JP3251162B2 - ロータリ耕耘装置の軸支部構造 - Google Patents

ロータリ耕耘装置の軸支部構造

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JP3251162B2 JP30863395A JP30863395A JP3251162B2 JP 3251162 B2 JP3251162 B2 JP 3251162B2 JP 30863395 A JP30863395 A JP 30863395A JP 30863395 A JP30863395 A JP 30863395A JP 3251162 B2 JP3251162 B2 JP 3251162B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、伝動ケース真下の
圃場も耕耘できるように、傾斜爪軸を備えてあるロータ
リ耕耘装置に係り、詳しくは、より簡便な傾斜爪軸の装
着構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上記耕耘装置は、伝動ケースから左右に
延びる爪軸の伝動ケース脇に傾斜した爪軸を設けること
により、伝動ケース下方の地面も耕起できるようにされ
たもの、所謂、フルカットロータリと呼ばれるものであ
る。この種の耕耘装置としては、特公昭62‐2256
2号公報、特開昭55‐96003号公報に示めされる
ように、耕耘軸を回転自在に支持するベアリングを備え
た伝動ケース下部のボス部の外端面に傾斜した延長ボス
を取付け、その傾斜ボスの外周面に2個のベアリングを
介して傾斜爪軸を相対回転自在に支持するとともに、耕
耘軸に一体回転自在に装着した外歯と傾斜爪軸の内面に
設けた内歯によって前記傾斜爪軸を連動回転させる構造
を採っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術の構造で
は、傾斜爪軸を安定的に支持する為に2個のベアリング
を必要し、そのベアリングの軸芯方向の外側に、内歯と
外歯からなる伝動ギアを配設しなければならないことか
ら、傾斜爪軸の軸芯方向の長さが長くなる不都合があ
る。また、上記従来の構造のものでは、傾斜爪軸の端部
に設けた撓みシールで伝動ケース内のミッションオイル
の漏れ出しを防止する構造のものであるから、撓みシー
ルが損傷すると、泥土が伝動ケースまで侵入してしまう
不都合がある。本発明の第1の目的は、傾斜爪軸の支持
構造の簡素化を図る点にある。本発明の第2の目的は、
撓みシールが損傷した場合における泥土の伝動ケース内
への侵入を防止する点にある。本発明の第3の目的は、
通常の耕耘爪に換える場合に、より伝動ケースに寄せる
ことができ、かつ、コンパクト化も図れる耕耘軸の軸支
部を提供することにある。
【0004】
〔作用〕
図3に示すように、傾斜爪軸15は、伝動ケース11下
部のボス部11a端部に設けられたベアリング18と、
傾斜爪軸15の内歯20と外歯19からなる伝動ギアを
介して2点で安定良く支持される。 〔効果〕 このように、傾斜爪軸に対する動力伝達用のギアを傾斜
爪軸の支持構造の一部に利用することにより、1個のベ
アリングと内歯と外歯からなる伝動ギアを介して傾斜爪
軸を2点で安定良く支持することができ、これによっ
て、傾斜爪軸を支持する為のスペースとしては1個のベ
アリングと内歯と外歯からなる伝動ギアの配設スペース
で済み、傾斜爪軸の軸心方向の長さをコンパクトにする
ことができる。
【0005】請求項2に記載の本発明の特徴構成は、前
記伝動ケース下部のボス部内周側に伝動ケースに対する
オイルシールを設けた点にある。 〔作用〕 傾斜爪軸の外端部に設けられた撓みシールが損傷して
も、伝動ケースのボス部端部にオイルシールを設けてあ
るから、泥土が伝動ケース内に侵入することが阻止され
る。 〔効果〕 このように、伝動ケースのボス部端部にオイルシールを
設けることによって、傾斜爪軸の外端部に設けられた撓
みシールが損傷しても、泥土が伝動ケース内にまで侵入
