JPH08175362A - ブレーキ液圧制御装置 - Google Patents

ブレーキ液圧制御装置

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JPH08175362A
JPH08175362A JP32202394A JP32202394A JPH08175362A JP H08175362 A JPH08175362 A JP H08175362A JP 32202394 A JP32202394 A JP 32202394A JP 32202394 A JP32202394 A JP 32202394A JP H08175362 A JPH08175362 A JP H08175362A
Authority
JP
Japan
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flow path
valve
pressure
brake fluid
fluid pressure
Prior art date
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Pending
Application number
JP32202394A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Katayose
真二 片寄
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Hitachi Unisia Automotive Ltd
Original Assignee
Unisia Jecs Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 通常の急ブレーキ操作時における制動応答性
を確保しつつ、アンチスキッド制御の際には、緩増圧特
性を得ることができて脈圧を低減することができるブレ
ーキ液圧制御装置の提供。 【構成】 還流流路8に介装されたリザーバ7および液
圧ポンプ9と、メイン流路3に介装された増圧バルブ6
およびオリフィス11と、リザーバ7および液圧ポンプ
9とホイールシリンダ4との間の還流流路8に介装され
た常閉の減圧バルブ5と、メイン流路3と並列に設けら
れたサブ流路12に介装された常開のカット弁22と、
ホイールシリンダ4と減圧バルブ5との間の還流流路8
に介装されたオリフィス孔30と、減圧バルブ5の開弁
により還流流路8におけるオリフィス孔30の前後で発
生する液圧差が所定値以上になるとサブ流路12を閉じ
る方向にカット弁22を作動させる作動ピストン23
と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両などのブレーキ液
圧制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ブレーキ液圧制御装置としては、
特開昭61−282158号公報記載のものが知られて
いる。
【0003】この従来のブレーキ液圧制御装置は、ブレ
ーキペダルの操作によりブレーキ液圧を発生するマスタ
シリンダと、メイン流路を介してブレーキ液圧を受圧す
ることで車輪の制動を行なうホイールシリンダと、メイ
ン流路の途中に設けられていてホイールシリンダに入力
されるブレーキ液圧の減圧・保持・増圧を行うべく所定
の条件に基づいて開閉する液圧制御弁と、液圧制御弁の
減圧時にホイールシリンダから排出されたブレーキ液を
液圧制御弁の上流側メイン流路に還流させる液圧ポンプ
と、マスタシリンダと液圧制御弁との間を接続する上流
側メイン流路の途中に設けられていて上流側メイン流路
を開放する方向に付勢されたカット弁と、対向する受圧
面の内、一方の受圧面に液圧制御弁の上流側メイン流路
のブレーキ液圧を受圧し、もう一方の受圧面に液圧制御
弁の下流側メイン流路のブレーキ液圧を受圧し、下流側
メイン流路より上流側メイン流路のブレーキ液圧が設定
値以上に高い場合には下流側メイン流路を閉じる方向に
カット弁を作動させるピストンと、カット弁をバイパス
して液圧制御弁とホイールシリンダとの間をオリフィス
を介して連通させるオリフィス流路と、を備えた構造と
なっていた。
【0004】即ち、液圧制御弁前後(上流側・下流側)
