JPH08181980A - X線テレビ用画像処理方法及びx線テレビ用画像処理装置 - Google Patents

X線テレビ用画像処理方法及びx線テレビ用画像処理装置

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JPH08181980A
JPH08181980A JP6318109A JP31810994A JPH08181980A JP H08181980 A JPH08181980 A JP H08181980A JP 6318109 A JP6318109 A JP 6318109A JP 31810994 A JP31810994 A JP 31810994A JP H08181980 A JPH08181980 A JP H08181980A
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JP
Japan
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image data
frame memory
read
image
target object
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JP6318109A
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Fumikage Uchida
史景 内田
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GE Healthcare Japan Corp
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GE Yokogawa Medical System Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 静止画だけでなく動画に対してもフレーム相
関を用いた画像処理を実行して画質の改善を図ることが
可能なX線テレビ用画像処理方法及びX線テレビ用画像
処理装置を実現する 【構成】 イメージデータを蓄積するフレームメモリ1
4と、このフレームメモリに蓄積されたイメージデータ
を読み出すためのアドレス信号を発生する際に、イメー
ジデータ内の対象物体が移動した場合には読み出された
移動前のイメージデータにおける対象物体の位置が移動
後のイメージデータにおける対象物体の位置と等しくな
るような読み出しアドレスを発生するアドレス発生手段
15と、外部より供給されるイメージデータと前記読み
出しアドレスによりフレームメモリから読み出されたイ
メージデータとを所定の割合で加算して前記フレームメ
モリに供給する加算手段11,12と、を備えたことを
特徴とするX線テレビ用画像処理装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はX線テレビ用画像処理方
法及びX線テレビ用画像処理装置に関し、更に詳しく
は、静止画のみならず動画にもフレーム相関を用いた画
像処理を実行可能なX線テレビ用画像処理方法及びX線
テレビ用画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のX線テレビシステムの全体構成を
図3に示す。この図を用いて使用順序に従って説明を行
う。
【0003】まず、X線透視によって被検体3の像確認
及び位置決めを行う。すなわち、X線管装置1から照射
されたX線は開放状態のコリメータ2及び被検体3を通
過し、X線透視像としてイメージインテンシファイア
(I.I.)7で増幅され、テレビカメラ8で映像信号
に変換される。このX線透視像の映像信号は画像処理装
置10で所定の処理がなされてCRT表示装置9で画像
表示される。操作者は、CRT表示装置9の透視像を確
認しながら図示しない操作卓を介して移動機構5を駆動
することにより透視撮影台4(若しくはI.I.7)を
移動させて、被検体3の所望の部位の透視像が得られる
ように位置決めを行う。
【0004】そして、位置決めが完了した時点で、X線
フィルム撮影を実行する。ここで、CRT表示装置9へ
のX線透視がオフされ、速写撮影装置6が待避から所定
撮影位置に移動する(図3では速写撮影装置6は所定撮
影位置にある状態を示している)。この後、撮影用のX
線照射が行われ、速写装置内6のフィルムにX線像の露
光が行われる。X線像のフィルム露光が終了すると、速
写装置6は待避位置に戻る。
【0005】ここで、コリメータ2が開放され、再度C
RT表示装置での透視のためのX線照射が開始される。
これ以後、被検体3の別な部位のX線撮影を行うのであ
れば、上記位置決めから繰り返して行われる。
【0006】また、フィルム露光を用いることなく、X
線による透視のみを行なうX線テレビシステムも存在し
ている。以上のようなX線テレビシステムの画像処理装
