JPH0818550A - 符号系列発生器 - Google Patents
符号系列発生器Info
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- JPH0818550A JPH0818550A JP7087191A JP8719195A JPH0818550A JP H0818550 A JPH0818550 A JP H0818550A JP 7087191 A JP7087191 A JP 7087191A JP 8719195 A JP8719195 A JP 8719195A JP H0818550 A JPH0818550 A JP H0818550A
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-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04J—MULTIPLEX COMMUNICATION
- H04J13/00—Code division multiplex systems
- H04J13/10—Code generation
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L9/00—Cryptographic mechanisms or cryptographic arrangements for secret or secure communications; Network security protocols
- H04L9/06—Cryptographic mechanisms or cryptographic arrangements for secret or secure communications; Network security protocols the encryption apparatus using shift registers or memories for block-wise or stream coding, e.g. DES systems or RC4; Hash functions; Pseudorandom sequence generators
- H04L9/065—Encryption by serially and continuously modifying data stream elements, e.g. stream cipher systems, RC4, SEAL or A5/3
- H04L9/0656—Pseudorandom key sequence combined element-for-element with data sequence, e.g. one-time-pad [OTP] or Vernam's cipher
- H04L9/0662—Pseudorandom key sequence combined element-for-element with data sequence, e.g. one-time-pad [OTP] or Vernam's cipher with particular pseudorandom sequence generator
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L2209/00—Additional information or applications relating to cryptographic mechanisms or cryptographic arrangements for secret or secure communication H04L9/00
- H04L2209/12—Details relating to cryptographic hardware or logic circuitry
- H04L2209/125—Parallelization or pipelining, e.g. for accelerating processing of cryptographic operations
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Computer Security & Cryptography (AREA)
- Complex Calculations (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 周期が非常に長い符号系列であっても、短時
間で所望のレジスタ状態を実現し、かつ発生符号のクロ
ックと同じ速度のクロックにより、符号系列を発生でき
る符号系列発生器。 【構成】 nビットの符号を保持するレジスタ(5)
