JPH0817292A - 自動車用スイッチ - Google Patents
自動車用スイッチInfo
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- JPH0817292A JPH0817292A JP17590794A JP17590794A JPH0817292A JP H0817292 A JPH0817292 A JP H0817292A JP 17590794 A JP17590794 A JP 17590794A JP 17590794 A JP17590794 A JP 17590794A JP H0817292 A JPH0817292 A JP H0817292A
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- Japan
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- switch
- lock
- knob
- driver
- lowering
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 運転席側スイッチ20mが操作面22m上か
ら突出することがなく、意匠性に優れ、しかも、操作が
分かりやすい。 【構成】 運転席側スイッチ20mでは、運転席Smの
周囲に設けた操作面22mの操作ノブ31mを操作する
ことで、昇降用スイッチング部35a,35bをオン作
動せて、昇降用駆動装置を介してウインドガラスGm及
びウインドガラスGsを昇降させる。また、ロック用ス
イッチ40は、操作面22mに対して埋設されており、
しかもスライド方向への操作で助手席側のウインドガラ
スGsをロック状に設定できる。
ら突出することがなく、意匠性に優れ、しかも、操作が
分かりやすい。 【構成】 運転席側スイッチ20mでは、運転席Smの
周囲に設けた操作面22mの操作ノブ31mを操作する
ことで、昇降用スイッチング部35a,35bをオン作
動せて、昇降用駆動装置を介してウインドガラスGm及
びウインドガラスGsを昇降させる。また、ロック用ス
イッチ40は、操作面22mに対して埋設されており、
しかもスライド方向への操作で助手席側のウインドガラ
スGsをロック状に設定できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のウインドガラ
スを昇降するための自動車用スイッチに関する。
スを昇降するための自動車用スイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の自動車用スイッチは、ウ
インドガラスをモータで昇降させるスイッチとして用い
られている。この自動車用スイッチは、運転席側スイッ
チ及び助手席側スイッチなどにより構成され、運転席側
スイッチは、運転席側のウインドガラスを昇降させるた
めのスイッチのほかに、助手席側のウインドガラスを昇
降させるためのスイッチも設けられ、さらに、助手席側
のウインドガラスの昇降を禁止する、ロックスイッチも
設けられている。図6は運転席側スイッチ100の操作
ノブ等を示す斜視図である。運転席側スイッチ100に
は、運転席側のウインドガラスを昇降させるための操作
ノブ101及び助手席側のウインドガラスを昇降させる
ための操作ノブ102が設けられるとともに、ロック用
スイッチ操作部103も設けられている。このロック用
スイッチ操作部103を押すことによりロック状態に、
さらに押すことにより復帰して飛び出てロック解除状態
になる。
インドガラスをモータで昇降させるスイッチとして用い
られている。この自動車用スイッチは、運転席側スイッ
チ及び助手席側スイッチなどにより構成され、運転席側
スイッチは、運転席側のウインドガラスを昇降させるた
めのスイッチのほかに、助手席側のウインドガラスを昇
降させるためのスイッチも設けられ、さらに、助手席側
のウインドガラスの昇降を禁止する、ロックスイッチも
設けられている。図6は運転席側スイッチ100の操作
ノブ等を示す斜視図である。運転席側スイッチ100に
