JPH08180501A - 磁気記録／再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】 アナログ記録方式とディジタル記録方式とで
記録及び／または再生が可能な磁気記録／再生装置を提
供する。 【構成】 アナログ記録及びディジタル記録の両方式に
適用可能な磁気記録／再生装置において、再生側に、記
録媒体上から記録信号を再生する再生手段７と、再生さ
れた記録信号にアナログ方式の信号処理を施して再生映
像信号を得るアナログ再生手段８と、再生された記録信
号にディジタル方式の信号処理を施して再生映像信号を
得るディジタル再生手段９と、再生された記録信号がア
ナログ記録かディジタル記録かを判別して判別信号を出
力する判別手段11と、この判別信号により、アナログ再
生手段またはディジタル再生手段の得た再生映像信号を
選択する再生切替手段とを設ける。記録媒体上の記録信
号がアナログ及びディジタルの両方式で再生され、その
内の一方が判別信号に基づいて選択される。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、磁気記録／再生装置に
関し、特に、アナログ記録またはディジタル記録のいず
れの方式でも記録及び／または再生ができるように構成
したものである。

【０００２】

【従来の技術】従来の民生用ＶＴＲにおける記録方式は
アナログ記録方式である。例えば、映像信号を周波数変
調して磁気テープ上に記録していた。近年、ディジタル
技術の進歩により、業務用ＶＴＲではディジタル記録方
式が実用化されている。

【０００３】ディジタル記録方式はアナログ記録方式に
比べて情報量が多くなるという欠点を持っているが、画
像圧縮技術の進歩によりこの欠点が克服され、従来の民
生用ＶＴＲにおいてもディジタル記録が可能となってい
る。ディジタル記録方式の民生用ＶＴＲを実用化するに
あたっては、従来のアナログ記録方式での記録再生も可
能な、アナログ記録方式とディジタル記録方式との両方
式に適用できるＶＴＲがあれば便利である。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】このような両方式での
記録または再生が可能な磁気記録／再生装置では、再生
時にどの記録方式で記録されたものかを判別して、記録
方式に対応した再生信号処理をしなければならないとい
う問題がある。

【０００５】本発明は、こうした問題点を解決すること
により、アナログ記録方式とディジタル記録方式との両
方式による記録及び／または再生を可能にした磁気記録
／再生装置を提供することを目的としている。

【０００６】

【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、ア
ナログ記録方式及びディジタル記録方式の両方式に適用
可能な磁気記録／再生装置において、再生側に、記録媒
体上から記録信号を再生する再生手段と、再生された記
録信号にアナログ方式の信号処理を施して再生映像信号
を得るアナログ再生手段と、再生された記録信号にディ
ジタル方式の信号処理を施して再生映像信号を得るディ
ジタル再生手段と、再生された記録信号がアナログ記録
かディジタル記録かを判別して判別信号を出力する判別
手段と、この判別信号により、アナログ再生手段または
ディジタル再生手段の得た再生映像信号を選択して出力
する再生切替手段とを設けている。

【０００７】また、記録側に、入力映像信号をアナログ
記録信号に変換するアナログ記録手段と、入力映像信号
をディジタル記録信号に変換するディジタル記録手段
と、記録方式切替信号に応じてアナログ記録手段または
ディジタル記録手段の変換した記録信号を選択する記録
切替手段と、この記録切替手段が選択した記録信号を記
録媒体上に記録する記録手段とを設けている。

【０００８】また、判別手段が、再生された記録信号に
ディジタル記録信号内にあるべき同期信号があるかない
かを検出し、その検出結果に基づいて判別信号を出力す
るように構成している。

【０００９】また、判別手段を、再生された記録信号に
同期したクロック信号を再生するクロック信号再生手段
と、このクロック信号が正常に同期したかどうかを判定
して判別信号を出力する同期判別手段とで構成してい
る。

【００１０】また、判別手段が、ディジタル再生手段か
ら得たエラー検出信号に基づいて、再生された記録信号
がアナログ記録かディジタル記録かを判別し、判別信号
を出力するように構成している。

【００１１】さらに、判別手段が、アナログ再生手段の
得た再生映像信号に正常な同期信号が含まれるかどうか
を検出し、その検出結果に基づいて判別信号を出力する
ように構成している。