の液圧差が設定値以下である時は、メイン流路として十
分な流路面積を確保し、かつ、液圧差が設定値以上であ
る時は、メイン流路の流路断面積を絞ることにより、ホ
イールシリンダに対するブレーキ液の流入速度の変動を
防止できるようにしたものであった。
【0005】そして、この従来のブレーキ液圧制御装置
では、上述のように、下流側メイン流路のブレーキ液圧
低下時にオリフィスを介してブレーキ液圧を流通させる
オリフィス流路を有する構成としたことで、下流側メイ
ン流路のブレーキ液圧が低下するアンチスキッド制御の
減圧作動後の再増圧作動時においては、ブレーキ液圧が
オリフィスで絞られることで増圧が緩やかに行なわれる
もので、これにより、増圧状態から保持状態に切り換わ
った時点におけるブレーキ液圧の変動を小さく抑えて発
生脈圧を低減させることができるという効果を併有する
ものであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ブレーキ液圧制御装置にあっては、液圧制御弁の上流側
メイン流路側にカット弁が設けられていて、マスタシリ
ンダの発生ブレーキ液圧が急激に上昇すると、瞬間的に
ピストンの両受圧面に差圧が発生し、これにより、カッ
ト弁を閉じる方向にピストンが作動する構造であるた
め、ブレーキ操作を急激に行なうと、マスタシリンダ液
圧がオリフィス流路のオリフィスを介してホイールシリ
ンダに伝達され、従って、制動応答性を悪化させるとい
う問題点があった。
【0007】本発明は、上記の従来の問題点に着目して
成されたもので、通常の急ブレーキ操作時における制動
応答性を確保しつつ、アンチスキッド制御の際には、緩
増圧特性を得ることができて脈圧を低減することができ
るブレーキ液圧制御装置を提供することを目的とするも
のである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに本発明のブレーキ液圧制御装置では、ブレーキペダ
ルの操作によりブレーキ液圧を発生するマスタシリンダ
と、マスタシリンダからのブレーキ液圧を受圧すること
で車輪の制動を行なうホイールシリンダと、ホイールシ
リンダにブレーキ液圧を供給するメイン流路と、ホイー
ルシリンダのブレーキ液圧をメイン流路側に還流させる
還流流路と、還流流路の途中に介装されていてホイール
シリンダから排出されるブレーキ液を貯留するリザーバ
と、還流流路の途中に介装されていてリザーバに貯留さ
れたブレーキ液をメイン流路側に還流させる液圧ポンプ
と、メイン流路の途中に介装されていてアンチスキッド
制御時に流路を閉じる常開の増圧バルブと、メイン流路
の途中に介装されたオリフィスと、リザーバおよび液圧
ポンプとホイールシリンダとの間の還流流路の途中に介
装されていてアンチスキッド制御時に流路を開く常閉の
減圧バルブと、増圧バルブをバイパスする状態でメイン
流路と並列に設けられたサブ流路と、サブ流路の途中に
介装された常開のカット弁と、ホイールシリンダと減圧
バルブとの間の還流流路に介装されたオリフィスと、減
圧バルブの開弁により還流流路におけるオリフィスの前
後で発生する液圧差が所定値以上になるとサブ流路を閉
じる方向にカット弁を作動させる可動部材と、を備えて
いる手段とした。
【0009】
【作用】通常のブレーキペダル操作時は、増圧バルブが
開かれて減圧バルブが閉じられていることから、マスタ
シリンダで発生したブレーキ液圧がメイン流路を経由し
てホイールシリンダに伝達可能であると同時に、減圧バ
ルブが閉じられていることから還流流路におけるオリフ
ィス前後での液圧差の発生はなく、このため、可動部材
の作動はなくカット弁が開かれた状態に維持されてい
て、マスタシリンダで発生したブレーキ液圧がサブ流路
を経由してホイールシリンダに伝達可能な状態となって
いる。
【0010】従って、ブレーキ液圧がホイールシリンダ
に伝達されることで車輪の制動が行なわれると共に、ブ
レーキ液圧の伝達がオリフィスを介装しないサブ流路を
介してスムーズに行なわれることから高い制動応答性が
得られる。
【0011】尚、ブレーキ操作が急激に行なわれた場合
においても、可動部材が作動することはないため、前記
通常のブレーキペダル操作時と同様に高い制動応答性が
得られる。
【0012】また、上述のようにブレーキペダルを操作
