JP7301011B2 - 換気装置および換気制御方法 - Google Patents

換気装置および換気制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7301011B2
JP7301011B2 JP2020030866A JP2020030866A JP7301011B2 JP 7301011 B2 JP7301011 B2 JP 7301011B2 JP 2020030866 A JP2020030866 A JP 2020030866A JP 2020030866 A JP2020030866 A JP 2020030866A JP 7301011 B2 JP7301011 B2 JP 7301011B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
room
concentration
air
ventilation
remote controller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020030866A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021134978A (ja
Inventor
健太 桶谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2020030866A priority Critical patent/JP7301011B2/ja
Publication of JP2021134978A publication Critical patent/JP2021134978A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7301011B2 publication Critical patent/JP7301011B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B30/00Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
    • Y02B30/70Efficient control or regulation technologies, e.g. for control of refrigerant flow, motor or heating

Landscapes

  • Ventilation (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Description

本開示は、室内の換気を行う換気装置および換気制御方法に関する。
特許文献1には、室内のCO2ガスを検出するCO2センサを備え、室内のCO2濃度に基づいて熱交換型換気装置の風量を制御する空調用換気装置が開示されている。
従来の空調用換気装置において、室内のCO2濃度に基づいて換気を行う理由は下記の2つである。第1の理由は、高濃度のCO2は人体に有害であるため、室内のCO2濃度を人体に有害とならない濃度に管理することである。第2の理由は、人の活動量に比例して発生する有害物質はCO2以外にも存在するが、他の有害物質の検出は容易ではないため、検出が比較的容易なCO2濃度で人の活動量に比例して発生する有害物質を代表して検出することである。特許文献1に記載の空調用換気装置では、CO2センサによる室内のCO2濃度情報を用いて空調用換気装置の換気風量が制御されることによって、最適な換気量での運転が可能となり、事務所などでは快適な空気環境を得ることができる。
特開2014-95532号公報
ところで、学校での換気は窓開け換気が主体であり、換気装置による機械換気は空調機が使用される夏および冬に限定されることが多いため、学校では、換気装置への設備費用投資はされにくい。また、学校では教室ごとで換気設計がなされている。そのため、特許文献1に記載の技術を用いて、学校でCO2センサによって検出されたCO2濃度に基づく換気自動制御を実施する場合には、教室ごとにCO2センサを導入しなければならず、イニシャルコストが高くなるという問題があった。また、学校における室内の換気設計は、室内の在室率が100%の状態において、室内のCO2濃度が目標CO2濃度以下となるようになされている。学校の各教室に在室する人数である在室者数は学年毎に異なり、また、毎年クラス変えによって各教室の在室者数が変わる。そのため、教室の在室者数が換気設計で想定された人数よりも少ない場合には、過剰換気となる。過剰換気を行うことは空調負荷の増大となり、省エネルギ上好ましくないという問題もあった。
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、CO2センサがなく、時期によって室内の人数が変動する環境下においても、人の活動量に対応した換気風量で運転することができる換気装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本開示の換気装置は、給気用送風機と、排気用送風機と、リモートコントローラと、制御部と、を備える。給気用送風機は、外気を吸込み室内に給気する。排気用送風機は、室内の空気を吸い込み外部へ排気する。リモートコントローラは、室内の人数である在室者数、室内で単位時間当たりに発生するCO2室内の目標CO2濃度および外気CO 2 濃度を含む管理情報を入力可能である。制御部は、リモートコントローラからの管理情報に基づいて、給気用送風機および排気用送風機を制御する。室内の目標CO 濃度は、外気CO 2 濃度よりも高い。リモートコントローラは、外気CO 2 濃度の入力時に、換気対象となる室の周囲の環境におけるCO 2 濃度の分類を示す選択項目を表示する。制御部は、リモートコントローラからの管理情報に基づいて、制御開始時の室内のCO 2 濃度をリモートコントローラによって入力された管理情報の外気CO 2 濃度とし、室内が目標CO 2 濃度となる室内において必要な換気風量である室内必要換気風量を算出し、室内必要換気風量となるように給気用送風機および排気用送風機を制御する。