【００１２】

【作用】そのため、再生時に、記録媒体上の記録信号が
アナログ方式及びディジタル方式の両方式で再生され、
その内の一方が判別手段の信号に基づいて選択される。
判別手段は、再生された記録信号の中にディジタル記録
信号の有する同期信号を検出したときには、その記録が
ディジタル記録であると判断し、一方、その同期信号を
検出しないときには、アナログ記録であると判断する。

【００１３】また、判断手段は、再生された記録信号を
基に正常なクロック再生ができたときには、その記録が
ディジタル記録であると判断し、一方、正常なクロック
再生ができないときには、その記録がアナログ記録であ
ると判断する。

【００１４】また、判断手段は、ディジタル再生手段に
内蔵されたエラー検出手段からエラー検出信号を入手
し、一定期間の全てに渡ってエラーが続くときには、ア
ナログ記録であると判断し、一方、全てがエラーでない
ときには、ディジタル記録であると判断する。

【００１５】また、判断手段は、アナログ再生手段の再
生した再生映像信号の中に、アナログ記録信号の有する
同期信号を検出したときには、その記録がアナログ記録
であると判断し、一方、その同期信号を検出しないとき
には、ディジタル記録であると判断する。

【００１６】また、記録側では、入力信号をアナログ方
式及びディジタル方式の両方式で記録信号に変換し、そ
の一方を記録方式切替信号に応じて選択して記録媒体上
に記録する。

【００１７】その結果、入力信号をアナログ方式及びデ
ィジタル方式のいずれの方式でも記録することができ、
また、この記録をその方式に応じて自動的に再生するこ
とができる。また、その再生側は、他のアナログ方式ま
たはディジタル方式の磁気記録装置で記録された信号
を、方式に応じて自動的に再生する再生専用機として用
いることもできる。

【００１８】

【実施例】

（第１実施例）本発明の第１実施例の磁気記録／再生装
置は、図１に示すように、記録側に、映像信号が入力す
る入力端子１と、入力映像信号に対してアナログ記録用
の信号処理を施すアナログ記録回路２と、入力映像信号
に対してディジタル記録用の信号処理を施すディジタル
記録回路３と、端子５から入力する記録方式切替信号に
応じて記録方式を選択する記録切替回路４と、選択され
た方式の記録信号を記録媒体に記録する記録磁気ヘッド
６とを備え、また、再生側に、記録媒体から記録信号を
再生する再生磁気ヘッド７と、再生されたアナログ記録
信号を映像信号に変換するアナログ再生回路８と、再生
されたディジタル記録信号を映像信号に変換するディジ
タル再生回路９と、ディジタル記録信号に含まれる同期
信号の有無を検出してディジタル記録信号であるかどう
かを判別するディジタル同期信号検出回路11と、ディジ
タル同期信号検出回路11の判別結果に応じて再生方式を
選択する再生切替回路10と、再生された映像信号を出力
する出力端子12とを備えている。

【００１９】この装置では、映像信号が入力端子１を介
してアナログ記録回路２とディジタル記録回路３とに与
えられ、アナログ記録回路２は、映像信号を記録再生に
適したアナログ記録信号に変換し、また、ディジタル記
録回路３は、映像信号を記録再生に適したディジタル記
録信号に変換して、それぞれ記録切替回路４に出力す
る。

【００２０】一方、記録切替回路４には、記録方式切替
信号が端子５を介して与えられ、記録切替回路４は、こ
の記録方式切替信号に応じて、アナログ記録回路２また
はディジタル記録回路３から入力した記録信号の一つを
選択して記録磁気ヘッド６に供給し、記録磁気ヘッド６
は、その記録信号を記録媒体上に記録する。

【００２１】再生時には、再生磁気ヘッド７が、記録媒
体上から記録信号を再生して、アナログ再生回路８、デ
ィジタル再生回路９及びディジタル同期信号検出回路11
に与える。

【００２２】アナログ再生回路８は、その記録信号に対
してアナログ記録信号を再生するときの信号処理を施し
て再生映像信号を生成し、また、ディジタル再生回路９
は、その記録信号に対してディジタル記録信号を再生す
るときの信号処理を施して再生映像信号を生成する。

【００２３】また、ディジタル同期信号検出回路11は、
再生磁気ヘッド７から与えられた記録信号に、ディジタ
ル記録信号特有の同期信号があるかないかを検出し、そ
の検出結果に基づいて、その記録信号がディジタル記録
信号であるかどうかを判別する。ディジタル記録再生で
は、記録時に同期信号を付加して記録し、再生時にこの
同期信号を検出してディジタルデータのタイミング同期
を取ることが行なわれているが、ディジタル同期信号検
出回路11は、この同期信号を検出して判別信号を出力す
る。

