JPH08178377A - 換気装置 - Google Patents

換気装置

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Publication number
JPH08178377A
JPH08178377A JP33462394A JP33462394A JPH08178377A JP H08178377 A JPH08178377 A JP H08178377A JP 33462394 A JP33462394 A JP 33462394A JP 33462394 A JP33462394 A JP 33462394A JP H08178377 A JPH08178377 A JP H08178377A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
fan
exhaust
exhaust fan
gas
Prior art date
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Pending
Application number
JP33462394A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenjiro Fukuyama
健次郎 福山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Gas Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Gas Co Ltd filed Critical Tokyo Gas Co Ltd
Priority to JP33462394A priority Critical patent/JPH08178377A/ja
Publication of JPH08178377A publication Critical patent/JPH08178377A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡素な構成で確実な換気ができ且つ安価な換
気装置を提供する。 【構成】 厨房に外部空気を供給する給気ファン1と、
厨房内の空気を排気する2つの排気ファン2a,2bが
設けられており、給気ファン1と一方の排気ファン2a
とは同一のインバータ3に接続されており、インバータ
3はガスメータ5により検出されたガス消費量に応じて
コントローラ4から入力された制御信号に応じた電源周
波数で給気ファン1と一方の排気ファン2aとを駆動す
るようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、厨房等における換気を
行うための装置に係り、特に、構成の簡素化を図った換
気装置に関する。
【0002】
【従来の技術】多量のガス燃焼がある厨房では、適切な
換気が必要であり、このための換気設備が従来から種々
提案されている。図3及び図4には従来の換気設備の一
例が示されており、以下、同図を参照しつつ従来の換気
設備について説明する。
【0003】厨房の適宜な場所には、外気OA(Outsid
e Air )を供給する給気口7が設けられており、給気フ
ァン1により外気OAが厨房内へ供給されるようになっ
ている。また、ガス器具6の上方に第1の排気口8aが
配設されると共に、例えば厨房の中央付近の天井には第
2の排気口8bが配設され、これら2つの排気口8a,
8bは排気管9を介して排気ファン2に接続されてお
り、この排気ファン2により排気EA(1),排気EA(2)
が外部へ排出されるようになっている。
【0004】さらに、厨房の適宜な場所には、空調機1
0からの空調空気が流入する空調空気流入口11が設け
られており、空調空気SA(Supply Air)が厨房内へ流
入するようになっている。一方、ガス器具6へガスを供
給するためのガス配管12の途中に設けられたガスメー
タ5は、ガス器具6へ供給されるガス量を検知するもの
であるが、このガス量を外部へ送信する送信回路が設け
られている。
【0005】このガスメータ5からのデータは、排気フ
ァン2に接続されたインバータ3b及び給気ファン1に
接続されたインバータ3aの動作を制御するコントロー
ラ4によって受信されるようになっている。そして、コ
ントローラ4はガスメータ5により検出されたガス量に
応じてインバータ3a,3bを介して排気ファン2及び
給気ファン1へ供給される電源周波数を制御して回転数
を変えることとなり、それによって各ファン1,2の風
量が調節されるようになっている。
【0006】かかる構成における換気の例を図4を参照
しつつ説明すれば、先ず、客席からの流入空気量が10
00m3/ h、空調空気SAの量が2000m3/ h、
外気OAの量が7000m3/ hの場合に、2つの排気
口8a,8bからの排気EA(1),排気EA(2) を併せて
排気量10000m3/ hの排気を行った際、換気量
(換気設備の最大能力の換気量に対する排気量の割合を
百分率で表したもの)は100%となっている。
【0007】これに対して、客席からの流入空気量が1
000m3/ h、空調空気SAの量が2000m3/
h、外気OAの量が2000m3/ hの場合に、2つの
排気口8a,8bからの排気EA(1),排気EA(2) を併
せて排気量5000m3/ の排気を行った際には、換気
量は50%となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、かかる従来
の換気設備においては、排気ファン2及び給気ファン1
の回転制御は、それぞれ別個のインバータ3a,3bを
設けて行うようになっているため、構成が複雑で装置価
格が高価であるという問題があった。また、排気ファン
2の風量と、給気ファン1の風量は、略同一となること
が望まれるが、それぞれ別個のインバータを用いて制御
しているために、制御が難しいという問題があった。
【0009】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
で、簡素な構成で確実な換気が可能で且つ安価な換気装
置を提供するものである。本発明の他の目的は、排気フ
ァンの風量と給気ファンの風量とを容易に略一定とする
ことのできる換気装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る換気装置
は、室内に外部の空気を供給するための給気ファンと、
室内の空気を排気するための第1の排気ファン及び第2
の排気ファンと、前記給気ファン及び前記第1の排気フ
ァンの回転数を外部から入力される前記室内におけるガ
ス器具のガス消費量に応じて制御する駆動制御手段と、
を具備してなるものである。
【0011】特に、駆動制御手段は、ファンへ供給する
電源電圧の周波数を外部から入力される制御信号に応じ
て変えるインバータと、外部から入力される室内におけ
るガス器具のガス消費量に応じて前記インバータへの制
