JPH08182156A - 電気接続箱の部品固定構造 - Google Patents

電気接続箱の部品固定構造

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JPH08182156A
JPH08182156A JP6325293A JP32529394A JPH08182156A JP H08182156 A JPH08182156 A JP H08182156A JP 6325293 A JP6325293 A JP 6325293A JP 32529394 A JP32529394 A JP 32529394A JP H08182156 A JPH08182156 A JP H08182156A
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康一 高橋
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、電気接続箱に、電気部品およびブ
スバーを接続固定する際の電気接続箱の部品固定構造に
関し、電気部品が傾くことなく接続固定することのでき
る電気接続箱の部品固定構造を提供することを目的とす
る。 【構成】 電気接続箱のケース1の壁面1aに、ブスバ
ー接続溝とボルト装着凹部とをそれぞれ上下2段に設
け、2枚のブスバー3、3′を接続する場合は、固定用
ボルト4の頭部4aを下段ボルト装着凹部10に固定し
て上下のブスバー接続溝8、9にブスバー3、3′を装
着し、1枚のブスバー3を接続する場合は固定用ボルト
4の頭部4aを上段ボルト装着凹部11に固定して上部
ブスバー接続溝8にブスバー3を装着し、固定用ボルト
4を介してヒュージブルリンク2を締結するようにして
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等の電気配線に
使用される電気接続箱に、電気部品およびブスバーを接
続固定する際の電気接続箱の部品固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電気接続箱内の大電流回路に接続
されるヒュージブルリンクは、ブスバー回路に対しボル
ト締めによって固定することが行われている。たとえ
ば、実開平1−139342号公報には、図25に示す
ような、ヒュージブルリンクLの接続構造が開示されて
いる。
【0003】ヒュージブルリンクLは、その端子板a、
a′とブスバーbとを、ボルトcを用いて電気接続箱の
カバーdに予め固定されているナット(図示せず)に締
め付けることにより固定するようにしている。
【0004】一方、近年の電気配線の高度化、複雑化に
伴って電気接続箱内の回路構成も多様化し、ヒュージブ
ルリンクLの一方の接続端子部aに対し2枚のブスバー
を接続する場合も生じる。このとき、他方の接続端子部
a′が1枚のブスバーを接続するようにしてあると、図
26に示すように、カバーdに対してヒュージブルリン
クLが傾いて固定されることになり、固定状態が不安定
となって接触不良など種々の障害が発生する問題点があ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点に着目してなされたもので、電気接続箱にヒュージブ
ルリンク等の電気部品とブスバーとを固定用ボルトを介
して接続固定する際に、電気部品が傾くことなく良好な
接続状態に固定することのできる電気接続箱の部品固定
構造を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の課題を達成するた
め、請求項1に記載した発明は、電気接続箱にブスバー
と電気部品とを、電気接続箱に立設した固定用ボルトを
介して接続固定する電気接続箱の部品固定構造であっ
