JPH08184734A - 光ファイバケーブル - Google Patents
光ファイバケーブルInfo
- Publication number
- JPH08184734A JPH08184734A JP6328489A JP32848994A JPH08184734A JP H08184734 A JPH08184734 A JP H08184734A JP 6328489 A JP6328489 A JP 6328489A JP 32848994 A JP32848994 A JP 32848994A JP H08184734 A JPH08184734 A JP H08184734A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical fiber
- fiber cable
- jacket layer
- tensile
- external jacket
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/44—Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
- G02B6/4401—Optical cables
- G02B6/4403—Optical cables with ribbon structure
- G02B6/4404—Multi-podded
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 抗張力体と光ファイバテープ心線とを短時間
で容易に分離できる光ファイバケーブルを提供する。 【構成】 外周に防護層３、４を設けた光ファイバテー
プ心線１、２を同一平面上に平行に複数本配列し、各光
ファイバテープ心線１，２間に抗張力体７を配列し、こ
れらに一括して外部被覆層を施した光ファイバケーブル
において、外部被覆層１０の抗張力体７の位置する部分
１０ａを薄くして断面形状が眼鏡型になるように形成し
たことを特徴としている。
で容易に分離できる光ファイバケーブルを提供する。 【構成】 外周に防護層３、４を設けた光ファイバテー
プ心線１、２を同一平面上に平行に複数本配列し、各光
ファイバテープ心線１，２間に抗張力体７を配列し、こ
れらに一括して外部被覆層を施した光ファイバケーブル
において、外部被覆層１０の抗張力体７の位置する部分
１０ａを薄くして断面形状が眼鏡型になるように形成し
たことを特徴としている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、光ファイバケーブルに
関する。
関する。
【０００２】
【従来の技術】図４は従来の光ファイバケーブルの横断
面図である。
面図である。
【０００３】同図に示す１、２は６心の光ファイバテー
プ心線であり、光ファイバテープ心線１、２の外周は樹
脂からなる繊維状の防護層３、４でそれぞれ覆われてい
る。これら２本の光ファイバテープ心線１，２は同一平
面になるように平行に配列され、それらの中央平面上に
は抗張力体７が配列され、一括してフラットな外部被覆
層８で覆われて光ファイバケーブル９が構成されてい
る。
プ心線であり、光ファイバテープ心線１、２の外周は樹
脂からなる繊維状の防護層３、４でそれぞれ覆われてい
る。これら２本の光ファイバテープ心線１，２は同一平
面になるように平行に配列され、それらの中央平面上に
は抗張力体７が配列され、一括してフラットな外部被覆
層８で覆われて光ファイバケーブル９が構成されてい
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところでこの光ファイ
バケーブル９は、その端部において両光ファイバテープ
被覆層を中央（抗張力体の位置）で分離し、分離した光
ファイバテープ心線１，２の端部にコネクタを取り付け
て使用するため、分離の際には工具が必要であり、しか
もかなりの時間と労力を必要とした。またその際分離部
分の抗張力体７を取り除く必要もあり、除去作業にもか
なりの時間と労力を必要とした。
バケーブル９は、その端部において両光ファイバテープ
被覆層を中央（抗張力体の位置）で分離し、分離した光
ファイバテープ心線１，２の端部にコネクタを取り付け
て使用するため、分離の際には工具が必要であり、しか
もかなりの時間と労力を必要とした。またその際分離部
分の抗張力体７を取り除く必要もあり、除去作業にもか
なりの時間と労力を必要とした。
【０００５】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、抗張力体と光ファイバテープ心線とを短時間で容易
に分離できる光ファイバケーブルを提供することにあ
る。
し、抗張力体と光ファイバテープ心線とを短時間で容易
に分離できる光ファイバケーブルを提供することにあ
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、光ファイバテープ心線を同一平面上に平行
に複数本配列し、各光ファイバテープ心線間に抗張力体
を配列し、これらに一括して外部被覆層を施した光ファ
イバケーブルにおいて、外部被覆層の抗張力体の位置す
る部分を薄くして断面形状が眼鏡型になるように形成し
たものである。
に本発明は、光ファイバテープ心線を同一平面上に平行
に複数本配列し、各光ファイバテープ心線間に抗張力体
を配列し、これらに一括して外部被覆層を施した光ファ
イバケーブルにおいて、外部被覆層の抗張力体の位置す
る部分を薄くして断面形状が眼鏡型になるように形成し
たものである。
【０００７】上記構成に加え本発明は、外部被覆層の抗
張力体の位置する部分の厚さを、外部被覆層の他の部分
の厚さの１／２〜１／５としたものである。
