JPH08180651A - ビデオcdプレーヤ - Google Patents
ビデオcdプレーヤInfo
- Publication number
- JPH08180651A JPH08180651A JP33539294A JP33539294A JPH08180651A JP H08180651 A JPH08180651 A JP H08180651A JP 33539294 A JP33539294 A JP 33539294A JP 33539294 A JP33539294 A JP 33539294A JP H08180651 A JPH08180651 A JP H08180651A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- video
- program
- reproduction
- sector
- data
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
- Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明の目的は、ユーザーがプログラム設定
した通りに再生するカスタマイズ機能を付加したビデオ
CDプレーヤを提供することにある。 【構成】 ビデオCD再生画面の任意の第1の位置を指
示する第1の手段と、指示時点の再生データストリーム
内の直前のヘッダ・スタート・コードを含む第1のセク
ターのセクター・アドレスを記憶する第1の手段と、ビ
デオCD再生画面の任意の第2の位置を指示する手段
と、その指示時点の再生データストリーム内の直後のエ
ンド・コードを含む第2のセクターのセクター・アドレ
スを記憶する第2の手段と、再生指令により、記憶した
第1及び第2のセクター・アドレスで決定される任意の
セクターアドレス範囲からなるプログラムのデータを再
生するように制御する制御手段とを設けたものである。
した通りに再生するカスタマイズ機能を付加したビデオ
CDプレーヤを提供することにある。 【構成】 ビデオCD再生画面の任意の第1の位置を指
示する第1の手段と、指示時点の再生データストリーム
内の直前のヘッダ・スタート・コードを含む第1のセク
ターのセクター・アドレスを記憶する第1の手段と、ビ
デオCD再生画面の任意の第2の位置を指示する手段
と、その指示時点の再生データストリーム内の直後のエ
ンド・コードを含む第2のセクターのセクター・アドレ
スを記憶する第2の手段と、再生指令により、記憶した
第1及び第2のセクター・アドレスで決定される任意の
セクターアドレス範囲からなるプログラムのデータを再
生するように制御する制御手段とを設けたものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオCDの再生時に
おいて、ディスク内に記録されているリスト・ID・オ
フセット・テーブル(LOT)とプレイ・シーケンス・
ディスクリプタ(PSD)を利用した再生以外に、ユー
ザー自身が、見たい画面の範囲や再生順番、再生速度を
プログラム設定して記憶させ、次回以降のプログラム再
生をカスタマイズできるビデオCDプレーヤに関するも
のである。
おいて、ディスク内に記録されているリスト・ID・オ
フセット・テーブル(LOT)とプレイ・シーケンス・
ディスクリプタ(PSD)を利用した再生以外に、ユー
ザー自身が、見たい画面の範囲や再生順番、再生速度を
プログラム設定して記憶させ、次回以降のプログラム再
生をカスタマイズできるビデオCDプレーヤに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来のビデオCDの再生では、ディスク
内に既に記録されているTNO(トラック・ナンバ
ー)、エントリー・ナンバー、プレイ・リスト及びセレ
クション・リストに基づく再生動作しかできなかった。
また、従来のCDの再生では、TNOをユーザーの希望
順に並べて再生するプログラム再生や、ディスク上の任
意の2つのポイントA及びB間の再生を繰返すA−B間
リピート再生や、任意のポイントにマークを付け、付加
したマークから再生開始したり、隣合ったマーク間を繰
返し再生するカスタム・インデックス再生が存在した
が、ビデオCDの再生では、これらの機能は実現されて
いなかった。
内に既に記録されているTNO(トラック・ナンバ
ー)、エントリー・ナンバー、プレイ・リスト及びセレ
クション・リストに基づく再生動作しかできなかった。
また、従来のCDの再生では、TNOをユーザーの希望
順に並べて再生するプログラム再生や、ディスク上の任
意の2つのポイントA及びB間の再生を繰返すA−B間
リピート再生や、任意のポイントにマークを付け、付加
したマークから再生開始したり、隣合ったマーク間を繰
返し再生するカスタム・インデックス再生が存在した
が、ビデオCDの再生では、これらの機能は実現されて
いなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ユー
ザーの所望する再生映像をユーザー自身がプログラム設
定した通りに再生するカスタマイズ機能を付加したビデ
オCDプレーヤを提供することにある。
ザーの所望する再生映像をユーザー自身がプログラム設
定した通りに再生するカスタマイズ機能を付加したビデ
オCDプレーヤを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係るビデオCD
プレーヤは、ビデオCD再生画面の任意の位置を指示す
る手段と、その指示された時点の再生データストリーム
内の直前のシステム・ヘッダ・スタート・コードもしく
はシーケンス・ヘッダ・スタート・コードを含むセクタ
ーのセクター・アドレスを記憶する第1の手段と、その
記憶したセクター・アドレスより再生を開始するように
制御する第1の制御手段とを設けたものである。
プレーヤは、ビデオCD再生画面の任意の位置を指示す
る手段と、その指示された時点の再生データストリーム
内の直前のシステム・ヘッダ・スタート・コードもしく
はシーケンス・ヘッダ・スタート・コードを含むセクタ
ーのセクター・アドレスを記憶する第1の手段と、その
記憶したセクター・アドレスより再生を開始するように
制御する第1の制御手段とを設けたものである。
【0005】また、ビデオCD再生画面の任意の位置を
指示する手段と、その指示された時点の再生データスト
リーム内の直後のシーケンス・エンド・コードもしくは
ISO11172エンド・コードを含むセクターのセク
ター・アドレスを記憶する手段と、その記憶したセクタ
ー・アドレスにて再生を中止するように制御する制御手
段とを設けたものである。
指示する手段と、その指示された時点の再生データスト
リーム内の直後のシーケンス・エンド・コードもしくは
ISO11172エンド・コードを含むセクターのセク
ター・アドレスを記憶する手段と、その記憶したセクタ
ー・アドレスにて再生を中止するように制御する制御手
段とを設けたものである。
【0006】また、ビデオCD再生画面の任意の第1の
位置を指示する第1の手段と、その第1の位置が指示さ
れた時点の再生データストリーム内の直前のシステム・
ヘッダ・スタート・コードもしくはシーケンス・ヘッダ
・スタート・コードを含む第1のセクターのセクター・
アドレスを記憶する第1の手段と、ビデオCD再生画面
の任意の第2の位置を指示する手段と、その第2の位置
が指示された時点の再生データストリーム内の直後のシ
ーケンス・エンド・コードもしくはISO11172エ
ンド・コードを含む第2のセクターのセクター・アドレ
スを記憶する第2の手段と、再生指令により、記憶した
第1及び第2のセクター・アドレスで決定される任意の
セクターアドレス範囲からなるプログラムのデータを再
生するように制御する制御手段とを設けたものである。
位置を指示する第1の手段と、その第1の位置が指示さ
れた時点の再生データストリーム内の直前のシステム・
ヘッダ・スタート・コードもしくはシーケンス・ヘッダ
・スタート・コードを含む第1のセクターのセクター・
アドレスを記憶する第1の手段と、ビデオCD再生画面
の任意の第2の位置を指示する手段と、その第2の位置
が指示された時点の再生データストリーム内の直後のシ
ーケンス・エンド・コードもしくはISO11172エ
ンド・コードを含む第2のセクターのセクター・アドレ
スを記憶する第2の手段と、再生指令により、記憶した
第1及び第2のセクター・アドレスで決定される任意の
セクターアドレス範囲からなるプログラムのデータを再
生するように制御する制御手段とを設けたものである。
【0007】また、任意のセクター・アドレス範囲から
なる複数のプログラムのデータを順次再生するようにし
たものである。また、複数のプログラムの再生順番を任
意に指定する再生順指定手段、プログラムの再生速度を