している時に、車輪がロックしそうな状態となった時に
は、アンチスキッド制御を行う。即ち、まず、増圧バル
ブを閉じて減圧バルブを開くと共に、液圧ポンプを作動
させることにより、ホイールシリンダのブレーキ液圧が
還流流路のオリフィスを経由して減圧される。この時、
還流流路を経由してブレーキ液がメイン流路側へ還流さ
れることから、還流流路におけるオリフィスの前後で液
圧差が発生し、その液圧差が所定の値以上になった時点
で可動部材がカット弁を閉じる方向に作動するため、サ
ブ流路が閉じられた状態となる。
【0013】そして、以上のような減圧作動によりホイ
ールシリンダのブレーキ液圧が不足した場合には、再増
圧が行なわれるもので、この再増圧開始時点では、上述
のように可動部材がサブ流路を閉じる方向にカット弁を
作動させた状態となっていることから、ブレーキ液圧は
メイン流路のオリフィスを介して緩やかにホイールシリ
ンダに伝達され、これにより、緩増圧特性を得ることが
できる。
【0014】従って、増圧作動状態から保持作動状態に
切り換わった時点におけるブレーキ液圧の変動を小さく
抑えることができ、これにより、発生脈圧を低減させる
ことができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により詳述す
る。図1は、本発明実施例のブレーキ液圧制御装置を示
す1つの車輪の系統を示す図であって、図において、1
はマスタシリンダを示している。このマスタシリンダ1
は、ブレーキペダル2の操作によりブレーキ液圧を発生
する。
【0016】このマスタシリンダ1と各車輪におけるブ
レーキ装置のホイールシリンダ4との間には、車輪の制
動時にマスタリンダ1で発生するブレーキ液圧をホイー
ルシリンダ4に供給するためのメイン流路3と、アンチ
スキッド制御時にホイールシリンダ4のブレーキ液をメ
イン流路3側に還流するための還流流路8とが並列状態
で設けられている。
【0017】前記メイン流路3の途中には、車輪のロッ
クを防止するためにホイールシリンダ4のブレーキ液圧
の減圧・保持・増圧を行うアンチスキッド制御弁として
の常開の増圧バルブ6が介装されると共に、前記還流流
路8の途中にはアンチスキッド制御弁としての常閉の減
圧バルブ5が設けられている。また、減圧バルブ5の排
出側の還流流路8の途中には、順にリザーバ7と液圧ポ
ンプ9とダンパ室10とが配設されていて、前記液圧ポ
ンプ9では、リザーバ7に収容されたブレーキ液を、増
圧バルブ6より上流側のメイン流路(以後、上流側メイ
ン流路という)3aに還流させるようになっている。な
お、前記増圧バルブ6より下流側のメイン流路(以後、
下流側メイン流路という)3bには、オリフィス11が
介装されている。
【0018】即ち、両バルブ5,6を閉じると、ホイー
ルシリンダ4の液圧が保持され、増圧バルブ6を閉じて
減圧バルブ5を開くと、ホイールシリンダ4の液圧がリ
ザーバ7へドレーンされて減圧され、減圧バルブ5を閉
じて増圧バルブ6を開くと、ホイールシリンダ4へブレ
ーキ液圧が供給されて増圧される構造となっていて、両
バルブ5,6は、図外のアンチスキッドコントローラに
より所定の条件に基づいて制御される。
【0019】また、前記マスタシリンダ1とホイールシ
リンダ4との間には、増圧バルブ6をバイパスする状態
でメイン流路3とは並列にサブ流路12が設けられてい
て、このサブ流路12の途中には、カット絞り弁13が
設けられている。このカット絞り弁13は、ハウジング
21を備え、このハウジング21内には、サブ流路12
をマスタシリンダ1側から開閉自在に閉塞するカット弁
22と、該カット弁22の開閉作動を行なう可動部材と
しての差圧ピストン23とを備えている。
【0020】さらに詳述すると、前記ハウジング21内
には、第1ポート24を介して上流側メイン流路3aと
連通する弁室25と、第2ポート26を介して減圧バル
ブ5の入力側と連通するシリンダ室27とが隔壁28で
画成された状態で設けられていて、隔壁28の中央部に
形成された弁口29によって弁室25とシリンダ室27
との間が連通された状態となっている。
【0021】そして、前記弁室25内には、スプリング
22aにより、弁口29を閉塞する方向に付勢された球
弁22bが収容され、前記シリンダ室27内には、弁室