張力体の位置する部分の厚さを、外部被覆層の他の部分
の厚さの１／２〜１／５としたものである。
【０００８】
【作用】上記構成によれば、外部被覆層の断面形状が眼
鏡型に形成されているので、分離位置が分りやすい。外
部被覆層の抗張力体の位置する部分が薄いので、各光フ
ァイバテープ心線を引き離す力が加わると、その薄い部
分に応力が集中して外部被覆層が破壊され、抗張力体が
外部被覆層から独立して分離される。また、外部被覆層
の抗張力体の位置する部分の厚さを、外部被覆層の他の
部分の厚さの１／２〜１／５とした場合には、工具等を
用いることなく素手で短時間で容易に分離できるように
なる。
鏡型に形成されているので、分離位置が分りやすい。外
部被覆層の抗張力体の位置する部分が薄いので、各光フ
ァイバテープ心線を引き離す力が加わると、その薄い部
分に応力が集中して外部被覆層が破壊され、抗張力体が
外部被覆層から独立して分離される。また、外部被覆層
の抗張力体の位置する部分の厚さを、外部被覆層の他の
部分の厚さの１／２〜１／５とした場合には、工具等を
用いることなく素手で短時間で容易に分離できるように
なる。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て詳述する。尚、図４に示した従来例と同様の部材には
共通の符号を用いた。
て詳述する。尚、図４に示した従来例と同様の部材には
共通の符号を用いた。
【００１０】図１は本発明の光ファイバケーブルの一実
施例を示す横断面図であり、図２はその部分拡大図であ
る。
施例を示す横断面図であり、図２はその部分拡大図であ
る。
【００１１】図１において、１、２は６心の光ファイバ
テープ心線である。光ファイバテープ心線１、２の外周
は樹脂からなる繊維状の防護層３、４でそれぞれ覆われ
ている。これら２本の光ファイバテープ心線１，２は同
一平面になるように平行に配列され、光ファイバテープ
心線１，２の中央平面上には抗張力体７が配列され、一
括して外部被覆層１０で覆われている。
テープ心線である。光ファイバテープ心線１、２の外周
は樹脂からなる繊維状の防護層３、４でそれぞれ覆われ
ている。これら２本の光ファイバテープ心線１，２は同
一平面になるように平行に配列され、光ファイバテープ
心線１，２の中央平面上には抗張力体７が配列され、一
括して外部被覆層１０で覆われている。
【００１２】この外部被覆層１０は図２に示すように抗
張力体７の位置する部分１０ａの厚さが光ファイバテー
プ心線１、２の位置する部分１０ｂより薄くなってお
り、断面形状が眼鏡型になるように形成されている。
張力体７の位置する部分１０ａの厚さが光ファイバテー
プ心線１、２の位置する部分１０ｂより薄くなってお
り、断面形状が眼鏡型になるように形成されている。
【００１３】防護層３、４には５０Ｋｇｆ／ｍｍ2 以上
の引張り強さをもつポリアミド樹脂、ＰＢＴ等の樹脂か
らなる繊維状のものが用いられ、外部被覆層１０にはポ
リエチレン、塩化ビニル等の樹脂が用いられる。防護層
３、４を光ファイバテープ心線１、２の外周に施すこと
により、外部被覆層１０の収縮等による外力やケーブル
自身に加わる側圧、曲げ等による機械的外力が光ファイ
バテープ心線１、２に加わるのが緩和される。このた
め、光ファイバに発生する微小曲り（マイクロベンド）
を抑制できる。
の引張り強さをもつポリアミド樹脂、ＰＢＴ等の樹脂か
らなる繊維状のものが用いられ、外部被覆層１０にはポ
リエチレン、塩化ビニル等の樹脂が用いられる。防護層
３、４を光ファイバテープ心線１、２の外周に施すこと
により、外部被覆層１０の収縮等による外力やケーブル
自身に加わる側圧、曲げ等による機械的外力が光ファイ
バテープ心線１、２に加わるのが緩和される。このた
め、光ファイバに発生する微小曲り（マイクロベンド）
を抑制できる。
【００１４】抗張力体（例えば外径０．７ｍｍ）７の外
周上に被覆される光ファイバケーブルの表面側（図の上
側及び下側）の外部被覆層１０ａの厚さｔは、光ファイ
バテープ心線１、２の外周上に被覆される外部被覆層１
０ｂの厚さＴの１／２〜１／５となるように施されてい
る（本実施例ではＴ＝０．５ｍｍ、ｔ＝０．２ｍｍ）。
周上に被覆される光ファイバケーブルの表面側（図の上
側及び下側）の外部被覆層１０ａの厚さｔは、光ファイ
バテープ心線１、２の外周上に被覆される外部被覆層１
０ｂの厚さＴの１／２〜１／５となるように施されてい
る（本実施例ではＴ＝０．５ｍｍ、ｔ＝０．２ｍｍ）。
【００１５】次に実施例の作用を述べる。
【００１６】光ファイバケーブル１１の端部においてそ
れぞれの光ファイバテープ心線１、２を外部被覆層１０
の外側からそれぞれ把持して素手で両側側方に引き離す
力を加えるだけで内部応力が外部被覆層１０の薄い部分
１０ａに集中するので、図３に示すように抗張力体７の
外周上に被覆された外部被覆層１０ａが引き裂かれ、光
ファイバテープ心線１、２側の外部被覆層１０ｂには損
傷を与えることなく短時間で容易に２本の光ファイバテ
ープ心線１，２及び抗張力体７をそれぞれ分離すること
ができる。
れぞれの光ファイバテープ心線１、２を外部被覆層１０
の外側からそれぞれ把持して素手で両側側方に引き離す
力を加えるだけで内部応力が外部被覆層１０の薄い部分
１０ａに集中するので、図３に示すように抗張力体７の
外周上に被覆された外部被覆層１０ａが引き裂かれ、光
ファイバテープ心線１、２側の外部被覆層１０ｂには損
傷を与えることなく短時間で容易に２本の光ファイバテ
ープ心線１，２及び抗張力体７をそれぞれ分離すること
ができる。
【００１７】以上において本実施例によれば、光ファイ
バケーブルの端部においてそれぞれの光ファイバテープ
心線及び抗張力体を容易に分離することが可能となる。