と、該レジスタ(5)に対して行列演算を施す演算回路
(6)とを具え、その演算結果を前記レジスタ(5)に
帰還することにより逐次的に符号系列を発生する符号系
列発生器。演算回路(6)の行列を、メモリ回路(7)
とスイッチ(8)とにより変更して繰り返し用いて所望
の符号系列を発生する。
間で所望のレジスタ状態を実現し、かつ発生符号のクロ
ックと同じ速度のクロックにより、符号系列を発生でき
る符号系列発生器。 【構成】 nビットの符号を保持するレジスタ(5)
と、該レジスタ(5)に対して行列演算を施す演算回路
(6)とを具え、その演算結果を前記レジスタ(5)に
帰還することにより逐次的に符号系列を発生する符号系
列発生器。演算回路(6)の行列を、メモリ回路(7)
とスイッチ(8)とにより変更して繰り返し用いて所望
の符号系列を発生する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、最長系列、Gold系
列などの符号系列発生器に関する。
列などの符号系列発生器に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタル符号系列は、ディジタル情報
の秘匿、スペクトラム拡散通信における信号帯域拡大の
ための拡散符号など、広い分野で使用されている。特に
最長系列(M系列)は、その周期が非常に長く、また自
己相関特性がインパルス的なため、ランダム符号、雑音
源として使用される。
の秘匿、スペクトラム拡散通信における信号帯域拡大の
ための拡散符号など、広い分野で使用されている。特に
最長系列(M系列)は、その周期が非常に長く、また自
己相関特性がインパルス的なため、ランダム符号、雑音
源として使用される。
【0003】ディジタル符号は、レジスタと、そのレジ
スタ内容に演算を施す演算回路とを用い、その演算内容
をレジスタに帰還させることにより発生させることがで
きる。
スタ内容に演算を施す演算回路とを用い、その演算内容
をレジスタに帰還させることにより発生させることがで
きる。
【0004】例えば、周期15のM系列の場合、演算が
排他的論理和1つで実現でき、帰還法も単純なため、図
1に示すような単純な構成とすることができる。
排他的論理和1つで実現でき、帰還法も単純なため、図
1に示すような単純な構成とすることができる。
【0005】図1において、1は4つのレジスタR1〜
R4から成るシフトレジスタ回路、2はレジスタR1と
R4の排他的論理和をとる排他的論理和回路であり、そ
の出力をレジスタR1に帰還する。レジスタR1〜R4
の各々に初期値を設定し(すべてのレジスタの内容が0
の場合を除く)、これらレジスタR1〜R4にクロック
を与えて、その内容を当該クロックでシフトさせること
により、周期15のM系列符号が発生する。
R4から成るシフトレジスタ回路、2はレジスタR1と
R4の排他的論理和をとる排他的論理和回路であり、そ
の出力をレジスタR1に帰還する。レジスタR1〜R4
の各々に初期値を設定し(すべてのレジスタの内容が0
の場合を除く)、これらレジスタR1〜R4にクロック
を与えて、その内容を当該クロックでシフトさせること
により、周期15のM系列符号が発生する。
【0006】図2は、図1の構成を一般化したもので、
シフトレジスタ1の代りに各1ビットの4つのレジスタ
を用いた周期15のM系列発生器の一例を示す。図2に
おいて、3は、各1ビットの4つのレジスタREG1〜
REG4からなるレジスタ回路、4はレジスタ3の内容
を受けて演算を施す演算回路であり、その演算結果をレ
ジスタ回路3に帰還させる。M系列符号の出力はレジス
タREG4の出力端から得られる。
シフトレジスタ1の代りに各1ビットの4つのレジスタ
を用いた周期15のM系列発生器の一例を示す。図2に
おいて、3は、各1ビットの4つのレジスタREG1〜
REG4からなるレジスタ回路、4はレジスタ3の内容
を受けて演算を施す演算回路であり、その演算結果をレ
ジスタ回路3に帰還させる。M系列符号の出力はレジス
タREG4の出力端から得られる。
【0007】これらのM系列符号発生器において、ある
レジスタ状態にある時に、任意個数のクロックを与え
て、そのレジスタ状態を変化させ、その後から符号を発
生させる場合を考える。たとえば、5クロック後から符
号を発生させるためには、5クロック分の高速なクロッ
クを与えることにより、スタート時のレジスタ状態にす
ることができる。この場合に、周期15程度のM系列
を、任意の位相から発生させることは容易であるが、周
期が非常に長い系列の任意の状態から符号を発生させる
場合、該当する個数のクロックにより、希望するレジス
タ状態を実現するためには、非常に長い時間が必要とな
る場合がある。
レジスタ状態にある時に、任意個数のクロックを与え
て、そのレジスタ状態を変化させ、その後から符号を発