通常再生速度以外の速度に変更指定するための再生速度
変更手段、記憶したセクター・アドレスや再生速度を表
示する表示手段を含むものである。
なる複数のプログラムのデータを順次再生するようにし
たものである。また、複数のプログラムの再生順番を任
意に指定する再生順指定手段、プログラムの再生速度を
通常再生速度以外の速度に変更指定するための再生速度
変更手段、記憶したセクター・アドレスや再生速度を表
示する表示手段を含むものである。
【0008】
【作用】指示されたビデオCD再生画面の任意の位置の
時点の再生データストリーム内の直前のシステム・ヘッ
ダ・スタート・コードもしくはシーケンス・ヘッダ・ス
タート・コードを含むセクターのセクター・アドレスを
記憶して、その記憶したセクター・アドレスより再生を
開始する。指示されたビデオCD再生画面の任意の位置
の時点の再生データストリーム内の直後のシーケンス・
エンド・コードもしくはISO11172エンド・コー
ドを含むセクターのセクター・アドレスを記憶して、そ
の記憶したセクター・アドレスにて再生を中止する。
時点の再生データストリーム内の直前のシステム・ヘッ
ダ・スタート・コードもしくはシーケンス・ヘッダ・ス
タート・コードを含むセクターのセクター・アドレスを
記憶して、その記憶したセクター・アドレスより再生を
開始する。指示されたビデオCD再生画面の任意の位置
の時点の再生データストリーム内の直後のシーケンス・
エンド・コードもしくはISO11172エンド・コー
ドを含むセクターのセクター・アドレスを記憶して、そ
の記憶したセクター・アドレスにて再生を中止する。
【0009】指示されたビデオCD再生画面の任意の第
1の位置の時点の再生データストリーム内の直前のシス
テム・ヘッダ・スタート・コードもしくはシーケンス・
ヘッダ・スタート・コードを含む第1のセクターのセク
ター・アドレスを記憶すると共に、指示されたビデオC
D再生画面の任意の第2の位置の時点の再生データスト
リーム内の直後のシーケンス・エンド・コードもしくは
ISO11172エンド・コードを含む第2のセクター
のセクター・アドレスを記憶し、再生指令により、記憶
した第1及び第2のセクター・アドレスで決定される任
意のセクターアドレス範囲からなるプログラムのデータ
を再生する。
1の位置の時点の再生データストリーム内の直前のシス
テム・ヘッダ・スタート・コードもしくはシーケンス・
ヘッダ・スタート・コードを含む第1のセクターのセク
ター・アドレスを記憶すると共に、指示されたビデオC
D再生画面の任意の第2の位置の時点の再生データスト
リーム内の直後のシーケンス・エンド・コードもしくは
ISO11172エンド・コードを含む第2のセクター
のセクター・アドレスを記憶し、再生指令により、記憶
した第1及び第2のセクター・アドレスで決定される任
意のセクターアドレス範囲からなるプログラムのデータ
を再生する。
【0010】また、任意のセクター・アドレス範囲から
なる複数のプログラムのデータを順次再生したり、複数
のプログラムの再生順番を任意に指定したり、プログラ
ムの再生速度を通常再生速度以外の速度に変更指定する
ことができる。さらに、記憶したセクター・アドレスや
再生速度を表示することができる。
なる複数のプログラムのデータを順次再生したり、複数
のプログラムの再生順番を任意に指定したり、プログラ
ムの再生速度を通常再生速度以外の速度に変更指定する
ことができる。さらに、記憶したセクター・アドレスや
再生速度を表示することができる。
【0011】
【実施例】図1は、本発明のビデオCDプレーヤの一実
施例のブロック図である。このブロック図では、例え
ば、通常のCD(CD−DA)、CD−ROM(ビデオ
CDを含む)、CD−I、CD−BRIDGE等の種々
のCDディスクを識別して再生を行なうものであるが、
ここでは主として、ビデオCDの再生について説明す
る。
施例のブロック図である。このブロック図では、例え
ば、通常のCD(CD−DA)、CD−ROM(ビデオ
CDを含む)、CD−I、CD−BRIDGE等の種々
のCDディスクを識別して再生を行なうものであるが、
ここでは主として、ビデオCDの再生について説明す
る。
【0012】1はCDをドライブするためのメカニズム
であり、ディスクをローディングするローディング機構
部と、ディスクをドライブするドライブ機構部と、CD
に記録されている情報を拾い出す光ピックアップ部と、
この光ピックアップ部をディスクの半径方向にドライブ
するピックアップ送り機構部とから成る。光ピックアッ
プ部は、CDに記録された情報信号を出力すると共に、
光ピックアップのフォーカス及びトラッキングの制御に
必要なフォーカス・エラー信号とトラッキング・エラー
信号を生成し出力している。また、光ピックアップ部に
は、CDに記録された情報信号の読み取りに必要なレー
ザ光の出射光量を一定にするためのAPC回路が含まれ
ている。また、メカニズムを制御するための検出スイッ
チの出力は、後述するシステム・コントローラに送られ
ている。
であり、ディスクをローディングするローディング機構
部と、ディスクをドライブするドライブ機構部と、CD
に記録されている情報を拾い出す光ピックアップ部と、
この光ピックアップ部をディスクの半径方向にドライブ
するピックアップ送り機構部とから成る。光ピックアッ
プ部は、CDに記録された情報信号を出力すると共に、
光ピックアップのフォーカス及びトラッキングの制御に
必要なフォーカス・エラー信号とトラッキング・エラー
信号を生成し出力している。また、光ピックアップ部に
は、CDに記録された情報信号の読み取りに必要なレー
ザ光の出射光量を一定にするためのAPC回路が含まれ
ている。また、メカニズムを制御するための検出スイッ
チの出力は、後述するシステム・コントローラに送られ
ている。
【0013】2はサーボ回路であり、メカニズム1内の
光ピックアップ部からのフォーカス・エラー信号とトラ
ッキング・エラー信号を受けて、光ピックアップ部のフ
ォーカス・サーボとトラッキング・サーボ、そしてピッ
クアップ送り機構部の制御を行なっている。またEFM
復調・訂正回路3よりディスク・ドライブ機構の制御信
号を受けてディスクの回転制御を行ない、さらにシステ
ム・コントローラ13の指令を受けてメカニズム1のロ
ーディング機構部を駆動制御している。
光ピックアップ部からのフォーカス・エラー信号とトラ
ッキング・エラー信号を受けて、光ピックアップ部のフ
ォーカス・サーボとトラッキング・サーボ、そしてピッ
クアップ送り機構部の制御を行なっている。またEFM
復調・訂正回路3よりディスク・ドライブ機構の制御信
号を受けてディスクの回転制御を行ない、さらにシステ
ム・コントローラ13の指令を受けてメカニズム1のロ
ーディング機構部を駆動制御している。
【0014】3はEFM復調・訂正回路であり、メカニ
ズム1の光ピックアップ部からの情報信号を受け、デジ
タルの2値信号に変換後EFM復調を行ない、この復調
データにエラー検出と訂正処理を行なっている。処理し
たデータのメインデータはCD−ROM復調回路4とデ
ータセレクタスイッチ10に送られ、サブ・コードのQ
チャンネル・データはバス17を経由してシステム・コ
ントローラ13に送られる。また、EFM復調の読み出
しクロックと基準クロックとの位相比較によりディスク
の回転駆動制御用のエラー信号を生成し、サーボ回路2
に送っている。
ズム1の光ピックアップ部からの情報信号を受け、デジ
タルの2値信号に変換後EFM復調を行ない、この復調
データにエラー検出と訂正処理を行なっている。処理し
たデータのメインデータはCD−ROM復調回路4とデ
ータセレクタスイッチ10に送られ、サブ・コードのQ
チャンネル・データはバス17を経由してシステム・コ
ントローラ13に送られる。また、EFM復調の読み出
しクロックと基準クロックとの位相比較によりディスク
の回転駆動制御用のエラー信号を生成し、サーボ回路2
に送っている。
【0015】4はCD−ROM復調回路であり、EFM
復調・訂正回路3より送られて来たデータにCD−RO
Mフォーマットで定められたデ・スクランブルを施し、
セクターシンクを検出後、シンク検出信号とヘッダ・デ
ータとサブ・ヘッダ・データをバス17を用いてシステ
ム・コントローラ13に送る。また、内部メモリーに、
バス17経由でデータの書込み指令をシステム・コント
ローラ13より受けると、ヘッダ・データより順にシス
テム・コントローラ13が指定したメモリーアドレスか
らデータを書込む。アドレスは1バイト書込む毎にイン
クリメントして行き、最終アドレスからは最初のアドレ
スへとリング・カウンタ状に変化するようになってい
る。また、書き込み停止指令を受け取ると次のセクター
・シンクまでをメモリーに書込んで終了する。また、シ
ステム・コントローラ13の指令を受け、送られて来た
