JPH08174782A - 模様付けシート及び模様付き成形品の製造方法 - Google Patents

模様付けシート及び模様付き成形品の製造方法

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JPH08174782A
JPH08174782A JP6320461A JP32046194A JPH08174782A JP H08174782 A JPH08174782 A JP H08174782A JP 6320461 A JP6320461 A JP 6320461A JP 32046194 A JP32046194 A JP 32046194A JP H08174782 A JPH08174782 A JP H08174782A
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molding
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竹男 四宮
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政己 松本
Toshio Kusuki
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 作業性が低下しないようにする。成形品に確
実に模様付けすることができるようにする。 【構成】 シート1の片面に複数色の着色塗料2を塗着
して模様層10を形成すると共に模様層10の表面に補
強シート7を積層する。塗装によって表現することがで
きる全ての模様をシート1の任意の位置に形成すること
ができ、また印刷用の版を用いないで模様をシート1に
形成することができると共に多種の色を用いて模様をシ
ート1に形成することができ、さらにシート1への着色
塗料2の塗布量を容易に一定に制御することができる。
模様層10の表面側をシート1で、模様層10の裏面側
を補強シート7でそれぞれ保護することができると共に
補強シート7で模様層10を補強することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、浴室や洗面所などの床
パンや流し台の天板などに用いられる成形品を成形する
際に用いられる模様付けシート、及びこの模様付けシー
トを用いた模様付き成形品の製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より浴室ユニット用防水床パンなど
は、繊維強化プラスチック(FRP)に御影石や大理石
の石目模様などを付けた模様付き成形品で形成されてお
り、このような模様付き成形品を成形する方法として
は、ハンドレイアップ法或いはプレス成形法が用いられ
ている。
【0003】ハンドレイアップ法は、成形型の成形面に
複数の着色塗料をスプレーガン等で吹き付けて石目模様
を形成し、着色塗料を硬化させた後、この着色塗料の上
にガラス繊維と樹脂液とを交互に重ねてバック層を形成
するようにしたり、或いは成形型の成形面にクリアー樹
脂(透明な樹脂)を塗布してゲル化させた後、このゲル
化したクリアー樹脂の上に、石粒のような外観を有する
石目形成用粒状物を吹き付けて石目模様を形成し、クリ
アー樹脂を硬化させた後、この上にガラス繊維と樹脂液
とを交互に重ねてバック層を形成するようにしたりする
ものである。
【0004】このハンドレイアップ法は、成形品の表面
の一部或いは全面に石目模様を形成することができ、ま
た石目模様を塗装によって形成することができるので、
自由度の高い任意の石目模様を表現することができて意
匠面で高い利点を有するものではあるが、その反面、成
形の工数が多く必要であって生産性が悪く、製造コスト
が高くなるという問題があった。そこでプレス成形法に
よる模様付き成形品の製造方法が提案されている。
【0005】プレス成形法による模様付き成形品の製造
方法の一例としては、SMC(Sheet Molding Compoud
)やBMC(Bulk Molding Compoud)などの成形材料
に石粒のような外観を有する石目形成用粒状物を混合
し、この粒状物混合成形材料を成形型にセットしてプレ
ス成形する方法がある。また特開平5−285973号
公報には、通常の印刷によって模様付けした不織布や紙
を成形型にセットすると共にこの不織布や紙の上に成形
材料を重ねて成形型にセットし、成形型で成形材料を加
熱加圧して成形品を形成すると共に成形材料の硬化によ
って成形品の表面に上記不織布や紙を接着硬化させるよ
うにした模様付き成形品の製造方法が記載されている。
【0006】また特公平3−38092号公報や特開平
5−116163号公報には、シートの表面にクリアー
樹脂(コンパウンド)を塗布し、このクリアー樹脂の上
