JPH08172868A - 刈取収穫機の刈取装置 - Google Patents
刈取収穫機の刈取装置Info
- Publication number
- JPH08172868A JPH08172868A JP32592094A JP32592094A JPH08172868A JP H08172868 A JPH08172868 A JP H08172868A JP 32592094 A JP32592094 A JP 32592094A JP 32592094 A JP32592094 A JP 32592094A JP H08172868 A JPH08172868 A JP H08172868A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grass
- reaping
- support rods
- lateral
- dividing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Outside Dividers And Delivering Mechanisms For Harvesters (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】分草支持杆の横方向の位置変更により刈幅を変
更させても、ナロ−ガイドの回動を容易にする。 【構成】左右方向に横設された横フレ−ム６から先端に
分草体２を有する複数個の分草支持杆４を前方に向けて
突出させて設け、これら各分草支持杆のうち少なくとも
最外側に位置する分草支持杆であって刈取幅を変更すべ
く左右横方向に位置変更可能に構成し、該分草支持杆４
の長手方向に沿う前後方向線上にはナロ−ガイド１０の
先端側と後端側を左右回動自在に軸支する軸支部１１，
１２を設置可能に設ける。
更させても、ナロ−ガイドの回動を容易にする。 【構成】左右方向に横設された横フレ−ム６から先端に
分草体２を有する複数個の分草支持杆４を前方に向けて
突出させて設け、これら各分草支持杆のうち少なくとも
最外側に位置する分草支持杆であって刈取幅を変更すべ
く左右横方向に位置変更可能に構成し、該分草支持杆４
の長手方向に沿う前後方向線上にはナロ−ガイド１０の
先端側と後端側を左右回動自在に軸支する軸支部１１，
１２を設置可能に設ける。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、刈取収穫機の刈取装置
に関する。
に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、コンバインやバインダ−等の刈取
収穫機において、分草支持杆を横幅方向に移動調節して
刈幅を変更する技術は知られている。
収穫機において、分草支持杆を横幅方向に移動調節して
刈幅を変更する技術は知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来技術では、
刈幅を変更するとナロ−ガイド前後の回動支点位置が異
なり、ナロ−ガイドが容易に回動（揺動開閉）できなく
なる問題があった。本発明は、かかる問題点を解消する
ことを目的とし、この目的達成のため、次のような技術
的手段を講じた。
刈幅を変更するとナロ−ガイド前後の回動支点位置が異
なり、ナロ−ガイドが容易に回動（揺動開閉）できなく
なる問題があった。本発明は、かかる問題点を解消する
ことを目的とし、この目的達成のため、次のような技術
的手段を講じた。
【０００４】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明にかか
る技術的手段は、左右方向に横設された横フレ−ム６か
ら先端に分草体２を有する複数個の分草支持杆４を前方
に向けて突出させて設け、これら各分草支持杆のうち少
なくとも最外側に位置する分草支持杆であって刈取幅を
変更すべく左右横方向に位置変更可能に構成し、該分草
支持杆４の長手方向に沿う前後方向線上にはナロ−ガイ
ド１０の先端側と後端側を左右回動自在に軸支する軸支
部１１，１２を設置可能に設けてあることを特徴とす