て、電気接続箱の壁面に、ブスバー接続溝とボルト装着
凹部とをそれぞれ上下2段に設け、固定用ボルトの頭部
を上段または下段のいずれか一方のボルト装着凹部に固
定して、該ブスバー接続溝に装着したブスバーと電気部
品とを該固定用ボルトを介して締結するようにしたこと
を特徴とする。
【0007】請求項2に記載したように、電気接続箱の
壁面に、上部ブスバー接続溝と下部ブスバー接続溝とを
上下二段に凹設し、下部ブスバー接続溝に固定用ボルト
の頭部を嵌入する下段ボルト装着凹部を設けると共に、
該下段ボルト装着凹部の周壁を切欠いて上段ボルト装着
凹部を設けることが好ましい。
【0008】請求項3に記載したように、電気接続箱の
壁面に、上部ブスバー接続溝と下部ブスバー接続溝とを
上下二段に凹設し、下部ブスバー接続溝に下段ボルト装
着凹部を凹設すると共に、上部ブスバー接続溝を切欠い
て上段ボルト装着凹部を設けることが好適である。
【0009】請求項4に記載したように、電気接続箱の
一方の壁面に、上部ブスバー接続溝と下部ブスバー接続
溝とを上下二段に凹設し、下部ブスバー接続溝に固定用
ボルトを嵌入するボルト挿通孔を設けると共に、該ボル
ト挿通孔周囲の電気接続箱の他方の壁面に固定用ボルト
の頭部を嵌入する上段ボルト装着凹部と下段ボルト装着
凹部とを交差して設けることが有効である。上部ブスバ
ー接続溝および下部ブスバー接続溝の深さは、装着する
ブスバーの厚みに合致させて形成されていることが好適
である(請求項5)。
【0010】請求項6に記載した発明は、電気接続箱に
ブスバーと電気部品とを、電気接続箱に立設した固定用
ボルトを介して接続固定する電気接続箱の部品固定構造
であって、固定用ボルトの周囲に、上部ブスバー接続部
と下部ブスバー接続部とを階段状に形成した固定台座を
設け、該上部ブスバー接続部にブスバーを装着すると共
に、必要に応じて下部ブスバー接続部に別のブスバーを
装着して該ブスバーおよび電気部品を該固定用ボルトを
介して締結するようにしたことを特徴とする。
【0011】請求項7に記載した発明は、電気接続箱に
ブスバーと電気部品とを、電気接続箱に立設した固定用
ボルトを介して接続固定する電気接続箱の部品固定構造
であって、ブスバーの接続用孔の近傍に支持突部を付設
し、別のブスバーに該支持突部を嵌入する接続用孔を開
設し、必要に応じて固定用ボルトに装着した別のブスバ
ーの接続用孔に該支持突部を嵌入して、該ブスバーおよ
び電気部品を該固定用ボルトを介して締結するようにし
たことを特徴とする。
【0012】
【作用】請求項1ないし請求項4に記載した発明によれ
ば、ブスバー2枚を接続する場合は、固定用ボルトの頭
部を下段ボルト装着凹部に固定してそれぞれのブスバー
の接続端部を上下のブスバー接続溝に装着し、ブスバー
1枚を接続する場合は、固定用ボルトの頭部を上段ボル
ト装着凹部に固定してブスバーの接続端部を上部ブスバ
ー接続溝に装着するようにしている。いずれの場合も電
気接続箱の壁面とブスバーの上面とを一致させることが
でき、しかもブスバーの接続端部と固定用ボルトの頭部
とが密着するので、電気部品を傾くことのない良好な接
続状態で固定することが可能となり、接続部の接触不良
などの障害の発生が防止される。
【0013】請求項6に記載した発明によれば、固定用
ボルトの周囲の固定台座に上部ブスバー接続部と下部ブ
スバー接続部とを階段状に設けているため、上部ブスバ
ー接続部にブスバーの接続端部を載置すると共に、必要
に応じて下部ブスバー接続部に別のブスバーの接続端部
を載置して電気部品を該固定用ボルトを介して締結する
ことができる。したがって、いずれの場合も電気部品が
傾くことなく良好な接続状態で確実に固定することが可
能となる。
【0014】請求項7に記載した発明によれば、電気部
品と接続するブスバーの接続用孔の近傍に支持突部を付