【００２４】この判別信号は再生切替回路10に送られ
る。再生切替回路10は、判別信号が入力したときは、デ
ィジタル記録と見なして、ディジタル再生回路９から出
力された再生映像信号を出力端子12に出力し、また、判
別信号が来ないときは、アナログ記録と見なして、アナ
ログ再生回路８から出力された再生映像信号を出力端子
12に出力する。

【００２５】このように、第１実施例の装置では、ディ
ジタル記録かアナログ記録かを判別する判別手段とし
て、ディジタル同期信号検出回路を用いることにより、
記録方式に対応した再生映像信号を自動的に得ることが
できる。

【００２６】なお、ディジタル再生回路９では、ディジ
タルデータのタイミング同期を取るために、ディジタル
同期信号検出回路をその内部に備えている。この実施例
では、説明を容易にするために、ディジタル再生回路９
内にある同期信号検出回路とは別にディジタル同期検出
回路11を設けているが、これらを兼用することによっ
て、特別な回路の追加が不要になる。

【００２７】（第２実施例）第２実施例の磁気記録／再
生装置は、記録信号からクロック信号の再生が正常に行
なわれるときに、その記録信号をディジタル記録信号と
識別している。

【００２８】この装置は、図２に示すように、再生側
に、判別手段として、記録信号からクロック信号を再生
するクロック再生回路21と、再生されたクロック信号が
正常であるかどうかを判定する同期判定回路22とを備え
ている。判別手段を除く再生側の構成及び記録側の構成
は第１実施例の装置（図１）と変わりがない。

【００２９】この装置では、再生時に、再生磁気ヘッド
７で再生された記録信号がアナログ再生回路８、ディジ
タル再生回路９及びクロック再生回路21に与えられる。
アナログ再生回路８及びディジタル再生回路９は第１実
施例と同じ動作で再生映像信号を生成する。

【００３０】クロック再生回路21は、再生磁気ヘッド７
から入力した記録信号を基に、ディジタル再生信号処理
に必要なクロック信号を再生し、ディジタル再生回路９
に与える。このクロック再生は、ディジタル記録再生に
おいて一般的に行なわれている方法である。例えば、再
生ディジタル信号の極性変化部分を抽出した比較用信号
と、ＶＣＯ（電圧制御発振器）の発するクロック信号と
の位相を比較し、その誤差信号に応じてＶＣＯの発振周
波数を制御することにより、再生ディジタル信号に同期
したクロック信号を再生している。この実施例における
クロック再生回路21も同様の回路構成を備えており、こ
の位相比較の誤差信号を同期判定回路22に与える。

【００３１】同期判定回路22は、クロック再生回路21か
ら出力された誤差信号が所定のレベル内にあるかどうか
を検出し、所定のレベル内にあればクロック再生が正
常、所定のレベル内に無ければ異常であると判定し、判
定信号を再生切替回路10に出力する。再生切替回路10
は、この判定信号に応じて、正常の場合にはディジタル
記録と見なして、ディジタル再生回路９から出力された
再生映像信号を出力端子12に出力し、また、異常の場合
にはアナログ記録と見なして、アナログ再生回路８から
出力された再生映像信号を出力端子12に出力する。

【００３２】この実施例の装置では、ディジタル記録再
生で一般的に行なわれているクロック再生回路21に、比
較的簡易な回路である同期判定回路22を追加するのみ
で、ディジタル記録とアナログ記録との自動切替えを実
現することができる。

【００３３】（第３実施例）第３実施例の磁気記録／再
生装置は、ディジタル記録再生におけるエラー検出を利
用してディジタル記録かどうかを識別している。

【００３４】この装置は、図３に示すように、再生側
に、判別手段として、ディジタル再生回路９で再生され
た信号のエラー数をカウントするエラー判定回路31を備
えている。判別手段を除く再生側の構成及び記録側の構
成は第１実施例の装置（図１）と変わりがない。

【００３５】この装置では、再生時に、再生磁気ヘッド
７で再生された記録信号がアナログ再生回路８及びディ
ジタル再生回路９に与えられる。アナログ再生回路８
は、その記録信号に対してアナログ記録信号を再生する
ときの信号処理を施して再生映像信号を生成し、また、
ディジタル再生回路９は、その記録信号に対してディジ
タル記録信号を再生するときの信号処理を施して再生映
像信号を生成する。