本開示によれば、CO2センサがなく、時期によって室内の人数が変動する環境下においても、人の活動量に対応した換気風量で運転することができるという効果を奏する。
実施の形態1にかかる換気装置の構成を簡略化して示す模式図 実施の形態1による室内のCO2濃度と換気風量との関係の一例を示す図 リモートコントローラで設定可能な管理情報の一例を示す図 実施の形態1にかかる換気装置に備えられる制御部のハードウェア構成の一例を模式的に示すブロック図 実施の形態1による換気制御方法の手順の一例を示すフローチャート 実施の形態3による室内のCO2濃度と換気風量との関係の一例を示す図 リモートコントローラで設定可能な管理情報の一例を示す図
以下に、本開示の実施の形態にかかる換気装置および換気制御方法を図面に基づいて詳細に説明する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1にかかる換気装置の構成を簡略化して示す模式図である。なお、符号OAは外気(Outdoor Air)、符号SAは給気(Supply Air)、符号RAは還気(Return Air)、符号EAは排気(Exhaust Air)を示している。
換気装置100は、本体1と、制御部15と、リモートコントローラ16と、を備える。本体1は、板金によって構成された直方体状を有する筐体1aの内部に熱交換素子6を有する空気調和用の換気装置である熱交換型換気装置である。本体1は、天井面に吊りボルトにて天吊り状態で設置されている。以下では、換気装置100は、学校の教室内に設けられるものとする。また、以下では、教室の内部は、室内と称される。
本体1は、前述の熱交換素子6の他に、筐体1aに設けられた外気吸込口7と、給気吐出口8と、室内空気吸込口9と、排気吐出口10と、を備える。本体1は、熱交換素子6を介して外気吸込口7と給気吐出口8とを結ぶ給気風路11と、熱交換素子6を介して室内空気吸込口9と排気吐出口10とを結ぶ排気風路12と、を有する。
給気吐出口8および室内空気吸込口9はグリル形状となっている。給気吐出口8からは外気OAからの給気流が直接吐出され、室内空気吸込口9からは室内からの排気流が直接吸込まれる。外気吸込口7および排気吐出口10には屋外へと延びる図示しないダクトが接続される。接続されたダクトを通じて外気吸込口7からは屋外から外気OAが吸込まれ、排気吐出口10からは室内空気が吐出される。
本体1は、給気風路11の入口端から出口端へ向かう空気の流れである給気流、すなわち外気吸込口7から給気吐出口8へ向かう給気流を生成する給気用送風機3を給気風路11に備える。また、本体1は、排気風路12の入口端から出口端へ向かう空気の流れである排気流、すなわち室内空気吸込口9から排気吐出口10へ向かう排気流を生成する排気用送風機5を排気風路12に備える。
給気風路11は、外気OAを室内へ給気するための風路であり、外気吸込口7と熱交換素子6との間に形成された外気熱交換前風路11aと、熱交換素子6と給気吐出口8との間に形成された外気熱交換後風路11bと、熱交換素子6内の給気風路11である素子内給気風路11cと、を有している。排気風路12は、室内空気である還気RAを室外へ排気するための風路であり、室内空気吸込口9と熱交換素子6との間に形成された室内空気熱交換前風路12aと、熱交換素子6と排気吐出口10との間に形成された室内空気熱交換後風路12bと、熱交換素子6内の排気風路12である素子内排気風路12cと、を有している。この構成により、給気風路11と排気風路12とは、熱交換素子6において交差している。
外気熱交換後風路11bと室内空気熱交換後風路12bとは、熱交換素子6および仕切壁19により仕切られている。外気熱交換前風路11aと室内空気熱交換前風路12aとは、熱交換素子6および仕切壁20により仕切られている。外気熱交換前風路11aと室内空気熱交換後風路12bとは、熱交換素子6および仕切壁17により仕切られている。そして、外気熱交換後風路11bと室内空気熱交換前風路12aとは、熱交換素子6および仕切壁18により仕切られている。
給気用送風機3は、外気熱交換前風路11a内で外気吸込口7と連結され、給気用送風機3を駆動するための給気用モータ2を内部に備えている。排気用送風機5は、室内空気熱交換後風路12b内で排気吐出口10と連結され、排気用送風機5を駆動するための排気用モータ4を内部に備えている。給気用モータ2および排気用モータ4は、後述する制御部15による制御に対応して回転速度を変化させることができる。給気用モータ2および排気用モータ4の一例は、DC(Direct Current)モータである。