に石粒のような外観を有する石目形成用粒状物を付着さ
せ、さらにこの上に着色剤を塗布して石目シートを作成
し、石目形成用粒状物が付着した面と反対側の面を成形
型の成形面側に向けて石目シートを成形型にセットし、
石目シートの上に重ねて成形材料を成形型にセットし、
成形型で成形材料を加熱加圧して成形品を形成すると共
に成形材料の硬化によって成形品の表面に石目形成用粒
状物と着色剤を接着硬化させ、脱型後、成形品よりシー
トを剥離するようにした模様付き成形品の製造方法が記
載されている。
【0007】また特開平3−227300号公報には、
離型フィルムの表面に軟質の着色ゲルコート樹脂を塗布
し、この着色ゲルコート樹脂を硬化させた後、各種の基
板に接着剤を用いて上記離型フィルムの着色ゲルコート
樹脂の面を接着し、接着剤を硬化させた後、基板から離
型フィルムを剥離して着色ゲルコート樹脂を基板に転写
するようにした模様付き成形品の製造方法が記載されて
いる。
【0008】また特開平5−318468号公報には、
ベースフィルムの表面に透明或いは単色に着色されたゲ
ルコート樹脂を塗布し、このゲルコート樹脂を半硬化さ
せてゲルコートシートを形成した後、ゲルコートシート
からベースフィルムを剥離し、このゲルコートシートを
成形型にセットすると共にゲルコートシートの上に重ね
つつ成形材料を成形型にセットし、成形型で成形材料を
加熱加圧して成形品を形成すると共に成形材料の硬化に
よって成形品の表面に上記ゲルコートシートを接着硬化
するようにした模様付き成形品の製造方法が記載されて
いる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記SMCやB
MCの成形材料に石目形成用粒状物を混合して模様付き
成形品を製造する方法では、成形品の全面に模様が付け
られることになり、部分的な模様付けができないという
問題があった。また成形品の全体に石目形成用粒状物が
混在することになって、成形品の強度を低下させるとい
う問題があった。さらに成形品中の石目形成用粒状物の
位置を制御することができず、多様な模様(石目調以外
の模様)を表現することができないという問題があっ
た。
【0010】また特開平5−285973号公報に記載
の模様付き成形品の製造方法では、模様を印刷した不織
布や紙を用いるので、この印刷に用いる版を模様毎に作
成する必要があり、製造コストが高くなるという問題が
あった。また印刷に用いる版を少なくすると、模様が画
一的となって多様な模様を表現することができないとい
う問題があった。さらに版を用いる模様の印刷は大ロッ
ト生産となるので、多種の色に対応して模様を形成しづ
らく、生産の自由性(小ロットに対応した生産)がおこ
ないにくいという問題があった。また版を作成するのに
時間がかかり、生産のリードタイム(模様の開発期間)
が長くなるという問題があった。
【0011】また特公平3−38092号公報や特開平
5−116163号公報に記載の模様付き成形品の製造
方法では、石目形成用粒状物を付着させて模様を形成し
ているので、石目調以外の模様を形成することができ
ず、多様な模様を表現することができないという問題が
あった。また石目形成用粒状物を付着量を一定にするこ
とができず、成形品毎に模様のばらつきが生じるという
問題があった。
【0012】また特開平3−227300号公報に記載
の模様付き成形品の製造方法では、離型フィルムを基板
に接着する工程が必要であり、工数が増加すると共に生
産性が悪くなって、製造コストが増加するという問題が
あった。また保管時や搬送時、及びゲルコート樹脂が硬
化時に、ゲルコート樹脂が割れないように、軟質のゲル
コート樹脂で模様を形成するようにしているために、表
面の硬度が低くキズが付きやすいという問題があった。
さらに接着剤によって離型フィルムを基板に接着するの
で、凹凸のある基板には接着しにくいという問題があっ
た。
【0013】また特開平5−318468号公報に記載
の模様付き成形品の製造方法では、透明或いは単色に着
色したゲルコート樹脂を用いたので、多様で意匠性のあ
る模様を形成することができなかった。またゲルコート
シートからベースフィルムを剥離してゲルコートシート
を単独で保管したり搬送したり成形型にセットしたりす
るので、適当な硬さのゲルコートシートを形成しなけれ
ばならないが、ゲルコート樹脂の硬化度をコントロール
して適当な硬さのゲルコートシートを得ることは非常に
困難であり、簡単にゲルコートシートを作成することが
できないという問題があった。さらにゲルコートシート
単独では強度がそれ程高くなく、また表面を保護するも
のがないので、ベースフィルムを剥離する時や搬送する
時や成形型にセットする時に、割れや破れ、表面の傷つ
き、表面の汚れや異物の付着混入などが発生しないよう
