JPH0818090A - 受光素子及びその製造方法 - Google Patents

受光素子及びその製造方法

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JPH0818090A
JPH0818090A JP6147403A JP14740394A JPH0818090A JP H0818090 A JPH0818090 A JP H0818090A JP 6147403 A JP6147403 A JP 6147403A JP 14740394 A JP14740394 A JP 14740394A JP H0818090 A JPH0818090 A JP H0818090A
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JP
Japan
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concentration
layer
inp
film
light
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JP6147403A
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English (en)
Inventor
Katsuhiko Mitani
克彦 三谷
Kazuhiro Ito
和弘 伊藤
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】光入射によるp-i-n接合の外側周辺領域での
キャリア発生に起因する高周波応答特性の低下を抑制し
た高速光伝送・通信用受光素子を提供する。 【構成】InP基板100上に高濃度n型InP層10
1,低濃度InGaAs層102、及び低濃度InP層1
03を順次エピタキシャル成長する。低濃度InP層1
03に選択的に高濃度p型InP層106を形成する。
その後、InP基板100の裏面に反射膜110を形成
する。次いで、反射膜110の高濃度p型InP層10
6領域より内側に対応する領域に受光窓111を形成す
る。続いて、受光窓111から露出したInP基板10
0の裏面に反射防止膜112を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高速光伝送・通信用受光
素子及びその製造方法に係り、特に、暗電流が小さく、
且つ高速応答性に優れた受光素子及びその製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】光ファイバを用いた光伝送用の受信側の
デバイスとしてInGaAs/InP系のp-i-nフォ
トダイオード(pin−PD)、特にアレイ状に配置さ
れたpin−PDが並列伝送用デバイスとして注目され
ている。フォトダイオードの一例として、例えば、ジャ
ーナル・オブ・ライトウェーブ・テェクノロジー,第5
巻,第8号(1987年),1118頁−1122頁に記
載されているように波長1.3μm の信号光に応答する
InGaAs/InP系のp-i-n PDアレイが開発
・実用化されている。受光素子の断面構造を図13に示
す。p-i-nPDでは入射光により発生した電子及び正
孔がi層内の強いドリフト電界により移動するため高周
波応答に優れている特長がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したp-i-n P
Dにおいて、逆バイアスが印加されたp-i-n接合の外
側周辺領域で光入射によりキャリアは拡散或いは弱いド
リフト電界により移動するため高周波応答性を劣化させ
る要因となる。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題は、基板上に積
層された高濃度n型半導体層,低濃度半導体層、及び選
択的に形成された高濃度p型半導体層よりなるp-i-n
型受光素子においてp-i-n接合部領域のみに信号光を
入射せしめるように光入射面に反射膜よりなる受光窓を
具備させることにより解決可能である。前記反射膜より
なる受光窓は、光入射面側に反射膜を形成した後に、反
