JPH0818132A - 光ダイオードの駆動回路 - Google Patents
光ダイオードの駆動回路Info
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- JPH0818132A JPH0818132A JP6142992A JP14299294A JPH0818132A JP H0818132 A JPH0818132 A JP H0818132A JP 6142992 A JP6142992 A JP 6142992A JP 14299294 A JP14299294 A JP 14299294A JP H0818132 A JPH0818132 A JP H0818132A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】大電流を供給することができ、しかも高速で切
り換えることができる光ダイオード駆動回路を提供す
る。 【構成】少なくとも電流源を有する電流供給回路(セル
2a〜2n)を複数設け、複数の電流供給回路のうち制
御回路1の出力によって選ばれた電流供給回路の電流を
合流してレーザーダイオードLDに供給する。電流供給
回路は、定電流を出力する定電流源5と;定電流源5の
出力電流を共通に受けるように接続され交互にON/O
FFする第1、第2の差動対トランジスタQ1,Q2
と;第1、第2の差動対トランジスタの一方の出力側に
設けられ且つレーザーダイオード接続用端子7に接続さ
れる出力電流路19と;他方の差動対トランジスタの出
力側に設けられ固定電位点に接続される電流路18とか
ら成っている。
り換えることができる光ダイオード駆動回路を提供す
る。 【構成】少なくとも電流源を有する電流供給回路(セル
2a〜2n)を複数設け、複数の電流供給回路のうち制
御回路1の出力によって選ばれた電流供給回路の電流を
合流してレーザーダイオードLDに供給する。電流供給
回路は、定電流を出力する定電流源5と;定電流源5の
出力電流を共通に受けるように接続され交互にON/O
FFする第1、第2の差動対トランジスタQ1,Q2
と;第1、第2の差動対トランジスタの一方の出力側に
設けられ且つレーザーダイオード接続用端子7に接続さ
れる出力電流路19と;他方の差動対トランジスタの出
力側に設けられ固定電位点に接続される電流路18とか
ら成っている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はレーザーダイオードや発
光ダイオード等の光ダイオードを駆動する光ダイオード
の駆動回路及び駆動電流制御回路並びに駆動電流設定回
路に関するものである。
光ダイオード等の光ダイオードを駆動する光ダイオード
の駆動回路及び駆動電流制御回路並びに駆動電流設定回
路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図11はレーザーダイオード21を電流
駆動する従来の回路を示している。同図において、Q1
1、Q12はエミッタが共通に定電流源20に接続され
た差動対トランジスタであって、これらの差動対トラン
ジスタQ11、Q12は一方がONのとき、他方がOF
Fとなるようにスイッチング動作をする。そのため、そ
れらのベースには逆極性のパルスが与えられる。
駆動する従来の回路を示している。同図において、Q1
1、Q12はエミッタが共通に定電流源20に接続され
た差動対トランジスタであって、これらの差動対トラン
ジスタQ11、Q12は一方がONのとき、他方がOF
Fとなるようにスイッチング動作をする。そのため、そ
れらのベースには逆極性のパルスが与えられる。
【0003】一般にレーザーダイオード21を駆動する
のに数10mA〜100mAの電流をレーザーダイオー
ド21に流してやらなければならない。しかし、ICに
おけるトランジスタの電流能力は低く、周波数特性も良
くないので、電流源20とトランジスタQ12の面積を
大きくしてやらなければならないという問題がある。
のに数10mA〜100mAの電流をレーザーダイオー
ド21に流してやらなければならない。しかし、ICに
おけるトランジスタの電流能力は低く、周波数特性も良
くないので、電流源20とトランジスタQ12の面積を
大きくしてやらなければならないという問題がある。
【0004】図12は図11の改良型としての従来例を
示している。ここでは、トランジスタQ12のコレクタ
側に電流増幅用のカレントミラー回路23を設け、この
カレントミラー回路23の出力電流をレーザーダイオー
ド21へ供給するようにしている。カレントミラー回路
23はトランジスタQ13とQ14とから成り、それら
のエミッタは共通にレーザーダイオード21に接続され
ている。
示している。ここでは、トランジスタQ12のコレクタ
側に電流増幅用のカレントミラー回路23を設け、この
カレントミラー回路23の出力電流をレーザーダイオー
ド21へ供給するようにしている。カレントミラー回路
23はトランジスタQ13とQ14とから成り、それら
のエミッタは共通にレーザーダイオード21に接続され
ている。
【0005】トランジスタQ13のコレクタとベースは
前記トランジスタQ12のコレクタに接続され、トラン
ジスタQ14のコレクタは電源ライン25に接続され
る。カレントミラー回路23におけるトランジスタQ1
3、Q14はそれらの電流比がN:Mとなるように設定
されている。しかも、大電流を得るために、このN:M
の比を大きくしている。
前記トランジスタQ12のコレクタに接続され、トラン
ジスタQ14のコレクタは電源ライン25に接続され
る。カレントミラー回路23におけるトランジスタQ1
3、Q14はそれらの電流比がN:Mとなるように設定
されている。しかも、大電流を得るために、このN:M