に非常に大きな注意を払って取り扱わなければならず、
作業性が低下するという問題があり、特にゲルコートシ
ートのサイズが大きくなるとこの問題が多大となってい
た。またゲルコートシートに直接重ねた成形材料を成形
型で加熱加圧して成形するようにしてあるので、流動す
る成形材料がゲルコートシートに流れ込んでゲルコート
シートが割れたり破れたりし、成形品に確実に模様付け
することができないという問題があった。
【0014】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、部分的な模様付けをおこなうことができ、多様で
意匠性のある模様を表現することができ、製造コストが
高くならないようにすることができ、多種の色に対応し
た生産をおこなうことができ、模様の開発期間を短くす
ることができ、模様にばらつきが生じないようにするこ
とができ、表面の硬度が高くキズを付きにくくすること
ができ、表面に凹凸があっても模様を付けることがで
き、簡単に作成することができ、作業性が低下しないよ
うにすることができ、成形品に確実に模様付けすること
ができる模様付けシート及びこの模様付けシートを用い
た模様付き成形品の製造方法を提供することを目的とす
るものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明に係る模様付けシ
ートAは、シート1の片面に複数色の着色塗料2を塗着
して模様層10を形成すると共に模様層10の表面に補
強シート7を積層して成ることを特徴とするものであ
る。本発明にあって、上記補強シート7の表面にさらに
遮断マット11を積層することができる。
【0016】また本発明にあって、上記遮断マット11
の表面にさらに補助マット12を積層することができ
る。本発明にあって、遮断マット11をシート1よりも
大きく形成することができる。また本発明にあって、シ
ート1と模様層10の間にクリアー層6を設けることが
できる。
【0017】本発明に係る模様付き成形品の製造方法
は、請求項1乃至5のいずれかに記載の模様付けシート
Aの模様層10の着色塗料2を半硬化させた後、模様付
けシートAの模様層10側の面と反対側の面を成形型3
の成形面側に向けて模様付けシートAを成形型3にセッ
トし、成形材料4を模様付けシートAに重ねて成形型3
にセットし、成形材料4を成形型3で加熱加圧して成形
品を形成すると共に脱型後、成形品からシート1を剥離
することを特徴とするものである。
【0018】
【作用】本発明の模様付けシートAは、シート1の片面
に複数色の着色塗料2を塗着して模様層10を形成した
ので、塗装によって表現することができる全ての模様を
シート1の任意の位置に形成することができ、また印刷
用の版を用いないで模様をシート1に形成することがで
きると共に多種の色を用いて模様をシート1に形成する
ことができ、さらにシート1への着色塗料2の塗布量を
容易に一定に制御することができる。また模様層10の
表面に補強シート7を積層したので、模様層10の表面
側をシート1で、模様層10の裏面側を補強シート7で
それぞれ保護することができると共に補強シート7で模
様層10を補強することができる。
【0019】また上記補強シート7の表面にさらに遮断
マット11を積層したので、成形時において流動する成
形材料4が模様層10に流れ込まないように遮断マット
11で模様層10を保護することができる。また本発明
にあって、上記遮断マット11の表面にさらに補助マッ
ト12を積層したので、成形時において流動する成形材
料4が模様層10に流れ込まないように遮断マット11
と補助マット12の両方で模様層10を保護することが
できる。
【0020】また遮断マット11をシート1よりも大き
く形成したので、成形時にシート1と遮断マット11が
多少ずれても遮断マット11を模様層10と成形材料4
との間に確実に介在させることができ、また遮断マット
11のはみ出した部分でシート1や模様層10の側端面
を覆ってシート1や着色塗料2に成形材料4が付着しな
いようにすることができる。
【0021】またシート1と模様層10の間にクリアー
層6を設けたので、模様層10の表面にクリアー層6を
成形品を成形するのと同時に形成することができる。本
発明の模様付き成形品の製造方法は、請求項1乃至5の
いずれかに記載の模様付けシートAの模様層10の着色
塗料2を半硬化させた後、模様付けシートAの模様層1
0側の面と反対側の面を成形型3の成形面側に向けて模
様付けシートAを成形型3にセットし、成形材料4を模
様付けシートAに重ねて成形型3にセットし、成形材料
4を成形型3で加熱加圧して成形品を形成すると共に脱
型後、成形品からシート1を剥離したので、成形終了時
まで模様層10をシート1で保護することができる。
【0022】
