JPH01285314A - 塩化ビニル樹脂成形品の製造方法 - Google Patents

塩化ビニル樹脂成形品の製造方法

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JPH01285314A
JPH01285314A JP11470788A JP11470788A JPH01285314A JP H01285314 A JPH01285314 A JP H01285314A JP 11470788 A JP11470788 A JP 11470788A JP 11470788 A JP11470788 A JP 11470788A JP H01285314 A JPH01285314 A JP H01285314A
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JP
Japan
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vinyl chloride
chloride resin
article
sol
mold
Prior art date
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JP11470788A
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English (en)
Inventor
Ikuo Kuranaga
倉永 郁男
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AIKOU KK
IKO CO Ltd
Original Assignee
AIKOU KK
IKO CO Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、塩化ビニル樹脂成形品の製造方法に関するも
のである。
[従来の技術] 従来、プラスチック製の成形品としては、軟質または硬
質を問わず広範囲のものが市販されている0例えば、お
もちや1人形、造花、造形果物等各種の製品が知られて
いるが、これ等のプラスチック製の成形品は、プラスチ
ックシートを所望の形状に打ち抜いたり、或いは所望の
形状の成形用型を用いて、射出成形法、圧縮成形法、押
出成形法等によりプラスチック材料に熱または圧力、あ
るいは両者を同時に作用せしめて成形する方法により製
造されている。
また、塩化ビニル樹脂成形品の例として消しゴムがある
が、該消しゴムは塩化ビニル樹脂シートを所望の形状に
打ち抜いて製造されている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記の様な従来のプラスチック材料によ
り製造される成形品は、前記の様な機械的な成形法によ
り作製されるために、形状は型によって規定されるので
均一化され、単調な形状の製品きり得られない欠点があ
った。
本発明は、上記の様な従来のプラスチック成形品に鑑み
てなされたものてあり、各種の形状を有する所望の立体
形の物品の形状をそのまま複製した、物品と同一の形状
を有する塩化ビニル樹脂成形品を製造する方法を提供す
ることを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 即ち、本発明は、(a)容器内に複製される立体形の物
品を固定した後、液状シリコーンゴムを充填し、次いで
該液状シリコーンゴムな固化せしめた後、容器から固化
したシリコーンゴムな取り出し物品を脱型して前記物品
の形状を転写したゴム型を作製する工程と、 (b)前記ゴム型にゾル状塩化ビニル樹脂を充填し、加
熱してゾル状塩化ビニル樹脂を硬化せしめた後、ゴム型
から硬化した塩化ビニル樹脂を脱型する工程とからなる
ことを特徴とする塩化ビニル樹脂成形品の製造方法であ
る。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明は、複製される各種の形状を有する所望の立体形
の物品の形状をシリコーンゴム型に転写する工程と、該
シリコーンゴム型にゾル状(液状)塩化ビニル樹脂を充
填し、加熱して硬化せしめて成形するキャスティング工
程とからなる塩化ビニル樹脂成形品の製造方法である。
先ず、複製される各種の形状を有する所望の立体形の物
品を容器内に固定する。複製される物品は、立体形の形
状を有する物品であれば如何なるものでも使用すること
ができる。物品を容器内に固定する方法は、例えば接着
剤、粘着剤等を用いて容器の底面に固定する方法等によ