データがモード1もしくはモード2、フォーム1のデー
タであった場合に自動的にエラー検出とエラー訂正を行
なう。この内部メモリーに書込まれたデータは、システ
ム・コントローラ13の指令によりバス17上に出力す
ることもできるし、デ・マルチプレクサ5との専用ライ
ンによるデータ転送もできるようになっている。
復調・訂正回路3より送られて来たデータにCD−RO
Mフォーマットで定められたデ・スクランブルを施し、
セクターシンクを検出後、シンク検出信号とヘッダ・デ
ータとサブ・ヘッダ・データをバス17を用いてシステ
ム・コントローラ13に送る。また、内部メモリーに、
バス17経由でデータの書込み指令をシステム・コント
ローラ13より受けると、ヘッダ・データより順にシス
テム・コントローラ13が指定したメモリーアドレスか
らデータを書込む。アドレスは1バイト書込む毎にイン
クリメントして行き、最終アドレスからは最初のアドレ
スへとリング・カウンタ状に変化するようになってい
る。また、書き込み停止指令を受け取ると次のセクター
・シンクまでをメモリーに書込んで終了する。また、シ
ステム・コントローラ13の指令を受け、送られて来た
データがモード1もしくはモード2、フォーム1のデー
タであった場合に自動的にエラー検出とエラー訂正を行
なう。この内部メモリーに書込まれたデータは、システ
ム・コントローラ13の指令によりバス17上に出力す
ることもできるし、デ・マルチプレクサ5との専用ライ
ンによるデータ転送もできるようになっている。
【0016】5はデ・マルチプレクサであり、システム
・コントローラ13よりバス17経由で指令を受け、C
D−ROM復調回路4よりデータを受け取り、受け取っ
たデータの種類をサブ・ヘッダのサブ・モード・バイト
とコーディング・インフォーメーションバイトによっ
て、MPEG(Moving Picture Experts Group)オーディ
オ・データであるか、MPEGビデオ・データが入って
いるのかを判別し、そのMPEGビデオ・データ部をM
PEGビデオ・デコーダ6に、そのMPEGオーディオ
・データ部をMPEGオーディオ・デコーダ9に転送す
る。さらに、MPEGビデオ・データであれば、そのM
PEGシステム・ヘッダ・スタートコード、シーケンス
・ヘッダ・コード、シーケンス・エンド・コード、IS
O11172エンド・コードの種類とその最初のバイト
が入っているセクター・ヘッダ・データを、またMPE
Gオーディオ・データであれば、そのMPEGシステム
・ヘッダ・スタート・コード、ISO11172エンド
・コードの種類とそれが入っているセクター・ヘッダ・
データをバス17経由でシステム・コントローラ13に
送っている。また、MPEGビデオ・デコーダ6もしく
はMPEGオーディオ・デコーダ9の送信中のデータが
入っていたセクターのアドレス情報もシステム・コント
ローラ13にバス17経由で送っている。また、MPE
Gオーディオ/ビデオデータ以外のデータであれば、そ
れらデータを捨てる。
・コントローラ13よりバス17経由で指令を受け、C
D−ROM復調回路4よりデータを受け取り、受け取っ
たデータの種類をサブ・ヘッダのサブ・モード・バイト
とコーディング・インフォーメーションバイトによっ
て、MPEG(Moving Picture Experts Group)オーディ
オ・データであるか、MPEGビデオ・データが入って
いるのかを判別し、そのMPEGビデオ・データ部をM
PEGビデオ・デコーダ6に、そのMPEGオーディオ
・データ部をMPEGオーディオ・デコーダ9に転送す
る。さらに、MPEGビデオ・データであれば、そのM
PEGシステム・ヘッダ・スタートコード、シーケンス
・ヘッダ・コード、シーケンス・エンド・コード、IS
O11172エンド・コードの種類とその最初のバイト
が入っているセクター・ヘッダ・データを、またMPE
Gオーディオ・データであれば、そのMPEGシステム
・ヘッダ・スタート・コード、ISO11172エンド
・コードの種類とそれが入っているセクター・ヘッダ・
データをバス17経由でシステム・コントローラ13に
送っている。また、MPEGビデオ・デコーダ6もしく
はMPEGオーディオ・デコーダ9の送信中のデータが
入っていたセクターのアドレス情報もシステム・コント
ローラ13にバス17経由で送っている。また、MPE
Gオーディオ/ビデオデータ以外のデータであれば、そ
れらデータを捨てる。
【0017】6は、MPEGビデオデコーダであり、デ
・マルチプレクサ5より送られて来たMPEGビデオデ
ータをデコードし、映像データに変換する。また、デ・
マルチプレクサ5より送られて来るデータ内のSCR
(システムクロック・リファレンス)とDTS(デコー
ディングタイムスタンプ)とPTS(プレゼンテーショ
ンタイムスタンプ)と呼ばれる映像と音声の同期用デー
タを用いて映像と音声の同期を取っている。また、シス
テム・コントローラシステム・コントローラ13よりバ
ス17経由で指示を受け、通常の再生、静止画、コマ送
り、スローモーション等の処理や出力信号形態(NTS
C、PAL)の切換えも行なっている。
・マルチプレクサ5より送られて来たMPEGビデオデ
ータをデコードし、映像データに変換する。また、デ・
マルチプレクサ5より送られて来るデータ内のSCR
(システムクロック・リファレンス)とDTS(デコー
ディングタイムスタンプ)とPTS(プレゼンテーショ
ンタイムスタンプ)と呼ばれる映像と音声の同期用デー
タを用いて映像と音声の同期を取っている。また、シス
テム・コントローラシステム・コントローラ13よりバ
ス17経由で指示を受け、通常の再生、静止画、コマ送
り、スローモーション等の処理や出力信号形態(NTS
C、PAL)の切換えも行なっている。
【0018】7はDAC(デジタルアナログコンバー
タ)であり、MPEGビデオデコーダ6からの映像デー
タをアナログに変換し、同期信号を付加し映像出力端子
8にコンポジット信号を出力している。8は映像出力端
子である。9はMPEGオーディオデコーダであり、デ
・マルチプレクサ5より送られて来たMPEGオーディ
オデータをデコードし、音声データに変換する。また、
デ・マルチプレクサ5より送られて来るデータ内のSC
RとPTSと呼ばれる映像と音声の同期用データを用い
て音声の復調をスタートさせている。また、システム・
コントローラ13よりバス17を経由で指示を受け、通
常のステレオ再生、モノラル再生、Lchデータのみ再
生、ミュート、ディエンファンス等のデータ処理を行な
いオーディオ再生データとして出力する。
タ)であり、MPEGビデオデコーダ6からの映像デー
タをアナログに変換し、同期信号を付加し映像出力端子
8にコンポジット信号を出力している。8は映像出力端
子である。9はMPEGオーディオデコーダであり、デ
・マルチプレクサ5より送られて来たMPEGオーディ
オデータをデコードし、音声データに変換する。また、
デ・マルチプレクサ5より送られて来るデータ内のSC
RとPTSと呼ばれる映像と音声の同期用データを用い
て音声の復調をスタートさせている。また、システム・
コントローラ13よりバス17を経由で指示を受け、通
常のステレオ再生、モノラル再生、Lchデータのみ再
生、ミュート、ディエンファンス等のデータ処理を行な
いオーディオ再生データとして出力する。
【0019】10はデータセレクタスイッチであり、シ
ステム・コントローラ13の指示によりMPEGオーデ
ィオデコーダ9の出力データを選択するか、EFM復調
・訂正回路3の出力データを選択するか切換えている。
11はDACであり、スイッチ10から送られて来るオ
ーディオ再生データをアナログに変換して音声出力端子
12に出力している。12は音声出力端子である。
ステム・コントローラ13の指示によりMPEGオーデ
ィオデコーダ9の出力データを選択するか、EFM復調
・訂正回路3の出力データを選択するか切換えている。
11はDACであり、スイッチ10から送られて来るオ
ーディオ再生データをアナログに変換して音声出力端子
12に出力している。12は音声出力端子である。
【0020】13はマイクロ・コンピュータ等で構成さ
れるシステム・コントローラであり、メカニズム1の検
出スイッチ信号を受け、サーボ回路2に指示を出し、ロ
ーディング機構部を制御すると共に、サーボ回路2とE
FM復調・訂正回路3に指示を出し、通常再生、ポー
ズ、ストップ、サーチ等を行なわせている。また、EF
M復調・訂正回路3からはディスクに記憶されているサ
ブ・コードのQチャンネルのデータを受けてTOCデー
タの解読やCD−DAサーチと時間表示データの生成を
行なっている。また、CD−ROM復調回路4にバス1
7経由で指示を出し、デコードしたヘッダ・データ、サ
ブ・ヘッダ・データ、シンクパルス等の情報を得ると共
に、内部に畜えたデータを読み出し、必要な情報をバス
17経由でメモリ16の所定位置に書き込む。また、C