25内の液圧(上流側メイン流路3aの液圧)とシリン
ダ室27内の液圧とを受圧して摺動するピストン23a
と該ピストン23aを弁室25方向へ押圧付勢するスプ
リング23bとが収容されると共に、ピストン23aに
は弁室25とシリンダ室27との間を連通するオリフィ
ス孔29が形成されている。
【0022】また、前記ピストン23aには、スプリン
グ23bの付勢による弁室25方向への摺動により前記
球弁22bを開弁方向に押圧する押圧ピン23cが設け
られている。
【0023】また、前記隔壁28のシリンダ室27側端
面には、弁口29と第3ポート31との間を連通する連
通溝32が形成され、第3ポート31は下流側メイン流
路3bと連通されている。即ち、第1ポート24と弁室
25と弁口29と連通溝32と第3ポート31とで前記
サブ流路12の一部が構成され、また、第3ポート31
と連通溝32とオリフィス孔30とシリンダ室27と第
2ポート26とで前記還流流路8の一部が構成されてい
る。
【0024】なお、前記スプリング22aの付勢力はス
プリング23bの付勢力に比べて極めて小さな値に設定
されていると共に、弁室25とシリンダ室27との間の
差圧が所定の差圧以上になった段階で摺動するように両
スプリング22a,23bの付勢力が設定されている。
【0025】次に、実施例の作用について説明する。 a)通常のブレーキ操作時 通常のブレーキペダル2の操作時は、図1に示すよう
に、増圧バルブ6が開かれて減圧バルブ5が閉じられて
いることから、マスタシリンダ1で発生したブレーキ液
圧がメイン流路3およびオリフィス11を経由してホイ
ールシリンダ4に伝達可能であると同時に、減圧バルブ
6が閉じられていることから還流流路8におけるオリフ
ィス孔30前後での液圧差の発生はなく、このため、ピ
ストン23aはスプリング23bの付勢力で図面左方向
に押圧摺動され、押圧ピン23cが球弁22bをスプリ
ング22aの付勢力に抗して押圧することで弁口29が
開放され、即ち、カット弁22が開かれた状態に維持さ
れていて、マスタシリンダ1で発生したブレーキ液圧が
サブ流路12を経由してホイールシリンダ4に伝達可能
な状態となっている。
【0026】従って、ブレーキ液圧がホイールシリンダ
4に伝達されることで車輪の制動が行なわれると共に、
ブレーキ液圧の伝達がオリフィスを介装しないサブ流路
12を介してスムーズに行なわれることから高い制動応
答性が得られる。
【0027】b)通常の急ブレーキ操作時 ブレーキ操作が急激に行なわれた場合においても、減圧
バルブ5が閉じられた状態では差圧ピストン23が作動
することはないため、前記通常のブレーキペダル操作時
と同様に高い制動応答性が得られる。
【0028】c)アンチスキッド制御時 上述のようにブレーキペダル2を操作している時に、車
輪がロックしそうな状態となった時には、アンチスキッ
ド制御を行う。即ち、まず、増圧バルブ6を閉じて減圧
バルブ5を開くと共に、液圧ポンプ9を作動させること
により、ホイールシリンダ4のブレーキ液圧が還流流路
8のオリフィス孔30を経由して減圧される。この時、
還流流路8を経由してブレーキ液がメイン流路3側へ還
流されることから、還流流路8におけるオリフィス孔3
0の前後で液圧差が発生し、その液圧差が所定の値以上
になった時点でスプリング23bの付勢力に抗してピス
トン23aが図面右方向に押圧摺動されるため、押圧ピ
ン23cによる球弁22bの押圧が解除されて弁口29
を閉塞し、即ち、カット弁22を閉じてサブ流路12が
閉塞された状態となる。
【0029】そして、以上のような減圧作動によりホイ
ールシリンダ4のブレーキ液圧が不足した場合には、再
増圧が行なわれるもので、この再増圧開始時点では、上
述のように差圧ピストン23がサブ流路12を閉じる方
向にカット弁22を作動させた状態となっていることか
ら、ブレーキ液圧はメイン流路3のオリフィス11を介
して緩やかにホイールシリンダ4に伝達され、これによ
り、緩増圧特性を得ることができる。
【0030】従って、増圧作動状態から保持作動状態に
切り換わった時点におけるブレーキ液圧の変動を小さく
抑えることができ、これにより、発生脈圧を低減させる
ことができる。
【0031】以上説明してきたように、この実施例にあ
っては、通常のブレーキ操作時はもちろん、急ブレーキ
