JPH0818398A - インピーダンス変換回路 - Google Patents
インピーダンス変換回路Info
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- JPH0818398A JPH0818398A JP14619994A JP14619994A JPH0818398A JP H0818398 A JPH0818398 A JP H0818398A JP 14619994 A JP14619994 A JP 14619994A JP 14619994 A JP14619994 A JP 14619994A JP H0818398 A JPH0818398 A JP H0818398A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 入力信号を受ける演算増幅器の出力ダイナミ
ックレンジを考慮しなくてよい上、出力インピーダンス
を低減でき、電源電圧に比例して出力ダイナミックレン
ジを広くとることができるインピーダンス変換回路を提
供する。 【構成】 入力電圧を電流に変換する電圧・電流変換回
路と、変換された電流を受けるミラー回路9および10
と、ミラーされた電流を電圧に変換する電流・電圧変換
回路とを備えている。電圧・電流変換回路は、入力端子
1、入力抵抗2,8、演算増幅器3、NPNトランジス
タ4、PNPトランジスタ5、電圧源6およびグラウン
ド7により構成している。電流・電圧変換回路は、グラ
ウンド7、演算増幅器11、出力端子12、帰還抵抗1
3、電源電圧に比例する電圧源14および入力抵抗15
により構成している。
ックレンジを考慮しなくてよい上、出力インピーダンス
を低減でき、電源電圧に比例して出力ダイナミックレン
ジを広くとることができるインピーダンス変換回路を提
供する。 【構成】 入力電圧を電流に変換する電圧・電流変換回
路と、変換された電流を受けるミラー回路9および10
と、ミラーされた電流を電圧に変換する電流・電圧変換
回路とを備えている。電圧・電流変換回路は、入力端子
1、入力抵抗2,8、演算増幅器3、NPNトランジス
タ4、PNPトランジスタ5、電圧源6およびグラウン
ド7により構成している。電流・電圧変換回路は、グラ
ウンド7、演算増幅器11、出力端子12、帰還抵抗1
3、電源電圧に比例する電圧源14および入力抵抗15
により構成している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、モータ、アクチュエ
ータ駆動回路に利用されるインピーダンス変換回路に関
するものである。
ータ駆動回路に利用されるインピーダンス変換回路に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来のインピーダンス変換回路
を示す回路図であり、この図5を用いて従来例について
説明する。図5において、1は入力端子、2,8,1
5,24は入力抵抗、3および11は演算増幅器、6は
信号処理ブロックの電源電圧の1/2(標準;2.5V
=VREF )の電圧源、7はグラウンド(最低電位印加
点)、12は出力端子、13および23は帰還抵抗であ
る。
を示す回路図であり、この図5を用いて従来例について
説明する。図5において、1は入力端子、2,8,1
5,24は入力抵抗、3および11は演算増幅器、6は
信号処理ブロックの電源電圧の1/2(標準;2.5V
=VREF )の電圧源、7はグラウンド(最低電位印加
点)、12は出力端子、13および23は帰還抵抗であ
る。
【0003】この従来のインピーダンス変換回路では、
入力端子1は入力抵抗2を介して演算増幅器3の反転入
力端子に接続され、演算増幅器3の出力端子は、帰還抵
抗23を介して演算増幅器3の反転入力端子と入力抵抗
24を介して演算増幅器11の反転入力端子とに接続さ
れ、演算増幅器11の出力端子12は帰還抵抗13を介
して演算増幅器11の反転入力端子に接続され、電圧源
6は、一端が最低電位のグラウンド7に接続され、他端
が入力抵抗8および15を介して演算増幅器3および1
1の正転入力端子に接続されている。
入力端子1は入力抵抗2を介して演算増幅器3の反転入
力端子に接続され、演算増幅器3の出力端子は、帰還抵
抗23を介して演算増幅器3の反転入力端子と入力抵抗
24を介して演算増幅器11の反転入力端子とに接続さ
れ、演算増幅器11の出力端子12は帰還抵抗13を介
して演算増幅器11の反転入力端子に接続され、電圧源
6は、一端が最低電位のグラウンド7に接続され、他端
が入力抵抗8および15を介して演算増幅器3および1
1の正転入力端子に接続されている。
【0004】次に、その動作を説明する。ここで、入力
抵抗2の抵抗値をR2 、帰還抵抗13の抵抗値をR13、
帰還抵抗23の抵抗値をR23、入力抵抗24の抵抗値を
R24とする。入力電圧は、演算増幅器3によりVREF を
センターに(R23/R2 )倍され、次に演算増幅器11
によってVREF をセンターに(R13/R24)倍され、出
力端子12にVREF をセンターに(R23/R2 )×(R
13/R24)倍された出力電圧が得られる。
抵抗2の抵抗値をR2 、帰還抵抗13の抵抗値をR13、
帰還抵抗23の抵抗値をR23、入力抵抗24の抵抗値を
R24とする。入力電圧は、演算増幅器3によりVREF を
センターに(R23/R2 )倍され、次に演算増幅器11
