JPH08174748A - レトルト包装用フィルム - Google Patents

レトルト包装用フィルム

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JPH08174748A
JPH08174748A JP6335377A JP33537794A JPH08174748A JP H08174748 A JPH08174748 A JP H08174748A JP 6335377 A JP6335377 A JP 6335377A JP 33537794 A JP33537794 A JP 33537794A JP H08174748 A JPH08174748 A JP H08174748A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バリアー性に優れた透明レトルト包装用フィ
ルムとして、延展性、屈曲性に富むSiOx層2を蒸着
用フィルム1に形成し、該フィルムの加工、製袋、充
填、レトルト処理時の伸縮に追随しバリアー性が低下し
ないフィルムを提供する。 【構成】 基材フィルム1の少なくとも一方の面にプラ
ズマ化学蒸着法によって設けた透明バリア層が、珪素酸
化物と炭素、水素、珪素及び酸素のなかから1種あるい
は2種以上の元素からなる化合物を含有する連続層(S
iOx層2)とヒートシール樹脂層6とを反応硬化型接
着剤層4を介して積層する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レトルト処理ができる
軟包装用フィルムに係わり、無色、透明な耐久性に優れ
た透明バリア層をもつレトルト包装用フィルムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、100〜135℃のレトルト
処理に耐える軟包装用フィルムは、レトルト処理の温度
に耐える延伸ポリエステル又は延伸ナイロンのフィルム
に必要によっては絵柄層を設け、アルミニゥム箔、高密
度ポリエチレン又はポリプロピレンを主成分とするヒー
トシール樹脂層を、反応硬化型の耐熱接着剤層を介して
積層したフィルムが用いられていた。
【0003】しかしながら、アルミニゥム箔をバリア層
とする従来のレトルト包装用フィルムは、内容物が見え
ないため販売促進効果が乏いという問題点があった。一
方、内容物が見えるようにするため、不透明なアルミニ
ゥム箔を除いた、延伸ポリエステル又は延伸ナイロンフ
ィルムに必要によっては絵柄層を設け、高密度ポリエチ
レン又はポリプロピレンを主成分とするヒートシール樹
脂層を、反応硬化型の耐熱接着剤層を介して積層したフ
ィルムも用いられてはきたが、金属アルミニゥム箔と比
較して酸素、香味等のバリア性に劣り賞味期間が限定さ
れるという問題点があった。
【0004】また、酸素バリア性に優れる蒸着した金属
酸化物を設けたプラスチックフィルムをバリア層とする
レトルト包装用フィルムの技術も開示されてはいた。し
かしながら、バリア性を与える蒸着層が無色ではなく、
内容物の色を変化して見えたり、延展性が小さい金属酸
化物の蒸着層は、レトルト処理を行うときのフィルムの
伸縮、特に延びた場合に追随することができず、蒸着層
にクラックを生じたりするという問題点があった。同様
に、製袋を行うとき、そのヒートシールの熱、圧による
フィルムの伸縮に追随できず、ヒートシール部がクラッ
クを発生し易いという問題点があった。そして、酸化珪
素の蒸着層も500Å以上の厚さで形成されるため微黄
褐色を帯び、内容物が変色して見えるという問題点があ
った。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本願は、無色、透明な
バリアフィルムを、基材フィルムに延展性、屈曲性に富
む透明な酸化珪素を主とする極微薄膜層を設け、そのフ
ィルムを用いたレトルト包装用フィルムを構成するもの
である。そして、該フィルムが加工時、製袋、充填、レ
トルト処理時の伸縮、衝撃によって薄膜にクラックを発
生して、バリア性が低下しないレトルト包装用フィルム
の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のレトルト包装用フィルムは、基材フィルム
の少なくとも一方の面にプラズマ化学蒸着法によって設
けた透明バリア層を有し、該透明バリア層が珪素酸化物
と炭素、水素、珪素、及び酸素のなかから1種あるいは
2種以上の元素からなる化合物を含有する連続層(本明
細書では、以下SiOx層と記載し、またSiOx層を
設けたフィルムをSiOxフィルムと略記する。)より
構成するものである。そして、SiOx層に含まれる炭