り行なうことができる。
次いで、容器内に、物品を被覆するように液状シリコー
ンゴムな充填する。液状シリコーンゴムは、市販されて
いる通常の液状シリコーンゴムな用いることができ1例
えば、二液性のシリコーンゴムのダウコーニング−製、
シスコランRTV−8000が挙げられる。
容器内に充填された液状シリコーンゴムは数時間放置す
ると固化する。その後、容器から固化したシリコーンゴ
ムな取り出し、固化したシリコーンゴムの中に埋没して
いる物品をシリコーンゴムな変形せしめることにより脱
型して前記物品の形状を転写したゴム型を作製する。
この様にして作製されたゴム型にゾル状(液状)塩化ビ
ニル樹脂を充填する。ゾル状塩化ビニル樹脂を充填する
方法は、押し出しチューブからゾル状塩化ビニル樹脂を
押し出してゴム型に注入してもよいし、また樹脂を収容
した押し出しチューブをセットしておいて多数のゴム型
に一度に注入してもよい。
ゾル状塩化ビニル樹脂は、赤、青、緑、茶。
白、黒等の原色、ピンク、青、黄、緑等の半透明の各種
に着色したもの、あるいは透明のものを用いることがで
きる。
半透明の着色塩化ビニル樹脂としては、例えば透明塩化
ビニル樹脂100重量部に対して着色塩化ビニル樹脂0
.05〜3重量部、好ましくは0.1〜1重量部を配合
した樹脂が望ましい、この様な半透明の着色塩化ビニル
樹脂を先に充填した白色塩化ビニル樹脂の上に塗布し付
着せしめると、琺瑯調の色彩を有する塩化ビニル樹脂成
形品を得ることができる。
また、ゾル状の着色塩化ビニル樹脂材料の色彩は、特に
上記のものに制限されることはなく任意の色彩を選択し
て使用することができる。さらに、色彩は単色に限定さ
れることなく、二色以上のゾル状の着色塩化ビニル樹脂
材料を併用して使用してもよい、ゾル状塩化ビニル樹脂
は、押し出しチューブに収容されているものが好ましい
また、ゾル状塩化ビニル樹脂には、得られる塩化ビニル
樹脂成形品の使用目的に応じて各種の添加物を添加する
ことができる0例えば、成形品として消しゴムを製造す
る場合には、ゾル状塩化ビニル樹脂にDOP  (可塑
剤)、炭酸カルシュラム、安定剤等を添加したものを用
いるのが好ましい、また、その配合割合としては、例え
ばゾル状塩化ビニル樹脂80〜90重量部、DOP  
(可塑剤)80〜90重量部、炭酸カルシュラム50〜
60重量部、安定剤1〜2重量部のものが好ましい。
また、ゴム型にゾル状塩化ビニル樹脂を充填する際に、
上端部に金属製のリング、クリップ等を埋設したり、或
いはゾル状塩化ビニル樹脂の裏面に磁石を埋設すること
がてきる。
次いで、上記のゾル状塩化ビニル樹脂を充填したゴム型
をホットプレート等の加熱板、またはオーブントースタ
−等の上に載置して加熱し、ゾル状塩化ビニル樹脂を硬
化(ゲル化)せしめる。
加熱温度、加熱時間は、得られる塩化ビニル樹脂成形品
の大きさ、形状等により異るか1通常約150〜200
℃、5〜10分間が好ましい。
この加熱工程において、シリコーンゴム型は耐熱性であ
るために、前記のゾル状塩化ビニル樹脂の硬化温度にお
いて何等の影響を受けることはなく、ゾル状塩化ビニル
樹脂を硬化することができる。
次いで、冷却後、ゴム型を変形せしめて硬化した塩化ビ
ニル樹脂を脱型することにより塩化ビニル樹脂成形品を
得ることができる。
得られた塩化ビニル樹脂成形品は、着色されまたは透明
て立体的な形状を有し、裏面は平坦な平面状に形成され
、原型の所望の立体形の物品の形状をそのまま複製した
、物品と同一の形状を有する成形品である。
以上説明した本発明の方法により製造される塩化ビニル
樹脂成形品は、裏面は平坦な平面状に形成されているの
で、屋内の装飾品として利用することができる。また、
ワッペン、ステッカ−として用いることもできる。さら
に、各種の形状の消しゴムを容易に得ることができる。
また、上記の製造工程において、ゴム型にゾル状塩化ビ
ニル樹脂を充填する際に、上端部に金属製のリング、ク
リップ等を埋設することにより。
得られる着色または透明な塩化ビニル樹脂成形品をペン
ダントとして利用することができる。
[実施例] 以下、実施例を示し本発明をさらに具体的に説明する。
実施例1 複製される猫の形状を有する立体形の物品の底・面の平
坦面に、粘着剤を塗布した両面テープを貼り、金属製の
容器の中底に固定した。
次いで、容器内に、二液性の液状シリコーンゴム(ダウ
コーニング■製、シスコランRTV−8000)を物品
が被覆されるように充填した。そのまま約6時間放置し
て自然乾燥すると、液状シリコーンゴムは固化した。そ
の後、容器から固化したシリコーンゴムな取り出し、シ