によってVREF をセンターに(R13/R24)倍され、出
力端子12にVREF をセンターに(R23/R2 )×(R
13/R24)倍された出力電圧が得られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、単一電
源化が行われたシステムにおいては、モータ駆動コント
ロール電圧はその信号処理ブロックの電源電圧(標準;
5V)の1/2(2.5V=VREF )をセンターに入力
されるよう限定されているため、上記従来の構成では、
入力電圧のゲイン(R23/R2 )が演算増幅器3の出力
ダイナミックレンジを超えた場合、出力電圧波形が歪む
という不都合を生ずるので、演算増幅器3の出力ダイナ
ミックレンジを考慮して演算増幅器3のゲイン(R23/
R2 )をおさえ、演算増幅器11の出力ダイナミックレ
ンジを広くとるためにゲイン(R13/R24)を大きくと
ると、出力インピーダンスが高くなる。また、演算増幅
器3および11の正転入力端子が電源電圧に無関係な一
定の電圧(VREF )に設定された電圧源6に接続されて
いるために、図6に示されるように、出力ダイナミック
レンジVD は、2×(VREF −VD(L))で表され、電源
電圧に無関係な一定の値をとるという欠点を有してい
た。なお、図6において、横軸のVINは入力端子1に印
加される入力電圧、VOUT は出力端子12から出力され
る出力電圧、VD( L)は出力電圧VOUT の最低値、VD(H)
は出力電圧VOUT の最高値、VA は出力電圧VOUT を反
転させたものである。
源化が行われたシステムにおいては、モータ駆動コント
ロール電圧はその信号処理ブロックの電源電圧(標準;
5V)の1/2(2.5V=VREF )をセンターに入力
されるよう限定されているため、上記従来の構成では、
入力電圧のゲイン(R23/R2 )が演算増幅器3の出力
ダイナミックレンジを超えた場合、出力電圧波形が歪む
という不都合を生ずるので、演算増幅器3の出力ダイナ
ミックレンジを考慮して演算増幅器3のゲイン(R23/
R2 )をおさえ、演算増幅器11の出力ダイナミックレ
ンジを広くとるためにゲイン(R13/R24)を大きくと
ると、出力インピーダンスが高くなる。また、演算増幅
器3および11の正転入力端子が電源電圧に無関係な一
定の電圧(VREF )に設定された電圧源6に接続されて
いるために、図6に示されるように、出力ダイナミック
レンジVD は、2×(VREF −VD(L))で表され、電源
電圧に無関係な一定の値をとるという欠点を有してい
た。なお、図6において、横軸のVINは入力端子1に印
加される入力電圧、VOUT は出力端子12から出力され
る出力電圧、VD( L)は出力電圧VOUT の最低値、VD(H)
は出力電圧VOUT の最高値、VA は出力電圧VOUT を反
転させたものである。
【0006】この発明の第1の目的は、上記従来の問題
点を解決するもので、入力信号を受ける演算増幅器の出
力ダイナミックレンジを考慮しなくてよい上、出力イン
ピーダンスを低減でき、電源電圧に比例して出力ダイナ
ミックレンジを広くとることができるインピーダンス変
換回路を提供することである。この発明の第2の目的
は、上記従来の問題点を解決するもので、第1の目的に
加え、モータ、アクチュエータ等を単一電源システムで
駆動する際の出力オフセット電圧、デッド・ゾーン、ゲ
インアンバランス等の入出力特性の非直線性を改善でき
るインピーダンス変換回路を提供することである。
点を解決するもので、入力信号を受ける演算増幅器の出
力ダイナミックレンジを考慮しなくてよい上、出力イン
ピーダンスを低減でき、電源電圧に比例して出力ダイナ
ミックレンジを広くとることができるインピーダンス変
換回路を提供することである。この発明の第2の目的
は、上記従来の問題点を解決するもので、第1の目的に
加え、モータ、アクチュエータ等を単一電源システムで
駆動する際の出力オフセット電圧、デッド・ゾーン、ゲ
インアンバランス等の入出力特性の非直線性を改善でき
るインピーダンス変換回路を提供することである。
【0007】この発明の第3の目的は、上記従来の問題
点を解決するもので、第1の目的または第2の目的に加
え、時間的非直線性を改善できるインピーダンス変換回
路を提供することである。
点を解決するもので、第1の目的または第2の目的に加
え、時間的非直線性を改善できるインピーダンス変換回
路を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のインピー
ダンス変換回路は、電圧・電流変換回路と、第1および
第2のミラー回路と、電流・電圧変換回路とを備えてい
る。電圧・電流変換回路は、正転入力端子に一定の電圧
が印加され反転入力端子に第1のインピーダンス素子を
介して入力信号が印加される第1の演算増幅器と、第1
の演算増幅器の出力端が各々のベースに接続されたNP
NトランジスタおよびPNPトランジスタとを有し、N
PNおよびPNPトランジスタのエミッタどうしを結合
し、その結合点が第1の演算増幅器に反転入力端子に接
続されている。第1のミラー回路は入力点がNPNトラ
ンジスタのコレクタに接続されており、第2のミラー回
路は入力点がPNPトランジスタのコレクタに接続さ
れ、出力点が第1のミラー回路の出力点と接続され、第
1のミラー回路と極性を反転させている。電流・電圧変
