JPH08184944A - フィルム一体型カメラ - Google Patents

フィルム一体型カメラ

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JPH08184944A
JPH08184944A JP33859294A JP33859294A JPH08184944A JP H08184944 A JPH08184944 A JP H08184944A JP 33859294 A JP33859294 A JP 33859294A JP 33859294 A JP33859294 A JP 33859294A JP H08184944 A JPH08184944 A JP H08184944A
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JP
Japan
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switching
strobe
shutter speed
film
switching means
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Application number
JP33859294A
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English (en)
Inventor
Tetsushi Takaba
哲史 鷹羽
Yaichi Iijima
彌一 飯島
Masami Fujita
雅己 藤田
Kazuo Todo
和夫 藤堂
Masaru Ishida
賢 石田
Kiyoaki Hazama
清昭 硲
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】通常撮影時の基準露光量を変えず、オーバーネ
ガを発生させないで、更にストロボを現行のものより更
に小型にしつつ、ストロボ撮影のアンダーを救うフィル
ム一体型カメラを提供する。 【構成】ストロボを備え、フィルムカートリッジを組立
時に予め装填するフィルム一体型カメラ1において、ス
トロボを使用状態と未使用状態に切り替えるストロボ切
替手段Bと、このストロボ切替手段Bの切り替えに連動
してシャッタ速度SVを切り替えるシャッタ速度切替手
段Dとを備ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、組立時に予めフィル
ムカートリッジを装填しておき、撮影毎に写真フィルム
を巻き上げ、撮影済の写真フィルムを取出すフィルム一
体型カメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】フィルム一体型カメラは、組立時に予め
フィルムカートリッジを装填しておき、撮影毎に写真フ
ィルムを巻き上げ、撮影済の写真フィルムを取出す簡易
なカメラである。このフィルム一体型カメラでは、基準
露光値を薄曇りの屋外を基準として約EV≒11.5に
設定されており、フィルム感度ISO400 絞りF値
≒10.5、シャッター速度SV≒1/100という条
件で、基準露光値のEV≒11.5を実現するのが通例
となっている。
【0003】また、夜間等の撮影では、ストロボ付のフ
ィルム一体型カメラが用いられ、ストロボGN=10.
5のものを用いて、到達距離2m(公称3m)を実現し
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、フィルム一
体型カメラにより撮影されたプリントの品質をチェック
すると、ストロボの光量不足によるアンダーのプリント
が多く見られる。これを救うために、ISO感度を上
げる、レンズを明るくする、シャッタ速度を遅くす
る、ストロボGNを上げるという方法がある。
【0005】しかしながら、これらは、〜について
は、基準露光値が上がるため通常撮影でオーバーにな
り、ネガ濃度が濃くなるため、プリント時間が長くなり
処理効率が悪くなる。また、においては手振れ、に
おいてはストロボの大型化、リサイクルタイムの増加等