素、水素、珪素、及び酸素のなかから1種あるいは2種
以上の元素からなる化合物が、該SiOx層の表面から
基材フィルムとの界面に向かって減少しているものであ
る。
【0007】本発明のレトルト包装用フィルムは、図1
に示すとおりの、基材フィルム1にSiOx層2を設け
たSiOxフィルム21と、ヒートシール樹脂層6とを
反応硬化型の接着剤層4を設けて積層したものである。
また、図2に示すレトルト包装用フィルムは、SiOx
フィルム21のSiOx層2、接着剤層4、補強フィル
ム3、接着剤層4、及びヒートシール樹脂層6を順に積
層して構成したものである。そして補強フィルム3は、
図示はしないが必要に応じていずれか一方の面に絵柄層
を設けることができる。
【0008】SiOx層は、フィルムの伸びに追随し難
いものであるから、その層をレトルト処理等の熱、蒸気
によりフィルムの伸縮がないことが好ましく、125℃
以上の高温レトルトの場合は、図3に示すように、Si
Ox層2を熱、蒸気の影響をうけにくい延伸ポリエステ
ルフィルム11に設け、SiOx層2を保護する目的を
もたせた耐水性の補強フィルムである延伸ポリエステル
フィルム31を耐水性に優れる反応硬化型接着剤4を設
けて積層し、更に、ヒートシール強度を強化するととも
に印刷用フィルムとなる補強フィルムである延伸ナイロ
ンフィルム32及びヒートシール樹脂層6を積層したレ
トルト包装用フィルムを構成することもできる。この場
合、SiOx層の保護に用いた補強フィルム用ポリエス
テル31に印刷を施したり、延伸ナイロンフィルム32
を省略したりすることもできる。
【0009】SiOx層を設ける基材フィルムは、可撓
性をもつ延伸ポリエステル、延伸ナイロン、延伸ポリプ
ロピレンなどのフィルムに設けることができる。また、
図4に示すように、ヒートシール樹脂層6の一方の側に
設けたSiOx層2と、他の補強フィルム3とを積層す
るなど、基材フィルムとして未延伸フィルムを使用する
こともできる。好ましくは、比較的薄く製膜でき、透明
性に優れるポリエステルの延伸フィルムである。
【0010】SiOx層の形成に使用する有機珪素化合
物は、1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン、ヘ
キサメチルジシロキサン、ビニルメチルジシロキサン、
メチルトリメトキシシラン、ヘキサメチルジシラン、メ
チルシラン、ジメチルシラン、トリメチルシラン、ジエ
チルシラン、プロピルシラン、フェニルシラン、ビニル
トリエトキシシラン、ビニルトリメトキシシラン、テト
ラメトキシシラン、フェニルトリメトキシシラン、メチ
ルトリメトキシシラン、メチルトリエトキシシラン、オ
クタメチルシクロテトラシロキサンのなかから選択する
ことができ、好ましくは、1,1,3,3−テトラメチ
ルジシロキサン、ヘキサメチルジシロキサンである。
【0011】いずれも液体である上記有機珪素化合物を
気化させ、酸素ガスと、不活性ガスであるヘリウム及び
/又はアルゴンとを混合した原料ガスをSiOxを付着
するフィルムが設置されているプラズマ化学蒸着機に導
入して、60〜500ÅのSiOx層を形成する。この
ようにして連続層に形成されたSiOx層は、炭素、水
素、珪素及び酸素のなかから1種あるいは2種以上の元
素からなる化合物、若しくは混合物が含まれる。
【0012】具体的にはシリル基、シリレン基よりなる
珪素と水素の混合物、シラノールなどを挙げることがで
きる。そして、これらの化合物の含有率はSiOx層の
0.1〜40重量%、好ましくは5〜20重量%であ
る。この含有率が0.1重量%未満であると、バリア層
の耐衝撃性、延展性が不充分となり、曲げなどによって
クラックの発生がみられ、高いバリア性を保つことがで
きなくなる。また、40重量%を超えるとバリア性が低
下して好ましくない。そして、SiOx層に含まれる上
記の炭素、水素、珪素及び酸素のなかの1種、あるいは
2種以上の元素から形成される化合物の濃度は、SiO
x層の表面が高く、そして、表面から基材フィルムとの
界面に向かって減少するように形成されている。このた
め、最もクラックが発生し易い最表面での耐衝撃性が向
上し、基材フィルムとSiOx層との接着は強固なもの
になる。
【0013】レトルト包装用フィルムの補強フィルム
は、その目的、用途によって選択されるものであるが、
絵柄層を印刷すると同時にヒートシール強度を強くでき
るフィルムとなるものが一般的であり、例えば、延伸ポ
リエステル、延伸ナイロン、延伸ポリプロピレン等の透
明フィルムが使用される。そして、特に袋としての強度
を要求するときは、図2に示すように補強フィルム3を
積層したものや、例えば2層の補強フィルムとして延伸
