JPH08182403A - 歩行型耕耘機 - Google Patents

歩行型耕耘機

Info

Publication number
JPH08182403A
JPH08182403A JP97295A JP97295A JPH08182403A JP H08182403 A JPH08182403 A JP H08182403A JP 97295 A JP97295 A JP 97295A JP 97295 A JP97295 A JP 97295A JP H08182403 A JPH08182403 A JP H08182403A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
attached
shaft
tilling
claw
claws
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP97295A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Imoo
裕志 芋生
Haruo Watanabe
治男 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP97295A priority Critical patent/JPH08182403A/ja
Publication of JPH08182403A publication Critical patent/JPH08182403A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Soil Working Implements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロータリーケースに支持された内外2重のロ
ータリー軸を互いに相反する方向に回転させて、外軸に
取付けた複数の耕耘爪と、内軸に取付けた複数の耕耘爪
とを同時に正逆転させて耕耘作業を行なう歩行型耕耘機
において、耕耘爪の全てを同一方向に回転させて同一回
転の仕上がり状態が得られるようにする。 【構成】 内軸14に取付けられる複数の耕耘爪15b
を内軸14に対して着脱可能に構成するとともに、外軸
16の端部に、外軸16の耕耘爪17bと同方向に回転
する複数の耕耘爪26bを備えた耕耘爪ユニット26を
取付けることが可能な爪取付部27を設けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、歩行型耕耘機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の歩行型耕耘機は、実開平4‐49
902号公報に示されるように、ロータリーケースに支
持された内外2重のロータリー軸に、夫々、同方向に回
転する複数の耕耘爪を取付けて作業を行なうもの、或い
は、実開平5‐76203号公報に示されるように、互
いに相反する方向に回転する内外2重のロータリー軸に
耕耘爪を取付けて内軸と外軸とを同時に正逆転させて耕
耘作業を行なうものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前者によれば、同一方
向に回転する耕耘爪によって土壌を耕すものであるか
ら、機体の横幅全巾に亘って仕上がり状態が全て同一で
あると言う利点を有するものの、高速回転する耕耘爪に
よって機体のダッシングが生じ易く、殊に、硬い土を砕
土する作業時には、機体のダッシングが激しいと言う不
都合がある。
【0004】他方、後者によれば、互いに正逆転する耕
耘爪によって機体のダッシングを抑制することができる
ものの、正転爪と逆転爪によって土壌を耕すものである
から、機体の横幅方向において、正転爪によって耕され
た土壌と逆転爪によって耕された土壌が入り乱れるか
ら、仕上がり状態が悪く、以後の処理が行ない難い不都
合がある。
【0005】そこで、上記欠点を解消する手段として、
互いに相反する方向に回転する内外2重のロータリー軸
に耕耘爪を取付けて内軸と外軸とを正逆転させる形式の
ものにおいて、一方の逆転機構に、逆転状態を正転状態
に切換えることができる正転切換機構としての正転ギア
を設けて、内軸と外軸とを同時に正逆転又は内軸と外軸
とを同時に正転状態に切換えることが考えられるが、斯
かる場合には、ミッションケース内の伝動構造が複雑に
なる不都合がある。
【0006】本発明は、ミッションケースの伝動構造の
複雑化を招くことなく作業状況に応じて仕上がり状態を
良くしたり、或いは、機体のダッシングを抑制したりす
ることができるようにして耕耘作業が行なえるようにす
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係わる本発明
は、ロータリーケースに支持された内外2重のロータリ
ー軸を互いに相反する方向に回転させて、外軸に取付け
た複数の耕耘爪と、内軸に取付けた複数の耕耘爪とを同
時に正逆転させて耕耘作業を行なう歩行型耕耘機におい
て、内軸に取付けられる耕耘爪を内軸に対して着脱可能
に構成するとともに、外軸の端部に、外軸の耕耘爪と同
方向に回転する複数の耕耘爪を備えた耕耘爪ユニットを
取付けることが可能な爪取付部を設けてある。
【0008】請求項2に係わる本発明は、爪取付部に取
付けられる複数の耕耘爪が、前記外軸並びに内軸に取付
けられる複数の耕耘爪とは別に用意されたものである。
【0009】請求項3に係わる本発明は、爪取付部に取
付けられる複数の耕耘爪が、内軸に取付けられる複数の
耕耘爪である。
【0010】
【作用】本発明によれば、硬い土壌を砕土する場合に
は、外軸と内軸に夫々相反する方向に回転する耕耘爪を
取付けることによって、機体のダッシングを抑制して耕
耘作業を行なうことができる。
【0011】硬くない通常の土壌を砕土する場合には、
内軸に取付けた耕耘爪を取外して、外軸外端部の爪取付
部に、外軸の耕耘爪と同方向に回転する耕耘爪ユニット
を取付けることによって、機体の横幅全巾に亘って同一
の仕上がり状態が得られる。
【0012】そして、内軸の耕耘爪を取外して、外軸の
端部に、外軸の耕耘爪と同方向に回転する耕耘爪を取付
ける構造であるから、ミッションケースの伝動構造の複
雑化を避けられながら耕耘爪を全て正転状態に駆動する
ことができる。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、ミッションケースの伝
動構造の複雑化を招くことなく、土壌の硬軟に応じて、
1台の機械で、機体のダッシングを抑制することができ
る耕耘作業と、機体の横幅全巾に亘って同一の仕上がり
状態が得られる耕耘作業とを行なうことができ、作業の
用途が広くなる。
【0014】殊に、請求項3に係わる本発明によれば、
外軸外端部の爪取付部に取付けられる耕耘爪ユニット
が、内軸に取付けられる耕耘爪ユニットである為、内軸
耕耘爪ユニットの兼用化により、コストの低廉化がはか
れる。
【0015】
【実施例】以下、実施例を図面に基いて説明する。図4
に示すように、この歩行型耕耘機は、走行装置が前進3