の問題が生じる。
【0006】特に、フィルム一体型カメラは、基準露光
量が約11.5EVに設定されており、この絞り値を大
きく(明るく)することはいろいろな問題が発生し、好
ましくない。一方、ストロボ撮影の場合は、アンダーネ
ガが多く、明るさを上げたいのが現状である。また、カ
メラ本体の小型化に伴いストロボの小型化も重要な問題
となりストロボの光量増とは相反するテーマとなってい
る。
【0007】これらを解決する方法として、マニアルに
てそれぞれを切り替えるという方法が一般的で、通常カ
メラ等では行われているわけであるが、フィルム一体型
カメラの性格上、煩雑な操作をユーザーにさせることが
できない。
【0008】この発明は、かかる点に鑑みてなされたも
ので、請求項1乃至請求項7記載の発明は、通常撮影時
の基準露光量を変えず、オーバーネガを発生させない
で、更にストロボを現行のものより更に小型にしつつ、
ストロボ撮影のアンダーを救うフィルム一体型カメラを
提供することを目的としている。また、請求項1乃至請
求項7記載の発明は、ストロボ撮影のアンダーを救う操
作を煩雑にすることなく、ストロボ撮影のアンダーを救
うことが可能なフィルム一体型カメラを提供することを
目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し、かつ
目的を達成するために、請求項1記載の発明は、ストロ
ボを備え、フィルムカートリッジを組立時に予め装填す
るフィルム一体型カメラにおいて、前記ストロボを使用
状態と未使用状態に切り替えるストロボ切替手段と、こ
のストロボ切替手段の切り替えに連動してシャッタ速度
を切り替えるシャッタ速度切替手段とを備えることを特
徴としている。
【0010】請求項2記載の発明は、ストロボを備え、
フィルムカートリッジを組立時に予め装填するフィルム
一体型カメラにおいて、前記ストロボを使用状態と未使
用状態に切り替えるストロボ切替手段と、このストロボ
切替手段の切り替えに連動してシャッタ速度を切り替え
るシャッタ速度切替手段と、前記ストロボ切替手段の切
り替えに連動して絞りを切り替える絞り切替手段とを備
えることを特徴としている。
【0011】請求項3記載の発明は、前記シャッタ速度
の切替の値が、ストロボ未使用時のシャッタ速度SVが
約1/100で、ストロボ使用時のシャッタ速度SVが
約1/60であることを特徴としている。
【0012】請求項4記載の発明は、前記絞りの切替の
F値が、ストロボ未使用時の絞りF値が約10.5で、
ストロボ使用時の絞りF値が約8であることを特徴とし
ている。
【0013】請求項5記載の発明は、前記ストロボGN
を、ストロボ使用時のF値とほぼ同じ値とすることを特
徴としている。
【0014】請求項6記載の発明は、シャッタ速度切替
手段が、セクターの露光作動の位置規制を行なうストッ
パ位置を切り替えて行なうように構成したことを特徴と
している。
【0015】請求項7記載の発明は、シャッタ速度切替
手段が、セクターの露光作動の戻りバネの変化量を切り
替えて行なうように構成したことを特徴としている。
【0016】
【作用】請求項1記載の発明では、ストロボを使用状態
と未使用状態に切り替え、このストロボの切り替えに連
動してシャッタ速度を切り替え、周辺アンダーが改善さ
れる。また、シャッタ速度を切り替える切替操作も、通
常のストロボ撮影と同じ操作で行われ、ストロボ撮影の
アンダーを救う操作を煩雑にすることなく、ストロボ撮
影のアンダーを救うことが可能である。
【0017】請求項2記載の発明では、ストロボを使用
状態と未使用状態に切り替え、このストロボ切替手段の
切り替えに連動してシャッタ速度を切り替えると共に、
ストロボ切替手段の切り替えに連動して絞りを切り替
え、周辺アンダーが改善される。また、シャッタ速度と
絞りを切り替える切替操作も、通常のストロボ撮影と同
じ操作で行われ、ストロボ撮影のアンダーを救う操作を
煩雑にすることなく、ストロボ撮影のアンダーを救うこ
とが可能である。
【0018】請求項3記載の発明では、シャッタ速度の
切替の値が、ストロボ未使用時のシャッタ速度SVが約
1/100で、ストロボ使用時のシャッタ速度SVが約