生させる場合を考える。たとえば、5クロック後から符
号を発生させるためには、5クロック分の高速なクロッ
クを与えることにより、スタート時のレジスタ状態にす
ることができる。この場合に、周期15程度のM系列
を、任意の位相から発生させることは容易であるが、周
期が非常に長い系列の任意の状態から符号を発生させる
場合、該当する個数のクロックにより、希望するレジス
タ状態を実現するためには、非常に長い時間が必要とな
る場合がある。
【0008】さらに、生成される符号系列から、1符号
おきの符号系列を発生させる場合、従来の技術によれ
ば、2倍のクロックにて符号系列発生器を動作させ、そ
こで得られる符号のうちの1つおきの符号を選択する必
要がある。したがって、m符号ごとの符号系列を発生さ
せる場合には、m倍のより高速のクロックにて符号系列
発生器を動作させる必要がある。このように、従来例で
は、発生させる符号のクロックよりも高速なクロックが
必要である。
おきの符号系列を発生させる場合、従来の技術によれ
ば、2倍のクロックにて符号系列発生器を動作させ、そ
こで得られる符号のうちの1つおきの符号を選択する必
要がある。したがって、m符号ごとの符号系列を発生さ
せる場合には、m倍のより高速のクロックにて符号系列
発生器を動作させる必要がある。このように、従来例で
は、発生させる符号のクロックよりも高速なクロックが
必要である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の技
術では、周期が非常に長い符号系列を扱う場合、任意の
状態から符号を発生させるためには、非常に長い時間が
必要となる。さらにまた、任意の符号ごとの符号系列を
発生させる場合には、高速なクロックが必要となる。
術では、周期が非常に長い符号系列を扱う場合、任意の
状態から符号を発生させるためには、非常に長い時間が
必要となる。さらにまた、任意の符号ごとの符号系列を
発生させる場合には、高速なクロックが必要となる。
【0010】本発明はこのような場合でも短時間で任意
所望のレジスタ状態を実現し、しかも、発生させる符号
のクロックと同じ速度のクロックにより、任意の符号間
隔で符号系列を発生させることのできる符号系列発生器
を提供することを目的とする。
所望のレジスタ状態を実現し、しかも、発生させる符号
のクロックと同じ速度のクロックにより、任意の符号間
隔で符号系列を発生させることのできる符号系列発生器
を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために請求項1記載の発明は、レジスタに格納された
nビット長のデータXに、n×n行列Aで規定された線
形変換を繰り返して実行し、符号系列Y=Am X(mは
正の整数)を発生する符号系列発生器において、予め定
めたt+1個の正の整数pj (j=0,1,2,…,
t)のそれぞれについて、
るために請求項1記載の発明は、レジスタに格納された
nビット長のデータXに、n×n行列Aで規定された線
形変換を繰り返して実行し、符号系列Y=Am X(mは
正の整数)を発生する符号系列発生器において、予め定
めたt+1個の正の整数pj (j=0,1,2,…,
t)のそれぞれについて、
【0012】
【外5】
【0013】前記整数mを、前記整数pj の1次式、m
=k0 +k1 p1 +k2 p2 +…kt pt (k0 ,k
1 ,k2 ,…,kt は0または正の整数)の形に分解す
る手段と、前記k0 ,k1 ,k2 ,…,kt の内でゼロ
でないものについて、
=k0 +k1 p1 +k2 p2 +…kt pt (k0 ,k
1 ,k2 ,…,kt は0または正の整数)の形に分解す
る手段と、前記k0 ,k1 ,k2 ,…,kt の内でゼロ
でないものについて、
【0014】
【外6】
【0015】前記k0 ,k1 ,k2 ,…,kt の内でゼ
ロでないものについて、
ロでないものについて、
【0016】
【外7】
【0017】を具備することを特徴とする。
【0018】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の符号系列発生器において、前記整数pj は、p0 =
1,p1 =n/2,p2 =n/22 ,p3 =n/23 ,
…,pt =n/2t (ただし、小数点以下は切り捨てて
pj が正の整数となるようにする)であることを特徴と
する。
の符号系列発生器において、前記整数pj は、p0 =
1,p1 =n/2,p2 =n/22 ,p3 =n/23 ,
…,pt =n/2t (ただし、小数点以下は切り捨てて
pj が正の整数となるようにする)であることを特徴と
する。
【0019】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の符号系列発生器において、前記選択手段は、並列動作