給気風路11には、給気エアフィルタ13が、取り外し自在に外気熱交換前風路11aに設置されている。給気エアフィルタ13は、外気OAに含まれる塵埃の目詰まりによる熱交換素子6の性能低下を防止するために、熱交換素子6に吸い込まれる外気OAの塵埃を取り除くエアフィルタである。給気エアフィルタ13は、給気風路11における熱交換素子6よりも上流側に設置されている。また、排気風路12には、排気エアフィルタ14が、取り外し自在に室内空気熱交換前風路12aに設置されている。排気エアフィルタ14は、還気RAに含まれる塵埃の目詰まりによる熱交換素子6の性能低下を防止するために、熱交換素子6に吸い込まれる還気RAの塵埃を取り除くエアフィルタである。排気エアフィルタ14は、排気風路12における熱交換素子6よりも上流側に設置されている。
全熱交換器である熱交換素子6では、平板紙上に波板紙が接着されたコルゲートシートによる多層構造をなす平板状の給気風路である素子内給気風路11cと、平板紙上に波板紙が接着されたコルゲートシートによる多層構造をなす平板状の排気風路である素子内排気風路12cと、が互いに独立して形成されている。素子内給気風路11cと素子内排気風路12cとは、熱交換素子6において交差した状態に設けられている。これにより、熱交換素子6は、給気風路11の素子内給気風路11cを流れる空気と、排気風路12の素子内排気風路12cを流れる空気との間で熱および湿度を交換する全熱交換が可能となっている。実施の形態1においては、素子内給気風路11cと素子内排気風路12cとは、熱交換素子6において直交して設けられている。すなわち、熱交換素子6では、素子内給気風路11cを流れる空気の進行方向と、素子内排気風路12cを流れる空気の進行方向とは、直交している。
リモートコントローラ16は、本体1の制御部15と伝送線50で接続され、室内に設置されている。伝送線50は、有線でも無線でもよい。リモートコントローラ16は、ユーザによって入力された内容を制御部15に設定する。リモートコントローラ16は、設定内容を表示する表示部を備える。
また、リモートコントローラ16は、換気装置100が設置される室内の在室者数に対応する換気風量である室内必要換気風量を算出するために必要な情報である管理情報の設定画面をユーザに提供する。実施の形態1では、換気装置100は、CO2センサおよび室内への人の出入りを検知する人検知センサを備えないため、制御部15は、管理情報を用いて、室内必要換気風量を算出することになる。管理情報は、室内に存在する人数である在室者数と、室内で単位時間当たりに発生するCO2量と、室内の目標CO2濃度と、外部のCO2濃度である外気CO2濃度と、を含む。
制御部15は、給気用送風機3および排気用送風機5と伝送線50を介して接続され、給気用送風機3および排気用送風機5の運転を制御することによって、室内における換気運転を制御する。すなわち、制御部15は、伝送線50を介して給気用送風機3および排気用送風機5と通信可能とされており、給気用送風機3および排気用送風機5の風量を制御して換気風量を制御する。具体的には、制御部15は、リモートコントローラ16からの管理情報に基づいて、給気用送風機3および排気用送風機5の風量を制御する。制御部15は、筐体1aの外部においてメンテナンスを行い易い位置に配置されることが望ましい。
実施の形態1では、制御部15は、リモートコントローラ16から受けた管理情報に基づいて単位時間当たりに必要な室内の換気風量である室内必要換気風量を算出する。
ここで、室内必要換気風量の考え方について説明する。図2は、実施の形態1による室内のCO2濃度と換気風量との関係の一例を示す図である。ここでは、容積がV(m3)の室200内において、授業開始時のCO2濃度をC0(ppm)とし、室200内で単位時間当たりに発生するCO2量をM(m3/時)とする。t時間後の室200内のCO2濃度である目標CO2濃度をCt(ppm)としたときに、室200内における必要な換気風量である室内必要換気風量をQ(m3/時)とすると、次式(1)が成り立つ。
Ct-C0=MQ×1,000,000 ・・・(1)
(1)式を変形することによって、室内必要換気風量Qは、次式(2)で表される。
Q=M×1,000,000/(Ct-C0) ・・・(2)
計算にあたって、授業開始時の室200内のCO2濃度C0は、十分に換気を行っていたと仮定すると、室200の外部から入ってくる空気のCO2濃度、すなわち外気CO2濃度と同濃度とすることができる。つまり、授業開始時の室200内のCO2濃度C0は、外気CO2濃度で代用される。また、室200内には、人しか存在せず、室200内のCO2の発生は一定、すなわち定常状態であるとする。単位時間当たりに1人が発生するCO2呼出量をv(m3/時)とし、室200内の在室者数をn(人)とすると、室200内で単位時間当たりに発生するCO2量M(m3/時)は、次式(3)で示される。
M=n×v ・・・(3)
単位時間当たりに1人が発生するCO2呼出量vは、予め求められる量であり、年齢によって異なる値となる。一例では、学校環境衛生管理マニュアル「学校環境衛生基準の理論と実践」([平成30年度改定版]、文部科学省)によれば、単位時間当たりに1人が発生するCO2呼出量は、幼稚園児および小学生(低学年)では、0.011(m3/時)であり、小学生(高学年)および中学生では、0.016(m3/時)であり、高校生および大人では、0.022(m3/時)である。
(3)式を(2)式に代入することによって、室内必要換気風量Qは、次式(4)によって表される。
Q=n×v×1,000,000/(Ct-C0) ・・・(4)
