JPH08175509A

JPH08175509A - シガレット連続製造機

Info

Publication number: JPH08175509A
Application number: JP7265753A
Authority: JP
Inventors: Bruno Belvederi; ベルベデリブルーノ; Giulio Barbieri; バルビエリジウリオ
Original assignee: GD SpA
Current assignee: GD SpA
Priority date: 1994-10-13
Filing date: 1995-10-13
Publication date: 1996-07-09
Also published as: BR9504818A; CN1129662A; CN1058672C; EP0706941A2; US5769205A; EP0706941A3

Abstract

(57)【要約】【課題】シガレット連続製造機、特に包装機械を、高
速作業を効果的に実行出来るように改良すること。【解決手段】改良機によれば、フィードボックス
（３）が荷積みステーション（５）において回転するラ
ッピングホイール（４）（２４）に設けた紙折り用スピ
ンドル（１６）にシガレットのグループ（７）を順次供
給するための複数の出口部（６）を有し、該スピンドル
は出口部と同じ数のグループに区分けされており、各グ
ループのスピンドルが該ホイールと共に移動する夫々の
作動装置（２１）（３１）によって作動される。当該作
動装置はカム装置（２０）によって該ホイールに対し個
別に相対的に揺動させられるスピンドル支承手段（１
４）（２７，３４）を有している。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は連続的にシガレット
を製造する機械、具体的には連続コンベア部材に荷積み
ステーションにおいて少なくとも部分的に多数のシガレ
ットによって規定されている品目を順次供給し、そして
当該部材によりこれらの品目をそれらが所定経路に沿っ
て種々の操作を施される斯ゝる経路に沿って給送するよ
うにした機械に関する。

【０００２】

【従来の技術】説明を簡単にする便宜上、以下の説明で
は単純に例示として次の具体的タイプの製造機械を引用
する。この機械は包装機械を含んで構成され、そこでは
上記のコンベア部材がラッピングホイールを含んで構成
され、操作を施される品目がフィードボックスから供給
された複数グループのシガレットを含んで成り、各グル
ープのシガレットは最終的には個々の小包（パケット）
の中味を構成する。

【０００３】現在使用されているシガレット製造システ
ムは常態では断続的に作動する１台以上の包装機械を含
んで成る。このタイプの包装機械ではこの機械のインプ
ットフィードボックスにバルク状（バラ積み状）で供給
されたシガレットがフィードボックスから引き出され、
そして通常２０本のシガレットを構成するグループ毎に
区分けされた状態でステップコンベアに送られる。この
コンベアは常態では１連のポケットを提供する。この１
連のポケットはコンベアが段階的に前進するに従ってフ
ィードボックスの前にある荷積みステーションで順次拘
留されて、夫々のグループのシガレットを受容するよう
になっている。グループ単位のシガレットはグループ化
されてステップコンベアに搭載されると、操作・ラッピ
ングラインに供給され、シガレットのグループがこのラ
インに沿って段階的に送られ、１の工程と次の工程の間
で所定回数だけ停止して、その間に数多くのラッピング
作業を施される。

【０００４】上記タイプの高度の効率と信頼性を有する
断続包装機械によれば、明らかに断続機構にとって代表
的な多数の欠陥が出現する。これらの欠陥は主に高作業
スピードのために深刻な振動発生、従って高レベルの雑
音をもたらし、そして比較的高いメインテナンス費用を
もたらす結果を生む。

【０００５】上記欠陥を克服し、同時に一層高い作業ス
ピードも許容するようにするために、所謂「連続」包装
機械がある時点で考案され、多数の特許が出願された。
その特許には例えば欧州特許第２１０，５４４号、第４
３５，０８７号及び英国特許第１，４９７，２２１号が
含まれている。

【０００６】上記特許は全て連続包装（ラッピング）機
械に関するものであり、そこでは多数のアウトプット
（出口部）を具えたインプットフィードボックスが連続
ラッピングホイール、即ち実質的に一定の角速度でその
軸線に関して回転するホイールに、フィードボックスの
アウトプット（出口部）によって規定されるシガレット
のグループを荷積みステーションで受け取り、そしてこ
れらのグループをラッピングホイールに受け渡すために
荷下しステーションに順次移送するための断続コンベア
を介して連結されている。この断続コンベアは欧州特許
第４３５，０８７号の場合のようなステップフィード形
式或いは組合せフィード形式、即ち荷積みステーション
では断続的であり、荷下しステーションでは連続的とな
る斯ゝるタイプである。