は、運転席側のウインドガラスを昇降させるための操作
ノブ101及び助手席側のウインドガラスを昇降させる
ための操作ノブ102が設けられるとともに、ロック用
スイッチ操作部103も設けられている。このロック用
スイッチ操作部103を押すことによりロック状態に、
さらに押すことにより復帰して飛び出てロック解除状態
になる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記運転席側
スイッチ100では、ロック用操作部110がドアトリ
ムの上面110から突出しているので、意匠性がよくな
いという問題があった。
スイッチ100では、ロック用操作部110がドアトリ
ムの上面110から突出しているので、意匠性がよくな
いという問題があった。
【0004】本発明は、上記従来の技術の問題点を解決
するためになされたものであり、操作ノブの操作を規制
するロック用操作部が操作上面部上から突出せず、意匠
性に優れた自動車用スイッチを提供することを目的とす
る。
するためになされたものであり、操作ノブの操作を規制
するロック用操作部が操作上面部上から突出せず、意匠
性に優れた自動車用スイッチを提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
になされた請求項1の発明は、自動車の運転席に近接し
て設けられ、運転席側の第1ウインドガラス及び他の箇
所の第2ウインドガラスを昇降させるための昇降用スイ
ッチ手段と、上記第2ウインドガラスの昇降動作を規制
するロック作用をするためのロック用スイッチ手段とを
備えた自動車用スイッチにおいて、運転席の周辺部に設
けた操作上面部と、操作上面部に設けた操作ノブと、操
作ノブのノブ操作方向への移動によりスイッチング作動
する昇降用スイッチ手段と、昇降用スイッチ手段のオン
作動により第1または第2ウインドガラスを昇降駆動す
る昇降駆動手段と、上記操作上面部に設けられ、操作ノ
ブの操作にかかわらず、第2ウインドガラスの昇降を禁
止する操作を行なうためのロック用操作部と、を備え、
上記ロック用操作部は、その上部が操作上面部とほぼ面
一になるように埋設して設けるとともに、スライドする
ことにより上記ロック作用を行なうように構成したもの
である。
になされた請求項1の発明は、自動車の運転席に近接し
て設けられ、運転席側の第1ウインドガラス及び他の箇
所の第2ウインドガラスを昇降させるための昇降用スイ
ッチ手段と、上記第2ウインドガラスの昇降動作を規制
するロック作用をするためのロック用スイッチ手段とを
備えた自動車用スイッチにおいて、運転席の周辺部に設
けた操作上面部と、操作上面部に設けた操作ノブと、操
作ノブのノブ操作方向への移動によりスイッチング作動
する昇降用スイッチ手段と、昇降用スイッチ手段のオン
作動により第1または第2ウインドガラスを昇降駆動す
る昇降駆動手段と、上記操作上面部に設けられ、操作ノ
ブの操作にかかわらず、第2ウインドガラスの昇降を禁
止する操作を行なうためのロック用操作部と、を備え、
上記ロック用操作部は、その上部が操作上面部とほぼ面
一になるように埋設して設けるとともに、スライドする
ことにより上記ロック作用を行なうように構成したもの
である。
【0006】請求項2では、請求項1の操作ノブとし
て、上下方向へ操作することにより第1及び第2ウイン
ドガラスを昇降させるスイッチ機構を用いたものであ
る。
て、上下方向へ操作することにより第1及び第2ウイン
ドガラスを昇降させるスイッチ機構を用いたものであ
る。
【0007】請求項3では、請求項1または請求項2の
ロック用操作部に、操作ノブに係合して該操作ノブの操
作方向への移動を規制するロック規制部を設けたもので
ある。
ロック用操作部に、操作ノブに係合して該操作ノブの操
作方向への移動を規制するロック規制部を設けたもので
ある。
【0008】
【作用】本発明の請求項1に係る自動車用スイッチで
は、運転席の周囲に設けた操作上面部の操作ノブを操作
することで、昇降用スイッチ手段及び昇降駆動手段を介
して、第1または第2ウインドガラスを昇降させる。ま
た、ロック用スイッチ手段のロック用操作部にスライド
