JPH08255238A - 画像処理方法および画像処理装置並びにx線透視装置 - Google Patents

画像処理方法および画像処理装置並びにx線透視装置

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JPH08255238A
JPH08255238A JP7059001A JP5900195A JPH08255238A JP H08255238 A JPH08255238 A JP H08255238A JP 7059001 A JP7059001 A JP 7059001A JP 5900195 A JP5900195 A JP 5900195A JP H08255238 A JPH08255238 A JP H08255238A
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JP
Japan
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image
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ray
output image
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JP7059001A
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Shigeru Matsumura
滋 松村
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GE Healthcare Japan Corp
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GE Yokogawa Medical System Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リカーシブフィルタを用いるに当たり、被写
体が動いても、表示画像に残像を生じさせない画像処理
方法および画像処理装置並びにX線透視装置を実現する
ことである。 【構成】 X線照射手段1から照射されて被写体2を透
過したX線を検出するX線検出手段6と、X線検出手段
の出力信号に基づいて被写体2の入力画像データを形成
する画像データ形成手段10と、出力画像データを記憶
する画像記憶手段12と、画像データ形成手段10によ
って形成された入力画像データと画像記憶手段12から
読み出された出力画像データとから現フレームの出力画
像データを求めるリカーシブフィルタ手段11と、被写
体の移動量を求める移動量計算手段14と、移動量計算
手段で求められた被写体の移動量に基づいて画像記憶手
段の出力画像データの読み出し位置を制御する読出制御
手段15を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像処理方法および画
像処理装置並びにX線透視装置に関する。さらに詳しく
は、本発明は、被写体の動きのある画像をリカーシブフ
ィルタ(recursive filter)で処理するときの残像を無く
した画像処理方法および画像処理装置並びにX線透視装
置である。
【0002】
【従来の技術】X線透視装置においては、ノイズ(nois
e) を低減した表示画像を得るために、被写体を透視し
て得られる画像データをリカーシブフィルタで処理する
ことが行なわれる。
【0003】リカーシブフィルタの処理内容は次式で表
される。
【0004】
【数1】
【0005】ここで、 D:出力画素データ I:入力画素データ a,b:係数 (a+b=1) i:画像フレーム(frame) 番号 x:画像フレーム中の画素のx座標 y:画像フレーム中の画素のy座標 すなわち、リカーシブフィルタでの処理は、1つ前のフ
レームの出力画素データと現フレームの入力画素データ
を、同じ座標のもの同士で、所定の重み付きで加算して
現フレームの出力画素データとする処理である。入力画
素データに含まれるノイズはフレーム間でランダム(ran
dom)であるから、このようなリカーシブフィルタでの処
理により効果的に低減することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】リカーシブフィルタを
経て得られる表示画像には、前フレームの出力画像デー
タの影響が含まれているので、被写体が動くとその残像
によってボケが生じる。被写体が動くのは、透視をしな
がら被写体を載せたテーブルを移動させる場合が典型的
