JPH08171651A - ページレイアウトデータ作成装置 - Google Patents

ページレイアウトデータ作成装置

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JPH08171651A
JPH08171651A JP6334354A JP33435494A JPH08171651A JP H08171651 A JPH08171651 A JP H08171651A JP 6334354 A JP6334354 A JP 6334354A JP 33435494 A JP33435494 A JP 33435494A JP H08171651 A JPH08171651 A JP H08171651A
Authority
JP
Japan
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data
sub
image
time
image data
Prior art date
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Pending
Application number
JP6334354A
Other languages
English (en)
Inventor
Daiki Kurihara
大樹 栗原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd filed Critical Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Priority to JP6334354A priority Critical patent/JPH08171651A/ja
Publication of JPH08171651A publication Critical patent/JPH08171651A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 サーバワークステーション(SWS)からフ
ロントエンドパーソナルコンピュータ(FEPC)へ間
引き画像データを転送した後でも、SWS側において画
像データを修正した結果をFEPC側において副画像デ
ータに反映させる。 【構成】 FEPCのCPUはSWS側に画像ファイル
作成日時の一覧の転送を要求する(S1)。CPUは間
引き画像ファイル作成日時の一覧を読み出す(S2)。
CPUは両者の一覧を比較し(S4)、比較結果に基づ
き条件I〜IVの何れであるかを判定する(S5)。両者
の一覧にファイル名が存在し、画像ファイル作成日時が
間引き画像ファイル作成日時よりも後である場合(条件
IV)、CPUはそのファイル名の画像ファイルの転送要
求をSWS側に送る(S6)。CPUは受け取った間引
き画像データをハードディスクに書き込む(S7)と共
に、ファイル作成日時をディレクトリに書き込む(S
8)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、製版用の画像処理シス
テムに係り、特に、ページ上における文字や画像のレイ
アウトを表わすページレイアウトデータを作成するペー
ジレイアウトデータ作成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のページレイアウトデータ作成装置
は、例えば、特開平3−280154号公報に記載され
ているように、ネットワークを介して互いに接続された
フロントエンドパーソナルコンピュータとサーバワーク
ステーションとを備えている。
【0003】サーバワークステーションは、内部にある
ハードディスク上に複数の画像データをそれぞれ画像フ
ァイルとして格納している。そして、サーバワークステ
ーションは、格納されている画像データの中から、所望
の画像データを複数読み出して、参照画像である副画像
を得るために、読み出した複数の画像データをそれぞれ
間引いて複数の間引き画像データを作成し、作成したそ
れら間引き画像データをフロントエンドパーソナルコン
ピュータへ転送する。すなわち、この場合、間引き画像
を副画像として得ている。フロントエンドパーソナルコ
ンピュータでは、転送された複数の間引き画像データ
を、内部にあるハードディスク上に間引き画像ファイル
としてそれぞれ格納する。こうして、フロントエンドパ
ーソナルコンピュータ側には、サーバワークステーショ
ン側に格納されている所望の画像データについて、その
画像データよりもデータ容量は少ない間引き画像データ
が格納されることになる。
【0004】一方、ページレイアウトデータを作成する
場合は、フロントエンドパーソナルコンピュータが、オ
ペレータからの指示に従って文字及び画像をページ上の
所望の位置にそれぞれ貼り込むことにより、ページレイ
アウトデータを作成する。このうち、画像の貼り込みつ
いては次のように行う。すなわち、オペレータから貼り
込むべき画像やその貼り込み位置などが指示されると、
フロントエンドパーソナルコンピュータは、格納されて
いる複数の間引き画像データの中から、指示された画像
