JPH08180473A - 光記録媒体用スタンパー原盤の製造方法 - Google Patents

光記録媒体用スタンパー原盤の製造方法

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JPH08180473A
JPH08180473A JP33535594A JP33535594A JPH08180473A JP H08180473 A JPH08180473 A JP H08180473A JP 33535594 A JP33535594 A JP 33535594A JP 33535594 A JP33535594 A JP 33535594A JP H08180473 A JPH08180473 A JP H08180473A
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resin
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stamper master
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Koichi Yoshida
孝一 吉田
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  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 紫外線硬化樹脂硬化時に発生する歪みを、少
なくとも有効エリア領域内では抑止した、高精度なスタ
ンパーを作成できる光記録媒体用スタンパー原盤の製造
方法を提供する。 【構成】 プリフォーマットを有するオリジナル型を用
いて成型したセルに紫外線硬化樹脂を注入し、該紫外線
硬化樹脂を硬化してスタンパー原盤を製造する方法にお
いて、紫外線を照射する領域を区分し、各領域に紫外線
の強度を変えて照射して紫外線硬化樹脂を硬化させる
か、又は紫外線を照射する領域を区分し、各々の領域に
紫外線を段階的に照射して紫外線硬化樹脂を硬化させる
光記録媒体用スタンパー原盤の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光記録媒体用基板の製
造に用いるスタンパー作製用原盤の製造方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来より、光記録媒体用スタンパー原盤
の一般的製造方法として、オリジナル型とレプリカ用基
板との少なくとも何れか一方に、紫外線硬化樹脂(以下
2P樹脂と称する)を塗布又は滴下(以下ディスペンス
と称する)し、その後オリジナル型とレプリカ用基板と
を重ね合わせて2P樹脂を展伸(以下スプレッドと称す
る)し、その状態で少なくとも何れか一方より光を照射
し2P樹脂を硬化し、その後オリジナル型とレプリカ用
基板とを剥離して、レプリカ用基板上に2P樹脂レプリ
カを転写する方法が行なわれていた。
【0003】図4は従来のディスペンススプレッド法に
よる2P樹脂レプリカを形成したスタンパー用原盤の製
造方法を示す工程図である。同図4により従来法を説明
する。まず、オリジナル型1を固定板11に固定し、オ
リジナル型1上に2P樹脂8を一定量ディスペンスする
(図4(a)参照)。しかる後に、ガラス基板2を重ね
合わせ、2P樹脂8をオリジナル型1とガラス基板2の
間全面にスプレッドし、ガラス基板2上より紫外線光
(UV光)を照射し2P樹脂8を硬化させる(図4
(b)参照)。その後、硬化した2P樹脂8をガラス基
板2と共にオリジナル型1から剥離することにより硬化
2P樹脂10(2P樹脂レプリカ)が形成されたスタン
パー原盤を製造していた(図4(c)参照)。
【0004】しかしながら、この様な従来法において
は、重ね合わせ時やスプレッドの際に樹脂中に気泡が混
入したり、過剰の2P樹脂をディスペンスすることによ
って2P樹脂のはみ出しが生じるなどの問題があった。
はみ出しについては、例えば図4(c)に示すように、
硬化した2P樹脂レプリカ10の端部に2P樹脂の突起
10′が形成されてしまう場合がある。この突起10′
をそのままにしておくと、後の工程において欠けが発生