であるが、被写体自身の心拍や呼吸あるいは身動き等に
よる場合もある。本発明ではこれらを含めて被写体の動
きという。
【0007】テーブルの移動中に表示画像がボケるのを
防ぐために、テーブルの移動を検出してリカーシブフィ
ルタをオフ(off) にすることが行なわれる。具体的に
は、前記(1)式においてa=0,b=1とすることに
より、前フレームの出力画像データの影響を0にする。
【0008】しかし、リカーシブフィルタをオフにする
と、画像のボケが無くなる反面ノイズ低減効果も無くな
って表示画像のざらつき感が強くなるので、診断上不都
合である。
【0009】本発明は上記問題を解決するためになされ
たもので、その目的は、リカーシブフィルタを用いるに
当たり、被写体が動いても、表示画像に残像を生じさせ
ない画像処理方法および画像処理装置並びにX線透視装
置を実現することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決する第
1の手段は、被写体を撮影して得られる現フレームの入
力画像データと画像記憶手段から読み出した前フレーム
の出力画像データとにそれぞれ所定の重みを付けて加算
することにより現フレームの出力画像データを求める画
像処理方法において、前記画像記憶手段からの前フレー
ムの出力画像データの読み出し位置を被写体の動きに応
じて変更することを特徴とする画像処理方法である。
【0011】前記の課題を解決する第2の手段は、被写
体を撮影して得られる現フレームの入力画像データと画
像記憶手段から読み出した前フレームの出力画像データ
とにそれぞれ所定の重みを付けて加算することにより現
フレームの出力画像データを求める画像処理装置におい
て、前記画像記憶手段からの前フレームの出力画像デー
タの読み出し位置を被写体の動きに応じて変更する読出
制御手段を具備することを特徴とする画像処理装置であ
る。
【0012】前記の課題を解決する第3の手段は、X線
照射手段と、前記X線照射手段から照射されて被写体を
透過したX線を検出するX線検出手段と、前記X線検出
手段の出力信号に基づいて被写体の入力画像データを形
成する画像データ形成手段と、出力画像データを記憶す
る画像記憶手段と、前記画像データ形成手段によって形
成された入力画像データと前記画像記憶手段から読み出
された出力画像データとにそれぞれ所定の重みを付けて
加算することにより現フレームの出力画像データを求め
るリカーシブフィルタ手段とを有するX線透視装置にお
いて、被写体の移動量を求める移動量計算手段と、前記
移動量計算手段で求められた被写体の移動量に基づいて
前記画像記憶手段からの前フレームの出力画像データの
読み出し位置を制御する読出制御手段を具備することを
特徴とするX線透視装置である。
【0013】前記の課題を解決する第3の手段におい
て、移動量計算手段は、現フレームと前フレームとの間
で画像データの相互相関により被写体の移動量を求める
ものであることが、被写体の移動量を画像データから直
接求める点で好ましい。
【0014】前記の課題を解決する第3の手段におい
て、移動量計算手段は現フレームと前フレームとの間で
画像データのプロファイルの勾配に基づいて被写体の移
動量を求めるものであることが、被写体の移動量を画像
データから簡便に求める点で好ましい。
【0015】
【作用】課題を解決する第1の手段では、画像記憶手段
からの前フレームの出力画像データの読み出し位置を被
写体の動きに応じて変更される。
【0016】課題を解決する第2の手段では、読出制御
手段により画像記憶手段からの前フレームの出力画像デ
ータの読み出し位置が被写体の動きに応じて変更され
る。課題を解決する第3の手段では、移動量計算手段に
より被写体の移動量が求められ、読出制御手段により画
像記憶手段からの前フレームの出力画像データの読み出
し位置が被写体の動きに応じて変更される。
【0017】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図1は本発明実施例の装置の構成を示すブ
ロック図である。なお、本発明実施例の方法は、本発明
実施例の装置の動作で示される。
【0018】図1において、1はX線発生装置、2は被
写体、3はテーブル、4はテーブル送り機構、5は位置
検出器、6はイメージ・インテンシファイヤ(image int
ensifier) 、7はTVカメラ(television camera) 、8
は支持台である。
【0019】X線発生装置1は、被写体2に向けて連続
X線を照射するものである。このX線発生装置1は、本