置10において、画質改善のためにフレーム相関を用い
た画像処理が行なわれている。ここで、フレーム相関と
は、時間的に接近したフレームのイメージデータの信号
成分が同じになることを言う。従って、このような時間
的に接近したフレームのイメージデータを加算すること
で、ノイズの低減を図ることが可能である。
【0007】すなわち、時間的に接近したフレームのイ
メージデータでは、信号成分は同一であり、また、ラン
ダムノイズは位相や振幅がランダムである。このため、
同じ比率で加算を行なったとすれば、信号成分は+6d
Bになり、ノイズ成分は+3dBになる。この結果、相
対的にSN比は+3dBとなり、結果としてノイズ成分
を低減(−3dB)することが可能である。
【0008】図4は画像処理装置10の回路構成の一例
を示す構成図である。入力されたイメージデータaは演
算部11において、フレームメモリ14からの1フレー
ム前のイメージデータbと所定の比率Kによる演算(K
(b−a))が行なわれる。そして、加算部12におい
て入力イメージデータaと演算結果K(b−a)とが加
算される。従って、加算結果は、(1−K)a+Kbと
なる。この加算結果は、アドレス発生部13からのアド
レス信号に従ってフレームメモリに書込まれ、また、所
定の読み出しタイミングで読み出される。
【0009】この場合、フレームメモリ14は2フレー
ム分の容量を有しており、前フレームのイメージデータ
の読み出しと、その時点で加算されて得られたイメージ
データの書き込みとを同一のアドレス信号によって行な
う。
【0010】尚、この係数Kを0とすると画質改善効果
が全くなく入力されたイメージデータがそのまま出力さ
れる状態であり、Kが大きくなるにつれて加算の際の前
フレームのイメージデータの占める比率が大きくなる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】但し、以上のようなフ
レーム相関を用いた画像処理は、静止画で行なうことが
前提となる。もし動画で実行した場合には、目的とする
信号成分の位置が異なっているため、加算することによ
り残像のような画像が得られる。
【0012】一般にX線テレビシステムでは静止画に近
い状態のイメージデータを扱っているが、使用者が移動
機構5を操作することで意図的に視野を移動させること
が有る。この場合には、CRT表示装置9に残像のよう
なイメージが表示されることになる。
【0013】従って、一般的には、動画であることを検
出した場合にはフレーム相関による画像処理を停止する
(K=0にする)よう制御するか、または、動画の場合
には加算の比率を変える(Kを小さくする)ように制御
している。このような制御を伴った画像処理は、動き適
応型フレーム相関処理として知られている。
【0014】このような動き適応型の制御を行なうこと
で、動画の場合にも残像現象を防止することができる
が、その場合には当然のことながら画質改善の効果は得
られない。
【0015】従って残像を防止することは可能になるも
のの、動画と静止画とでイメージデータのSN比が異な
ったものとなり、好ましい状態ではない。本発明は上記
問題を解決するためになされたもので、その目的は、静
止画だけでなく動画に対してもフレーム相関を用いた画
像処理を実行して画質の改善を図ることが可能なX線テ
レビ用画像処理方法及びX線テレビ用画像処理装置を実
現することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本件出願の発明者は、従
来のフレーム相関を用いた画像処理を実行するに際して
の欠点を改良すべく鋭意研究を行った結果、動画のイメ
ージデータにおけるフレーム相関の位置的な関係を見い
出し、本発明を完成させたものである。
【0017】従って、課題を解決する手段である本発明
は以下のように構成されたものである。前記の課題を解
決する第1の手段は、フレームメモリに蓄積されたイメ
ージデータを読み出すためのアドレス信号を発生する際
に、イメージデータ内の対象物体が移動した場合には読
み出された移動前のイメージデータにおける対象物体の
位置が移動後のイメージデータにおける対象物体の位置
と等しくなるような読み出しアドレスを発生し、外部よ
り供給されるイメージデータと前記読み出しアドレスに
よりフレームメモリから読み出されたイメージデータと
を所定の割合で加算して前記フレームメモリに供給する
ことを特徴とするX線テレビ用画像処理方法である。
【0018】前記の課題を解決する第2の手段は、イメ
ージデータを蓄積するフレームメモリと、このフレーム
メモリに蓄積されたイメージデータを読み出すためのア
ドレス信号を発生する際に、イメージデータ内の対象物
体が移動した場合には読み出された移動前のイメージデ
ータにおける対象物体の位置が移動後のイメージデータ
における対象物体の位置と等しくなるような読み出しア
ドレスを発生するアドレス発生手段と、外部より供給さ