することがなく、これによって、伝動ケースを分解して
の部品の交換による修理作業を不要ならしめることがで
きる。
【0006】請求項3に記載の本発明の特徴構成は、前
記傾斜爪軸を着脱可能に構成した点にある。 〔作用〕 ベアリングを含めて傾斜爪軸を耕耘軸から取外せば、図
5に示すように、筒状の爪軸13を、耕耘軸12の段差
部12aまで挿入することができる。従って、通常の耕
耘爪14の最も内側のものを、傾斜爪16を備えた傾斜
爪軸15の位置に配置することができ、最も内側の耕耘
爪14を、従来に比べてより一層伝動ケース11に寄せ
て配置することが可能になる。〔効果〕 その結果、通常の耕耘爪に代えた場合においても残耕部
分を少なくできる。
【0007】請求項4記載の本発明の特徴構成は、外歯
のカラーの伝動ケース側への移動、及び、この外歯を取
外した状態での草巻き付き防止兼シールカバーの伝動ケ
ース側への移動を規制する段差部を耕耘軸に形成した点
にある。 請求項5記載の本発明の特徴構成は、伝動ケー
ス下部のボス部の外周と傾斜爪軸の外周とを略同径に形
成した点にある。 請求項6記載の本発明の特徴構成は、
伝動ケース下部のボス部の端部内周側に設けたベアリン
グに対して外嵌する部分を傾斜爪軸の端部に突出形成
し、この傾斜爪軸の突出形成させた部分の内周側とベア
リングとの間にオイルシールを介在させた点にある。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を歩
行型管理機に付いて説明する。図1に示すように、この
歩行型管理機は、操縦ハンドル1が縦軸心Y周りに機体
後方に位置する状態と機体前方に位置する状態とにハン
ドル向き変更可能で、且つ、操縦ハンドル1と共握り可
能な主クラッチレバー2から手を離すと機体が即座に停
止するデッドマン式に構成されており、エンジン3、ベ
ルトテンション式の主クラッチ4、走行ミッションケー
ス5、左右一対の車輪6、走行変速レバー7を装備する
走行機体Aの後部のヒッチ8に作業装置としてのロータ
リ耕耘装置9を連結し、走行ミッションケース5からチ
ェーン伝動ケース10を介して耕耘装置9のロータリ伝
動ケース11に動力を伝達するように構成してある。
【0009】図2に耕耘装置の伝動ケース11の下部が
示され、12は耕耘軸、13は垂直に立設される耕起爪
14を複数備えた爪軸、15は傾斜爪軸、16は傾斜爪
であり、一般的なロータリ耕耘装置では伝動ケース11
真下の地面が耕耘できない残耕地も、傾斜爪16で耕耘
処理できるフルカットロータリに構成されている。
【0010】図3に示すように、耕耘軸12は、伝動ケ
ース11下部のボス部11aにベアリング17を介して
支持されており、カラー兼用の外歯19を受け止める段
差部12aから先は六角軸に形成されている。筒状の傾
斜爪軸15は、耕耘軸12の回転軸心Pに対して4度の
角度で外倒れ傾斜した回転軸心Qを現出するように、ボ
ス部11a先端にベアリング18を介して内嵌合してあ
る。前記耕耘軸12の回転軸心Pと前記傾斜爪軸15の
傾斜軸心Qとの交点Oに耕耘軸12と一体的に回転して
耕耘軸12の回転動力を前記傾斜爪軸15に伝達するカ
ラー兼用の外歯19を配置設定してあり、前記傾斜爪軸
15の内周面に前記外歯と咬合する内歯20を形成して
ある。前記カラー兼用の外歯19は、球状の外周面を有
した状態で耕耘軸12に一体回転状態で外嵌される内六
角断面の内径部を有したカラー19Aの外周部に外スプ
ラインからなる外歯を形成して構成してあり、他方、傾
斜爪軸15の内周面には、内スプラインからなる内歯2
0を形成してある。そして、外歯19の頂部19aを軸
芯方向に沿って円弧状に形成して内歯20の歯底20a
に接触可能に構成し、前記傾斜爪軸15が、その傾斜姿
勢を維持したままで耕耘軸12と一体で回転するように
支持してある。つまり、カラー19A外周部の外歯19
と傾斜爪軸15内周面の内歯20との摺接構造によっ
て、傾斜爪軸15と耕耘軸12との相対捩じれ移動が許
