JPH08184642A - チップ選別装置 - Google Patents

チップ選別装置

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JPH08184642A
JPH08184642A JP33874594A JP33874594A JPH08184642A JP H08184642 A JPH08184642 A JP H08184642A JP 33874594 A JP33874594 A JP 33874594A JP 33874594 A JP33874594 A JP 33874594A JP H08184642 A JPH08184642 A JP H08184642A
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chip
chips
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collet
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JP33874594A
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English (en)
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Shinya Hongo
真也 本郷
Jun Usami
純 宇佐美
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SEIWA DENKI KK
Seiwa Electric Mfg Co Ltd
Original Assignee
SEIWA DENKI KK
Seiwa Electric Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 チップをランク選別する選別装置において、
チップのハンドリング回数を少なくし、チップの損傷を
防ぐ。装置構成を小型化し簡略化する。 【構成】 測定前のチップが整列する整列テーブルと、
特性別にチップが再配列される再整列テーブルと、整列
テーブル上と再整列テーブル上との間を往復移動する搬
送・測定ヘッド60とを設ける。搬送・測定ヘッド60
は、モータ62によりZ軸方向にカム駆動される可動コ
レット68と、同モータ62によりY軸方向にカム駆動
される可動センサ69とを装備する。可動コレット68
はチップを下端部に吸着し、その下端部は上側電極68
aである。可動センサ69は、上側電極68aに対応す
る下側電極69aと、上側電極68aと下側電極69a
との間に挟まれたチップの特性を測定する測定部69b
とを備える。搬送・測定ヘッド60は整列テーブル上か
ら再整列テーブル上へチップを搬送する間にそのチップ
の特性を測定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、製造されたLEDチッ
プ等の特性を順番に測定して特性別にチップを再配列す
るチップ選別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】LED表示器の普及に伴い、表示素子内
における各ドットの色合いや輝度バランスが問題になっ
てきた。既に、表示ユニット単位ではランク分けを行
い、画面構成時に調整を行うなどして対応はしているも
のの、根本的な問題解決には至っていない。その対策と
して、ベアチップの状態でランク選別を行うことが行わ
れ始めた。ベアチップのランク選別に使用される一般的
なチップ選別装置の概略構成を図8(A)に示す。
【0003】一般的なチップ選別装置は、選別すべきチ
ップが整列載置され、整列載置されたチップをピックア
ップ位置に誘導するべく水平方向に駆動される整列テー
ブル1と、特性の測定を終えたチップが特性別に再配列
されて載置されるように水平方向に駆動される再配列テ
ーブル2と、整列テーブル1と再配列テーブル2との間
でチップの特性測定を行う測定器3とを具備する。測定
器3は下側電極を備えた回転式の測定テーブル3aと、
下端部が上側電極とされたプローブ3bと、測定部3c
とを有する。測定においては、整列テーブル1上のチッ
プが、第1のコレット4により測定テーブル3aの下側
電極上に移載される。測定テーブル3aが回転してチッ
プをプローブ3bのところに誘導する。プローブ3bの
上側電極がチップに押し付けられ、上側電極と下側電極
との間でチップの特性測定が行われる。測定が終わる
と、測定テーブル3aが再び回転してチップを再配列テ
ーブル2側へ誘導する。そのチップが第2のコレット5
により再配列テーブル2上へ移載される。2つのコレッ
ト4,5はいずれもバキュームによりチップを吸着す
る。
【0004】このような一般的なチップ選別装置では、