段、後進1段に変速可能で、且つ、ロータリー耕耘装置
が高低2段に変速可能に構成されており、ロータリーケ
ース2を一体的に形成したミッションケース1の下端部
に左右一対の走行車輪3を支承し、ミッションケース1
の前部に連結した前フレーム4にエンジン5を搭載し、
ロータリーケース2の下端部にロータリー耕耘装置6を
連結し、ロータリーケース2の後部上方から後方上方に
向けて操縦ハンドル7を延設し、ロータリーケース2か
ら後方に延出したロータリーフレーム8の後端に抵抗棒
9を取付けて歩行型耕耘機を構成してある。
【0016】前記エンジン5の動力がベルトテンション
式主クラッチを兼用するベルト伝動機構10を介してミ
ッションケース1に入力され、ミッションケース1内の
ギアミッションから走行チェーンを介して走行車輪3に
伝動され、また、ロータリーチェーン13を介してロー
タリー耕耘装置6に動力が伝動されるようになってい
る。
【0017】図2に示すように、前記ロータリー耕耘装
置6は、ロータリーケース2の下端部に内外2重のロー
タリー軸14、16が回転自在に支持されており、内軸
14と外軸16を互いに相反する方向に回転させて外軸
16に取付けた耕耘爪ユニット17と、内軸14に取付
けた耕耘爪ユニット15とを正逆転させて耕耘作業を行
なうようになっている。
【0018】前記外軸16は左右方向の中間で2分割さ
れており、夫々、ニードルベアリング18,18を介し
て内軸14に相対回転自在に外嵌されている。
【0019】前記外軸16に対しては、ロータリーチェ
ーン13の受動スプロケット軸19に固定のギア19a
からカウンタ軸20に固定の左右カウンタギア20a,
20aを介して左右外軸16,16の内端部に固定のギ
ア16a,16aに動力が伝達されて、左右の外軸1
6,16が正転駆動されるようになっている。
【0020】前記内軸14に対しては、カウンタ軸20
中間の固定スプロケット20bと内軸14に固定のスプ
ロケット14aとに亘って巻回された第2ロータリーチ
ェーン21を介して動力が伝達されて、外軸16に対し
て内軸14が逆転駆動されるようになっている。
【0021】前記外軸16に取付けられる耕耘爪ユニッ
ト17は、外軸16に外嵌される筒状部材17aと、そ
の筒状部材17aに着脱可能に連結された複数の耕耘爪
17bとからなり、外軸16にキー22を介して外嵌固
定されるとともに、径方向のボルト23によって軸芯方
向の位置規制がはかられている。
【0022】前記内軸14に取付けられる耕耘爪ユニッ
ト15は、内軸14外端部の角型小径部14aに外嵌さ
れる角型筒状部材15aと、その筒状部材15aに着脱
可能に取付けられた複数の耕耘爪15bとからなり、筒
状部材15a外端の蓋15cと内軸14に亘って螺合さ
れた軸芯方向のボルト25によって軸芯方向の位置規制
がはかられている。
【0023】前記外軸16に外嵌される耕耘爪ユニット
17の筒状部材17aの外端に、外軸16の耕耘爪ユニ
ット17と同方向に回転する耕耘爪ユニット26を取付
けることが可能なホームベース型の爪取付部材27が固
着されている。
【0024】前記爪取付部材27に取付けられる耕耘爪
ユニット26は、図5に示すように、外端が閉塞された
筒状部材26aと、その筒状部材26aに取付けられた
複数の耕耘爪26b並びに前記ホームベース型の爪取付
部材27と合同のホームベース型の爪取付部材26cと
を備えて構成されており、両爪取付部材27、26c同
士がボルト28を介して連結されるようになっている。
【0025】〔別実施例〕上記実施例においては、外軸
16に耕耘爪17bを取付けるに当たって、筒状部材1
7aに複数の耕耘爪17bを備えた耕耘爪ユニット17
を外嵌するのを例示したが、外軸16に直接複数の耕耘
爪17bを取付けて、その外軸16の外端に爪取付部2
7を設けたものであっても良い。
【0026】また、上記実施例においては、外軸16の
外端に、外軸16の耕耘爪ユニット17並びに内軸14
の耕耘爪ユニット15とは別の耕耘爪ユニット26を取
付けたものを例示したが、図6に示すように、内軸14
の耕耘爪ユニット15の外端部に、耕耘爪ユニット17
の筒状部材17aの外端に設けた爪取付部材27に対し
て連結可能なホームベース型の爪取付部材29を設け
て、共通の耕耘爪ユニット15を内外差し換えて取付け
るようにしても良い。
【0027】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】耕耘装置の縦断背面図
【図2】ロータリケースの背面図
【図3】爪取付部材の側面図
【図4】歩行型耕耘機全体の側面図
【図5】爪の付換え状態を示す縦断背面図
【図6】別実施例の縦断背面図
【符号の説明】
2 ロータリーケース 14 内軸 15b 耕耘爪 16 外軸 17b 耕耘爪 26 耕耘爪ユニット 26b 耕耘爪 27 爪取付部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロータリーケース(2)に支持された内
    外2重のロータリー軸(14),(16)を互いに相反
    する方向に回転させて、外軸(16)に取付けた複数の
    耕耘爪(17b)と、内軸(14)に取付けた複数の耕
    耘爪(15b)とを同時に正逆転させて耕耘作業を行な
    う歩行型耕耘機において、内軸(14)に取付けられる
    複数の耕耘爪(15b)を内軸(14)に対して着脱可
    能に構成するとともに、外軸(16)の端部に、外軸
    (16)の耕耘爪(17b)と同方向に回転する複数の
    耕耘爪(26b)を備えた耕耘爪ユニット(26)を取
    付けることが可能な爪取付部(27)を設けてある耕耘
    装置。
  2. 【請求項2】 前記爪取付部(27)に取付けられる複
    数の耕耘爪(26b)が、前記外軸(16)に取付けら
    れる複数の耕耘爪(17b)並びに内軸(14)に取付
    けられる複数の耕耘爪(15b)とは別に用意されたも
    のである請求項1に記載の歩行型耕耘機。
  3. 【請求項3】 前記爪取付部(27)に取付けられる複
    数の耕耘爪(26b)が、前記内軸(14)に取付けら
    れる複数の耕耘爪(15b)である請求項1に記載の歩
    行型耕耘機。
JP97295A 1995-01-09 1995-01-09 歩行型耕耘機 Pending JPH08182403A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP97295A JPH08182403A (ja) 1995-01-09 1995-01-09 歩行型耕耘機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP97295A JPH08182403A (ja) 1995-01-09 1995-01-09 歩行型耕耘機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08182403A true JPH08182403A (ja) 1996-07-16