に対応する間引き画像データを読み出し、その読み出し
た間引き画像データそのものを、その間引き画像データ
の元になった画像データのファイル名と、指示された貼
り込み位置の座標(貼り込み座標)と、貼り込んだ日時
(貼り込み日時)などの各データと共に、画像レイアウ
トオブジェクトとして、ページレイアウトデータに挿入
する。
【0005】なお、ページレイアウトデータ作成中は、
ページ上への文字や画像の貼り込んみ結果(レイアウト
結果)がオペレータにわかるように、フロントエンドパ
ーソナルコンピュータは、作成中のページレイアウトデ
ータに基づいて、モニタ画面上にページのレイアウトを
表示させる。
【0006】このように、フロントエンドパーソナルコ
ンピュータにおいてページレイアウトデータを作成する
場合、画像データそのものではなく、データ容量の少な
い間引き画像データを用いて作成することにより、取り
扱い得るデータ容量が小さいフロントエンドパーソナル
コンピュータであっても、十分にページレイアウトデー
タを作成することができる。
【0007】こうして、ページ上へ貼り込むべき文字や
画像を全て貼り込んでページレイアウトデータの作成が
終了したら、フロントエンドパーソナルコンピュータ
は、作成したページレイアウトデータをサーバワークス
テーションへ転送する。サーバワークステーションで
は、転送されたページレイアウトデータに基づいて、貼
り込まれた文字については対応するフォントデータなど
を読み出し、貼り込まれた画像については対応する画像
データを先のハードディスクより読み出して、最終出力
画像を生成し、イメージセッタなどの出力デバイス等へ
出力する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のページレイアウトデータ作成装置においては、
次のような問題点があった。すなわち、サーバワークス
テーションからフロントエンドパーソナルコンピュータ
へ一旦間引き画像データを転送した後は、サーバワーク
ステーション側において、格納されている画像データを
レタッチプログラムなどに基づいて修正すると、その修
正した結果が、フロントエンドパーソナルコンピュータ
側において、格納されている間引き画像データに反映さ
れない(すなわち、画像データを修正しても、その画像
データに対応する間引き画像データは修正されない)。
従って、サーバワークステーション側で画像データを修
正した後に、フロントエンドパーソナルコンピュータ側
でその画像データに対応する画像について貼り込みを行
った場合、修正前の古い間引き画像データがページレイ
アウトデータに挿入されてしまい、サーバワークステー
ション側に格納されている画像データとページレイアウ
トデータに挿入されている間引き画像データとが一致し
なくなるという問題があった。
【0009】また、サーバワークステーション側で画像
データを修正する前に、フロントエンドパーソナルコン
ピュータ側で既にその画像データに対応する画像につい
て貼り込みを行っている場合は、その修正した結果がペ
ージレイアウトデータに既に挿入されてしまっている間
引き画像データに反映されず、その場合も、サーバワー
クステーション側に格納されている画像データとページ
レイアウトデータに挿入されている間引き画像データと
が一致しなくなるという問題があった。
【0010】なお、従来、オペレーティングシステムの
機能として、例えば、マイクロソフト社のOLE(Obje
ct Linking and Embedding)やアップル社の発行/引用
機能などのような、貼り込み元の画像(すなわち、画像
データ)が修正されたら、その修正した結果を貼り込ん
だ画像(すなわち、間引き画像データ)に反映させる動
的貼り込み機能が用意されている場合もある。従って、
貼り込み元の画像を扱うレタッチプログラムと貼り込み
先の画像を扱うページレイアウトプログラムの双方が、
このような動的貼り込み機能に対応していれば、修正し
た結果を貼り込んだ画像に反映させることもできる。し
かし、一般に、サーバワークステーションとフロントエ
ンドパーソナルコンピュータとでは、それぞれ異なるオ
ペレーティングシステムが稼動しているため、サーバワ
ークステーションとフロントエンドパーソナルコンピュ
ータとの間において上記した動的貼り込み機能を働かせ
ることはできない。
【0011】以上のように、ページレイアウトデータに
挿入されている間引き画像データが、サーバワークステ
ーション側に格納されている画像データと一致しない
と、フロントエンドパーソナルコンピュータ側におい
て、ページレイアウトデータに基づいてモニタ画面上に
ページのレイアウトを表示しても、そこに表示されてい
る個々の画像(間引き画像データに基づいて表示される
画像)が、実際にサーバワークステーション側に格納さ
れている画像(画像データ)と一致しないことになり、
そのため、オペレータはモニタ画面を見ながら指示をし
ようとしても、的確な指示が行えない場合がある。
【0012】従って、本発明の第1の目的は、上記した
従来技術の問題点を解決し、サーバワークステーション
などのサーバ画像処理装置からフロントエンドパーソナ
ルコンピュータなどのフロントエンドページレイアウト
