するときには、CPU37の制御
下で、ユーザデータ速度変換部32からのユーザデータ
及び監視データ速度変換部36からの監視データを同一
Bチャネルに多重し、コネクタT3を介して接続されて
いるISDN回線12を駆動するものである。また、I
SDNインタフェース部33は、ISDN回線12から
データが与えられたときには、CPU37の制御下で、
受信データを、ユーザデータ及び監視データに分離し、
それぞれユーザデータ速度変換部32及び監視データ速
度変換部36に与えるものである。
【0032】なお、ISDNインタフェース部33は、
この実施例との特徴とは離れるが、CPU37の制御下
で、ISDN回線12への発呼処理や着呼処理を行なう
ものである。
【0033】この実施例では、監視データを挿入できる
空きビットを、Bチャネルの各フレーム又は複数フレー
ムに数個ずつ設けており、監視データの授受の際には、
その空きビットに監視データを挿入して伝送するように
なされている。
【0034】CPU37は、上述のように、当該バック
アップ装置15の各部を制御するものである。また、C
PU37は、自己宛ての監視データを取込み、必要なら
ばその返信監視データを生成してタイミング信号を送出
しつつ監視データルートにのせるものである。また、C
PU37には、キーパッド38及び液晶表示器39が設
けられており、当該バックアップ装置15に対する保守
員からの制御情報(バックアップ起動やバックアップ解
除)を受け付けたり、当該バックアップ装置15の状態
等を表示出力できるようになされている。
【0035】次に、このCPU37の回線切替え制御
を、図4のフローチャートを参照しながら説明する。
【0036】なお、初期状態においては、上述のように
アナログ専用回線11側が選択設定されている。すなわ
ち、このアナログ専用回線11側が選択されている状態
においては、ユーザデータルート制御部30によって、
コネクタT1及びT2間を結ぶユーザデータルートでユ
ーザデータが授受され、また、伝送する監視データがあ
れば、監視データルート制御部34によって、コネクタ
T4及びT5間を結ぶ監視データルートで監視データが
授受される。送信系について言えば、モデム16との両
コネクタT2及びT5から出力されたユーザデータ及び
監視データは、上述のように、モデム16においてそれ
ぞれデジタル変調された後、重畳されてアナログ専用回
線11側に送出される。
【0037】このような選択状態においては、CPU3
7はバックアップが起動されたか否かを周期的に監視し
ており(ステップ100)、起動されていないならば、
現状の監視データルート及びユーザデータルートを維持
する(ステップ101)。
【0038】なお、この実施例においてバックアップが
起動される場合は、(1) 障害検出部31が障害を検出し
た場合、(2) キーパッド38を介してバックアップが起
動された場合、(3) ネットワーク監視装置19からの当
該バックアップ装置15を宛先とした監視データによっ
てバックアップ起動が指令された場合である。
【0039】いずれにせよCPU37はバックアップが
起動されると、監視データルート及びユーザデータルー
トをISDN回線12側に切替え(ステップ102)、
切替ルートでの送受信が可能かを確認する(ステップ1
03)。
【0040】例えば、送信系について言えば、ユーザデ
ータルート制御部30によってユーザデータをユーザデ
ータ速度変換部32に与えてISDN回線12を意識し
た速度に変換させ、また、監視データルート制御部34
によって監視データを監視データ速度変換部36に与え
てISDN回線12を意識した速度に変換させ、ISD
Nインタフェース部33で速度変換されたこれらユーザ
データ及び監視データを多重させてISDN回線12側
に送信できるようにする。なお、発呼動作等の回線確立
動作は当然に行なわれる。
【0041】このようにしてISDN回線12側への切
替えが完了すると、その後、CPU37はバックアップ
が解除されたか否かを周期的に監視し(ステップ10
4)、解除が指示されていないならば、監視データルー
ト及びユーザデータルートとしてISDN回線12側を
維持する(ステップ105)。バックアップの解除は、
キーパッド38を介してなされるか、又は、ネットワー
ク監視装置19からの当該バックアップ装置15を宛先
とした監視データによってなされることが一般的であ
る。
【0042】CPU37はバックアップの解除が指令さ
れると、監視データルート及びユーザデータルートをア
ナログ専用回線11側に切替え(ステップ106)、そ
の後、切替ルートでの送受信が可能かを確認して(ステ
ップ107)、上記ステップ100に戻る。
【0043】アナログ専用回線11側への切替えは、ユ
ーザデータルート制御部30をコネクタT1及びT2間
を結ぶユーザデータルートに切替え、かつ、監視データ
ルート制御部34をコネクタT4及びT5間を結ぶ監視
データルートに切り替えることで行なう。なお、この際
には、ISDN回線12との切断動作等も当然に行な
う。また、低消費電力化を期して、ユーザデータ速度変
換部32及び監視データ速度変換部36への電力供給を
完全に遮断させても良い。
【0044】以上のように、上記実施例によれば、主た
るアナログ専用回線11による伝送路上に障害が発生し
ていない場合には、監視データもアナログ専用回線11
を介して伝送するようにしたので、監視データを伝送す
る場合にも保守員はバックアップ回線12の回線接続を
実行させる操作を行なわなくても良く、また、装置につ
いて見てもその回線接続動作が不要であるので、監視デ
ータを直ちに送信させることができる。
【0045】また、バックアップ回線であるISDN回
線12は、サービス提供者によって課金されるものであ
るが、この実施例によれば、監視データの送信だけにI
SDN回線12が利用されることがなく、金銭的なメリ
ットをユーザに与えることができる。
【0046】このようにユーザデータ及び監視データを
アナログ専用回線11で伝送させても、上記実施例にお
いては、ユーザデータの変調波信号及び監視データの変
調波信号の帯域を切り分けているので、監視データの伝