方向への操作力を加えると、ロック用操作部がスライド
して、第2ウインドガラスのロック作用を行なう。ロッ
ク用スイッチ手段のロック用操作部は、操作上面部に対
して埋設して設けられ、操作上面部から突出していない
ので、意匠性に優れている。
は、運転席の周囲に設けた操作上面部の操作ノブを操作
することで、昇降用スイッチ手段及び昇降駆動手段を介
して、第1または第2ウインドガラスを昇降させる。ま
た、ロック用スイッチ手段のロック用操作部にスライド
方向への操作力を加えると、ロック用操作部がスライド
して、第2ウインドガラスのロック作用を行なう。ロッ
ク用スイッチ手段のロック用操作部は、操作上面部に対
して埋設して設けられ、操作上面部から突出していない
ので、意匠性に優れている。
【0009】また、請求項2では、上下方向の操作で作
動する操作ノブに対して、ロック用操作部がスライド方
向の操作で作動するから、それらの操作方向が異なり操
作性に優れている。
動する操作ノブに対して、ロック用操作部がスライド方
向の操作で作動するから、それらの操作方向が異なり操
作性に優れている。
【0010】さらに、請求項3では、ロック用スイッチ
手段のロック用操作部をスライドさせると、ロック規制
部が操作ノブに係合して操作ノブの作動を機械的に規制
するので、電気回路に変更がなく、構成も簡単である。
手段のロック用操作部をスライドさせると、ロック規制
部が操作ノブに係合して操作ノブの作動を機械的に規制
するので、電気回路に変更がなく、構成も簡単である。
【0011】
【実施例】以上説明した本発明の構成・作用を一層明ら
かにするために、以下本発明の好適な実施例について説
明する。
かにするために、以下本発明の好適な実施例について説
明する。
【0012】図1は本発明の一実施例に係る自動車の車
室を示す図である。自動車の運転席Smのフロントドア
内側Dmには、ドアトリムTmが形成されている。この
ドアトリムTmには、運転席側スイッチ20mが設けら
れており、この運転席側スイッチ20mは、運転席Sm
側のウインドガラスGm及び助手席Ss側のウインドガ
ラスGsを昇降可能なスイッチである。一方、助手席S
sのフロントドア内側Dsには、助手席側スイッチ20
sが設けられており、この助手席側スイッチ20sは、
ウインドガラスGsだけを昇降可能なスイッチである。
室を示す図である。自動車の運転席Smのフロントドア
内側Dmには、ドアトリムTmが形成されている。この
ドアトリムTmには、運転席側スイッチ20mが設けら
れており、この運転席側スイッチ20mは、運転席Sm
側のウインドガラスGm及び助手席Ss側のウインドガ
ラスGsを昇降可能なスイッチである。一方、助手席S
sのフロントドア内側Dsには、助手席側スイッチ20
sが設けられており、この助手席側スイッチ20sは、
ウインドガラスGsだけを昇降可能なスイッチである。
【0013】まず、運転席側スイッチ20mの構成及び
動作について説明する。図2ないし図4に示すように、
運転席側スイッチ20mは、ドアトリムTmに取り付け
られるケース本体21mと、ケース本体21mの上面を
覆い、かつドアトリムTmとほぼ面一になっている操作
面22mとを備えている。上記ケース本体21mには、
ノブ支持部(図示省略)を介して操作ノブ31mが回動
自在に支持されている。
動作について説明する。図2ないし図4に示すように、
運転席側スイッチ20mは、ドアトリムTmに取り付け
られるケース本体21mと、ケース本体21mの上面を
覆い、かつドアトリムTmとほぼ面一になっている操作
面22mとを備えている。上記ケース本体21mには、
ノブ支持部(図示省略)を介して操作ノブ31mが回動
自在に支持されている。
【0014】操作ノブ31mは、ウインドガラスGmを
昇降させるための第1操作ノブ31maと、ウインドガ
ラスGsを昇降させるための第2操作ノブ31mbとを
備えている。第1操作ノブ31ma及び第2操作ノブ3
1mbは、操作面22mから僅かに盛り上がった山形状
の操作面32及びその操作面32の前部に形成した上昇
用凹所33を備えている。