D−ROM復調回路4からデ・マルチプレクサ5へのデ
ータ転送の開始及び終了指示を出している。デ・マルチ
プレクサ5からのMPEGデータの内のコードの種類と
そのコードが含まれているセクターのアドレス情報を受
け、内部メモリに書き込み及び更新処理を行なってい
る。また、キーマトリクス14からのユーザ指示を受
け、これらの情報を処理し、ユーザーのプログラム再生
用管理データとしてメモリ16にバス17経由で書き込
んでいる。
れるシステム・コントローラであり、メカニズム1の検
出スイッチ信号を受け、サーボ回路2に指示を出し、ロ
ーディング機構部を制御すると共に、サーボ回路2とE
FM復調・訂正回路3に指示を出し、通常再生、ポー
ズ、ストップ、サーチ等を行なわせている。また、EF
M復調・訂正回路3からはディスクに記憶されているサ
ブ・コードのQチャンネルのデータを受けてTOCデー
タの解読やCD−DAサーチと時間表示データの生成を
行なっている。また、CD−ROM復調回路4にバス1
7経由で指示を出し、デコードしたヘッダ・データ、サ
ブ・ヘッダ・データ、シンクパルス等の情報を得ると共
に、内部に畜えたデータを読み出し、必要な情報をバス
17経由でメモリ16の所定位置に書き込む。また、C
D−ROM復調回路4からデ・マルチプレクサ5へのデ
ータ転送の開始及び終了指示を出している。デ・マルチ
プレクサ5からのMPEGデータの内のコードの種類と
そのコードが含まれているセクターのアドレス情報を受
け、内部メモリに書き込み及び更新処理を行なってい
る。また、キーマトリクス14からのユーザ指示を受
け、これらの情報を処理し、ユーザーのプログラム再生
用管理データとしてメモリ16にバス17経由で書き込
んでいる。
【0021】また、デ・マルチプレクサ5、MPEGビ
デオデコーダ6、MPEGオーディオデコーダ9に指示
を出し、MPEGビットストリームのデコードしての通
常再生、スチル、コマ送り等の動作を行なわせている。
また、QコードTOC情報、及びCD−ROM復調回路
4がデコードしたデータの内よりディスク情報に関する
管理用情報を取り出してディスクを判定し、データセレ
クタスイッチ10を切替えている。また、キーマトリク
ス14よりユーザーの指示を受け、ディスプレイ15に
ディスク再生情報等を表示させている。また、メモリ1
6内にはCD−ROM復調回路4よりディスク情報に関
する管理用情報(再生するのに必要な情報でQコードの
TOC情報のようなもの)をバス17経由で転送させて
書込み、必要な時にメモリ16にアクセスして必要な情
報を読み出す。
デオデコーダ6、MPEGオーディオデコーダ9に指示
を出し、MPEGビットストリームのデコードしての通
常再生、スチル、コマ送り等の動作を行なわせている。
また、QコードTOC情報、及びCD−ROM復調回路
4がデコードしたデータの内よりディスク情報に関する
管理用情報を取り出してディスクを判定し、データセレ
クタスイッチ10を切替えている。また、キーマトリク
ス14よりユーザーの指示を受け、ディスプレイ15に
ディスク再生情報等を表示させている。また、メモリ1
6内にはCD−ROM復調回路4よりディスク情報に関
する管理用情報(再生するのに必要な情報でQコードの
TOC情報のようなもの)をバス17経由で転送させて
書込み、必要な時にメモリ16にアクセスして必要な情
報を読み出す。
【0022】14はキーマトリクスであり、その操作キ
ーは、図2に示すように、ビデオCDプレーヤの前面パ
ネルに配置される。図2には、このような操作キーの一
部、すなわち、REWキー18、FFキー19、ストッ
プキー20、ポーズキー21、再生キー22、スタート
・マーク・キー23、ターミネート・マーク・キー2
4、プログラム・チェック・キー25、プログラム・オ
ーダー・キー26、プログラム・オーダー・チェック・
キー27、プレイ・スピード・キー28、エンター・キ
ー29、キャンセル・キー30、プログラム・モード・
キー31が示されている。15はディスプレイであり、
システム・コントローラ13で制御される駆動部と、該
駆動部で駆動される表示部とを含む。表示部は、LE
D、LCD等で構成され、例えば図12に示すように、
TNO表示部分、ENTRY表示部分、TIME表示部
分、プログラム番号(P−NO)表示部分、プログラム
・オーダー(P−ORDER)表示部分、スタート・マ
ーク(START MARK)表示部分、ターミネート
・マーク(TERMINATE MARK)表示部分、
スロー(SLOW)等の再生速度表示部分、プログラム
再生中であること(PROGRAM PLAY)の表示
部分等を含む。16はメモリであり、ディスク再生に必
要な管理情報とユーザーのプログラム再生用管理データ
をストックするためのメモリである。また、17はバス
である。
ーは、図2に示すように、ビデオCDプレーヤの前面パ
ネルに配置される。図2には、このような操作キーの一
部、すなわち、REWキー18、FFキー19、ストッ
プキー20、ポーズキー21、再生キー22、スタート
・マーク・キー23、ターミネート・マーク・キー2
4、プログラム・チェック・キー25、プログラム・オ
ーダー・キー26、プログラム・オーダー・チェック・
キー27、プレイ・スピード・キー28、エンター・キ
ー29、キャンセル・キー30、プログラム・モード・
キー31が示されている。15はディスプレイであり、
システム・コントローラ13で制御される駆動部と、該
駆動部で駆動される表示部とを含む。表示部は、LE
D、LCD等で構成され、例えば図12に示すように、
TNO表示部分、ENTRY表示部分、TIME表示部
分、プログラム番号(P−NO)表示部分、プログラム
・オーダー(P−ORDER)表示部分、スタート・マ
ーク(START MARK)表示部分、ターミネート
・マーク(TERMINATE MARK)表示部分、
スロー(SLOW)等の再生速度表示部分、プログラム
再生中であること(PROGRAM PLAY)の表示
部分等を含む。16はメモリであり、ディスク再生に必
要な管理情報とユーザーのプログラム再生用管理データ
をストックするためのメモリである。また、17はバス
である。
【0023】次に、図1のブロック図の動作を図3〜図
12を用いて説明する。図3はビデオCDで用いられる
セクター・フォーマットのモード2のレイアウトを示
し、(A)はフォーム1、(B)はフォーム2を表わ
す。図2において、レイアウト内容は表1の通りであ
る。
12を用いて説明する。図3はビデオCDで用いられる
セクター・フォーマットのモード2のレイアウトを示
し、(A)はフォーム1、(B)はフォーム2を表わ
す。図2において、レイアウト内容は表1の通りであ
る。
【表1】 図4はセクターの種類を特定するサブ・ヘッダ内のサブ
・モード・バイトとコーディング・インフォメーション
の内容を示している。内容の詳細は表2の通りである。
・モード・バイトとコーディング・インフォメーション
の内容を示している。内容の詳細は表2の通りである。
【表2】
【0024】図5はビデオCDにおけるMPEGデータ
・セクターのレイアウトを示している。なお、ブロック
内の数字はバイト数を表わす。図中、※印はパケット・
ヘッダ内に含まれない場合がある。すなわち、 1)ビデオ・パケットの場合、stuffingバイトを追加す
るかまたはパケット・データ・フィールドを拡張する。
ただし、パケット・ヘッダとパケット・データは偶数バ
イトでなければならない。 2)オーディオ・パケットの場合、stuffingバイトを追
加して13バイトとする。 また、ISO11172のEnd Code ($ 00 00 01 B9)が
含まれているパケットのパケット・ヘッダ,パケット・
データ,パディング・パケットは偶数バイトでなければ
ならないので、オーディオ・パケット・ヘッダ長が13
バイトでなくても良いことになっている。ビデオCDに
おけるMPEGデータ・セクター・フォーマットでは、
1パックに対して1パケットとなっており、1セクター
に対して1パックが割り当てられている。
・セクターのレイアウトを示している。なお、ブロック
内の数字はバイト数を表わす。図中、※印はパケット・
ヘッダ内に含まれない場合がある。すなわち、 1)ビデオ・パケットの場合、stuffingバイトを追加す
るかまたはパケット・データ・フィールドを拡張する。
ただし、パケット・ヘッダとパケット・データは偶数バ
イトでなければならない。 2)オーディオ・パケットの場合、stuffingバイトを追
加して13バイトとする。 また、ISO11172のEnd Code ($ 00 00 01 B9)が
含まれているパケットのパケット・ヘッダ,パケット・
データ,パディング・パケットは偶数バイトでなければ
ならないので、オーディオ・パケット・ヘッダ長が13
バイトでなくても良いことになっている。ビデオCDに