換回路は、所望の電圧に設定された電圧源と、正転入力
端子に電圧源が第2のインピーダンス素子を介して接続
され反転入力端子に第1および第2のミラー回路の出力
点どうしの接続点に得られる信号が印加される第2の演
算増幅器とを有し、第2の演算増幅器の出力端が第3の
インピーダンス素子を介して第2の演算増幅器の反転入
力端子に接続されている。
ダンス変換回路は、電圧・電流変換回路と、第1および
第2のミラー回路と、電流・電圧変換回路とを備えてい
る。電圧・電流変換回路は、正転入力端子に一定の電圧
が印加され反転入力端子に第1のインピーダンス素子を
介して入力信号が印加される第1の演算増幅器と、第1
の演算増幅器の出力端が各々のベースに接続されたNP
NトランジスタおよびPNPトランジスタとを有し、N
PNおよびPNPトランジスタのエミッタどうしを結合
し、その結合点が第1の演算増幅器に反転入力端子に接
続されている。第1のミラー回路は入力点がNPNトラ
ンジスタのコレクタに接続されており、第2のミラー回
路は入力点がPNPトランジスタのコレクタに接続さ
れ、出力点が第1のミラー回路の出力点と接続され、第
1のミラー回路と極性を反転させている。電流・電圧変
換回路は、所望の電圧に設定された電圧源と、正転入力
端子に電圧源が第2のインピーダンス素子を介して接続
され反転入力端子に第1および第2のミラー回路の出力
点どうしの接続点に得られる信号が印加される第2の演
算増幅器とを有し、第2の演算増幅器の出力端が第3の
インピーダンス素子を介して第2の演算増幅器の反転入
力端子に接続されている。
【0009】請求項2記載のインピーダンス変換回路
は、請求項1記載のインピーダンス変換回路において、
正転入力端子に所望の電圧に設定された電圧源が第4の
インピーダンス素子を介して接続され反転入力端子に第
2の演算増幅器の出力端が第5のインピーダンス素子を
介して接続された第3の演算増幅器を有し、第3の演算
増幅器の出力端が第6のインピーダンス素子を介して第
3の演算増幅器の反転入力端子に接続された入力電圧反
転回路を設けたことを特徴とする。
は、請求項1記載のインピーダンス変換回路において、
正転入力端子に所望の電圧に設定された電圧源が第4の
インピーダンス素子を介して接続され反転入力端子に第
2の演算増幅器の出力端が第5のインピーダンス素子を
介して接続された第3の演算増幅器を有し、第3の演算
増幅器の出力端が第6のインピーダンス素子を介して第
3の演算増幅器の反転入力端子に接続された入力電圧反
転回路を設けたことを特徴とする。
【0010】請求項3記載のインピーダンス変換回路
は、請求項1または請求項2記載のインピーダンス変換
回路において、NPNおよびPNPトランジスタのベー
ス間にバイアス回路を設けたことを特徴とする。
は、請求項1または請求項2記載のインピーダンス変換
回路において、NPNおよびPNPトランジスタのベー
ス間にバイアス回路を設けたことを特徴とする。
【0011】
【作用】請求項1記載の構成によれば、第1の演算増幅
器への入力電圧が電流に変換され、第2の演算増幅器の
反転入力端子に信号として伝わるため、第1の演算増幅
器の出力ダイナミックレンジを考慮しなくてよい上、従
来例に比べ出力インピーダンスを低減でき、所望の電圧
をセンターに出力電圧が得られるため電源電圧に比例し
て第2の演算増幅器の出力ダイナミックレンジを広くと
ることができる。
器への入力電圧が電流に変換され、第2の演算増幅器の
反転入力端子に信号として伝わるため、第1の演算増幅
器の出力ダイナミックレンジを考慮しなくてよい上、従
来例に比べ出力インピーダンスを低減でき、所望の電圧
をセンターに出力電圧が得られるため電源電圧に比例し
て第2の演算増幅器の出力ダイナミックレンジを広くと
ることができる。
【0012】請求項2記載の構成によれば、請求項1の
作用に加え、第2の演算増幅器の出力電圧を第3の演算
増幅器によって反転させるため、第2および第3の演算
増幅器の出力電圧差も電源電圧に比例して広くとること
ができる。すなわち、モータ,アクチュエータ等を単一
電源システムで駆動する際の出力オフセット電圧、デッ
ド・ゾーン、ゲインアンバランス等の入出力特性の非直
線性を改善できる。
作用に加え、第2の演算増幅器の出力電圧を第3の演算
増幅器によって反転させるため、第2および第3の演算
増幅器の出力電圧差も電源電圧に比例して広くとること
ができる。すなわち、モータ,アクチュエータ等を単一
電源システムで駆動する際の出力オフセット電圧、デッ
ド・ゾーン、ゲインアンバランス等の入出力特性の非直
線性を改善できる。
【0013】請求項3記載の構成によれば、請求項1ま
たは請求項2の作用に加え、第1の演算増幅器の出力を
各々のベースで受けるNPNおよびPNPトランジスタ
の動作において、各々のトランジスタがオン,オフする
際の切り換え電圧差が、バイアス回路を挿入することに
より小さくなるため、出力電圧の時間的非直線性を改善
することができる。
たは請求項2の作用に加え、第1の演算増幅器の出力を
各々のベースで受けるNPNおよびPNPトランジスタ
の動作において、各々のトランジスタがオン,オフする
際の切り換え電圧差が、バイアス回路を挿入することに
より小さくなるため、出力電圧の時間的非直線性を改善
することができる。
【0014】
【実施例】この発明の第1の実施例について、図面を参