発明におけるX線照射手段の一実施例である。テーブル
3は、被写体2を搭載するものである。テーブル3は、
例えば炭素繊維やアルミニウムのようなX線に対して透
過性を有する材料によって構成されており、テーブル送
り機構4によって駆動されて、テーブル面に沿って2次
元的に移動できるようになっている。
【0020】位置検出器5は、テーブル2の2次元位置
を検出するもので、例えば感度方向が互いに直交する2
つのロータリーエンコーダ等を用いて構成され、テーブ
ル2の2次元位置のx,y座標を出力するものである。
【0021】メージ・インテンシファイヤ6は、被写体
2とテーブル3を透過して入射したX線による蛍光像を
光電子増倍により増強するものである。このメージ・イ
ンテンシファイヤ6は、本発明におけるX線検出手段の
一実施例である。
【0022】TVカメラ7は、メージ・インテンシファ
イヤ6の出力像を撮影し、例えば30Hzのような所定
のフレームレート(frame rate)のアナログ映像信号を生
じるものである。
【0023】支持台8は、テーブル3を支持するととも
に、テーブル送り機構4、位置検出器5、メージ・イン
テンシファイヤ6およびTVカメラ7を下部の空間に収
容するものである。
【0024】10は画像入力装置、11はリカーシブフ
ィルタ装置、12は画像バッファ(buffer)装置、13は
表示装置、14は移動量計算装置、15は読出制御装置
である。
【0025】画像入力装置10は、TVカメラ7から与
えられるアナログの映像信号をディジタルの画像データ
に変換して入力画像データのフレームを形成するととも
に、この入力画像データを画素毎にリカーシブフィルタ
装置11に入力するものである。この画像入力装置10
は、本発明における画像データ形成手段の一実施例であ
る。入力画像データのフレームは、たとえば1024x
1024の画素マトリクスで構成される。
【0026】リカーシブフィルタ装置11は、画像入力
装置10からの入力画像データと画像バッファ装置12
から読み出された画像データとを用いて画素毎にリカー
シブフィルタリング処理を行なうものである。このリカ
ーシブフィルタ装置11は、本発明におけるリカーシブ
フィルタ手段の一実施例である。
【0027】画像バッファ装置12は、リカーシブフィ
ルタ装置11の出力画像データを記憶し、これを1フレ
ーム遅れで読み出してリカーシブフィルタ装置11に入
力するものである。この画像バッファ装置12は、本発
明における画像記憶手段の一実施例である。
【0028】表示装置13は、リカーシブフィルタ装置
11の出力画像データに基づいて画像を表示するもので
ある。移動量計算装置14は、位置検出器5から与えら
れるテーブル位置信号に基づいて、前フレームの撮影か
ら現フレームの撮影までの間に動くテーブル3の移動量
を求めるものである。この移動量計算装置14は、本発
明における移動量計算手段の一実施例である。移動量は
テーブル3の2次元移動について、互いに直交するx方
向およびy方向の成分がそれぞれ求められる。そして、
このような移動量が読出制御装置15に入力される。
【0029】読出制御装置15は、移動量計算装置14
から与えられるテーブル3の移動量に基づいて、画像バ
ッファ装置12の読出アドレスを制御するものである。
読出制御装置15は、本発明における読出制御手段の一
実施例である。
【0030】読出制御装置15による読出アドレス制御
について、図2により説明する。いま、テーブル3を移
動させながら被写体2のX線透視が行なわれ、図2に示
すように、前フレームFi-1 で被写体像IMi-1 が得ら
れ、現フレームFi で被写体像IMi が得られたとす
る。テーブル3の移動により被写体像が動いているた
め、現フレームFi における被写体像IMi の位置は、
前フレームFi-1 における被写体像IMi-1 の位置より
もずれている。
【0031】ここで、前フレームFi-1 での被写体像I
i-1 の位置が、現フレームFi における被写体像IM
i から見て、x方向に△x、y方向に△yだけずれてい
るとすると、これらの位置ずれ△xおよび△yは、移動
量計算装置14から与えられるテーブル3の移動量のx
方向およびy方向の成分にそれぞれ相当する。
【0032】このような関係に基づき、読出制御装置1
5は、移動量計算装置14から与えられるテーブル3の
移動量に基づいて現フレームFi の被写体像IMi と前
フレームFi-1 の被写体像IMi-1 との間の位置ずれ△
xおよび△yを補償するアドレス制御信号を生成し、そ
れを画像バッファ装置12に与える。
【0033】これによって、画像入力装置10から現フ
