JP4007775B2 - X線診断装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、X線診断装置に関し、特に、半導体2次元X線センサ(Flat Panel:FP)の画質の低下要因となるライン相関ノイズの低減に適用して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のX線診断装置では、例えば特開2000−33083号公報の「X線像形成装置」に開示されるように、半導体2次元X線センサの検出領域の内で、まず、ダーク領域と称されるX線ビームが入射しない領域のセンサ出力から補正用データを算出する構成となっていた。次に、このダーク領域のセンサ出力から算出された補正用データを用いて、X線ビームが入射する領域(以下、「有効領域」と記す)の補正用データを補正する構成となっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明者は、前記従来技術を検討した結果、以下の問題点を見いだした。
従来のX線診断装置では、ダーク領域において発生するノイズは、ランダムノイズとライン相関ノイズであることを利用して、有効領域のライン相関ノイズを補正する構成となっていた。
【0004】
すなわち、従来のX線診断装置では、各ライン毎に、その両側に位置するダーク領域でのライン相関ノイズから当該ラインの有効領域でのライン相関ノイズを予想し、得られた予想値に基づいて有効領域でのライン相関ノイズを補正する補正用データを修正する構成となっていた。
【0005】
しかしながら、ダーク領域に配置される画素においても、ノイズが混入してしまう場合が確認されている。このような場合、従来のX線診断装置では、有効領域にノイズの混入等が起こっていない場合であっても、ダーク領域に混入したノイズによって補正用データが生成されてしまうので、1ライン分の画像データが隣接するラインに対してオフセットを有することとなってしまい、診断画像上にラインノイズが発生してしまうという問題があった。
特に、このようなラインノイズはランダムに発生することとなるので、検者に大きな負担をかけるものであった。
【0006】
本発明の目的は、ダーク領域のセンサ出力から補正用データを算出する際のノイズによる影響を低減させることが可能な技術を提供することにある。
本発明の他の目的は、検者の負担を低減させることが可能なX線診断装置を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明らかになるであろう。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下記のとおりである。
【0008】
(1)X線源から被検体に照射されたX線ビームを2次元X線検出器で検出し、前記被検体のX線画像を表示するX線診断装置において、前記2次元X線検出器のある予め決定された走査線の画素値と前記予め決定された走査線に隣接する走査線の画素値の差分値を順次加算して各画素について加算値を得る加算手段、前記加算値と予め設定された規定値とを比較してラインノイズの有無を判定する判定手段、および前記判定手段による判定に応じてラインノイズを除去するノイズ除去手段、を備えた。
【0009】
(2)前述した(1)に記載のX線診断装置において、前記ノイズ除去手段は隣接する2つの走査線のX線信号を減算する減算手段を含み、前記減算手段により求められた差分値からノイズ補正信号を作成する。
【0010】
(3)前述した(1)に記載のX線診断装置において、前記ノイズ除去手段は、前記2次元X線検出器の第1の走査線の画素値と前記第1の走査線の直前の走査線の画素値を減算する減算手段、前記減算手段により求められた差分値を加算して加算値を得る加算手段、および前記加算手段により求められた加算値から各走査線毎に差分平均値を求め前記差分平均値を用いて第1の走査線の画素値を補正する演算手段と、含む。
【0011】
(4)前述した(1)に記載のX線診断装置において、前記判定手段は、前記加算値が1画素に対するラインノイズの規定値に1走査線の画素数を乗算した範囲内であるかを判定することにより、前記予め決定された走査線の画素値におけるラインノイズの有無を判定する。
【0012】