【０００７】しかし、上記特許で提案された解決策は満
足からは程遠いものである。第１に、断続コンベアが存
在しているために、包装機械と支持フレームの包装作業
ラインの長さを著しく増大させてしまう。第２には、特
許に開示されている全ての断続コンベアが断続装置に連
結されているがために、包装機械を現在使用されている
断続機械の代表的なスピードの範囲内で作動するように
強制する。

【０００８】

【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は上述の
欠陥を克服するように設計された包装機械を提供するこ
とにある。更に概説すれば、本発明の目的は連続的にシ
ガレットを製造する機械として、連続搬送操作部材が多
数のアウトプット（出口部）を備えたフィード装置によ
り、中間の断続移送装置を必要とせずに、多数のシガレ
ットによって少なくとも部分的に規定されている品目を
供給される、斯ゝる構成のシガレット連続製造機械を提
供することにある。

【０００９】

【課題を解決するための手段】本発明によって提供され
るシガレット連続製造機は：コンベア；このコンベアに
支持された多数の搬送ユニットであって、その各々が多
数のシガレットを含む品目を受容する搬送ポケットとこ
れらのポケットを該コンベアに連結する支持手段を含ん
で構成され、該コンベアが連続的に移動して該ポケット
を所定経路に沿って順次移動させるようになっていて、
該支持手段が該コンベアに対し相対的に移動して、それ
により該経路に沿って且つ該コンベアに対し相対的に夫
々のポケットを移動させるようにした、斯ゝる構成の搬
送ユニット；該経路に沿って配置された荷積みステーシ
ョン；及び該品目を供給する手段であって、該荷積みス
テーションにおいて少なくとも２つの出口部（アウトプ
ット）を有する、斯ゝる構成の供給手段を含んで構成さ
れ、該搬送ユニットはグループに分けられており、各ユ
ニットグループが該供給手段の出口部と同じ数のポケッ
トを含んで成り、該支持手段が各グループ内の搬送ユニ
ットのポケットに該コンベアに対し相対的な所定の運動
を与えるための制御手段を具備していることを特徴とす
るシガレット連続製造機である。

【００１０】上記機械の好適例によれば、該制御手段は
各グループのポケットと同じ数のカム手段を含んで構成
され、各カム手段が各グループの１つのポケットと連携
している。

【００１１】更に具体的にいえば、各グループ内の各ポ
ケットは他の全てのグループの対応するポケットと共通
に同じカム手段と連携しているのが好ましい。

【００１２】

【実施例】図１，２に示す参照番号はシガレット製造機
を表示しており、その例示の機械は連続包装機を含んで
構成され、そのインプット部２はフィードボックス３、
フレーム３ａ及びこのフレームに適合し、荷積みステー
ション５においてフィードボックス３に直接に連結され
ているラッピングホイール４を含んで構成されている。

【００１３】図示例において、フィードボックス３は４
個のアウトプット（出口部）６（これは５個以上であっ
てもよいが２個未満であってはならない）を１個のパケ
ット（図示省略）の中味を最終的に夫々構成するシガレ
ットのグループ７のために有している。各出口部６のた
めにフィードボックス３は既知の引出し装置８を有して
いる。この引出し装置はボックス３の内側でシガレット
（図示省略）の軸線に平行な方向９に出口部６を通って
前、後に移動可能であり、ステーション５においてホイ
ール４にシガレットグループ７を順次配給するものであ
る。

【００１４】ホイール４は方向９に実質的に平行なホイ
ール軸線１０に関して連続的に回転し、シガレットグル
ープ７を実質的に円形の経路Ｐに沿って送る。この円形
経路はステーション５を通って延在する荷積み円弧Ｐ₁
とこの円弧Ｐ₁と補完関係にある（即ち残りのアーク）
包装作業と荷下しのための円弧Ｐ₂を含んで構成されて
いる。