レームFi の被写体像IMi の各部分の画素データ
i x y が逐一リカーシブフィルタ装置11に入力
されるとき、画像バッファ装置12からは前フレームF
i-1 における被写体像IMi-1 のそれぞれ対応する部分
の画素データDi-1 x+Δx y+Δy が逐一読み出さ
れ、リカーシブフィルタ装置11に入力されるようにな
り、これらの画素データがリカーシブフィルタ装置11
によって処理される。
【0034】したがって、リカーシブフィルタ装置11
は次式(2)で表されるデータ処理を行なう。
【0035】
【数2】
【0036】このように構成された本発明実施例の装置
の動作を次に説明する。X線発生器1から照射されたX
線が被写体2とテーブル3を透過してイメージ・インテ
ンシファイヤ6に入射する。入射X線による蛍光像がイ
メージ・インテンシファイヤ6で増強されてTVカメラ
7で撮影され、所定のフレームレートのアナログ映像信
号として画像入力装置10に入力される。
【0037】画像入力装置10は、入力のアナログ映像
信号からディジタルの画像データを形成し、この画像デ
ータをリカーシブフィルタ装置11に入力する。テーブ
ル3はテーブル送り機構4によって駆動されて移動して
おり、その移動量が移動量計算装置14によって求めら
れ、読出制御装置15に与えられる。
【0038】読出制御装置15は、前述のようにテーブ
ル3の移動量に対応したアドレス制御信号を生成して画
像バッファ装置12に与える。これによって、画像入力
装置10から現フレームFi の各部分の画素データが逐
一リカーシブフィルタ装置11に入力されるとき、画像
バッファ装置12からは前フレームFi-1 におけるそれ
ぞれ対応する画像部分の画素データが逐一読み出され、
リカーシブフィルタ装置11に入力される。
【0039】このように、現フレームと前フレームの間
で互いに対応する画像部分の画素データ同士でリカーシ
ブフィルタ処理が行われるので、テーブル3の移動によ
り被写体が動いても残像を生じることがない。したがっ
て残像による画像のボケは生じない。
【0040】被写体2の動きはテーブル3の移動量から
求める代わりに、次のようにしてフレーム間の画像デー
タの変化から求めるようにしても良い。その実施例を図
3に示す。図3において、移動量計算装置14’は画像
入力装置10から入力画像データが与えられ、この入力
画像データのフレーム間の変化から被写体2の移動を計
算して読出制御装置15に与えるものである。その他の
部分は図1と同様である。
【0041】移動量計算装置14’での被写体2の移動
の計算法としては、例えば、現フレームFi の画像デー
タと前フレームFi-1 の画像データとについて、フレー
ム間で相互相関を計算し、相互相関が最大になる△x,
△yを求める方法がある。その概念図を図4および図5
に示す。図4に示すように、現フレームFi における画
像データのx方向のプロファイル(profile) Pi と前フ
レームFi-1 における画像データのx方向のプロファイ
ルPi-1 の間に位置ずれ△xがある場合、これらの画像
データを相互相関にかけると、図5に示すように、x=
△xにおいて相互相関の値が最大になる。y方向につい
ても同様にして位置ずれ△yを求めることができる。
【0042】この計算方法は、被写体の移動をテーブル
の移動から間接的に求めるのではなく、被写体の透視像
から実際の移動量を直接的に求めることができる点で好
ましい。
【0043】なお、そのとき、フレームをx方向または
y方向、あるいはx,y両方向に例えば16分割等適当
数に分割し、各分割区画毎にフレーム間で相互相関を求
めるようにすると、各区画内にある被写体の部分画像に
ついて個々に移動量を求めることができる。このように
すると、被写体の全体としての平行移動ばかりでなく、
例えば呼吸や拍動等による部分的な組織の別々な動きに
対してもそれぞれ移動量を求めることができる。したが
って、読出制御装置15でそれらの移動量に基づいて画
像バッファ装置12の読出制御を行なうことにより、呼
吸や拍動等による部分的な組織の別々な動きに対しても
残像を除去することができる。
【0044】このとき、各区画毎にリカーシブフィルタ
の係数a,bを切り換えて各区画毎に最適なフィルタリ
ングを行なうようにすることもできる。その他に、移動
量計算装置14’における被写体移動量の計算法として
は、画像データのプロファイルの低周波成分につき、そ
の勾配を利用してフレーム間の被写体の移動量を求める
方法がある。この方法の概念図を図6に示す。低周波成
分を抽出することによりプロファイルは緩やかな曲線と