れるイメージデータと前記読み出しアドレスによりフレ
ームメモリから読み出されたイメージデータとを所定の
割合で加算して前記フレームメモリに供給する加算手段
と、を備えたことを特徴とするX線テレビ用画像処理装
置である。
【0019】前記の課題を解決する第3の手段は、イメ
ージデータを蓄積するフレームメモリと、このフレーム
メモリに蓄積されたイメージデータを読み出すためのア
ドレス信号を発生する際に、イメージデータ内の対象物
体が移動した場合には、対象物体の移動量を検出するこ
とでイメージデータ内の対象物体の移動量を求め、読み
出された移動前のイメージデータにおける対象物体の位
置が移動後のイメージデータにおける対象物体の位置と
等しくなるような読み出しアドレスを発生するアドレス
発生手段と、外部より供給されるイメージデータと前記
読み出しアドレスによりフレームメモリから読み出され
たイメージデータとを所定の割合で加算して前記フレー
ムメモリに供給する加算手段と、を備えたことを特徴と
するX線テレビ用画像処理装置である。
【0020】
【作用】課題を解決する第1の手段では、フレームメモ
リに蓄積されたイメージデータを読み出すためのアドレ
ス信号を発生する際に、イメージデータ内の対象物体が
移動した場合には読み出された移動前のイメージデータ
における対象物体の位置が移動後のイメージデータにお
ける対象物体の位置と等しくなるような読み出しアドレ
スを発生し、外部より供給されるイメージデータと前記
読み出しアドレスによりフレームメモリから読み出され
たイメージデータとを所定の割合で加算して前記フレー
ムメモリに供給することで、動画であっても対象物体が
一致した状態でイメージデータの加算が行なわれる。こ
の結果、動画でもフレーム相関を用いた画像処理により
画質の改善が図れる。
【0021】課題を解決する第2の手段では、フレーム
メモリに蓄積されたイメージデータを読み出すためのア
ドレス信号を発生する際に、イメージデータ内の対象物
体が移動した場合には読み出された移動前のイメージデ
ータにおける対象物体の位置が移動後のイメージデータ
における対象物体の位置と等しくなるような読み出しア
ドレスを発生し、外部より供給されるイメージデータと
前記読み出しアドレスによりフレームメモリから読み出
されたイメージデータとを所定の割合で加算して前記フ
レームメモリに供給することで、動画であっても対象物
体が一致した状態でイメージデータの加算が行なわれ
る。この結果、動画でもフレーム相関を用いた画像処理
により画質の改善が図れる。
【0022】課題を解決する第3の手段では、フレーム
メモリに蓄積されたイメージデータを読み出すためのア
ドレス信号を発生する際に、イメージデータ内の対象物
体が移動した場合には、対象物体の移動量を検出するこ
とでイメージデータ内の対象物体の移動量を求め、読み
出された移動前のイメージデータにおける対象物体の位
置が移動後のイメージデータにおける対象物体の位置と
等しくなるような読み出しアドレスを発生し、外部より
供給されるイメージデータと前記読み出しアドレスによ
りフレームメモリから読み出されたイメージデータとを
所定の割合で加算して前記フレームメモリに供給するこ
とで、動画であっても対象物体が一致した状態でイメー
ジデータの加算が行なわれる。この結果、動画でもフレ
ーム相関を用いた画像処理により画質の改善が図れる。
【0023】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図1は本発明の一実施例のX線テレビ用画
像処理方法を実現する装置及びX線テレビ用画像処理装
置の構成を示す構成図である。
【0024】この図1において、従来例を説明した図3
と同一物には同一番号を付してある。この構成では、ア
ドレス発生部15は、現フレームアドレス発生部16
と、移動量検出部17と、前フレームアドレス発生部1
8とから構成されている。そして、X線テレビシステム
全体を制御する制御部22から移動機構5への移動命令
を移動量検出部17が受けるようになっている。また、
この移動量検出部17の指示で前フレームアドレス発生
部18が前フレーム読み出し用のアドレスを発生し、ま
た、現フレームアドレス発生部16が現フレーム用のア
ドレスを発生する構成になっている。
【0025】テレビカメラ8からのイメージデータaは
演算部11において、フレームメモリ14からの1フレ
ーム前のイメージデータbと所定の比率Kによる演算
(K(b−a))が行なわれる。そして、加算部12に
おいて入力イメージデータaと演算結果K(b−a)と
が加算される。従って、加算結果は、(1−K)a+K
bとなる。この加算結果は、アドレス発生部13からの
アドレス信号に従ってフレームメモリに書込まれ、ま
た、所定の読み出しタイミングで読み出される。この場
合、フレームメモリ14は2フレーム分の容量を有して
おり、前フレームのイメージデータの読み出しと、その
時点で加算されて得られたイメージデータの読み出しと