照しながら説明する。図1はこの発明の第1の実施例の
インピーダンス変換回路を示す回路図である。図1にお
いて、1は入力端子、2,8,15は入力抵抗、3,1
1は演算増幅器、4はNPNトランジスタ、5はPNP
トランジスタ、6は信号処理ブロックの電源電圧の1/
2(標準;2.5V=VREF )の電圧源、7はグラウン
ド(最低電位印加点)、9,10はミラー回路、12は
出力端子、13は帰還抵抗、14は電源電圧VCCに比例
する電圧源、16は電源電圧VCC印加点である。なお、
演算増幅器3は第1の演算増幅器に、演算増幅器11は
第2の演算増幅器に、入力抵抗2は第1のインピーダン
ス素子に、入力抵抗15は第2のインピーダンス素子
に、帰還抵抗13は第3のインピーダンス素子に、ミラ
ー回路9は第1のミラー回路に、ミラー回路10は第2
のミラー回路にそれぞれ対応している。
照しながら説明する。図1はこの発明の第1の実施例の
インピーダンス変換回路を示す回路図である。図1にお
いて、1は入力端子、2,8,15は入力抵抗、3,1
1は演算増幅器、4はNPNトランジスタ、5はPNP
トランジスタ、6は信号処理ブロックの電源電圧の1/
2(標準;2.5V=VREF )の電圧源、7はグラウン
ド(最低電位印加点)、9,10はミラー回路、12は
出力端子、13は帰還抵抗、14は電源電圧VCCに比例
する電圧源、16は電源電圧VCC印加点である。なお、
演算増幅器3は第1の演算増幅器に、演算増幅器11は
第2の演算増幅器に、入力抵抗2は第1のインピーダン
ス素子に、入力抵抗15は第2のインピーダンス素子
に、帰還抵抗13は第3のインピーダンス素子に、ミラ
ー回路9は第1のミラー回路に、ミラー回路10は第2
のミラー回路にそれぞれ対応している。
【0015】このインピーダンス変換回路において、入
力端子1は入力抵抗2を介して演算増幅器3の反転入力
端子に接続され、エミッタどうしが結合されたNPNト
ランジスタ4とPNPトランジスタ5のそれぞれのベー
スは演算増幅器3の出力端に接続され、エミッタどうし
の結合点は演算増幅器3の反転入力端子に接続され、電
圧源6は一端が最低電位のグラウンド7と接続され、他
端が入力抵抗8を介して演算増幅器3の正転入力端子に
接続されている。これらの入力端子1、入力抵抗2,
8、演算増幅器3、NPNトランジスタ4、PNPトラ
ンジスタ5、電圧源6およびグラウンド7により電圧・
電流変換回路を構成している。
力端子1は入力抵抗2を介して演算増幅器3の反転入力
端子に接続され、エミッタどうしが結合されたNPNト
ランジスタ4とPNPトランジスタ5のそれぞれのベー
スは演算増幅器3の出力端に接続され、エミッタどうし
の結合点は演算増幅器3の反転入力端子に接続され、電
圧源6は一端が最低電位のグラウンド7と接続され、他
端が入力抵抗8を介して演算増幅器3の正転入力端子に
接続されている。これらの入力端子1、入力抵抗2,
8、演算増幅器3、NPNトランジスタ4、PNPトラ
ンジスタ5、電圧源6およびグラウンド7により電圧・
電流変換回路を構成している。
【0016】ミラー回路9の入力点はNPNトランジス
タ4のコレクタに接続され、ミラー回路10の入力点は
PNPトランジスタ5のコレクタに接続され、ミラー回
路9および10の出力点は演算増幅器11の反転入力端
子に接続されている。演算増幅器11の出力点は、出力
端子12と、帰還抵抗13を介して演算増幅器11の反
転入力端子とに接続され、電圧源14は一端がグラウン
ド7に接続され、他端が入力抵抗15を介して演算増幅
器11の正転入力端子に接続されている。これらのグラ
ウンド7、演算増幅器11、出力端子12、帰還抵抗1
3、電圧源14および入力抵抗15により電流・電圧変
換回路を構成している。
タ4のコレクタに接続され、ミラー回路10の入力点は
PNPトランジスタ5のコレクタに接続され、ミラー回
路9および10の出力点は演算増幅器11の反転入力端
子に接続されている。演算増幅器11の出力点は、出力
端子12と、帰還抵抗13を介して演算増幅器11の反
転入力端子とに接続され、電圧源14は一端がグラウン
ド7に接続され、他端が入力抵抗15を介して演算増幅
器11の正転入力端子に接続されている。これらのグラ
ウンド7、演算増幅器11、出力端子12、帰還抵抗1
3、電圧源14および入力抵抗15により電流・電圧変
換回路を構成している。
【0017】このように構成されるインピーダンス変換
回路の動作を説明する。入力端子1に入力電圧VINが印
加されると、入力抵抗2の値をR2 とすると(数1)で
表される電流Iが発生する。
回路の動作を説明する。入力端子1に入力電圧VINが印
加されると、入力抵抗2の値をR2 とすると(数1)で
表される電流Iが発生する。
【0018】
【数1】
【0019】VIN>VREF の場合、NPNトランジスタ
4はオフし、PNPトランジスタ5がオンし、ミラー回
路10により電流がミラーされ、VIN<VREF の場合、
NPNトランジスタ4がオンし、PNPトランジスタ5
はオフし、ミラー回路9により電流がミラーされ、それ
ぞれの電流が入力信号として電流・電圧変換回路に伝わ
り、帰還抵抗13の抵抗値をR13、電圧源14の電圧を
V14とすると、出力端子12に(数2)で表される出力
電圧V12が得られる。
4はオフし、PNPトランジスタ5がオンし、ミラー回
路10により電流がミラーされ、VIN<VREF の場合、