バケーブルの端部においてそれぞれの光ファイバテープ
心線及び抗張力体を容易に分離することが可能となる。
【００１８】尚、本実施例では光ファイバテープ心線の
本数が２本で抗張力体の本数が１本の場合で説明した
が、これに限定されるものではなく、光ファイバテープ
心線の本数が３本以上で抗張力体の本数が２本以上であ
ってもよい。また本実施例では光ファイバテープ心線が
６心であるがこれに限定されるものではない。
本数が２本で抗張力体の本数が１本の場合で説明した
が、これに限定されるものではなく、光ファイバテープ
心線の本数が３本以上で抗張力体の本数が２本以上であ
ってもよい。また本実施例では光ファイバテープ心線が
６心であるがこれに限定されるものではない。
【００１９】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、次のよう
な優れた効果を発揮する。
な優れた効果を発揮する。
【００２０】外部被覆層の抗張力体の位置する部分を薄
くして断面形状が眼鏡型になるように形成したので、抗
張力体と光ファイバテープ心線とを短時間で容易に分離
できる光ファイバケーブルを実現することができる。
くして断面形状が眼鏡型になるように形成したので、抗
張力体と光ファイバテープ心線とを短時間で容易に分離
できる光ファイバケーブルを実現することができる。
【図１】本発明の光ファイバケーブルの一実施例を示す
横断面図である。
横断面図である。
【図２】図１に示した光ファイバケーブルの部分拡大図
である。
である。
【図３】図１に示した光ファイバケーブルの端部を分離
した状態を示す図である。
した状態を示す図である。
【図４】従来の光ファイバケーブルの横断面図である。
１、２ 光ファイバテープ心線 ３、４ 防護層 ７ 抗張力体 １０ 外部被覆層
Claims (2)
- 【請求項１】 光ファイバテープ心線を同一平面上に平
行に複数本配列し、各光ファイバテープ心線間に抗張力
体を配列し、これらに一括して外部被覆層を施した光フ
ァイバケーブルにおいて、上記外部被覆層の抗張力体の
位置する部分を薄くして断面形状が眼鏡型になるように
形成したことを特徴とする光ファイバケーブル。 - 【請求項２】 上記外部被覆層の抗張力体の位置する部
分の厚さを、外部被覆層の他の部分の厚さの１／２〜１
／５とした請求項１記載の光ファイバケーブル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6328489A JPH08184734A (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 光ファイバケーブル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6328489A JPH08184734A (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 光ファイバケーブル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08184734A true JPH08184734A (ja) | 1996-07-16 |
Family
ID=18210855
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6328489A Pending JPH08184734A (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 光ファイバケーブル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08184734A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1082633A1 (en) * | 1999-04-01 | 2001-03-14 | Borden Chemical, Inc. | Optical fiber ribbons containing radiation cured encapsulating materials |
| US6449412B1 (en) | 1998-06-30 | 2002-09-10 | Corning Cable Systems Llc | Fiber optic ribbon interconnect cable |
-
1994
- 1994-12-28 JP JP6328489A patent/JPH08184734A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6449412B1 (en) | 1998-06-30 | 2002-09-10 | Corning Cable Systems Llc | Fiber optic ribbon interconnect cable |
| EP1082633A1 (en) * | 1999-04-01 | 2001-03-14 | Borden Chemical, Inc. | Optical fiber ribbons containing radiation cured encapsulating materials |
| US7326739B2 (en) | 1999-04-01 | 2008-02-05 | Hexion Specialty Chemicals, Inc. | Optical fiber ribbons containing radiation cured encapsulating materials |
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