JPH08174829A - インクジェットヘッド及びその製造方法 - Google Patents

インクジェットヘッド及びその製造方法

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JPH08174829A
JPH08174829A JP32022694A JP32022694A JPH08174829A JP H08174829 A JPH08174829 A JP H08174829A JP 32022694 A JP32022694 A JP 32022694A JP 32022694 A JP32022694 A JP 32022694A JP H08174829 A JPH08174829 A JP H08174829A
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JP
Japan
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ink
electrode
forming step
heating
electrodes
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JP32022694A
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English (en)
Inventor
Toyoichi Yoshino
豊一 吉野
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、各通電加熱用電極と導電性インク
の電気化学反応による各通電加熱用電極の酸化や、この
酸化やバブルの収縮にともなうキャビテーションによる
損耗等を抑制でき、かつ各通電加熱用電極自体の抵抗や
プリンター全体の電気抵抗の増加を抑制でき、したがっ
て、印字寿命を延命化できる耐久性や信頼性に優れたイ
ンクジェットヘッド及びその製造方法を提供することを
目的とする。 【構成】 本発明のインクジェットヘッド1は、各通電
加熱用電極4a,4bが表面に形成されたルチル構造を
有する酸化物からなり厚みが0.1〜1μmとされてい
る酸化膜14a,14bを有し、かつ、通電加熱用電極
4a,4bの電極対向部間の間隔が1〜4μmとされて
いる構成を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、導電性インクに通電
し、ジュール熱によって導電性インクを沸騰・吐出させ
て記録紙等に印字を行うインクジェットヘッド及びその
製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、プリンターにおける印字の高速
化,カラー化,低騒音化等のニーズが高まっている。中
でも、インクジェット方式のプリンター(以下インクジ
ェットプリンターと称す)は、直接インク滴を飛翔させ
て記録紙等に直接印字を行うために高速印字が可能であ
り、また特別な定着処理なしに印字ができるために低コ
スト化が可能で、さらにノンインパクト方式であるため
に低騒音化が可能であるため、前述したニーズを満足す
る非常に有力な記録方法として、現在なお種々開発がな
されている。
【0003】このインクジェットプリンターのインク吐
出原理は、大きく連続方式とオンディマンド方式に大別
される。さらに、オンディマンド方式としては、ピエゾ
素子で駆動するカイザー方式,ステムメ方式,グルード
方式,さらに、熱によってバブルを発生させ、このバブ
ルの体積変化によってインクを吐出させるバブルジェッ
ト方式等に分けられる。中でも、バブルジェット方式の
1つである通電加熱型のインクジェットプリンターは、
構成が簡単であるため、広く実用化されている。この通
電加熱型のインクジェットプリンターは、導電性インク
に直接通電することにより、導電性インク自体にジュー
ル熱を発生させ、このジュール熱により発生するバブル
の体積変化を利用して導電性インクを吐出させるもので
ある。
【0004】以下に従来の通電加熱型のインクジェット
ヘッドについて、図面を参照しながら説明する。図12
は従来の通電加熱型のインクジェットヘッドを用いたイ
ンクジェットプリンターの要部断面模式図である。1′
は従来の通電加熱型のインクジェットヘッド、2′は後