容されて連動回転が可能とされているのである。前記伝
動ケース11のボス部11aの端部に伝動ケース11内
のミッションオイルが外部に漏れ出すことを防止するオ
イルシール21を設けてあり、前記傾斜爪軸15の内端
部にオイルシール22、外端部にゴム或いは合成樹脂か
らなる撓みシール23を設けあり、傾斜爪軸15の内部
に充填されたグリスが外部へ漏れ出すことを防止してあ
る。さらに、前記傾斜爪軸15の内端部には、伝動ケー
ス11のボス部11aと傾斜爪軸15との隙間から泥や
草がオイルシールに侵入することを阻止するシールカバ
ー24を設けてあり、また、前記撓みシール23外側の
耕耘軸12部分には、草巻付き防止兼シールカバー25
を設けてある。図2及び図3に示すように、筒状の爪軸
13は、ワッシャー26と長ボルト27とにより、カラ
ー兼用の外歯19と共に耕耘軸12に締め上げ固定され
ている。従って、長ボルト27を外せば、複数の耕耘爪
14を装着した状態で爪軸13を耕耘軸12から抜き出
し可能である。尚、耕起爪14、及び傾斜爪16は、共
に爪軸13又は傾斜爪軸15に固着されたブラケット2
8に挿入してボルト止めされる公知の取付構造である。
【0011】図5に示すように、傾斜爪軸を取り外した
場合には、筒状の爪軸13を、耕耘軸12の段差部12
aまで挿入することができる。斯る場合には、ボス部1
1の外端部を別途草巻き付き防止カバー29で閉塞す
る。
【0012】図10に示すように、操縦ハンドル1に装
着の主クラッチレバー2は、ハンドル杆1aに対してハ
ンドル杆軸心周りに回動並びに固定可能に装着されてい
る。詳述すると、ハンドル杆1aに対してグリップ1b
がブッシュ30を介してハンドル杆1a軸心周りに回動
自在に装着されており、そのグリップ1bに主クラッチ
レバー2が横軸心X周りに上下揺動可能に枢支されてい
る。前記グリップ1bに、バネ31によって上方にロッ
ク解除付勢された上下出退自在なロックピン32が付設
されており、他方、ハンドル杆1aに、前記主クラッチ
レバー2の回動を一定範囲に規制する周溝33、その周
溝33内に複数のピン孔33aが設けられており、前記
グリップ1bをハンドル杆1aの軸心周りに回動させて
主クラッチレバー2を握ると前記ロックピン32が所定
の回動位置でピン孔33aに挿入されてグリップ1bの
回動が固定されることとなる。従って、走行機体Aのヒ
ッチ8にプラウ(図示せず)を取り付けて鋤き作業を行
なう場合に、走行機体Aが傾いて主クラッチレバー2が
握り難くなる場合には、主クラッチレバー2をハンドル
杆1aの軸芯周りに回動させて主クラッチレバー2を鉛
直姿勢に変更して主クラッチレバー2を握りると、ロッ
クピン32が所定の回動位置でピン孔33aに挿入され
てグリップ1bがハンドル杆1aに固定されることとな
り、機体傾斜時の主クラッチレバー2の握りが行い易く
なる。
【0013】この歩行型管理機は、前進4段、後進4段
に変速可能で、ハンドル向きの変更に拘わらず後進高速
走行を牽制できる牽制装置が設けられている。詳述する
と、図6に示すように、横軸心X1 周りに揺動自在な揺
動部材33の軸受部34に、変速アーム35を有する変
速操作部材36を回転自在に内嵌させ、変速レバー7を
セレーション嵌合部37により縦向き軸芯Y1 周りで延
出方向変更操作自在に変速操作部材36に取付け、前進
二段の変速を行うシフト軸39に付設した第1レバー受
け40、及び、後進二段の変速を行うシフト軸41に付
設した第2レバー受け42と第3レバー受け43に対し
て変速アーム35を係合可能に配置し、高低二段切換え
の走行用副変速装置の操作軸44に揺動部材33をリン
ク45で連動させ、変速レバー7の縦向き軸芯Y1 周り
での左右揺動操作及び横向き軸芯X1 周りでの上下揺動
操作に伴って前進4段、後進4段の変速を可能に構成し
てある。
【0014】つまり、操縦ハンドル1及び変速レバー7
を機体後方に延出した状態(図1参照)において、変速
レバー7を下方範囲で上下に二位置切換えすると、副変