前述した手段によれば、補正手段が2次元X線センサの受光領域の内で、X線ビームが入力されない領域の画素値に基づいて、X線ビームが入力される領域の画素値を走査線毎に補正する場合、X線ビームが入力されない領域にノイズが混入すると、このノイズの混入した走査線では補正された画素値にノイズの影響が残ることとなる。従って、まず判定手段が2次元X線検出器のうちのX線ビームが入射されない非検出領域での走査線上の画素値とその周辺画素の画素値の大きさによってその走査線の画素値の補正の要否を判定し、この判定された結果が補正要のときに、補正手段が少なくともX線ビームが入射される検出領域での走査線上の画素値をその周辺画素の画素値もしくは連続して収集されたX線画像の当該走査線上の画素値を用いて補正することによって、後述する原理の項に示すように、ノイズの混入による影響を除去したX線画像を得ることが可能となる。すなわち、X線ビームが入力されない領域であるダーク領域のセンサ出力から補正手段が用いる補正用データを算出する際のノイズによる影響を低減させることが可能となる。その結果、ノイズの混入による影響を除去した高画質のX線画像を得ることが可能となるので、検者の負担を低減することが可能となる。
【0013】
また、閾値を格納する手段を設け、判定手段は非検出領域での走査線上の画素値とその周辺画素の画素値の大きさとの差が前記閾値よりも大きい場合に、その走査線の画素値を補正要と判定する構成とすることによって、格納手段に設定する閾値に応じて補正の要否を制御することが可能となる。
【0014】
さらには、補正手段は判定された結果が補正要のときに少なくともX線ビームが入射される検出領域での走査線上の画素値を、隣接するフィールドの当該走査線上の画素値を用いて補正することによって、ノイズによる影響を最小限に抑えるものである。
【0015】
(原理)
図4は半導体2次元X線センサの全画素領域におけるX線画像の検出領域と非検出領域とを示す図であり、401は非検出領域(ダーク領域)、402は検出領域(有効領域)を示す。
【0016】
図4において、本願発明では、まず、各走査線(ライン)毎に、ダーク領域401におけるセンサ出力の平均値を算出する。次に、この平均値を補正データとし、有効領域402におけるセンサ出力からこの補正データを減算することによって、ラインノイズを低減することを基本動作とする。
【0017】
図5はラインノイズが発生したラインとこのノイズが発生したラインに隣接するラインとにおける画像データをグラフ化した図であり、縦軸は画素値を示し、横軸はライン方向のアドレスを示す。
【0018】
図5において、501はラインノイズが発生したラインの画像データであり、502はラインノイズが発生したラインに隣接するラインの画像データであり、503はラインノイズが発生したラインの画像データとこのラインに隣接するラインの画像データとの差分である。
【0019】
まず、一般的に人体のようにX線吸収量が実質的に同じ臓器を撮影対象とした場合には、極小領域内では相関性を有するように、被検体のX線画像でも隣接するラインでは、画素値が大きく変動することは少ない。従って、所定のラインの画像データと、このラインに隣接するラインの画像データとはほぼ同じ値となり、近接するラインとの差分値は非常に小さな値となる。
【0020】
一方、前述したラインノイズの低減法では、ライン毎にダーク領域401におけるセンサ出力の平均値を算出し、この平均値を各ラインの補正データとし、有効領域402における各ライン毎のセンサ出力から対応するラインの補正データを減算していた。このために、ダーク領域に混入したノイズによって、ノイズの混入したラインの補正データが変動し、得られるセンサ出力もノイズの影響を受けたものとなっている。この場合、図5に示すように、ダーク領域にノイズが混入したラインの画像データ501から、このラインに隣接するラインの画像データ502をそれぞれのアドレス毎に減算した画像データの差分503は、補正データに近い値となる。
【0021】
従って、隣接するラインとの差分値を各アドレス毎(各画素)に比較することによって、ダーク領域におけるラインノイズの有無が判定できることとなるが、各画素毎の比較では、ダーク領域におけるラインノイズの有無が非常に小さなものとなるので、本願発明では、特に1ライン分の差分値を加算し、この加算された差分値よりダーク領域におけるラインノイズの判定を行うものである。ダーク領域でのラインノイズの混入がない場合には、前述するように、判定対象となるラインとこのラインに隣接するラインとの差分値は非常に小さな値となるので、差分値をラインのアドレス方向に加算した加算値も小さな値となる。特に、ラインノイズの発生がない画像のラインでは、隣接するラインでの相関により、アドレスによってはマイナスの差分値が得られることとなるので、ライン毎の差分の加算結果はさらに小さな値となる。
【0022】