設しているため、ブスバー1枚を接続する場合であって
も支持突部によって、ブスバーが固定台座に支持される
ため電気部品を安定した状態で固定することができる。
ブスバー2枚を接続する場合は、そのブスバーの接続用
孔に該支持突部を嵌入するようにしてあるため、いずれ
の場合も電気部品を傾くことなく良好な接続状態で固定
することができる。
【0015】
【実施例】図1は、請求項1に記載した発明の実施例に
係わる電気接続箱の部品固定構造Aを示す分解斜視図で
あり、電気接続箱のケース1に、電気部品としてのヒュ
ージブルリンク2およびブスバー3、3′を接続して固
定する構造を示している。電気接続箱のケース1に固定
用ボルト4、4′を立設し、固定用ボルト4、4′に、
ブスバー3、3′の接続孔6、6′、および電気部品と
してのヒュージブルリンク2の接続端子2a、2a′に
設けた接続用孔5、5′を挿通してナット7を締め付け
ることにより、ケース1の壁面1a上にヒュージブルリ
ンク2とブスバー3、3′とを接続固定するようにして
いる。
【0016】固定用ボルト4を固定する位置のケース1
の壁面1aには、ブスバー3、3′を接続するためのブ
スバー接続溝が上下二段に凹設されている。すなわち、
上部ブスバー接続溝8は、ブスバー3の接続端部3aの
幅に合致して形成されており、下部ブスバー接続溝9
は、上部ブスバー接続溝8より狭いブスバー3′の接続
端部3a′の幅に対応して形成されている。
【0017】下部ブスバー装着溝9の略中央部には、固
定用ボルト4の略正方形の頭部4aに合致した下段ボル
ト装着凹部10が凹設されており、ボルト装着凹部10
の四方の周壁10aには固定用ボルト4の頭部4aの角
部4a1 を係入するため切欠いて形成した4ヶ所の上段
ボルト装着凹部11がそれぞれ設けられている。下段ボ
ルト装着凹部10から上段ボルト装着凹部11までの高
さは、ブスバー3′の厚みと等しく設定されている。
【0018】ケース1に対する固定用ボルト4の固定
は、ヒュージブルリンク2とブスバー3、3′双方を接
続する場合と、ヒュージブルリンク2と一方のブスバー
3のみを接続する場合でその固定する位置を異にする。
【0019】ブスバー3、3′双方を接続する場合は、
図2に示すように、下段ボルト装着凹部10内に固定用
ボルト4の頭部4aを嵌入して接着剤等で固定する。そ
して、ケース1に固定された固定用ボルト4に、図3に
示すように、ブスバー3′の接続孔6′を嵌入し、下部
ブスバー接続溝9にブスバー3′の接続端部3a′を載
置すると共に、ケース1に設けたブスバー溝12にブス
バー3′を挿入する。次いで、図4に示すように、ブス
バー3の接続孔6を嵌入し、上部ブスバー接続溝8にブ
スバー3の接続端部3aを載置すると共に、ケース1に
設けた別のブスバー溝13にブスバー3を挿入する。
【0020】ブスバー3を装着した後、図5に示すよう
に、固定用ボルト4にヒュージブルリンク2の接続端子
2aに設けた接続用孔5を嵌入してナット7を締め付け
固定する。上部ブスバー装着溝8および下部ブスバー装
着溝9は、ブスバー3および3′の厚みに合致させてそ
の深さを設定してあるため、ブスバー3の接続端部3a
の上面はケース1の壁面1aと一致する。したがって、
ヒュージブルリンク2の接続端子2aは、ケース1の壁
面1aと同一平面上に固定してある他方の固定用ボルト
4′に対する固定面と等しい高さで固定できるので、ヒ
ュージブルリンク2が傾いて固定されることがない。
【0021】一方、ブスバー3のみを装着する場合は、
図6に示すように、固定用ボルト4を約45°回転さ
せ、上段ボルト装着凹部11に頭部4aの角部4a1
係入させて接着剤等で固定する。したがって、図7に示
すように、固定用ボルト4の頭部4aは、接続しないブ
スバー3′の厚み分だけ下段ボルト装着凹部10から上