述する絶縁性基板3,通電加熱用電極4a,4b,リー
ド部5a,5b及び絶縁膜6a,6bからなる配線基
板、3はガラス等からなる絶縁性基板、4a,4bは絶
縁性基板3の上面に所定間隔を持って形成され後述する
導電性インク11に通電する一対の通電加熱用電極、5
a,5bは各通電加熱用電極4a,4bの上面に電極対
向部から離隔して形成されたリード部、6a,6bは有
機物,セラミック等よりなり各通電加熱用電極4a,4
bの所定部を露出し(以下電極露出部と称す)かつリー
ド部5a,5bを覆って各通電加熱用電極4a,4bの
上面に形成された絶縁膜、7は絶縁性基板3,通電加熱
用電極4a,4b及び絶縁膜6a,6bにより溝状に形
成されインクタンク(図示せず)から導電性インク11
を供給するインク供給路、8は有機物,セラミック等か
らなり後述するノズル穴9及びインク流路10が形成さ
れた流路基板、9は流路基板8に形成され導電性インク
11を吐出するノズル穴、10は流路基板8のノズル穴
9に連設された台錐形状のインク流路、11はインク供
給路7,ノズル穴9及びインク流路10内に充填された
導電性インク、12はノズル穴9から1mm程度離隔し
た位置に配設された記録紙、13はリード部5a,5b
にリード線を介して電気的に接続され通電加熱用電極4
a,4bに印字信号である交流電圧を印加するプリンタ
ー印字制御回路である。ここで、電極対向部とは、一の
通電加熱用電極4a,4bにおける他の通電加熱用電極
4b,4aとの対向部をいうものである。また、通電加
熱用電極4a,4bの材料には、一般に適当な酸素過電
圧を有し耐食性に優れたTi,Au,Pt,Ni等の導
電性材料が用いられている。特に耐食性に優れるTiが
広く利用されている。また、リード部5a,5bの材料
には、インクジェットプリンターの回路全体の電圧ロス
を最小限に抑えるために通電加熱用電極4a,4bより
比抵抗の小さいAu等の導電性材料が用いられている。
【0005】以上のように構成された従来の通電加熱型
のインクジェットヘッドを用いたインクジェットプリン
ターについて、以下その動作を図面を参照しながら説明
する。図13は従来の通電加熱用電極に対する電流/電
圧の印加開始状態を示す断面模式図であり、図14は従
来のバブル成長状態及びインク吐出状態を示す断面模式
図であり、図15は従来の記録紙に対する印字付着状態
及びバブル発生状態を示す断面模式図である。図13乃
至図15において、17は導電性インク11の加熱・沸
騰により生じたバブル、18はノズル穴9から吐出され
たインク滴、19は記録紙12の上面に付着された印字
である。まず、一方の通電加熱用電極4b,4aを導電
性インク11と同一の電位にする。次に、図13に示す
ように、プリンター印字制御回路13から他方の通電加
熱用電極4a,4bに所要の電圧を所定時間印加して、
これを順次逆にしていくことで、通電加熱用電極4aと
通電加熱用電極4bとの間に流れる電流の方向を逆転さ
せながら、通電加熱用電極4aと通電加熱用電極4bと
の間に所要の電位差を生じさせる。次に、図14に示す
ように、通電加熱用電極4aと通電加熱用電極4bとの
間に生じた電位差により、通電加熱用電極4aと通電加
熱用電極4bとの間に介在する導電性インク11にジュ
ール熱が生じ、このジュール熱によって導電性インク1
1が加熱・沸騰され、バブル17が発生する。次に、こ
のバブル17の体積変化(又は膨張)によって、導電性
インク11が、図14中矢視するように、インク流路1
0内を押し上げられ、ノズル穴9から吐出される。次
に、ノズル穴9から吐出されたインク滴18は、記録紙
12に印字される。ここで、この交流電圧を印加する時
間は、導電性インク11が沸騰する時間よりも長く設定
され、この間に1ドット分の導電性インク11が吐出し
て、1ドットの印字が行われる。次に、プリンター印字
制御回路13から通電加熱用電極4a,4bへの交流電
圧の印加が停止されると、バブルは急速に縮小し、それ
に伴い、新しい導電性インク11がインク供給路7から
インク流路10内に供給される。これを繰り返すことに
より、記録情報が記録紙12の上面に印字される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、以下のような問題点を有していた。すなわ
ち、 1)各通電加熱用電極に交流電圧を印加していくと、各