の比を大きくしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図12の従来例では、
カレントミラー回路の電流容量はN:Mの比を大きくす
ることによってかなり大きくとっているため、ベースと
グランド間に比較的大きな寄生容量24が発生してい
る。そのため、トランジスタQ12がONしてカレント
ミラー回路23を起動するときに、トランジスタQ1
3、Q14がONする前に容量24を充電するための電
流が流れるため動作スピードが遅くなるとともに、本来
パルス状であるべき電流波形がなまってしまうという欠
点が生じる。
カレントミラー回路の電流容量はN:Mの比を大きくす
ることによってかなり大きくとっているため、ベースと
グランド間に比較的大きな寄生容量24が発生してい
る。そのため、トランジスタQ12がONしてカレント
ミラー回路23を起動するときに、トランジスタQ1
3、Q14がONする前に容量24を充電するための電
流が流れるため動作スピードが遅くなるとともに、本来
パルス状であるべき電流波形がなまってしまうという欠
点が生じる。
【0007】また、この回路ではレーザーダイオード2
1へ流れる電流を変えるときは、定電流源20の定電流
IOを可変して行なうが、その定電流IOを変えたとき、
IOの量によって容量24の電圧立ち上がりが変わると
いう問題もある。
1へ流れる電流を変えるときは、定電流源20の定電流
IOを可変して行なうが、その定電流IOを変えたとき、
IOの量によって容量24の電圧立ち上がりが変わると
いう問題もある。
【0008】本発明はこのような点に鑑みなされたもの
であって、大電流を供給することができ、しかも高速で
切り換えることができる光ダイオード駆動回路を提供す
ることを目的とする。また、本発明はその大電流を所望
の値になるように制御する駆動電流制御回路並びに駆動
電流設定回路を提供することを目的とする。
であって、大電流を供給することができ、しかも高速で
切り換えることができる光ダイオード駆動回路を提供す
ることを目的とする。また、本発明はその大電流を所望
の値になるように制御する駆動電流制御回路並びに駆動
電流設定回路を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明の光ダイオード駆動回路は、請求項1に記載さ
れているように、少なくとも電流源を有する電流供給回
路を複数設け、前記複数の電流供給回路のうち制御回路
の出力によって選ばれた電流供給回路の電流を合流して
光ダイオードに供給するように構成している。
め本発明の光ダイオード駆動回路は、請求項1に記載さ
れているように、少なくとも電流源を有する電流供給回
路を複数設け、前記複数の電流供給回路のうち制御回路
の出力によって選ばれた電流供給回路の電流を合流して
光ダイオードに供給するように構成している。
【0010】その際、前記電流供給回路は、請求項2に
記載されているように、定電流を出力する電流源と;前
記電流源の出力電流を共通に受けるように接続され且つ
交互にON/OFFする第1、第2の差動対トランジス
タと;前記第1、第2の差動対トランジスタの一方の出
力側に設けられ且つ光ダイオード接続用端子に接続され
る出力電流路と;他方の差動対トランジスタの出力側に
設けられ固定電位点に接続される電流路とから成ってい
る。
記載されているように、定電流を出力する電流源と;前
記電流源の出力電流を共通に受けるように接続され且つ
交互にON/OFFする第1、第2の差動対トランジス
タと;前記第1、第2の差動対トランジスタの一方の出
力側に設けられ且つ光ダイオード接続用端子に接続され
る出力電流路と;他方の差動対トランジスタの出力側に
設けられ固定電位点に接続される電流路とから成ってい
る。
【0011】また、請求項3に記載されているように、
前記出力電流路には前記一方の差動対トランジスタの出
力電流によって駆動されるカレントミラー回路が設けら
れており、そのカレントミラー回路の出力電流が前記光
ダイオード接続用端子に供給される。
前記出力電流路には前記一方の差動対トランジスタの出
力電流によって駆動されるカレントミラー回路が設けら
れており、そのカレントミラー回路の出力電流が前記光
ダイオード接続用端子に供給される。
【0012】本発明の光ダイオードの駆動電流制御回路
は、請求項5に記載されているように、それぞれが電流
源を有する複数の電流供給回路と;複数の電流供給回路
の出力側に共通に接続された光ダイオードと;前記光ダ
イオードからの光を受けてその光に応じた出力信号を発
生するモニター手段と;前記モニター手段の出力が所定
の値になるように前記複数の電流供給回路の作動・不作
動を制御する制御回路とから成っている。
は、請求項5に記載されているように、それぞれが電流
源を有する複数の電流供給回路と;複数の電流供給回路
の出力側に共通に接続された光ダイオードと;前記光ダ
イオードからの光を受けてその光に応じた出力信号を発
生するモニター手段と;前記モニター手段の出力が所定
の値になるように前記複数の電流供給回路の作動・不作
動を制御する制御回路とから成っている。
【0013】また、本発明の駆動電流設定回路は、請求
項6に記載されているように、前記駆動電流制御回路の
動作を電流設定モードにおいて行ない、そのモードにお
いて作動した電流供給回路が選ばれるように制御回路の
制御信号を決めるようになっている。
項6に記載されているように、前記駆動電流制御回路の
動作を電流設定モードにおいて行ない、そのモードにお
いて作動した電流供給回路が選ばれるように制御回路の
制御信号を決めるようになっている。
【0014】
【作用】上記請求項1のような構成によると、大電流を
要する光ダイオードの駆動のための電流を複数の電流供