射膜に前記選択的に形成された高濃度p型InP層の範
囲より小さい開孔部を穿ち、受光窓を形成することによ
り製造できる。
【0005】
【作用】本発明によると、p-i-n型受光素子において
前記反射膜に形成された受光窓より入射する光は選択的
に形成された高濃度p型InP層領域内に限定される。
従って、光入射によるキャリア発生は全て逆バイアスさ
れたp-i-n接合でおこり、優れた高周波応答特性を示
す。
【0006】
【実施例】
(実施例1)本発明の一実施例を図1ないし図3に示す
工程図を用いて説明する。InP基板100上に高濃度
n型InP層101,低濃度InGaAs層102、及
び低濃度InP層103を順次エピタキシャル成長する
(図1a)。次に、通常のCVD技術により第1の絶縁
膜104を形成する(図1b)。次いで、リソグラフィ
技術及びエッチング技術を用いて第1の絶縁膜104の
所望の領域に開孔部105を形成する(図1c)。次に
第1の絶縁膜104をマスクにして開孔部105より低
濃度InP層103にp型不純物であるZnを選択的に
拡散して高濃度p型InP層106を形成する(図1
d)。
【0007】次いで、第1の絶縁膜104を除去した
後、通常のCVD技術により第2の絶縁膜107を形成
する(図2a)。次に、第2の絶縁膜107をスペーサ
として用いたリフトオフ法により高濃度p型InP層1
06上にAuZn系p型電極108を形成する(図2
b)。次いで、通常のリソグラフィとエッチング技術に
より第2の絶縁膜107,低濃度InP層103、及び
低濃度InGaAs層102をエッチングした後、Ti
/Pt/Auよりなるn型電極109を形成する(図2
c)。その後、InP基板100を裏面側から研磨及び
鏡面仕上げ処理を施した(図2d)。
【0008】次いで、InP基板100の裏面にSiO
2 とSiの繰返し多層膜よりなる反射膜110を形成す
る(図3a)。反射膜110はSiO2 とSiの屈折率
nと膜厚dが入射光の波長λに対して各々、d≒λ/4
nの関係を満たすように設計することにより、1.3〜
1.5μm帯の入射光に対して80〜100%以上の高
い反射率を達成できる。次に、反射膜110に裏面用リ
ソグラフィ技術とエッチング技術を用いて、高濃度p型
InP層106領域より内側に対応する領域に受光窓1
11を形成する(図3b)。引き続き、受光窓111か
ら露出したInP基板100の裏面に反射防止膜112
を形成する(図3c)。
【0009】本実施例では、SiO2 とSiの繰返し多
層膜よりなるを反射膜110として用いたが、他の誘電
体膜の組合せにより設計することが可能である。
【0010】上述した実施例はプレーナ構造の裏面入射
型のp-i-n PDに適用した例であり、この構造のp
-i-n PDではp-i-n接合が素子表面に露出してい
ないため暗電流が小さく、また受光径の微細化による素
子の低容量化を図りやすいという特長がある。
【0011】また、本実施例ではp−InP/i−In
GaAs/n−InP構造によるp-i-n PDを採り
上げたが、p−InGaAsP/p−InP/i−InGa
As/n−InP構造、或いは、p−InGaAs/i
−InGaAs/n−InP構造を用いても同様の受光
素子が得られることは言うまでもない。また、本実施例
の効果はp-i-n型PDに限らず、類似の構造をしたア
バランシェフォトファイオード(APD)等の受光素子
でも有効である。また、これらの受光素子が単体であっ
ても、アレイ状デバイスであっても同様の効果がある。
【0012】(実施例2)本発明の一実施例を図4ない
し図6に示す工程図を用いて説明する。高濃度n型In
P基板200上に高濃度n型InP層201,低濃度I
nGaAs層202、及び低濃度InP層203を順次エ
ピタキシャル成長する(図4a)。次に、通常のCVD
技術により第1の絶縁膜204を形成する(図4b)。
次いで、リソグラフィ技術及びエッチング技術を用いて
第1の絶縁膜204の所望の領域に開孔部205を形成
する(図4c)。次に第1の絶縁膜204をマスクにし
て開孔部205より低濃度InP層203にp型不純物
であるZnを選択的に拡散して高濃度p型InP層20
6を形成する(図4d)。
【0013】次いで、第1の絶縁膜204を除去した
