JPH08174583A - 積層板の製造方法 - Google Patents
積層板の製造方法Info
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- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
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Abstract
ラス繊維と無機充填材とを含有する熱硬化性樹脂ワニス
を塗工含浸し乾燥してプリプレグを得、これを塗工面を
内側にして2枚重ね合せ、さらにその少なくとも片面に
金属箔を配し、加熱加圧成形する積層板の製造方法。 【効果】 得られた積層板は、曲げ強度の低下がなく、
打抜き加工性、反り、寸法変化、低コスト化に優れてお
り、その製造工程も簡単であるので、工業的な積層板の
製造方法として好適である。
Description
器、通信機器等に使用される印刷回路用として好適な積
層板の製造方法に関するものである。
み、それに用いられる印刷回路基板として、ガラス不織
布を中間層基材とし、ガラス織布を表面層基材とした構
成で、エポキシ樹脂を含浸させ加熱加圧成形した積層板
(以下、コンポジット積層板という)が使用されてい
る。最近かかるコンポジット積層板に対し、従来この分
野で使用されている紙基材フェノール積層板と同等の打
抜き加工性、低コスト化が要求されるようになってき
た。
スト化の必要性からガラス織布を使用しないか又はその
使用量を減らしたコンポジット積層板が使用されるよう
になってきたが、性能上ガラス織布基材積層板より種々
の点で劣り、これと同等の寸法変化、反りが小さいこと
が要求されるようになってきた。
織布を使用するが不織布製造上の制約から、ガラス繊維
の長さが比較的長く、このため打抜き加工性、反り、寸
法変化が大きくこの改良が望まれていた。また、ガラス
不織布のコストが高いため低コスト化が困難である。
な問題点を解決するため種々検討の結果なされたもの
で、その目的とするところは、電気的特性及び他の諸特
性を低下させることなく、打抜き加工性、寸法変化、反
りのレベルを向上させ、かつ低コストである印刷回路用
積層板を提供することにある。
の片面側からガラス繊維又はガラス繊維と無機充填材と
を含有する熱硬化性樹脂ワニスを塗工含浸し乾燥してプ
リプレグを得、これを塗工面を内側にして2枚重ね合
せ、さらに必要によりその少なくとも片面に金属箔を配
し、加熱加圧成形することを特徴とする積層板の製造方
法、に関するものである。
填材とを含有するワニスを塗工しプリプレグを製造する
方法の一例を示した概略図である。巻き出し装置1から
巻き出された長尺基材2の上面にガラス繊維又はガラス
繊維と無機充填材とを配合した熱硬化性樹脂ワニス4
を、コーター5を通し一定の膜厚にし乾燥した後切断し
プリプレグ7を作製する。
ー、ナイフコーター、ダイスコーター、リバースコータ
ー等があるが、塗工厚みが0.2〜1.0mmと厚いた
め、ワニス粘度を高粘度にする必要がある。塗工後、ガ
ラス織布への樹脂ワニスをガラス繊維含浸することを考
慮すると、塗工から乾燥までの時間をある程度とる方が
よい。この時間は30秒〜5分程度である。
塗工面側を内側にして重ね合せ加熱加圧成形する。成形
条件は、含浸された樹脂の流動性にもよるが、通常、従
来のコンポジット積層板の場合と同様に、温度150〜
180℃、圧力30〜70kg/cm2、時間60〜1
20分間が適当である。
ス繊維は、長さが通常0.1〜20mmのチョップドス
トランドであり、好ましくは1〜7mmである。0.1
mm未満では、繊維のからみが少なく強度が低下する。
また、20mmを越えると繊維の配向性が顕著になり、
寸法変化や反りに悪い影響を与える。繊維径は、通常6
〜20μmで、好ましくは9〜13μmである。6μm
未満ではガラス繊維の製法上困難であり、コストが高く
なる。また20μmを越えると繊維径が太く打抜き加工
性が低下する。中間層の熱硬化性樹脂に対するガラス繊
維の混合比は5〜100重量%が好ましく、さらに好ま
しくは9〜20重量%である。5重量%未満ではガラス
繊維のからみ合いが少なく積層板の強度が低下し、10
0重量%を越えると積層板の打抜き加工性が低下するよ
うになる。また使用されるガラス繊維は、デンプン、ウ
レタン等の収束剤、エポキシシラン等のカップリング剤
で処理すると、樹脂ワニスへの分散性、樹脂との接着性
が向上する。
維以外の無機充填材を加えると、打抜き加工性や寸法安
定性を維持、向上させるとともに、Z方向の熱膨張率が
小さくなるのでスルホール信頼性を向上させることも可
能である。かかる無機充填材としては、水酸化アルミニ
ウム、炭酸カルシウム、クレー、タルク、シリカ等であ
り、樹脂に対する配合割合は10〜200重量%が好ま
しい。10重量%未満では、スルーホール信頼性の向上
効果が小さく、200重量%を越えると無機充填材の配
合が困難となる。
シ樹脂が望ましいが、このほか、ポリイミド樹脂、ポリ
エステル樹脂、フェノール樹脂などを用いることができ
る。また、表面層に用いる繊維基材は、ガラス繊維織
布、ガラス繊維不織布、合成繊維織布又は不織布、クラ
フト紙、リンター紙など特に限定されないが、耐熱性、
強度の点からはガラス繊維織布が好ましい。
て従来のコンポジット積層板に使用されていたガラス不
織布を使用せず、ガラス繊維又はガラス繊維と無機充填
材とを熱硬化性樹脂中に配合した樹脂組成物を使用して
いる。従って、ガラス不織布の繊維長より短繊維長のガ
ラス繊維を使用するので、樹脂とガラス繊維の配合は容
易で、成形された積層板は打抜き加工性が良好で反りや
寸法安定性も優れている。
ガラス繊維織布などの長尺基材にガラス繊維又はガラス
繊維と無機充填材とを含有する熱硬化性樹脂ワニスを塗
工含浸し、乾燥するのみであるので、比較的単純な工程
でよく、従って、積層板の低コスト化に貢献できる。更
に、ガラス不織布は製造上コスト高になるが、本発明に
よる積層板はガラス不織布を使用しないためよりコスト
ダウンを達成することもできる。
を示す。ここで、「部」及び「%」はそれぞれ「重量
部」及び「重量%」を表す。
なるようFR−4用エポキシ樹脂ワニスを調製し、これ
に繊維長3mm、繊維径10μmのガラス繊維チョップ
ドストランド(シラン処理)を樹脂固形分に対して10