給回路を作動して得るので、電流供給回路1つ当りの電
流は少なくてよい。そのため電流供給回路をICで形成
しても駆動特性を損なうような無理が生じない。
要する光ダイオードの駆動のための電流を複数の電流供
給回路を作動して得るので、電流供給回路1つ当りの電
流は少なくてよい。そのため電流供給回路をICで形成
しても駆動特性を損なうような無理が生じない。
【0015】更に、その電流供給回路を請求項2のよう
に構成すると、第1、第2の差動対トランジスタを交互
にONさせることによって駆動電流に変調をかけること
ができる。また、光ダイオード接続用端子には各電流供
給回路の出力電流が流れ込む。
に構成すると、第1、第2の差動対トランジスタを交互
にONさせることによって駆動電流に変調をかけること
ができる。また、光ダイオード接続用端子には各電流供
給回路の出力電流が流れ込む。
【0016】出力電流路に請求項3に記載されているよ
うな構成を設けると、電流源からの電流を増幅して出力
することができる。しかし、その場合でも電流供給回路
の1つ当りの出力電流は極端に大きくしなくてよいの
で、カレントミラー回路を設けても、このカレントミラ
ー回路の増幅ゲインは、それほど大きくする必要がな
い。そのためカレントミラー回路を構成するトランジス
タのベースに生じる寄生容量は小さく、出力電流の立ち
上がりに遅れが生じない。
うな構成を設けると、電流源からの電流を増幅して出力
することができる。しかし、その場合でも電流供給回路
の1つ当りの出力電流は極端に大きくしなくてよいの
で、カレントミラー回路を設けても、このカレントミラ
ー回路の増幅ゲインは、それほど大きくする必要がな
い。そのためカレントミラー回路を構成するトランジス
タのベースに生じる寄生容量は小さく、出力電流の立ち
上がりに遅れが生じない。
【0017】請求項5に記載の駆動電流制御回路によれ
ば、所定の値を予め決めておくことにより所望の駆動電
流を得ることができる。
ば、所定の値を予め決めておくことにより所望の駆動電
流を得ることができる。
【0018】また、請求項6に記載の駆動電流設定回路
によれば、一度設定した後は制御回路の制御系を働かせ
なくてもよい。この場合、決定された制御信号によっ
て、選ばれた電流供給回路が常に動作し、それらの合成
電流が駆動電流となる。
によれば、一度設定した後は制御回路の制御系を働かせ
なくてもよい。この場合、決定された制御信号によっ
て、選ばれた電流供給回路が常に動作し、それらの合成
電流が駆動電流となる。
【0019】
【実施例】以下本発明を図面に従って説明する。本発明
を実施した図1において、1は制御回路であり、2a、
2b、・・・、2nはレーザーダイオードLDの駆動電
流を発生するセルである。セル2a、2b、・・・、2
nは制御回路1によって、作動/不作動が制御される。
各セル2a、2b、・・・、2nの出力電流Iは同一値
となっている。3は変調回路であり、各セル2a、2
b、・・・、2nの出力電流を変調する。
を実施した図1において、1は制御回路であり、2a、
2b、・・・、2nはレーザーダイオードLDの駆動電
流を発生するセルである。セル2a、2b、・・・、2
nは制御回路1によって、作動/不作動が制御される。
各セル2a、2b、・・・、2nの出力電流Iは同一値
となっている。3は変調回路であり、各セル2a、2
b、・・・、2nの出力電流を変調する。
【0020】本実施例によれば、制御回路により作動さ
れたセルからのみ電流がレーザーダイオードLDに与え
られる。従って、レーザーダイオードLDに供給される
駆動電流はI×(作動したセルの数)となる。
れたセルからのみ電流がレーザーダイオードLDに与え
られる。従って、レーザーダイオードLDに供給される
駆動電流はI×(作動したセルの数)となる。
【0021】図2は上記セルの具体例をセル2aと2b
についてのみ示している。セル2aはトランジスタQ
1、Q2で構成されるスイッチ部16と、そのスイッチ
部16のトランジスタQ2によって動作制御されるカレ
ントミラー回路17を成すトランジスタQ5、Q6及び
抵抗R3を含んでいる。このカレントミラー回路17は
トランジスタQ2と端子7との間の出力電流路17に形
成されている。
についてのみ示している。セル2aはトランジスタQ
1、Q2で構成されるスイッチ部16と、そのスイッチ
部16のトランジスタQ2によって動作制御されるカレ
ントミラー回路17を成すトランジスタQ5、Q6及び
抵抗R3を含んでいる。このカレントミラー回路17は
トランジスタQ2と端子7との間の出力電流路17に形
成されている。
【0022】また、セル2aはトランジスタQ1のコレ
クタ側の電流路18に抵抗R1、R2、トランジスタQ
4を有しているが、これらの抵抗R1、R2とトランジ
スタQ4はトランジスタQ1がONしたときと、トラン
ジスタQ2がONしたときとで、出来る限りスイッチ部
16の出力側の状態を同一条件に保持するために設けら
れている。高速切換え回路ではスイッチ用トランジスタ
の出力側の負荷状態が異なると、立ち上がり立ち下がり
の差が出やすいからである。
クタ側の電流路18に抵抗R1、R2、トランジスタQ
4を有しているが、これらの抵抗R1、R2とトランジ
スタQ4はトランジスタQ1がONしたときと、トラン
ジスタQ2がONしたときとで、出来る限りスイッチ部
16の出力側の状態を同一条件に保持するために設けら
れている。高速切換え回路ではスイッチ用トランジスタ
の出力側の負荷状態が異なると、立ち上がり立ち下がり
の差が出やすいからである。
【0023】カレントミラー回路17のトランジスタQ
6のコレクタは端子6に接続されている。この端子6は
ソースタイプのレーザーダイオード装置を用いた場合に