を、それぞれ別々のアドレス信号によって行なう。
【0026】すなわち、前フレームのイメージデータの
読み出しアドレスは、前フレームアドレス発生部18に
よって行なう。また、現フレームのイメージデータの読
み出しアドレスは、現フレームアドレス発生部16によ
って行なう。
【0027】ここで、フレームメモリ14に記憶された
前フレームのイメージデータが図2(a)のようなもの
であったとする。そして、同様にテレビカメラ8からの
イメージデータが図2(b)のようであったとする。
【0028】この場合に、1フレームの間に天板が右
(+x)方向に20mm移動したものとする。このよう
な移動命令が制御部22から出されたことを検出した移
動量検出部17は、移動量の+x20mmの移動命令を
受けてフレームメモリ14上でのドット数βに換算す
る。そして、このβを前フレームアドレス発生部18に
伝える。
【0029】そして、前フレームアドレス発生部18が
βを参照して、静止画の場合に読み出すべきアドレスか
らβドットを差し引いたアドレスを発生してフレームメ
モリ14に供給する。従って、フレームメモリ14から
読み出される前フレームのイメージデータは図2(c)
のように、対象物体が右にβドットずれたイメージデー
タである。
【0030】従って、このようにして移動量に応じてず
れた状態で読み出された前フレームのイメージデータを
用いることで、図2(b)と図2(c)とが一致するよ
うになり、従来の静止画のフレーム相関を用いた画像処
理と全く同じように動画でも画質の改善が図れるように
なる。従って、残像が発生することはなくなり、画質改
善の効果も静止画の場合と全く同じになる。
【0031】尚、この説明では、x軸方向だけの移動で
あったが、それ以外のy軸方向の移動の場合であっても
同様に行なえる。また、前フレームの読み出しアドレス
を発生する方式として、 制御部22から移動機構5への移動命令を利用して、
移動機構5の移動量を検出し、これをフレームメモリ上
の位置(ドット)差に換算する、以外に、 移動機構5の移動量をエンコーダやポテンショメータ
等により検出して、これをフレームメモリ上の位置(ド
ット)差に換算する。 移動機構5の速度(移動量/フレーム間時間)を速度
センサ等により検出し、積分してフレームメモリ上の位
置(ドット)差に換算する。 移動機構5の定常速度は一定であることを利用して、
制御部22から移動命令が出たことを検知して、また
は、移動機構5が移動したことを検知して、即座にフレ
ームメモリ上で一定のドット数に換算する。 等が考えられ、いずれの手法によっても動画のフレーム
相関処理による画質改善が可能になる。
【0032】但し、上述のの場合に、移動機構5の立
ち上がりと立ち下がりの期間では速度が一定ではないの
で残像が発生する場合もある。以上詳細に説明したよう
に、フレームメモリに蓄積されたイメージデータを読み
出すためのアドレス信号を発生する際に、イメージデー
タ内の対象物体が移動した場合には読み出された移動前
のイメージデータにおける対象物体の位置が移動後のイ
メージデータにおける対象物体の位置と等しくなるよう
な読み出しアドレスを発生し、外部より供給されるイメ
ージデータと前記読み出しアドレスによりフレームメモ
リから読み出されたイメージデータとを所定の割合で加
算して前記フレームメモリに供給するX線テレビ用画像
処理方法によれば、動画であってもフレームメモリ上で
対象物体が一致した状態でイメージデータの加算が行な
われる。この結果、動画でもフレーム相関を用いた画像
処理により画質の改善が図れるようになる。
【0033】また、イメージデータを蓄積するフレーム
メモリと、このフレームメモリに蓄積されたイメージデ
ータを読み出すためのアドレス信号を発生する際に、イ
メージデータ内の対象物体が移動した場合には読み出さ
れた移動前のイメージデータにおける対象物体の位置が
移動後のイメージデータにおける対象物体の位置と等し
くなるような読み出しアドレスを発生するアドレス発生
手段と、外部より供給されるイメージデータと前記読み
出しアドレスによりフレームメモリから読み出されたイ
メージデータとを所定の割合で加算して前記フレームメ
モリに供給する加算手段とを備えたX線テレビ用画像処
理装置によれば、動画であってもフレームメモリ上で対
象物体が一致した状態でイメージデータの加算が行なわ
れる。この結果、動画でもフレーム相関を用いた画像処
理により画質の改善が図れる。
【0034】そして、イメージデータを蓄積するフレー
ムメモリと、このフレームメモリに蓄積されたイメージ
データを読み出すためのアドレス信号を発生する際に、
イメージデータ内の対象物体が移動した場合には、対象
物体の移動量を検出することでイメージデータ内の対象
物体の移動量を求め、読み出された移動前のイメージデ
ータにおける対象物体の位置が移動後のイメージデータ
における対象物体の位置と等しくなるような読み出しア