後、SiO2 とSiの繰返し多層膜よりなる反射膜20
7を形成する(図5a)。反射膜207はSiO2 とS
iの屈折率nと膜厚dが入射光の波長λに対して各々、
d≒λ/4nの関係を満たすように設計することによ
り、1.3〜1.5μm帯の入射光に対して80〜100
%以上の高い反射率を達成できる。次に、反射膜207
にリソグラフィ技術とエッチング技術を用いて、高濃度
p型InP層206領域の内側に受光窓208を形成す
る(図5b)。次に、リフトオフ法により高濃度p型I
nP層206上にリング形状のAuZn系p型電極20
9を形成する(図5c)。
【0014】次いで、受光窓208から露出した高濃度
p型InP層206上に反射防止膜210を形成した
(図5d)。次に高濃度n型InP基板200の裏面に
Ti/Pt/Auよりなるn型電極211を形成する
(図6)。
【0015】本実施例では、高濃度p型InP層206
領域の内側に受光窓208を形成しているが、p型電極
209にも入射光を遮る効果があるので、リング形状の
p型電極209の内側が高濃度p型InP層206の内
側にあれば、受光窓208が高濃度p型InP層206
領域の外側の一部を含んでいても問題は無い。
【0016】また、本実施例では、SiO2 とSiの繰
返し多層膜よりなるを反射膜110として用いたが、他
の誘電体膜の組合せにより設計することが可能である。
【0017】上述した実施例はプレーナ構造の表面入射
型のp-i-n PDに適用した例であり、構造のp-i-
n PDではp-i-n接合が素子表面に露出していない
ため暗電流が小さいという特長がある。本受光素子の製
造工程は前述した裏面入射型素子に比べて簡単になる。
【0018】また、本実施例ではp−InP/i−In
GaAs/n−InP構造によるp-i-n PDを採り
上げたが、p−InGaAsP/p−InP/i−InGa
As/n−InP構造、或いは、p−InGaAs/i
−InGaAs/n−InP構造を用いても同様の受光
素子が得られる。また、本実施例の効果はp-i-n型P
Dに限らず、類似の構造をしたアバランシェフォトファ
イオード(APD)等の受光素子でも有効である。ま
た、これらの受光素子が単体であっても、アレイ状デバ
イスであっても同様の効果がある。
【0019】(実施例3)本発明の一実施例を図7ない
し図9に示す工程図を用いて説明する。InP基板30
0上に高濃度n型InP層301,低濃度InGaAs
層302、及び低濃度InP層303を順次エピタキシ
ャル成長する(図7a)。次に、通常のリソグラフィとエ
ッチング技術を用いて低濃度InP層303及び低濃度
InGaAs層302を部分的にエッチングしてメサ30
4を形成した(図7b)。次に、通常のCVD技術によ
り第1の絶縁膜305を形成する(図7c)。次いで、
リソグラフィ技術及びエッチング技術を用いて第1の絶
縁膜305の所望の領域に開孔部306を形成する(図
7d)。
【0020】次に第1の絶縁膜305をマスクにして開
孔部306より低濃度InP層303にp型不純物であ
るZnを選択的に拡散して高濃度p型InP層307を
形成する(図8a)。次いで、第1の絶縁膜305を除
去した後、通常のCVD技術により第2の絶縁膜308
を形成する(図8b)。次に、第2の絶縁膜308をス
ペーサとして用いたリフトオフ法により高濃度p型In
P層307上にAuZn系p型電極309を形成する
(図8c)。次いで、通常のリソグラフィとエッチング
技術により第2の絶縁膜308をエッチングした後、T
i/Pt/Auよりなるn型電極310を形成する(図
8d)。
【0021】その後、InP基板300を裏面側から研
磨及び鏡面仕上げ処理を施した(図9a)。次いで、I
nP基板300の裏面にSiO2 とSiの繰返し多層膜
よりなる反射膜311を形成する(図9b)。反射膜3
11はSiO2 とSiの屈折率nと膜厚dが入射光の波
長λに対して各々、d≒λ/4nの関係を満たすように
設計することにより、1.3〜1.5μm帯の入射光に対
して80〜100%以上の高い反射率を達成できる。次
に、反射膜311に裏面用リソグラフィ技術とエッチン
グ技術を用いて、高濃度p型InP層307領域より内
側に対応する領域に受光窓312を形成する(図9