3つのテーブルと2つのコレットが必要であり、装置構
成が複雑化し大型化する。また、チップを2回にわたっ
てバキュームによりハンドリングするため、チップに損
傷を与える確率が非常に高い。そこで本出願人は、測定
器を経由せず、整列テーブル上から再配列テーブル上へ
チップを直送し、その直送の間にチップの特性測定を行
う直送型のチップ選別装置を先に開発した(特開平5−
232186号公報)。本出願人が開発した直送型のチ
ップ選別装置の概略構成を図8(B)に示す。
【0005】このチップ選別装置は、前述した整列テー
ブル1および再配列テーブル2と、整列テーブル1上と
再配列テーブル2上との間を往復走行して、整列テーブ
ル1上から再配列テーブル2上へチップを吸着搬送する
と共に、その下端吸着部を上側電極6aとした移動式の
コレット6と、コレット6の移動路途中にあってコレッ
ト6と共に移動し、搬送中のチップに下方から接触する
移動式の下側電極7とを具備している。チップは整列テ
ーブル1上から再配列テーブル2上へ搬送される間に、
コレット6の上側電極6aと下側電極7との間に挟まれ
て特性を測定される。測定部8は、上側電極6aおよび
下側電極7から分離されて設けられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本出願人が開発した直
送型のチップ選別装置は、整列テーブル上から再配列テ
ーブル上へチップを搬送する間に、そのチップの特性測
定を行うので、複数のコレットを必要とせず、一般装置
に比べると構造簡単で小型である。また、整列テーブル
上から再配列テーブル上へチップを搬送する間にチップ
を移し替える必要がなく、チップを損傷させる危険が少
ない。しかし、移動体としてコレット(上側電極)と下
側電極の2つが設けられ、これらの移動体とは別に測定
部も設けられている。そのため、小型化および構造簡略
化の効果は十分とは言えない。
【0007】本発明はかかる事情に鑑みて創案されたも
のであり、従来の直送型装置よりも更に構造簡単で小型
なチップ選別装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明にかかるチップ選
別装置は、整列された多数のチップの特性を順番に測定
して特性別にチップを再配列するチップ選別装置であっ
て、選別すべきチップが整列載置され、整列載置された
チップをピックアップ位置に誘導するべく水平方向に駆
動される整列テーブルと、特性の測定を終えたチップが
特性別に再配列されて載置されるように水平方向に駆動
される再配列テーブルと、整列テーブル上と再配列テー
ブル上との間を往復走行して、整列テーブル上から再配
列テーブル上へチップを搬送すると共に、その搬送途中
にチップの特性を測定するために上側電極、下側電極お
よび測定部を搭載した搬送・測定ヘッドとを具備してい
る。
【0009】請求項2に記載のチップ選別装置は、搬送
・測定ヘッドが、当該ヘッドが整列テーブル上に停止し
たときにピックアップ位置に存在し、ヘッドベースに対
して昇降駆動されると共に、下端部にチップを吸着しそ
の下端部を特性測定用の上側電極とした可動コレット
と、上側電極と対をなす下側電極を装備すると共に、上
側電極と下側電極との間に挟まれたチップの特性測定を
行う測定部を装備し、下側電極がコレットの下端部直下
とその側方の退避位置との間を往復するようにヘッドベ
ースに対して水平方向に駆動される可動センサとを有す
る。
【0010】請求項3に記載のチップ選別装置は、可動
コレットおよび可動センサが、回転角度が制御される単
一のモータにより駆動されるものである。
【0011】請求項4に記載のチップ選別装置は、整列
テーブルの下方に、ピックアップ位置に存在するチップ
を突き上げるべく昇降駆動される昇降ピンを設けたもの
である。
【0012】請求項5に記載のチップ選別装置は昇降ピ
ンがカム駆動されるものである。
【0013】
【作用】本発明にかかるチップ選別装置においては、整
列テーブル上から再配列テーブル上へチップが搬送する
途中でそのチップの特性が測定される。
【0014】請求項2に記載のチップ選別装置において
は、そのチップ選別が次のようにして行われる。整列テ
ーブル上に走行ヘッドが停止した状態で、可動コレット
が下降する。ピックアップ位置にあるチップに可動コレ
ットの下端部が当接すると、そのチップが可動コレット
の下端部に吸着され上側電極に接触する。可動コレット
が上昇しチップがピックアップされると、走行ヘッドが
移動を始める。そして、この移動の間にチップの特性測
定が行われる。
【0015】すなわち、可動コレットが上昇位置に戻る
と、可動センサが退避位置から可動コレットの下端部直
下に移動する。可動コレットが再び下降し、その下端部
に吸着しているチップを可動センサ内の下側電極に接触
させる。こうして上側電極と下側電極との間にチップが
