JPH08182569A - シートバックフレーム構造 - Google Patents

シートバックフレーム構造

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JPH08182569A
JPH08182569A JP33885594A JP33885594A JPH08182569A JP H08182569 A JPH08182569 A JP H08182569A JP 33885594 A JP33885594 A JP 33885594A JP 33885594 A JP33885594 A JP 33885594A JP H08182569 A JPH08182569 A JP H08182569A
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JP
Japan
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seat back
back frame
holder
flat portion
plate
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JP33885594A
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English (en)
Inventor
Hirotoshi Koshiro
城 裕 俊 小
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Ikeda Corp
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Ikeda Bussan Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ヘッドレスト取付部を、シートバックフレー
ム上端部に対し、簡単で且つ加工、組立性に優れた構造
によって一体的に形成する。 【構成】 シートバックフレーム5の上端部のヘッドレ
スト取付部10をプレス加工で押し潰すことにより偏平
部11として形成する。この偏平部に、半円筒形状の
左、右ホルダ受部14,14が所定間隔をおいて形成さ
れた板状ホルダブラケット13を沿わせてリベット1
2、ねじ等で固着する。左、右ホルダ受部14,14と
フレームの押し潰しによる偏平部11との間に形成され
る左、右保持孔15,15内に、スティホルダ8,8を
嵌挿して設けることにより、ヘッドレスト取付部を一体
的に設ける。板状ホルダブラケット13に、フレーム上
端部の偏平部11の背面側に回り込んで係止される爪部
20,20を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば車両用シートに
おいてシートバックフレームの上端部にホルダブラケッ
トによるヘッドレスト取付部を備えているシートバック
フレーム構造に関する。
【0002】
【従来の技術】車両用シート等におけるシートバック上
端部には、ヘッドレストが上下に高さ調整可能に設けら
れている。即ち、この種のヘッドレストは、ヘッドレス
ト本体部から垂下させた左、右スティを、シートバック
フレーム上端部に設けた左、右一対のホルダブラケット
スティに樹脂製ホルダを介して嵌挿して保持させること
により設けられている。
【0003】図6は従来の車両用シート1においてヘッ
ドレスト2を有する場合を示し、図中3はシートクッシ
ョン、4はシートバック、5はこのシートバック4内に
内設されるパイプフレーム等からなるシートバックフレ
ーム(図7参照)である。このシートバックフレーム5
は、図7から明らかなように、パイプフレームを折曲げ
ると共に適宜の個所を溶接等で連結することにより略ロ
字状を呈するように形成されている。そして、このフレ
ーム5上端部で所定間隔をおいた左、右位置には、一対
のホルダブラケット6,6が溶接等で固着して設けられ
ている。
【0004】これら左、右のホルダブラケット6,6
は、図8、図9の(a),(b)から明らかなように、
金属片を円筒状に巻き込むことにより形成される。一
方、前記フレーム5上端部の結合部分は押し潰すことに
より被固着部5a,5aとして形成され、これらの被固
着部5a,5aに、図9の(a),(b)に示すように
各ホルダブラケット6,6が個々に組付けられ、溶接に
より固着されている。尚、図8、図9中7はホルダブラ
ケット6,6のフレーム5側への溶接部を示す。