通電加熱用電極と導電性インクとの間に電気化学反応が
起こり、各通電加熱用電極の表面において酸化が進行
し、通電加熱用電極自体の電気抵抗が増大するという問
題点を有していた。また、前述した電気化学反応により
各通電加熱用電極が腐食したり、また、インク供給路や
インク流路におけるバブルの収縮にともなってキャビテ
ーションが生じたりするために、各通電加熱用電極が損
耗し、特に、通電加熱用電極の電極対向部間の間隔が広
がってしまい、インクジェットプリンターの回路全体の
電気抵抗が増大するという問題点を有していた。この結
果、プリンター印字制御回路から各通電加熱用電極に印
加される交流電圧レベルでは、導電性インクを加熱・沸
騰させ、ノズル穴から導電性インクを吐出させるだけの
十分な電流を流せなくなり、印字不能状態となってしま
い、すなわち印字寿命となり、耐久性や信頼性に欠ける
という問題点を有していた。
【0007】2)通電加熱用電極の電極対向部間の間隔
が狭い場合、電極対向部間に電流/電圧が多く流れるの
で、より少ない交流電圧レベルで導電性インクを加熱・
沸騰させることができ、プリンター印字制御回路を簡単
に構成できかつ安価に製造できるものの、通電加熱用電
極の電極対向部間の間隔が狭くなりすぎ、特にその間隔
が4μm以下になると電流が多く流れ過ぎてしまい、前
述した電気化学反応による通電加熱用電極の損耗等が激
しく起こってしまい、印字寿命が短くなり、やはり耐久
性や信頼性に欠けるという問題点を有していた。
【0008】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、各通電加熱用電極と導電性インクの電気化学反応に
よる各通電加熱用電極の酸化や、この酸化やバブルの収
縮にともなうキャビテーションによる損耗等を抑制で
き、かつ各通電加熱用電極自体の電気抵抗やインクジェ
ットプリンターの回路全体の電気抵抗の増加を抑制で
き、印字寿命を延命化できる耐久性や信頼性に優れたイ
ンクジェットヘッドを提供すること、及び、高耐久性,
高信頼性のインクジェットヘッドを高い歩留りで安定し
て製造することができる生産性や量産性に優れたインク
ジェットヘッドの製造方法を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、以下の構成を有している。すなわち、請求
項1に記載のインクジェットヘッドは、ノズル穴と、ノ
ズル穴に連設されたインク流路と、を有する流路基板
と、インク流路に連設されたインク供給路と、インク供
給路の側壁部に各々対向して配設された一対の通電加熱
用電極と、を有する配線基板と、を備えたインクジェッ
トヘッドであって、各通電加熱用電極が表面に形成され
た酸化膜を有し、かつ、通電加熱用電極の電極対向部間
の間隔が0.5〜8μmとされている構成を有してい
る。
【0010】請求項2に記載のインクジェットヘッド
は、請求項1において、酸化膜が、ルチル構造を有する
酸化物からなる構成を有している。
【0011】請求項3に記載のインクジェットヘッド
は、請求項1又は2の内いずれか1において、酸化膜の
厚みが0.01〜2μmとされている構成を有してい
る。
【0012】請求項4に記載のインクジェットヘッドの
製造方法は、流路基板を形成する流路基板形成工程と、
配線基板を形成する配線基板形成工程と、流路基板形成
工程及び配線基板形成工程で得られた流路基板及び配線
基板を一体化する一体化工程と、を備えたインクジェッ
トヘッドの製造方法であって、配線基板形成工程が、絶
縁性基板上に形成された導体層に切欠部を形成する切欠
部形成工程と、切欠部形成工程で得られた切欠部を有す
る導体層に導電性インク中で所定の電流/電圧を印加し
電極対向部間の間隔が0.5〜8μmとされた一対の通
電加熱用電極を形成するとともに通電加熱用電極の表面
に厚みが0.01〜2μmとされた酸化膜を形成する通
電加熱用電極及び酸化膜形成工程と、を備えた構成を有
している。
【0013】ここで、通電加熱用電極としては、Ti,
Ni,Au,Pt等の貴金属等が好適に用いられる。通
電加熱用電極及び酸化膜形成工程における導電性インク
との酸化反応により、印字時における酸化や腐食、また
これら酸化や腐食、バブルの収縮にともなうキャビテー
ションによる腐食等に対する耐酸化性や耐食性に優れた
TiO2等のルチル構造を有する酸化膜を、この通電加