【００１５】ホイール４はその軸線１０に関して実質的
に一定の角速度で時計方向（図２）に回転する中央搬送
ドラム１１及びこのドラム１１の周りに配置された包装
（ラッピング）ユニット１２を含んで構成されている。
包装ユニット１２は出口部（アウトプット）６の数と等
しい数のユニットを夫々有しているグループ１３を構成
している。各ユニット１２はドラム１１から実質的に半
径方向に延在している揺動アーム１４を含んで構成され
ている。この揺動アームはホイール軸線１０に平行なピ
ン１５に関して１端において枢軸回転するものであっ
て、ドラム１１に一体に連結されている。各アームはピ
ン１５に連結された１端部とは反対側の端部において、
シガレットグループ７を収容する搬送ポケットと一体に
なっている。搬送ポケットはホイール軸線１０に平行に
延在する管状の紙折り用スピンドル１６を含む。このス
ピンドル１６は夫々の引出し装置８によって出口部６か
ら既知方法で引出されたシガレットグループ７を受容す
るものである。

【００１６】ホイール４はドラム１１の両側でドラムと
共軸関係にある２つの角度固定されたディスク１８，１
９を含む制御装置１７を有している。図２に示すよう
に、両ディスク１８，１９はドラム１１に対面する側に
ホイール軸線１０の周りに延在する所定数の環状カム溝
２０を有している（ディスク１９のカム溝２０のみが図
示されている）。更に具体的にいえば、両ディスク１
８，１９のカム溝の総数は各ユニットグループ１３のス
ピンドル１６の数並びに出口部６の数に等しい。即ち、
図示例の各グループ１３が４個のスピンドル１６を有し
ているので、各ディスク１８，１９は２個のカム溝２０
を有している。各カム溝２０は、タペット機構２１を含
んで構成され制御装置１７の１部を構成している作動装
置を介して各グループ１３の夫々のアーム１４のドラム
１１に対する角位置を制御する。各作動装置は夫々のア
ーム１４から横方向に延在するレバー２２を含む。この
レバー２２はその自由端においてカム溝２０にころがり
可能に係合しているタペットローラ２３と連結されてい
る。

【００１７】その結果、各カム溝２０はユニットグルー
プ１３の数に等しい数のローラ２３に係合し、各ローラ
２３に同じ運動を与える。この運動はドラム１１に対し
相対的に夫々のアーム１４を揺動させ、それにより夫々
のスピンドル１６が円弧Ｐ₁に沿って移行するに従って
アーム１４が先ずそのピン１５に関し、軸線１０に関し
て回転するドラム１１と同じ方向にドラム１１より大き
な角速度で回転するように作用し、次いで夫々のカム溝
２０の形状によりドラム１１に対し相対的に拘留された
状態になり、そしてアームがドラム１１と同じスピード
に達するまで角速度を漸次増大させながらドラム１１に
対し相対的に逆動し始めるように作用する。

【００１８】カム溝２０は同一形状であるが、各アーム
１４が同一グループ１３の他のアーム１４と同時に上記
条件になるように当該他のアームに対しオフセットの関
係にあり、この条件においては夫々のスピンドル１６は
ステーション５における夫々の出口部６と実質的に共軸
関係に配位したときにその場に拘留される。

【００１９】換言すれば、円弧Ｐ₁の中央部分に少なく
とも沿って、カム溝２０は同一グループ１３のスピンド
ル１６が出口部６と同じ間隔を有するように形成されて
いる。但し、この時点ではスピンドルが所定の維持時間
だけ夫々の出口部６と共軸状に同時に拘留されている。
この維持（ホールド）時間（拘留されている期間）は引
出し装置８によって利用され、この装置が夫々の出口部
６の前面で拘留されている各スピンドル１６の内側に夫
々のシガレットグループ７を挿入する。

【００２０】上記の事項に関連して指摘すれば、各スピ
ンドル１６は、溝２０の形状を単に変えることにより円
弧Ｐ₁に沿ったどの点でも拘留され、それにより出口部
６が図２に示すように円弧Ｐ₁に沿った間隔Ｓ₁だけ間
隔がづれているとしても、溝２０は夫々の出口部６の前
面で同じグループ１３のスピンドル１６を同時に拘留す
るように形成され得る。

【００２１】図２に示すように、円弧Ｐ₁の外側の包装
・荷下円弧Ｐ₂の中央部分に沿って、カム溝２０はスピ
ンドル１６を下記の装置（図示省略）の円弧Ｐ₂に沿っ
た間隔に依存して必要なやり方で離間させるように形成
される。この装置はスピンドル１６と協働して、所定数
の操作と折り作業を遂行する装置である。図示の例では
カム溝２０は、どのグループ１３に属しているかに関係
なく、全部のスピンドル１６に実質的に等しい間隔Ｓ₂
を与えるように形成され、それにより既知のラッピング
（包装）作業が各スピンドル１６上で円弧Ｐ₂に沿って
配設された既知の折りと粘着固定（ガミング）を実行す
る装置（図示省略）によって順次に実施出来るようにな
っている。