送がユーザデータの伝送に影響を与えることを防止でき
ている。
【0047】なお、上記実施例においては、モデムにお
いてユーザデータ及び監視データを多重したり多重分離
したりするものを示したが、バックアップ装置において
ユーザデータ及び監視データを多重したり多重分離した
りするようにし、モデムは多重されているデータをデジ
タル変復調するだけにしても良い。この場合の多重方法
としては、上記実施例におけるISDN回線12側に接
続する際の多重方法を適用できる。
【0048】また、上記実施例においては、主たる回線
がアナログ専用回線のものを示したが、デジタル専用回
線であっても良い。この場合にはモデムが不要となり、
バックアップ装置において多重したり多重分離したりす
ることになるが、この方法としても、上記実施例におけ
るISDN回線12側に接続する際の多重方法を適用で
きる。逆に、バックアップ回線がアナログ回線であって
も良い。この場合には、上記実施例と同様なモデムをバ
ックアップ回線にも設けて周波数多重等を実行させるよ
うにしても良い。
【0049】さらに、上記実施例においては、バックア
ップ装置として、ホストコンピュータやデータ端末を1
個だけ収容するものを示したが、2個以上収容するもの
であっても良く、また、2個以上のネットワーク監視装
置に接続されるものであっても良い。また、通信装置が
共にデータ端末であっても良い。さらに、通信装置がア
ナログ信号を送受信するものであっても良い。
【0050】
【発明の効果】以上のように、本発明のネットワーク監
視システムによれば、主回線選択手段によって、主回線
が正常であるときには、第1の通信装置及び第2の通信
装置間で授受するユーザ信号だけでなく、ネットワーク
監視装置及び第2のバックアップ装置間で授受する監視
信号も主回線側との間で授受させるようにしたので、監
視信号の伝送時にバックアップ回線に対する回線接続操
作や装置の回線接続動作を不要とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のバックアップ装置の詳細構成例を示す
ブロック図である。
【図2】実施例のネットワーク監視システムの全体ブロ
ック図である。
【図3】実施例のモデムの概念的詳細構成例を示すブロ
ック図である。
【図4】実施例のCPUの回線選択動作のフローチャー
トである。
【符号の説明】
10…ネットワーク監視システム、11…アナログ専用
回線(主回線)、12…ISDN回線(バックアップ回
線)、13…ホストコンピュータ(第1の通信装置)、
14…データ端末(第2の通信装置)、15、18…バ
ックアップ装置、16、17…モデム、19…ネットワ
ーク監視装置、30…ユーザデータルート制御部、31
…障害検出部、32…ユーザデータ速度変換部、33…
ISDNインタフェース部、34…監視データルート制
御部、36…監視データ速度変換部、37…CPU。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04L 12/46 12/28 29/14 9371−5K H04L 13/00 311

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主回線及びバックアップ回線を選択接続
    できる、第1の通信装置を収容した第1のバックアップ
    装置と、第2の通信装置を収容した第2のバックアップ
    装置とを備えると共に、第1又は第2のバックアップ装
    置との間で監視信号を授受する、第1のバックアップ装
    置に接続されたネットワーク監視装置を備えるネットワ
    ーク監視システムにおいて、 上記第1及び第2のバックアップ装置がそれぞれ、 上記主回線が正常であるときに、上記第1の通信装置及
    び上記第2の通信装置間で授受するユーザ信号だけでな
    く、上記ネットワーク監視装置及び上記第2のバックア
    ップ装置間で授受する監視信号も、上記主回線側との間
    で授受させる主回線選択手段と、 上記主回線に障害が発生したときに、上記第1の通信装
    置及び上記第2の通信装置間で授受するユーザ信号と、
    上記ネットワーク監視装置及び上記第2のバックアップ
    装置間で授受する監視信号とを、上記バックアップ回線
    側との間で授受するバックアップ回線選択手段とを有す
    ることを特徴とするネットワーク監視システム。
  2. 【請求項2】 上記第1及び第2の通信装置がデータ通
    信装置であり、上記主回線がアナログ回線であり、上記
    第1及び第2のバックアップ装置が対応する第1又は第
    2のモデムを介して上記主回線に接続されるネットワー
    ク監視システムであって、 上記第1及び第2のバックアップ装置における上記主回
    線選択手段がそれぞれ、対応する上記第1又は第2のモ
    デムとの間でユーザ信号及び監視信号をパラレルに送受
    信し、 上記第1及び第2のモデムがそれぞれ、ユーザ信号をデ
    ジタル変復調するユーザ信号変復調部と、監視信号をデ
    ジタル変復調する監視信号変復調部と、変調されたユー
    ザ信号及び変調された監視信号を周波数多重して上記主
    回線に送出すると共に上記主回線からの受信信号を変調
    ユーザ信号及び変調監視信号に多重分離する多重・多重
    分離部とを備えることを特徴とする請求項1に記載のネ
    ットワーク監視システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014165524A (ja) * 2013-02-21 2014-09-08 Oki Electric Ind Co Ltd 音声送受信システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014165524A (ja) * 2013-02-21 2014-09-08 Oki Electric Ind Co Ltd 音声送受信システム

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