熱用電極の表面に形成することができる。酸化膜として
は、TiO2,NiO2等のルチル構造の酸化物であるこ
とが好ましい。印字時における導電性インクとの電気化
学反応による酸化や腐食、またこれら酸化や腐食、バブ
ルの収縮にともなうキャビテーションによる腐食等に対
する耐酸化性や耐食性に優れるからである。酸化膜の厚
みは、0.01μm〜2μm,好ましくは0.05μm
〜1.5μm,更に好ましくは0.1μm〜1μmとさ
れるのが好ましい。酸化膜の厚みが0.1μmより小さ
くなるにつれ耐酸化性や耐食性が低下する傾向が現れだ
し、酸化膜の厚みが1μmより大きくなるにつれ電極の
電気抵抗が増加し通常の通電電圧では導電性インクが沸
騰できなくなる傾向が現れだし、いずれも好ましくな
い。酸化膜が形成された通電加熱用電極の電極対向部間
の間隔は、0.5μm〜8μm,好ましくは1μm〜6
μm,更に好ましくは1μm〜4μmとされるのが好ま
しい。通電加熱用電極の電極対向部間の間隔が1μmよ
り小さくなるにつれ導電性インクの沸騰により生じたバ
ブルの径が小さくなり導電性インクが吐出できなくなる
傾向が現れだし、通電加熱用電極の電極対向部間の間隔
が4μmより大きくなるにつれインクジェットプリンタ
ーの回路全体の電気抵抗が増加し通常の通電電圧では導
電性インクが沸騰できなくなる傾向が現れだし、いずれ
も好ましくない。切欠部形成工程における導体層に切欠
部を形成する方法としては、この導体層にフォトリソグ
ラフィー法等により所定形状にパターニングした後、ケ
ミカルエッチング法,イオンミーリング法等により導体
層の露出部を除去し切欠部を形成する方法等が挙げられ
る。通電加熱用電極及び酸化膜形成工程における配線基
板を浸漬する導電性インクとしては、水と、水溶性染料
と、アルコール類の溶媒と、アミン塩類の電解質と、を
含むもの等が好適に用いられる。通電加熱用電極との酸
化反応により、通電加熱用電極の表面に、印字時におけ
る酸化や腐食、バブルの収縮にともなうキャビテーショ
ンによる腐食等に対する耐酸化性や耐食性に優れたTi
2等のルチル構造を有する酸化膜を形成することがで
きる。通電加熱用電極及び酸化膜形成工程における一対
の通電加熱用電極間に印加される電流/電圧のレベルや
印加時間等は、一対の通電加熱用電極の電極対向部間の
間隔や、通電加熱用電極の表面に形成される酸化膜の厚
み等に応じて適宜選択される。
【0014】
【作用】この構成によって、通電加熱用電極の表面に酸
化膜を備えたことにより、印字時における通電加熱用電
極の導電性インクとの電気化学反応による酸化や、この
酸化及びバブルの収縮にともなうキャビテーションによ
る損耗等を抑制することができる。また、表面に酸化膜
が形成された通電加熱用電極の電極対向部間の間隔が
0.5〜8μmとされていることにより、インクジェッ
トプリンターの回路全体の電気抵抗を減少させることが
できる。また、酸化膜が、ルチル構造を有する酸化物か
らなることにより、やはり前述した損耗等を抑制するこ
とができる。また、酸化膜の厚みが0.01〜2μmと
されていることにより、電極の電気抵抗の増加を最小限
にし、前述した損耗等を最大限に抑制することができ
る。
【0015】また、配線基板形成工程で、絶縁性基板上
に被膜形成された導体層に切欠部を形成する切欠部形成
工程と、切欠部形成工程で得られた切欠部を有する導体
層に導電性インク中で所定の電流/電圧を印加し電極対
向部間の間隔が0.5〜8μmとされた一対の通電加熱
用電極を形成するとともに通電加熱用電極の表面に厚み
が0.01〜2μmの酸化膜を形成する通電加熱用電極
及び酸化膜形成工程と、を備えたことにより、切欠部を
有する導体層と導電性インクとの酸化反応により、導体
層から所定の間隔を持った一対の通電加熱用電極を形成
することができ、かつ、各通電加熱用電極の表面にルチ
ル構造を有する酸化膜を形成することができる。また、
導体層に印加される電流/電圧のレベルや印加時間を変
更することにより、一対の通電加熱用電極の電極対向部
間の間隔や各通電加熱用電極の表面に形成される酸化膜
の厚みを適宜変更することができる。
【0016】
【実施例】以下本発明の一実施例におけるインクジェッ
トヘッドついて、図面を参照しながら説明する。図1は
本発明の一実施例におけるインクジェットヘッドを用い
たインクジェットプリンターの要部断面模式図である。