る。
る技術的手段は、左右方向に横設された横フレ−ム６か
ら先端に分草体２を有する複数個の分草支持杆４を前方
に向けて突出させて設け、これら各分草支持杆のうち少
なくとも最外側に位置する分草支持杆であって刈取幅を
変更すべく左右横方向に位置変更可能に構成し、該分草
支持杆４の長手方向に沿う前後方向線上にはナロ−ガイ
ド１０の先端側と後端側を左右回動自在に軸支する軸支
部１１，１２を設置可能に設けてあることを特徴とす
る。
【０００５】
【発明の作用効果】従って、本発明の構成によれば、分
草支持杆の横方向の位置変更により刈幅を変更しても、
ナロ−ガイドの先端側と後端側の前後向き軸部が前後方
向に沿う同一軸線上に位置することになり、ナロ−ガイ
ドの回動が容易でスム−スに行うことができる。
草支持杆の横方向の位置変更により刈幅を変更しても、
ナロ−ガイドの先端側と後端側の前後向き軸部が前後方
向に沿う同一軸線上に位置することになり、ナロ−ガイ
ドの回動が容易でスム−スに行うことができる。
【０００６】
【実施例】以下本発明の１実施例を図面に基づいて説明
すれば、１は多条刈コンバイン用刈取部を示し、前方か
ら横幅方向所定間隔置きに配設される複数個の分草体
２、引起し装置３、前記各分草体２を支持する分草支持
杆４及びバリカン式刈刃装置５が配設されている。各分
草支持杆４は円形パイプよりなる横フレ−ム６から前方
に向けて突設されている。前記刈刃装置５の後側上部に
は、刈取後の穀稈を後方に掻込搬送する掻込搬送装置７
が配設される。
すれば、１は多条刈コンバイン用刈取部を示し、前方か
ら横幅方向所定間隔置きに配設される複数個の分草体
２、引起し装置３、前記各分草体２を支持する分草支持
杆４及びバリカン式刈刃装置５が配設されている。各分
草支持杆４は円形パイプよりなる横フレ−ム６から前方
に向けて突設されている。前記刈刃装置５の後側上部に
は、刈取後の穀稈を後方に掻込搬送する掻込搬送装置７
が配設される。
【０００７】外側の分草支持杆４Ａは、第１状態（イ）
と第２状態（ロ）とに横幅方向位置変更可能に設けて刈
幅が変更できる構成としている。図２に示す実施例では
分草支持杆４Ａの後端部を固着する横幅方向の長さが異
なる横フレ−ム６Ａ（短寸）と６Ｂ（長寸）を構成する
と共に、両者を交換自在とし、且つ、横フレ−ム４の左
右両端に設けたフランジ８にボルト９によって締付固定
する構成としている。刈幅を広げるときには、例えば図
６に示す横フレ−ム６Ａから図７に示す横フレ−ム６Ｂ
に交換することによって条間３０ｃｍ仕様（図８参照）
から条間３３ｃｍ仕様（図９参照）に変更することがで
きる。この刈幅変更手段についてはかかる実施例のよう
な交換方式に限定されものではない。例えばスペ−サ介
在方式或は引出し方式によって刈幅を広げる手段を採用
してもよい。
と第２状態（ロ）とに横幅方向位置変更可能に設けて刈
幅が変更できる構成としている。図２に示す実施例では
分草支持杆４Ａの後端部を固着する横幅方向の長さが異
なる横フレ−ム６Ａ（短寸）と６Ｂ（長寸）を構成する
と共に、両者を交換自在とし、且つ、横フレ−ム４の左
右両端に設けたフランジ８にボルト９によって締付固定
する構成としている。刈幅を広げるときには、例えば図
６に示す横フレ−ム６Ａから図７に示す横フレ−ム６Ｂ
に交換することによって条間３０ｃｍ仕様（図８参照）
から条間３３ｃｍ仕様（図９参照）に変更することがで
きる。この刈幅変更手段についてはかかる実施例のよう
な交換方式に限定されものではない。例えばスペ−サ介
在方式或は引出し方式によって刈幅を広げる手段を採用
してもよい。
【０００８】そして、図２に示す如く、分草支持杆４Ａ
の先端部にはナロ−ガイド１０の先端部の前後向き軸部
１０ａを左右回動自在に軸受支持する軸支部１１を設け
ている。また、この分草支持杆４Ａの軸支部１１を通る
前後方向線上後方には、横伝動ケ−ス１３から突設する
ステ−１４に前記ナロ−ガイド１０の後端部の前後向き
軸部１０ｂを左右回動自在に軸受支持する軸支部１２が
設けられている。ステ−１４は長さの異なる短桿ステー
１４Ａと長桿ステー１４Ｂとからなり、分草支持杆４Ａ