ポリエステル31と延伸ナイロンフィルム32とを接着
剤を介して積層した図3に示すレトルト包装用フィルム
とすることができる。また、逆に袋としての強度を要求
しないときは、補強フィルムを省略した図1、図4、図
5に示すSiOx層とヒートシール樹脂層とをフィルム
層を設けないで直接積層したレトルト包装用フィルムを
構成することもできる。この補強フィルムを省略したと
きは、図5に示すように必要によってはSiOx層2に
絵柄層5を設けることができる。
【0014】絵柄層の形成は、SiOxフィルムやヒー
トシール樹脂層とを積層する工程に適するよう巻取のグ
ラビア輪転印刷で行う。使用するインキは、フィルム、
後加工、後処理に適したものであれば、通常の二液硬化
型ウレタン系樹脂を主展色料として、耐熱水性にすぐれ
た顔料を着色料とする耐熱水性グラビアインキが使用で
きる。
【0015】接着剤層は、レトルト包装用フィルムに一
般的に使用されている、ポリエーテル、ポリエステル、
又はポリウレタンの1〜7種類と、ポリイソシアネート
との二液反応型の接着剤から適宜選択して使用する。
【0016】ヒートシール樹脂層は、通常のレトルト包
装用フィルムに用いられる高密度ポリエチレン、ポリプ
ロピレン等の未延伸フィルムを上記の反応硬化型接着剤
を用いてドライラミネーションで積層することができ
る。透明性からは、未延伸ポリプロピレンフィルムをド
ライラミネーションで積層することが好ましい。そし
て、袋をレトルト処理するとき、該ヒートシール部が熱
圧の変動に伴う伸縮に耐えるようにポリイソブチレン、
ポリブチレン等の合成ゴムを添加することもある。
【0017】
【作用】上記のようにして形成さたSiOxフィルムの
SiOx層の厚さは、60〜500Åで透明性もよく、
柔軟性に富み、そして、酸素透過度は、1 cc /m2・2
4h以下、水蒸気透過度は、1 g/m2・24h以下であ
る。SiOx層に含まれる珪素酸化物と炭素、水素、珪
素及び酸素のなかから1種あるいは2種以上の元素から
なる化合物は、有機系高分子化合物に類似した物性をも
たせる作用である可撓性をもつものである。したがっ
て、SiOx層は、延展性に富み、SiOxとフィルム
との接着強度も高く、SiOxフィルムと他のフィルム
との積層をするときにクラックを発生を防止するように
作用する。そして、その積層フィルムを袋として実用に
供して、製袋、内容物の充填、レトルト処理、包装製品
の物流輸送をしたときにも、フィルムの伸縮により、ク
ラックの発生もなく、酸素あるいは水蒸気のバリア性が
低下しりすることがないものである。
【0018】
【実施例】実施例について、図面を参照にして説明す
る。 〔実施例 1〕厚さ12μmの基材フィルムであるポリ
エステル11に、ヘキサメチルジシロキサンを気化さ
せ、ヘキサメチルジシロキサン:酸素ガス:ヘリゥムガ
ス=1:9:8を混合した原料ガスとして、SiOx層
2を150Å厚さで設けた図5に示すSiOxフィルム
21を形成した。該SiOx層2を、V.G.サイエン
ティフィック社のESCA(ElectronSpectoroscopy
for Chemical Analysis )を使用して断面層を分析
した結果、膜の表面から基材フィルムの界面に向かっ
て、炭素原子含有率が減少していることが認められた。
次いで、上記SiOxフィルム21のSiOx層2に通
常のレトルト用インキでグラビア印刷により絵柄層5を
設け、更に、接着剤層4を設けて未延伸のポリプロピレ
ンフィルム61をヒートシール樹脂層として積層し、レ
トルト包装用フィルムを構成した。
【0019】〔実施例 2〕実施例1と同様に、12μ
mのポリエステルフィルム11にSiOx層2を200
Åの厚さで設けた、図6に示すSiOxフィルム21を
形成した。一方、厚さ12μm延伸ポリエステルフィル
ム31の一方の面に通常のレトルト用インキを用いたグ
ラビア印刷法で絵柄層5を設け、他の面とSiOx層2
にポリウレタン系接着剤による接着剤層4を設けたSi
Oxフィルム21とをドライラネーションで積層し、更
に延伸ポリエステルフィルム31の絵柄層5にポリウレ
タン系接着剤による接着剤層4を設け、ヒートシール樹
脂層である厚さ60μmの未延伸のポリプロピレンフィ
ルム61とを積層し、図6に示すレトルト包装用フィル
ムを構成した。
【0020】
【比較例】酸化珪素を原料として、電子線加熱により1
200Åの厚さで、延伸ポリエステルフィルム11に設
けた蒸着フィルムの蒸着層2と、実施例2と同様の補強
フィルムとして延伸ポリエステルフィルム31、絵柄層
5、接着剤層4、ヒートシル樹脂層61とを順に積層し
たレトルト包装用フィルムを構成した。