2は配線基板、3は絶縁性基板、4a,4bは通電加熱
用電極、5a,5bはリード部、6a,6bは絶縁膜、
7はインク供給路、8は流路基板、9はノズル穴、10
はインク流路、11は導電性インク、12は記録紙、1
3はプリンター印字制御回路であり、これらは従来例と
同様なものなので同一の符号を付して説明を省略する。
従来例と異なるのは、本発明の一実施例におけるインク
ジェットヘッド1が、各通電加熱用電極4a,4bの表
面に形成された厚み0.01〜2μmのTiO2等のル
チル構造を有する酸化膜14a,14bを備えた点と、
酸化膜14a,14bが形成された通電加熱用電極4
a,4bの電極対向部間の間隔が0.5〜8μmとされ
ている点である。
【0017】以上のように構成された本発明の一実施例
におけるインクジェットヘッドについて、以下その製造
方法を図面等を参照しながら説明する。図2はインク流
路形成工程を示す要部断面模式図であり、図3はノズル
穴形成工程を示す要部断面模式図であり、図4は導体層
形成工程を示す要部断面模式図であり、図5は切欠部形
成工程を示す要部断面模式図であり、図6は切欠部形成
工程を示す要部斜視図であり、図7はリード層形成工程
を示す要部断面模式図であり、図8はリード部形成工程
を示す要部断面模式図であり、図9は絶縁層形成工程を
示す要部断面模式図であり、図10は絶縁膜形成工程を
示す要部断面模式図であり、図11は通電加熱用電極及
び酸化膜形成工程を示す要部断面模式図である。また、
通電加熱用電極及び酸化膜形成工程における導体層に印
加する直流電圧の印加時間と通電加熱用電極の電極対向
部間の間隔及び酸化膜の厚みとの関係を(表1)に示
す。
【0018】
【表1】
【0019】図2乃至図11において、2″は絶縁性基
板3の上面に後述する切欠部4″を有する導体層4′,
リード部5a,5b及び絶縁膜6a,6bが被膜形成さ
れた配線基板、4′はTi等の導電性材料からなり絶縁
性基板3の上面に被膜形成され通電加熱用電極4a,4
bに加工される導体層、4″は導体層4′の長手方向中
央部の両側部に形成された切欠部、5′は導体層4′を
構成する導電性材料より比抵抗の少ないAu等の導電性
材料からなり通電加熱用電極4a,4bの上面に被膜形
成されリード部5a,5bに加工されるリード層、6′
は感光性樹脂等の絶縁性材料からなり絶縁性基板3,導
体層4′及びリード部5a,5bの上面に被膜形成され
絶縁膜6a,6bに加工される絶縁層、8′はポリイミ
ド等の合成樹脂等の絶縁性材料からなり配線基板2との
対向面(以下下面と称す)が鏡面仕上げされた基板、1
5はレーザー光線を照射するレーザー光源、16は導体
層4′に直流電圧を印加する直流電源部である。まず、
流路基板8の製造方法について説明する。まず、図2に
示すように、基板8′の下面の所定部にレーザー光源1
5からレーザー光線を照射する。次に、レーザー光源1
5の出力を調整することにより、台錐形状のインク流路
10を形成した。次に、図3に示すように、インク流路
10に連通してノズル穴9を形成した。これにより、流
路基板8を作製した。次に、配線基板の製造方法につい
て説明する。まず、図4に示すように、ガラス等の絶縁
性材料からなり通電加熱用電極4a,4bとの対向面
(以下上面と称す)が鏡面仕上げされた絶縁性基板3の
上面に、Ti等の導電性材料をDCスパッタリング法等
により1〜2μm被膜形成した後、フォトリソグラフィ
ー法やケミカルエッチング法等により導体層4′を形成
した。次に、図5及び図6に示すように、フォトリソグ
ラフィー法やケミカルエッチング法等により導体層4′
をパターニングして導体層4′の長手方向の略中央部の
両側部に各々切欠部4″を形成した。次に、図7に示す
ように、導体層4′の上面にAu等の導電性材料を真空
蒸着法等により1μm被膜形成してリード層5′を形成
した。次に、図8に示すように、フォトリソグラフィー
法やケミカルエッチング法等によりリード層5′をパタ
ーニングしてリード部5a,5bを形成した。次に、図
9に示すように、絶縁性基板3,導体層4′及びリード
部5a,5bの上面に感光性樹脂等の絶縁性材料をフォ
トリソグラフィー法等により3μm被膜形成して絶縁層
6′を形成した。次に、図10に示すように、フォトリ
ソグラフィー法やケミカルエッチング法等により絶縁層
6′をパターニングして絶縁膜6a,6bを形成した。