速装置が低速状態になるとともに、変速アーム35が第
1レバー受け40又は第2レバー受け42に係合し、変
速アーム35を第1レバー受け40に係合させて変速レ
バー7を左右揺動させると前進1速又は前進2速が得ら
れ、変速アーム35を第2レバー受け42に係合させて
変速レバー7を左右揺動させると後進1速又は後進2速
が得られ、また、変速レバー7を上方範囲で上下に二位
置切換えすると、副変速装置が高速状態になるととも
に、変速アーム35が第1レバー受け40又は第3レバ
ー受け43に係合し、変速アーム35を第1レバー受け
40に係合させて変速レバー7を左右揺動させると前進
3速又は前進4速が得られ、変速アーム35を第3レバ
ー受け43に係合させて変速レバー7を左右揺動させる
と後進3速又は後進4速が得られるように構成してあ
る。
【0015】逆に、操縦ハンドル1及び変速レバー7を
機体前方に延出した状態において、変速レバー7を上方
範囲で上下に二位置切換えすると、副変速装置が低速状
態になるとともに、変速アーム35が第1レバー受け4
0又は第2レバー受け42に係合し、変速アーム35を
第2レバー受け42に係合させて変速レバー7を左右揺
動させると前進1速又は前進2速が得られ、変速アーム
35を第1レバー受け40に係合させて変速レバー7を
左右揺動させると後進1速又は後進2速が得られ、ま
た、変速レバー7を下方範囲で上下に二位置切換えする
と、副変速装置が高速状態になるとともに、変速アーム
が第1レバー受け40又は第3レバー受け43に係合
し、変速アーム35を第3レバー受け43に係合させて
変速レバー7を左右揺動させると前進3速又は前進4速
が得られ、変速アーム35を第1レバー受け40に係合
させて変速レバー7を左右揺動させると後進3速又は後
進4速が得られるように構成してある。
【0016】走行用変速装置の変速状態を表示するイン
ジケータ46を変速操作部材36に取付けて機体後方に
向かって延出した変速レバー7の下方近くに配置し、イ
ンジケータ46に対する案内板47を、インジケータ4
6の前後揺動に伴う突出量変化が少なくなるように湾曲
形成し、山形の表示具48を案内板47に付設し、図7
に示すように、変速レバー7を機体後方に延出した状態
での変速位置を機体後方から見やすい表示具48の斜面
に、かつ、変速レバー7を機体前方に延出した状態での
変速位置を機体前方から見やすい表示具48の斜面に夫
々表示し、インジケータ46による変速状態確認を容易
にしてある。
【0017】図7及び図8に示すように、インジケータ
46の左右両側への動きを規制して後進高速を牽制する
牽制金具49を案内板47に横軸心X2 周りに回動自在
に取付け、段付きボルト50により締付け固定可能に構
成し、操縦ハンドル1及び変速レバー7を機体後方に延
出した状態並びに操縦ハンドル1及び変速レバー7を機
体前方に延出した状態での後進3速(R3)及び後進4
速(R4)を必要に応じて牽制可能に構成してある。つ
まり、案内板47に、段付きボルト50の小径部が通過
可能な連続する2個のボルト孔51,51を横軸心X2
周りに形成してある。従って、牽制金具49をハンドル
向きの変更に伴って前後方向に位置変更する場合には、
段付きボルト50を弛めて段付きボルト50の大径部を
ボルト孔51から抜き出し、小径部を2個の連続する孔
を移動させて、然る後、段付きボルト50を締め込んで
大径部を他方のボルト孔51に挿入して固定することと
なる。
【0018】〔別実施形態〕本発明は、歩行型耕耘機に
も適用することができる。
【0019】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】歩行型管理機の全体側面図
【図2】ロータリ耕耘装置の背面図
【図3】ロータリ耕耘装置の軸支部を示す部分断面図
【図4】耕耘軸の縦断側面図
【図5】傾斜爪軸を取外した状態を示す縦断正面図
【図6】変速レバーの取付け構造を示す縦断側面図
【図7】変速案内板の一部切欠き平面図
【図8】牽制金具の位置変更状態を示す側面図