するn個のt+1/1マルチプレクサを備えたことを特
徴とする。
の符号系列発生器において、前記選択手段は、並列動作
するn個のt+1/1マルチプレクサを備えたことを特
徴とする。
【0020】請求項4に記載の発明は、請求項2に記載
の符号系列発生器において、前記選択手段は、
の符号系列発生器において、前記選択手段は、
【0021】
【外8】
【0022】請求項5に記載の発明は、請求項1に記載
の符号系列発生器において、前記選択手段は、特定の1
行列を選択して前記演算手段に供給することによって、
任意の符号間隔の符号行列を発生させることを特徴とす
る。
の符号系列発生器において、前記選択手段は、特定の1
行列を選択して前記演算手段に供給することによって、
任意の符号間隔の符号行列を発生させることを特徴とす
る。
【0023】
【作用】本発明によれば、符号系列発生器のレジスタの
状態ベクトルをXi (iは正の整数)とすると、1状態
後のレジスタ状態は
状態ベクトルをXi (iは正の整数)とすると、1状態
後のレジスタ状態は
【0024】
【数1】Xi+1 =AXi で表わされる。ここで、行列Aは演算手順を行列表示し
たものである。従来の技術によれば、m状態後のレジス
タの状態を求めるにはXi+m =Am Xi 、つまりAの演
算をm回行う必要がある。
たものである。従来の技術によれば、m状態後のレジス
タの状態を求めるにはXi+m =Am Xi 、つまりAの演
算をm回行う必要がある。
【0025】本発明における符号系列発生器では、演算
回路における掛算の回数が減少可能である。例えば、m
=k1 p1 +k2 p2 +k0 で表わされるとする(pお
よびkは0以上の整数)。
回路における掛算の回数が減少可能である。例えば、m
=k1 p1 +k2 p2 +k0 で表わされるとする(pお
よびkは0以上の整数)。
【0026】
【外9】
【0027】
【数2】
【0028】で求めることができる。
【0029】ここで、掛算回数はk1 +k2 +k0 とな
り、掛算回数を大幅に減少させることができる。たとえ
ばm=127の場合、p1 =100,p2 =10とする
と、k1 =1,k2 =2,k0 =7となり演算回数は1
0となる。mの値が大きくなるほど、演算回数が減少す
る効果は大きくなる。
り、掛算回数を大幅に減少させることができる。たとえ
ばm=127の場合、p1 =100,p2 =10とする
と、k1 =1,k2 =2,k0 =7となり演算回数は1
0となる。mの値が大きくなるほど、演算回数が減少す
る効果は大きくなる。
【0030】本発明では、このように、複数の行列を組
み合わせて使用することにより、高速にレジスタ状態を
設定し、任意の符号系列位相から符号系列を発生させる
ことができる。本発明は、逐次的に次の状態を求めるの
ではなく、離散的に離れたレジスタ状態への演算手順を
表わす行列をあらかじめ求めておく点が従来の技術と異
なる。
み合わせて使用することにより、高速にレジスタ状態を
設定し、任意の符号系列位相から符号系列を発生させる
ことができる。本発明は、逐次的に次の状態を求めるの
ではなく、離散的に離れたレジスタ状態への演算手順を
表わす行列をあらかじめ求めておく点が従来の技術と異
なる。
【0031】さらにまた、本発明によれば、クロック速
度を変えずに任意の符号間隔の符号系列を発生させるこ
とができる。
度を変えずに任意の符号間隔の符号系列を発生させるこ
とができる。
【0032】従って、本発明は、符号系列長が長く、大
きく離れたレジスタ状態の設定の場合に特に大きな効果
がある。
きく離れたレジスタ状態の設定の場合に特に大きな効果
がある。
【0033】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
に説明する。
【0034】図3は、本発明による符号系列発生器の一
実施例を示すブロック図である。図3において、参照符
号5は、nビットのレジスタであり、n個の1ビットレ
ジスタREG1,REG2,…,REGnから構成され
ている。レジスタ5は、nビットの状態ベクトルXi
(iは0または正の整数)を保持するもので、このXi
が演算回路6に供給される。
実施例を示すブロック図である。図3において、参照符
号5は、nビットのレジスタであり、n個の1ビットレ
ジスタREG1,REG2,…,REGnから構成され
ている。レジスタ5は、nビットの状態ベクトルXi
(iは0または正の整数)を保持するもので、このXi
が演算回路6に供給される。
【0035】一方、参照符号7は、メモリ回路であり、
【0036】
【外10】
【0037】ここで、値tは、メモリ回路7の容量と、
演算の簡単化の程度とを考慮して定められる。たとえ
ば、t=4,n=100とした場合、pj (j=0,