挟まれると、可動センサ内の測定部によりチップの特性
が測定される。測定が終わると、可動コレットがチップ
と共に再び上昇し、可動センサが退避位置に戻る。走行
ヘッドが再配列テーブル上に到着するまでに以上の動作
が行われる。走行ヘッドが再配列テーブル上に到着する
と、可動コレットが下降して、測定を終えたチップを再
配列テーブル上に載せる。
【0016】かくして、整列テーブルから再配列テーブ
ルへチップが搬送される間に、そのチップの特性測定が
行われる。
【0017】請求項4に記載のチップ選別装置において
は、整列テーブル上のチップがピックアップされる際
に、そのチップが昇降ピンにより突き上げられる。
【0018】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1および図2は本発明を実施したチップ選別装
置の1例についてその全体構造を示す正面図および側面
図である。図3は同装置に備わる搬送・測定ヘッドの概
略構造を示す斜視図、図4、図5および図6は同ヘッド
の正面図、平面図および側面図、図7は同ヘッドにおい
て駆動される可動コレット、可動センサおよび昇降ピン
の動作説明図である。
【0019】まず、本チップ選別装置の全体構造を図1
および図2により説明する。
【0020】本チップ選別装置は、LEDチップをベア
チップの状態でランク選別するものであって、整列テー
ブル10、整列テーブル10の上方に設けられたテレビ
カメラ20、モニタテレビ30、整列テーブル10の下
方に設けられた昇降ピン40、整列テーブル10の側方
に配置された再整列テーブル50、整列テーブル10上
と再整列テーブル50上との間をX軸方向に往復移動す
る搬送・測定ヘッド60、測定結果を表示するグラフィ
ックパネル70等を具備している。
【0021】整列テーブル10は、X軸方向の駆動部1
1とY軸方向の駆動部12とにより2方向に水平駆動さ
れるX−Yテーブルである。整列テーブル10には、シ
ート上にベアチップ状態のLEDチップが整列したチッ
プウエハがエキスパンド後に載置される。整列テーブル
10上のチップは、テレビカメラ20により撮影されそ
の情報に基づいて整列テーブル10が駆動されることに
よりピックアップ位置に順番に誘導される。
【0022】昇降ピン40は、ピックアップ位置の真下
にあり、モータ41により回転駆動されるカムにより昇
降駆動され、上昇時に整列テーブル10に設けた透孔を
通って、ピックアップ位置にあるチップを押し上げる。
モータ41はセンサ42によって回転角度が検出され、
その情報に基づいて回転角度が制御されるステッピング
モータである。
【0023】再整列テーブル50は、Y軸方向に駆動さ
れ、搬送・測定ヘッド60のX軸方向の駆動と組み合わ
されることにより、X−Yテーブルとして機能する。再
整列テーブル50には、搬送・測定ヘッド60において
特性を測定されたチップが載置される。このときチップ
は、測定された特性に基づく再整列テーブル50の位置
決め制御と搬送・測定ヘッド60の停止位置制御とによ
り、その特性に応じた位置に載置される。
【0024】搬送・測定ヘッド60は、X軸方向に延び
る上下2段のガイド80,80に支持され、ガイドに沿
って設けた図示されないボールネジにより、整列テーブ
ル10上と再整列テーブル50上との間を往復駆動され
る。そして、整列テーブル10上でピックアップ位置に
あるチップをピックアップし、整列テーブル10上から
再整列テーブル50上に移動する間にそのチップの特性
を測定し終えて、再整列テーブル50上に降ろす。すな
わち、搬送・測定ヘッド60は、整列テーブル10から
再整列テーブル50へのチップ搬送と、そのチップの特
性測定とを同時並行して行う。
【0025】次に、搬送・測定ヘッド60の詳細構造を
図3、図4、図5および図6により説明する。
【0026】搬送・測定ヘッド60は、側面視L形のヘ
ッドベース61を有する。ヘッドベース61は、前述し
た上下2段のガイド80,80により、X軸方向に移動
自在に支持されている。ヘッドベース61の水平部に
は、モータ62が設置されている。モータ62は、セン
サ62aによって回転角度が検出され、その情報に基づ
いて回転角度が制御されるステッピングモータである。
モータ62の水平な出力軸には、コレット用カム63A
とセンサ用カム63Bとが軸方向に間隔をあけて取付け
られている。
【0027】搬送・測定ヘッド60は又、側面視L形の
支持アーム64Aと側面視逆L形の支持アーム64Bと
を有する。一方の支持アーム64Aは、ヘッドベース6
1の水平部上に立設した支持部61aに、Z軸方向の直
動スライダー65Aを介してZ軸方向に移動自在に取付
けられ、その垂直部上端にカムフォロア66Aを備える
と共に、カムフォロア66Aが前記コレット用カム63
Aに上方から当接するように、スプリング67Aにより