【0005】図6中8,8は前記ホルダブラケット6,
6に嵌挿して設けられる樹脂製のスティホルダで、これ
ら左、右スティホルダ8,8に前記ヘッドレスト2の
左、右スティ2a,2aが嵌挿して保持され、図中Fで
示すような上下への高さ調整が可能となるように構成さ
れている。
【0006】尚、図7中符号5bはシートバックフレー
ム5の左、右両側部間に掛け渡された補強ブラケット、
5cはフレーム5の左、右サイドブラケット、また9は
同じく左、右サイドブラケット3,3間に掛け渡された
シートスプリングであるSばねである。更に、上述した
シート1は、周知の通り、リクライニング機構を始め、
シートとして必要な部品等が付設されるが、その詳細な
説明は省略する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
シートバックフレーム構造では、左、右一対のヘッドレ
スト2用のホルダブラケット6,6を、パイプフレーム
によるシートバックフレーム5上端の被固着部5a,5
aに対し個々に組付けて溶接等で固着しているため、こ
れら左、右ホルダブラケット6,6間でのピッチPf
(図8参照)の寸法精度を、ヘッドレスト2の左、右ス
ティ2a,2a間でのピッチPh(図6参照)に合わせ
て確保することが難しいと言う問題を生じている。
【0008】このような左、右ホルダブラケット6,6
では、これらに保持させた樹脂製ステイホルダ8,8へ
のヘッドレスト2の左、右スティ2a,2aの組込みが
位置合わせ等の面から面倒であり、またその組込み状態
でのヘッドレスト2の上下の高さ調整操作に、大きな操
作力Fを必要とすると言う不具合を生じている。
【0009】更に、上述した従来のシートバックフレー
ム構造では、左、右ヘッドレスト用ホルダブラケット
6,6のシートバックフレーム5上端の被固着部5a,
5aへの結合を、溶接によって得ているため、その結合
部分に歪み(図9において符号7aで示す)や溶接剤の
溶け出し等が発生し易いと言う問題もあった。
【0010】このような歪み7a等が生じると、これら
のホルダブラケット6,6の内径Dが、その内周に接触
して嵌挿される樹脂製スティホルダ8,8の径寸法との
関係から、部分的ではあっても確保できなくなり、この
場合にもヘッドレスト2の高さ調整操作(操作力F)が
重くなると言う不具合を生じる。これは、歪んでいるホ
ルダブラケット6,6に無理に嵌挿した樹脂製スティホ
ルダ8,8では、スティ2a,2aを円滑に摺動させる
ことができないためである。
【0011】本発明は上述した課題に鑑みてなされたも
のであり、シートバックフレームへのヘッドレスト取付
部を、簡単で然も加工性、組立性に優れ、低コスト化が
図れる構造によって一体的に構成し、且つこの取付部の
左、右でのスティホルダの保持孔を、ヘッドレストの
左、右スティ間のピッチに合わせて精度よく形成し、ま
た従来のような溶接による歪み等の問題も生ぜず、ヘッ
ドレストの組付けと上下の高さ調整とを簡単に行なえる
ようにしたシートバックフレーム構造を得ることを目的
としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】このような要請に応える
ために本発明に係るシートバックフレーム構造は、シー
トバックフレーム上端部のヘッドレスト取付部を押し潰
すことにより形成される偏平部と、この偏平部に沿って
組付けられてリベット等の結合手段により一体的に固着
される板状ホルダブラケットを備え、この板状ホルダブ
ラケットの左、右に所定間隔をおいて半円筒形状のホル
ダ受部を一体に形成し、且つこれらのホルダ受部と前記
偏平部との間に形成される左、右一対の保持孔内にステ
ィホルダを嵌挿して設けるように構成したものである。
【0013】また、本発明に係るシートバックフレーム
構造は、板状ホルダブラケットの上、下縁部に、シート
バックフレーム上端部の押し潰しによる偏平部の背面側
に回り込んで掛け止めされる爪部を一体に設けたもので
ある。更に、本発明に係るシートバックフレーム構造
は、板状ホルダブラケットをシートバックフレーム上端
部の押し潰しによる偏平部に一体的に固着するにあたっ
て、偏平部の上、下縁部に係合する回り止め用折曲げ片
を、板状ホルダブラケットの上、下縁部に設け、且つ半
円筒形状のホルダ受部を避けた位置を溶接により固着す
るように構成したものである。
【0014】
【作用】本発明によれば、パイプフレームを折曲げると
共に適宜の個所を溶接等で連結することにより略ロ字状