これに対して、ダーク領域でノイズの混入したラインの画像データは、前述するように、混入したノイズに応じた値が加算されたものとなっているので、ノイズの混入したラインとこのラインに隣接するラインとの差分値も混入したノイズに応じた値が加算されたものとなっている。その結果、1ライン分の差分値を加算した場合には、この加算された差分値には当然にダーク領域に混入したノイズに応じた値が加算されることとなるので、加算値は補正データの誤差分に近い値となる。従って、補正データのエラーが大きくなると加算値も大きな値となるが、ダーク領域401にある画素は一般的に64〜128画素程度である。一方、前述するように、本願発明ではダーク領域401にあるセンサ出力、すなわちダーク領域401にある画素の画素値の平均値を用いるので、大きな誤差とはならずに1画素当たり例えば5〜10程度の規定値として定めることが可能な値となる。従って、1画素当たりの誤差が5の場合では、1ライン当たりの画素数が1024画素の平面2次元X線センサでは誤差は1024×5=5120程度となる。また、1画素当たりの誤差が10程度の場合で、1024×10=10240程度となる。
【0023】
従って、1ライン分の差分値とを加算した結果が、5120〜10240の間にある場合には、ダーク領域401でノイズが混入したと判断できる。この場合、本願発明では、得られた5120〜10240の間の値を画素数で除算した値を、X線検出領域402の各画素値から減算する、あるいはX線検出領域402の各画素値に加算することによって、ダーク領域401に混入したノイズによる補正後の画素値をさらに補正することによって、補正データの修正と同じ効果を得るものである。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明について、発明の実施の形態(実施例)とともに図面を参照して詳細に説明する。
なお、発明の実施の形態を説明するための全図において、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り返しの説明は省略する。
【0025】
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1のX線診断装置の概略構成を説明するための図であり、特に半導体2次元X線センサ(FP)で検出された画像データが有するノイズを除去するノイズ除去部の概略構成を説明するための図である。なお、実施の形態1のX線診断装置では、図1に示すノイズ除去部を除く他の構成は周知の構成となるので、以下の説明では、ノイズ除去部について詳細に説明する。ただし、以下の説明では、減算手段104、加算手段106、判定手段107、及び演算手段108は、実施の形態1のX線診断装置を構成する周知の情報処理装置上で動作するプログラムによって実現する場合について説明するが、専用のハードウェアで実現することも可能である。
【0026】
図1において、101は第1のラインメモリ、102は第1のローパスフィルタ、103は第2のローパスフィルタ、104は減算手段、105は第2のラインメモリ、106は加算手段、107は判定手段、108は演算手段を示す。
【0027】
実施の形態1のノイズ除去部は、演算手段108から出力される1走査線分(1ライン分)の画像データを格納する第1のラインメモリ101と、このラインメモリ101から読み出された画像データの高域成分をカットする第1のローパスフィルタ102と、図示しない補正手段からの1ライン分のX線画像データから高域成分をカットする第2のローパスフィルタ103と、第1のローパスフィルタ102を通過した第1のラインメモリ101からの画像データと第2のローパスフィルタ103を通過した補正後の画像データとのライン方向の同一アドレスでの画素値の減算を行う減算手段104と、減算手段104からの出力値である所定のラインの画素値とこのラインの直前のラインの画素値との差分値を順次加算する加算手段106と、1ライン分の差分値の加算値(合計値)と図示しない規定値とを比較し加算値が予め設定された範囲内であるかを判定する判定手段107と、この判定手段107での判定結果に応じて第2のラインメモリに格納される画像データに対して所定の補正を行い補正出力として出力する演算手段108とから構成される。
【0028】
次に、図1に基づいて、実施の形態1のノイズ除去部によるライン相関ノイズの除去動作について説明する。
図示しないFPに入射したX線ビームは、FPにより電気信号に変換され、画像データとして走査線(ライン)毎に順次図示しない補正手段に出力される。補正手段に入力された画像データは、まずダーク領域401の画像データと、有効領域402の画像データとに分離される。次に、ダーク領域における画像データの平均値が算出され、この平均値が当該ラインの補正データとし、有効領域402における画像データから減算され、減算後の有効領域402の画像データがライン毎に順次実施の形態1のノイズ除去部に入力される。
【0029】
ノイズ除去部では、まず補正後の有効領域402の画像データが、第2のローパスフィルタ103に入力されると共に、第2のラインメモリ105に入力される。第2のローパスフィルタ103に入力された画像データは、高域成分がカットされた後に、減算手段104に入力される。
【0030】