次に、図11に示すように、絶縁性基板3の上面に切欠
部4″を有する導体層4′,リード部5a,5b及び絶
縁膜6a,6bが被膜形成された配線基板2″を所定の
組成を有する導電性インク(図示せず)中に浸漬した
後、直流電源部16から導体層4′の両端部に直流電圧
30Vを印加した。次に、導体層4′に直流電圧を印加
したことにより、電気抵抗が一番大きくなる切欠部4″
が選択的に損耗/溶解される。次に、導体層4′にさら
に直流電圧を印加することにより、一対の通電加熱用電
極4a,4bが形成される。次に、導電性インクと通電
加熱用電極4a,4bとの間に電気化学反応が生じ、各
通電加熱用電極4a,4bと導電性インクの界面である
各通電加熱用電極4a,4bの表面から内部に向かって
TiO2等のルチル構造を有する酸化膜14a,14b
が形成され始める。次に、所定時間直流電圧を印加した
後、すなわち通電加熱用電極4a,4bの表面に厚み
0.01〜2μmのTiO2等のルチル構造を有する酸
化膜14a,14bが形成され、かつ酸化膜14a,1
4bが形成された通電加熱用電極4a,4bの電極対向
部間の間隔が0.5〜8μmとされた後、直流電圧の印
加を停止する。これにより、配線基板2を作製した。最
後に、流路基板8のノズル穴9及びインク流路10の中
心線と、配線基板2のインク供給路7の中心線又は通電
加熱用電極4a,4bの電極対向部間の中心位置とを略
一致させて、配線基板2の上面に流路基板8を貼着す
る。これにより本発明の一実施例におけるインクジェッ
トヘッド1を完成する。
【0020】以上のように製造された本発明の一実施例
におけるインクジェットヘッドを用いたインクジェット
プリンターについて、以下その動作を説明する。本発明
の一実施例におけるインクジェットヘッドを用いたイン
クジェットプリンターは、従来例と同様に動作する。
【0021】以上のように動作する本発明の一実施例に
おけるインクジェットヘッドと、従来のインクジェット
ヘッドについて、性能比較試験を行った。以下その結果
について説明する。
【0022】(実験例1〜4,比較例1)(表2)に示
すように、切欠部を有する導体層に所定の印加時間で直
流電圧30Vを印加し、所定の電極対向部間の間隔およ
び所定の酸化膜の厚みを持って電極及び酸化膜が形成さ
れた本発明の一実施例におけるインクジェットヘッド
(実験例1〜4)および酸化膜が形成されていない従来
のインクジェットヘッド(比較例1)を準備した。
【0023】
【表2】
【0024】次に、本発明の一実施例におけるインクジ
ェットヘッド(実験例1〜4)と、従来のインクジェッ
トヘッド(比較例1)を用いて印字寿命を測定した。こ
の結果を(表2)に示した。また、本発明の一実施例に
おけるインクジェットヘッド(実験例1〜4)と、従来
のインクジェットヘッド(比較例1)とを用いて、内部
に発生するバブル径が同等の大きさになるときの印加電
圧を測定した。この結果を(表2)に示した。
【0025】この(表2)から明らかなように、従来の
インクジェットヘッドに比べ、本発明の一実施例におけ
るインクジェットヘッドは、通電加熱用電極の印字寿命
が長いことがわかった。これは、通電加熱用電極の表面
が、この通電加熱用電極と導電性インクとの電気化学反
応に対して安定なルチル構造の酸化膜で覆われているた
めに、通電加熱用電極の酸化の進行及び電気化学的な腐
食やキャビテーションによる通電加熱用電極の電極対向
部間の間隔が広がること等が抑制されているためであ
る。また、通電加熱用電極の印字寿命は、酸化膜の厚み
とよく相関しており、酸化膜の厚みが厚いほど印字寿命
が長くなることがわかった。また、従来のインクジェッ
トヘッドに比べ、本発明の一実施例におけるインクジェ
ットヘッドは、プリンター印字制御回路から通電加熱用
電極に印加される印加電圧が低いことがわかった。ま
た、印加電圧は、通電加熱用電極の電極対向部間の間隔
とよく相関していることがわかった。これは、従来のイ
ンクジェットヘッドでは、通電加熱用電極の電極対向部
間の間隔が狭くなるにつれて通電電流が増加し、これに
伴って通電加熱用電極の損耗が激しくなるために、通電
加熱用電極の電極対向部間の間隔の下限を4μmしかで
きなかったが、本発明の一実施例におけるインクジェッ
トヘッドでは、通電加熱用電極を酸化膜で覆ったことに
より、通電加熱用電極の損耗を抑制することができたの