c)。引き続き、受光窓312から露出したInP基板
300の裏面に反射防止膜313を形成する(図9
d)。
【0022】本実施例では、SiO2 とSiの繰返し多
層膜よりなるを反射膜311として用いたが、他の誘電
体膜の組合せにより設計することが可能である。
【0023】実施例はプレーナ構造の裏面入射型のp-
i-n PDに適用した例であり、構造のp-i-n P
Dではp-i-n接合が素子表面に露出していないため暗
電流が小さく、また受光径の微細化による素子の低容量
化を図りやすいという特長がある。
【0024】また、本実施例ではp−InP/i−In
GaAs/n−InP構造によるp-i-n PDを採り
上げたが、p−InGaAsP/p−InP/i−InGa
As/n−InP構造、或いは、p−InGaAs/i
−InGaAs/n−InP構造を用いても同様の受光
素子が得られる。また、本実施例の効果はp-i-n型P
Dに限らず、類似の構造をしたアバランシェフォトファ
イオード(APD)等の受光素子でも有効である。ま
た、これらの受光素子が単体であっても、アレイ状デバ
イスであっても同様の効果がある。
【0025】(実施例4)本発明の一実施例を図2に示
す工程図を用いて説明する。InP基板400上に高濃
度n型InP層401,低濃度InGaAs層402、
及び低濃度InP層403を順次エピタキシャル成長す
る(図10a)。次に、通常のリソグラフィとエッチン
グ技術を用いて低濃度InP層403及び低濃度InG
aAs層402を部分的にエッチングしてメサ404を
形成した(図10b)。次に、通常のCVD技術により
第1の絶縁膜405を形成する(図10c)。次いで、
リソグラフィ技術及びエッチング技術を用いて第1の絶
縁膜405の所望の領域に開孔部406を形成する(図
10d)。
【0026】次に第1の絶縁膜405をマスクにして開
孔部406より低濃度InP層403にp型不純物である
Znを選択的に拡散して高濃度p型InP層407を形
成する(図11a)。次いで、第1の絶縁膜405を除
去した後、SiO2 とSiの繰返し多層膜よりなる反射
膜408を形成する(図11b)。反射膜408はSi
2 とSiの屈折率nと膜厚dが入射光の波長λに対し
て各々、d≒λ/4nの関係を満たすように設計するこ
とにより、1.3〜1.5μm帯の入射光に対して80〜
100%以上の高い反射率を達成できる。次に、反射膜
408にリソグラフィ技術とエッチング技術を用いて、
高濃度p型InP層407領域の内側に受光窓409を
形成する(図11c)。次に、リフトオフ法により高濃
度p型InP層407上にリング形状のAuZn系p型
電極410を形成する(図11d)。
【0027】次いで、受光窓409から露出した高濃度
p型InP層407上に反射防止膜411を形成した
(図12a)。次に高濃度n型InP基板400の裏面
にTi/Pt/Auよりなるn型電極412を形成する
(図12b)。
【0028】本実施例では、高濃度p型InP層407
領域の内側に受光窓409を形成しているが、p型電極
410にも入射光を遮る効果があるので、リング形状の
p型電極410の内側が高濃度p型InP層407の内
側にあれば、受光窓409が高濃度p型InP層407
領域の外側の一部を含んでいても問題は無い。
【0029】また、本実施例では、SiO2 とSiの繰
返し多層膜よりなるを反射膜411として用いたが、他
の誘電体膜の組合せにより設計することが可能である。
【0030】本実施例は、プレーナ・メサ構造の表面入
射型のp-i-n PDに適用した例であり構造のp-i-
n PDではp-i-n接合が素子表面に露出していない
ため暗電流が小さいという特長がある。本受光素子の製
造工程は前述した裏面入射型素子に比べて簡単になる。
【0031】また、本実施例ではp−InP/i−In
GaAs/n−InP構造によるp-i-n PDを採り
上げたが、p−InGaAsP/p−InP/i−InGa
As/n−InP構造、或いは、p−InGaAs/i
−InGaAs/n−InP構造を用いても同様の受光
素子が得られる。また、本実施例の効果はp-i-n型P
Dに限らず、類似の構造をしたアバランシェフォトファ
イオード(APD)等の受光素子でも有効である。ま
た、これらの受光素子が単体であっても、アレイ状デバ