昇降させるための第1操作ノブ31maと、ウインドガ
ラスGsを昇降させるための第2操作ノブ31mbとを
備えている。第1操作ノブ31ma及び第2操作ノブ3
1mbは、操作面22mから僅かに盛り上がった山形状
の操作面32及びその操作面32の前部に形成した上昇
用凹所33を備えている。
【0015】上記操作ノブ31mは、その回動により、
昇降用スイッチング部35a,35bをオンオフ作動さ
せる。昇降用スイッチング部35a,35bは、ウイン
ドガラスGmまたはウインドガラスGsを昇降させるた
めの操作信号をそれぞれ昇降用駆動装置(図示省略)に
出力するものであり、昇降用駆動装置を構成する運転席
側または助手席側のモータ等を作動させる。
昇降用スイッチング部35a,35bをオンオフ作動さ
せる。昇降用スイッチング部35a,35bは、ウイン
ドガラスGmまたはウインドガラスGsを昇降させるた
めの操作信号をそれぞれ昇降用駆動装置(図示省略)に
出力するものであり、昇降用駆動装置を構成する運転席
側または助手席側のモータ等を作動させる。
【0016】一方、図1に示す助手席側スイッチ20s
は、運転席側スイッチ20mの第2操作ノブ31bとほ
ぼ同様な構成及び動作を行なうものである。
は、運転席側スイッチ20mの第2操作ノブ31bとほ
ぼ同様な構成及び動作を行なうものである。
【0017】また、図2に戻り運転席側スイッチ20m
は、ケース本体21mの前部にロック用スイッチ40を
備えている。ロック用スイッチ40は、操作力を加える
ための操作突起42を形成したロック用操作部43を備
えており、その上面が操作面22mの操作用透孔22a
に露出しているが、操作面22mの上面に対してほぼ面
一に設けられている。
は、ケース本体21mの前部にロック用スイッチ40を
備えている。ロック用スイッチ40は、操作力を加える
ための操作突起42を形成したロック用操作部43を備
えており、その上面が操作面22mの操作用透孔22a
に露出しているが、操作面22mの上面に対してほぼ面
一に設けられている。
【0018】上記ロック用操作部43の両側部には、ガ
イド突起44が突設されており、このガイド突起44
は、ケース本体21m側に設けたガイド溝45にスライ
ド可能に嵌合支持されている。また、ロック用操作部4
3の下端には、可動接点48aが装着されている。この
可動接点48aは、ケース本体21mの底面24に装着
された固定接点48bと接離可能に設けられている。
イド突起44が突設されており、このガイド突起44
は、ケース本体21m側に設けたガイド溝45にスライ
ド可能に嵌合支持されている。また、ロック用操作部4
3の下端には、可動接点48aが装着されている。この
可動接点48aは、ケース本体21mの底面24に装着
された固定接点48bと接離可能に設けられている。
【0019】また、ロック用操作部43の先端部には、
ノブ規制部46が形成されている。このノブ規制部46
は、第2操作ノブ31mbの端部に設けた係合孔37に
係合するように設けられている。
ノブ規制部46が形成されている。このノブ規制部46
は、第2操作ノブ31mbの端部に設けた係合孔37に
係合するように設けられている。
【0020】さらに、ロック用操作部43の下部には、
ラッチ機構50が設けられている。ラッチ機構50は、
ロック用操作部43に形成した凹所51に、スプリング
52及びボール53を収納している。一方、ケース本体
21m側には、第1突起54a及び第2突起54bが突
設されている。したがって、ラッチ機構50のスプリン
グ52に付勢されたボール53が第1突起54a及び第
2突起54bを乗り越えることにより、ラッチ機能を果
たしている。
ラッチ機構50が設けられている。ラッチ機構50は、
ロック用操作部43に形成した凹所51に、スプリング
52及びボール53を収納している。一方、ケース本体
21m側には、第1突起54a及び第2突起54bが突
設されている。したがって、ラッチ機構50のスプリン
グ52に付勢されたボール53が第1突起54a及び第
2突起54bを乗り越えることにより、ラッチ機能を果
たしている。
【0021】図5は助手席Ss側のウインドガラスGs