%配合した。このガラス繊維配合ワニスをコンマナイフ
ロールで膜厚が0.8mm(乾燥後)なるようにガラス
織布(日東紡績製 WE−18K RB−84)に片面に
塗工した。1分間風乾した後、水平を保ったまま、15
0℃、10分間乾燥してプリプレグを作製した。このプ
リプレグ2枚を塗工面を内側にして重ね合せ、さらにそ
の上下両面に厚さ18μmの銅箔を重ね合わせ、温度1
65℃、圧力60kg/cm2 で90分間加熱加圧成形
して、厚さ1.6mmの銅張積層板を作製した。
なるようFR−4用エポキシ樹脂ワニスを調製し、これ
に繊維長3mm、繊維径10μmのガラス繊維チョップ
ドストランド(シラン処理)を樹脂固形分に対して10
%配合し、さらに水酸化アルミニウムを樹脂固形分に対
して70%配合した。以下、実施例1と同様にして厚さ
1.6mmの銅張積層板を作製した。
エポキシ樹脂ワニスを溶剤で0.3ポイズまで希釈し
た。このワニスを実施例で使用したガラス織布(日東紡
績製 WE−18KRB−84)にディップ方式で塗布
含浸させ乾燥して表面層用プリプレグを作製した。そし
て、上記希釈したFR−4用エポキシ樹脂ワニスをガラ
ス不織布(日本バイリーン製 EP−4075)にディ
ップ方式で塗布含浸と乾燥して中間層用プリプレグを作
製した。次いで、中間層用プリプレグを所定枚数重ね、
その上下に表面層用プリプレグを重ね、さらにその上下
両面に厚さ18μmの銅箔を重ね合せ加熱加圧成形して
厚さ1.6mmの銅張積層板を作製した。
エポキシ樹脂ワニスを溶剤で0.3ポイズまで希釈し、
水酸化アルミニウムを樹脂固形分に対して70%配合し
た。このワニスに実施例で使用したガラス織布(日東紡
績製 WE−18K RB−84)にディップ方式で塗布
含浸させ乾燥して表面層用プリプレグを作製した。以
下、比較例1と同様にして厚さ1.6mmの銅張積層板
を作製した。
層板について、打抜き加工性、寸法変化率、反り、曲げ
強さ、及びZ方向熱膨張率を測定した。その結果を表1
に示す。
法は工程が単純であり、コストの高いガラス繊維不織布
を使用していないので、実施例で得られた積層板は比較
例で得られたものに比べ10〜20%程度低コスト化す
ることができた。
く、打抜き加工性、反り、寸法変化、低コスト化に優れ
ており、製造工程も簡単であるので、工業的な積層板の
製造方法として好適である。
製するまでの工程を示す概略断面図。
Claims (2)
- 【請求項1】 長尺繊維基材の片面側からガラス繊維又
はガラス繊維と無機充填材とを含有する熱硬化性樹脂ワ
ニスを塗工含浸し乾燥してプリプレグを得、これを塗工
面を内側にして2枚重ね合せ、加熱加圧成形することを
特徴とする積層板の製造方法。 - 【請求項2】 長尺繊維基材の片面側からガラス繊維又
はガラス繊維と無機充填材とを含有する熱硬化性樹脂ワ
ニスを塗工含浸し乾燥してプリプレグを得、これを塗工
面を内側にして2枚重ね合せ、さらにその少なくとも片
面に金属箔を配し、加熱加圧成形することを特徴とする
積層板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32278794A JP3327366B2 (ja) | 1994-12-26 | 1994-12-26 | 積層板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32278794A JP3327366B2 (ja) | 1994-12-26 | 1994-12-26 | 積層板の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08174583A true JPH08174583A (ja) | 1996-07-09 |
JP3327366B2 JP3327366B2 (ja) | 2002-09-24 |
Family
ID=18147634
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32278794A Expired - Lifetime JP3327366B2 (ja) | 1994-12-26 | 1994-12-26 | 積層板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3327366B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001260157A (ja) * | 2000-03-22 | 2001-09-25 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | 積層板の製造方法 |
JP2008027635A (ja) * | 2006-07-19 | 2008-02-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電気化学素子 |
WO2020203418A1 (ja) * | 2019-03-29 | 2020-10-08 | 三菱瓦斯化学株式会社 | 絶縁性樹脂層付き銅箔、並びに、これを用いた積層体及び積層体の製造方法 |
-
1994
- 1994-12-26 JP JP32278794A patent/JP3327366B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001260157A (ja) * | 2000-03-22 | 2001-09-25 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | 積層板の製造方法 |
JP2008027635A (ja) * | 2006-07-19 | 2008-02-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電気化学素子 |
WO2020203418A1 (ja) * | 2019-03-29 | 2020-10-08 | 三菱瓦斯化学株式会社 | 絶縁性樹脂層付き銅箔、並びに、これを用いた積層体及び積層体の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3327366B2 (ja) | 2002-09-24 |
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