御信号を発生するコントローラと、を具備してなるもの
が好適である。
【0012】
【作用】2つの排気ファンの内一方の排気ファンと給気
ファンとは、一台の駆動制御手段により同一の動作制御
を受けることとなり、従来と異なり駆動制御手段を排気
ファンと給気ファンのぞれぞれに対して設ける必要がな
く、簡素な構成で所望の排気量を確保できることとなる
ものである。
【0013】
【実施例】以下、本発明に係る換気装置の一実施例につ
いて、図1及び図2を参照しつつ説明する。ここで、図
1は本発明に係る換気装置の一実施例における構成を示
す構成図、図2は換気動作を説明するための説明図であ
る。なお、以下に説明する部材、配置等は本発明を限定
するものではなく、本発明の趣旨の範囲内で種々改変す
ることができるものである。また、以下の説明におい
て、図3に示された従来の構成要素と同一のものについ
ては、同一の符号を付することとする。
【0014】本実施例における換気装置は、給気ファン
1と、2つの排気ファン2a,2bと、インバータ3
と、コントローラ4とを主たる構成要素としてなるもの
で、厨房の換気を行うために用いられるものである。給
気ファン1は給気管13を介して厨房の適宜な場所に設
けられた給気口7に接続されて、外気0Aを厨房内へ供
給するようになっている。第1の排気ファン(図1にお
いては「排気ファン1」と表記)2aはガス器具6の上
方に配設された第1の排気口8aに排気管9aを介して
連通されており、調理の際に生ずる煙等を排気するよう
になっている。
【0015】第2の排気ファン(図1において「排気フ
ァン2」と表記)2bは、例えば厨房の天井の略中央に
配設された第2の排気口8bに排気管9bを介して連通
されており、厨房内の空気を排気するようになってい
る。さらに、厨房の適宜な場所には、空調空気流入口1
1が配設されており、空調配管14を介して連通された
空調機10から空調空気が厨房内に流入されるようにな
っている。
【0016】インバータ3は、コントローラ4からの制
御信号に応じてファンを駆動する駆動電圧の周波数を変
えるためのもので、本実施例においては、第1の排気フ
ァン2aと給気ファン1とがこのインバータ3に接続さ
れて同時に駆動されるようになっている。尚、第2の排
気ファン2bは、このインバータ3に接続されておら
ず、例えば商用電源がそのまま印加されて定回転数で動
作するようになっている。
【0017】コントローラ4は、ガスメータ5により検
出されたガス器具6の消費量に応じて必要な制御信号を
インバータ3へ出力するようになっているものである。
本実施例のコントローラ4は、次述するようにガスメー
タ5から送信されたガス消費量のデータを受信する機能
を有している。本実施例のガスメータ5は、ガス器具6
へのガス配管12途中に配設されて、ガス器具6におけ
るガス消費量を検出すると共に、この消費量のデータを
コントローラ4に対して送信する機能を有しているもの
となっている。
【0018】かかる構成において、必要な電源が供給さ
れて本実施例の装置の動作が開始された状態において、
ガス器具6が使用されると、ガスメータ5によりガス消
費量が検出され、そのデータがコントローラ4へ送信さ
れることとなる。コントローラ4からはそのデータに応
じて第1の排気ファン2a及び給気ファン1の回転数を
設定するべく、インバータ3に対して制御信号が出力さ
れる。そして、インバータ3からは第1の排気ファン2
a及び給気ファン1に対してコントローラ4からの制御
信号に応じた周波数の交流電圧が供給されることによ
り、第1の排気ファン2a及び給気ファン1はこの供給
電源の周波数によって定まる回転数で回転することとな
る。
【0019】次に、図2を参照しつつ具体的な排気量及
び給気量の関係について説明する。先ず、厨房に隣接し
た客席から厨房に流入する流入空気量が設計値で100
0m3/ h、空調機10により厨房に流入される空調空
気量SAが2000m3/h(図2において「SA」と
表記された欄参照)であるとする。また、第2の排気フ
ァン2bは、定電圧駆動のためその排気量EA(2) は、
常に略一定であり、例えば、3000m3/ hであると
する(図2において「EA(2) 」と表記された欄参
照)。
【0020】かかる条件の下、第1の排気ファン2a及
び第2の排気ファン2bによる換気量(厨房の体積容量
に対する排気量の割合を百分率で表したもの)が100
%の場合、第1の排気ファン2a及び給気ファン1は、
インバータ3により共に50Hzで駆動され、第1の排
気ファン2aにより7000m3/ hの排気が行われる
(図2において「EA(1) 」と表記された欄参照)一
方、給気ファン1により第1の排気ファン2aと同量の
7000m3/ hの外気が導入される(図2において
「OA」と表記された欄参照)こととなる。
【0021】次に、前提条件を変えずに排気量を50%
とする場合には、第1の排気ファン2a及び給気ファン
1は、インバータ3により15Hzで駆動され、第1の
排気ファン2aにより2000m3/ hの排気が行われ
る(図2において「EA(1)」と表記された欄参照)一
方、給気ファン1により第1の排気ファン2aと同量の
2000m3/ hの外気が導入される(図2において
「OA」と表記された欄参照)こととなる。
【0022】本実施例では、インバータ3による駆動制
御を受けない第2の排気ファン2bを設けて、この第2
の排気ファン2bにより常に一定の排気量が確保される
一方、インバータ3による駆動制御を受ける第1の排気
ファン2aは、給気ファン1と共にガス消費量に応じて
その風量が変えられるので、確実な換気が確保されるこ
ととなるものである。
【0023】本実施例において説明した排気、給気等の
量並びにインバータ3による供給電源の周波数はあくま
でも一例であり、これらの値に限定される必要のないこ
とは勿論であり、種々の値の組み合わせが可能なもので
ある。
【0024】
【発明の効果】以上、述べたように本発明によれば、給
気ファンと排気ファンとが同一の動作制御を受けるよう
に構成することにより、従来と異なり一台の駆動制御手
段により制御されるので、構成が簡素になり、安価な装
置が提供されることとなる。また、従来と異なり給気フ
ァンと排気ファンに対して同一の制御を施せばよいの
で、ぞれぞれ別個の制御用ソフトウェアを必要とするこ
とがなくなり、制御が簡単でより安価な装置が提供され
ることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る換気装置の一実施例における構成
を示す構成図である。
【図2】図1に示された実施例における換気動作を説明
するための説明図である。
【図3】従来の換気設備の一例を示す構成図である。
【図4】図3に示された換気設備における換気動作を説
明するための説明図である。
【符号の説明】
1…給気ファン 2a…第1の排
気ファン 2b…第2の排気ファン 3…インバ
ータ 4…コントローラ 5…ガスメー
タ 7…給気口 8a…第1の排
気口 8b…第2の排気口 11…空調空気
流入口