昇した位置で固定される。固定した固定用ボルト4に前
記と同様にブスバー3の接続孔6を嵌入し、上部ブスバ
ー接続溝8にブスバー3の接続端部3aを載置すると共
にブスバー溝13にブスバー3を挿入する。
【0022】そして、図8に示すように、ヒュージブル
リンク2の接続端子2aの接続用孔5を固定用ボルト4
に嵌入してナット7を締め付けることにより固定する。
この場合も、ブスバー3の接続端部3aの上面は、ケー
ス1の壁面1aと一致すると共に、接続端部3aの下面
は固定用ボルト4の頭部4aに密着するのでナット7で
締め付けた際の固定が確実となる。図9は、電気接続箱
のケース1に組付けた固定用ボルト4、4′にヒュージ
ブルリンク2の接続端子2a、2a′の接続用孔5、
5′を挿通して組付ける状態を示す斜視図である。
【0023】図10は、請求項1に記載した発明の他の
実施例に係わる電気接続箱の部品固定構造Bを示す分解
斜視図である。電気接続箱の部品固定構造Bは、電気接
続箱のケース14に立設した固定用ボルト15および前
記の固定用ボルト4′を介して、ヒュージブルリンク2
およびブスバー3、3′を接続して固定するようにした
ものである。
【0024】固定用ボルト15を固定するケース14の
壁面14aには、ブスバー3、3′を接続するためのブ
スバー接続溝が上下二段に凹設されている。すなわち、
上部ブスバー接続溝16は、ブスバー3の接続端部3a
の幅に合致して形成されており、下部ブスバー接続溝1
7は、上部ブスバー接続溝16より狭いブスバー3′の
接続端部3a′の幅に対応して形成されている。
【0025】下部ブスバー装着溝17の略中央部には、
固定用ボルト15の長方形の頭部15aに合致した下段
ボルト装着凹部18が下部ブスバー装着溝17に並行し
て凹設されている。また、上部ブスバー接続溝16およ
び下部ブスバー接続溝17の一部を切欠いて形成した上
段ボルト装着凹部19が下段ボルト装着凹部18と略直
角に交差する方向に設けられている。上段ボルト装着凹
部19と下段ボルト装着凹部18との段差は、ブスバー
3′の厚みに設定されている。
【0026】ブスバー3、3′双方を接続する場合の固
定用ボルト15の固定は、下段ボルト装着凹部18内に
固定用ボルト15の頭部15aを嵌入して接着剤等で固
定する。そして、ケース14に固定された固定用ボルト
15に対し、前記固定用ボルト4のときと同様に、ブス
バー3′の接続孔6′を嵌入し、下部ブスバー接続溝1
7にブスバー3′の接続端部3a′を装着し、上部ブス
バー接続溝16にブスバー3の接続端部3aを装着し、
図11に示すように、固定用ボルト15にヒュージブル
リンク2の接続端子2aに設けた接続用孔5を嵌入して
ナット7を締め付け固定する。
【0027】上部ブスバー装着溝16および下部ブスバ
ー装着溝17は、ブスバー3および3′の厚みに合致さ
せてその深さを設定してあるため、ブスバー3の接続端
部3aの上面はケース14の壁面14aと一致する。し
たがって、ヒュージブルリンク2の接続端子2aは、ケ
ース14の壁面14aに固定してある他方の固定用ボル
ト4′に対する固定面と等しい高さで固定できるので、
ヒュージブルリンク2が傾いて固定されることがない。
【0028】一方、ブスバー3のみを装着する場合は、
図12に示すように、固定用ボルト15を約90°回転
させ、上段ボルト装着凹部19に固定用ボルト15の頭
部15aを嵌入して接着剤等で固定する。固定用ボルト
15の頭部15aは、接続しないブスバー3′の厚み分
だけ下段ボルト装着凹部18から上昇した位置で固定さ
れる。
【0029】固定した固定用ボルト15に前記と同様に
ブスバー3の接続孔6を嵌入し、上部ブスバー接続溝1
6にブスバー3の接続端部3aを装着し、図13に示す
ように、ヒュージブルリンク2の接続端子2aの接続用