を第２状態（ロ）に位置変更させたときには短桿ステー
１４Ａから長桿ステー１４Ｂに組替えてナロ−ガイド１
０の後端側を軸支するように構成している。
の先端部にはナロ−ガイド１０の先端部の前後向き軸部
１０ａを左右回動自在に軸受支持する軸支部１１を設け
ている。また、この分草支持杆４Ａの軸支部１１を通る
前後方向線上後方には、横伝動ケ−ス１３から突設する
ステ−１４に前記ナロ−ガイド１０の後端部の前後向き
軸部１０ｂを左右回動自在に軸受支持する軸支部１２が
設けられている。ステ−１４は長さの異なる短桿ステー
１４Ａと長桿ステー１４Ｂとからなり、分草支持杆４Ａ
を第２状態（ロ）に位置変更させたときには短桿ステー
１４Ａから長桿ステー１４Ｂに組替えてナロ−ガイド１
０の後端側を軸支するように構成している。
【０００９】図１０に示す実施例では、ステ−１４を横
フレ−ム６Ａ，６Ｂ自体から後方に突設して、この突設
部分に軸支部１２を設けた構成としている。かかる構成
によれば、分草支持杆４Ａの交換、即ち、短寸横フレ−
ム６Ａと長寸横フレ−ム６Ｂとの交換のみで、ナロ−ガ
イド１０の前後の軸支部も同時に交換されることにな
り、交換作業時間が短縮される。
フレ−ム６Ａ，６Ｂ自体から後方に突設して、この突設
部分に軸支部１２を設けた構成としている。かかる構成
によれば、分草支持杆４Ａの交換、即ち、短寸横フレ−
ム６Ａと長寸横フレ−ム６Ｂとの交換のみで、ナロ−ガ
イド１０の前後の軸支部も同時に交換されることにな
り、交換作業時間が短縮される。
【００１０】尚、図中、１５は前後方向に長く、且つ昇
降可能に架設された刈取メインフレ−ム兼用の刈取伝動
ケ−スで、その前端には横方向に長く構成されていて刈
取掻込搬送装置等を駆動する伝動機構内装の横伝動ケ−
ス１３が装備されている。前記横フレ−ム６は左右の縦
フレ−ム１６，１６を介して前記横伝動ケ−ス１３に連
結保持されている。
降可能に架設された刈取メインフレ−ム兼用の刈取伝動
ケ−スで、その前端には横方向に長く構成されていて刈
取掻込搬送装置等を駆動する伝動機構内装の横伝動ケ−
ス１３が装備されている。前記横フレ−ム６は左右の縦
フレ−ム１６，１６を介して前記横伝動ケ−ス１３に連
結保持されている。
【００１１】刈刃駆動機構１７は、駆動ア−ム１８、ロ
ッド１９、クランクア−ム２０等からなり、前記横伝動
ケ−ス１３内の軸により駆動されされるようになってお
り、そして、一方側の駆動ア−ム１８は刈刃装置５の上
刃を駆動し、他方側の駆動ア−ム１８は下刃を駆動する
ようにし、該上刃と下刃とが相互に逆方向へ往復駆動さ
れるように構成されている。
ッド１９、クランクア−ム２０等からなり、前記横伝動
ケ−ス１３内の軸により駆動されされるようになってお
り、そして、一方側の駆動ア−ム１８は刈刃装置５の上
刃を駆動し、他方側の駆動ア−ム１８は下刃を駆動する
ようにし、該上刃と下刃とが相互に逆方向へ往復駆動さ
れるように構成されている。
【００１２】図１１〜図１２に示す実施例について説明
すると、２１は掻込スタ−ホイル、２２はホイル軸、２
３は円筒体、２４はスクレ−パ、２５は搬送チエン、２
６は挾持レ−ルである。刈刃駆動機構１７のクランクア
−ム２０は、掻込スタ−ホイル２１の下側位置に配設さ
れてあり、そして、このクランクア−ム２０の軸芯Ｐが
スタ−ホイル２１の軸芯Ｑより後方で、且つ内側寄り、
即ち、掻込搬送通路２７側に偏位するよう配置構成され
ている。従って、かかる構成によれば、スタ−ホイル２
１下面のスクレ−パ２４によって雑草などを通路２７側
後方へ掻き出す時にクランクア−ム２１がガイドの役目
を果たす。クランクア−ムの左右の動きにより雑草を通
路側へ押し出すことができる。また、スクレ−パ２４が
掻込んだ雑草を非掻込作用側へ持ち込まないようにクラ
ンクア−ムがブロックする。
すると、２１は掻込スタ−ホイル、２２はホイル軸、２
３は円筒体、２４はスクレ−パ、２５は搬送チエン、２
６は挾持レ−ルである。刈刃駆動機構１７のクランクア
−ム２０は、掻込スタ−ホイル２１の下側位置に配設さ
れてあり、そして、このクランクア−ム２０の軸芯Ｐが
スタ−ホイル２１の軸芯Ｑより後方で、且つ内側寄り、