NPNトランジスタ4がオンし、PNPトランジスタ5
はオフし、ミラー回路9により電流がミラーされ、それ
ぞれの電流が入力信号として電流・電圧変換回路に伝わ
り、帰還抵抗13の抵抗値をR13、電圧源14の電圧を
V14とすると、出力端子12に(数2)で表される出力
電圧V12が得られる。
【0020】
【数2】
【0021】(数2)より、出力電圧V12は、電源電圧
VCCに比例する所望の電圧V14をセンターに入力電圧が
(R13/R2 )倍されたものであることが示され、演算
増幅器3の出力ダイナミックレンジは無関係であり、入
力抵抗2または帰還抵抗13を外付けにし、電圧源14
を電源電圧VCCに比例した最適な値になるように設定す
れば出力ダイナミックレンジをより広くとることができ
る。また、演算増幅器11の反転入力端子への入力信号
が従来例の回路は電圧であったが、図1の回路では電流
であることから従来例に比べ出力インピーダンスは低
い。
VCCに比例する所望の電圧V14をセンターに入力電圧が
(R13/R2 )倍されたものであることが示され、演算
増幅器3の出力ダイナミックレンジは無関係であり、入
力抵抗2または帰還抵抗13を外付けにし、電圧源14
を電源電圧VCCに比例した最適な値になるように設定す
れば出力ダイナミックレンジをより広くとることができ
る。また、演算増幅器11の反転入力端子への入力信号
が従来例の回路は電圧であったが、図1の回路では電流
であることから従来例に比べ出力インピーダンスは低
い。
【0022】つぎに、この発明の第2の実施例につい
て、図面を参照しながら説明する。図2はこの発明の第
2の実施例におけるモータ、アクチュエータを駆動する
インピーダンス変換回路の回路図である。図2におい
て、1は入力端子、2,8,15は入力抵抗、3,11
は演算増幅器、4はNPNトランジスタ、5はPNPト
ランジスタ、6は信号処理ブロックの電源電圧の1/2
(標準;2.5V=V REF )の電圧源、7はグラウンド
(最低電位印加点)、9,10はミラー回路、12は出
力端子、13は帰還抵抗、14は電源電圧VCCに比例す
る電圧源、16は電源電圧VCC印加点で、これらは第1
の実施例の構成と同じである。17,21は入力抵抗、
18は演算増幅器、19は出力端子、20は帰還抵抗で
ある。なお、演算増幅器18は第3の演算増幅器に、入
力抵抗21は第4のインピーダンス素子に、入力抵抗1
7は第5のインピーダンス素子に、帰還抵抗20は第6
のインピーダンス素子にそれぞれ対応している。
て、図面を参照しながら説明する。図2はこの発明の第
2の実施例におけるモータ、アクチュエータを駆動する
インピーダンス変換回路の回路図である。図2におい
て、1は入力端子、2,8,15は入力抵抗、3,11
は演算増幅器、4はNPNトランジスタ、5はPNPト
ランジスタ、6は信号処理ブロックの電源電圧の1/2
(標準;2.5V=V REF )の電圧源、7はグラウンド
(最低電位印加点)、9,10はミラー回路、12は出
力端子、13は帰還抵抗、14は電源電圧VCCに比例す
る電圧源、16は電源電圧VCC印加点で、これらは第1
の実施例の構成と同じである。17,21は入力抵抗、
18は演算増幅器、19は出力端子、20は帰還抵抗で
ある。なお、演算増幅器18は第3の演算増幅器に、入
力抵抗21は第4のインピーダンス素子に、入力抵抗1
7は第5のインピーダンス素子に、帰還抵抗20は第6
のインピーダンス素子にそれぞれ対応している。
【0023】以下、主として第1の実施例と異なる点に
ついて説明する。演算増幅器11の出力端子12は入力
抵抗17を介して演算増幅器18の反転入力端子に接続
され、演算増幅器18の出力端子19は帰還抵抗20を
介して演算増幅器18の反転入力端子に接続され、一端
がグラウンド7に接続された電圧源14の他端に、入力
抵抗21を介して演算増幅器18の正転入力端子が接続
されている。これらのグラウンド7、電圧源14、入力
抵抗17,21、演算増幅器18、出力端子19および
帰還抵抗20により入力電圧反転回路を構成している。
ついて説明する。演算増幅器11の出力端子12は入力
抵抗17を介して演算増幅器18の反転入力端子に接続
され、演算増幅器18の出力端子19は帰還抵抗20を
介して演算増幅器18の反転入力端子に接続され、一端
がグラウンド7に接続された電圧源14の他端に、入力
抵抗21を介して演算増幅器18の正転入力端子が接続
されている。これらのグラウンド7、電圧源14、入力
抵抗17,21、演算増幅器18、出力端子19および
帰還抵抗20により入力電圧反転回路を構成している。
【0024】この第2の実施例は、第1の実施例を応用
したものであり、第1の実施例と同じく出力端子12に
(数2)で表される出力電圧V12が得られる。また、出
力端子19には、抵抗17の抵抗値をR17、帰還抵抗2
0の抵抗値をR20とすると、出力端子12に得られる出
力電圧が入力電圧反転回路により、電圧V14をセンター
に−(R20/R17)倍された出力電圧が得られる。ここ
で、実際のモータ、アクチュエータを駆動するインピー
ダンス変換回路においては、入力抵抗17と帰還抵抗2
0の抵抗値を等しくする。したがって、出力端子19に
(数3)で表される出力電圧V19が得られる。
したものであり、第1の実施例と同じく出力端子12に
(数2)で表される出力電圧V12が得られる。また、出
力端子19には、抵抗17の抵抗値をR17、帰還抵抗2