孔5を固定用ボルト4に嵌入してナット7を締め付ける
ことにより固定する。
【0030】この場合も、ブスバー3の接続端部3aの
上面は、ケース14の壁面14aと一致すると共に、接
続端部3aの下面は固定用ボルト15の頭部15aに密
着するのでナット7で締め付けた際の固定が確実とな
る。図14は、電気接続箱のケース14に組付けた固定
用ボルト15および4′にヒュージブルリンク2を組付
ける状態を示す斜視図である。
【0031】図15は、請求項1に記載した発明の別の
実施例に係わる電気接続箱の部品固定構造Cを示す分解
斜視図である。電気接続箱の部品固定構造Cは、前記部
品固定構造Bの上段ボルト装着凹部19と下段ボルト装
着凹部18を、電気接続箱のケース20の内壁面20b
に設けたことを特徴とするものであり、他の構造は前記
部品固定構造Bと同様である。
【0032】すなわち、固定用ボルト21を固定するケ
ース20の外壁面20aには、ブスバー3、3′を接続
するための上部ブスバー接続溝22と、下部ブスバー接
続溝23が上下二段に設けられている。下部ブスバー装
着溝23の略中央部には、固定用ボルト21を挿通する
ボルト挿通孔24がケース20を貫通して設けてある。
【0033】図16は、ケース20を内側から見た斜視
図である。ケース20の内壁面20bにはボルト挿通孔
24を挟んで、上段ボルト装着凹部25がブスバー3、
3′の接続端部3a、3a′を装着する方向に凹設され
ている。上段ボルト装着凹部25と交差する方向に下段
ボルト装着凹部26が、上段ボルト装着凹部25とブス
バー3′の厚みに相当する段差を設けて凹設してある。
固定用ボルト21は、長方形の頭部21aにボルト挿通
孔24に嵌入する段部21bが設けてある。
【0034】ケース20にブスバー3、3′の双方を接
続する場合は、図15に示したように、ボルト挿通孔2
4に固定用ボルト21のねじ部を挿入し、固定用ボルト
21の頭部21aを下段ボルト装着凹部26に固定す
る。一方、一本のブスバー3を接続する場合は、図17
に示すように、上段ボルト装着凹部25に固定用ボルト
21の頭部21aを固定すればよい。
【0035】図18は、請求項6に記載した発明の実施
例に係わる電気接続箱の部品固定構造Dを示す分解斜視
図である。電気接続箱の部品固定構造Dは、電気接続箱
のケース27の壁面27aに固定台座28、28′が着
設されており、固定台座28、28′の中心部に立設し
た固定用ボルト29、29′を介してブスバー30、3
0′、およびヒュージブルリンク2を接続固定するよう
にしたものである。
【0036】一方の固定台座28の頂部周囲には、階段
状に形成された下部ブスバー装着部31が設けられ、頂
部には平坦な上部ブスバー装着部32が形成されてい
る。他方の固定台座28′の高さ(ケース27の壁面2
7aから固定台座28′の頂部まで)は、一方の固定台
座28の上部ブスバー装着部32にブスバー30の接続
端部30aを載置した高さ(ケース27の壁面27aか
らブスバー30の接続端部30aの上面まで)と等しく
設定してある。
【0037】ブスバー30の接続端部30aには、固定
用ボルト29に挿通しうる径の接続用孔33が設けられ
ている。ブスバー30′の接続端部30a′には、上部
ブスバー装着部32を嵌入しうる径の接続用孔33′が
形成されている。
【0038】固定台座28にブスバー30、30′の双
方を装着する場合は、図19に示すように、先ずブスバ
ー30′の接続用孔33′を固定用ボルト29に挿通す
ると共に、上部ブスバー装着部32に嵌入して下部ブス
バー装着部31上に接続端部30a′を載置する。次い
で、ブスバー30の接続用孔33を固定用ボルト29に
挿通し、上部ブスバー装着部32上に接続端部30aを
載置する。そして、図21に示すように、その上にヒュ
ージブルリンク2の接続端子2aの接続用孔5を挿通し