【００２２】換言すれば、装置１７はスピンドル１６を
連続的に順次操作することによりユニットグループ１３
を所定間隔（図示例では、円弧Ｐ₂の少なくとも１部分
に沿って間隔Ｓ₂で以って等間隔に離間される）に区分
けるためのグループ化装置として作動して、順次連続物
のスピンドルを円弧Ｐ₁に沿って移行する間に一連体の
グループ１３に区分する。更に、この装置１７は円弧Ｐ
₁に沿って異なる運動を各グループ１３のスピンドル１
６に与えることによって、同一グループ１３のスピンド
ル１６がステーション５にある出口部６と同じ間隔を有
するように、そして同時に同じホールド時間だけ出口部
６の前面で拘留されるように、ピッチ変更装置としても
作動する。

【００２３】上記事項に関連して指摘すれば、上記ピッ
チ変動はラッピングホイール４とフィードボックス３の
出口部６の間に配設される中間コンベアを排除すること
が出来ることに付随したものであり、これは本発明の二
次的目的になる。事実、スピンドル１６の間隔を変える
ことが出来ることにより、スピンドルを円弧Ｐ₂に沿っ
て相対的に遠くに離れるように配位させることが出来、
それにより操作装置（図示省略）の円弧Ｐ₂に沿ったア
ッセンブリと正しい作業が許容されることになるし、更
に各グループ１３のスピンドル１６を円弧Ｐ₁に沿って
相対的に近付くように配位させることが出来、それによ
り出口部６の同様の近付き配位と相対的にコンパクトな
下記のフィードボックス３の使用とを許容することにな
る。このコンパクトなフィードボックスにおいては、出
口部６は実質的に同じ傾斜を有し、従ってシガレットに
実質的に同じ落下パターンを与える。

【００２４】図３と図４の実施例はホイール４に類似の
ラッピングホイール２４に関する。但し、ユニット１２
は前記例のドラム１１上で直接に枢軸回動するのとは逆
に、ドラム１１から一体的に延在する夫々の半径方向ア
ーム２５上で枢軸回転し、これらのアーム２５はディス
ク１８，１９の間隙で互いに且つ夫々のディスク１８，
１９と対面している２列２６の状態に配置され、交互に
変化した２種の長さを有している。

【００２５】更に、ユニット１２は前記例のような揺動
アーム１４を最早や有しておらず、これに代えて夫々の
スピンドル１６を支持して軸線１０に共軸な２本の環状
ガイドレール２８，２９に沿って走行するキャリッジ２
７を有している。レール２８，２９は両ディスク１８，
１９の間隔において経路Ｐに沿って延在して夫々のディ
スク１８，１９に支承されており、そして各レールは各
グループの半数のスピンドル１６（即ち、既述の理由か
ら２本のスピンドル）に支承されている。更に具体的に
いえば、レール２８，２９に支承された各グループ１３
のスピンドル１６はレール２９，２８に支承された同一
グループ１３のスピンドル１６と交互配置になってい
る。各キャリッジ２７はドラム軸線１０を横切る方向の
プレート３０を含んで構成され、半径方向スロット３１
と、レール２８，２９の各側に２対配置の状態で取付け
られた４個のホイール３２とを有している。

【００２６】各ユニット１２の角位置は夫々の作動装置
を介して溝２０によって制御される。各作動装置はホイ
ール４のタペット機構２１に実質的に類似したタペット
機構３３を含んで構成されている。但し、この装置は直
角ロッカーアーム（揺れ腕）３４を含んで構成され、ア
ーム中間部分がアーム２５の自由端に貫通状に嵌合した
ピン１５の周りで枢軸回転し且つこのピン１５の周りで
揺動させられる。各ロッカーアーム３４は実質的に互い
に直角をなす２本のアーム部３５，３６を含んで成り、
アーム部３５はスロット３１の中にピン３７によって摺
動可能に連結された端部を有し、プレート３０と併せ
て、クランクとスロット付きリンク機構を規定してい
る。他方アーム部３６はその自由端で既述のように溝２
０内に回動（ころがり）可能に係合しているタペットロ
ーラ２３に適合している。