1,2,…,t(=4))は、次のように定められる。
まず、行列Aは不可欠であるから、p0 =1とする。つ
いで、値nを順次2で割って、p1 =n/2=50,p
2 =n/22 =25,p3 =n/23 =12,p4 =p
t =n/24 =6と決定される。ただし、小数点以下は
切り捨てて、pj が正の整数となるようにしている。
演算の簡単化の程度とを考慮して定められる。たとえ
ば、t=4,n=100とした場合、pj (j=0,
1,2,…,t(=4))は、次のように定められる。
まず、行列Aは不可欠であるから、p0 =1とする。つ
いで、値nを順次2で割って、p1 =n/2=50,p
2 =n/22 =25,p3 =n/23 =12,p4 =p
t =n/24 =6と決定される。ただし、小数点以下は
切り捨てて、pj が正の整数となるようにしている。
【0038】メモリ回路7のデータ出力は、nビット単
位で、選択スイッチ8のt+1個の入力接点に、それぞ
れ供給される。選択スイッチ8は、例えば、並列動作す
るn個のt+1/1マルチプレクサからなり、
位で、選択スイッチ8のt+1個の入力接点に、それぞ
れ供給される。選択スイッチ8は、例えば、並列動作す
るn個のt+1/1マルチプレクサからなり、
【0039】
【外11】
【0040】さて、状態ベクトルXi の1状態後のレジ
スタ状態X1+1 は、
スタ状態X1+1 は、
【0041】
【数3】 Xi+1 =AXi (1) で与えられ、m状態後のレジスタ状態Xi+m は、
【0042】
【数4】 Xi+m =Am Xi (2) で与えられる。
【0043】制御回路9は、このmをpj の一次式に分
解する。すなわち、
解する。すなわち、
【0044】
【数5】 m=k0 +k1 p1 +k2 p2 +…kt pt (3) という形に、mを分解する。たとえば、上述したn=1
00,t=4の場合、m=81は、
00,t=4の場合、m=81は、
【0045】
【数6】 m=1×50+1×25+6 (4) と分解される。この分解は、mを2で順次割ることによ
って、容易に行われる。この分解に基づき、制御回路9
は、
って、容易に行われる。この分解に基づき、制御回路9
は、
【0046】
【外12】
【0047】選択スイッチ8を介して、演算回路6に供
給される。制御回路9は、また、演算回路6に対して、
演算回数kj を指示する。
給される。制御回路9は、また、演算回路6に対して、
演算回数kj を指示する。
【0048】このような構成によれば、(3)式より、
【0049】
【数7】
【0050】と表すことができる。この場合、
【0051】
【外13】
【0052】すなわち、(5)式の演算は、M=k0 +
k1 +…+kt 回の乗算によって得られる。得られた演
算結果は、レジスタ5に格納され、出力される。
k1 +…+kt 回の乗算によって得られる。得られた演
算結果は、レジスタ5に格納され、出力される。
【0053】従来は、行列Aの乗算をm回繰り返してい
たことを考慮すれば、演算を大幅に減らせることが分か
る。例えば、上述したm=81の場合、(4)式より、
1+1+6=8であるから、8回の乗算で所望の結果が
得られることとなる。
たことを考慮すれば、演算を大幅に減らせることが分か
る。例えば、上述したm=81の場合、(4)式より、
1+1+6=8であるから、8回の乗算で所望の結果が
得られることとなる。
【0054】本実施例では、
【0055】
【外14】
【0056】制御回路9からメモリ回路7にアドレス情
報を供給して、この行列を選ぶようにすれば、選択スイ
ッチ8は不要となる。この場合は、制御回路9が選択手
段としての機能ももつこととなる。
報を供給して、この行列を選ぶようにすれば、選択スイ
ッチ8は不要となる。この場合は、制御回路9が選択手
段としての機能ももつこととなる。
【0057】また、本実施例では、tの値を増やすこと
によって、演算をより高速にすることができる。しか
し、その場合には、予め計算する行列の個数が多くな
り、メモリ回路7の容量を増やすことが必要である。な
お、メモリ回路7から演算回路6に供給する行列を、
によって、演算をより高速にすることができる。しか
し、その場合には、予め計算する行列の個数が多くな
り、メモリ回路7の容量を増やすことが必要である。な
お、メモリ回路7から演算回路6に供給する行列を、
【0058】
【外15】
【0059】また、本実施例では演算回路6を1つと
し、各種の行列の中の1つをメモリ回路7から読み出し
てセットするようにしたが、各種の行列に対応する複数
の演算回路をあらかじめ用意し、それらを組み合わせて
演算を行うことも可能である。
し、各種の行列の中の1つをメモリ回路7から読み出し
てセットするようにしたが、各種の行列に対応する複数
の演算回路をあらかじめ用意し、それらを組み合わせて