リコーンゴムを変形せしめて、固化したシリコーンゴム
の中に埋没している物品を脱型して前記物品の形状を転
写したゴム型を作製した。
この様にして作製されたゴム型に、赤色のゾル状塩化ビ
ニル樹脂を充填した。ゴム型に充填する方法は、前記の
ゾル状塩化ビニル樹脂を収容した押し出しチューブから
押し出してゴム型に注入した。
次いで、上記のゾル状塩化ビニル樹脂を充填したゴム型
を、約200°Cに加熱されたホットプレートの上に載
置して約15分間加熱し、ゾル状塩化ビニル樹脂を硬化
せしめた。硬化後、水で冷却し、ゴム型を逆にしてゆが
めて変形して脱型し、硬化した塩化ビニル樹脂成形品を
得た。
得られた塩化ビニル樹脂成形品は立体的な赤色の猫の形
状を有し、裏面は平坦な平面状に形成され、原型の猫の
物品の形状をそのまま複製した成形品であった。
実施例2 複製される花の形状を有する立体形のブローチの底面の
平坦面に、粘着剤を塗布した両面テープを貼り、金属製
の容器の中底に固定した。
次いで、容器内に、二液性の液状シリコーンゴム(ダウ
コーニング■製、シスコランRTV−8000)をブロ
ーチが被覆されるように充填した。そのまま約6時間放
置して自然乾燥すると、液状シリコーンゴムは固化した
。その後、容器から固化したシリコーンゴムな取り出し
、シリコーンゴムな変形せしめて、固化したシリコーン
ゴムの中に埋没しているブローチを脱型して前記ブロー
チの形状を転写したゴム型を作製した。
この様にして作製されたゴム型に、下記の組成からなる
白色のゾル状塩化ビニル樹脂組成物を充填した。
ゾル状塩化ビニル樹脂    85重量部oop  (
可塑剤)      800重量部炭酸カルシュラム 
    50重量部安定剤           1重
量部ゴム型に充填する方法は、前記のゾル状塩化ビニル
樹脂組成物を収容した押し出しチューブから押し出して
ゴム型に注入した。
次いで、上記のゾル状塩化ビニル樹脂組成物を充填した
ゴム型を、約150℃に加熱されたホットプレートの上
に載置して約10分間加熱し、ゾル状塩化ビニル樹脂を
硬化せしめた。硬化後、水で冷却し、ゴム型を逆にして
ゆがめて変形して脱型し、硬化したブローチの形状を有
する塩化ビニル樹脂成形品を得た。
得られた塩化ビニル樹脂成形品は立体的な白色のブロー
チの形状を有し、裏面は平坦な平面状に形成され、原型
のブローチの形状をそのまま複製した成形品で、消しゴ
ムとして使用できた。
[発明の効果] 以上説明した様に、本発明によれば、複製される各種の
形状を有する所望の立体形の物品の形状をシリコーンゴ
ム型に転写する工程と、該シリコーンゴム型にゾル状塩
化ビニル樹脂を充填し。
加熱して硬化せしめて成形するキャスティング工程とか
らなるので、各種の形状を有する所望の立体形の物品の
形状をそのまま複製した、物品と同一の形状を有する塩
化ビニル樹脂成形品を得ることができる。
出願人  株式会社  愛  光 代理人  渡  辺  徳  廣

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (a)容器内に複製される立体形の物品を固定した後、
    液状シリコーンゴムを充填し、次いで該液状シリコーン
    ゴムを固化せしめた後、容器から固化したシリコーンゴ
    ムを取り出し物品を脱型して前記物品の形状を転写した
    ゴム型を作製する工程と、 (b)前記ゴム型にゾル状塩化ビニル樹脂を充填し、加
    熱してゾル状塩化ビニル樹脂を硬化せしめた後、ゴム型
    から硬化した塩化ビニル樹脂を脱型する工程とからなる
    ことを特徴とする塩化ビニル樹脂成形品の製造方法
JP11470788A 1988-05-13 1988-05-13 塩化ビニル樹脂成形品の製造方法 Pending JPH01285314A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08183039A (ja) * 1994-12-14 1996-07-16 Renshun Shu 複製型使用のポリ塩化ビニルエマルジョン飾物製造方法
US6033608A (en) * 1998-03-11 2000-03-07 Milliken & Company Method for making foam rubber tree bark-configured articles having manmade textiles backings

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