【実施例】以下本発明を実施例によって詳述する。図1
には本実施例の模様付けシートAの一例が示してあり、
シート1の片面に複数色の着色塗料2を塗布して模様層
10を形成し、この模様層10の表面に補強シート7を
設けて形成してある。
【0023】シート1は、後述する着色塗料2やクリア
ー層6に対して離型性を有し、且つ成形時に成形材料4
が浸透せず、さらに成形後、成形品から破れずに容易に
剥離することができるものであれば何れでも良く、例え
ば離型紙や厚み30〜100μmのポリエステルシート
やナイロンシートなどを用いることができる。着色塗料
(着色ゲルコート樹脂)2は、トナーなどで着色した熱
硬化性樹脂組成物を使用することができ、不飽和ポリエ
ステル樹脂100重量部に対して、硬化剤1重量部、充
填剤20〜40重量部、着色用トーナー2〜10重量部
を配合したものを例示することができる。また必要に応
じてダップ樹脂(ジアリルフタレート樹脂、DAP樹
脂)を配合しても良く、このダップ樹脂の配合で着色塗
料2のシート1への接着力を若干低くして、シート1へ
の着色塗料2のベタ付きを防止することができる。
【0024】補強シート7は通気性を有するように孔が
開いているようなシートを使用することができ、例えば
長ガラス繊維を編んたガラスクロス(目付け60g/m
2 程度、メッシュ#30〜#60)で形成してある。そ
してシート1の片面に着色塗料2をスプレーガン等で厚
み0.2〜0.6mm程度になるように塗布して模様を
形成し、着色塗料2の表面に模様が崩れないように上記
補強シート7を静置し、その後80〜120℃で20〜
60分間加熱炉で加熱し、補強シート7を通過させて着
色塗料2に含有されている溶剤を蒸発させて着色塗料2
を半硬化状態にして模様層10を形成することによっ
て、図1に示すような模様付けシートAが形成される。
上記半硬化状態とは、模様層10のベタ付き(粘着性)
をなくし、模様層10が流れたり他のものに引っついた
りすることがなく、また成形時の熱や圧力によって模様
層10が模様流れを起こしたり模様切れをおこしたりし
ない程度に着色塗料2の粘度を高くすることであり、着
色塗料2を硬化反応させるものではない。尚、図1にお
いてクロス斜線と点模様とは異なる色の着色塗料2を示
す。
【0025】上記シート1への着色塗料2の塗布におい
て、着色塗料2の色が複数ある時には、色毎にスプレー
ガンで塗布しても良いが、生産性を向上させて製造コス
トを下げるためには多色のスプレーガンで複数の色を一
度に塗布するほうが良い。また上記着色塗料2の厚みは
狙いとする模様によって適宜変更することができる。さ
らにシート1や補強シート7は長尺のものを使用した
り、所定のサイズにカットしたものを使用したりするこ
とができる。シート1として長尺のものを用いると、連
続的に着色塗料2を塗布することができ、模様付け工程
を効率よくおこなうことができ、またシート1として所
定のサイズにカットしたものを用いると、シート1の取
り扱いを容易にすることができる。尚、このシート1へ
の着色塗料2の塗布は従来からおこなわれているハンド
レイアップ法における模様付けと同様におこなうことが
できる。
【0026】上記模様付けシートAでは、シート1に表
面にスプレーガンによる着色塗料2の塗布によって模様
層10を形成するので、印刷用の版を作成することなく
シート1の任意の位置に模様を形成することができる。
また模様の形状や色を任意のものにすることができ、例
えば同一色の組み合わせであっても、各色の塗布量の比
率を変化させることによって簡単に模様層10の色調を
変化させることができる。
【0027】さらに補強シート7をシート1の片面に積
層したので、シート1及び模様層10を補強シート7で
補強することができ、上記加熱工程や後述する成形時に
おける加熱工程でシート1が収縮したり反ったりするこ
とを補強シート7で防止して模様層10を割れ(クラッ
クの発生が)ないようにすることができる。また着色塗
料2が半硬化する前に補強シート7をシート1に積層し
たので、搬送時に着色塗料2が流れないように補強シー
ト7で補強することができると共に、補強シート7で着
色塗料2を覆って手などに着色塗料2が付着してベト付
かないようにすることができ、模様付けシートAを容易
に形成することができる。また模様層10を半硬化状態
にしたので、模様付けシートAを搬送しても模様が崩れ
ることがなく、取り扱い易くなる(ハンドリング性が向
上する)ものである。さらに補強シート7で半硬化状態
の模様層10を覆って保護してあるので、模様付けシー
トAを積み重ねて保管しても模様付けシートA同士がく
っつかないようにすることができる。
【0028】図2には他の実施例が示してあり、この模
様付けシートAは図1に示すものにおいて、シート1と
模様層10の間に透明なクリアー層6を設けて形成され