即ち、掻込搬送通路２７側に偏位するよう配置構成され
ている。従って、かかる構成によれば、スタ−ホイル２
１下面のスクレ−パ２４によって雑草などを通路２７側
後方へ掻き出す時にクランクア−ム２１がガイドの役目
を果たす。クランクア−ムの左右の動きにより雑草を通
路側へ押し出すことができる。また、スクレ−パ２４が
掻込んだ雑草を非掻込作用側へ持ち込まないようにクラ
ンクア−ムがブロックする。
【図１】コンバインの要部の側面図である。
【図２】刈取部の要部の平面図である。
【図３】刈取部の一部の平面図である。
【図４】刈取部の一部の側面図である。
【図５】同上要部の斜視図である。
【図６】刈取部の要部の平面図である。
【図７】同上要部の平面図である。
【図８】分草支持杆の配列状態を示す平面図である。
【図９】同上平面図である。
【図１０】刈取部の要部の平面図である。
【図１１】刈取部の要部の平面図である。
【図１２】同上要部の正断面図である。
１ 刈取部 ２ 分草体 ３ 引起し装置 ４ 分草支持杆 ５ 刈刃装置 ６ 横フレ−ム ７ 掻込み搬送装置 ８ フランジ ９ ボルト １０ ナロ−ガイド １１ 軸支部（前） １２ 軸支部（後） １３ 横伝動ケ−ス １４ ステ−
Claims (1)
- 【請求項１】 左右方向に横設された横フレ−ム６から
先端に分草体２を有する複数個の分草支持杆４を前方に
向けて突出させて設け、これら各分草支持杆のうち少な
くとも最外側に位置する分草支持杆であって刈取幅を変
更すべく左右横方向に位置変更可能に構成し、該分草支
持杆４の長手方向に沿う前後方向線上にはナロ−ガイド
１０の先端側と後端側を左右回動自在に軸支する軸支部
１１，１２を設置可能に設けてあることを特徴とする刈
取収穫機の刈取装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32592094A JPH08172868A (ja) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | 刈取収穫機の刈取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32592094A JPH08172868A (ja) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | 刈取収穫機の刈取装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08172868A true JPH08172868A (ja) | 1996-07-09 |
Family
ID=18182078
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32592094A Pending JPH08172868A (ja) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | 刈取収穫機の刈取装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08172868A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010057413A (ja) * | 2008-09-03 | 2010-03-18 | Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd | コンバイン |
-
1994
- 1994-12-27 JP JP32592094A patent/JPH08172868A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010057413A (ja) * | 2008-09-03 | 2010-03-18 | Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd | コンバイン |
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