授業開始から1時間経過後において、学校の室200内のCO2濃度基準値である1500ppmを維持するために必要な換気風量は以下のとおりである。ここでは、例として、小学生(低学年)が40人在室の室200において、目標CO2濃度をCO2濃度基準値である1500ppm以下に保持するための室内必要換気風量Qが算出される。すなわち、授業開始から1時間経過後において、室200内で目標CO2濃度である1500ppmを維持することが条件とされる。そのため、1時間経過後の目標CO2濃度Ct=1500ppmであり、授業開始時のCO2濃度C0=400ppmであるとする。
室内必要換気風量Qは、上記の条件を(4)式に代入することによって求めることができる。
Q=n×v×1,000,000/(Ct-C0)
=40×0.011×1,000,000/(1500-400)
=400(m3/時)
つまり、容積V(m3)の室200では、400m3/時以上の室内必要換気風量Qで換気を行うことで室200内の目標CO2濃度である1500ppmを維持することが可能である。
本体1の換気風量は、接続されているリモートコントローラ16によって制御可能となっている。図3は、リモートコントローラで設定可能な管理情報の一例を示す図である。管理情報は、上記した(4)式を用いて、室内必要換気風量Qを算出するのに必要な項目を含む。ここでは、リモコン入力項目として、「在室者数」、「室内利用の学年[単位時間当たりに1人が発生するCO2呼出量]」、「室内目標CO2濃度」および「外気CO2濃度」を含む。「在室者数」は(4)式における変数nに対応し、「室内利用の学年[単位時間当たりに1人が発生するCO2呼出量]」は(4)式における変数vに対応する。「室内目標CO2濃度」は(4)式における変数Ctに対応し、「外気CO2濃度」は(4)式における変数C0に対応する。リモートコントローラ16の表示部には、リモコン入力項目に示される内容が一覧表示され、いずれかの項目が選択されることで、選択した項目の詳細を設定することが可能になる。
リモコン入力項目として「在室者数」が選択されると、リモートコントローラ16の表示部には、「在室者数インプット:●●人」という入力内容が表示される。「●●」の部分がユーザによって入力可能な部分となる。
リモコン入力項目として「室内利用の学年[単位時間当たりに1人が発生するCO2呼出量]」が選択されると、リモートコントローラ16の表示部には、選択項目がリスト表示される。選択項目は、在室者の分類を示すものである。選択項目の一例は、「高校生、大人」、「小学生(高学年)、中学生」、「幼稚園児、小学生(低学年)」および「任意入力」である。選択項目として「高校生、大人」、「小学生(高学年)、中学生」または「幼稚園児、小学生(低学年)」が選択された場合には、それぞれの項目において予め定められたCO2発生量が自動で設定されることになる。また、選択項目として「任意入力」が選択された場合には、「CO2発生量インプット:●●m3/時」という入力内容が表示される。「●●」の部分がユーザによって入力可能な部分となる。「任意入力」は、一例では、在室者が幅広い年齢層にわたって分布している場合に使用される。
リモコン入力項目として「室内目標CO2濃度」が選択されると、リモートコントローラ16の表示部には、選択項目がリスト表示される。選択項目は、換気対象となる室の分類を示すものである。選択項目の一例は、「学校基準」、「事務所基準」および「任意入力」である。選択項目として「学校基準」または「事務所基準」が選択された場合には、それぞれの環境に応じて予め定められた目標CO2濃度が自動で設定されることになる。また、選択項目として「任意入力」が選択された場合には、「目標CO2濃度インプット:●●ppm」という入力内容が表示される。「●●」の部分がユーザによって入力可能な部分となる。「任意入力」は、一例では、換気装置100が学校および事務所でない場所に設置される場合に使用される。
リモコン入力項目として「外気CO2濃度」が選択されると、リモートコントローラ16の表示部には、選択項目がリスト表示される。選択項目は、換気対象となる室の周囲の環境の分類を示すものである。選択項目の一例は、「通常環境」、「高濃度環境」および「任意入力」である。選択項目として「通常環境」または「高濃度環境」が選択された場合には、それぞれの環境に応じて予め定められた外気CO2濃度が自動で設定されることになる。また、選択項目として「任意入力」が選択された場合には、「外気CO2濃度インプット:●●ppm」という入力内容が表示される。「●●」の部分がユーザによって入力可能な部分となる。「任意入力」は、一例では、外気CO2濃度が分かっている場合に使用される。
図3に示される内容がリモートコントローラ16でユーザによって選択またはマニュアル入力される。そして、その内容が管理情報として制御部15へと送信される。
図3に示されるように、リモコン入力項目の項目には選択項目とその内容が表示されるようにしている。そのため、具体的な数値を知らないユーザであっても室内の対象者に応じて適切な内容を選択することができる。
また、それぞれの項目には任意の値を入力できる任意入力も可能になっているため、具体的数値を有しているユーザであれば、さらに正確に室内の対象者に応じた設定が可能となる。
制御部15は、入力された管理情報の内容で(4)式に基づき、室内必要換気風量Qを計算する。なお、設定をさらに簡易的にしたい場合には計算精度は劣るが、外気CO2濃度の入力画面を省き、予め定められたデフォルト値を用いる方法もある。外気CO2濃度のデフォルト値の一例は、400ppmである。