してゴミとなり、2P樹脂レプリカのパターン部に付着
したり、オリジナル型1の端部に付着して、再度2P樹
脂レプリカ製造に用いる場合にオリジナル型の突起とな
ってしまったりするという問題がある。
【0005】そこで、オリジナル型およびガラス基板端
部に剥離剤を塗布したり、マスキング剤を利用して、硬
化してバリとなった2P樹脂をはがし取ることが考えら
れる。しかし、このはがし取られたバリは、2P樹脂レ
プリカやオリジナル型のパターン面に付着し欠陥となる
可能性があり、やはり好ましくない。
【0006】これらの問題を解決する従来技術として、
特開昭61−213130号公報に記載の様な、スプレ
ッドを真空中で行ない気泡混入を抑止し、更に外周縁部
に2P樹脂の漏出防止壁を設け、はみ出しを防止する方
法がある。しかしながら、この様な防止壁を設けた場
合、ディスペンスする2P樹脂の供給量を正確に制御す
ることが困難であり、供給量が不足する場合は凹凸パタ
ーン部に2P樹脂が供給されない場合がある。また過剰
の場合には防止壁を超えてはみ出しが発生する。
【0007】他方、2P樹脂のはみ出しや気泡混入を防
止する従来技術として、特開平5−73967号公報に
示す様な、オリジナル型と注入口を設けたガラス基板の
間にスペーサを介在させて成型したセルに、真空系内で
2P樹脂を注入して硬化する方法がある。しかし、これ
ら従来法では2P樹脂の硬化収縮により、硬化した2P
樹脂の表面が歪んだり、防止壁やスペーサ材の周端部で
は硬化した2P樹脂がオリジナル型からはがれる、いわ
ゆる「浮き」あるいは「ひけ」が生じるという問題もあ
る。
【0008】この様な問題を解決する従来技術として、
特開平1−196748号公報に記載の様な、オリジナ
ル型と基板の間にゴムやバネからなる弾性体を介在させ
て浮きやひけを低減させる方法がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、2P樹脂を光硬化するとき、外周に防止壁、
スペーサ等があるため、硬化収縮による歪みが外周端部
から発生し、その硬化した2P樹脂の表面の歪みが有効
エリア領域内にも及んでしまうという欠点があった。こ
の様なスタンパー原盤の有効エリア領域内の歪みは、そ
のまま作製されるスタンパーに転写されるために、その
スタンパーを用いた場合には高精度かつ高品位な光記録
媒体用基板の成形が難しくなる問題点があった。
【0010】本発明は、この様な従来技術の問題点を解
決するためになされたものであり、プリフォーマットを
有するオリジナル型を用いて成型したセルに2P樹脂を
注入し、該2P樹脂を硬化してスタンパー原盤を製造す
る方法において、2P樹脂の硬化時に発生する歪みを、
少なくとも有効エリア領域内では抑止した、高精度なス
タンパーを作成できる光記録媒体用スタンパー原盤の製
造方法を提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明の第一の発
明は、プリフォーマットを有するオリジナル型を用いて
成型したセルに紫外線硬化樹脂を注入し、該紫外線硬化
樹脂を硬化してスタンパー原盤を製造する方法におい
て、紫外線を照射する領域を区分し、各領域に紫外線を
強度を変えて照射して紫外線硬化樹脂を硬化させること
を特徴とする光記録媒体用スタンパー原盤の製造方法で
ある。
【0012】本発明の第二の発明は、プリフォーマット
を有するオリジナル型を用いて成型したセルに紫外線硬
化樹脂を注入し、該紫外線硬化樹脂を硬化してスタンパ
ー原盤を製造する方法において、紫外線を照射する領域
を区分し、各領域に紫外線を段階的に照射して紫外線硬
化樹脂を硬化させることを特徴とする光記録媒体用スタ
ンパー原盤の製造方法である。
【0013】以下、本発明の第一の発明を詳細に説明す
る。本発明によれば、光記録媒体用スタンパー原盤作製
時に用いる2P樹脂を硬化するとき、有効エリア領域か
ら外周部の領域の方向へ、放射状に紫外線照射光量を順
次低下させて、紫外線の強度を変えて照射して2P樹脂
を硬化させることにより、有効エリア領域内で生じる歪
みの進行を抑止でき、平坦度の高い2P樹脂レプリカが
形成されたスタンパー原盤を得ることができる。
【0014】以下、本発明の第一の発明を図面に基づい