を昇降するための回路構成である。運転席側スイッチ回
路62は、運転席側スイッチ20mの第2操作ノブ31
mbにより操作されるスイッチ回路であり、助手席側ス
イッチ回路63は、助手席側の助手席側スイッチ20s
の操作ノブにより操作されるスイッチ回路である。運転
席側スイッチ回路62は、常時電源Pwに接続されてお
り、助手席側スイッチ回路63は、ロック用スイッチ4
0を介して電源Pw側に接続されている。図示の状態で
は、運転席側スイッチ回路62及び助手席側スイッチ回
路63は、ニュートラルnt側にそれぞれ接続されてモ
ータMtが駆動されない状態であり、上昇側接点upま
たは下降側接点downに切り替わることにより、モー
タMtを正転または逆転させる。
を昇降するための回路構成である。運転席側スイッチ回
路62は、運転席側スイッチ20mの第2操作ノブ31
mbにより操作されるスイッチ回路であり、助手席側ス
イッチ回路63は、助手席側の助手席側スイッチ20s
の操作ノブにより操作されるスイッチ回路である。運転
席側スイッチ回路62は、常時電源Pwに接続されてお
り、助手席側スイッチ回路63は、ロック用スイッチ4
0を介して電源Pw側に接続されている。図示の状態で
は、運転席側スイッチ回路62及び助手席側スイッチ回
路63は、ニュートラルnt側にそれぞれ接続されてモ
ータMtが駆動されない状態であり、上昇側接点upま
たは下降側接点downに切り替わることにより、モー
タMtを正転または逆転させる。
【0022】一方、上記ロック用スイッチ40がオフに
なると、助手席側スイッチ回路63側が電源Pwに対し
て遮断されるから、助手席側スイッチ20sの操作によ
りウインドガラスGsを昇降させることができないロッ
ク状態になるが、運転席側スイッチ20mの操作では、
ウインドガラスGsを昇降できるアンロック状態であ
る。
なると、助手席側スイッチ回路63側が電源Pwに対し
て遮断されるから、助手席側スイッチ20sの操作によ
りウインドガラスGsを昇降させることができないロッ
ク状態になるが、運転席側スイッチ20mの操作では、
ウインドガラスGsを昇降できるアンロック状態であ
る。
【0023】次に、上記運転席側スイッチ20mの動作
について説明する。いま、ロック用スイッチ40がアン
ロック状態、つまり、図3の状態にあるとする。この状
態から、運転席側スイッチ20mの第1操作ノブ31m
aの操作面32を押すと、第1操作ノブ31maが回動
する。これにより、昇降用スイッチング部35aから昇
降用駆動装置に信号が出力されて、運転席側のウインド
ガラスGmが下降する。一方、第1操作ノブ31maの
上昇用凹所33に指を掛けて引き上げ操作すると、ウイ
ンドガラスGmが上昇する。
について説明する。いま、ロック用スイッチ40がアン
ロック状態、つまり、図3の状態にあるとする。この状
態から、運転席側スイッチ20mの第1操作ノブ31m
aの操作面32を押すと、第1操作ノブ31maが回動
する。これにより、昇降用スイッチング部35aから昇
降用駆動装置に信号が出力されて、運転席側のウインド
ガラスGmが下降する。一方、第1操作ノブ31maの
上昇用凹所33に指を掛けて引き上げ操作すると、ウイ
ンドガラスGmが上昇する。
【0024】同様に、第2操作ノブ31mbの押し下げ
または引き上げ操作により、助手席Ss側のウインドガ
ラスGmが上昇または下降する。また、助手席側スイッ
チ20sの操作ノブを操作すると、助手席Ss側のウイ
ンドガラスGsが昇降する。
または引き上げ操作により、助手席Ss側のウインドガ
ラスGmが上昇または下降する。また、助手席側スイッ
チ20sの操作ノブを操作すると、助手席Ss側のウイ
ンドガラスGsが昇降する。
【0025】ここで、ロック用スイッチ40のロック用
操作部43の操作突起42に指を当ててやや押し下げる
方向へスライド操作力を加えると、ロック用操作部43
がスライドする。そして、ラッチ機構50のボール53
が第1突起54aを乗り越えて第1ラッチ位置Lp1で
ラッチされると、ロック用操作部43の可動接点48a
が固定接点48bから離れてオフ状態になる(2点鎖線