るものである。この模様付けシートAは、シート1の表
面にクリアー塗料(ゲルコート樹脂)を塗装し、温度8
0〜120℃で20〜60分間加熱炉で加熱してクリア
ー塗料を半硬化させてクリアー層6を形成した後に、ク
リアー層6の表面に着色塗料2を塗布して模様を形成
し、以下上記実施例と同様にして作成されるものであ
る。クリアー層6を形成するクリアー塗料としてはゲル
コート樹脂を用いることができ、例えば上記着色塗料2
と同様な不飽和ポリエステル樹脂、硬化剤、充填剤の混
合物で着色剤を含有しないものを使用することができ
る。
【0029】上記模様付けシートAを後述する成形品の
製造方法で使用すると、成形品の表面に形成される模様
層10の表面にクリアー層6を形成することができ、成
形品の深み感、高級感を増すことができる。またクリア
ー層6を硬度高くすることによって、成形品の表面にキ
ズが付きにくく、また模様層10を保護することができ
る。さらに成形材料4を成形するのと同時に成形品の表
面仕上げをおこなうことができ、脱型後の成形品に表面
仕上げを施す必要がないようにすることができる。
【0030】図3には他の実施例が示してあり、この模
様付けシートAは図1に示すものにおいて、補強シート
7の表面に遮断マット11を設けて形成されるものであ
る。遮断マット11はポリエステル製などの不織布に不
飽和ポリエステル樹脂やダップ樹脂などの熱硬化性樹脂
を単独或いは混合して含浸し、加熱して熱硬化性樹脂を
半硬化状態にしたものである。そしてこのように不織布
に熱硬化性樹脂を含浸させて半硬化状態にすることによ
って、不織布に存在している空隙を熱硬化性樹脂で塞い
で後述する成形材料4が遮断マット11を通過しないよ
うにしてある。尚、上記不織布の代わりにクロスを用い
るのは好ましくない。なぜならこのクロスのパターンが
模様層10に出て、成形品の外観を損なうからである。
【0031】熱硬化性樹脂の含浸量は、半硬化させる前
の不織布と熱硬化性樹脂の総重量に対して40〜50重
量%にするのが好ましい。含浸量が40重量%未満であ
れば成形材料4の通過を十分に防止することができず、
また模様層10と遮断マット11を強固に接着すること
ができなくなり、また含浸量が50重量%を越えると、
熱硬化性樹脂が模様層10に流れ込んで模様層10が割
れて破損する恐れがある。
【0032】このように形成される模様付けシートAを
後述する成形品の製造方法で使用すると、模様付けシー
トA(の遮断マット11側)に重ねて成形型3にセット
される成形材料4が成形型3の加熱加圧によって流動し
ても、成形材料4が模様層10に流入しないように遮断
マット11で模様層10を保護することができ、成形材
料4の流れ込みによる模様層10の切れや破れや柄流れ
等の破損を防止することができる。また成形材料4が流
動することによって発生する力が模様層10にかからな
いように遮断マット11がクッションとして働くもので
ある。
【0033】上記遮断マット11はシート1よりも大き
く形成してあり、遮断マット11の周側端部が突出部1
1aとしてシート1の周側端部よりも5〜10mm程度
突出するようにしてある。このように遮断マット11を
シート1よりも大きく形成したので、模様付けシートA
を搬送したり成形型3にセットしたりする時にシート1
に対して遮断マット11が多少ずれたり、成形時におけ
る成形材料4の流動によってシート1に対して遮断マッ
ト11が多少ずれたりしても、そのずれを遮断マット1
1の突出部11aで吸収することができ、模様層10と
成形材料4の間に確実に遮断マット11を介在させるこ
とができる。また図4に示すように成形型3にこの模様
付けシートAを設置した時に、突出部11aを折り曲げ
てシート1及び模様層10の側端面を覆うことができ、
シート1及び模様層10の側端面に成形材料4が付着し
ないようにすることができると共にシート1及び模様層
10の表面側に成形材料4が流れ出て付着しないように
することができる。
【0034】図5は他の実施例が示してあり、この模様
付けシートAは図3に示すものにおいて、シート1と模
様層10の間に図2に示す実施例と同様なクリアー層6
を設けて形成されるものである。図6には他の実施例が
示してあり、この模様付けシートAは図3に示すものに
おいて、遮断マット11の表面に補助マット12を設け
て形成されるものである。補助マット12はガラス製な
どのクロス(織布)に不飽和ポリエステル樹脂やダップ
樹脂などの熱硬化性樹脂を単独或いは混合して含浸し、
加熱して熱硬化性樹脂を半硬化状態にしたものである。
そしてこのようにクロスに熱硬化性樹脂を含浸させて半
硬化状態にすることによって、クロスの網目を熱硬化性
樹脂で塞いで後述する成形材料4が補助マット12を通
過し難くしてある。
【0035】熱硬化性樹脂の含浸量は、半硬化させる前