演算を行うことも可能である。
【0060】さらに、本実施例によれば、レジスタ状態
を任意の状態に高速に設定できる。したがって、短時間
で任意の符号系列位相を実現し、その位相から符号系列
を発生させることができる。また、選択スイッチ8を特
定の行列に固定すれば、通常周波数のクロック信号によ
って、任意の符号間隔の符号系列を発生することができ
る。したがって、本発明は、符号系列長が長く、大きく
離れたレジスタ状態を設定する場合に特に有効である。
を任意の状態に高速に設定できる。したがって、短時間
で任意の符号系列位相を実現し、その位相から符号系列
を発生させることができる。また、選択スイッチ8を特
定の行列に固定すれば、通常周波数のクロック信号によ
って、任意の符号間隔の符号系列を発生することができ
る。したがって、本発明は、符号系列長が長く、大きく
離れたレジスタ状態を設定する場合に特に有効である。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
符号の状態を保持するレジスタと、このレジスタに対し
て演算を施す演算回路と、その演算結果をレジスタに帰
還することにより逐次的に符号系列を発生する符号系列
発生器において、演算回路の演算手順を変更しながら繰
り返し使用することにより、高速にレジスタ状態を設定
し、任意の符号系列位相から符号系列を発生させること
ができる。
符号の状態を保持するレジスタと、このレジスタに対し
て演算を施す演算回路と、その演算結果をレジスタに帰
還することにより逐次的に符号系列を発生する符号系列
発生器において、演算回路の演算手順を変更しながら繰
り返し使用することにより、高速にレジスタ状態を設定
し、任意の符号系列位相から符号系列を発生させること
ができる。
【0062】さらに、本発明によれば、クロック速度を
変えずに任意の符号間隔の符号系列を発生させることが
できる。
変えずに任意の符号間隔の符号系列を発生させることが
できる。
【0063】従って、本発明は、符号系列長が長く、大
きく離れたレジスタ状態の設定の場合に特に大きな効果
がある。
きく離れたレジスタ状態の設定の場合に特に大きな効果
がある。
【図1】従来の周期15のM系列発生器の具体例を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図2】従来の周期15のM系列発生器の一般的構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図3】本発明による符号系列発生器の一実施例を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
1 シフトレジスタ回路 2 排他的論理和回路 3 レジスタ 4 演算回路 5 レジスタ 6 演算回路 7 メモリ回路 8 選択スイッチ 9 制御回路
Claims (5)
- 【請求項1】 レジスタに格納されたnビット長のデー
タXに、n×n行列Aで規定された線形変換を繰り返し
て実行し、符号系列Y=Am X(mは正の整数)を発生
する符号系列発生器において、 予め定めたt+1個の正の整数pj (j=0,1,2,
…,t)のそれぞれについて、 【外1】 前記整数mを、前記整数pj の1次式、m=k0 +k1
p1 +k2 p2 +…kt pt (k0 ,k1 ,k2 ,…,
kt は0または正の整数)の形に分解する手段と、 前記k0 ,k1 ,k2 ,…,kt の内でゼロでないもの
について、 【外2】 前記k0 ,k1 ,k2 ,…,kt の内でゼロでないもの
について、 【外3】 を具備することを特徴とする符号系列発生器。 - 【請求項2】 前記整数pj は、p0 =1,p1 =n/
2,p2 =n/22,p3 =n/23 ,…,pt =n/
2t (ただし、小数点以下は切り捨ててpjが正の整数
となるようにする)であることを特徴とする請求項1に
記載の符号系列発生器。 - 【請求項3】 前記選択手段は、並列動作するn個のt
+1/1マルチプレクサを備えたことを特徴とする請求
項2に記載の符号系列発生器。 - 【請求項4】 前記選択手段は、 【外4】 ことを特徴とする請求項2に記載の符号系列発生器。
- 【請求項5】 前記選択手段は、特定の1行列を選択し
て前記演算手段に供給することによって、任意の符号間
隔の符号行列を発生させることを特徴とする請求項1に
記載の符号系列発生器。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7087191A JPH0818550A (ja) | 1994-04-27 | 1995-04-12 | 符号系列発生器 |
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