JPH08175970A - 浴用剤 - Google Patents

浴用剤

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Publication number
JPH08175970A
JPH08175970A JP34075494A JP34075494A JPH08175970A JP H08175970 A JPH08175970 A JP H08175970A JP 34075494 A JP34075494 A JP 34075494A JP 34075494 A JP34075494 A JP 34075494A JP H08175970 A JPH08175970 A JP H08175970A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
specific gravity
glucose
bathing agent
granular
agent
Prior art date
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Pending
Application number
JP34075494A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Baba
正 馬場
Tomoko Kawarabuki
朋子 川原吹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KUROISUTAA KEMIKARUZU KK
Original Assignee
KUROISUTAA KEMIKARUZU KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 見た目に美しく、薬効と美容効果があり、製
造での取り扱いが容易な粉末浴用剤の製造。 【構成】 微細な多孔性の顆粒状ブドウ糖を単体又は無
機塩類と併用し、必要に応じて香料、着色剤、美容成
分、薬効成分を配合する。 【効果】 顆粒状ゴドウ糖を使用することにより、重い
無機塩類を大量に配合してもサラサラと軽くなり、液体
の成分や香料を吸収して流動性が良くなる。また、美容
効果があるだけでなく製造や取り扱いが容易になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はブロッキングを起こし
たり、ベトツイたりせず、サラサラしていて扱い易く且
つ、製造に容易で保湿による美容効果もあるという浴剤
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の浴用剤は、体を暖め血行を良くし
て疲労回復することを目的としたものであり、必然的に
温泉成分である硫酸ナトリウム、塩化ナトリウム、炭酸
水素ナトリウム、セキス炭酸ナトリウム、海水乾燥物等
の無機塩類(以下無機塩類と称す)を原料として混合
し、香料や、着色剤を加えたりして容器に入れた製品が
大部分である。これらの無機塩類は見かけ比重(カサ)
が小さいのでズシリと重く、表面積が小さい。このため
に香料や、オリーブ油、スクワランの様に多く加えたい
液体成分はベトツキを起こす為に使用量に制限がある。
これを避けるためには、無機塩原料を顆粒状に加工して
サラサラにする方法があるが、製造が難しく、コスト的
に高くつくという不法があって一般的ではない。また加
えよとする液体成分を一旦水に不溶性のシリカの徴粒子
に吸着させて粉末化しこれを無機塩ベースに加える方法
もあるがやはり一般的ではない。また、最近では、体を
暖めるための無機塩類を使った従来型でなく、体を暖め
るよりもむしろ美しい外観をもち、サラサラと扱い易く
て美容効果に重点をおいた浴用剤が望まれる様になって
きている。
【0003】
【表1】 表1に通常粉末状の浴用剤に使用される主原料及び代表
的な浴用剤の見かけ比重を示す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】表1に示す様に、平均
見かけ比重1.40という無機塩ベースの従来の浴用剤
の代りに、体を暖める効果はややすくなくても、サラサ
ラで扱い易く、製造容易で且つ保湿作用によって肌をし
っとりさせる美容効果をもった浴用剤を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで本発明者等は顆粒
状ブドトウ糖を無機塩類と併用混合することに着目し鋭
意研究を重ねた。即ち粉末状浴用剤に通常使用されてい
る無機塩ベースに対し、比重で10〜30%の割合で混
合することにより解決出来ることを発見した。以下本発
明を詳細に説明する。本発明に使用される顆粒状ブドウ
糖は噴霧方式により製造される直経約850μm以下の
大きさで空気を約17%含む比重0.6微細の球形顆粒
状の物質である。製造メーカー「日本資糧工業株式会
社」品名「グルファイナル」という製品がこれに相当す
る。の物質はサラサラで取り扱いが容易であるだけでな
く多孔質であるために液体(香料、オリーブ油の様な油
性成分)の吸収能力が大きいという特性がある。 ブド
ウ糖の生体に対する安全性と、安定(耐熱、耐湿、耐薬
品性)に関しては、公定書の日本薬局方や化粧品原料基
準等に詳しく記載されているとおりの有益、無害の物質
であり、特にこの様に多くの特長をもっている顆粒状ブ
ドウ糖は食品用途として使用されているにもかかわら
ず、浴用剤としては全く使用されたことがないという有
用物質である。
【0006】
【実施例】本発明を実施例により更に詳細に説明する。
実施例1、2、3、4、5の浴用剤を各々調整して以下
の試験を行ないその性能を評価した。 (試験例1の試験方法)見かけ比重 各々調整した浴用剤を100ccシリンダーにいれたと
きの重量を測定して比重を換算した。 (試験例2の試験方法)ブロッキング性 各々調整した浴用剤をアルミパックに密閉し40℃で3
ヶ月保存した後ブロッキング状態を観察し下記の評価基
準により判定した。 ○ ブロッキングなし △ やや不良 × はげしいブロッキング (試験例3の試験方法)混和性 各々調整した浴用剤の混合状態を目視観察し、下記の評
価基準により判定した。 ○ 混和性良好 △ やや不良 × 不良 (試験例4の試験方法)使用状態 各々調整した浴用剤を実際に180lのお湯に25g投
入し、男子30名女子20名からなる評価パネルによ
り、溶解性、浴後の肌のなめらかさ、保湿感等について
評価し、次ぎのの基準により判定した。 ○ 良い △ やや不良 × 不良
【0007】
【表2】 実施例1〜5の結果を 表2実施例一覧表に示す。
【0008】実施例1は液体であるオリーブ油を多く配
合したため、調整された粉末浴用剤は流動性が悪くベト
ついてブロッキングも起きた例である。実施例2は、顆
粒状ブドウ糖を実施例1で調整した浴用剤に外掛けで2
0%加えた為に流動性は改良されて見かけ比重は1.2
とサラサラになった例である。実施例3は、コストの安
い無水硫酸ナトリュウムを多量配合した為に、調整され
た浴用剤は見かけ比重が1.45とズシリと重い例であ
る。実施例4は、顆粒状ブドウ糖を実施例3で調整され
た浴用剤に外掛けで30%加えために見かけ比重は1.
1とサラサラに改良されブロッキングも起きなかった例
である。実施例5は無機塩を加えず体を暖めるよりも顆
粒状ブドウ糖の保湿作用による美容効果を強調した例で
ある。
【0009】
【発明の効果】実施例に示したとおり、本発明の浴用剤
は顆粒状ブドウ糖を配合することにより見かけ比重は大
きくなり、液体成分は顆粒状ブドウ糖に吸収されてサラ
サとなり、製造作業も容易になる。更にブドウ糖自体の
有する保湿作用には病美容効果がある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 噴霧方式により製造された比重約0.6
    の徴細な多孔性顆粒状ブドウ糖を単独で或いは任意の割
    合いで、粉末浴用剤に通常使用されている、硫酸ナトリ
    ウム、塩化ナトリウム、海水乾燥物等の無機塩類と混合
    し、必要に応じて香料、美容成分、薬効成分、着色剤を
    配合した粉末状浴用剤。
JP34075494A 1994-12-22 1994-12-22 浴用剤 Pending JPH08175970A (ja)

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JP34075494A JPH08175970A (ja) 1994-12-22 1994-12-22 浴用剤

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101485809B1 (ko) * 2013-07-01 2015-01-26 전남대학교산학협력단 전동 시스템 휠체어 기립보행 이동장치

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