て詳細に説明する。図1は本発明の光記録媒体用スタン
パー原盤の製造方法に用いるセルの形状の一例を示す概
略図であり、図1(a)はセルの平面図、図1(b)は
AA線断面図である。図1に示すように、ピット、グル
ープなどの凹凸パターン1aを有するオリジナル型1
と、平坦な表面を有するガラス基板2を対向し、外周縁
部に所定の厚みのスぺーサー材3を介してセル4を形成
する。
【0015】注入口5の形成は、オリジナル型1の有効
エリア領域6以外の位置に貫通口を設け、その貫通口を
2P樹脂の注入口5とする。前記注入口5は図1に示す
様にガラス基板2に設けることも可能である。
【0016】2P樹脂の注入方法は、セル4の内部圧力
と外部圧力の差圧(内部圧力<外部圧力)を利用する方
法や、2P樹脂の自重を利用して注入する方法等が可能
である。
【0017】セル4内への2P樹脂8の注入を完了した
後、紫外線を照射する。図2は本発明の紫外線の照射面
を各領域に区分した状態を表わす説明図である。同図2
に示す様に、紫外線を遮光するフィルム等で外周エリア
領域a12及び外周エリア領域b13をマスクし、UV
光を照射して有効エリア領域6を光硬化させた後、外周
エリア領域a12のマスクフィルムを取除いて強度を変
えたUV光を照射して外周エリア領域a12を光硬化さ
せる。その後、最後に外周エリア領域b13のマスクフ
ィルムを取り除いてさらに強度を変えたUV光を照射し
て2P樹脂全面を光硬化させる。そして、オリジナル型
1とガラス基板2を剥離分離することによって、ガラス
基板2の上に、少なくとも有効エリア領域内には歪みの
ない平坦度の高い2P樹脂レプリカが形成されたスタン
パー原盤が得られる。
【0018】有効エリア領域およびその他の領域に照射
するUV光は、その強度を領域毎に変えて照射するが、
中央部の有効エリア領域から外周部の領域の方向へ、紫
外線照射光量を順次低下させて照射するのが好ましい。
また、少なくとも中央部の有効エリア領域の紫外線照射
光量を2mW/cm2以下とするのが好ましい。
【0019】次に、本発明の第二の発明を詳細に説明す
る。本発明の第二の発明は、プリフォーマットを有する
オリジナル型を用いて成型したセルに紫外線硬化樹脂を
注入し、該紫外線硬化樹脂を硬化してスタンパー原盤を
製造する方法において、紫外線を照射する領域を区分
し、各々の領域に紫外線を段階的に照射して紫外線硬化
樹脂を硬化させる光記録媒体用スタンパー原盤の製造方
法である。
【0020】本発明によれば、光記録媒体用スタンパー
原盤作製時に用いる2P樹脂を硬化するとき、UV光の
被照射面を少なくとも3領域以上に区分し、例えば中央
部の有効エリア領域と2つ以上のその外周領域とに区分
し、まず最初に有効エリア領域の2P樹脂を硬化した後
に、順次その外周部方向の外周領域の2P樹脂を硬化さ
せることにより、有効エリア領域内で生じる歪みの進行
を抑止でき、平坦度の高い2P樹脂レプリカが形成され
たスタンパー原盤を得ることができる。
【0021】以下、本発明の第二の発明を図面に基づい
て詳細に説明する。図1は本発明の光記録媒体用スタン
パー原盤の製造方法に用いるセルの形状の一例を示す概
略図であり、図1(a)はセルの平面図、図1(b)は
AA線断面図である。図1に示すように、ピット、グル
ープなどの凹凸パターン1aを有するオリジナル型1
と、平坦な表面を有するガラス基板2を対向し、外周縁
部に所定の厚みのスぺーサー材3を介してセル4を形成
する。
【0022】注入口5の形成は、オリジナル型1の有効
エリア領域6以外の位置に貫通口を設け、その貫通口を
2P樹脂の注入口5とする。前記注入口5は図1に示す
様にガラス基板2に設けることも可能である。
【0023】2P樹脂の注入方法は、セル4の内部圧力
と外部圧力の差圧(内部圧力<外部圧力)を利用する方
法や、2P樹脂の自重を利用して注入する方法等が可能
である。
【0024】セル4内への2P樹脂8の注入を完了した
後、紫外線を照射する。図3は本発明の紫外線の照射面
を各領域に区分した状態を表わす説明図である。同図3
に示す様に、紫外線を遮光するフィルム等で外周エリア
領域a22及び外周エリア領域b23をマスクし、UV
光を照射して有効エリア領域26を光硬化させた後、外