おけるMPEGデータ・セクター・フォーマットでは、
1パックに対して1パケットとなっており、1セクター
に対して1パックが割り当てられている。
【0025】図6はMPEGの画像の種類と再生順序を
示すフレーム構成図であり、(A)は原画像フレーム、
(B)はMPEGエンコード後のフレーム構成、(C)
はビデオCDに記録されているフレーム構成、(D)は
MPEGデコード後のフレーム構成、(E)は再生画像
フレームを示す。図において、I1はIピクチャ(Intr
a-Picture )でフレーム内符号化画像の意味であり、こ
のデータのみで1枚の画像となるものである。また、P
4,P7,P10はPピクチャ(Predictive-Picture)
でフレーム間前方向予測符号化画像の意味であり、前に
あるIピクチャ及びPピクチャをもとにフレーム間予測
符号化も加えて画像データを作ったものである。また、
B2,B3,B5,B6,B8,B9はBピクチャ(Bi
directionaly Predictive-Picture )で双方向予測符号
化画像の意味であり、前後にあるIピクチャ及びPピク
チャをもとにフレーム間予測符号化も加えて画像データ
を作ったもので、Bピクチャ自体が予測符号化のもとに
なることはないものである。
示すフレーム構成図であり、(A)は原画像フレーム、
(B)はMPEGエンコード後のフレーム構成、(C)
はビデオCDに記録されているフレーム構成、(D)は
MPEGデコード後のフレーム構成、(E)は再生画像
フレームを示す。図において、I1はIピクチャ(Intr
a-Picture )でフレーム内符号化画像の意味であり、こ
のデータのみで1枚の画像となるものである。また、P
4,P7,P10はPピクチャ(Predictive-Picture)
でフレーム間前方向予測符号化画像の意味であり、前に
あるIピクチャ及びPピクチャをもとにフレーム間予測
符号化も加えて画像データを作ったものである。また、
B2,B3,B5,B6,B8,B9はBピクチャ(Bi
directionaly Predictive-Picture )で双方向予測符号
化画像の意味であり、前後にあるIピクチャ及びPピク
チャをもとにフレーム間予測符号化も加えて画像データ
を作ったもので、Bピクチャ自体が予測符号化のもとに
なることはないものである。
【0026】MPEG画像データの生成、記録、再生の
手順は次の通りである。 (MPEG画像データの生成及びビデオCDへの記録) 1)原画像の1,2,3,4の画像フレームをメモリに
蓄える。 2)原画像1をIピクチャに符号化する(I1)。 3)I1をデコードして戻した画像と原画像4によりP
ピクチャを作る(P4)。 4)I1をデコードして戻した画像とP4をデコードし
て戻した画像をもとにして原画像2よりBピクチャを作
る(B2)。 5)同様にして原画像3よりBピクチャを作る(B
3)。 6)原画像5,6,7の画像フレームをメモリに蓄え
る。 7)P4をデコードして戻した画像と原画像7によりP
ピクチャを作る(P7)。 8)P4をデコードして戻した画像とP7をデコードし
て戻した画像をもとにして原画像5よりBピクチャを作
る(B5)。 9)同様にして原画像6よりBピクチャを作る(B
6)。 10)同様にしてP10まで作る(B8,B9,P1
0)。 11)この符号化順にしたがって、ビデオCDディスク
上にデータを並べ記録する。 上記のようにMPEG画像データの生成・記録が行なわ
れるが、生成・記録に必要な装置については本発明の課
題ではないので、ここではその説明を省略する。
手順は次の通りである。 (MPEG画像データの生成及びビデオCDへの記録) 1)原画像の1,2,3,4の画像フレームをメモリに
蓄える。 2)原画像1をIピクチャに符号化する(I1)。 3)I1をデコードして戻した画像と原画像4によりP
ピクチャを作る(P4)。 4)I1をデコードして戻した画像とP4をデコードし
て戻した画像をもとにして原画像2よりBピクチャを作
る(B2)。 5)同様にして原画像3よりBピクチャを作る(B
3)。 6)原画像5,6,7の画像フレームをメモリに蓄え
る。 7)P4をデコードして戻した画像と原画像7によりP
ピクチャを作る(P7)。 8)P4をデコードして戻した画像とP7をデコードし
て戻した画像をもとにして原画像5よりBピクチャを作
る(B5)。 9)同様にして原画像6よりBピクチャを作る(B
6)。 10)同様にしてP10まで作る(B8,B9,P1
0)。 11)この符号化順にしたがって、ビデオCDディスク
上にデータを並べ記録する。 上記のようにMPEG画像データの生成・記録が行なわ
れるが、生成・記録に必要な装置については本発明の課
題ではないので、ここではその説明を省略する。
【0027】(MPEG画像データの再生) 1)ディスクよりデータを順にデコードする。 2)I1をデコードしてI1の画像を作り、メモリに蓄
える。 3)P4をデコードし、I1の画像とでP4の画像を再
生する。 4)I1の画像とP4の画像よりB2,B3をデコード
してB2,B3の画像を作る。 5)P4の画像とP7をデコードしてP7の画像を作
る。 6)P4の画像とP7の画像よりB5,B6の画像を作
る。 7)デコードしたものをI1,B2,B3,P4,B
5,B6,P7,B8,B9,P10の順番に表示さ
せ、再生画像フレームを作成する。 上記のような手順で、図1のブロック図の構成によりM
PEG画像データの再生が行なわれる。上記のことか
ら、MPEGでエンコードされているビデオ・データの
場合、Iピクチャ以外は、それ自身のデータのみで画像
フレームを再現できないことがわかる。
える。 3)P4をデコードし、I1の画像とでP4の画像を再
生する。 4)I1の画像とP4の画像よりB2,B3をデコード
してB2,B3の画像を作る。 5)P4の画像とP7をデコードしてP7の画像を作
る。 6)P4の画像とP7の画像よりB5,B6の画像を作
る。 7)デコードしたものをI1,B2,B3,P4,B
5,B6,P7,B8,B9,P10の順番に表示さ
せ、再生画像フレームを作成する。 上記のような手順で、図1のブロック図の構成によりM
PEG画像データの再生が行なわれる。上記のことか
ら、MPEGでエンコードされているビデオ・データの
場合、Iピクチャ以外は、それ自身のデータのみで画像
フレームを再現できないことがわかる。
【0028】MPEGビデオ・データは、一連の画像が
1つのグループとしてエンコードされていて、これをG
OP(グループ・オブ・ピクチャ)と呼んでいる。図7
は、ビデオCDに記録されているビデオCDセクター情
報の概念図である。図中、VはMPEGビデオデータが
入っているセクター、AはMPEGオーディオデータが
入っているセクター、VsyはMPEGビデオ・システム
・ヘッダ・コードの入っているセクター、AsyはMPE
Gオーディオ・システム・ヘッダ・セクター、SHはMP
EGビデオのシーケンス・ヘッダ・スタート・コードの
入っているセクター、SEはMPEGビデオのシーケンス
・エンド・コードの入っているセクター、Ae はMPE
Gオーディオ・セクターにISO11172エンド・コ
ードが入っているセクター、Ve はMPEGビデオ・セ
クターにISO11172エンド・コードが入っている
セクターである。また、I,P,Bに関して矢印で示し
た範囲は、それぞれIピクチャ・データ、Pピクチャ・
データ、Bピクチャ・データが入っているセクター幅を
表わす。
1つのグループとしてエンコードされていて、これをG
OP(グループ・オブ・ピクチャ)と呼んでいる。図7
は、ビデオCDに記録されているビデオCDセクター情
報の概念図である。図中、VはMPEGビデオデータが
入っているセクター、AはMPEGオーディオデータが
入っているセクター、VsyはMPEGビデオ・システム
・ヘッダ・コードの入っているセクター、AsyはMPE
Gオーディオ・システム・ヘッダ・セクター、SHはMP
EGビデオのシーケンス・ヘッダ・スタート・コードの
入っているセクター、SEはMPEGビデオのシーケンス
・エンド・コードの入っているセクター、Ae はMPE
Gオーディオ・セクターにISO11172エンド・コ
ードが入っているセクター、Ve はMPEGビデオ・セ
クターにISO11172エンド・コードが入っている
セクターである。また、I,P,Bに関して矢印で示し
た範囲は、それぞれIピクチャ・データ、Pピクチャ・
データ、Bピクチャ・データが入っているセクター幅を
表わす。
【0029】このGOPの先頭から再生すると必ず画像
が不具合なく再生できるようにエンコードされており、
その先頭を表わすコードがシーケンス・ヘッダ・スター
ト・コードであり、終了を示すのがシーケンス・エンド
・コードである。GOPの途中にシーケンス・ヘッダ・
コードを入れることもできるが、データ圧縮の符号化マ