のクロスと熱硬化性樹脂の総重量に対して40〜50重
量%にするのが好ましい。含浸量が40重量%未満であ
れば成形材料4の通過を十分に防止することができず、
また模様層10及び遮断マット11と成形材料4を強固
に接着することができなくなり、また含浸量が50重量
%を越えると、熱硬化性樹脂が模様層10に流れ込んで
模様層10が割れて破損する恐れがある。
【0036】補助マット12は遮断マット11と同じ大
きさに形成してもよいが、遮断マット11よりも小さい
方が好ましく、またシート1とほぼ同じ大きであること
がより好ましい。補助マット12が遮断マット11と同
等、或いは遮断マット11より大きいと、模様付けシー
トAを搬送したり成形型3にセットしたりする時にシー
ト1に対して補助マット12が多少ずれたり、成形時に
おける成形材料4の流動によってシート1に対して補助
マット12が多少ずれたりして、クロスのパターンが模
様層10や成形品の表面に出る恐れがあるからである。
【0037】このように形成される模様付けシートAを
後述する成形品の製造方法で使用すると、模様付けシー
トA(の補助マット12側)に重ねて成形型3にセット
される成形材料4が成形型3の加熱加圧によって流動し
ても、成形材料4が模様層10に流入しないように遮断
マット11と補助マット12の両方で模様層10を保護
することができ、成形材料4の流れ込みによる模様層1
0の切れや破れや柄流れ等の破損を図3に示すものより
も確実に防止することができる。また補助マット12を
設けることによって成形材料4や模様層10の補強をお
こなうことができると共に模様層10、遮断マット1
1、成形材料4の接着性を向上させることができる。
【0038】図7には他の実施例が示してあり、この模
様付けシートAは図6に示すものにおいて、シート1と
模様層10の間に図2に示す実施例と同様なクリアー層
6を設けて形成されるものである。次に図1乃至7に示
す模様付けシートAを用いた模様付き成形品の製造方法
を述べる。
【0039】先ず図8に示すように、模様層10が設け
られた面と反対側の面を成形型3の方に向けて成形型3
に模様付けシートAをセットし、模様付けシートAに複
数層の成形材料4を重ねて置き(この時模様付けシート
Aと成形材料4の間にガラス不織布やガラス織布を介在
させてもよい)、その後成形型3を型締めして模様付け
シートA及び成形材料4を加熱加圧して模様層10の着
色材料2と成形材料4、或いは模様層10の着色材料2
と成形材料4と遮断マット11、或いは模様層10の着
色材料2と成形材料4と遮断マット11と補助シート1
2を硬化して互いに固着させ、この後成形品を脱型し、
成形品の表面からシート1のみを剥がしてシート1から
着色塗料2を成形品の表面に残留させることによって模
様付き成形品が形成される。
【0040】上記成形材料4は、不飽和ポリエステル樹
脂やエポキシ樹脂、フェノール樹脂やメラミン樹脂、ユ
リヤ樹脂やシリコーン樹脂などの熱硬化性樹脂に、ガラ
ス繊維などの補強繊維を混合してマット状シートに形成
したSMC(Sheet MoldingCompoud )や、上記熱硬化
性樹脂にSMCよりも短い補強繊維を混合して塊状に形
成したBMC(Bulk Molding Compoud)などを使用する
ことができる。
【0041】このように本実施例では、半硬化させた着
色塗料2と成形材料4とを成形時の加熱加圧によって硬
化させて両者を固着させるので、成形品の表面に接着剤
を用いることなく着色塗料2を接着させることができ
る。また本実施例ではシート1を成形終了後に成形品か
ら剥離するようにしたので、シート1で半硬化状態の模
様層10を保護することができ、模様付けシートAを搬
送したり成形型3にセットする時のハンドリング性が向
上し、また模様層10が他の模様付けシートAに触れな
いようにして積み重ねて保管することができ、さらに模
様層10に傷が付いたり汚れが付いたり異物が付着混入
したりしないようにすることができ、また模様層10が
直接成形型3に接触しないようにして柄流れ(模様流
れ)や成形品の表面への模様流れ出しを防止することが
でき、さらに成形品の表面に付着した模様層10の平滑
性を確保することができる。
【0042】次に上記実施例における具体例を示す。シ
ート1として厚み50μmのポリエステルシートを用い
た。また不飽和ポリエステル樹脂(日本触媒化学社製N
−14B)100重量部、硬化剤(日本油脂社製PB
Z)1重量部、充填剤(昭和電工社製ハイジライト)2
5重量部に白色トーナー4PHR、黒色トーナー4PH
Rをそれぞれ配合して攪拌して二色の着色塗料2を調製
した。そしてシート1の表面に多色ゲルコートガンを用
いて白色の着色塗料2を30〜40重量%、黒色の着色
塗料2を60〜70重量%の比率で粒状に0.2〜0.