ここで、減算手段104に入力された画像データが1フレーム分の第1番目のラインの画像データの場合には、第1のラインメモリ101には直前のフレームの最終番目のラインの画像データか、もしくは初期値(例えば、0(ゼロ))が入力されていることとなる。このために、実施の形態1では、演算手段108は第2のラインメモリ105に入力されたデータをノイズ除去後の出力として、出力する。従って、第1番目のラインの画像データにはノイズ除去が行われないこととなるが、通常、検者は関心部位が表示画面の中心に位置されるようにX線透視やX線撮影を行うので、表示画面の上端に位置する第1番目のラインでは、ノイズが発生した場合であっても特に問題とならない。なお、実施の形態1では、図示しない補正手段から出力された画像データが1フレーム分の第1番目のラインの画像データであるかをライン情報として演算手段108に入力する構成となっており、演算手段108はこのライン情報に基づいて、第2のラインメモリ105に入力された画像データをそのままで出力するか、ノイズ除去処理の後に出力するかを判定する構成ともなっている。従って、実施の形態1では、入力された画像データが1フレーム分の第1番目のラインの画像データの場合には、減算手段104、加算手段106及び判定手段107が所定の動作を行うかは、特に限定されるものではない。
【0031】
一方、減算手段104に入力された画像データが1フレーム分の第2番目以降のラインの画像データの場合には、第1のラインメモリ101に格納される画像データは、当該ノイズ除去部に入力されるラインの直前のラインの画像データとなる。従って、第1のローパスフィルタ102を介して減算手段104に入力された直前のラインの画像データと、第2のローパスフィルタ103を介して減算手段104に入力された画像データとの減算結果は、減算手段104から出力されるライン方向の同じアドレスの画素毎の減算結果となる。この減算結果は、加算手段106で順次加算される。このとき、実施の形態1では、加算結果(加算手段106の出力)は、常時判定手段107に出力される構成となっているが、1ライン分の加算が終了した時点で加算手段106から判定手段107に加算結果を出力する構成としてもよいことはいうまでもない。
【0032】
1ライン分の加算が終了すると、判定手段107は加算値が予め設定された規定値の範囲内(例えば、5120〜10240)であるかを判定することによって、前述する原理の項に示すように、当該ラインにノイズが混入しているかを判定し、判定結果を演算手段108に出力する。ここで、ノイズの混入がないと判定された場合には、第2のラインメモリ105に格納される1ライン分の画像データが演算手段108を介してノイズ除去後の画像データとして出力される。このとき、演算手段108から出力された画像データは、第1のラインメモリ101に順次格納されると共に、画像データの収集用の図示しない格納手段に格納される。
【0033】
一方、判定手段107によって、ノイズの混入があると判定された場合には、前述する原理の項に示すように、演算手段108は加算手段106によって得られた加算値を加算した画素数で平均化した値を演算した後に、第2のラインメモリからの画素毎の画像データから前記平均値を減算した値をノイズ除去後の画像データとして出力する。演算手段108から出力された画像データは、第1のラインメモリ101に順次格納されると共に、画像データの収集用の図示しない格納手段に格納される。
以降、順次1ライン毎に前述したノイズ除去動作を繰り返すことによって、補正手段では除去できないダーク領域に混入したノイズを除去する。
【0034】
このようにして、ノイズが除去された画像データは、前述するように、図示しないX線画像の格納手段に格納された後に、実施の形態1のX線診断装置を構成する情報処理装置が有する周知のハードディスク装置や光ディスク装置もしくは光磁気ディスク装置等に記憶される。また、図示しない画像処理手段が前記格納手段から順次画像データ読み出して、周知の輪郭強調やグレースケール補正等の周知の画像処理を行った後に、図示しない画像出力手段に出力する。この画像出力手段では、テレビモニタ等の周知の表示手段の入力信号形式に1フレーム分の画像データを変換し、表示手段の表示面上にX線画像を表示させる。このとき、実施の形態1のX線診断装置では、ダーク領域401に混入したノイズの影響を補正したX線画像を表示させることが可能となるので、検者の負担を低減させることができる。その結果、診断効率を向上させることができるという格別の効果を得ることもできる。
【0035】
(実施の形態2)