てナット(図示せず)で締結する。
【0039】固定台座28に一枚のブスバー30を装着
する場合は、図20に示すように、ブスバー30の接続
用孔33を固定用ボルト29に挿通し、上部ブスバー装
着部32上に接続端部30aを載置し、その上にヒュー
ジブルリンク2の接続端子2aの接続用孔5を挿通すれ
ばよい。
【0040】他方の固定台座28′の固定用ボルト2
9′には、ヒュージブルリンク2の接続端子2a′の接
続用孔5′を挿通して固定するが、ヒュージブルリンク
2の接続端子2aおよび2a′の固定面は、ブスバー3
0、30′の双方を接続した場合も、ブスバー30のみ
を接続した場合のいずれにおいても、同一の面に保持さ
れるのでヒュージブルリンク2が傾くことがない。
【0041】図22は、請求項7に記載した発明の実施
例に係わる電気接続箱の部品固定構造Eを示す分解斜視
図である。電気接続箱の部品固定構造Eは、電気接続箱
のケース34の壁面34aに固定用ボルト35、35′
を有する固定台座36、36′が着設されており、固定
用ボルト35、35′を介してブスバー37、37′、
およびヒュージブルリンク2を接続固定するようにした
ものである。
【0042】一方のブスバー37の接続端部37aに
は、接続用孔38が設けられ、接続用孔38の周囲に
は、図23に示すように、プレス加工により形成された
支持突部39が環状に付設されている。支持突部39の
突出高さは他方のブスバー37′の厚みに略等しく形成
されている。他方のブスバー37′の接続端部37a′
には、支持突部39を嵌入する径の接続用孔38′が設
けられている。
【0043】ブスバー37、37′の双方を装着する場
合は、図23に示すように、先ずブスバー37′の接続
用孔38′を固定用ボルト35に挿通し、次いで、ブス
バー37の接続用孔38を固定用ボルト35に挿通する
と共に、ブスバー37′の接続用孔38′に支持突部3
9を嵌入する。その上に、図24に示すように、ヒュー
ジブルリンク2の接続端子2aの接続用孔5を挿通して
ナット(図示せず)で締結する。
【0044】ブスバー37には、環状の支持突部39が
設けてあるので、他方のブスバー37′を装着する必要
がない場合には、そのままブスバー37′を省略しても
支持突部39によってブスバー37が固定台座36に当
接して支持されるため、ヒュージブルリンク2の接続端
子2aを安定した状態で締結することができる。
【0045】
【発明の効果】請求項1ないし請求項5に記載した発明
によれば、ヒュージブルリンクなどの電気部品とブスバ
ーを2枚接続して電気接続箱に固定する場合は、固定用
ボルトの頭部を下段ボルト装着凹部に固定し、ブスバー
を1枚接続する場合は、固定用ボルトの頭部を上段ボル
ト装着凹部に固定するようにしている。そのため、ブス
バーの上面を電気接続箱の壁面と一致させることができ
ると共にブスバーと固定用ボルトの頭部とが密着し、電
気部品を傾くことのない状態で固定することが可能とな
り、良好な接続状態が確保され接触不良などの障害が防
止できる。
【0046】請求項6に記載した発明によれば、固定台
座に設けた上部ブスバー接続部にブスバーの接続端部を
載置して電気部品を接続し、さらに別のブスバーを接続
する場合は下部ブスバー接続部に載置して電気部品を該
固定用ボルトを介して締結することができ、いずれの場
合も電気部品が傾くことなく良好な接続状態で固定する
ことができる。
【0047】請求項7に記載した発明によれば、接続用
孔の近傍に支持突部を付設したブスバーを用いているた
め、ブスバー1枚を接続する場合であっても支持突部に
よってブスバーが固定台座に支持されるため電気部品を
安定した状態で固定することができ、ブスバー2枚を接
続する場合は、そのブスバーの接続用孔に該支持突部を