計算された室内必要換気風量Qでの運転は、リモートコントローラ16における換気装置100の運転風量を「自動モード」に選択することで実行される。そして、制御部15が、室内必要換気風量Qで運転するように給気用送風機3および排気用送風機5を制御する。リモートコントローラ16では、運転風量を「強モード」または「弱モード」など換気装置100に予め定められた風量を選択することも可能であり、計算された室内必要換気風量Qではなく、換気装置100で予め定められた風量で運転することもできる。例えば、換気装置100が「自動モード」での運転中であり、計算された室内必要換気風量Qが予め定められた換気風量「強モード」より少ない場合で、工作の授業あるいは給食の時間で室内に臭いがこもった場合には、換気風量を「自動モード」から「強モード」へ手動で一時的に変更してもよい。これによって、外気の導入量が多くなり、「自動モード」で運転を継続した場合に比して早い時間で室内の空気の入れ替えが可能となる。すなわち、室内の臭いを除去することができる。
制御部15は、処理回路として実現される。処理回路は専用のハードウェアであってもよいし、プロセッサを備える回路であってもよい。図4は、実施の形態1にかかる換気装置に備えられる制御部のハードウェア構成の一例を模式的に示すブロック図である。制御部15は、プロセッサ151と、メモリ152と、を有する。プロセッサ151とメモリ152とは、バスライン153を介して接続される。制御部15は、メモリ152に記憶されたプログラムをプロセッサ151が実行することによって実現される。また、複数のプロセッサおよび複数のメモリが連携して上記機能を実現してもよい。また、制御部15の機能のうちの一部を専用のハードウェアである電子回路として実装し、他の部分をプロセッサ151およびメモリ152を用いて実現するようにしてもよい。制御部15は、給気用送風機3および排気用送風機5を電気信号によって制御する。
つぎに、上記のような構成を有する換気装置100における換気制御方法について説明する。図5は、実施の形態1による換気制御方法の手順の一例を示すフローチャートである。ユーザがリモートコントローラ16に、図3に示した管理情報の内容を選択または入力すると、リモートコントローラ16は、選択または入力された管理情報の内容を制御部15に設定する(ステップS11)。管理情報には、室内の人数である在室者数、室内で単位時間当たりに発生するCO2量、t時間後の室内の目標CO2濃度および外気CO2濃度を含む。
次いで、制御部15は、管理情報と、(4)式と、を用いて室内必要換気風量Qを算出する(ステップS12)。そして、制御部15は、算出した室内必要換気風量Qで運転するように給気用送風機3および排気用送風機5を制御する(ステップS13)。以上によって、処理が終了する。
実施の形態1では、リモートコントローラ16に入力された室内の人数である在室者数、室内で単位時間当たりに発生するCO2量およびt時間後の室内の目標CO2濃度を含む管理情報が、制御部15に設定される。制御部15は、管理情報と、(4)式と、を用いて室内必要換気風量Qを算出し、算出した室内必要換気風量Qとなるように、給気用送風機3および排気用送風機5を制御する。これによって、室内のCO2濃度を計測するCO2センサ、あるいは室内に在席する人の人数を検出する人検知センサを換気装置100が備えていなくても、室内の在室者数に対応した適切な換気風量で運転を実現することができる換気装置100を得ることができるという効果を有する。つまり、室内必要換気風量Qを計算するために必要な情報を入手するためのCO2センサおよび人検知センサが必要ない換気装置100であり、センサレスによる換気装置100自体コストおよび計装部材コスト、計装工事コストを抑えることができる。そのため、学校のように空調設備投資が難しい環境においても、安価なイニシャルコストで室内の環境に応じた適切な換気運用が可能な換気装置100の提供が可能となる。
また、学校の教室における在室者数は学年毎に異なり、さらに毎年、クラス変えによって在室者数が変わる。学校の教室の換気設計は、室内の在室率が100%の状態で、室内のCO2濃度が目標CO2濃度以下となるようになされているので、在室者数が換気設計で想定された在室者数に比して少ない場合には、過剰換気による空調負荷が増大し、省エネルギの観点から問題がある。しかし、実施の形態1による換気装置100を使用することによって、教室内の在室者数に応じた最適な換気風量で運転が可能になる。その結果、過剰換気による空調負荷を抑制した省エネルギが可能となる。
実施の形態2.
実施の形態2による換気装置100の構成は、実施の形態1と同様である。ただし、制御部15が、算出した室内必要換気風量Qが、換気装置100の最大換気風量を超える結果となった場合に、リモートコントローラ16の表示部にエラー表示を行う機能をさらに有する。
実施の形態2では、制御部15が、算出した室内必要換気風量Qが、換気装置100の最大換気風量を超える結果となった場合に、リモートコントローラ16にエラー表示を行うようにした。これによって、設置されている換気装置100で、入力された管理情報の内容では室内の目標CO2濃度を達成できないことをユーザに伝達することができる。
実施の形態3.
実施の形態3による換気装置100の構成は、実施の形態1と同様である。ただし、実施の形態3では、制御部15は、室200内に在室者の他にCO2を発生する発生源が存在する場合における室内必要換気風量Qを算出する。ここでは、CO2の発生源が、暖房器具である場合を例に挙げる。
図6は、実施の形態3による室内のCO2濃度と換気風量との関係の一例を示す図である。図2と比較すると、室200内で、暖房器具で発生するCO2量L(m3/時)が追加されている。そのため、暖房器具で発生するCO2量Lを考慮すると、(2)式は次式(5)のように書き換えられる。