は直流電源に接続されるが、シンクタイプのレーザーダ
イオード装置を用いる場合には、レーザーダイオードを
介して直流電源に接続される。ただし、その場合には端
子7はレーザーダイオードに接続されず、グランドに接
続される。
6のコレクタは端子6に接続されている。この端子6は
ソースタイプのレーザーダイオード装置を用いた場合に
は直流電源に接続されるが、シンクタイプのレーザーダ
イオード装置を用いる場合には、レーザーダイオードを
介して直流電源に接続される。ただし、その場合には端
子7はレーザーダイオードに接続されず、グランドに接
続される。
【0024】ここで、ソースタイプのレーザーダイオー
ド装置は図3の(イ)に示すようにレーザーダイオード
LDのカソードとホトダイオードPDのアノードがそれ
ぞれ端子8に共通に接続され、レーザーダイオードLD
のカソード及びホトダイオードPDのカソードがそれぞ
れ端子9、10に接続されたパッケージタイプのものを
いう。
ド装置は図3の(イ)に示すようにレーザーダイオード
LDのカソードとホトダイオードPDのアノードがそれ
ぞれ端子8に共通に接続され、レーザーダイオードLD
のカソード及びホトダイオードPDのカソードがそれぞ
れ端子9、10に接続されたパッケージタイプのものを
いう。
【0025】ソースタイプのレーザーダイオード装置の
共通端子8はグランド側に接続される。一方、シンクタ
イプのレーザーダイオード装置の共通端子8’は直流電
源側に接続される。尚、図3において、ホトダイオード
PDはレーザーダイオードLDからのレーザー光量をモ
ニターし、レーザー光量を一定の値に制御するために用
いられる。従って、端子10、10’はいずれもレーザ
ー光量制御回路(図示せず)に接続される。
共通端子8はグランド側に接続される。一方、シンクタ
イプのレーザーダイオード装置の共通端子8’は直流電
源側に接続される。尚、図3において、ホトダイオード
PDはレーザーダイオードLDからのレーザー光量をモ
ニターし、レーザー光量を一定の値に制御するために用
いられる。従って、端子10、10’はいずれもレーザ
ー光量制御回路(図示せず)に接続される。
【0026】図2に戻って、本実施例の駆動回路によれ
ば、ソースタイプのレーザーダイオード装置を用いる場
合は、端子7にレーザーダイオードLDを接続し、シン
クタイプのレーザーダイオード装置を用いる場合には、
端子6にレーザーダイオードLDを接続すればよい。換
言すれば、本実施例では両タイプのレーザーダイオード
装置に対応することができる。
ば、ソースタイプのレーザーダイオード装置を用いる場
合は、端子7にレーザーダイオードLDを接続し、シン
クタイプのレーザーダイオード装置を用いる場合には、
端子6にレーザーダイオードLDを接続すればよい。換
言すれば、本実施例では両タイプのレーザーダイオード
装置に対応することができる。
【0027】さて、図2において、第2のセル2bにつ
いても、第1のセル2aと同一の構成となっている。従
って、第1、第2セル2a、2bが共に作動したときは
レーザーダイオードに流れる電流は2×Iとなる。ただ
し、Iは図1に示すようにセル1個当りの出力電流であ
る。
いても、第1のセル2aと同一の構成となっている。従
って、第1、第2セル2a、2bが共に作動したときは
レーザーダイオードに流れる電流は2×Iとなる。ただ
し、Iは図1に示すようにセル1個当りの出力電流であ
る。
【0028】制御回路1からの制御信号は線路L1、L
2、・・・、Lnを通して各セル2a、2b、・・・、
2nの定電流源5に印加される。定電流源5の具体的構
成によって制御信号がハイレベルのとき作動するか、ロ
ーレベルのとき作動するかが決まる。定電流源5がOF
Fとなったセルは出力電流が発生しない。
2、・・・、Lnを通して各セル2a、2b、・・・、
2nの定電流源5に印加される。定電流源5の具体的構
成によって制御信号がハイレベルのとき作動するか、ロ
ーレベルのとき作動するかが決まる。定電流源5がOF
Fとなったセルは出力電流が発生しない。
【0029】図2において、レーザーダイオードLDに
与えられる駆動電流は、作動するセルの個数によって増
減できるので、1つ当りのセルにおけるカレントミラー
回路17の増幅ゲインは高くなくてよい。従って、トラ
ンジスタQ5とQ6の電流比をN:Mとしたとき、本実
施例では、N:Mの比は小さくてよい。そして、N:M
の比を小さくすることにより、トランジスタQ6の面積
を格別大きくする必要がないので、ベースの寄生容量は
殆ど無視できるほど小さくできる。
与えられる駆動電流は、作動するセルの個数によって増
減できるので、1つ当りのセルにおけるカレントミラー
回路17の増幅ゲインは高くなくてよい。従って、トラ
ンジスタQ5とQ6の電流比をN:Mとしたとき、本実
施例では、N:Mの比は小さくてよい。そして、N:M
の比を小さくすることにより、トランジスタQ6の面積
を格別大きくする必要がないので、ベースの寄生容量は
殆ど無視できるほど小さくできる。
【0030】そのためトランジスタQ2がONしたとき
トランジスタQ2の出力電流でベースの寄生容量を殆ど
充電しなくてよいので、セルの出力電流(従ってレーザ
ーダイオードの駆動電流)に遅れが生じたり、駆動電流
波形が鈍ったりしない。仮に、L:Mの比を大きめにと
ったとしても、その比は従来例に比し充分低いもので済
む。
トランジスタQ2の出力電流でベースの寄生容量を殆ど
充電しなくてよいので、セルの出力電流(従ってレーザ
ーダイオードの駆動電流)に遅れが生じたり、駆動電流
波形が鈍ったりしない。仮に、L:Mの比を大きめにと
ったとしても、その比は従来例に比し充分低いもので済
む。
【0031】従って、ベースの寄生容量の充電に要する
時間は無視できる程、短かい。また、レーザーダイオー