嵌入するようにしてあるため、いずれの場合も電気部品
が傾くことなく良好な接続状態で固定することができ
る。また、ブスバーに支持突部を付設するだけで電気接
続箱には特別な加工を施す必要がないため製造コストが
削減できるなどの多くの利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に記載した発明の実施例に係わる電気
接続箱の部品固定構造を示す分解斜視図である。
【図2】図1の下段ボルト装着凹部に固定用ボルトを固
定する状態を示す説明図である。
【図3】図2の固定用ボルトにブスバーを装着する工程
を示す説明図である。
【図4】図3のブスバーの上に別のブスバーを装着する
工程を示す説明図である。
【図5】図4の別のブスバーの上にヒュージブルリンク
を装着する工程を示す説明図である。
【図6】図1の下部ブスバー装着溝の上段ボルト装着凹
部に固定用ボルトを固定する状態を示す説明図である。
【図7】図6の固定用ボルトにブスバーを装着する工程
を示す説明図である。
【図8】図7のブスバーの上ヒュージブルリンクを装着
する工程を示す説明図である。
【図9】図5のヒュージブルリンクを装着する工程を示
す斜視図である。
【図10】請求項1に記載した発明の他の実施例に係わ
る電気接続箱の部品固定構造を示す分解斜視図である。
【図11】図10の下段ボルト装着凹部に固定した固定
用ボルトにブスバーおよびヒュージブルリンクを装着す
る工程を示す説明図である。
【図12】図10の上段ボルト装着凹部に固定用ボルト
を装着する状態を示す斜視図である。
【図13】図12の上段ボルト装着凹部に固定した固定
用ボルトにブスバーおよびヒュージブルリンクを装着す
る工程を示す説明図である。
【図14】図11のヒュージブルリンクを装着する工程
を示す斜視図である。
【図15】請求項1に記載した発明の別の実施例に係わ
る電気接続箱の部品固定構造を示す分解斜視図である。
【図16】図15の電気接続箱のケースを内側から見た
斜視図である。
【図17】図15の上段ボルト装着凹部に固定用ボルト
を装着する状態を示す斜視図である。
【図18】請求項6に記載した発明の実施例に係わる電
気接続箱の部品固定構造を示す分解斜視図である。
【図19】図18の固定台座に2枚のブスバーを装着
し、ヒュージブルリンクを装着する工程を示す説明図で
ある。
【図20】図18の固定台座に1枚のブスバーを装着
し、ヒュージブルリンクを装着する工程を示す説明図で
ある。
【図21】図19のヒュージブルリンクを装着する状態
を示す斜視図である。
【図22】請求項7に記載した発明の実施例に係わる電
気接続箱の部品固定構造を示す分解斜視図である。
【図23】図22の固定用ボルトに2枚のブスバーを装
着する工程を示す説明図である。
【図24】図23の2枚のブスバーを装着した固定用ボ
ルトにヒュージブルリンクを装着する工程を示す説明図
である。
【図25】従来のヒュージブルリンクとブスバーとの固
定構造を示す斜視図である。
【図26】図25のヒュージブルリンクにブスバーを2
枚接続固定する状態を示す説明図である。
【符号の説明】
A、B、C、D、E 電気接続箱の部品固定構造 1 ケース 1a 壁面 2 電気部品(ヒュージブルリンク) 3、3′ ブスバー 4、4′ 固定用ボルト 4a 頭部 8 上部ブスバー接続溝 9 下部ブスバー接続溝 10 下段ボルト装着凹部 10a 周壁 11 上段ボルト装着凹部 14 ケース 14a 壁面 15 固定用ボルト 15a 頭部 16 上部ブスバー接続溝 17 下部ブスバー接続溝 18 下段ボルト装着凹部 19 上段ボルト装着凹部 20 ケース 20a 一方の壁面 20b 他方の壁面 21 固定用ボルト 21a 頭部 22 上部ブスバー接続溝 23 下部ブスバー接続溝 24 ボルト挿通孔 25 上段ボルト装着凹部 26 下段ボルト装着凹部 27 ケース 27a 壁面 28、28′ 固定台座 29、29′ 固定用ボルト 30、30′ ブスバー 31 下部ブスバー接続部 32 上部ブスバー接続部 34 ケース 34a 壁面 37、37′ ブスバー 38、38′ 接続用孔 39 支持突部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気接続箱にブスバーと電気部品とを、
