JPH08183039A - 複製型使用のポリ塩化ビニルエマルジョン飾物製造方法 - Google Patents

複製型使用のポリ塩化ビニルエマルジョン飾物製造方法

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JPH08183039A
JPH08183039A JP33680594A JP33680594A JPH08183039A JP H08183039 A JPH08183039 A JP H08183039A JP 33680594 A JP33680594 A JP 33680594A JP 33680594 A JP33680594 A JP 33680594A JP H08183039 A JPH08183039 A JP H08183039A
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polyvinyl chloride
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chloride emulsion
master
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Renshun Shu
連俊 周
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複製型使用のポリ塩化ビニルエマルジョン飾
物製造方法。 【構成】 軟質、硬質シリコンゴムを1:3の割合で混
合し、並びに8%の触媒溶液と0.4%の硬化剤を加入
して充分攪拌し、複製型の組成原料となし、原型から製
造したマスターを型底とし、任意の多様な複製型を製造
し、ポリ塩化ビニルエマルジョン飾物を製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一種の複製型使用のポ
リ塩化ビニルエマルジョン飾物製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】社会の繁栄に伴い、各種の新製品が絶え
間なく開発されて市場での需要に応じている。その中、
ポリ塩化ビニルエマルジョンで製造された各種の飾物
は、例えば、コップ敷、キーホルダー、時計のバンドな
ど多くの色彩の異なる製品を製造できる。そのため、市
場の期待も大きい。このような飾物は多様化の特性を有
しており、異なる飾物は相対する鋳型により製造され
る。周知のポリ塩化ビニルエマルジョン飾物の製造方法
は、図1に示されるように、銅型を製造し、その後、型
内に各種の色のエマルジョンを注入し、加熱の後冷却し
て完成していた。ゆえに、生産速度をあげようとする
と、多組の型を用いて同時に実施する必要があり、この
銅型はコストが相当高く、且つ放熱速度が非常に緩慢で
あった。またこの従来の方法では、ポリ塩化ビニルエマ
ルジョン内には常に気体が含まれるため、製品表面に気
泡による穴が発現して不良品となることがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の主な目的は、
いかなる様式の製品でも速やかに大量製造でき、且つ過
多の製造コストを増すことなく、低い故障率の最良の製
品を得られる、複製型使用のポリ塩化ビニルエマルジョ
ン飾物製造方法を提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の複製型使用のポ
リ塩化ビニルエマルジョン飾物製造方法は、主に、軟
質、硬質シリコンゴムを1:3の割合で混合し、並びに
8%の触媒溶液と0.4%の硬化剤を加入して充分攪拌
し、複製型の組成原料となし、この原料をまず真空処理
し、含有する気泡を除去し、原型を利用してポリ塩化ビ
ニルエマルジョンを灌入して一つのマスターを製造し、
該マスターを型底とし、複製型の原料を灌入し、さらに
真空処理を経た後、自然冷却し、複数の同じ複製型を製
造し、これをポリ塩化ビニルエマルジョン飾物の型と
し、この複製型内に各種の色のポリ塩化ビニルエマルジ
ョンを灌入し、さらに摂氏300〜400度に加熱し、
ファンを利用して吹き付け冷却し、製品を得る。
【0005】
【作用】本発明は、主に、軟質、硬質シリコンゴムを
1:3の割合で混合し、並びに8%の触媒溶液と0.4
%の硬化剤を加入して充分攪拌し、複製型の組成原料と
なし、原型から製造したマスターを型底とし、任意の多
様な複製型を製造し、ポリ塩化ビニルエマルジョン飾物
を製造する、一種の複製型使用のポリ塩化ビニルエマル
ジョン飾物製造方法を提供する。
【0006】
【実施例】同一様式のポリ塩化ビニルエマルジョン飾物
の製造速度は、型の数を計算の基準とし、もし短時間内
に大量の同一様式の飾物を製造する場合は、作業員の熟
練程度を増強する外、主に型の数を増加するのに頼って
いる。従来使用される銅型は製造コストが高く、一方、
この種の飾物は一般に低単価の製品とされるために、有
限数量を生産する場合に過多の型を用いて製造すると、
経済的に符合しないことになり、また、型の数が少なす
ぎると、必然的に納期が遅れることになり、競争性が低
下することとなった。一般にこの種の飾物については、
また、多様化が必要とされ、且つ限られた量の異なる製
品を製造する必要があるため、上記の問題はさらに当業