【００２７】アーム２５の長さが交互に順次相違してい
ること、並びに同じレール２８，２９に支承された各グ
ループ１３のスピンドル１６が隣り合う２本のアーム２
５にロッカーアーム３４によって連結されているため
に、スロット３１の半径方向長と従ってプレート３０の
半径方向長がこれまた相違している。

【００２８】図５，６に示すように、ドラム１１はフレ
ーム３ａの内側に収容された既知のベルト駆動機３８に
よって実質的に一定な角速度でドラム軸線１０に関して
回転させられる（図３，４において時計方向に）。この
ドラム１１はフレーム３ａから横方向に延在する支持シ
ャフト３９によって中心において嵌合されており、且つ
その自由端においてディスク１９に連結されている。デ
ィスク１８はドラム１１によって中心において嵌合され
ており、ディスク１９に対面する例とは反対の側にフレ
ーム３ａに嵌合連結させるための管状エレメント４０を
有している。

【００２９】ホイール２４は前述の例のホイール４と同
じように作動し、従ってホイール４に関連して既述され
た説明はホイール２４にも適用される、即ちあてはま
る。

【００３０】

【発明の効果】本発明によれば、軸線１０に関して連続
的に回転するホイール４，２４が経路Ｐに沿って紙折り
用管状スピンドル１６を連続的に供給し、従来採用され
ている中間装置の代表的な欠点を回避するだけでなく、
高作業スピードの実現を可能にする。更に、ホイール
４，２４はフィードボックス３の出口部６に直に接続さ
れる、ラッピングホイールであるので、出口部６はホイ
ール４，２４にシガレットグループ７を中間の転送装置
を要さずに供給することが出来、従って包装機械のコン
パクトな包装ラインを得ることが出来る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明に係る包装機械のインプット部分の第１
好適例を示す斜視説明図である。

【図２】図１に示す包装機械のインプット部分の断面説
明図である。

【図３】本発明に係る包装機械の図１に示すインプット
部分の第２好適例の詳細を示す１作動時点の断面説明図
である。

【図４】図３と同じ第２好適例のインプット部分の詳細
を示す他の作動時点の断面説明図である。

【図５】図３の線Ｖ−Ｖに沿った切断面図である。

【図６】図４の線VI−VIに沿った切断面図である。

【符号の説明】

２…包装機械のインプット部分３…フィードボックス３ａ…フレーム４…ホイール５…荷積み（ローディング）ステーション６…出口部（アウトプット）７…グループ（シガレットの）８…引出し装置９…方向１０…ホイール軸線（ドラム軸線）１１…搬送ドラムＰ…経路Ｐ₁…ローディング円弧Ｐ₂…アンローディング円弧１２…ユニット１３…グループ（ユニットの）１４…揺動アーム１５…ピン１６…スピンドル１７…制御装置１８，１９…ディスク（円板）２０…カム溝２１…タペット機構２２…レバー２３…タペットローラ２４…ラッピングホイール２５…半径方向アーム２６…列２７…キャリッジ２８，２９…ガイドレール３０…プレート３１…半径方向スロット３２…ホイール３３…タペット機構３４…直角ロッカーアーム（揺れ腕）３５，３６…アーム部３７…ピン３８…ベルト駆動機３９…支持シャフト