    電気接続箱に立設した固定用ボルトを介して接続固定す
    る電気接続箱の部品固定構造であって、 電気接続箱の壁面に、ブスバー接続溝とボルト装着凹部
    とをそれぞれ上下2段に設け、固定用ボルトの頭部を上
    段または下段のいずれか一方のボルト装着凹部に固定し
    て、該ブスバー接続溝に装着したブスバーと電気部品と
    を該固定用ボルトを介して締結するようにしたことを特
    徴とする電気接続箱の部品固定構造。
  2. 【請求項2】 電気接続箱の壁面に、上部ブスバー接続
    溝と下部ブスバー接続溝とを上下二段に凹設し、下部ブ
    スバー接続溝に固定用ボルトの頭部を嵌入する下段ボル
    ト装着凹部を設けると共に、該下段ボルト装着凹部の周
    壁を切欠いて上段ボルト装着凹部を設けたことを特徴と
    する請求項1記載の電気接続箱の部品固定構造。
  3. 【請求項3】 電気接続箱の壁面に、上部ブスバー接続
    溝と下部ブスバー接続溝とを上下二段に凹設し、下部ブ
    スバー接続溝に下段ボルト装着凹部を凹設すると共に、
    上部ブスバー接続溝を切欠いて上段ボルト装着凹部を設
    けたことを特徴とする請求項1記載の電気接続箱の部品
    固定構造。
  4. 【請求項4】 電気接続箱の一方の壁面に、上部ブスバ
    ー接続溝と下部ブスバー接続溝とを上下二段に凹設し、
    下部ブスバー接続溝に固定用ボルトを嵌入するボルト挿
    通孔を設けると共に、該ボルト挿通孔周囲の電気接続箱
    の他方の壁面に固定用ボルトの頭部を嵌入する上段ボル
    ト装着凹部と下段ボルト装着凹部とを交差して設けたこ
    とを特徴とする請求項1記載の電気接続箱の部品固定構
    造。
  5. 【請求項5】 上部ブスバー接続溝および下部ブスバー
    接続溝の深さが、装着するブスバーの厚みに合致させて
    形成されている請求項1、請求項2、請求項3または請
    求項4記載の電気接続箱の部品固定構造。
  6. 【請求項6】 電気接続箱にブスバーと電気部品とを、
    電気接続箱に立設した固定用ボルトを介して接続固定す
    る電気接続箱の部品固定構造であって、 固定用ボルトの周囲に、上部ブスバー接続部と下部ブス
    バー接続部とを階段状に形成した固定台座を設け、該上
    部ブスバー接続部にブスバーを装着すると共に、必要に
    応じて下部ブスバー接続部に別のブスバーを装着して該
    ブスバーおよび電気部品を該固定用ボルトを介して締結
    するようにしたことを特徴とする電気接続箱の部品固定
    構造。
  7. 【請求項7】 電気接続箱にブスバーと電気部品とを、
    電気接続箱に立設した固定用ボルトを介して接続固定す
    る電気接続箱の部品固定構造であって、 ブスバーの接続用孔の近傍に支持突部を付設し、別のブ
    スバーに該支持突部を嵌入する接続用孔を開設し、必要
    に応じて固定用ボルトに装着した別のブスバーの接続用
    孔に該支持突部を嵌入して、該ブスバーおよび電気部品
    を該固定用ボルトを介して締結するようにしたことを特
    徴とする電気接続箱の部品固定構造。
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