4mmの厚みで塗布し、御影石調の模様を形成した。こ
の時シート1は予め所定のサイズに切断されたものを用
いたが、長尺のシート1に連続的に模様付けをおこなう
ようにしても良い。
【0043】この後シート1の着色塗料2側に補強シー
ト7としてサーフェシングマット(目付け60g/
2 、メッシュ#60、日東紡績社製)を静置し、この
後この積層物を100℃の熱風乾燥炉で40〜60分乾
燥し、着色塗料2を半硬化させて模様層10を形成し、
所定のサイズにトムソン型で打ち抜いた。この後補強シ
ート7の上に遮断マット11を重ねて積層した。遮断マ
ット11としては、ポリエステル不織布(東洋紡社製
MT−200K)に不飽和ポリエステル樹脂とダップ樹
脂の混合樹脂に硬化剤を配合したものを含浸させ、加熱
して樹脂を半硬化させ、その後トムソン型にて突出部1
1aが5〜10mmとなるように打ち抜いたものを使用
した。尚、上記樹脂の含浸量は、半硬化させる前の不織
布と樹脂の総重量に対して40〜50重量%にした。
【0044】さらに遮断マット11の上に補助マット1
2を重ねて積層して模様付けシートAを形成した。補助
マット12としては、ガラスクロス(日東紡績社製 W
E−18K)に不飽和ポリエステル樹脂とダップ樹脂の
混合樹脂に硬化剤を配合したものを含浸させ、加熱して
樹脂を半硬化させ、その後トムソン型にてシート1と同
じ大きさになるように打ち抜いたものを使用した。尚、
上記樹脂の含浸量は、半硬化させる前のガラスクロスと
樹脂の総重量に対して40〜50重量%にした。
【0045】そして図9(a)(b)に示すように、浴
室ユニット用防水床パンの成形型3の下型9の成形面に
模様付けシートAの補助マット12が上になるように下
型9に模様付けシートAをセットし、次いで模様付けシ
ートAの上にFRP材料であるSMCのような成形材料
4を複数枚重ねて置く。この後、成形型3の成形面側
(製品面側)が145℃、裏面側が130℃となるよう
に温度を設定し、加圧力1200トン、加圧時間4分の
条件で加熱加圧成形した。
【0046】その後成形品を脱型し、バリ取りなどの後
加工をおこない、さらに成形品の表面からシート1を剥
がすことによって、洗い場部分が御影石調模様に形成さ
れた浴室ユニット用防水床パンが得られた。
【0047】
【発明の効果】上記のように本発明は、シートの片面に
複数色の着色塗料を塗着して模様層を形成したので、塗
装によって表現することができる全ての模様をシートの
任意の位置に形成することができ、部分的な模様付けを
おこなうことができると共に多様で意匠性のある模様を
表現することができるものである。また印刷用の版を用
いないで模様をシートに形成することができると共に多
種の色を用いて模様をシートに形成することができ、製
造コストが高くならないようにすることができると共に
多種の色に対応した生産をおこなうことができ、しかも
模様の開発期間を短くすることができるものである。さ
らにシートへの着色塗料の塗布量を容易に一定に制御す
ることができ、模様にばらつきが生じないようにするこ
とができるものである。さらに着色塗料として軟質のゲ
ルコート塗料を用いないので、表面の硬度が高くキズを
付きにくくすることができるものである。
【0048】また模様層の表面に補強シートを積層した
ので、模様層の表面側をシートで、模様層の裏面側を補
強シートでそれぞれ保護することができると共に補強シ
ートで模様層を補強することができ、模様層が流れたり
破損したりすることがなくなって簡単に作成することが
できると共に作業性が低下しないようにすることがで
き、しかも成形品に確実に模様付けすることができるも
のである。
【0049】また上記補強シートの表面にさらに遮断マ
ットを積層したので、成形時において流動する成形材料
が模様層に流れ込まないように遮断マットで模様層を保
護することができ、模様層に割れや切れなどの破損が生
じないようにすることができるものである。また上記遮
断マットの表面にさらに補助マットを積層したので、成
形時において流動する成形材料が模様層に流れ込まない
ように遮断マットと補助マットの両方で模様層を保護す
ることができ、模様層に割れや切れなどの破損が生じな
いように十分に保護することができるものである。
【0050】また遮断マットをシートよりも大きく形成
したので、成形時にシートと遮断マットが多少ずれても
遮断マットを模様層と成形材料との間に確実に介在させ
ることができ、模様層に割れや切れなどの破損が生じな