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】コンベア（１１）；これに支持された多
数の搬送ユニット（１２）であって、当該ユニットが多
数のシガレットを含んで成る品目（７）を受容する搬送
ポケット（１６）及びポケット（１６）を所定経路
（Ｐ）に沿って順次移動させるために連続的に動かされ
る前記コンベア（１１）にポケット（１６）を連結して
いるポケット支持手段（１４）（２７，３４）を含んで
構成され、当該支持手段がコンベア（１１）に対し相対
的に移動することにより該経路（Ｐ）に沿って且つコン
ベア（１１）に対し相対的に夫々のポケット（１６）を
移動させるようにした、斯ゝる構成の搬送ユニット（１
２）；該経路（Ｐ）に沿って配置された荷積みステーシ
ョン；及び該品目（７）を供給する手段であって、荷積
みステーション（５）において少なくとも２つの出口部
を有する斯ゝる供給手段（３）を含んで構成される、斯
ゝるシガレット連続製造機において、該搬送ユニット（１２）はグループに区分けられ、各ユ
ニットグループが該供給手段（３）の出口部（６）と同
じ数のポケット（１６）を含んで成り、該ポケット支持
手段（１４）（２７，３４）は各ユニットグループ（１
３）の搬送ユニット（１２）のポケット（１６）にコン
ベア（１１）に対し所定の相対運動を与えるための制御
手段（１７）を具備していることを特徴とするシガレッ
ト連続製造機。
【請求項２】該制御手段（１７）は各ユニットグルー
プ（１３）のポケット（１６）と同じ数のカム手段（２
０）を含んで成り、各カム手段（２０）が各ユニットグ
ループ（１３）当り１個のポケット（１６）と連携して
いることを特徴とする、請求項１に記載の製造機。
【請求項３】各ユニットグループ（１３）の各ポケッ
ト（１６）は、他のユニットグループ（１３）の対応す
るポケット（１６）の全部と共に同一の該カム手段（２
０）と連携していることを特徴とする、請求項２に記載
の製造機。
【請求項４】該カム手段（２０）は各ユニットグルー
プ（１３）のポケット（１６）に異なる運動を与えるよ
うに、互いに相違していることを特徴とする、請求項３
に記載の製造機。
【請求項５】各カム手段（２０）は後退運動を荷積み
ステーション（５）において関係する各ポケットに与え
るように形成され、それにより対応する該出口部（６）
において所定時間だけ当該ポケットを拘留するようにし
たことを特徴とする、請求項４に記載の製造機。
【請求項６】該カム手段（２０）は各ユニットグルー
プ（１３）のポケット（１６）の全部を夫々関係する出
口部（６）において同時に拘留するように形成されてい
ることを特徴とする、請求項５に記載の製造機。
【請求項７】該カム手段（２０）は該荷積みステーシ
ョン（５）の外側にある該経路（Ｐ）の１部分（Ｐ₂）
に沿って該ポケット（１６）を実質的に等間隔に離間さ
せるように形成されていることを特徴とする、請求項１
−６のいづれか１項に記載の製造機。
【請求項８】該コンベア（１１）は軸線（１０）に関
して回転するドラム（１１）を含んで成り、各カム手段
（２０）が該ドラム軸線（１０）の周りに延在する環状
の１つのカム手段（２０）と連携していることを特徴と
する、請求項１に記載の製造機。
【請求項９】該製造機はシガレット包装機であって、
該供給手段（３）はシガレットを供給するインプットフ
ィードボックス（３）を含んで成り、各品目（７）が１
個のポケットの中味を構成するように一緒に配置されて
いるシガレットの１グループを含んで成ることを特徴と
する、請求項１−８のいづれか１項に記載の製造機。
【請求項１０】各ポケット（１６）は夫々のシガレッ
トグループ（７）を受容する紙折り用管状スピンドル
（１６）を含んで成ることを特徴とする、請求項９に記
載の製造機。
【請求項１１】該コンベア（１１）は軸線（１０）に
関して回転するドラム（１１）を含んで成り、該スピン
ドル（１６）が該ドラム軸線（１０）に平行で且つ該経
路（Ｐ）を横切る方向に配位していることを特徴とす
る、請求項１０に記載の製造機。
【請求項１２】多数のシガレットによって少なくとも
部分的に規定されている品目（７）の夫々を受容するた
めの多数の搬送ポケット（１６）を含んで成るコンベア
装置（４）（２４）；所定経路（Ｐ）に沿った連続的な
実質的に一定の第１運動を各ポケット（１６）に与える
第１の作動手段（１１）；及び各ポケット（１６）に該
経路（Ｐ）に沿った所定の夫々の停止点において所定時
間だけ当該ポケット（１６）を拘留するための第２の往
復運動を与える第２の作動手段（１７，２１）（１７，