ドLDに供給する駆動電流の値を変えるのは作動するセ
ルの個数を変えることによってなされるため駆動電流値
によってレーザーダイオードのカレントミラー回路17
の立ち上がり時間が変化する問題も解決される。
時間は無視できる程、短かい。また、レーザーダイオー
ドLDに供給する駆動電流の値を変えるのは作動するセ
ルの個数を変えることによってなされるため駆動電流値
によってレーザーダイオードのカレントミラー回路17
の立ち上がり時間が変化する問題も解決される。
【0032】次に、図4は図2とは異なるセルの構成を
示している。即ち、この実施例ではカレントミラー回路
(トランジスタQ5、Q6)は設けておらず、それに伴
ないトランジスタQ4を削除している。即ち、カレント
ミラー回路17はスイッチ部の出力、特にトランジスタ
Q2の出力電流を増幅する機能を果しているが、本発明
では、レーザーダイオードLDへ与える駆動電流は作動
するセルの個数によって大きくすることができるので、
1個当りのセル内でのゲインが小さくてもよいのであ
る。
示している。即ち、この実施例ではカレントミラー回路
(トランジスタQ5、Q6)は設けておらず、それに伴
ないトランジスタQ4を削除している。即ち、カレント
ミラー回路17はスイッチ部の出力、特にトランジスタ
Q2の出力電流を増幅する機能を果しているが、本発明
では、レーザーダイオードLDへ与える駆動電流は作動
するセルの個数によって大きくすることができるので、
1個当りのセル内でのゲインが小さくてもよいのであ
る。
【0033】図4において、各セルは更に差動対トラン
ジスタQ1、Q2及び抵抗R1〜R3を削除したもので
あってもよい。その場合、差動対トランジスタQ1、Q
2をON/OFF制御する変調回路3も不要となる。そ
のようにした場合は、レーザーダイオードLDを連続的
にONするようにして用いられる。
ジスタQ1、Q2及び抵抗R1〜R3を削除したもので
あってもよい。その場合、差動対トランジスタQ1、Q
2をON/OFF制御する変調回路3も不要となる。そ
のようにした場合は、レーザーダイオードLDを連続的
にONするようにして用いられる。
【0034】次に、図5はレーザーダイオードLDに与
える電流を一定にするための回路を示している。この回
路では、レーザーダイオードLDのモニター用ホトダイ
オードPDの出力電流を電流/電圧変換回路11で電圧
に変換してコンパレータ12へ与える。コンパレータ1
2には電圧源13で設定された電圧Eが基準電圧として
別途印加されている。コンパレータ12の出力はカウン
タ14へ与えられる。
える電流を一定にするための回路を示している。この回
路では、レーザーダイオードLDのモニター用ホトダイ
オードPDの出力電流を電流/電圧変換回路11で電圧
に変換してコンパレータ12へ与える。コンパレータ1
2には電圧源13で設定された電圧Eが基準電圧として
別途印加されている。コンパレータ12の出力はカウン
タ14へ与えられる。
【0035】カウンタ14はクロックCLKによってカ
ウント動作を行なうが、コンパレータ12から与えられ
る電圧がハイレベルのとき、カウントアップ(インクリ
メント)し、ローレベルのときはカウントダウン(ディ
クリメント)する。カウンタ14の出力は制御回路1で
デコードされ、入力のカウントデータに応じて線路L1
〜Lnに出力信号を変える。即ち、これによりカウント
データに応じてセル2a〜2nの作動する個数が決まる
のである。
ウント動作を行なうが、コンパレータ12から与えられ
る電圧がハイレベルのとき、カウントアップ(インクリ
メント)し、ローレベルのときはカウントダウン(ディ
クリメント)する。カウンタ14の出力は制御回路1で
デコードされ、入力のカウントデータに応じて線路L1
〜Lnに出力信号を変える。即ち、これによりカウント
データに応じてセル2a〜2nの作動する個数が決まる
のである。
【0036】このようにしてカウントデータはレーザー
ダイオードLDに流れる電流に応じた電圧値(I/V変
換回路の出力電圧)が基準電圧Eに収束するような値に
なる。この動作はセルがスイッチ用の差動対トランジス
タQ1、Q2を有している場合、レーザーダイオードL
Dが接続された方のトランジスタQ2をONにした状態
で行なわれる。
ダイオードLDに流れる電流に応じた電圧値(I/V変
換回路の出力電圧)が基準電圧Eに収束するような値に
なる。この動作はセルがスイッチ用の差動対トランジス
タQ1、Q2を有している場合、レーザーダイオードL
Dが接続された方のトランジスタQ2をONにした状態
で行なわれる。
【0037】この間、変調回路3からはトランジスタQ
1をOFF、トランジスタQ2をONする信号が出力さ
れており、パルスは出力されないものとする。所定時間
が経つ又は何らかの方法で上記の収束がなされたと検知
された場合に、カウンタ14は動作を停止する。変調回
路3も前記の状態(トランジスタQ1をOFF、トラン
ジスタQ2をONする信号を出力する状態)を解除す
る。
1をOFF、トランジスタQ2をONする信号が出力さ
れており、パルスは出力されないものとする。所定時間
が経つ又は何らかの方法で上記の収束がなされたと検知
された場合に、カウンタ14は動作を停止する。変調回
路3も前記の状態(トランジスタQ1をOFF、トラン
ジスタQ2をONする信号を出力する状態)を解除す
る。
【0038】このように通常の駆動動作の前に予め電流
設定モードを設けて作動するセルの個数を設定する方法
以外に、通常の動作中に行なうようにしてもよい。その
場合には、変調回路3の出力がレーザーダイオードLD
に結合されたトランジスタQ2をONする期間にカウン
タ14を動作させるようになす。図5において、変調回