下方に付勢されている。そして支持アーム64Aの水平
部先端には、可動コレット68が取付けられている。
【0028】可動コレット68は、搬送・測定ヘッド6
0が整列テーブル10上に来たときにピックアップ位置
に位置し、ピックアップ位置にあるチップをバキューム
によって下端部に吸着すると共に、その下端部を上側電
極68aとしている。そして、コレット用カム63Aの
回転に伴う支持アーム64Aの昇降により、可動コレッ
ト68はZ軸方向に駆動される。なお可動コレット68
は、チップに当接したときの衝撃を緩和するために、支
持アーム64Aに対してZ軸方向に独立に移動でき、ス
プリング68bによって下方に付勢されている。
【0029】他方の支持アーム64Bは、ヘッドベース
61の水平部上に、Y軸方向の直動スライダー65Bを
介してY軸方向に移動自在に取付けられ、その水平部先
端にカムフォロア66Bを備えると共に、カムフォロア
66Bが前記センサ用カム63Bに正面側から当接する
ように、スプリング67Bにより背面側へ付勢されてい
る。そして支持アーム64Bの垂直部下端には、可動セ
ンサ69が取付けられている。
【0030】可動センサ69は、可動コレット68の上
側電極68aに対応する下側電極69aと、上側電極6
8aと下側電極69aとの間に挟まれたチップの特性を
測定するための測定部69bとを装備している。下側電
極69aは、一方の支持アーム64Aが上限に位置する
ときに、可動コレット68の上側電極68aより下方に
位置する。また、センサ用カム63Bの回転に伴う支持
アーム64BのY軸方向移動により、下側電極69a
は、上側電極68aの直下の測定位置と、その背面側の
退避位置との間を往復移動する。
【0031】次に、本チップ選別装置の動作を、図7を
参照して説明する。
【0032】前述した通り、搬送・測定ヘッド60は、
可動コレット68および可動センサ69を装備してい
る。そして、搬送・測定ヘッド60が整列テーブル10
の上から再整列テーブル50の上までX軸方向に移動す
る際に、可動コレット68は、モータ62によるコレッ
ト用カム63Aの回転によりZ軸方向に駆動されて、3
回の下降動作を行い、可動センサ69は、モータ62に
よるセンサ用カム63Bの回転によりY軸方向に駆動さ
れて、測定位置と退避位置との間を1回往復する。ま
た、整列テーブル10の下に設けた昇降ピン40が、カ
ムにより1回昇降駆動される。これらの動作を搬送・測
定ヘッド60の動作に対応させて示したのが図7であ
る。
【0033】通常は、可動コレット68は上限に位置
し、可動センサ69は退避位置に存在する。また、昇降
ピン40は下限に位置する。整列テーブル10の上に搬
送・測定ヘッド60が停止すると、可動コレット68が
下降する。この可動コレット68の下降が完了するとほ
ぼ同時に、昇降ピン40が上昇して、ピックアップ位置
にあるチップを突き上げる。上側電極68aにチップが
完全に吸着されると、昇降ピン40が下降し、その後可
動コレット68が上限まで上昇し、搬送・測定ヘッド6
0が再整列テーブル50上に向けて移動を開始する。
【0034】移動の間に、まず可動センサ69が退避位
置から測定位置に進出する。次いで可動コレット68が
再び下降する。この下降は、上側電極68aに吸着され
たチップが可動センサ69の下側電極69aに接触する
まで行われる。チップが下側電極69aに接触し上側電
極68aと下側電極69aとの間に挟まれると、そのチ
ップの特性が可動センサ69の測定部69bにより測定
される。測定が終わると、可動コレット68が上限に戻
り、可動センサ69が退避位置に戻る。搬送・測定ヘッ
ド60が整列テーブル10上から再整列テーブル50上
へ移動する間に、以上の動作が行われる。
【0035】再整列テーブル50上に搬送・測定ヘッド
60が到着すると、可動コレット68が下降し、測定さ
れた特性に対応した位置にチップが載置される。再整列
テーブル50上にチップが載置されると、可動コレット
68が上昇し、搬送・測定ヘッド60が整列テーブル1
0上に戻る。搬送・測定ヘッド60が整列テーブル10
上に戻るまでの間に、整列テーブル10が駆動されて、
次のチップがピックアップ位置に誘導される。
【0036】かくして、整列テーブル10上に整列した
多数のチップがランク選別される。また各チップは、再
整列テーブル50上へチップが搬送される間に、特性を
測定される。
【0037】装置構成としては、X軸方向の移動体が搬
送・測定ヘッド60の1つであり、しかも、その搬送・
測定ヘッド60に測定部69bを搭載しているので、小
型で構造簡単である。
【0038】
【発明の効果】以上に説明した通り、本発明にかかるチ
ップ選別装置は、整列テーブルから再配列テーブルへチ
ップを搬送する間に、そのチップの特性測定を行うの
で、搬送途中にチップの移し替えを行う必要がなく、チ
ップを損傷させる危険が少ない。また、複数のコレット