Q=(M+L)×1,000,000/(Ct-C0)
=(n×v+L)×1,000,000/(Ct-C0) ・・・(5)
つまり、室200内における在室者から発生したCO2量Mに加え、暖房器具から発生したCO2量Lを考慮して、室内必要換気風量Qが算出される。
図7は、リモートコントローラで設定可能な管理情報の一例を示す図である。図3と比較して、リモコン入力項目に「暖房器具CO2発生量」が追加されている。リモコン入力項目として「暖房器具CO2発生量」が選択されると、リモートコントローラ16の表示部には、「CO2発生量インプット:●●m3/時」という入力内容が表示される。「●●」の部分がユーザによって入力可能な部分となる。すなわち、室200内に存在する暖房器具の単位時間当たりのCO2発生量をユーザによって入力することができる。なお、「暖房器具CO2発生量」は、マニュアル入力ではなく、予め定められた値を選択する方法でもよい。一例では、入力内容に、「暖房器具CO2発生量」についての複数の予め定められた値がリスト形式で表示され、ユーザはリストの中から1つを選択するようにしてもよい。
暖房器具の使用によるCO2発生量(kg)は、燃焼効率に依存するが、例えば概算として、次式(6)、(7)のように求めることができる。
ガス:CO2発生量(kg)=使用量(m3)×2.3 ・・・(6)
灯油:CO2発生量(kg)=購入量(リットル)×2.5 ・・・(7)
従って、リモートコントローラ16におけるリモコン入力項目「暖房器具CO2発生量」について以下に示す内容を有する入力画面をリモートコントローラ16に表示させてもよい。
A)暖房器具の使用燃料選択画面:ガス/灯油
B)暖房器具の燃料使用量(m3/リットル)
この場合、ガスまたは灯油のどちらかを選択するAの画面がリモートコントローラ16の表示部に表示される。Aの画面でガスまたは灯油を選択すると、1時間当たりの使用量の数値入力を行うBの画面がリモートコントローラ16の表示部に表示される。そして、制御部15は、リモートコントローラ16に入力された値と上記CO2発生量を示す(6)式または(7)式とに基づいて暖房器具で発生するCO2量Lを計算する。なお、(6)式の係数2.3および(7)式の係数2.5はあくまでも例であり、多少異なる場合もある。また、1気圧、35℃において、1kgのCO2は、0.571m3に相当するので、(6)式または(7)式で算出された値の単位を変換することができる。
また、暖房器具の性能には、暖房能力(W)または暖房能力(cal)という指標が使用されるので、上記のBの画面で、暖房器具の暖房能力(単位(W)または(cal))を入力させるようにしてもよい。暖房器具の暖房能力の値と使用燃料の発生エネルギとから暖房器具の燃料使用量を計算してCO2発生量を求めてもよい。
使用燃料ごとの発生エネルギは、以下の通りである。
都市ガス:1m3=46MJ
LPガス:1m3=100MJ
灯油:1リットル=37MJ
また、単位の換算は、以下のとおりである。
単位換算:1kWh=1000×60×60=3600000J=3.6MJ
制御部15は、以上のように暖房器具で発生するCO2量を求め、暖房器具で発生するCO2量、室内の人数である在室者数、室内で単位時間当たりに発生するCO2量、t時間後の室内の目標CO2濃度および外気CO2濃度を含む管理情報と、(5)式と、を用いて室内必要換気風量Qを算出する。そして、制御部15は、室内必要換気風量Qで運転するように給気用送風機3および排気用送風機5を制御する。
なお、実施の形態3による換気制御方法は、室内必要換気風量Qを求める前に、リモートコントローラ16によって設定された内容にしたがって、暖房器具で発生するCO2量Lを求める点、および実施の形態1の場合の管理情報に暖房器具で発生するCO2量を加えて室内必要換気風量Qを求める点以外は、実施の形態1で説明したものと同様であるので、その説明を省略する。また、実施の形態3に、実施の形態2を組み合わせてもよい。
実施の形態3では、リモートコントローラ16で室内の人数である在室者数、室内で単位時間当たりに発生するCO2量、t時間後の室内の目標CO2濃度、外気CO2濃度および暖房器具で発生するCO2量を含む管理情報を入力し、制御部15に設定する。制御部15は、管理情報と、(5)式と、を用いて室内必要換気風量Qを算出し、算出した室内必要換気風量Qとなるように、給気用送風機3および排気用送風機5を制御する。これによって、暖房器具が存在する場合でも、室200内で発生するCO2量を見積もることができ、見積もり結果に基づいて、室200内の換気を行うことができるという効果を有する。
以上の実施の形態に示した構成は、一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、実施の形態同士を組み合わせることも可能であるし、要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1 本体、1a 筐体、2 給気用モータ、3 給気用送風機、4 排気用モータ、5 排気用送風機、6 熱交換素子、7 外気吸込口、8 給気吐出口、9 室内空気吸込口、10 排気吐出口、11 給気風路、11a 外気熱交換前風路、11b 外気熱交換後風路、11c 素子内給気風路、12 排気風路、12a 室内空気熱交換前風路、12b 室内空気熱交換後風路、12c 素子内排気風路、13 給気エアフィルタ、14 排気エアフィルタ、15 制御部、16 リモートコントローラ、17,18,19,20 仕切壁、50 伝送線、100 換気装置。