Family

ID=11488542

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP97295A Pending JPH08182403A (ja) 1995-01-09 1995-01-09 歩行型耕耘機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08182403A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH08182403A (ja) 歩行型耕耘機
JP3279932B2 (ja) ロータリ耕耘装置
JP3896302B2 (ja) ロ−タリ耕耘装置
JP3231628B2 (ja) ロータリ耕耘装置
JP3062795B2 (ja) 同軸正逆転作業機
JP2002354903A (ja) ロ−タリ耕耘装置
JP3341455B2 (ja) ロ−タリ耕耘装置
JP2002320401A (ja) ロ−タリ耕耘装置
JP2002330602A (ja) ロ−タリ耕耘装置
JPH1023803A (ja) サイドドライブ型ロ−タリ耕耘装置
JP2972152B2 (ja) ロ−タリ耕耘装置
JPH1084703A (ja) ロータリ耕耘装置
JP2880042B2 (ja) ロータリ作業機
JP3251162B2 (ja) ロータリ耕耘装置の軸支部構造
JPH09313002A (ja) 部分逆転ロータリ耕耘装置
JPH06343301A (ja) ロ−タリ耕耘装置
JPH09187102A (ja) サイドドライブロ−タリ耕耘装置
JP2518514Y2 (ja) 耕耘装置
JP2552926Y2 (ja) ロ−タリ耕耘装置
JPH08242604A (ja) 同軸正逆転作業機
JPH078005A (ja) 残耕処理爪付きロータリ耕耘装置
JPH06303801A (ja) 耕耘機用ロ−タリ耕耘装置
JPH08187004A (ja) 歩行型耕耘機
JP2552916Y2 (ja) 耕耘機におけるロ−タリ耕耘装置
JPH09322603A (ja) 部分逆転ロータリ耕耘装置