を呈するシートバックフレームを形成し、且つこのフレ
ーム上端部のヘッドレスト取付部をプレス加工で押し潰
すことにより偏平部として形成し、この押し潰しによる
偏平部に、略半円筒形状の左、右ホルダ受部を有する板
状ホルダブラケットを重ね合わせてリベット、ねじ等の
結合手段によって一体に連設し、前記左、右ホルダ受部
と前記フレームの押し潰しによる偏平部との間に形成さ
れる左、右一対の保持孔内に、スティホルダを嵌挿して
設けることにより、ヘッドレスト取付部を一体的に設け
たものである。
【0015】更に、本発明によれば、板状ホルダブラケ
ットの上、下縁部に設けた爪部を、シートバックフレー
ム上端部の偏平部の背面側に回り込ませて掛け止めした
り、板状ホルダブラケットの上、下縁部に設けた回り止
め用折曲げ片を、シートバックフレーム上端部の偏平部
の上、下縁部に係合させて仮止めし、この状態で半円筒
形状のホルダ受部を避けた位置を溶接により固着したり
するものである。
【0016】
【実施例】図1乃至図5は本発明に係るシートバックフ
レーム構造の一実施例を示すもので、これらの図におい
て、前述した図6以下と同一または相当する部分には同
一番号を付して詳細な説明は省略する。
【0017】さて、本発明によれば、図1及び図2から
明らかな通り、シートバックフレーム5の上端部におけ
るヘッドレスト取付部10を押し潰すことにより形成さ
れる偏平部11と、この偏平部11に沿って組付けられ
て結合手段としてのリベット12により一体的に固着さ
れる板状ホルダブラケット13を備え、この板状ホルダ
ブラケット13の左、右に所定間隔をおいて半円筒形状
のホルダ受部14,14を一体に形成し、且つこれらの
ホルダ受部14,14と前記偏平部11との間に形成さ
れる左、右一対の保持孔15内に樹脂製スティホルダ8
を嵌挿して設けるように構成したことを特徴とする。
【0018】ここで、この実施例では、板状ホルダブラ
ケット13の偏平部11への固着を、結合手段としての
リベット12を用いて行っているが、これに限らず、ね
じ等を用いたり、あるいはホルダ受部14,14を避け
た位置を溶接により固着してもよいことは勿論である。
【0019】このような構成によれば、パイプフレーム
を折曲げると共に適宜の個所を溶接等で連結することに
より略ロ字状に形成し、または略逆U字状にシートバッ
クフレーム5を形成し、且つこのフレーム5上端部のヘ
ッドレスト取付部10をプレス加工で押し潰すことによ
り偏平部11として形成している。そして、この押し潰
しによる偏平部11に、略半円筒形状の左、右ホルダ受
部14,14を有する板状ホルダブラケット13を重ね
合わせてリベット12等で一体に連設し、前記左、右ホ
ルダ受部14,14と前記フレーム5の押し潰しによる
偏平部11との間に形成される左、右一対の保持孔1
5,15内に、樹脂製のスティホルダ8,8を嵌挿して
設けることにより、ヘッドレスト取付部10を一体的に
構成することができる。
【0020】尚、上述したシートバックフレーム5は、
折り曲げられたパイプフレームの両端部を嵌合等によっ
て連結することが必要であるが、このパイプの継ぎ目1
7は、シートバックフレーム5の上部または下部に位置
させるとよい。この実施例では、フレーム5上端部での
押し潰しによる偏平部11部分に設けており、継ぎ目1
7部分を溶接して固着し、確実な連結状態を確保する上
で効果を発揮できるようにしている。また、上述したシ
ートバックフレーム5としては、継ぎ目17を嵌合して
組み合わせて溶接したりしてもよい。更に、略コ字状に
折り曲げられた上、下部フレームを、夫々の個所で嵌合
して組付け、適宜溶接することで一体化するように構成
してもよい。
【0021】このような構成では、従来個々に固着して
いた左、右ホルダブラケットに代えて、プレス加工によ
って半円筒形状のホルダ受部14,14を左、右に有す
る板状ホルダブラケット13をプレス加工等で一体に成
形できる。従って、左、右ホルダ受部14,14によっ
て形成されるスティホルダ8,8用の保持孔15,15
間でのピッチPfの寸法精度を、左、右スティ2a,2
a間のピッチPhに合わせて確保することができる。
【0022】また、左、右ホルダ受部14,14を有す
る板状ホルダブラケット13を、押し潰しによる偏平部
11に結合手段であるリベット12等で一体的に固着し
ているため、従来ホルダブラケットを溶接で固着してい
た場合に生じていた歪み等の発生を解消することがで
き、これによりヘッドレスト2の上、下への調整操作時
に操作力Fが重くなったりする不具合は一掃できる。こ