トリクスを変更する場合もしくは他のパラメータをデフ
ォルト値に戻す目的でのみ使用される。
が不具合なく再生できるようにエンコードされており、
その先頭を表わすコードがシーケンス・ヘッダ・スター
ト・コードであり、終了を示すのがシーケンス・エンド
・コードである。GOPの途中にシーケンス・ヘッダ・
コードを入れることもできるが、データ圧縮の符号化マ
トリクスを変更する場合もしくは他のパラメータをデフ
ォルト値に戻す目的でのみ使用される。
【0030】今、ユーザーがビデオCDの再生中に、キ
ー・マトリクス14のスタート・マーク・キー23を操
作してスタート・マーク付の指令を出したとすると、シ
ステム・コントローラ13はこの指令を受け、内部メモ
リよりデ・マルチプレクサ5から送られて畜えられてい
る最新のMPEGシステム・ヘッダ・スタート・コード
もしくはシーケンス・ヘッダ・スタート・コードが含ま
れていたセクター・アドレスを読み出し、これをメモリ
16の所定位置に書き込む。(システム・コントローラ
13では、内部のメモリ内に、通常再生時にデ・マルチ
プレクサ5よりMPEGシステム・ヘッダ・スタート・
コードが入って来た場合、もしくはシーケンス・ヘッダ
・スタート・コードであってそのコードが来る直前のコ
ードがシーケンス・エンド・コード、MPEGシステム
・ヘッダ・スタート・コード、ISO11172エンド
・コードであった場合にデータを更新する処理が行なわ
れている。) すなわち、例えば、図7におけるGOP.No.1の範
囲内でスタート・マーク・キー23が押されたならば、
GOP.No.1の先頭に位置するセクターSHのセクタ
ー・アドレスがスタート・アドレスとなる。
ー・マトリクス14のスタート・マーク・キー23を操
作してスタート・マーク付の指令を出したとすると、シ
ステム・コントローラ13はこの指令を受け、内部メモ
リよりデ・マルチプレクサ5から送られて畜えられてい
る最新のMPEGシステム・ヘッダ・スタート・コード
もしくはシーケンス・ヘッダ・スタート・コードが含ま
れていたセクター・アドレスを読み出し、これをメモリ
16の所定位置に書き込む。(システム・コントローラ
13では、内部のメモリ内に、通常再生時にデ・マルチ
プレクサ5よりMPEGシステム・ヘッダ・スタート・
コードが入って来た場合、もしくはシーケンス・ヘッダ
・スタート・コードであってそのコードが来る直前のコ
ードがシーケンス・エンド・コード、MPEGシステム
・ヘッダ・スタート・コード、ISO11172エンド
・コードであった場合にデータを更新する処理が行なわ
れている。) すなわち、例えば、図7におけるGOP.No.1の範
囲内でスタート・マーク・キー23が押されたならば、
GOP.No.1の先頭に位置するセクターSHのセクタ
ー・アドレスがスタート・アドレスとなる。
【0031】次に、ユーザーがターミネート・マーク・
キー24を操作してターミネート・マーク付の指令をキ
ー・マトリクス14より出したとすると、システム・コ
ントローラ13はこの指令を受け、その後に来るシーケ
ンス・エンド・コードもしくはISO11172エンド
・コードが来たセクター・アドレスをメモリ16の所定
位置(前記スタート・マークのアドレス位置と対となる
メモリ位置)に畜える。ユーザーの指示が来ない場合
は、そのTNOの最後のセクター位置をメモリ16の所
定位置に畜える。すなわち、例えば、図7におけるGO
P.No.2の範囲内でターミネート・マーク・キー2
4が押されたならば、GOP.No.2の最後尾に位置
するセクターSEのセクター・アドレスがターミネート・
アドレスとなる。スタート・マーク付の指示が、ターミ
ネート・マーク付指示が無いのに再び来たり、スタート
マーク付指示が無いのにターミネート・マーク付指示が
来た場合は、その指示を無効にしたり、新たに来た指示
を前の指示と置き換えたりすることは、プレーヤセット
の仕様に基づくプログラム変更により適宜行なうことが
できる。
キー24を操作してターミネート・マーク付の指令をキ
ー・マトリクス14より出したとすると、システム・コ
ントローラ13はこの指令を受け、その後に来るシーケ
ンス・エンド・コードもしくはISO11172エンド
・コードが来たセクター・アドレスをメモリ16の所定
位置(前記スタート・マークのアドレス位置と対となる
メモリ位置)に畜える。ユーザーの指示が来ない場合
は、そのTNOの最後のセクター位置をメモリ16の所
定位置に畜える。すなわち、例えば、図7におけるGO
P.No.2の範囲内でターミネート・マーク・キー2
4が押されたならば、GOP.No.2の最後尾に位置
するセクターSEのセクター・アドレスがターミネート・
アドレスとなる。スタート・マーク付の指示が、ターミ
ネート・マーク付指示が無いのに再び来たり、スタート
マーク付指示が無いのにターミネート・マーク付指示が
来た場合は、その指示を無効にしたり、新たに来た指示
を前の指示と置き換えたりすることは、プレーヤセット
の仕様に基づくプログラム変更により適宜行なうことが
できる。
【0032】このようにして、スタート・マークとター
ミネート・マークとが付加されたセクター区間を1つの
プログラムとしてメモリ16内に畜え、使用する。この
プログラムにユーザー指令により再生速度指令を加える
と、そのプログラムが通常再生速度以外の速度での再生
(例えばスローモーション、コマ送り)情報が付加され
て、メモリ16内に畜えられる。この操作を繰り返して
複数のプログラムを作成してメモリ内に登録し、さらに
キー・マトリクス14からの指示によって、このプログ
ラムの並び換えやユーザー指示による特定プログラムの
複数回再生を登録し、再生するようにシステム・コント
ローラ13に記憶させ再生させる。
ミネート・マークとが付加されたセクター区間を1つの
プログラムとしてメモリ16内に畜え、使用する。この
プログラムにユーザー指令により再生速度指令を加える
と、そのプログラムが通常再生速度以外の速度での再生
(例えばスローモーション、コマ送り)情報が付加され
て、メモリ16内に畜えられる。この操作を繰り返して
複数のプログラムを作成してメモリ内に登録し、さらに
キー・マトリクス14からの指示によって、このプログ
ラムの並び換えやユーザー指示による特定プログラムの
複数回再生を登録し、再生するようにシステム・コント
ローラ13に記憶させ再生させる。
【0033】また、登録したプログラムをユーザがチェ
ックしたい場合は、ユーザーがキー・マトリクス14よ
り指示を出し、システム・コントローラ13がこれを受
け、ディスプレイ15上にそのプログラム番号とTNO
とスタート・セクター・アドレスとターミネート・セク
ター・アドレスとその再生スピードとを再生順に表示さ
せる。ここで変更が有る場合には、その再生を取り消す
指示をキー・マトリクス14より行なう。また、プログ
ラムの登録内容を変更(削除・差替え等)する場合や再
生プログラムを追加登録する場合にも、キー・マトリク
ス14よりユーザーが指示を出し、システム・コントロ
ーラ13はこの指示を受けてプログラムの登録内容を変
更する。
ックしたい場合は、ユーザーがキー・マトリクス14よ
り指示を出し、システム・コントローラ13がこれを受
け、ディスプレイ15上にそのプログラム番号とTNO
とスタート・セクター・アドレスとターミネート・セク
ター・アドレスとその再生スピードとを再生順に表示さ
せる。ここで変更が有る場合には、その再生を取り消す
指示をキー・マトリクス14より行なう。また、プログ
ラムの登録内容を変更(削除・差替え等)する場合や再
生プログラムを追加登録する場合にも、キー・マトリク
ス14よりユーザーが指示を出し、システム・コントロ
ーラ13はこの指示を受けてプログラムの登録内容を変
更する。
【0034】以下、このようなプログラム登録・再生設
定手順を図9〜図11に示すフローチャートに基づいて
詳細に説明する。なお、各ステップにおける図12に示
すディスプレイ15の表示例も併せて説明する。 (プログラムの登録) 1)再生キーを押し、再生動作をさせる。(ディスプレ
イ表示:図12(A)) 2)見たい画面を再生中、スタート・マーク・キーを押
し、フラグ1をオンする(S811&S812)。(デ
ィスプレイ表示:スタート・マーク・キー操作時、図1
2(B)を5秒間表示して図12(A)の通常再生表示
に戻る。) 3)見たい画面を再生中、ターミネート・マーク・キー
を押し、フラグ2をオンする(S813&S814)。
(ディスプレイ表示:ターミネート・マーク・キー操作
時、図12(C)を5秒間表示して図12(A)の通常
再生表示に戻る。)
定手順を図9〜図11に示すフローチャートに基づいて
詳細に説明する。なお、各ステップにおける図12に示
すディスプレイ15の表示例も併せて説明する。 (プログラムの登録) 1)再生キーを押し、再生動作をさせる。(ディスプレ