者にとっては大きなものとなっていた。具体的に例を挙
げると、周知の型による製造速度は、充分に人手がある
ときには、一つの型で10個の製品が製造でき、もし1
万個の製品が必要である場合は、10組の型を用いて1
00日が必要である。もし、さらに多くの型を用いれば
生産速度は上がるが、型にかかる費用が増し、利潤が減
り、甚だしい場合は利益を得ることができず、経済的で
なかった。
【0007】図2に示されるように、本発明は、特製の
原料で複製型を製造し、加工生産に使用するものであ
る。本発明では、主に軟質、硬質シリコンゴムを1対3
の割合で混合し、並びに8%の触媒溶液と0.4%の硬
化剤を加入して充分攪拌し、複製型の組成原料となす。
そして、まず原型、即ち銅型を利用し、一つのポリ塩化
ビニルエマルジョンのマスターを製造する。なお、製造
前にポリ塩化ビニルエマルジョン及び前述の原料は先に
真空処理を行い、その内の空気を完全に除去しておく。
複製型の製造ステップは、ポリ塩化ビニルエマルジョン
を原型、即ち銅型内に注入し、真空処理の後、空気を吹
付けて冷却し、マスターを取り出し、その後、このマス
ターを型底とし、同じステップを経て、複製型の原料を
注入し、自然冷却を経た後、もとの銅型と完全に同じ複
製型を得る。この複製型は摂氏400度以上まで耐える
ことができ、且つその製造コストは銅型の約20分の1
であり、任意の複数の複製型を製造でき、量産を加速
し、最短の時間で必要な数量を製造できる。たとえば、
前述の例と対照すると、1万個の製品が必要である場
合、本発明を利用して50組の複製型を製造すると、同
じ生産状況の下で、ただ20日で製造することができ、
10組の銅型を用いた場合の4分の1の日数しか必要と
しない。このように、本発明の実施は、明らかに製造コ
ストを下げ、生産速度及び生産量を高めることができ
る。
【0008】図3に示されるのは、本発明の複製型を利
用してポリ塩化ビニルエマルジョン飾物を製造するステ
ップである。これはまず、人工で真空処理後のポリ塩化
ビニルエマルジョンを色により別々に複製型内に注入
し、その後、製品の厚さにより摂氏300〜400度に
加熱して成形し、続いて冷却室に送り、吹気冷却を行
い、故に本発明の複製型は放熱速度が速く、故に時間を
短縮し、美しい飾物を得ることができる。且つこの複製
型は循環して重複使用でき、生産能力を上げ、優良な品
質の製品が得られる。
【0009】
【発明の効果】本発明の精神は即ち、この種の製品の実
際の需要に応じて獲得することであり、多様化の個別の
製品及び量を制限された需要に適応でき、経済性のある
材料を選択してその材料を組成し、任意の数量及び形態
の複製型を製造し、短時間で迅速に必要数量の製品を獲
得でき、相対的に製造コストを下げ、競争性を増し、産
業上の利用価値を有する。本発明により製造された製品
は、独特の製造処理方法を有し、高品質及び低故障率を
有するものとされ、これは周知の技術では得られなかっ
たものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のポリ塩化ビニルエマルジョン飾物製造の
フローチャートである。
【図2】本発明で使用する複製金型の製造方法を示すフ
ローチャートである。
【図3】本発明によるポリ塩化ビニルエマルジョン飾物
製造のフローチャートである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主に、軟質、硬質シリコンゴムを1:3
    の割合で混合し、並びに8%の触媒溶液と0.4%の硬
    化剤を加入して充分攪拌し、複製型の組成原料となし、
    この原料をまず真空処理し、含有する気泡を除去し、原
    型を利用してポリ塩化ビニルエマルジョンを灌入して一
    つのマスターを製造し、該マスターを型底とし、複製型
    の原料を灌入し、さらに真空処理を経た後、自然冷却
    し、複数の同じ複製型を製造し、これをポリ塩化ビニル
    エマルジョン飾物の型とし、 この複製型内に各種の色のポリ塩化ビニルエマルジョン
    を灌入し、さらに摂氏300〜400度に加熱し、ファ
    ンを利用して吹き付け冷却し、製品を得る、複製型使用
    のポリ塩化ビニルエマルジョン飾物製造方法。
JP33680594A 1994-12-14 1994-12-14 複製型使用のポリ塩化ビニルエマルジョン飾物製造方法 Pending JPH08183039A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009167870A (ja) * 2008-01-15 2009-07-30 Hitachi Ltd 燃料噴射弁
CN112454761A (zh) * 2020-10-22 2021-03-09 中国航空制造技术研究院 一种中空橡胶模的成型模具及其制备方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01174418A (ja) * 1987-12-28 1989-07-11 Sony Corp 成形型の製造方法
JPH01285314A (ja) * 1988-05-13 1989-11-16 Aikou:Kk 塩化ビニル樹脂成形品の製造方法

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