【図9】変速案内板の縦断背面図
【図10】主クラッチレバーの取付け構造を示す縦断側
面図
【図11】ハンドルグリップの固定構造を示す縦断背面
【符号の説明】
11 伝動ケース 11a ボス部 12 耕耘軸 15 傾斜爪軸 19 外歯 19a 外歯頂部 20 内歯 20a 内歯歯底 21 オイルシール P 回転軸心 Q 傾斜軸心
フロントページの続き (72)発明者 打谷 賢 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社ク ボタ 堺製造所内 (72)発明者 澤井 光明 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社ク ボタ 堺製造所内 (56)参考文献 実開 昭53−112504(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01B 33/08

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝動ケース(11)下部のボス部(11
    a)に耕耘軸(12)を水平に突出支承し、その耕耘軸
    (12)の回転軸心(P)に対して傾斜した軸心(Q)
    を備えた筒状の傾斜爪軸(15)を、前記耕耘軸(1
    2)に対する外囲状態で前記ボス部(11a)に回転自
    在に支承するとともに、前記耕耘軸(12)に一体回転
    自在に装着した外歯(19)と傾斜爪軸(15)の内面
    に設けた内歯(20)によって前記傾斜爪軸(15)を
    駆動回転させるロータリ耕耘装置の軸支部構造であっ
    て、前記伝動ケース(11)下部のボス部(11a)端部内
    周側にベアリング(18)を介して前記傾斜爪軸(1
    5)を内嵌合させて 相対回転自在に支持するとともに、
    前記外歯(19)と内歯(20)を前記耕耘軸(12)
    の回転軸心(P)と前記傾斜爪軸(15)の傾斜軸心
    (Q)との交点(O)に配置設定し、さらに、前記外歯
    (19)の頂部(19a)を軸芯方向に沿って円弧状に
    形成して前記内歯(20)の歯底(20a)に接触可能
    に構成し、前記傾斜爪軸(15)を前記ベアリング(1
    8)と前記伝動ギア(19),(20)とで回転自在に
    支持してあるロータリ耕耘装置の軸支部構造。
  2. 【請求項2】 前記伝動ケース(11)下部のボス部
    (11a)内周側に伝動ケース(11)に対するオイル
    シール(21)を設けてある請求項1に記載のロータリ
    耕耘装置の軸支部構造。
  3. 【請求項3】 前記傾斜爪軸(15)を着脱可能に構成
    してある請求項1又は請求項2に記載のロータリ耕耘装
    置の軸支部構造。
  4. 【請求項4】 外歯(19)のカラー(19A)の伝動
    ケース(11)側への移動、及び、この外歯を取外した
    状態での草巻き付き防止兼シールカバー(25)の伝動
    ケース(11)側への移動を規制する段差部(12a)
    を耕耘軸(12)に形成してある請求項3に記載のロー
    タリ耕耘装置の軸支部構造。
  5. 【請求項5】 伝動ケース(11)下部のボス部(11
    a)の外周と傾斜爪軸(15)の外周とを略同径に形成
    してある請求項1〜4のいずれか一項に記載のロータリ
    耕耘装置の軸支部構造。
  6. 【請求項6】 伝動ケース(11)下部のボス部(11
    a)の端部内周側に 設けたベアリング(18)に対して
    外嵌する部分を傾斜爪軸(15)の端部に突出形成し、
    この傾斜爪軸(15)の突出形成させた部分の内周側と
    前記ベアリング(18)との間にオイルシール(22)
    を介在させてある請求項2に記載のロータリ耕耘装置の
    軸支部構造。
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