路3からカウンタ14に至る点線経路15は、その場合
におけるカウンタ14の動作制御信号を変調回路3から
伝送する経路を示している。
設定モードを設けて作動するセルの個数を設定する方法
以外に、通常の動作中に行なうようにしてもよい。その
場合には、変調回路3の出力がレーザーダイオードLD
に結合されたトランジスタQ2をONする期間にカウン
タ14を動作させるようになす。図5において、変調回
路3からカウンタ14に至る点線経路15は、その場合
におけるカウンタ14の動作制御信号を変調回路3から
伝送する経路を示している。
【0039】尚、この制御は通常動作時でなく、電流設
定モードにおいて行なってもよい。この場合、変調回路
3は電流設定モードといえどもパルス列出力を発生する
ことになる。
定モードにおいて行なってもよい。この場合、変調回路
3は電流設定モードといえどもパルス列出力を発生する
ことになる。
【0040】図6は上述したシンクタイプのレーザーダ
イオード装置を用いた場合の電流設定方式を示してい
る。シンクタイプのレーザーダイオード装置のモニター
用ホトダイオードの出力を用いて電流設定している以外
は図5と同一であるので、この図6に関しては詳述しな
いことにする。
イオード装置を用いた場合の電流設定方式を示してい
る。シンクタイプのレーザーダイオード装置のモニター
用ホトダイオードの出力を用いて電流設定している以外
は図5と同一であるので、この図6に関しては詳述しな
いことにする。
【0041】尚、図5、図6及び図7において、モニタ
ー用ホトダイオードPDがレーザーダイオードLDと一
体にパッケージングされているものとしているが、それ
らが別体になっているものであってもよいことはいうま
でもない。
ー用ホトダイオードPDがレーザーダイオードLDと一
体にパッケージングされているものとしているが、それ
らが別体になっているものであってもよいことはいうま
でもない。
【0042】次に、図7の実施例は変調回路3がなく、
セル2a、2b、・・・、2nにもスイッチ部を構成す
る差動対トランジスタは存在しない。図8と図9はこの
ようなセルの構成例を示している。図8では、定電流源
5の出力がカレントミラー回路17を成すトランジスタ
Q5、Q6に接続されており、定電流源5から出力され
る定電流源IOはカレントミラー回路17で増幅された
後、端子7に導出される。端子7には図7に示すように
レーザーダイオードLDが接続される。図9では、定電
流源5の出力電流IOがストレートに端子7へ導出され
る。
セル2a、2b、・・・、2nにもスイッチ部を構成す
る差動対トランジスタは存在しない。図8と図9はこの
ようなセルの構成例を示している。図8では、定電流源
5の出力がカレントミラー回路17を成すトランジスタ
Q5、Q6に接続されており、定電流源5から出力され
る定電流源IOはカレントミラー回路17で増幅された
後、端子7に導出される。端子7には図7に示すように
レーザーダイオードLDが接続される。図9では、定電
流源5の出力電流IOがストレートに端子7へ導出され
る。
【0043】さて、図7に戻って、この回路はレーザー
ダイオードLDに連続的に駆動電流が流れるタイプであ
り、パルス状の駆動電流は流れない。そして、その電流
設定動作は常時行なわれるようになっており、電流設定
モードを作って、その電流設定モードでのみカウンタを
動作させなくてよい。ただし、電流設定モードを作っ
て、その電流設定モードにおいて電流設定(従って、動
作するセルの決定)を行なうようにしてもよいことはい
うまでもない。
ダイオードLDに連続的に駆動電流が流れるタイプであ
り、パルス状の駆動電流は流れない。そして、その電流
設定動作は常時行なわれるようになっており、電流設定
モードを作って、その電流設定モードでのみカウンタを
動作させなくてよい。ただし、電流設定モードを作っ
て、その電流設定モードにおいて電流設定(従って、動
作するセルの決定)を行なうようにしてもよいことはい
うまでもない。
【0044】上記図5〜図7の実施例は、モニター用の
ホトダイオードを用いたが、ホトダイオードの代わりに
感熱素子を用いてもよい。図10はその感熱素子30を
用いた例を示している。この場合、感熱素子30はレー
ザーダイオードLDから発光されたレーザー光を受ける
ように配置される。
ホトダイオードを用いたが、ホトダイオードの代わりに
感熱素子を用いてもよい。図10はその感熱素子30を
用いた例を示している。この場合、感熱素子30はレー
ザーダイオードLDから発光されたレーザー光を受ける
ように配置される。
【0045】感熱素子30には定電流源31が接続され
ていて定電流が供給されるようになっている。従って、
感熱素子30にレーザー光が当たって、その加熱によっ
て抵抗値が変化すると、(イ)点に生じる電圧値が変化
する。この(イ)点に生じる電圧が、そのままコンパレ
ータ12に印加される。従って、この場合には、電流/
電圧変換回路11は不要である。
ていて定電流が供給されるようになっている。従って、
感熱素子30にレーザー光が当たって、その加熱によっ
て抵抗値が変化すると、(イ)点に生じる電圧値が変化
する。この(イ)点に生じる電圧が、そのままコンパレ
ータ12に印加される。従って、この場合には、電流/
電圧変換回路11は不要である。
【0046】上記実施例では、光を発光する発光ダイオ
ードとしてレーザーダイオードを駆動する場合について
述べたが、上記各実施例は発光ダイオード等を駆動する
場合にも用いることができる。
ードとしてレーザーダイオードを駆動する場合について
述べたが、上記各実施例は発光ダイオード等を駆動する
場合にも用いることができる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、大