の状態)。これにより、助手席側スイッチ20sの操作
にかかわらず、ウインドガラスGsの昇降がロックされ
る。このとき、運転席側スイッチ20mでは、ウインド
ガラスGsの昇降操作が可能な状態を維持している。
操作部43の操作突起42に指を当ててやや押し下げる
方向へスライド操作力を加えると、ロック用操作部43
がスライドする。そして、ラッチ機構50のボール53
が第1突起54aを乗り越えて第1ラッチ位置Lp1で
ラッチされると、ロック用操作部43の可動接点48a
が固定接点48bから離れてオフ状態になる(2点鎖線
の状態)。これにより、助手席側スイッチ20sの操作
にかかわらず、ウインドガラスGsの昇降がロックされ
る。このとき、運転席側スイッチ20mでは、ウインド
ガラスGsの昇降操作が可能な状態を維持している。
【0026】さらに、ロック用操作部43の操作突起4
2に指を当ててやや押し下げる方向へ操作力を加える
と、ロック用操作部43がスライドして、ボール53が
第2突起54bを乗り越えて第2ラッチ位置Lp2でラ
ッチされる(図4の状態)。これにより、ロック用操作
部43の先端のノブ規制部46が第2操作ノブ31mb
の係合孔37に突入して、第2操作ノブ31mbは、機
械的に矢印方向bへの回動が規制される。したがって、
運転席側スイッチ20mにより、ウインドガラスGsの
上昇動作が規制される。
2に指を当ててやや押し下げる方向へ操作力を加える
と、ロック用操作部43がスライドして、ボール53が
第2突起54bを乗り越えて第2ラッチ位置Lp2でラ
ッチされる(図4の状態)。これにより、ロック用操作
部43の先端のノブ規制部46が第2操作ノブ31mb
の係合孔37に突入して、第2操作ノブ31mbは、機
械的に矢印方向bへの回動が規制される。したがって、
運転席側スイッチ20mにより、ウインドガラスGsの
上昇動作が規制される。
【0027】したがって、ロック用スイッチ40は、第
1ラッチ位置Lp1に操作すると、助手席側スイッチ2
0sでのウインドガラスGsの昇降動作を禁止するが、
運転席側スイッチ20mでの操作により昇降は可能であ
り、さらに第2ラッチ位置Lp2にて操作は助手席側ス
イッチ20s及び運転席側スイッチ20mの両方でロッ
ク状態になる。
1ラッチ位置Lp1に操作すると、助手席側スイッチ2
0sでのウインドガラスGsの昇降動作を禁止するが、
運転席側スイッチ20mでの操作により昇降は可能であ
り、さらに第2ラッチ位置Lp2にて操作は助手席側ス
イッチ20s及び運転席側スイッチ20mの両方でロッ
ク状態になる。
【0028】逆に、ロック用スイッチ40のロック用操
作部43を解除方向へスライドさせると、第1ラッチ位
置Lp1にて、ロック用操作部43のノブ規制部46が
第2操作ノブ31mbの係合孔37から釈放されて、運
転席側スイッチ20mで操作可能になり、さらにアンロ
ック位置ULになると、助手席側スイッチ20s及び運
転席側スイッチ20mの両方でウインドガラスGsの昇
降操作が可能になる。
作部43を解除方向へスライドさせると、第1ラッチ位
置Lp1にて、ロック用操作部43のノブ規制部46が
第2操作ノブ31mbの係合孔37から釈放されて、運
転席側スイッチ20mで操作可能になり、さらにアンロ
ック位置ULになると、助手席側スイッチ20s及び運
転席側スイッチ20mの両方でウインドガラスGsの昇
降操作が可能になる。
【0029】上記実施例に係る運転席側スイッチ20m
によれば、ロック用スイッチ40のロック用操作部43
をスライド方向への移動で操作できるように設けると共
に、該ロック用操作部43を操作面22mに対して埋設
して設けることにより、ロック用操作部43が操作面2
2mから突出しないので、意匠性に優れている。
によれば、ロック用スイッチ40のロック用操作部43
をスライド方向への移動で操作できるように設けると共
に、該ロック用操作部43を操作面22mに対して埋設
して設けることにより、ロック用操作部43が操作面2
2mから突出しないので、意匠性に優れている。
【0030】また、上記運転席側スイッチ20mにおい
て、操作ノブ31mの操作方向は、上下方向への回動で