【００３６】このディジタル再生回路９には、エラー検
出訂正回路が含まれており、エラー検出訂正回路からエ
ラー検出信号が出力され、エラー判定回路31に与えられ
る。このエラー検出訂正回路は、ディジタル記録再生で
一般的に用いられている回路であるので、詳細な説明は
省略するが、エラー検出信号は、このエラー検出訂正回
路から容易に得ることができる。

【００３７】エラー判定回路31は、所定の期間（例え
ば、１フィールド期間）毎にエラーの数を計数し、この
期間内に再生した信号の全部がエラーであればアナログ
記録、また、全部がエラーでなければディジタル記録で
あると判別し、判定信号を再生切替回路10に出力する。

【００３８】再生切替回路10は、この判定信号に応じ
て、ディジタル記録の場合には、ディジタル再生回路９
から出力された再生映像信号を出力端子12に出力し、ま
た、アナログ記録の場合には、アナログ再生回路８から
出力された再生映像信号を出力端子12に出力する。

【００３９】その結果、記録方式に対応した再生映像信
号が自動的に得られる。

【００４０】この実施例の装置では、ディジタル再生回
路が一般的に備えているエラー検出訂正回路のエラー検
出信号を利用しているため、新たな構成として、比較的
簡易な回路であるエラー判定回路31を追加するのみで、
記録方式に応じた自動切替えを実現することができる。
また、検出の信頼性が高いエラー検出信号を用いている
ので、信頼性の高い判定が可能である。

【００４１】（第４実施例）第４実施例の磁気記録／再
生装置は、アナログ再生映像信号から同期信号が検出で
きるかどうかによってアナログ記録信号か否かを識別し
ている。

【００４２】この装置は、図４に示すように、判別手段
として、アナログ再生回路８の再生した信号から同期信
号を検出する同期信号検出回路41を備えている。判別手
段を除く再生側の構成及び記録側の構成は、第１実施例
の装置（図１）と変わりがない。

【００４３】この装置では、再生時に、再生磁気ヘッド
７で再生された記録信号がアナログ再生回路８及びディ
ジタル再生回路９に与えられ、ディジタル再生回路９
は、その記録信号に対してディジタル記録信号を再生す
るときの信号処理を施して再生映像信号を生成し、ま
た、アナログ再生回路８は、その記録信号に対してアナ
ログ記録信号を再生するときの信号処理を施して再生映
像信号を生成する。

【００４４】アナログ再生回路９の出力した再生映像信
号は同期信号検出回路41に与えられ、同期信号検出回路
41は、この再生映像信号に同期信号が含まれているかど
うかを検出する。

【００４５】この同期信号検出回路41は、周知の同期信
号分離回路と、この同期信号分離回路から得られる同期
信号の周波数が所定の値（例えば、ＮＴＳＣ方式の映像
信号であれば、水平同期信号の周波数は１５．７３ｋＨ
ｚである）であるかどうかを検出する検出回路とを備え
ている。この検出回路は、再生映像信号がアナログ記録
信号の場合には、水平同期信号を検出する。一方、ディ
ジタル記録の場合は、ディジタル記録信号をアナログ再
生回路８で再生しても正常な再生映像信号が得られない
ため、同期信号を検出することができない。

【００４６】同期信号検出回路41は、所定周波数の同期
信号を検出したときはアナログ記録を表す判定信号を、
また、所定周波数の同期信号を検出しなかったときはデ
ィジタル記録を表す判定信号を再生切替回路10に出力す
る。

【００４７】再生切替回路10は、この判定信号に応じ
て、ディジタル記録の場合には、ディジタル再生回路９
から出力された再生映像信号を出力端子12に出力し、ま
た、アナログ記録の場合には、アナログ再生回路８から
出力された再生映像信号を出力端子12に出力する。

【００４８】なお、同期信号検出回路41の検出回路で
は、周波数以外の要素（例えば、周期）によっても、ア
ナログ記録かどうかを識別することが可能である。

【００４９】このように、第４実施例の磁気記録／再生
装置では、記録信号がアナログ記録信号かどうかを識別
することによって、記録方式に対応した再生映像信号を
自動的に得ることができる。

【００５０】なお、各実施例における再生側の装置は、
他のアナログ記録方式の磁気記録装置またはディジタル
記録方式の磁気記録装置によって映像が記録された記録
媒体からも、その記録方式に応じた再生映像信号を自動
的に出力することができる。従って、各実施例に示した
磁気記録／再生装置は、記録と再生とを行なう装置とし
てだけでなく、その再生側を再生専用機として用いるこ
ともできる。