図2は本発明の実施の形態2のX線診断装置の概略構成を説明するための図であり、特にFPで検出された画像データが有するノイズを除去するノイズ除去部の概略構成を説明するための図である。ただし、実施の形態2のX線診断装置では、選択手段201及び第3のラインメモリ202並びに判定手段203を除く他の構成は、実施の形態1のノイズ除去部と同様の構成となるので、以下の説明では、選択手段201及び第3のラインメモリ202並びに判定手段203について詳細に説明する。なお、選択手段201及び判定手段203は、実施の形態1と同様に、実施の形態2のX線診断装置を構成する周知の情報処理装置上で動作するプログラムによって実現する場合について説明するが、専用のハードウェアで実現することも可能である。
【0036】
図2に示すように、実施の形態2のノイズ除去部は、判定手段203の判定出力に基づいて、演算手段108から出力される画像データを当該ノイズ除去部の出力とするか、もしくは第3のラインメモリ202に格納される画像データを当該ノイズ除去部の出力とするかを選択する選択手段201を有する構成となっている。ただし、第3のラインメモリ202は第1のラインメモリ101と同様に、常に第2のラインメモリ105に格納される画像データの直前のラインの画像データを格納する構成となっている。
【0037】
ここで、実施の形態2の判定手段203は、前述する実施の形態1の判定手段107の機能に加えて、加算手段106の出力である加算値が実施の形態1の判定値(例えば、10240)を越えた場合を通知するための出力機能を備える構成となっている。すなわち、実施の形態2の判定手段203は、実施の形態1の判定手段107の機能での出力は演算手段108に出力する構成となっており、判定値を越えた場合の出力は選択手段201に出力する構成となっている。
【0038】
従って、実施の形態2のノイズ除去部では、入力されたラインの画像データと、このラインに隣接する直前のラインの画像データとの差を1ライン分加算して得られた加算値が、判定値を越えている場合には、ダーク領域401もしくは有効領域402の何れかに除去の不可能なノイズが入力されたものとして、当該ラインのノイズ除去後の画像データとして、当該ラインに隣接する直前のラインの画像データを出力するものである。なお、大きなノイズが検出されたラインの画像データに置き換える画像データは、直前のラインの画像データに限定されることはなく、例えば直後のラインの画像データや、直前と直後とのラインの画像データから補間した画像データや、さらには、他のラインの画像データでもよいことはいうまでもない。
【0039】
ただし、選択手段201から出力された画像データは、実施の形態1のX線診断装置と同様に、図示しないX線画像の格納手段に格納された後に、実施の形態2のX線診断装置を構成する情報処理装置が有する周知のハードディスク装置や光ディスク装置もしくは光磁気ディスク装置等に記憶される。また、図示しない画像処理手段が前記格納手段から順次画像データ読み出して、周知の輪郭強調やグレースケール補正等の周知の画像処理を行った後に、図示しない画像出力手段に出力する。この画像出力手段では、テレビモニタ等の周知の表示手段の入力信号形式に1フレーム分の画像データを変換し、表示手段の表示面上にX線画像を表示させるので、前述した実施の形態1のX線診断装置の効果と同じ効果を得ることができる。このとき、実施の形態2の超音波診断装置では、大きなノイズが入力されたラインの画像データは、他のラインの画像データあるいは他のラインの画像データから生成した画像データに置換された画像データとなるので、ノイズ除去性能がさらに向上したX線画像を収集あるいは表示することができるので、さらに診断効率を向上させることが可能となる。
【0040】
(実施の形態3)
図3は本発明の実施の形態3のX線診断装置の概略構成を説明するための図であり、特にFPで検出された画像データが有するノイズを除去するノイズ除去部の概略構成を説明するための図である。ただし、実施の形態3のX線診断装置では、フレームメモリ301を除く他の構成は、実施の形態2のノイズ除去部と同様の構成となるので、以下の説明では、フレームメモリ301について詳細に説明する。なお、フレームメモリ301は、実施の形態1と同様に、実施の形態3のX線診断装置を構成する周知の情報処理装置が備える外部メモリ等によって実現可能である。
【0041】
フレームメモリ301は、図示しない補正手段から入力されるラインの画像データの直前のフレームの画像データを格納する格納手段として機能する。
従って、実施の形態3のノイズ除去部では、入力されたラインの画像データと、このラインに隣接する直前のラインの画像データとの差を1ライン分加算して得られた加算値が、判定値を越えている場合には、ダーク領域401もしくは有効領域402の何れかに除去の不可能なノイズが入力されたものとして、当該ラインのノイズ除去後の画像データとして、1画面分すなわち1フレーム分直前のフレームでの当該ラインの画像データを出力するものである。なお、大きなノイズが検出されたラインの画像データに置き換える画像データは、直前のフレームの画像データに限定されることはなく、例えば直後のフレームの画像データや、直前と直後のフレームの画像データから補間した画像データや、さらには、他のフレームの画像データでもよいことはいうまでもない。