を必要としない上、整列テーブル上から再配列テーブル
上へチップを搬送するヘッドが、測定に必要な上側電
極、下側電極および測定部を一括装備した構成になって
いので、装置構成が非常に簡単である。
【0039】請求項2に記載のチップ選別装置も、チッ
プを損傷させる危険が少ない上に、ヘッドが上側電極、
下側電極および測定部を一括装備しているので、装置構
成が非常に簡単である。
【0040】請求項3に記載のチップ選別装置は、ヘッ
ド内の可動コレットおよび可動センサが、回転角度が制
御される単一のモータによりカム駆動されるので、特に
構成が簡単である。
【0041】請求項4に記載のチップ選別装置は、整列
テーブルの下方に、ピックアップ位置に存在するチップ
を突き上げるべく昇降駆動される昇降ピンを設けたの
で、特定のチップのみを確実にピックアップすることが
できる。
【0042】請求項5に記載のチップ選別装置は、昇降
ピンがカム駆動されるので、昇降ピンの駆動部の構成が
簡単である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したチップ選別装置の1例につい
てその全体構造を示す正面図である。
【図2】本発明を実施したチップ選別装置の1例につい
てその全体構造を示す側面図である。
【図3】同装置に備わる搬送・測定ヘッドの概略構造を
示す斜視図である。
【図4】同ヘッドの正面図である。
【図5】同ヘッドの平面図である。
【図6】同ヘッドの側面図である。
【図7】同ヘッドにおいてカム駆動される可動コレッ
ト、可動センサおよび昇降ピンの動作説明図である。
【図8】従来のチップ選別装置を示す模式図である。
【符号の説明】
10 整列テーブル 20 テレビカメラ 40 昇降ピン 50 再整列テーブル 60 搬送・測定ヘッド 61 ヘッドベース 62 モータ 63 カム 68 可動コレット 68a 上側電極 69 可動センサ 69a 下側電極 69b 測定部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 整列された多数のチップの特性を順番に
    測定して特性別にチップを再配列するチップ選別装置で
    あって、 選別すべきチップが整列載置され、整列載置されたチッ
    プをピックアップ位置に誘導するべく水平方向に駆動さ
    れる整列テーブルと、特性の測定を終えたチップが特性
    別に再配列されて載置されるように水平方向に駆動され
    る再配列テーブルと、整列テーブル上と再配列テーブル
    上との間を往復走行して、整列テーブル上から再配列テ
    ーブル上へチップを搬送すると共に、その搬送途中にチ
    ップの特性を測定するために上側電極、下側電極および
    測定部を搭載した搬送・測定ヘッドとを具備することを
    特徴とするチップ選別装置。
  2. 【請求項2】 搬送・測定ヘッドは、当該ヘッドが整列
    テーブル上に停止したときにピックアップ位置に存在
    し、ヘッドベースに対して昇降駆動されると共に、下端
    部にチップを吸着しその下端部を特性測定用の上側電極
    とした可動コレットと、上側電極と対をなす下側電極を
    装備すると共に、上側電極と下側電極との間に挟まれた
    チップの特性測定を行う測定部を装備し、下側電極がコ
    レットの下端部直下とその側方の退避位置との間を往復
    するようにヘッドベースに対して水平方向に駆動される
    可動センサとを有することを特徴とする請求項1に記載
    のチップ選別装置。
  3. 【請求項3】 可動コレットおよび可動センサは、回転
    角度が制御される単一のモータにより駆動されることを
    特徴とする請求項2に記載のチップ選別装置。
  4. 【請求項4】 整列テーブルの下方には、ピックアップ
    位置に存在するチップを突き上げるべく昇降駆動される
    昇降ピンを設けたことを特徴とする請求項1,2または
    3に記載のチップ選別装置。
  5. 【請求項5】 昇降ピンがカム駆動されることを特徴と
    する請求項4に記載のチップ選別装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007013386A1 (ja) * 2005-07-26 2007-02-01 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 半導体装置の検査方法、半導体装置、半導体集積回路、半導体集積回路のテスト方法およびテスト装置
CN110102493A (zh) * 2019-04-17 2019-08-09 南通振雄电子科技有限公司 一种整流桥组装用自动筛芯片机

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