1/60であり、ストロボ使用時のシャッタ速度SVを
遅くすることでストロボ撮影のアンダーを救うことが可
能である。
【0019】請求項4記載の発明では、絞りの切替のF
値が、ストロボ未使用時の絞りF値が約10.5で、ス
トロボ使用時の絞りF値が約8であり、ストロボ使用時
の絞りF値を小さくすることで、ストロボ撮影のアンダ
ーを救うことが可能である。
【0020】請求項5記載の発明では、ストロボGN
を、ストロボ使用時のF値とほぼ同じ値とし、ストロボ
を小型にしながら、ストロボ光の到達距離をほぼ同じ距
離に保つことができる。
【0021】請求項6記載の発明では、シャッタ速度切
替手段が、セクターの露光作動の位置規制を行なうスト
ッパ位置を切り替えており、既存のストッパを利用する
ことで簡単な構成でシャッタ速度の切替を行なうことが
できる。
【0022】請求項7記載の発明では、シャッタ速度切
替手段が、セクターの露光作動の戻りバネの変化量を切
り替えており、既存のバネを利用することで簡単な構成
でシャッタ速度の切替を行なうことができる。
【0023】
【実施例】以下、この発明のフィルム一体型カメラを図
面に基づいて詳細に説明する。図1はフィルム一体型カ
メラの斜視図、図2はフィルム一体型カメラの内部機構
を示す分解斜視図、図3は絞りの切替を示す露光部の正
面図、図4はシャッタ速度の切替を示すセクタ部の正面
図である。
【0024】このフィルム一体型カメラ1は、図1に示
すように、写真フィルムが装填された状態で市販に供さ
れる簡易なカメラで、写真フィルムがカメラの組立工程
で装填され、ユーザーの写真フィルムの装填や巻き戻し
等の操作が不要になり、ユーザーは直ちに撮影すること
ができる。
【0025】このフィルム一体型カメラ1は、前カバー
2と後カバー3とを組み付けて構成され、前側中央には
撮影レンズ4が設けられ、撮影レンズ4の上方位置には
ファインダー5が設けられ、ファインダー5の近傍には
ストロボ発光窓6が設けられている。
【0026】ストロボ発光窓6は横長に配置され、撮影
レンズ4から離すことで、ストロボ発光が撮影に悪影響
しないようにしている。ストロボ発光窓6の下方にはス
トロボレバースイッチ7が設けられ、ストロボレバース
イッチ7はストロボを使用状態と未使用状態に切り替え
る。フィルム一体型カメラ1の右側にはグリップ部8が
設けられ、グリップ部8の上部にはレリーズボタン9が
設けられている。
【0027】このフィルム一体型カメラ1の前カバー2
と後カバー3に囲まれた内部には、図2に示すように、
本体10が設けられている。本体10の中央には、撮影
枠10aが設けられ、この撮影枠10aを挟んで左右の
一方にフィルム収納室10bが、他方に巻上室10cが
設けられている。
【0028】本体10の上部にはボス10dが設けら
れ、このボス10dにはセクター11を駆動するセクタ
ーレバー12が回動可能に取り付けられている。セクタ
ーレバー12の係止部12aと、本体10の係止突起1
0eとの間にバネ13が設けられ、このバネ13により
セクターレバー12は常に閉じ方向に付勢されている。
セクターレバー12のボス12bはセクター11のU溝
11aに係合し、セクターレバー12の動きをセクター
11に伝達している。セクターレバー12は本体10に
組み付けられたレリーズ機構14によって回動し、この
レリーズ機構14は、レリーズボタン9によって作動す
る。
【0029】本体10の撮影枠10aの前側にはスペー
サ15が設けられ、このスペーサ15の前側にはレンズ
受け16が爪部16aをスペーサ15の凹部15aに係
合して設けられている。スペーサ15には露光窓15b
が形成され、このスペーサ15とレンズ受け16との間
にセクター11が配置されている。セクター11は、そ
の孔11bをスペーサ15のボス15cに挿通し、セク
ターレバー12により作動し、露光窓15bを開放可能
になっている。
【0030】レンズ受け16には、レンズ取付部16b
には撮影レンズ4が組み付けられ、この撮影レンズ4に
対応する位置に露光孔16cが形成されている。レンズ
受け16には、絞り板17がセットされている。絞り板