操作時においても、ブレーキ液圧のスムーズな流通が得
られて高い制動応答性を確保することができると共に、
アンチスキッド制御の際には、緩増圧特性を得ることが
できて増圧状態から保持状態に切り換わった時点におけ
る発生脈圧を低減することができるようになるという特
徴を有している。
【0032】以上、本発明の実施例を図面により説明し
たが、具体的な構成はこの実施例に限られるものではな
い。
【0033】例えば、実施例では、還流流路8に介装さ
れるオリフィスをピストン23aに形成したオリフィス
孔30で構成させたが、ハウジング21や、ハウジング
21の外部に形成することもできる。
【0034】また、実施例では、可動部材として差圧ピ
ストン23を用いたが、その他ベローズやダイヤフラム
等を用いることもできる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のブレーキ
液圧制御装置にあっては、メイン流路の途中に介装され
ていてアンチスキッド制御時に流路を閉じる常開の増圧
バルブおよびオリフィスと、リザーバおよび液圧ポンプ
とホイールシリンダとの間の還流流路の途中に介装され
ていてアンチスキッド制御時に流路を開く常閉の減圧バ
ルブと、増圧バルブをバイパスする状態でメイン流路と
並列に設けられたサブ流路と、サブ流路の途中に介装さ
れた常開のカット弁と、ホイールシリンダと減圧バルブ
との間の還流流路に介装されたオリフィスと、減圧バル
ブの開弁により還流流路におけるオリフィスの前後で発
生する液圧差が所定値以上になるとサブ流路を閉じる方
向にカット弁を作動させる可動部材と、を備えている構
成としたことで、サブ流路により急ブレーキ操作時にお
いても高い制動応答性を確保することができると共に、
アンチスキッド制御の再増圧時には、メイン流路のオリ
フィスにより緩増圧特性を得ることができて発生脈圧を
低減することができるようになるという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のブレーキ液圧制御装置における1つの
車輪の系統を示す図である。
【符号の説明】
1 マスタシリンダ 2 ブレーキペダル 3 メイン流路 4 ホイールシリンダ 5 減圧バルブ 6 増圧バルブ 7 リザーバ 8 還流流路 9 液圧ポンプ 11 オリフィス 12 サブ流路 22 カット弁 23 差圧ピストン(可動部材) 30 オリフィス孔(オリフィス)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブレーキペダルの操作によりブレーキ液
    圧を発生するマスタシリンダと、 マスタシリンダからのブレーキ液圧を受圧することで車
    輪の制動を行なうホイールシリンダと、 ホイールシリンダにブレーキ液圧を供給するメイン流路
    と、 ホイールシリンダのブレーキ液圧をメイン流路側に還流
    させる還流流路と、 還流流路の途中に介装されていてホイールシリンダから
    排出されるブレーキ液を貯留するリザーバと、 還流流路の途中に介装されていてリザーバに貯留された
    ブレーキ液をメイン流路側に還流させる液圧ポンプと、 メイン流路の途中に介装されていてアンチスキッド制御
    時に流路を閉じる常開の増圧バルブと、 メイン流路の途中に介装されたオリフィスと、 リザーバおよび液圧ポンプとホイールシリンダとの間の
    還流流路の途中に介装されていてアンチスキッド制御時
    に流路を開く常閉の減圧バルブと、 増圧バルブをバイパスする状態でメイン流路と並列に設
    けられたサブ流路と、 サブ流路の途中に介装された常開のカット弁と、 ホイールシリンダと減圧バルブとの間の還流流路に介装
    されたオリフィスと、減圧バルブの開弁により還流流路
    におけるオリフィスの前後で発生する液圧差が所定値以
    上になるとサブ流路を閉じる方向にカット弁を作動させ
    る可動部材と、を備えていることを特徴とするブレーキ
    液圧制御装置。
JP32202394A 1994-12-26 1994-12-26 ブレーキ液圧制御装置 Pending JPH08175362A (ja)

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