あり、ロック用操作部43の操作方向は、スライド方向
であり、両者の操作方向が異なるので、操作が分かりや
すく、操作性に優れている。
て、操作ノブ31mの操作方向は、上下方向への回動で
あり、ロック用操作部43の操作方向は、スライド方向
であり、両者の操作方向が異なるので、操作が分かりや
すく、操作性に優れている。
【0031】また、ロック用スイッチ40は、第1ラッ
チ位置Lp1及び第2ラッチ位置Lp2という2つのポ
ジションを採ることができ、つまり、助手席側スイッチ
20s及び運転席側スイッチ20mの両方をロックする
というポジションに、助手席側スイッチ20sだけをロ
ックできるというポジションを加えているから、多様な
操作を行なうことができる。
チ位置Lp1及び第2ラッチ位置Lp2という2つのポ
ジションを採ることができ、つまり、助手席側スイッチ
20s及び運転席側スイッチ20mの両方をロックする
というポジションに、助手席側スイッチ20sだけをロ
ックできるというポジションを加えているから、多様な
操作を行なうことができる。
【0032】しかも、運転席側スイッチ20mでのロッ
クは、上記ロック用スイッチ40のロック用操作部43
の先端に設けたノブ規制部46が第2操作ノブ31mb
に係合して、第2操作ノブ31mbの上下方向の操作を
直接規制するという機械的な構成であるので、電気回路
の変更も特になく、簡単な構成で実現できる。
クは、上記ロック用スイッチ40のロック用操作部43
の先端に設けたノブ規制部46が第2操作ノブ31mb
に係合して、第2操作ノブ31mbの上下方向の操作を
直接規制するという機械的な構成であるので、電気回路
の変更も特になく、簡単な構成で実現できる。
【0033】なお、この発明は上記実施例に限られるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の
態様において実施することが可能であり、例えば次のよ
うな変形も可能である。
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の
態様において実施することが可能であり、例えば次のよ
うな変形も可能である。
【0034】上記実施例では、運転席側スイッチにより
助手席側のウインドガラスだけをロックする構成を採っ
たが、後部座席両側のウインドガラスの昇降をロックす
るように構成してもよい。この構成では、例えば、ロッ
ク用スイッチの操作部にリンクして移動する部材を介し
て後部操作用の操作ノブをロックする機構で実現でき
る。
助手席側のウインドガラスだけをロックする構成を採っ
たが、後部座席両側のウインドガラスの昇降をロックす
るように構成してもよい。この構成では、例えば、ロッ
ク用スイッチの操作部にリンクして移動する部材を介し
て後部操作用の操作ノブをロックする機構で実現でき
る。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に係る自動車用スイッチによれば、ロック用スイッチ手
段のロック用操作部をスライド方向への移動で操作でき
るように設けると共に、該ロック用操作部を操作上面部
に対して埋設して設けることにより、ロック用操作部が
操作上面部から突出しないので、意匠性に優れている。
に係る自動車用スイッチによれば、ロック用スイッチ手
段のロック用操作部をスライド方向への移動で操作でき
るように設けると共に、該ロック用操作部を操作上面部
に対して埋設して設けることにより、ロック用操作部が
操作上面部から突出しないので、意匠性に優れている。
【0036】また、請求項2では、上下方向の操作で作
動する操作ノブに対して、ロック用操作部がスライド方
向の操作で作動し、それらの操作方向が異なり操作性に
優れている。
動する操作ノブに対して、ロック用操作部がスライド方
向の操作で作動し、それらの操作方向が異なり操作性に
優れている。
【0037】さらに、請求項3では、ロック用スイッチ
手段のロック用操作部をスライドさせると、ロック規制
部が操作ノブに係合して操作ノブの作動を規制するとい
う機械的な構成を採ったので、電気回路に変更がなく、