電流を要する光ダイオードの駆動のための電流を複数の
電流供給回路を作動して得るので、電流供給回路1つ当
りの電流は少なくてよい。そのため電流供給回路をIC
で形成しても寄生容量等を小さくでき、駆動特性を損な
うような無理が生じない。
電流を要する光ダイオードの駆動のための電流を複数の
電流供給回路を作動して得るので、電流供給回路1つ当
りの電流は少なくてよい。そのため電流供給回路をIC
で形成しても寄生容量等を小さくでき、駆動特性を損な
うような無理が生じない。
【0048】更に、その電流供給回路を請求項2のよう
に構成すると、第1、第2の差動対トランジスタを交互
にONさせることによって駆動電流に変調をかけること
ができる。
に構成すると、第1、第2の差動対トランジスタを交互
にONさせることによって駆動電流に変調をかけること
ができる。
【0049】出力電流路に請求項3に記載されているよ
うな構成を設けると、電流源からの電流を増幅して出力
することができる。しかし、その場合でも電流供給回路
の1つ当りの出力電流は極端に大きくしなくてよいの
で、カレントミラー回路を設けても、このカレントミラ
ー回路の増幅ゲインは、それほど大きくする必要がな
い。そのためカレントミラー回路を構成するトランジス
タのベースに生じる寄生容量は小さく、出力電流の立ち
上がりに遅れが生じない。
うな構成を設けると、電流源からの電流を増幅して出力
することができる。しかし、その場合でも電流供給回路
の1つ当りの出力電流は極端に大きくしなくてよいの
で、カレントミラー回路を設けても、このカレントミラ
ー回路の増幅ゲインは、それほど大きくする必要がな
い。そのためカレントミラー回路を構成するトランジス
タのベースに生じる寄生容量は小さく、出力電流の立ち
上がりに遅れが生じない。
【0050】請求項5に記載の駆動電流制御回路によれ
ば、所定の値を予め決めておくことにより所望の駆動電
流を自動的に得ることができる。
ば、所定の値を予め決めておくことにより所望の駆動電
流を自動的に得ることができる。
【0051】また、請求項6に記載の駆動電流設定回路
によれば、一度設定した後は制御回路の制御系を働かせ
なくてもよい。この場合、決定された制御信号によっ
て、選ばれた電流供給回路が常に動作し、それらの合成
電流が駆動電流となる。
によれば、一度設定した後は制御回路の制御系を働かせ
なくてもよい。この場合、決定された制御信号によっ
て、選ばれた電流供給回路が常に動作し、それらの合成
電流が駆動電流となる。
【図1】本発明を実施した光ダイオード駆動回路を示す
ブロック図。
ブロック図。
【図2】その一部であるセルの構成を具体的に示す図。
【図3】それに使用するソースタイプとシンクタイプの
レーザーダイオード装置をそれぞれ示す図。
レーザーダイオード装置をそれぞれ示す図。
【図4】本発明を実施した他の光ダイオード駆動回路を
示すブロック図。
示すブロック図。
【図5】本発明の光ダイオード駆動電流の制御回路及び
電流設定回路の実施例を示す図。
電流設定回路の実施例を示す図。
【図6】本発明の光ダイオード駆動電流の制御回路及び
電流設定回路の他の実施例を示す図。
電流設定回路の他の実施例を示す図。
【図7】本発明の光ダイオード駆動電流の制御回路及び
電流設定回路の更に他の例を示す図。
電流設定回路の更に他の例を示す図。
【図8】図7の実施例におけるセルの構成例を示す図。
【図9】同じく図7の実施例におけるセルの他の構成例
を示す図。
を示す図。
【図10】図5〜図7において用いられているホトダイ
オードに置換可能な感熱素子を用いた場合の要部構成を
示す図。
オードに置換可能な感熱素子を用いた場合の要部構成を
示す図。
【図11】従来例の光ダイオード駆動回路を示す回路
図。
図。
【図12】他の従来例の光ダイオード駆動回路を示す回
路図。
路図。
1 制御回路 2a〜2n セル 3 変調回路 4 レーザーダイオード装置 5 定電流源 6、7 端子 11 電流/電圧変換回路 12 コンパレータ 13 基準電圧 14 カウンタ 16 スイッチ部 17 カレントミラー回路 18 電流路 19 出力電流路 30 感熱素子 LD レーザーダイオード PD ホトダイオード
Claims (6)
- 【請求項1】少なくとも電流源を有する電流供給回路を
複数設け、前記複数の電流供給回路のうち制御回路の出
力によって選ばれた電流供給回路の電流を合流して光ダ
イオードに供給するようにしたことを特徴とする光ダイ
オード駆動回路。 - 【請求項2】前記電流供給回路は、定電流を出力する電
流源と、前記電流源の出力電流を共通に受けるように接
続され且つ交互にON/OFFする第1、第2の差動対
トランジスタと、前記第1、第2の差動対トランジスタ
の一方の出力側に設けられ且つ光ダイオード接続用端子
に接続される出力電流路と、他方の差動対トランジスタ
の出力側に設けられ固定電位点に接続される電流路とか
ら成っていることを特徴とする請求項1に記載の光ダイ
オード駆動回路。 - 【請求項3】前記出力電流路には前記一方の差動対トラ
ンジスタの出力電流によって駆動されるカレントミラー
回路が設けられており、そのカレントミラー回路の出力
電流が前記光ダイオード接続用端子に供給されることを
特徴とする請求項1に記載の光ダイオード駆動回路。 - 【請求項4】前記制御回路は各電流供給回路の電流源を
動作又は不動作にするように制御することを特徴とする
請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の光ダイオード
駆動回路。 - 【請求項5】それぞれが電流源を有する複数の電流供給
回路と、 複数の電流供給回路の出力側に共通に接続された光ダイ
オードと、 前記光ダイオードからの光を受けてその光に応じた出力