17には絞り孔17aが形成され、この絞り板17に形
成された取付孔17bをスペーサ15の図示しないボス
に挿通して回動可能に支持されている。
【0031】絞り板17には、長孔17cが形成され、
この長孔17cにはスライドレバー18の凸部18aが
係合され、またスライドレバー18にはストッパ部18
bが形成されている。また、スライドレバー18には、
凸部18cが形成され、この凸部18cにはストロボレ
バースイッチ7の2本のリブ7aが係合されている。ス
トロボレバースイッチ7とスライドレバー18は、矢印
方向に一体的に動作し、絞りの切替と、シャッタ速度の
切替が行なわれる。ストロボレバースイッチ7とスライ
ドレバー18は、ストロボを使用状態と未使用状態に切
り替えるストロボ切替手段Bを構成している。
【0032】絞りの切替を図3に示す。ストロボを使用
する場合には、ストロボレバースイッチ7をA方向に動
作すると、図3(a)のように、スライドレバー18も
同じように動作し、凸部18aと絞り板17の長孔17
cの係合により、レンズ受け16の露光孔16cが露光
し、開放絞りとなる。
【0033】一方、ストロボを使用しない場合には、ス
トロボレバースイッチ7を作動しないで、図3(b)の
ように、スライドレバー18も同じように動作しない初
期位置にあり、凸部18aと絞り板17の長孔17cの
係合により、レンズ受け16の露光孔16cを絞り板1
7の絞り孔17aによって覆っている。
【0034】このように、ストロボ切替手段Bの切り替
えに連動して絞りを切り替える絞り切替手段Cを備えて
おり、絞りを切り替える切替操作が、通常のストロボ撮
影と同じ操作で行われ、ストロボ撮影のアンダーを救う
操作を煩雑にすることなく、ストロボ撮影のアンダーを
救うことが可能である。
【0035】また、絞りの切替のF値は、ストロボ未使
用時の絞りF値が約10.5で、ストロボ使用時の絞り
F値が約8であり、ストロボ使用時の絞りF値を小さく
してストロボ撮影のアンダーを救うことが可能である。
【0036】また、ストロボGNを、ストロボ使用時の
F値とほぼ同じ値としており、ストロボを小型にしなが
ら、ストロボ光の到達距離をほぼ同じ距離に保つことが
できる。
【0037】次に、シャッタ速度の切替を図4に示す。
図4(a)に示すように、スペーサ15にはストッパ部
15dが設けられ、またガイド切欠部15eが設けられ
ている。ガイド切欠部15eによって、スライドレバー
18のストッパ部18bが移動可能になっている。セク
ター11は、スペーサ15のストッパ部15dとスライ
ドレバー18のストッパ部18bとの間を移動する。
【0038】図4(c)のストロボを使用しない時に
は、セクター11は露光窓15bを開放後スライドレバ
ー18のストッパ部18bに当接する図4(c)の位置
まで作動して、スペーサ15のストッパ部15dに当接
する位置に戻り、シャッタ速度SVが速くなるる。図4
(b)のストロボを使用した時には、ストロボレバース
イッチ7をA方向に動作し、スライドレバー18のスト
ッパ部18bを、ストロボを使用するときよりA方向に
操作すると、セクター11の作動範囲が広がり戻るまで
の時間が増加し、シャッタ速度が遅くなる。
【0039】このように、ストロボ切替手段Bの切り替
えに連動してシャッタ速度SVを切り替えるシャッタ速
度切替手段Dを備えており、シャッタ速度SVを切り替
える切替操作も、通常のストロボ撮影と同じ操作で行わ
れ、ストロボ撮影のアンダーを救う操作を煩雑にするこ
となく、ストロボ撮影のアンダーを救うことが可能であ
る。
【0040】また、シャッタ速度SVの切替の値が、ス
トロボ未使用時のシャッタ速度SVが約1/100で、
ストロボ使用時のシャッタ速度SVが約1/60であ
り、ストロボ使用時のシャッタ速度SVを遅くすること
で、ストロボ撮影のアンダーを救うことが可能である。
【0041】また、シャッタ速度切替手段Dが、セクタ
ー11の露光作動の位置規制を行なうストッパ位置を切
り替えており、既存のストッパを利用することで簡単な
構成でシャッタ速度SVの切替を行なうことができる。
【0042】また、シャッタ速度の切替の他の実施例を
図5に示す。