なり、その一部に着目すると、図6に示すように、ある
勾配を持った直線で近似することができる。
【0045】ここで、現フレームFi における画像デー
タのx方向のプロファイルPi と前フレームFi-1 にお
ける画像データのx方向のプロファイルPi-1 の間に位
置ずれ△xがある場合、画素位置x1 における現フレー
ムFi と前フレームFi-1 の間の画素濃度値の差が△I
となる。このとき△I/△xはプロファイルPi の近似
直線の予め分かっている勾配kに等しいから、 △x=△I/k (3) によって位置ずれ△xを求めることができる。y方向に
ついても同様である。この方法は上記の相互相関による
方法よりも簡便な計算で済む点で好ましい。
【0046】以上、X線透視装置を実施例として本発明
を説明したが、本発明はX線透視装置で得られる画像の
みに限らず、動きのある被写体を撮影して得られる画像
データのリカーシブフィルタリング処理全般に適用する
ことができる。
【0047】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明は、
画像記憶手段からの前フレームの出力画像データの読み
出し位置を被写体の動きに応じて変更するようにしたの
で、リカーシブフィルタを用いるに当たり、被写体が動
いても、表示画像に残像を生じさせない画像処理方法お
よび画像処理装置並びにX線透視装置を実現することが
できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】本発明実施例の装置の動作説明図である。
【図3】本発明の他の実施例の装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】本発明の他の実施例の装置の動作説明図であ
る。
【図5】本発明の他の実施例の装置の動作説明図であ
る。
【図6】本発明の他の実施例の装置の動作説明図であ
る。
【符号の説明】
1 X線発生器 2 被写体 3 テーブル 4 テーブル送り機構 5 位置検出器 6 イメージ・インテンシファイヤ 7 TVカメラ 8 支持台 10 画像入力装置 11 リカーシブフィルタ装置 12 画像バッファ装置 13 表示装置 14,14’ 移動量計算装置 15 読出制御装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体を撮影して得られる現フレームの
    入力画像データと画像記憶手段から読み出した前フレー
    ムの出力画像データとにそれぞれ所定の重みを付けて加
    算することにより現フレームの出力画像データを求める
    画像処理方法において、前記画像記憶手段からの前フレ
    ームの出力画像データの読み出し位置を被写体の動きに
    応じて変更することを特徴とする画像処理方法。
  2. 【請求項2】 被写体を撮影して得られる現フレームの
    入力画像データと画像記憶手段から読み出した前フレー
    ムの出力画像データとにそれぞれ所定の重みを付けて加
    算することにより現フレームの出力画像データを求める
    画像処理装置において、前記画像記憶手段からの前フレ
    ームの出力画像データの読み出し位置を被写体の動きに
    応じて変更する読出制御手段を具備することを特徴とす
    る画像処理装置。
  3. 【請求項3】 X線照射手段と、前記X線照射手段から
    照射されて被写体を透過したX線を検出するX線検出手
    段と、前記X線検出手段の出力信号に基づいて被写体の
    入力画像データを形成する画像データ形成手段と、出力
    画像データを記憶する画像記憶手段と、前記画像データ
    形成手段によって形成された入力画像データと前記画像
    記憶手段から読み出された出力画像データとにそれぞれ
    所定の重みを付けて加算することにより現フレームの出
    力画像データを求めるリカーシブフィルタ手段とを有す
    るX線透視装置において、被写体の移動量を求める移動
    量計算手段と、前記移動量計算手段で求められた被写体
    の移動量に基づいて前記画像記憶手段からの前フレーム
    の出力画像データの読み出し位置を制御する読出制御手
    段を具備することを特徴とするX線透視装置。
JP7059001A 1995-03-17 1995-03-17 画像処理方法および画像処理装置並びにx線透視装置 Pending JPH08255238A (ja)

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