信号を発生するモニター手段と、 前記モニター手段の出力が所定の値になるように前記複
数の電流供給回路の作動・不作動を制御する制御回路
と、 から成る光ダイオードの駆動電流制御回路。 - 【請求項6】請求項5に記載の駆動電流制御回路の動作
を電流設定モードにおいて行ない、そのモードにおいて
作動した電流供給回路が選ばれるように制御回路の制御
信号が決められることを特徴とする駆動電流設定回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14299294A JP3407827B2 (ja) | 1994-06-24 | 1994-06-24 | 光ダイオードの駆動回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14299294A JP3407827B2 (ja) | 1994-06-24 | 1994-06-24 | 光ダイオードの駆動回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0818132A true JPH0818132A (ja) | 1996-01-19 |
JP3407827B2 JP3407827B2 (ja) | 2003-05-19 |
Family
ID=15328429
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14299294A Expired - Fee Related JP3407827B2 (ja) | 1994-06-24 | 1994-06-24 | 光ダイオードの駆動回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3407827B2 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000183447A (ja) * | 1998-12-18 | 2000-06-30 | Canon Inc | 半導体レーザ駆動回路 |
JP2002261381A (ja) * | 2001-02-28 | 2002-09-13 | Hamamatsu Photonics Kk | 駆動電流供給回路 |
JP2005167000A (ja) * | 2003-12-03 | 2005-06-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | レーザ駆動回路および光通信装置 |
JP2005209968A (ja) * | 2004-01-23 | 2005-08-04 | Ricoh Co Ltd | Ld駆動制御装置及び画像形成装置 |
JP2009527902A (ja) * | 2006-02-17 | 2009-07-30 | イグザー コーポレイション | ファーストループレーザーダイオードドライバ |
JP2010171460A (ja) * | 2010-04-23 | 2010-08-05 | Panasonic Corp | レーザ駆動回路および光通信装置 |
WO2020129238A1 (ja) * | 2018-12-21 | 2020-06-25 | リコー電子デバイス株式会社 | レーザ駆動装置 |
-
1994
- 1994-06-24 JP JP14299294A patent/JP3407827B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000183447A (ja) * | 1998-12-18 | 2000-06-30 | Canon Inc | 半導体レーザ駆動回路 |
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JP4640756B2 (ja) * | 2004-01-23 | 2011-03-02 | 株式会社リコー | Ld駆動制御装置及び画像形成装置 |
JP2009527902A (ja) * | 2006-02-17 | 2009-07-30 | イグザー コーポレイション | ファーストループレーザーダイオードドライバ |
JP2010171460A (ja) * | 2010-04-23 | 2010-08-05 | Panasonic Corp | レーザ駆動回路および光通信装置 |
WO2020129238A1 (ja) * | 2018-12-21 | 2020-06-25 | リコー電子デバイス株式会社 | レーザ駆動装置 |
CN112889268A (zh) * | 2018-12-21 | 2021-06-01 | 理光微电子株式会社 | 激光器驱动装置 |
JPWO2020129238A1 (ja) * | 2018-12-21 | 2021-11-18 | リコー電子デバイス株式会社 | レーザ駆動装置 |
US11445154B2 (en) | 2018-12-21 | 2022-09-13 | Nisshinbo Micro Devices Inc. | Laser drive apparatus for semiconductor laser for video display apparatus |
CN112889268B (zh) * | 2018-12-21 | 2023-12-15 | 日清纺微电子有限公司 | 激光器驱动装置 |
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---|---|
JP3407827B2 (ja) | 2003-05-19 |
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