【0021】実施例、及び比較例で構成したレトルト包
装用フィルム及び、該フィルムより形成した袋につい
て、水道水とサラダ油1:1の混合物を充填した袋体
を、120℃20分のレトルト処理後、得た袋体のフィ
ルムとしての物性について行った評価結果を表1に示
す。 (テスト方法) ・酸素透過度は、MOCON社製OXTRANにより、
温度23℃、湿度90%RHの条件で測定。 ・水蒸気透過度は、MOCON社製PERMATRAN
により、温度40℃、湿度90%RHの条件で測定。 ・屈曲テストは、テスター産業(株)製ゲルボフレック
ステスターで1000回の屈曲テスト後、上記と同一の
条件で酸素透過度、及び水蒸気透過度を測定。 ・接着強度は、図2で示す補強フィルム3とSiOxフ
ィルム21との間における接着強度を測定し、その剥離
部の確認と、剥離強度をJIS─K7128に準じて測
定した。
【0022】
【表1】 接着強度を測定したときの剥離部は、実施例において
は、いずれもSiOx層と、インキあるいは接着剤層と
の間であった。また、比較例においては、基材フィルム
と蒸着層との間で一部剥離が認められた。
【0023】実施例、及び比較例のレトルト包装用フィ
ルムの着色を、目視による官能検査と500nmにおけ
る光透過率を測定した結果を表2に示す。
【表2】フィルムの着色についての評価
【0024】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ておるので、以下に記載されているような効果を奏す
る。上記のようにして形成さたSiOxフィルムのSi
Ox層の厚さは、60〜500Åで着色も少なく、柔軟
性に富み、そして、酸素透過度は、1 cc /m2・24h
以下、水蒸気透過度は、1 g/m2・24h以下である。
SiOx層に含まれる炭素、水素、珪素及び酸素のなか
の1種あるいは2種以上の元素からなる化合物、若しく
は混合物は、有機系高分子化合物に類似した物性をもた
せる作用をもつものである。したがって、SiOx層は
延展性に富み、SiOx層とフィルムとの接着強度も高
く、SiOxフィルムと他のフィルムとの積層するとき
に発生するクラックが少ないものである。そして、その
積層フィルムを袋として実用に供して、製袋、内容物の
充填、レトルト処理、包装製品の物流輸送をしたときに
も、積層フィルムのフィルムの間でSiOx層は剥離し
たり、積層フィルム間における接着強度の低下もなく、
クラックによる酸素あるいは水蒸気のバリア性が低下し
りすることがないものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のレトルト包装用フィルムの積層構成を
示す断面概略図である。
【図2】本発明のレトルト包装用フィルムの他の積層構
成を示す断面概略図である。
【図3】本発明のレトルト包装用フィルムの他の積層構
成を示す断面概略図である。
【図4】本発明のレトルト包装用フィルムの他の積層構
成を示す断面概略図である。
【図5】本発明の実施例の積層構成を示す断面概略図で
ある。
【図6】本発明の他の実施例の積層構成を示す断面概略
図である。
【符号の説明】
1 基材フィルム 11 延伸ポリエステルフィルム(基材フィルム) 12 延伸ポリプロピレンフィルム(基材フィルム) 2 SiOx層 21 SiOxフィルム 3 補強フィルム 31 延伸ポリエステルフィルム(補強フィルム) 32 延伸ナイロンフィルム(補強フィルム) 4 接着剤層 5 絵柄層 6 ヒートシール樹脂層 61 ポリプロピレン(ヒートシール樹脂層)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C23C 16/42

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材フィルムの少なくとも一方の面にプ
    ラズマ化学蒸着法によって設けた透明バリア層を有し、
    該透明バリア層が珪素酸化物と炭素、水素、珪素、及び
    酸素のなかから1種あるいは2種以上の元素からなる化
    合物を含有する連続層であることを特徴とするレトルト
    包装用フィルム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の透明バリア層に含まれる
    炭素、水素、珪素、及び酸素のなかから1種あるいは2
    種以上の元素からなる化合物が、該透明バリア層の表面
    から基材フィルムとの界面に向かって減少していること
    を特徴とするレトルト包装用フィルム。
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