周エリア領域a22のマスクフィルムを取除いてUV光
を照射して外周エリア領域a22を光硬化させる。その
後、最後に外周エリア領域b23のマスクフィルムを取
り除いてさらにUV光を照射して2P樹脂全面を光硬化
させる。そして、オリジナル型1とガラス基板2を剥離
分離することによって、ガラス基板2の上に、少なくと
も有効エリア領域内には歪みのない平坦度の高い2P樹
脂レプリカが形成されたスタンパー原盤が得られる。
【0025】また、少なくとも中央部の有効エリア領域
の紫外線照射光量を2mW/cm2以下とするのが好ま
しい。また、紫外線の強さは、各領域とも同じでも異な
っていてもよく、異なっている場合には外周へいくほど
弱くする方が効果的である。
【0026】本発明の第一の発明および第二の発明によ
り製造されたスタンパー原盤は、その2P樹脂レプリカ
上に通常の方法により導電化膜を形成し、さらに電鋳に
より電鋳膜を形成し、該導電化膜と電鋳膜を一体として
剥離することによりスタンパーを得ることができる。
【0027】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を具体的に説明
する。
【0028】実施例1 パターンエリアが200×200mmである300×3
00mmの平面度5μmのオリジナル型と、有効パター
ンエリア領域外に注入口を有する340×340mmの
ガラス基板を、幅5mm、厚さ60μmのスペーサ材
(ポリエチレンテレフタレート)をオリジナル型の外周
縁部に配設してセルを作成した。
【0029】このセル内部に2P樹脂の自重を利用して
注入口より2P樹脂(日本化薬社製、INC118)を
注入した。注入完了後、ガラス基板側から紫外線を照射
する際、図2に示す様に、有効エリア領域に2mW/c
2 、外周エリア領域aに1mW/cm2 、外周エリア
領域bに0.4mW/cm2 のUV光を10分間照射し
て2P樹脂を硬化させた。
【0030】オリジナル型とガラス基板を剥離し、スペ
ーサ材を除去して2P樹脂レプリカが形成されたスタン
パー原盤を得た。2P樹脂レプリカ表面の有効エリア内
の平面度をザイゴ干渉計により測定したところ、5μm
であり、オリジナル型に対して歪みはなかった。
【0031】このスタンパー原盤を用いて電鋳法により
スタンパーを作製したところ、平面性の高い高精度なス
タンパーを、生産性よく作製できた。
【0032】実施例2 パターンエリアが200×200mmである300×3
00mmの平面度5μmのオリジナル型と、有効パター
ンエリア領域外に注入口を有する340×340mmの
ガラス基板を、幅5mm、厚さ60μmのスペーサ材
(ポリエチレンテレフタレート)をオリジナル型の外周
縁部に配設してセルを作成した。このセル内部に2P樹
脂の自重を利用して注入口より2P樹脂(日本化薬社
製、INC118)を注入した。
【0033】注入完了後、ガラス基板側から紫外線を照
射する際、図3に示す様に、有効エリア領域、外周エリ
ア領域a,bの3領域に区分し、まず最初に外周エリア
領域a,bを50μm厚のポリイミドフィルムで遮光し
て2mW/cm2 のUV光を10分間照射して有効エリ
ア領域を光硬化させた。次に外周エリア領域aの遮光フ
ィルムを除いて外周エリア領域aを同様にUV光を照射
して光硬化させた。最後に外周エリア領域bの遮光フィ
ルムを除いて同様にUV光を照射して全面の2P樹脂を
光硬化させた。
【0034】オリジナル型とガラス基板を剥離し、スペ
ーサ材を除去して2P樹脂レプリカが形成されたスタン
パー原盤を得た。2P樹脂レプリカ表面の有効エリア内
の平面度をザイゴ干渉計により測定したところ、5μm
であり、オリジナル型に対して歪みはなかった。
【0035】このスタンパー原盤を用いて電鋳法により
スタンパーを作製したところ、平面性の高い高精度なス
タンパーを、生産性よく作製できた。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
2P樹脂レプリカを2P樹脂を光硬化させて作製すると
き、有効エリア領域から外周部領域の方向へ放射状に紫
外線の照射光量を順次低下させて2P樹脂を硬化させる
ことにより、2P樹脂硬化時に発生する歪みを、少なく