イ表示:図12(A)) 2)見たい画面を再生中、スタート・マーク・キーを押
し、フラグ1をオンする(S811&S812)。(デ
ィスプレイ表示:スタート・マーク・キー操作時、図1
2(B)を5秒間表示して図12(A)の通常再生表示
に戻る。) 3)見たい画面を再生中、ターミネート・マーク・キー
を押し、フラグ2をオンする(S813&S814)。
(ディスプレイ表示:ターミネート・マーク・キー操作
時、図12(C)を5秒間表示して図12(A)の通常
再生表示に戻る。)
【0035】一方、再生中において、システム・コント
ローラ13は上記フラグ1及び2の状態を常に監視して
おり、フラグ1がオンであることを確認すると(S80
2)、システム・ヘッダ・スタート・コードまたはシー
ケンス・ヘッダ・スタート・コードが入っているセクタ
ーのセクター・アドレスをメモリに記憶させ(S80
3)、その後フラグ1をオフし(S804)、次回のフ
ラグ1の確認に備える。また、システム・コントローラ
13は、フラグ2がオンであることを確認すると(S8
05)、シーケンス・エンド・コードまたはISO11
172エンド・コードが入っているセクターかどうかを
確認し(S806&S807)、イエスの場合はそのセ
クター・アドレスをメモリに記憶させ(S809)、そ
の後フラグ2をオフし(S810)、次回のフラグ2の
確認に備える。したがって上記2)、3)の操作でプロ
グラム1番目の設定を完了する。 4)上記1)、2)の手順を繰り返した後、ストップ状
態とする(S815)。(ディスプレイ表示:図12
(E)) 上記4)の操作でプログラム2番目から順にn番目まで
の登録を完了する。
ローラ13は上記フラグ1及び2の状態を常に監視して
おり、フラグ1がオンであることを確認すると(S80
2)、システム・ヘッダ・スタート・コードまたはシー
ケンス・ヘッダ・スタート・コードが入っているセクタ
ーのセクター・アドレスをメモリに記憶させ(S80
3)、その後フラグ1をオフし(S804)、次回のフ
ラグ1の確認に備える。また、システム・コントローラ
13は、フラグ2がオンであることを確認すると(S8
05)、シーケンス・エンド・コードまたはISO11
172エンド・コードが入っているセクターかどうかを
確認し(S806&S807)、イエスの場合はそのセ
クター・アドレスをメモリに記憶させ(S809)、そ
の後フラグ2をオフし(S810)、次回のフラグ2の
確認に備える。したがって上記2)、3)の操作でプロ
グラム1番目の設定を完了する。 4)上記1)、2)の手順を繰り返した後、ストップ状
態とする(S815)。(ディスプレイ表示:図12
(E)) 上記4)の操作でプログラム2番目から順にn番目まで
の登録を完了する。
【0036】(プログラムの再生順の設定) 1)ストップ時、プログラム・チェック・キーをm回押
し、プログラムm(1≦m≦n)を呼び出す(S90
2)。(ディスプレイ表示:図12(B)及び(C)を
交互に3秒間ずつ表示) 2)プログラム・オーダー・キーを押し、プログラムm
の再生を登録する(S903)。(ディスプレイ表示:
プログラム・オーダー・キー操作時、図12(D)を5
秒間表示して図12(E)に戻る。) 3)上記4)、5)の手順を繰り返し、プログラムの再
生順を登録する(S904)。 上記4)、5)、6)の操作で、プログラム・オーダー
・キーを押した順番にプログラム1〜nが任意に並ぶ。
同じプログラムi(1≦i≦n)が複数回登録されるこ
ともあり得る。
し、プログラムm(1≦m≦n)を呼び出す(S90
2)。(ディスプレイ表示:図12(B)及び(C)を
交互に3秒間ずつ表示) 2)プログラム・オーダー・キーを押し、プログラムm
の再生を登録する(S903)。(ディスプレイ表示:
プログラム・オーダー・キー操作時、図12(D)を5
秒間表示して図12(E)に戻る。) 3)上記4)、5)の手順を繰り返し、プログラムの再
生順を登録する(S904)。 上記4)、5)、6)の操作で、プログラム・オーダー
・キーを押した順番にプログラム1〜nが任意に並ぶ。
同じプログラムi(1≦i≦n)が複数回登録されるこ
ともあり得る。
【0037】(プログラムの再生速度の変更) 1)登録されたプログラムの再生速度の変更希望がある
かどうかを確認する(S905)・ 2)変更希望があれば、プログラム・オーダー・チェッ
ク・キーをk回押し、プログラム・オーダーのk番目に
入っているプログラムj(1≦j≦n)を呼び出す(S
906)。 3)プレイ・スピード・キーを押し、再生スピードを表
示させる(S907)。(ディスプレイ表示:図12
(F)) 4)エンター・キーを押し、表示されている再生スピー
ドに設定する(S908)。(ディスプレイ表示:エン
ター・キー操作時、図12(G)を5秒間表示して図1
2(E)に戻る。)プログラム・オーダーのk番目のプ
ログラムjはここで設定された再生スピード(例えばス
ローモーション)で再生される。以上の手順により、プ
ログラム登録・再生設定が終了する。
かどうかを確認する(S905)・ 2)変更希望があれば、プログラム・オーダー・チェッ
ク・キーをk回押し、プログラム・オーダーのk番目に
入っているプログラムj(1≦j≦n)を呼び出す(S
906)。 3)プレイ・スピード・キーを押し、再生スピードを表
示させる(S907)。(ディスプレイ表示:図12
(F)) 4)エンター・キーを押し、表示されている再生スピー
ドに設定する(S908)。(ディスプレイ表示:エン
ター・キー操作時、図12(G)を5秒間表示して図1
2(E)に戻る。)プログラム・オーダーのk番目のプ
ログラムjはここで設定された再生スピード(例えばス
ローモーション)で再生される。以上の手順により、プ
ログラム登録・再生設定が終了する。
【0038】設定されたプログラムを再生するには、プ
ログラム・モード・キー31と再生キー22を続けて操
作する。この操作により、プログラム・オーダーの1か
ら順に連続再生する。(ディスプレイ表示:図12
(H)) なお、プログラム設定中もしくは設定されたプログラム
の再生途中に、プログラム削除、差替え、追加等を希望
する場合は次の手順に従う。
ログラム・モード・キー31と再生キー22を続けて操
作する。この操作により、プログラム・オーダーの1か
ら順に連続再生する。(ディスプレイ表示:図12
(H)) なお、プログラム設定中もしくは設定されたプログラム
の再生途中に、プログラム削除、差替え、追加等を希望
する場合は次の手順に従う。
【0039】(プログラムの削除・差替え・追加) 1)ストップ・キーを押す。(再生途中の場合のみ) 2)プログラム・オーダー・チェック・キーをl回押
し、プログラム・オーダーのl番目に入っているプログ
ラムp(1≦p≦n)を呼び出す(S912)。(ディ
スプレイ表示:図12(G)) 3)このプログラムpの削除を希望する場合は、キャン
セル・キーを押し、プログラム登録を取り消す(S91
2)。 4)プログラムpをプログラムq(1≦q≦n)に差替
えたいときは、上記13)と同様の操作(S915)に
続いて、プログラム・チェック・キーを押し、プログラ
ムqを呼び出す(S916)。 5)次にプログラム・オーダー・キーを押すと、プログ
ラムpがプログラムqに差替えられる。 6)また、プログラムのl番目の前に追加のプログラム
r(1≦r≦n)の挿入を希望する場合は、プログラム
・チェック・キーを押して、プログラムrを呼び出す。 7)次にエンター・キーを押し、プログラムrを追加登
録する。
し、プログラム・オーダーのl番目に入っているプログ
ラムp(1≦p≦n)を呼び出す(S912)。(ディ
スプレイ表示:図12(G)) 3)このプログラムpの削除を希望する場合は、キャン
セル・キーを押し、プログラム登録を取り消す(S91
2)。 4)プログラムpをプログラムq(1≦q≦n)に差替
えたいときは、上記13)と同様の操作(S915)に
続いて、プログラム・チェック・キーを押し、プログラ
ムqを呼び出す(S916)。 5)次にプログラム・オーダー・キーを押すと、プログ
ラムpがプログラムqに差替えられる。 6)また、プログラムのl番目の前に追加のプログラム
r(1≦r≦n)の挿入を希望する場合は、プログラム
・チェック・キーを押して、プログラムrを呼び出す。 7)次にエンター・キーを押し、プログラムrを追加登
録する。
【0040】さらに、図7に示すビデオCDディレクト
リー内のAI(アルバム・アイデンティフィケーショ
ン:アルバムの識別情報)とナンバー・オブ・ボリュー
ム・イン・アルバム(アルバムのディスク総数)とボリ
ューム・ナンバー(アルバム中のディスクの順番を示す
番号)とTOC内の特定情報をメモリ16内に畜えてお
き、同一ディスクが再びローディングされた時に、以前
にプログラムされていた再生順をメモリ16より呼出