れにより、ヘッドレスト2の高さを着座者の体格や希望
に合わせて調整することができることは言うまでもな
い。
【0023】更に、上述した実施例では、板状ホルダブ
ラケット13の上、下縁部に、図2や図4から明らかな
ように、シートバックフレーム5上端部の押し潰しによ
る偏平部11の背面側に回り込んで掛け止めされる爪部
20を一体に設けるようにしている。このようにすれ
ば、板状ホルダブラケット13のフレーム偏平部11へ
の固着がより一層確実に行なえる。
【0024】特に、本発明によれば、シートバックフレ
ーム5へのヘッドレスト取付部10を、簡単で然も加工
性、組立性に優れ、低コスト化が図れる構造によって一
体的に構成でき、且つこの取付部10の左、右でのステ
ィホルダ8,8の保持孔15,15を、ヘッドレスト2
の左、右スティ2a,2a間のピッチPhに合わせたピ
ッチPfで精度よく形成でき、更に従来のような溶接に
よる歪み等の問題も生ぜず、ヘッドレスト2の組付けと
上下の高さ調整とを、軽い操作力Fできわめて簡単に然
も適切に行なえる。
【0025】ここで、図2中21は板状ホルダブラケッ
ト13をシートバックフレーム5上端部の押し潰しによ
る偏平部11に一体的に固着するにあたって、偏平部1
1の上、下縁部に係合するように板状ホルダブラケット
13の上、下縁部に設けた回り止め用折曲げ片である。
これを用いると、板状ホルダブラケット13の偏平部1
1への固着作業時に仮止め機能を得られ、実用面で有利
である。
【0026】このような仮止め機能を得られる折曲げ片
21を用いた場合において、上述した板状ホルダブラケ
ット13と偏平部11との組み合わせを、半円筒形状の
ホルダ受部14,14を避けた位置での溶接により固着
することも可能となる。即ち、このようにすれば、溶接
時の歪みが、樹脂製スティホルダ8の嵌挿用保持孔15
部分に影響することはなくなり、従来の不具合は生じな
い。
【0027】また、上述した構成において板状ホルダブ
ラケット13の半円筒形状のホルダ受部14,14と偏
平部11によって形成される保持孔15は、図3から明
らかなように、一部が平坦面にカットされた形状で形成
されているもので、これに嵌挿する樹脂製スティホルダ
8としては、周面の一部がカットされたものを用いると
よい。このようにすれば、スティホルダ8の回り止めを
図ることができ、スティホルダ8を、ヘッドレスト2の
高さ調整にかかわらず、回り止めを図って保持させるこ
とができる。
【0028】尚、本発明は上述した実施例構造には限定
されず、シートバックフレーム5を始めとする車両用シ
ート1各部の形状、構造等を適宜変形、変更し得ること
は言うまでもない。また、本発明によるシートバックフ
レーム構造は、上述した実施例における車両用シートに
限定されないことも勿論である。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るシート
バックフレーム構造によれば、シートバックフレーム上
端部のヘッドレスト取付部を押し潰すことにより形成さ
れる偏平部と、この偏平部に沿って組付けられてリベッ
ト、ねじ等の結合手段で一体的に固着される板状ホルダ
ブラケットを備え、この板状ホルダブラケットの左、右
に所定間隔をおいて半円筒形状ホルダ受部を一体に形成
し、且つこれらのホルダ受部と前記偏平部との間に形成
される左、右一対の保持孔内にスティホルダを嵌挿して
設けるようにしたので、簡単な構成であるにもかかわら
ず、以下に述べる種々優れた効果を奏する。
【0030】従来個々に固着していた左、右ホルダブ
ラケットに代えて、プレス加工によって半円筒形状のホ
ルダ受部を左、右に有する板状ホルダブラケットを一体
に成形していることから、左、右ホルダ受部によって形
成されるスティホルダ用の保持孔間での寸法精度を確保
できる。 左、右ホルダ受部を有する板状ホルダブラケットを、
押し潰しによる偏平部にリベット、ねじ等で一体的に固
着しているため、従来板状ホルダブラケットを溶接で固
着していた場合に生じていた歪み等の発生を解消するこ
とができる。 左、右ホルダ受部とフレーム偏平部によって得られる
保持孔によれば、周方向の一部がカットされた形状であ
り、これに嵌挿するスティホルダの周面もカットしてお
くと、回り止めとしての機能を発揮できる。
【0031】また、本発明に係るシートバックフレーム
構造によれば、板状ホルダブラケットの上、下縁部に、
シートバックフレーム上端部の偏平部の背面側に回り込
んで掛け止めされる爪部を一体に設けたり、シートバッ