ドレスを発生するアドレス発生手段と、外部より供給さ
れるイメージデータと前記読み出しアドレスによりフレ
ームメモリから読み出されたイメージデータとを所定の
割合で加算して前記フレームメモリに供給する加算手段
と、を備えたX線テレビ用画像処理装置によれば、動画
であってもフレームメモリ上で対象物体が一致した状態
でイメージデータの加算が行なわれる。この結果、動画
でもフレーム相関を用いた画像処理により画質の改善が
図れる。
【0035】尚、以上の実施例のX線テレビ用画像処理
方法及びX線テレビ用画像処理装置は、図3に示したよ
うなフィルム露光を行なうか否かにかかわらず各種のX
線テレビシステムに用いて画質の改善を図ることが可能
である。
【0036】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、フレームメ
モリに蓄積されたイメージデータを読み出すためのアド
レス信号を発生する際に、イメージデータ内の対象物体
が移動した場合には読み出された移動前のイメージデー
タにおける対象物体の位置が移動後のイメージデータに
おける対象物体の位置と等しくなるような読み出しアド
レスを発生し、外部より供給されるイメージデータと前
記読み出しアドレスによりフレームメモリから読み出さ
れたイメージデータとを所定の割合で加算して前記フレ
ームメモリに供給することで、動画であっても対象物体
が一致した状態でイメージデータの加算が行なわれるよ
うになる。このため、静止画だけでなく動画に対しても
フレーム相関を用いた画像処理を実行して画質の改善を
図ることが可能なX線テレビ用画像処理方法及びX線テ
レビ用画像処理装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を実現するX線テレビシステ
ムの構成図である。
【図2】前フレームと現フレームのイメージデータの様
子を示す説明図である。
【図3】一般的なX線テレビシステムの全体構成を示す
説明図である。
【図4】従来の画像処理装置の構成を示す構成図であ
る。
【符号の説明】
11 演算部 12 加算部 14 フレームメモリ 15 アドレス発生部 16 現フレームアドレス発生部 17 移動量検出部 18 前フレームアドレス発生部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームメモリに蓄積されたイメージデ
    ータを読み出すためのアドレス信号を発生する際に、イ
    メージデータ内の対象物体が移動した場合には読み出さ
    れた移動前のイメージデータにおける対象物体の位置が
    移動後のイメージデータにおける対象物体の位置と等し
    くなるような読み出しアドレスを発生し、 外部より供給されるイメージデータと前記読み出しアド
    レスによりフレームメモリから読み出されたイメージデ
    ータとを所定の割合で加算して前記フレームメモリに供
    給することを特徴とするX線テレビ用画像処理方法。
  2. 【請求項2】 イメージデータを蓄積するフレームメモ
    リと、 このフレームメモリに蓄積されたイメージデータを読み
    出すためのアドレス信号を発生する際に、イメージデー
    タ内の対象物体が移動した場合には読み出された移動前
    のイメージデータにおける対象物体の位置が移動後のイ
    メージデータにおける対象物体の位置と等しくなるよう
    な読み出しアドレスを発生するアドレス発生手段と、 外部より供給されるイメージデータと前記読み出しアド
    レスによりフレームメモリから読み出されたイメージデ
    ータとを所定の割合で加算して前記フレームメモリに供
    給する加算手段と、 を備えたことを特徴とするX線テレビ用画像処理装置。
  3. 【請求項3】 イメージデータを蓄積するフレームメモ
    リと、 このフレームメモリに蓄積されたイメージデータを読み
    出すためのアドレス信号を発生する際に、イメージデー
    タ内の対象物体が移動した場合には、対象物体の移動量
    を検出することでイメージデータ内の対象物体の移動量
    を求め、読み出された移動前のイメージデータにおける
    対象物体の位置が移動後のイメージデータにおける対象
    物体の位置と等しくなるような読み出しアドレスを発生
    するアドレス発生手段と、 外部より供給されるイメージデータと前記読み出しアド
    レスによりフレームメモリから読み出されたイメージデ
    ータとを所定の割合で加算して前記フレームメモリに供
    給する加算手段と、 を備えたことを特徴とするX線テレビ用画像処理装置。
JP6318109A 1994-12-21 1994-12-21 X線テレビ用画像処理方法及びx線テレビ用画像処理装置 Pending JPH08181980A (ja)

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