３３）を含んで構成されたシガレット連続製造機におい
て、更に、該第２作動手段（１７，２１）（１７，３
３）は該多数ポケット（１６）を同じ所定数のポケット
（１６）を夫々含んで成る多数のグループ（１３）に区
分する制御手段（１７）；及び該ポケットグループ（１
３）相互の間隔と各グループ（１３）のポケット（１
６）相互の間隔の両方の間隔を該経路に沿って変化させ
るための、該制御手段（１７）と連携した作動手段（２
１）（３３）を含んで構成されていることを特徴とす
る、シガレット連続製造機。
【請求項１３】各グループ（１３）のポケット（１
６）が該経路（Ｐ）に沿って順次隣接配位していること
を特徴とする、請求項１２に記載の製造機。
【請求項１４】該制御手段（１７）は該所定数と同じ
数のカム（２０）を含んで成り、各カム（２０）が各グ
ループ（１３）当り１つのポケット（１６）の位置を制
御するようにしたことを特徴とする、請求項１３に記載
の製造機。
【請求項１５】該カム（２０）が該停止点として夫々
異なる停止点を規定していることを特徴とする、請求項
１４に記載の製造機。
【請求項１６】該カム（２０）は同じグループ（１
３）のポケット（１６）の全部を夫々の該停止点におい
て同時に拘留するように、互いにカム機能のタイミング
が合されていることを特徴とする、請求項１５に記載の
製造機。
【請求項１７】更に、荷積みステーション（５）にお
いて該品目（７）を夫々のポケット（１６）の中に搭載
するようにした斯ゝる荷積みステーション（５）；及び
当該荷積みステーション（５）に該品目（７）を供給す
る供給手段（３）を含んで構成され、当該供給手段
（３）が該所定数と同じ数の出口部（６）を有してお
り、当該出口部（６）の各々が該経路（Ｐ）に沿った夫
々の該停止点に配置されていることを特徴とする、請求
項１４−１６のいづれか１項に記載の製造機。
【請求項１８】該供給手段（３）がシガレットを供給
するフィードボックス（３）を含んで成ることを特徴と
する、請求項１７に記載の製造機。
【請求項１９】該カム（２０）は各グループ（１３）
のポケット（１６）に荷積みステーション（５）におい
て第１の間隔を、そして該ステーションの外側にある該
経路（Ｐ）の部分（Ｐ₂）に沿って当該第１間隔とは異
なる第２の間隔を付与するように形成されていることを
特徴とする、請求項１７或いは１８に記載の製造機。
【請求項２０】該第１間隔が該経路（Ｐ）に沿って該
停止点相互の間隔と一致していることを特徴とする、請
求項１９に記載の製造機。
【請求項２１】該第２間隔は全部の該グループのポケ
ット（１６）にとって共通な、荷積みステーション
（５）の外側にある該経路部分（Ｐ₂）に沿った実質的
に等しい間隔（Ｓ₂）であることを特徴とする、請求項
１９或いは２０に記載の製造機。
【請求項２２】該コンベア装置（４）（２４）はラッ
ピングホイール（４）（２４）を含んで構成され、各ポ
ケット（１６）がラッピングスピンドル（１６）を含ん
で成ることを特徴とする、請求項１２−２０のいづれか
１項に記載の製造機。
【請求項２３】該第１作動手段（１１）は軸線（１
０）に関して回転するドラム（１１）を含んで成り、該
カム手段（２０）が当該軸線（１０）の周りで延在して
いる環状カム手段（２０）であることを特徴とする、請
求項２３に記載の製造機。
【請求項２４】該ラッピングホイール（２４）は少な
くとも２つのガイドエレメント（２８，２９）を含んで
成るが、各々は共通の数だけ存在し、その共通数が該ス
ピンドル（１６）の該所定数の少なくとも半数であり、
該両ガイドエレメント（２８，２９）が該軸線（１０）
の周りに延在する環状レール（２８，２９）によって規
定されていることを特徴とする、請求項２３に記載の製
造機。
【請求項２５】更に、多数の搬送ユニット（１２）を
含んで構成され、当該搬送ユニット（１２）は夫々スピ
ンドル（１６）及び該スピンドル（１６）を該レール
（２８，２９）に連結するための支持手段（２７）を含
んで成り；各支持手段（２７）は夫々のスピンドル（１
６）と一体のプレート（３０）及び当該プレート（３
０）に回転可能に支持され且つ該レール（２８，２９）
ところがり可能に係合された少なくとも２つのホイール
（３２）によって規定されたキャリッジを含んで成るこ
とを特徴とする、請求項２４に記載の製造機。
【請求項２６】各スピンドル（１６）のために、該第
２作動手段（１７，３３）がドラム（１１）に回転可能
に且つ夫々のプレート（３０）に摺動可能に連結されて
いるロッカーアーム（３４）を含んで成ることを特徴と
する、請求項２５に記載の製造機。