し、再生させることもできる。このようにして、ユーザ
ーのカスタマイズした再生順でディスクを再生させるこ
とができる。
リー内のAI(アルバム・アイデンティフィケーショ
ン:アルバムの識別情報)とナンバー・オブ・ボリュー
ム・イン・アルバム(アルバムのディスク総数)とボリ
ューム・ナンバー(アルバム中のディスクの順番を示す
番号)とTOC内の特定情報をメモリ16内に畜えてお
き、同一ディスクが再びローディングされた時に、以前
にプログラムされていた再生順をメモリ16より呼出
し、再生させることもできる。このようにして、ユーザ
ーのカスタマイズした再生順でディスクを再生させるこ
とができる。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、ビデオCDディスク
を、ディスクに記録された順番での再生だけではなく、
ユーザーの希望により見たい場面をつなげてたプログラ
ム再生が可能となる。また、従来のCDプレーヤにあっ
たポイントA−B間のリピート再生機能に付け加えて、
ビデオCDプレーヤにおけるポイントA−B間リピート
・スロー再生が実現でき、ユーザーの使い勝手が良くな
る。
を、ディスクに記録された順番での再生だけではなく、
ユーザーの希望により見たい場面をつなげてたプログラ
ム再生が可能となる。また、従来のCDプレーヤにあっ
たポイントA−B間のリピート再生機能に付け加えて、
ビデオCDプレーヤにおけるポイントA−B間リピート
・スロー再生が実現でき、ユーザーの使い勝手が良くな
る。
【図1】本発明のビデオCDプレーヤの一実施例のブロ
ック図である。
ック図である。
【図2】本発明のビデオCDプレーヤの前面パネルの部
分図であり、キーマトリクスの操作キーの配置例を示
す。
分図であり、キーマトリクスの操作キーの配置例を示
す。
【図3】ビデCDで用いられるセクター・フォーマット
のモード2のレイアウトを示し、(A)はフォーム1、
(B)はフォーム2を表わす。
のモード2のレイアウトを示し、(A)はフォーム1、
(B)はフォーム2を表わす。
【図4】セクターの種類を特定するサブ・ヘッダ内のサ
ブ・モード・バイトとコーディング・インフォメーショ
ンの内容を示す。
ブ・モード・バイトとコーディング・インフォメーショ
ンの内容を示す。
【図5】ビデオCDにおけるMPEGデータ・セクター
のレイアウトを示す。
のレイアウトを示す。
【図6】MPEGの画像の種類と再生順序を示すフレー
ム構成図である。
ム構成図である。
【図7】ビデオCDに記録されているビデオCDセクタ
ー情報の概念図である。
ー情報の概念図である。
【図8】ビデオCDのセクター00:04:00に含ま
れているデータ内容を示す。
れているデータ内容を示す。
【図9】プログラム登録、再生設定手順を示すフローチ
ャート図である。
ャート図である。
【図10】プログラム登録、再生設定手順を示すフロー
チャート図である。
チャート図である。
【図11】プログラム登録、再生設定手順を示すフロー
チャート図である。
チャート図である。
【図12】ディスプレイの表示例を示す。
1 メカニズム 2 サーボ回路 3 EFM復調・訂正回路 4 CD−ROM復調回路 5 デ・マルチプレクサ 6 MPEGビデオ・デコーダ 7 DAC 8 映像出力端子 9 MPEGオーディオ・デコーダ 10 データセレクタスイッチ 11 DAC 12 音声出力端子 13 システム・コントローラ 14 キー・マトリクス 15 デイスプレイ 16 メモリ 17 バス
フロントページの続き (72)発明者 石橋 俊二 東京都渋谷区道玄坂1丁目14番6号 株式 会社ケンウッド内 (72)発明者 中瀬 雄一 東京都渋谷区道玄坂1丁目14番6号 株式 会社ケンウッド内
Claims (8)
- 【請求項1】 ビデオCD再生画面の任意の位置を指示
する手段と、その指示された時点の再生データストリー
ム内の直前のシステム・ヘッダ・スタート・コードもし
くはシーケンス・ヘッダ・スタート・コードを含むセク
ターのセクター・アドレスを記憶する第1の手段と、そ
の記憶したセクター・アドレスより再生を開始するよう
に制御する第1の制御手段とを設けたことを特徴とする
ビデオCDプレーヤ。 - 【請求項2】 ビデオCD再生画面の任意の位置を指示
する手段と、その指示された時点の再生データストリー
ム内の直後のシーケンス・エンド・コードもしくはIS
O11172エンド・コードを含むセクターのセクター
・アドレスを記憶する手段と、その記憶したセクター・
アドレスにて再生を中止するように制御する制御手段と
を設けたことを特徴とするビデオCDプレーヤ。 - 【請求項3】 ビデオCD再生画面の任意の第1の位置
を指示する第1の手段と、その第1の位置が指示された
時点の再生データストリーム内の直前のシステム・ヘッ
ダ・スタート・コードもしくはシーケンス・ヘッダ・ス
タート・コードを含む第1のセクターのセクター・アド
レスを記憶する第1の手段と、ビデオCD再生画面の任
意の第2の位置を指示する手段と、その第2の位置が指
示された時点の再生データストリーム内の直後のシーケ
ンス・エンド・コードもしくはISO11172エンド
・コードを含む第2のセクターのセクター・アドレスを
記憶する第2の手段と、再生指令により、記憶した第1
及び第2のセクター・アドレスで決定される任意のセク
ターアドレス範囲からなるプログラムのデータを再生す
るように制御する制御手段とを設けたことを特徴とする
ビデオCDプレーヤ。 - 【請求項4】 請求項3記載のビデオCDプレーヤにお
いて、さらに、任意のセクター・アドレス範囲からなる
複数のプログラムのデータを順次再生するビデオCDプ
レーヤ。 - 【請求項5】 請求項4記載のビデオCDプレーヤにお
いて、さらに、複数のプログラムの再生順番を任意に指
定する再生順指定手段を含むビデオCDプレーヤ。 - 【請求項6】 請求項3、4または5記載のビデオCD
プレーヤにおいて、さらに、プログラムの再生速度を通
常再生速度以外の速度に変更指定するための再生速度変
更手段を含むビデオCDプレーヤ。 - 【請求項7】 請求項1、2または3記載のビデオCD
プレーヤにおいて、さらに、記憶したセクター・アドレ
スを表示する表示手段を含むビデオCDプレーヤ。 - 【請求項8】 請求項7記載のビデオCDプレーヤにお
いて、表示手段は、さらに再生速度を表示するビデオC
Dプレーヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33539294A JPH08180651A (ja) | 1994-12-22 | 1994-12-22 | ビデオcdプレーヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33539294A JPH08180651A (ja) | 1994-12-22 | 1994-12-22 | ビデオcdプレーヤ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08180651A true JPH08180651A (ja) | 1996-07-12 |
Family
ID=18288035
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33539294A Pending JPH08180651A (ja) | 1994-12-22 | 1994-12-22 | ビデオcdプレーヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08180651A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009303180A (ja) * | 2008-06-17 | 2009-12-24 | Sony Computer Entertainment Inc | 再生装置、映像再生方法、映像再生プログラム、及び映像再生プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 |
-
1994
- 1994-12-22 JP JP33539294A patent/JPH08180651A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009303180A (ja) * | 2008-06-17 | 2009-12-24 | Sony Computer Entertainment Inc | 再生装置、映像再生方法、映像再生プログラム、及び映像再生プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 |
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