で、通電加熱用電極の間隔を0.5〜8μmの範囲でも
通電加熱用電極の損耗を抑制することができるとともに
通電加熱用電極の電極対向部間の間隔を狭くしたのでプ
リンターにおける回路全体の電気抵抗を減少させること
ができたので、導電性インクをより低い電圧でも加熱・
沸騰させることができることがわかった。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、以下のす
ぐれた効果を奏する。すなわち、 1)本発明のインックジェットヘッドは、ノズル穴と、
ノズル穴に連設されたインク流路と、を有する流路基板
と、インク流路に連設されたインク供給路と、インク供
給路の側壁部に各々対向して配設された一対の通電加熱
用電極と、を有する配線基板と、を備えたインクジェッ
トヘッドであって、各通電加熱用電極が表面に形成され
た酸化膜を有し、かつ、通電加熱用電極の電極対向部間
の間隔が0.5〜8μmとされているので、通電加熱用
電極の導電性インクとの電気化学反応による酸化や、こ
の酸化及びバブルの収縮にともなうキャビテーションに
よる損耗等を抑制することができる。また、表面に酸化
膜が形成された通電加熱用電極の電極対向部間の間隔が
0.5〜8μmとされていることにより、やはり通電加
熱用電極の導電性インクとの電気化学反応による酸化
や、この酸化及びバブルの収縮にともなうキャビテーシ
ョンによる損耗等を抑制することができるとともに通電
加熱用電極の電極対向部間の間隔を狭くしたのでプリン
ターにおける回路全体の電気抵抗を減少させることがで
き、導電性インクをより低い電圧でも加熱沸騰させるこ
とができる。したがって、各通電加熱用電極と導電性イ
ンクの電気化学反応による各通電加熱用電極の酸化や、
この酸化やバブルの収縮にともなうキャビテーションに
よる損耗等を抑制でき、かつ各通電加熱用電極自体の電
気抵抗やプリンター全体の電気抵抗の増加を抑制でき、
したがって、印字寿命を延命化できる耐久性や信頼性に
優れたインクジェットヘッドを実現できるものである。
【0027】2)酸化膜が、ルチル構造を有する酸化物
からなる構成を有している場合、各通電加熱用電極と導
電性インクの電気化学反応による各通電加熱用電極の酸
化や、この酸化やバブルの収縮にともなうキャビテーシ
ョンによる損耗等を抑制でき、かつ各通電加熱用電極自
体の電気抵抗やプリンター全体の電気抵抗の増加を抑制
でき、したがって、各通電加熱用電極と導電性インクの
電気化学反応による各通電加熱用電極の酸化や、この酸
化やバブルの収縮にともなうキャビテーションによる損
耗等を抑制でき、かつ各通電加熱用電極自体の電気抵抗
やプリンター全体の電気抵抗の増加を抑制でき、したが
って、印字寿命を延命化できる耐久性や信頼性に優れた
インクジェットヘッドを実現できるものである。
【0028】3)酸化膜の厚みが0.01〜2μmとさ
れている場合、電極の電気抵抗の増加を最小限にし、各
通電加熱用電極と導電性インクの電気化学反応による各
通電加熱用電極の酸化や、この酸化やバブルの収縮にと
もなうキャビテーションによる損耗等の抑制効果を最大
限に引き出すことができ、各通電加熱用電極と導電性イ
ンクの電気化学反応による各通電加熱用電極の酸化や、
この酸化やバブルの収縮にともなうキャビテーションに
よる損耗等を抑制でき、かつ各通電加熱用電極自体の電
気抵抗やプリンター全体の電気抵抗の増加を抑制でき、
したがって、印字寿命を延命化できる耐久性や信頼性に
優れたインクジェットヘッドを実現できるものである。
【0029】4)本発明のインックジェットヘッドの製
造方法は、流路基板を形成する流路基板形成工程と、配
線基板を形成する配線基板形成工程と、流路基板形成工
程及び配線基板形成工程で得られた流路基板及び配線基
板を一体化する一体化工程と、を備えたインクジェット
ヘッドの製造方法であって、配線基板形成工程が、絶縁
性基板上に形成された導体層に切欠部を形成する切欠部
形成工程と、切欠部形成工程で得られた切欠部を有する
導体層に導電性インク中で所定の電流/電圧を印加し電
極対向部間の間隔が0.5〜8μmとされた一対の通電
加熱用電極を形成するとともに通電加熱用電極の表面に
厚みが0.01〜2μmとされた酸化膜を形成する通電
加熱用電極及び酸化膜形成工程と、を備えたので、切欠
部を有する導体層と導電性インクとの間の酸化反応によ