【００５１】

【発明の効果】以上の実施例の説明から明らかなよう
に、本発明の磁気記録／再生装置は、アナログ記録方式
とディジタル記録方式との両方式で記録再生を行なうこ
とができ、再生時には、アナログ記録かディジタル記録
かを自動的に判別し、その判別結果に応じた再生信号を
出力することができる。

【００５２】また、この判別は、記録再生されるアナロ
グ信号とディジタル信号との構造的な違いに基づいて行
なっているため、記録時に仕分けのための識別信号を付
与するなどの操作が一切不要であり、そうしたことを行
なわなくとも、再生時に常に正しい判別が可能である。
そのため、他の磁気記録装置が記録媒体にアナログ記録
またはディジタル記録した情報についても、その記録方
式に応じた的確な再生を行なうことができ、再生専用機
として用いることもできる。

【００５３】また、この装置では、ディジタル再生回路
に備わる回路を併用したり、または、ディジタル再生回
路やアナログ再生回路での再生の過程で求められる信号
を判別に利用しているため、判別のために付加する回路
は小規模で足りる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第１実施例における磁気記録／再生装
置の構成を示すブロック図、

【図２】本発明の第２実施例における磁気記録／再生装
置の構成を示すブロック図、

【図３】本発明の第３実施例における磁気記録／再生装
置の構成を示すブロック図、

【図４】本発明の第４実施例における磁気記録／再生装
置の構成を示すブロック図である。

【符号の説明】

１ 映像信号入力端子 ２ アナログ記録回路 ３ ディジタル記録回路 ４ 記録切替回路 ５ 記録方式切替信号入力端子 ６ 記録磁気ヘッド ７ 再生磁気ヘッド ８ アナログ再生回路 ９ ディジタル再生回路 10 再生切替回路 11 ディジタル同期信号検出回路 12 映像信号出力端子 21 クロック再生回路 22 同期判定回路 31 エラー判定回路 41 同期信号検出回路

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 アナログ記録方式及びディジタル記録方
   式の両方式に適用可能な磁気記録／再生装置において、 再生側に、 記録媒体上から記録信号を再生する再生手段と、 再生された前記記録信号にアナログ方式の信号処理を施
   して再生映像信号を得るアナログ再生手段と、 再生された前記記録信号にディジタル方式の信号処理を
   施して再生映像信号を得るディジタル再生手段と、 再生された前記記録信号が、アナログ記録かディジタル
   記録かを判別して判別信号を出力する判別手段と、 この判別信号により、アナログ再生手段またはディジタ
   ル再生手段の得た再生映像信号を選択して出力する再生
   切替手段とを設けたことを特徴とする磁気記録／再生装
   置。
2. 【請求項２】 記録側に、入力映像信号をアナログ記録
   信号に変換するアナログ記録手段と、入力映像信号をデ
   ィジタル記録信号に変換するディジタル記録手段と、記
   録方式切替信号に応じて前記アナログ記録手段またはデ
   ィジタル記録手段の変換した記録信号を選択する記録切
   替手段と、前記記録切替手段の選択した記録信号を記録
   媒体上に記録する記録手段とを設けたことを特徴とする
   請求項１に記載の磁気記録／再生装置。
3. 【請求項３】 前記判別手段が、再生された前記記録信
   号にディジタル記録信号内にあるべき同期信号があるか
   ないかを検出し、その検出結果に基づいて前記判別信号
   を出力することを特徴とする請求項１または２に記載の
   磁気記録／再生装置。
4. 【請求項４】 前記判別手段が、再生された前記記録信
   号に同期したクロック信号を再生するクロック信号再生
   手段と、このクロック信号が正常に同期したかどうかを
   判定して前記判別信号を出力する同期判別手段とを具備
   することを特徴とする請求項１または２に記載の磁気記
   録／再生装置。
5. 【請求項５】 前記判別手段が、前記ディジタル再生手
   段から得たエラー検出信号に基づいて、再生された前記
   記録信号がアナログ記録かディジタル記録かを判別し、
   判別信号を出力することを特徴とする請求項１または２
   に記載の磁気記録／再生装置。
6. 【請求項６】 前記判別手段が、前記アナログ再生手段
   の得た再生映像信号に正常な同期信号が含まれるかどう
   かを検出し、その検出結果に基づいて前記判別信号を出
   力することを特徴とする請求項１または２に記載の磁気
   記録／再生装置。