イスであっても同様の効果がある。
【0032】
【発明の効果】本発明により、暗電流が小さく、且つ高
周波応答特性の優れたp-i-n型受光素子を提供するこ
とが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の工程図。
【図2】実施例1の工程図。
【図3】実施例1の工程図。
【図4】実施例2の工程図。
【図5】実施例2の工程図。
【図6】実施例2の工程図。
【図7】実施例3の工程図。
【図8】実施例3の工程図。
【図9】実施例3の工程図。
【図10】実施例4の工程図。
【図11】実施例4の工程図。
【図12】実施例4の工程図。
【図13】従来技術による素子断面図。
【符号の説明】
100…InP基板、101…高濃度n型InP層、1
02…低濃度InGaAs層、103…低濃度InP層、
104…第1の絶縁膜、105…開孔部、106…高濃
度p型InP層、107…第2の絶縁膜、108…p型
電極、109…n型電極、110…反射膜、111…受
光窓、112…反射防止膜。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板上に積層された高濃度n型半導体層,
    低濃度半導体層、及び選択的に形成された高濃度p型半
    導体層よりなるp-i-n型受光素子において、p-i-n
    接合部領域のみに信号光を入射するように光入射面に反
    射膜よりなる受光窓を具備していることを特徴とする受
    光素子。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記反射膜よりなる受
    光窓が前記基板の裏面側に形成された裏面入射型である
    受光素子。
  3. 【請求項3】InP基板上に高濃度n型InP層,低濃
    度InGaAs層,低濃度InP層をエピタキシャル成
    長する工程,前記低濃度InP層に対して選択的にp型
    ドーパントの導入を行い高濃度p型InP層を形成する
    工程,前記InP基板を薄層化し前記InP基板の裏面
    を鏡面に仕上げる工程,その後、前記InP基板の裏面
    に所定波長の入射光に対して高反射率を有する反射膜を
    形成する工程,前記反射膜に前記高濃度p型InP層の
    範囲より小さい開孔部を穿つことにより受光窓を形成す
    る工程、及び前記受光窓から露出した前記InP基板の
    裏面に反射防止膜を形成する工程を含むことを特徴とす
    る請求項1及び2に記載した受光素子の製造方法。
  4. 【請求項4】InP基板上に高濃度n型InP層,低濃
    度InGaAs層,低濃度InP層をエピタキシャル成
    長する工程,前記低濃度InP層に対して選択的にp型
    ドーパントの導入を行い高濃度p型InP層を形成する
    工程,次いで前記高濃度p型InP層及び周辺の低濃度
    InP層の一部を含む領域上にマスクパターンを形成す
    る工程,前記マスクパターンを用いて前記低濃度InP
    及び低濃度InGaAs層をメサエッチングする工程,前
    記InP基板を薄層化し前記InP基板の裏面を鏡面に
    仕上げる工程,その後、前記InP基板裏面に所定波長
    の入射光に対して高反射率を有する反射膜を形成する工
    程,前記反射膜に前記高濃度p型InP層の範囲より小
    さい開孔部を穿つことにより受光窓を形成する工程、及
    び前記受光窓から露出した前記InP基板裏面に反射防
    止膜を形成する工程を含むことを特徴とする請求項4及
    び2に記載した受光素子の製造方法。
  5. 【請求項5】請求項1において、前記反射膜が入射光に
    対して80〜100%の高反射率を有する受光素子。
  6. 【請求項6】請求項1または2において、前記反射膜が
    第1の薄膜(屈折率n1,膜厚d1)と第2の薄膜(屈折
    率n2,膜厚のd2)の2周期以上の繰り返し多層膜より
    なり、各膜の膜厚d及び屈折率nと入射光の波長λの間
    にd≒λ/4nの関係がある受光素子。
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