とも有効エリア領域内では抑止した、高精度なスタンパ
ーを作成できる光記録媒体用スタンパー原盤を得ること
ができる効果がある。
【0037】また、本発明によれば、2P樹脂レプリカ
を2P樹脂を光硬化させて作製するとき、有効エリア領
域から外周部領域の方向へ順次段階的に紫外線を照射さ
せて2P樹脂を硬化させることにより、2P樹脂硬化時
に発生する歪みを、少なくとも有効エリア領域内では抑
止した、高精度なスタンパーを作成できる光記録媒体用
スタンパー原盤を得ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光記録媒体用スタンパー原盤の製造方
法に用いるセルの形状の一例を示す概略図である。
【図2】本発明の第一の発明の紫外線の照射面を各領域
に区分した状態を表わす説明図である。
【図3】本発明の第二の発明の紫外線の照射面を各領域
に区分した状態を表わす説明図である。
【図4】従来のディスペンススプレッド法による2P樹
脂レプリカを形成したスタンパー用原盤の製造方法を示
す工程図である。
【符号の説明】
1 オリジナル型 1a 凹凸パターン 2 ガラス基板 3 スペーサー材 4 セル 5 注入口 6 有効エリア領域 8 2P樹脂 9 UV光 10 2P樹脂レプリカ 10′ 突起 11 固定板 12,22 外周エリア領域a 13,23 外周エリア領域b 26 有効エリア領域

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリフォーマットを有するオリジナル型
    を用いて成型したセルに紫外線硬化樹脂を注入し、該紫
    外線硬化樹脂を硬化してスタンパー原盤を製造する方法
    において、紫外線を照射する領域を区分し、各領域に紫
    外線を強度を変えて照射して紫外線硬化樹脂を硬化させ
    ることを特徴とする光記録媒体用スタンパー原盤の製造
    方法。
  2. 【請求項2】 中央部の有効エリア領域から外周部の領
    域の方向へ、紫外線照射光量を順次低下させて照射して
    紫外線硬化樹脂を硬化させる請求項1記載の光記録媒体
    用スタンパー原盤の製造方法。
  3. 【請求項3】 少なくとも中央部の有効エリア領域の紫
    外線照射光量を2mW/cm2以下とする請求項1また
    は2記載の光記録媒体用スタンパー原盤の製造方法。
  4. 【請求項4】 プリフォーマットを有するオリジナル型
    を用いて成型したセルに紫外線硬化樹脂を注入し、該紫
    外線硬化樹脂を硬化してスタンパー原盤を製造する方法
    において、紫外線を照射する領域を区分し、各領域に紫
    外線を段階的に照射して紫外線硬化樹脂を硬化させるこ
    とを特徴とする光記録媒体用スタンパー原盤の製造方
    法。
  5. 【請求項5】 前記領域が3領域以上である請求項4記
    載の光記録媒体用スタンパー原盤の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記領域のうち、中央部の有効エリア領
    域を最初に硬化し、その後順次外周部方向の領域を硬化
    する請求項4または5記載の光記録媒体用スタンパー原
    盤の製造方法。
  7. 【請求項7】 少なくとも中央部の有効エリア領域の紫
    外線照射光量を2mW/cm2以下とする請求項4乃至
    6のいずれかの項に記載の光記録媒体用スタンパー原盤
    の製造方法。
JP33535594A 1994-12-22 1994-12-22 光記録媒体用スタンパー原盤の製造方法 Pending JPH08180473A (ja)

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Cited By (3)

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WO2020202897A1 (ja) * 2019-03-29 2020-10-08 富士フイルム株式会社 光照射装置、光照射方法、光照射装置の動作方法、及びプログラム
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