Claims (8)

  1. 外気を吸込み室内に給気する給気用送風機と、
    前記室内の空気を吸い込み外部へ排気する排気用送風機と、
    前記室内の人数である在室者数、前記室内で単位時間当たりに発生するCO2前記室内の目標CO2濃度および外気CO 2 濃度を含む管理情報を入力可能なリモートコントローラと、
    前記リモートコントローラからの前記管理情報に基づいて、前記給気用送風機および前記排気用送風機を制御する制御部と、
    を備え、
    前記室内の前記目標CO 濃度は、前記外気CO 2 濃度よりも高く、
    前記リモートコントローラは、前記外気CO 2 濃度の入力時に、換気対象となる前記室の周囲の環境におけるCO 2 濃度の分類を示す選択項目を表示し、
    前記制御部は、前記リモートコントローラからの前記管理情報に基づいて、制御開始時の前記室内のCO 2 濃度を前記リモートコントローラによって入力された前記管理情報の前記外気CO 2 濃度とし、前記室内が前記目標CO 2 濃度となる前記室内において必要な換気風量である室内必要換気風量を算出し、前記室内必要換気風量となるように前記給気用送風機および前記排気用送風機を制御することを特徴とする換気装置。
  2. 前記制御部は、前記制御開始時の前記室内のCO2濃度をC0(ppm)とし、前記目標CO2濃度をCt(ppm)とし、前記在室者数をn(人)とし、単位時間当たりに1人が発生するCO2呼出量をv(m3/時)としたときに、前記室内必要換気風量であるQ(m3/時)を次式(1)によって算出することを特徴とする請求項に記載の換気装置。
    Q=n×v×1,000,000/(Ct-C0) ・・・(1)
  3. 前記管理情報は、前記室内に設けられる暖房器具に関する情報をさらに含むことを特徴とする請求項に記載の換気装置。
  4. 前記制御部は、前記制御開始時の前記室内のCO2濃度をC0(ppm)とし、前記目標CO2濃度をCt(ppm)とし、前記在室者数をn(人)とし、単位時間当たりに1人が発生するCO2呼出量をv(m3/時)とし、前記暖房器具で発生するCO2量をLとしたときに、前記室内必要換気風量であるQ(m3/時)を次式(2)によって算出することを特徴とする請求項に記載の換気装置。
    Q=(n×v+L)×1,000,000/(Ct-C0) ・・・(2)
  5. 前記制御部は、算出した前記室内必要換気風量が、当該換気装置の運転可能な風量を超える場合に前記リモートコントローラにエラー表示を行うことを特徴とする請求項からのいずれか1つに記載の換気装置。
  6. 前記リモートコントローラは、前記選択項目の表示の際に、通常の前記外気CO 2 濃度の環境であることを示す通常環境、および前記通常環境よりもCO 2 濃度が高いことを示す高濃度環境を含む項目を選択可能とすることを特徴とする請求項1からのいずれか1つに記載の換気装置。
  7. 外気を吸込み室内に給気する給気用送風機と、前記室内の空気を吸い込み外部へ排気する排気用送風機と、リモートコントローラと、制御部と、を備える換気装置を制御する換気制御方法であって、
    前記リモートコントローラは、前記室内の人数である在室者数、前記室内で単位時間当たりに発生するCO2前記室内の目標CO2濃度および外気CO 2 濃度を含む管理情報を前記制御部に設定する設定工程と、
    前記制御部は、前記リモートコントローラからの前記管理情報に基づいて、制御開始時の前記室内のCO 濃度を前記リモートコントローラによって入力された前記管理情報の前記外気CO 濃度とし、前記室内が前記目標CO2濃度となる前記室内において必要な換気風量である室内必要換気風量を算出する算出工程と、
    前記制御部は、前記室内必要換気風量となるように前記給気用送風機および前記排気用送風機を制御する制御工程と、
    を含み、
    前記室内の前記目標CO 濃度は、前記外気CO 濃度よりも高く、
    前記設定工程では、前記リモートコントローラは、前記外気CO 2 濃度の入力時に、換気対象となる前記室の周囲の環境におけるCO 2 濃度の分類を示す選択項目を表示することを特徴とする換気制御方法。
  8. 前記管理情報は、前記室内に配置される暖房器具に関する情報をさらに含むことを特徴とする請求項に記載の換気制御方法。
JP2020030866A 2020-02-26 2020-02-26 換気装置および換気制御方法 Active JP7301011B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020030866A JP7301011B2 (ja) 2020-02-26 2020-02-26 換気装置および換気制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020030866A JP7301011B2 (ja) 2020-02-26 2020-02-26 換気装置および換気制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021134978A JP2021134978A (ja) 2021-09-13
JP7301011B2 true JP7301011B2 (ja) 2023-06-30