【0043】セクター11の作動を行なうセクターレバ
ー12の係止部12aには、セクター戻し用のバネ20
の端部20aが取り付けられ、このバネ20のもう一方
の端部20bは、本体10のボス部10fを軸として回
転自在なレバー21の一端上のボス部21aに掛けられ
ている。さらに、レバー21のもう一方の端のボス部2
1bはストロボスイッチレバー7と一体で作動するスラ
イドレバー18のU溝18dと係合している。
【0044】図5はストロボスイッチレバー7とスライ
ドレバー18がA方向に作動させられた状態、つまりス
トロボスイッチがONになった状態を示している。この
ストロボを使用する時、レバー21は反時計方向いっぱ
いまで回転し、バネ20の動作長は短く戻り力が弱くな
っている。この状態の時、シャッタ速度SVは1/60
程度となる。
【0045】ストロボスイッチがOFFの時、スライド
レバー18は図中一点鎖線の位置となりレバー21は時
計方向に回転してバネ20の動作長が長くなる。即ち、
バネ20の戻り力は強くなり、バネの変位が大のため、
シャッタ速度SVはストロボONのストロボ使用状態よ
り速く、1/100程度となり、セクター11のセクタ
ー戻し用の戻りバネ20の変位量を切り替えることによ
り、シャッタ速度SVの切換を行なう。
【0046】このように、シャッタ速度切替手段Dが、
セクター11の露光作動の戻りバネ20の変化量を切り
替えており、既存のバネ20を利用することで簡単な構
成でシャッタ速度SVの切替を行なうことができる。
【0047】
【発明の効果】前記したように、請求項1乃至請求項7
記載の発明は、通常撮影時の基準露光量を変えず、オー
バーネガを発生させないで、更にストロボを現行のもの
より更に小型にしつつ、ストロボ撮影のアンダーを救う
ことができる。また、ストロボ撮影のアンダーを救う操
作を煩雑にすることなく、ストロボ撮影のアンダーを救
うことが可能である。
【0048】特に、請求項1記載の発明は、ストロボを
使用状態と未使用状態に切り替え、このストロボの切り
替えに連動してシャッタ速度を切り替えるから、周辺ア
ンダーが改善される。また、シャッタ速度を切り替える
切替操作も、通常のストロボ撮影と同じ操作で行われ、
ストロボ撮影のアンダーを救う操作を煩雑にすることな
く、ストロボ撮影のアンダーを救うことが可能である。
【0049】また、請求項2記載の発明は、ストロボを
使用状態と未使用状態に切り替え、このストロボ切替手
段の切り替えに連動してシャッタ速度を切り替えると共
に、ストロボ切替手段の切り替えに連動して絞りを切り
替えるから、周辺アンダーが改善される。また、シャッ
タ速度と絞りを切り替える切替操作も、通常のストロボ
撮影と同じ操作で行われ、ストロボ撮影のアンダーを救
う操作を煩雑にすることなく、ストロボ撮影のアンダー
を救うことが可能である。
【0050】また、請求項3記載の発明は、シャッタ速
度の切替の値が、ストロボ未使用時のシャッタ速度SV
が約1/100で、ストロボ使用時のシャッタ速度SV
が約1/60であり、ストロボ使用時のシャッタ速度S
Vを遅くすることでストロボ撮影のアンダーを救うこと
が可能である。
【0051】また、請求項4記載の発明は、絞りの切替
のF値が、ストロボ未使用時の絞りF値が約10.5
で、ストロボ使用時の絞りF値が約8であり、ストロボ
使用時の絞りF値を小さくすることでストロボ撮影のア
ンダーを救うことが可能である。
【0052】また、請求項5記載の発明は、ストロボG
Nを、ストロボ使用時のF値とほぼ同じ値としており、
ストロボを小型にしながら、ストロボ光の到達距離をほ
ぼ同じ距離に保つことができる。
【0053】また、請求項6記載の発明は、シャッタ速
度切替手段が、セクターの露光作動の位置規制を行なう
ストッパ位置を切り替えており、既存のストッパを利用
することで簡単な構成でシャッタ速度の切替を行なうこ
とができる。
【0054】また、請求項7記載の発明は、シャッタ速
度切替手段が、セクターの露光作動の戻りバネの変化量
を切り替えており、既存のバネを使用することで、簡単
な構成でシャッタ速度の切替を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】フィルム一体型カメラの斜視図である。