【0042】
ただし、実施の形態3に示す画像データの置き換えは、複数のフレームの画像データを連続して収集するX線透視の場合には有効であるが、X線撮影のように1枚ずつのX線画像を収集する場合には適用できない。従って、X線透視時には実施の形態3のノイズ除去部によってノイズの除去を行い、X線撮影時には実施の形態1もしくは実施の形態2のノイズ除去部によってノイズの除去を行うことによって、X線透視及びX線撮影に適用したX線診断装置を構成することが可能である。
【0043】
以上、本発明者によってなされた発明を、前記発明の実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は、前記発明の実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であることは勿論である。
【0044】
【発明の効果】
本願において開示される発明のうち代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下記の通りである。
(1)ダーク領域のセンサ出力から補正用データを算出する際のノイズによる影響を低減させることができる。
(2)X線画像の画質を向上させることができるので、検者の負担を低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1のX線診断装置の概略構成を説明するための図である。
【図2】本発明の実施の形態2のX線診断装置の概略構成を説明するための図である。
【図3】本発明の実施の形態3のX線診断装置の概略構成を説明するための図である。
【図4】半導体2次元X線センサの全画素領域におけるX線画像の検出領域と非検出領域とを示す図である。
【図5】ラインノイズが発生したラインとこのノイズが発生したラインに隣接するラインとにおける画像データをグラフ化した図である。
【符号の説明】
101…第1のラインメモリ、102…第1のローパスフィルタ、103…第2のローパスフィルタ、104…減算手段、105…第2のラインメモリ、106…加算手段、107…判定手段、108…演算手段、201…選択手段、202…第3のラインメモリ、203…判定手段、301…フレームメモリ、401…非検出領域、402…検出領域。

Claims (5)

  1. X線源から被検体に照射されたX線ビームを2次元X線検出器で検出し、前記被検体のX線画像を表示するX線診断装置において、前記2次元X線検出器のある予め決定された走査線の画素値と前記予め決定された走査線に隣接する走査線の画素値の差分値を順次加算して各画素について加算値を得る加算手段、前記加算値と予め設定された規定値とを比較してラインノイズの有無を判定する判定手段、および前記判定手段による判定に応じてラインノイズを除去するノイズ除去手段、を備えたことを特徴とするX線診断装置。
  2. 前記ノイズ除去手段は隣接する2つの走査線のX線信号を減算する減算手段を含み、前記減算手段により求められた差分値からノイズ補正信号を作成することを特徴とする請求項1記載のX線診断装置。
  3. 前記ノイズ除去手段は、前記2次元X線検出器の第1の走査線の画素値と前記第1の走査線の直前の走査線の画素値を減算する減算手段、前記減算手段により求められた差分値を加算して加算値を得る加算手段、および前記加算手段により求められた加算値から各走査線毎に差分平均値を求め前記差分平均値を用いて第1の走査線の画素値を補正する演算手段と、含むことを特徴とする請求項1に記載のX線診断装置。
  4. 前記判定手段は、前記加算値が1画素に対するラインノイズの規定値に1走査線の画素数を乗算した範囲内であるかを判定することにより、前記予め決定された走査線の画素値におけるラインノイズの有無を判定することを特徴とする請求項1に記載のX線診断装置。
  5. X線源から被検体に照射されたX線ビームを2次元X線検出器で検出し、前記被検体のX線画像を表示するX線診断装置において、前記2次元X線検出器のある予め決定された走査線の画素値と前記予め決定された走査線に隣接する走査線の画素値の差分値を順次加算して各画素について加算値を得る加算手段、前記加算値と予め設定された規定値とを比較してラインノイズの有無を判定する判定手段、および前記予め決定された走査線の画像データを隣接するフレームにおける前記予め決定された走査線に対応する走査線の画像データで置き換えて画像を補正するノイズ除去手段を備えることを特徴とするX線診断装置。
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