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内に外部の空気を供給するための給気
    ファンと、 室内の空気を排気するための第1の排気ファン及び第2
    の排気ファンと、 前記給気ファン及び前記第1の排気ファンの回転数を外
    部から入力される前記室内におけるガス器具のガス消費
    量に応じて制御する駆動制御手段と、 を具備してなることを特徴とする換気装置。
  2. 【請求項2】 前記駆動制御手段は、ファンへ供給する
    電源電圧の周波数を外部から入力される制御信号に応じ
    て変えるインバータと、 外部から入力される室内におけるガス器具のガス消費量
    に応じて前記インバータへの制御信号を発生するコント
    ローラと、 を具備してなることを特徴とする請求項1記載の換気装
    置。
JP33462394A 1994-12-20 1994-12-20 換気装置 Pending JPH08178377A (ja)

Priority Applications (1)

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JP33462394A JPH08178377A (ja) 1994-12-20 1994-12-20 換気装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP33462394A JPH08178377A (ja) 1994-12-20 1994-12-20 換気装置

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JPH08178377A true JPH08178377A (ja) 1996-07-12

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ID=18279456

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JP33462394A Pending JPH08178377A (ja) 1994-12-20 1994-12-20 換気装置

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JP (1) JPH08178377A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006145115A (ja) * 2004-11-19 2006-06-08 Daikin Ind Ltd 換気制御装置
JP2007232366A (ja) * 2007-06-08 2007-09-13 Hitachi Plant Technologies Ltd 食品工場および厨房の換気方法
JP2015206508A (ja) * 2014-04-18 2015-11-19 中部電力株式会社 換気システム

Cited By (3)

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JP2007232366A (ja) * 2007-06-08 2007-09-13 Hitachi Plant Technologies Ltd 食品工場および厨房の換気方法
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20041027