0の抵抗値をR20とすると、出力端子12に得られる出
力電圧が入力電圧反転回路により、電圧V14をセンター
に−(R20/R17)倍された出力電圧が得られる。ここ
で、実際のモータ、アクチュエータを駆動するインピー
ダンス変換回路においては、入力抵抗17と帰還抵抗2
0の抵抗値を等しくする。したがって、出力端子19に
(数3)で表される出力電圧V19が得られる。
【0025】
【数3】
【0026】このように演算増幅器11の出力電圧を演
算増幅器18によって反転させるため、出力端子12と
出力端子19との間の電圧差は、電源電圧VCCに比例し
て広くとることができ、この出力端子12と出力端子1
9との間の電圧差によってモータ、アクチュエータを駆
動する。以上のようにこの実施例によれば、第1の実施
例の効果に加え、モータ、アクチュエータ等を単一電源
システムで駆動する際の出力オフセット電圧、デッド・
ゾーン、ゲインアンバランス等の入出力特性の非直線性
を改善できる。
算増幅器18によって反転させるため、出力端子12と
出力端子19との間の電圧差は、電源電圧VCCに比例し
て広くとることができ、この出力端子12と出力端子1
9との間の電圧差によってモータ、アクチュエータを駆
動する。以上のようにこの実施例によれば、第1の実施
例の効果に加え、モータ、アクチュエータ等を単一電源
システムで駆動する際の出力オフセット電圧、デッド・
ゾーン、ゲインアンバランス等の入出力特性の非直線性
を改善できる。
【0027】つぎに、この発明の第3および第4の実施
例について、図面を参照しながら説明する。図3はこの
発明の第3の実施例におけるモータ、アクチュエータを
駆動するインピーダンス変換回路の回路図、図4はこの
発明の第4の実施例におけるモータ、アクチュエータを
駆動するインピーダンス変換回路の回路図である。図
3,図4において、1は入力端子、2,8,15は入力
抵抗、3,11は演算増幅器、4はNPNトランジス
タ、5はPNPトランジスタ、6は信号処理ブロックの
電源電圧の1/2(標準;2.5V=VREF )の電圧
源、7はグラウンド(最低電位印加点)、9,10はミ
ラー回路、12は出力端子、13は帰還抵抗、14は電
源電圧VCCに比例する電圧源、16は電源電圧VCC印加
点、17,21は入力抵抗、18は演算増幅器、19は
出力端子、20は帰還抵抗である。これらは第1および
第2の実施例の構成と同じである。22はバイアス回路
であり、NPNトランジスタ4とPNPトランジスタ5
のそれぞれのベース間に接続されている。
例について、図面を参照しながら説明する。図3はこの
発明の第3の実施例におけるモータ、アクチュエータを
駆動するインピーダンス変換回路の回路図、図4はこの
発明の第4の実施例におけるモータ、アクチュエータを
駆動するインピーダンス変換回路の回路図である。図
3,図4において、1は入力端子、2,8,15は入力
抵抗、3,11は演算増幅器、4はNPNトランジス
タ、5はPNPトランジスタ、6は信号処理ブロックの
電源電圧の1/2(標準;2.5V=VREF )の電圧
源、7はグラウンド(最低電位印加点)、9,10はミ
ラー回路、12は出力端子、13は帰還抵抗、14は電
源電圧VCCに比例する電圧源、16は電源電圧VCC印加
点、17,21は入力抵抗、18は演算増幅器、19は
出力端子、20は帰還抵抗である。これらは第1および
第2の実施例の構成と同じである。22はバイアス回路
であり、NPNトランジスタ4とPNPトランジスタ5
のそれぞれのベース間に接続されている。
【0028】図3に示す第3の実施例は、図1に示す第
1の実施例の回路にバイアス回路22を設けたものであ
り、図4に示す第4の実施例は、図2に示す第2の実施
例の回路にバイアス回路22を設けたものである。この
図3,図4に示す実施例のバイアス回路22は具体的に
はダイオードであり、NPNトランジスタ4のベースを
アノードに接続し、PNPトランジスタ5のベースをカ
ソードに接続し、演算増幅器3の出力端をそれらの何れ
か一方に接続し、ダイオードの端子間に電圧降下を発生
させるように、バイアス回路22の他方に正または負の
定電流を与えるようにしている。
1の実施例の回路にバイアス回路22を設けたものであ
り、図4に示す第4の実施例は、図2に示す第2の実施
例の回路にバイアス回路22を設けたものである。この
図3,図4に示す実施例のバイアス回路22は具体的に
はダイオードであり、NPNトランジスタ4のベースを
アノードに接続し、PNPトランジスタ5のベースをカ
ソードに接続し、演算増幅器3の出力端をそれらの何れ
か一方に接続し、ダイオードの端子間に電圧降下を発生
させるように、バイアス回路22の他方に正または負の
定電流を与えるようにしている。
【0029】図1,図2のようにバイアス回路22がな
い場合、各々のトランジスタがオン,オフする際の切り
換え電圧差は2ダイオード分(標準;1.4V〜1.5
V)であるが、図3,図4のように、NPNトランジス
タ4とPNPトランジスタ5のベース間に、バイアス回
路22としてダイオードを1つ挿入すると、各々のトラ
ンジスタがオン,オフする際の切り換え電圧差が1ダイ
オード分(標準;0.7V〜0.75V)に小さくなる
ため、切り換えに必要な時間が短縮され、出力電圧の時
間的非直線性を改善することができる。
い場合、各々のトランジスタがオン,オフする際の切り