【図2】フィルム一体型カメラの内部機構を示す分解斜
視図である。
【図3】絞りの切替を示す露光部の正面図である。
【図4】シャッタ速度の切替を示すセクタ部の正面図で
ある。
【図5】シャッタ速度の切替の他の実施例を図である。
【符号の説明】
1 フィルム一体型カメラ B ストロボ切替手段 D シャッタ速度切替手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03B 15/05 (72)発明者 藤堂 和夫 東京都日野市さくら町1番地 コニカ株式 会社内 (72)発明者 石田 賢 東京都日野市さくら町1番地 コニカ株式 会社内 (72)発明者 硲 清昭 東京都日野市さくら町1番地 コニカ株式 会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ストロボを備え、フィルムカートリッジを
    組立時に予め装填するフィルム一体型カメラにおいて、
    前記ストロボを使用状態と未使用状態に切り替えるスト
    ロボ切替手段と、このストロボ切替手段の切り替えに連
    動してシャッタ速度を切り替えるシャッタ速度切替手段
    とを備えることを特徴とするフィルム一体型カメラ。
  2. 【請求項2】ストロボを備え、フィルムカートリッジを
    組立時に予め装填するフィルム一体型カメラにおいて、
    前記ストロボを使用状態と未使用状態に切り替えるスト
    ロボ切替手段と、このストロボ切替手段の切り替えに連
    動してシャッタ速度を切り替えるシャッタ速度切替手段
    と、前記ストロボ切替手段の切り替えに連動して絞りを
    切り替える絞り切替手段とを備えることを特徴とするフ
    ィルム一体型カメラ。
  3. 【請求項3】前記シャッタ速度の切替の値は、ストロボ
    未使用時のシャッタ速度SVが約1/100で、ストロ
    ボ使用時のシャッタ速度SVが約1/60であることを
    特徴とする請求項1または請求項2記載のフィルム一体
    型カメラ。
  4. 【請求項4】前記絞りの切替のF値は、ストロボ未使用
    時の絞りF値が約10.5で、ストロボ使用時の絞りF
    値が約8であることを特徴とする請求項2記載のフィル
    ム一体型カメラ。
  5. 【請求項5】前記ストロボGNを、ストロボ使用時のF
    値とほぼ同じ値とすることを特徴とする請求項1または
    請求項2のいずれかに記載のフィルム一体型カメラ。
  6. 【請求項6】シャッタ速度切替手段は、セクターの露光
    作動の位置規制を行なうストッパ位置を切り替えて行な
    うように構成したことを特徴とする請求項1または請求
    項2に記載のフィルム一体型カメラ。
  7. 【請求項7】シャッタ速度切替手段は、セクターの露光
    作動の戻りバネの変化量を切り替えて行なうように構成
    したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の
    フィルム一体型カメラ。
JP33859294A 1994-12-29 1994-12-29 フィルム一体型カメラ Pending JPH08184944A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5890026A (en) * 1998-01-08 1999-03-30 Eastman Kodak Company Camera with anti-bounce shutter
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EP1486821A3 (en) * 1998-11-04 2004-12-22 Konica Corporation Lens-fitted film unit with a built-in electronic flash unit

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