いようにすることができるものである。また遮断マット
のはみ出し部分でシートや模様層の側端面を覆ってシー
トや着色塗料に成形材料が付着しないようにすることが
でき、成形品の外観を損なうことなく仕上げることがで
きるものである。
【0051】またシートと模様層の間にクリアー層を設
けたので、模様層の表面にクリアー層を成形品を成形す
るのと同時に形成することができ、脱型後の成形品に表
面仕上げを施す必要がないようにすることができるもの
であり、またクリア塗料の層によって成形品の表面を保
護することができ、表面にキズが付かないようにするこ
とができるものである。さらにクリア塗料の層を成形品
の表面に設けることによって、深み感、高級感を増すこ
とができるものである。
【0052】本発明の模様付き成形品の製造方法は、上
記の模様付けシートの模様層の着色塗料を半硬化させた
後、模様付けシートの模様層側の面と反対側の面を成形
型の成形面側に向けて模様付けシートを成形型にセット
し、成形材料を模様付けシートに重ねて成形型にセット
し、成形材料を成形型で加熱加圧して成形品を形成する
と共に脱型後、成形品からシートを剥離したので、成形
材料と着色材料を加熱加圧して両者を硬化させることに
よって、成形品の表面に着色塗料を固着させることがで
き、表面に凹凸があっても着色材料をその凹凸に追随さ
せて模様を付けることができるものであり、特に平面的
な(二次元の)曲面(R形状)の模様も容易に形成する
ことが可能となるものである。また成形品の表面のみに
着色塗料で模様付けをおこなうので、成形品の内部に粒
状物が混入されるものではなく、強度低下を引き起こさ
ないようにすることができるものである。また成形終了
時まで模様層をシートで保護することができ、模様層に
破損が生じないようにして成形品の外観を低下させるこ
となく仕上げることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の模様付けシートの一実施例を示す断面
図である。
【図2】同上の他の実施例を示す断面図である。
【図3】同上のさらに他の実施例を示す断面図である。
【図4】同上の使用状態を示す一部の断面図である。
【図5】同上の模様付けシートのさらに他の実施例を示
す断面図である。
【図6】同上のさらに他の実施例を示す断面図である。
【図7】同上のさらに他の実施例を示す断面図である。
【図8】本発明の模様付き成形品の製造方法の一実施例
を示す断面図である。
【図9】(a)は本発明の具体例の模様付き成形品の製
造方法を示す断面図、(b)は平面図である。
【符号の説明】
1 シート 2 着色塗料 3 成形型 4 成形材料 6 クリアー層 7 補強シート 10 模様層 11 遮断マット 12 補助マット A 模様付けシート

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートの片面に複数色の着色塗料を塗着
    して模様層を形成すると共に模様層の表面に補強シート
    を積層して成ることを特徴とする模様付けシート。
  2. 【請求項2】 上記補強シートの表面にさらに遮断マッ
    トを積層して成ることを特徴とする請求項1に記載の模
    様付けシート。
  3. 【請求項3】 上記遮断マットの表面にさらに補助マッ
    トを積層して成ることを特徴とする請求項2に記載の模
    様付けシート。
  4. 【請求項4】 遮断マットをシートよりも大きく形成し
    て成ることを特徴とする請求項2又は3に記載の模様付
    けシート。
  5. 【請求項5】 シートと模様層の間にクリアー層を設け
    て成ることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記
    載の模様付けシート。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれかに記載の模様
    付けシートの模様層の着色塗料を半硬化させた後、模様
    付けシートの模様層側の面と反対側の面を成形型の成形
    面側に向けて模様付けシートを成形型にセットし、成形
    材料を模様付けシートに重ねて成形型にセットし、成形
    材料を成形型で加熱加圧して成形品を形成すると共に脱
    型後、成形品からシートを剥離することを特徴とする模
    様付き成形品の製造方法。
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