換え電圧差は2ダイオード分(標準;1.4V〜1.5
V)であるが、図3,図4のように、NPNトランジス
タ4とPNPトランジスタ5のベース間に、バイアス回
路22としてダイオードを1つ挿入すると、各々のトラ
ンジスタがオン,オフする際の切り換え電圧差が1ダイ
オード分(標準;0.7V〜0.75V)に小さくなる
ため、切り換えに必要な時間が短縮され、出力電圧の時
間的非直線性を改善することができる。
【0030】なお、第3および第4の実施例では、バイ
アス回路22としてダイオードを用いた場合を示した
が、特にこれに限られることはなく、例えば抵抗等のイ
ンピーダンス素子であってもよい。
アス回路22としてダイオードを用いた場合を示した
が、特にこれに限られることはなく、例えば抵抗等のイ
ンピーダンス素子であってもよい。
【0031】
【発明の効果】請求項1記載のインピーダンス変換回路
は、第1の演算増幅器とNPNおよびPNPトランジス
タとを主構成要素とし入力電圧を電流に変換する電圧・
電流変換回路と、変換された電流を受ける第1および第
2のミラー回路と、第2の演算増幅器と所望の電圧に設
定された電圧源とを主構成要素としミラーされた電流を
電圧に変換する電流・電圧変換回路とを備えたことによ
り、第1の演算増幅器への入力電圧が電流に変換され、
第2の演算増幅器の反転入力端子に信号として伝わるた
め、第1の演算増幅器の出力ダイナミックレンジを考慮
しなくてよい上、従来例に比べ出力インピーダンスを低
減でき、所望の電圧をセンターに出力電圧が得られるた
め電源電圧に比例して第2の演算増幅器の出力ダイナミ
ックレンジを広くとることができる。
は、第1の演算増幅器とNPNおよびPNPトランジス
タとを主構成要素とし入力電圧を電流に変換する電圧・
電流変換回路と、変換された電流を受ける第1および第
2のミラー回路と、第2の演算増幅器と所望の電圧に設
定された電圧源とを主構成要素としミラーされた電流を
電圧に変換する電流・電圧変換回路とを備えたことによ
り、第1の演算増幅器への入力電圧が電流に変換され、
第2の演算増幅器の反転入力端子に信号として伝わるた
め、第1の演算増幅器の出力ダイナミックレンジを考慮
しなくてよい上、従来例に比べ出力インピーダンスを低
減でき、所望の電圧をセンターに出力電圧が得られるた
め電源電圧に比例して第2の演算増幅器の出力ダイナミ
ックレンジを広くとることができる。
【0032】請求項2記載のインピーダンス変換回路
は、請求項1記載のインピーダンス変換回路の効果に加
え、入力電圧反転回路を設けたことにより、第2の演算
増幅器の出力電圧を第3の演算増幅器によって反転させ
るため、第2および第3の演算増幅器の出力電圧差も電
源電圧に比例して広くとることができる。すなわち、モ
ータ,アクチュエータ等を単一電源システムで駆動する
際の出力オフセット電圧、デッド・ゾーン、ゲインアン
バランス等の入出力特性の非直線性を改善することがで
きる。
は、請求項1記載のインピーダンス変換回路の効果に加
え、入力電圧反転回路を設けたことにより、第2の演算
増幅器の出力電圧を第3の演算増幅器によって反転させ
るため、第2および第3の演算増幅器の出力電圧差も電
源電圧に比例して広くとることができる。すなわち、モ
ータ,アクチュエータ等を単一電源システムで駆動する
際の出力オフセット電圧、デッド・ゾーン、ゲインアン
バランス等の入出力特性の非直線性を改善することがで
きる。
【0033】請求項3記載のインピーダンス変換回路
は、請求項1または請求項2記載のインピーダンス変換
回路の効果に加え、バイアス回路を設けたことにより、
第1の演算増幅器の出力を各々のベースで受けるNPN
およびPNPトランジスタの動作において、各々のトラ
ンジスタがオン,オフする際の切り換え電圧差が、バイ
アス回路を挿入することにより小さくなるため、出力電
圧の時間的非直線性を改善することができる。
は、請求項1または請求項2記載のインピーダンス変換
回路の効果に加え、バイアス回路を設けたことにより、
第1の演算増幅器の出力を各々のベースで受けるNPN
およびPNPトランジスタの動作において、各々のトラ
ンジスタがオン,オフする際の切り換え電圧差が、バイ
アス回路を挿入することにより小さくなるため、出力電
圧の時間的非直線性を改善することができる。
【図1】この発明の第1の実施例のインピーダンス変換
回路を示す回路図。
回路を示す回路図。
【図2】この発明の第2の実施例のインピーダンス変換
回路を示す回路図。
回路を示す回路図。
【図3】この発明の第3の実施例のインピーダンス変換
回路を示す回路図。
回路を示す回路図。
【図4】この発明の第4の実施例のインピーダンス変換
回路を示す回路図。
回路を示す回路図。
【図5】従来のインピーダンス変換回路を示す回路図。
【図6】従来例における出力ダイナミックレンジを説明
するための図。
するための図。
1 入力端子 2,8,15,17,21 入力抵抗 3,11,18 演算増幅器 4 NPNトランジスタ 5 PNPトランジスタ 6,14 電圧源 7 グラウンド(最低電位印
加点) 9,10 ミラー回路 12,19 出力端子 13,20 帰還抵抗 16 電源電圧印加点 22 バイアス回路
加点) 9,10 ミラー回路 12,19 出力端子 13,20 帰還抵抗 16 電源電圧印加点 22 バイアス回路
Claims (3)
- 【請求項1】 正転入力端子に一定の電圧が印加され反