構成も簡単である。
手段のロック用操作部をスライドさせると、ロック規制
部が操作ノブに係合して操作ノブの作動を規制するとい
う機械的な構成を採ったので、電気回路に変更がなく、
構成も簡単である。
【図1】自動車の車室内を示す外観図。
【図2】本発明の一実施例に係る自動車用スイッチを一
部破断した斜視図。
部破断した斜視図。
【図3】同実施例に係る自動車用スイッチを示す断面
図。
図。
【図4】自動車用スイッチの動作を示す断面図。
【図5】自動車用スイッチの回路図。
【図6】従来の自動車用スイッチを示す外観図。
20m…運転席側スイッチ 20s…助手席側スイッチ 21m…ケース本体 22a…操作用透孔 22m…操作面 24…底面 31b…第2操作ノブ 31m…操作ノブ 31ma…第1操作ノブ 31mb…第2操作ノブ 32…操作面 33…上昇用凹所 35a,35b…昇降用スイッチング部 37…係合孔 40…ロック用スイッチ 42…操作突起 43…ロック用操作部 44…ガイド突起 45…ガイド溝 46…ノブ規制部 48a…可動接点 48b…固定接点 50…ラッチ機構 51…凹所 52…スプリング 53…ボール 54a…第1突起 54b…第2突起 62…運転席側スイッチ回路 63…助手席側スイッチ回路
Claims (3)
- 【請求項1】 自動車の運転席に近接して設けられ、運
転席側の第1ウインドガラス及び他の箇所の第2ウイン
ドガラスを昇降させるための昇降用スイッチ手段と、上
記第2ウインドガラスの昇降動作を規制するロック作用
をするためのロック用スイッチ手段とを備えた自動車用
スイッチにおいて、 運転席の周辺部に設けた操作上面部と、 操作上面部に設けた操作ノブと、 操作ノブのノブ操作方向への移動によりスイッチング作
動する昇降用スイッチ手段と、 昇降用スイッチ手段のオン作動により第1または第2ウ
インドガラスを昇降駆動する昇降駆動手段と、 上記操作上面部に設けられ、操作ノブの操作にかかわら
ず、第2ウインドガラスの昇降を禁止する操作を行なう
ためのロック用操作部と、 を備え、 上記ロック用操作部は、その上部が操作上面部とほぼ面
一になるように埋設して設けるとともに、スライドする
ことにより上記ロック作用を行なうように構成した自動
車用スイッチ。 - 【請求項2】 上記操作ノブは、上下方向へ操作するこ
とにより第1及び第2ウインドガラスを昇降させるスイ
ッチ機構である請求項1に記載の自動車用スイッチ。 - 【請求項3】 上記ロック用操作部は、操作ノブに係合
して該操作ノブの操作方向への移動を規制するロック規
制部を備えた請求項1または請求項2に記載の自動車用
スイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17590794A JPH0817292A (ja) | 1994-07-04 | 1994-07-04 | 自動車用スイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17590794A JPH0817292A (ja) | 1994-07-04 | 1994-07-04 | 自動車用スイッチ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0817292A true JPH0817292A (ja) | 1996-01-19 |
Family
ID=16004328
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17590794A Pending JPH0817292A (ja) | 1994-07-04 | 1994-07-04 | 自動車用スイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0817292A (ja) |
-
1994
- 1994-07-04 JP JP17590794A patent/JPH0817292A/ja active Pending
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