Family

ID=77660830

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020030866A Active JP7301011B2 (ja) 2020-02-26 2020-02-26 換気装置および換気制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7301011B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007205625A (ja) 2006-02-01 2007-08-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd 換気装置
JP2009264608A (ja) 2008-04-22 2009-11-12 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機
JP2010019484A (ja) 2008-07-10 2010-01-28 Tokyo Gas Co Ltd 換気量推定装置及び換気量推定方法
JP2014095532A (ja) 2012-11-12 2014-05-22 Mitsubishi Electric Corp 空調用換気装置
JP2020000096A (ja) 2018-06-27 2020-01-09 パナソニックIpマネジメント株式会社 鶏舎の換気制御装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11264590A (ja) * 1998-03-18 1999-09-28 Mitsubishi Electric Corp 換気装置の運転方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007205625A (ja) 2006-02-01 2007-08-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd 換気装置
JP2009264608A (ja) 2008-04-22 2009-11-12 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機
JP2010019484A (ja) 2008-07-10 2010-01-28 Tokyo Gas Co Ltd 換気量推定装置及び換気量推定方法
JP2014095532A (ja) 2012-11-12 2014-05-22 Mitsubishi Electric Corp 空調用換気装置
JP2020000096A (ja) 2018-06-27 2020-01-09 パナソニックIpマネジメント株式会社 鶏舎の換気制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021134978A (ja) 2021-09-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11953216B2 (en) Ventilation controller
JP6987264B2 (ja) 換気装置および換気制御方法
JPH1078254A (ja) 換気空調システム
WO2016001975A1 (ja) 空調システム
JP7301011B2 (ja) 換気装置および換気制御方法
JPH0979648A (ja) 全館空調制御システム
KR100556066B1 (ko) 수요 대응 제어형 공조 시스템
JP4654922B2 (ja) パーソナル空調システム
Olesen Standards for Ventilation and Indoor Air Quality in relation to the EPBD
KR100585238B1 (ko) 수요 대응 능동환기를 통한 iaq 제어 시스템
CN106765834A (zh) 一种低噪音教室用空气喷射装置
JP3052978B2 (ja) 空気調和システム
JP7437552B2 (ja) 換気システムおよび換気方法
JP6961849B1 (ja) 換気システム
WO2023062711A1 (ja) 換気制御システム
Hani et al. Ventilating with room units in educational institutions
De Schepper Case study: Comparison between a central and a decentral ventilation unit in a school building from the 80’s
JP3995480B2 (ja) 空気調和装置
KR200359941Y1 (ko) 수요 대응 제어형 공조 시스템
JPH06193925A (ja) 住宅内換気装置
Rates AIR MOVEMENT & VENTILATION CONTROL WITHIN BUILDINGS
Strindehag et al. Long-term experience with demand-controlled ventilation systems.
JPH06221631A (ja) 厨房室の換気方法
EDWARDS et al. OCCUPANT INTERACTION WITH VENTILATION SYSTEMS
JPH06313584A (ja) 空気調和機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220518

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230131

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230131

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230323

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230523

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230620

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7301011

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150