転入力端子に第1のインピーダンス素子を介して入力信
号が印加される第1の演算増幅器と、前記第1の演算増
幅器の出力端が各々のベースに接続されたNPNトラン
ジスタおよびPNPトランジスタとを有し、前記NPN
およびPNPトランジスタのエミッタどうしを結合し、
その結合点が前記第1の演算増幅器に反転入力端子に接
続された電圧・電流変換回路と、 入力点が前記NPNトランジスタのコレクタに接続され
た第1のミラー回路と、 入力点が前記PNPトランジスタのコレクタに接続さ
れ、出力点が前記第1のミラー回路の出力点と接続さ
れ、前記第1のミラー回路と極性を反転させた第2のミ
ラー回路と、 所望の電圧に設定された電圧源と、正転入力端子に前記
電圧源が第2のインピーダンス素子を介して接続され反
転入力端子に前記第1および第2のミラー回路の出力点
どうしの接続点に得られる信号が印加される第2の演算
増幅器とを有し、前記第2の演算増幅器の出力端が第3
のインピーダンス素子を介して前記第2の演算増幅器の
反転入力端子に接続された電流・電圧変換回路とを備え
たインピーダンス変換回路。 - 【請求項2】 正転入力端子に所望の電圧に設定された
電圧源が第4のインピーダンス素子を介して接続され反
転入力端子に第2の演算増幅器の出力端が第5のインピ
ーダンス素子を介して接続された第3の演算増幅器を有
し、前記第3の演算増幅器の出力端が第6のインピーダ
ンス素子を介して前記第3の演算増幅器の反転入力端子
に接続された入力電圧反転回路を設けたことを特徴とす
る請求項1記載のインピーダンス変換回路。 - 【請求項3】 NPNおよびPNPトランジスタのベー
ス間にバイアス回路を設けたことを特徴とする請求項1
または請求項2記載のインピーダンス変換回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14619994A JPH0818398A (ja) | 1994-06-28 | 1994-06-28 | インピーダンス変換回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14619994A JPH0818398A (ja) | 1994-06-28 | 1994-06-28 | インピーダンス変換回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0818398A true JPH0818398A (ja) | 1996-01-19 |
Family
ID=15402373
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14619994A Pending JPH0818398A (ja) | 1994-06-28 | 1994-06-28 | インピーダンス変換回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0818398A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6829354B1 (en) | 2000-10-11 | 2004-12-07 | Intersil Corporation | Biasing arrangement for optimizing DC feed characteristics for subscriber line interface circuit |
US7075370B2 (en) | 2004-08-03 | 2006-07-11 | Intersil Americas Inc. | CMOS-configured transconductance amplifier circuit |
JP2016531535A (ja) * | 2013-09-24 | 2016-10-06 | ローベルト ボッシュ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 電気系統を保護するためのインタロック回路 |
-
1994
- 1994-06-28 JP JP14619994A patent/JPH0818398A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6829354B1 (en) | 2000-10-11 | 2004-12-07 | Intersil Corporation | Biasing arrangement for optimizing DC feed characteristics for subscriber line interface circuit |
US7075370B2 (en) | 2004-08-03 | 2006-07-11 | Intersil Americas Inc. | CMOS-configured transconductance amplifier circuit |
JP2016531535A (ja) * | 2013-09-24 | 2016-10-06 | ローベルト ボッシュ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 電気系統を保護するためのインタロック回路 |
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