クフレーム上端部の偏平部の上、下縁部に係合する回り
止め用折曲げ片を、板状ホルダブラケットの上、下縁部
に設け、且つホルダ受部を避けた位置を溶接により固着
するようにすることにより、上述したと同等の作用効果
をより一層効果的に発揮することができる。
【0032】特に、本発明によれば、シートバックフレ
ームへのヘッドレスト取付部を、簡単で然も加工性、組
立性に優れ、低コスト化が図れる構造によって一体的に
設け、且つこの取付部の左、右でのスティホルダの保持
孔を、ヘッドレストの左、右スティ間のピッチに合わせ
て精度よく形成し、また従来のような溶接による歪み等
の問題も生ぜず、ヘッドレストの組付けと上下の高さ調
整とを簡単に行なえるようにしたシートバックフレーム
構造を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシートバックフレーム構造の一実
施例を示すシートバックフレームとヘッドレストとの概
略分解斜視図。
【図2】本発明の要部とするヘッドレスト取付部の詳細
を示す拡大分解斜視図。
【図3】本発明に係るシートバックフレーム構造の一部
水平断面図。
【図4】図1のIV−IV線断面図。
【図5】本発明におけるヘッドレスト取付部での保持孔
へのスティホルダの組付け部分を示す詳細図。
【図6】従来の車両用シートの概略斜視図。
【図7】従来のシートバックフレーム構造を例示する概
略斜視図。
【図8】従来のシートバックフレームへのホルダブラケ
ット取付部の拡大斜視図。
【図9】従来のホルダブラケット取付部を示し、(a)
は要部平面図、(b)は(a)のb部拡大図。
【符号の説明】
1 車両用シート 2 ヘッドレスト 2a 左、右スティ 4 シートバック 5 シートバックフレーム 8 スティホルダ 10 ヘッドレスト取付部 11 押し潰しによる偏平部 12 リベット(結合手段) 13 板状ホルダブラケット 14 半円筒形状のホルダ受部 15 保持孔 17 継ぎ目 20 爪部 21 折曲げ片

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートバックフレームの上端部における
    ヘッドレスト取付部を押し潰すことにより形成される偏
    平部と、 この偏平部に沿って組付けられて結合手段により一体的
    に固着される板状ホルダブラケットを備え、 前記板状ホルダブラケットの左、右に所定間隔をおいて
    半円筒形状のホルダ受部を一体に形成し、且つこれらの
    ホルダ受部と前記偏平部との間に形成される左、右一対
    の保持孔内に、スティホルダを嵌挿して設けるように構
    成したことを特徴とするシートバックフレーム構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のシートバックフレーム構
    造において、 板状ホルダブラケットの上、下縁部に、シートバックフ
    レーム上端部の押し潰しによる偏平部の背面側に回り込
    んで掛け止めされる爪部を一体に設けたことを特徴とす
    るシートバックフレーム構造。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載のシートバ
    ックフレーム構造において、 シートバックフレーム上端部の押し潰しによる偏平部の
    上、下縁部に係合する回り止め用折曲げ片を、板状ホル
    ダブラケットの上、下縁部に設け、 且つこの板状ホルダブラケットの半円筒形状ホルダ受部
    を避けた位置を、前記偏平部に溶接により一体的に固着
    したことを特徴とするシートバックフレーム構造。
  4. 【請求項4】 請求項1、請求項2または請求項3記載
    のシートバックフレーム構造において、 板状ホルダブラケットの半円筒形状ホルダ受部とシート
    バックフレーム上端部の押し潰しによる偏平部とによっ
    て形成される保持孔と、この保持孔内に嵌挿される樹脂
    製スティホルダとは、周方向の一部がカットされた回り
    止め形状で形成されていることを特徴とするシートバッ
    クフレーム構造。
JP33885594A 1994-12-28 1994-12-28 シートバックフレーム構造 Pending JPH08182569A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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