り、導体層から所定の間隔を持った一対の通電加熱用電
極を形成することができ、かつ、各通電加熱用電極の表
面に印字中に生成する酸化物とは異なり、熱や損耗に非
常に強い安定したルチル構造を有する酸化膜を形成する
ことができる。また、導体層に印加される電流/電圧の
レベルや印加時間を変更することにより、一対の通電加
熱用電極の電極対向部間の間隔や各通電加熱用電極の表
面に形成される酸化膜の厚みを適宜変更することができ
る。したがって、高耐久性、高信頼性のインクジェット
ヘッドを高い歩留りで安定して製造することができる生
産性や量産性に優れたインクジェットヘッドの製造方法
を実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるインクジェットヘッ
ドを用いたインクジェットプリンターの要部断面模式図
【図2】インク流路形成工程を示す要部断面模式図
【図3】ノズル穴形成工程を示す要部断面模式図
【図4】導体層形成工程を示す要部断面模式図
【図5】切欠部形成工程を示す要部断面模式図
【図6】切欠部形成工程を示す要部斜視図
【図7】リード層形成工程を示す要部断面模式図
【図8】リード部形成工程を示す要部断面模式図
【図9】絶縁層形成工程を示す要部断面模式図
【図10】絶縁膜形成工程を示す要部断面模式図
【図11】通電加熱用電極及び酸化膜形成工程を示す要
部断面模式図
【図12】従来の通電加熱型のインクジェットヘッドを
用いたインクジェットプリンターの要部断面模式図
【図13】従来の通電加熱用電極に対する電流/電圧の
印加開始状態を示す断面模式図
【図14】従来のバブル成長状態及びインク吐出状態を
示す断面模式図
【図15】従来の記録紙に対する印字付着状態及びバブ
ル発生状態を示す断面模式図
【符号の説明】
1,1′ インクジェットヘッド 2,2′,2″ 配線基板 3 絶縁性基板 4a,4b 通電加熱用電極 4′ 導体層 4″ 切欠部 5a,5b リード部 5′ リード層 6a,6b 絶縁膜 6′ 絶縁層 7 インク供給路 8 流路基板 8′ 基板 9 ノズル穴 10 インク流路 11 導電性インク 12 記録紙 13 プリンター印字制御回路 14a,14b 酸化膜 15 レーザー光源 16 直流電源部 17 バブル 18 インク滴 19 印字

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ノズル穴と、前記ノズル穴に連設されたイ
    ンク流路と、を有する流路基板と、前記インク流路に連
    設されたインク供給路と、前記インク供給路の側壁部に
    各々対向して配設された一対の通電加熱用電極と、を有
    する配線基板と、を備えたインクジェットヘッドであっ
    て、各前記通電加熱用電極が表面に形成された酸化膜を
    有し、かつ、前記通電加熱用電極の電極対向部間の間隔
    が0.5〜8μmとされていることを特徴とするインク
    ジェットヘッド。
  2. 【請求項2】前記酸化膜が、ルチル構造を有する酸化物
    からなることを特徴とする請求項1に記載のインクジェ
    ットヘッド。
  3. 【請求項3】前記酸化膜の厚みが0.01〜2μmとさ
    れていることを特徴とする請求項1又は2の内いずれか
    1に記載のインクジェットヘッド。
  4. 【請求項4】流路基板を形成する流路基板形成工程と、
    配線基板を形成する配線基板形成工程と、前記流路基板
    形成工程及び前記配線基板形成工程で得られた前記流路
    基板及び前記配線基板を一体化する一体化工程と、を備
    えたインクジェットヘッドの製造方法であって、前記配
    線基板形成工程が、絶縁性基板上に形成された導体層に
    切欠部を形成する切欠部形成工程と、前記切欠部形成工
    程で得られた切欠部を有する前記導体層に導電性インク
    中で所定の電流/電圧を印加し電極対向部間の間隔が
    0.5〜8μmとされた一対の通電加熱用電極を形成す
    るとともに前記通電加熱用電極の表面に厚みが0.01
    〜2μmとされた酸化膜を形成する通電加熱用電極及び
    酸化膜形成工程と、を備えたことを特徴とするインクジ
    ェットヘッドの製造方法。
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