装置へ間引き画像データなどの副画像データを転送した
後でも、サーバ画像処理装置側において画像データを修
正した結果を、フロントエンドページレイアウト装置側
において副画像データに反映させることができるページ
レイアウト作成装置を提供することにある。
【0013】本発明の第2の目的は、フロントエンドペ
ージレイアウト装置側で既に画像の貼り込みを行ってい
る場合でも、サーバ画像処理装置側においてその貼り込
まれた画像に対応する画像データを修正した結果を、フ
ロントエンドページレイアウト装置側においてページレ
イアウトデータに挿入されている副画像データに反映さ
せることができるページレイアウトデータ作成装置を提
供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段及びその作用】上記した第
1の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、
ネットワークを介して互いに接続されるサーバ画像処理
装置とフロントエンドページレイアウト装置とを有し、
ページ上における画像のレイアウトを表わすページレイ
アウトデータを作成するページレイアウトデータ作成装
置であって、前記サーバ画像処理装置が、複数の画像デ
ータをそれぞれ主画像ファイルとして格納する主画像フ
ァイル格納手段と、前記画像データが前記画像ファイル
格納手段に書き込まれた日時を示す主画像ファイル作成
日時のデータを格納する主画像ファイル作成日時格納手
段と、前記フロントエンドページレイアウト装置側より
主画像ファイル作成日時データの転送要求があった場合
に、その転送要求に応じて前記主画像ファイル作成日時
格納手段より主画像ファイル作成日時データを読み出し
て前記ネットワークを介して前記フロントエンドページ
レイアウト装置に転送する作成日時転送手段と、前記フ
ロントエンドページレイアウト装置側より画像データの
転送要求があった場合に、その転送要求に応じて前記主
画像ファイル格納手段より画像データを読み出し、前記
ネットワークを介して前記フロントエンドページレイア
ウト装置に転送する画像データ転送手段と、を備えると
共に、前記フロントエンドページレイアウト装置は、複
数の前記画像データに各々対応し、対応する画像データ
より作成される副画像データをそれぞれ副画像ファイル
として格納する副画像ファイル格納手段と、前記副画像
データが前記副画像ファイル格納手段に書き込まれた日
時を示す副画像ファイル作成日時のデータを格納する副
画像ファイル作成日時格納手段と、前記ページレイアウ
トデータを一時的に記憶するページレイアウトデータ記
憶手段と、ページ上に画像を貼り込むために、前記副画
像ファイル格納手段より所望の副画像データを読み出し
て、前記ページレイアウトデータ記憶手段に記憶されて
いる前記ページレイアウトデータに挿入する画像貼り込
み手段と、前記ネットワークを介して前記サーバ画像処
理装置側に前記主画像ファイル作成日時データの転送を
要求する作成日時転送要求手段と、該作成日時転送要求
手段による転送要求に応じて前記サーバ画像処理装置側
より転送された前記主画像ファイル作成日時データと、
前記副画像ファイル作成日時格納手段より読み出された
前記副画像ファイル作成日時データと、を比較する第1
の比較手段と、該第1の比較手段により、互いに対応す
る対象画像データと対象副画像データについて比較した
結果、前記対象副画像データの副画像ファイル作成日時
の方が、前記対象画像データの主画像ファイル作成日時
より先である場合に、前記ネットワークを介して前記サ
ーバ画像処理装置側に、前記対象画像データより作成さ
れる副画像データの転送を要求する画像データ転送要求
手段と、該画像データ転送要求手段による転送要求に応
じて前記サーバ画像処理装置側より転送された、前記対
象画像データより作成された副画像データによって、前
記副画像ファイル格納手段に格納されている前記対象副
画像データを書き換える画像データ書き換え手段と、前
記副画像ファイル作成日時格納手段に格納されている前
記対象副画像データの副画像ファイル作成日時のデータ
を、前記対象副画像データを書き換えた日時に書き換え
る作成日時書き換え手段と、を備えることを特徴として
いる。
【0015】請求項1に記載の発明では、サーバ画像処
理装置からフロントエンドページレイアウト装置へ画像
データを転送して副画像ファイル格納手段に副画像デー
タを格納した後に、その副画像データに対応する画像デ
ータをサーバ画像処理装置側において修正した場合、そ
の副画像データの副画像ファイル作成日時の方がその画
像データの主画像ファイル作成日時よりも先になること
に着目し、主画像ファイル格納手段に格納されている画
像データについての主画像ファイル作成日時と副画像フ
ァイル格納手段に格納されてる副画像データについての
副画像ファイル作成日時とを比較して、副画像ファイル
作成日時の方が主画像ファイル作成日時より先である対
応する画像データと副画像データを求めている。そし
て、求めた画像データを主画像ファイル格納手段より読
み出して、その画像データによって、副画像ファイル格
納手段に格納されている求めた副画像データを書き換え
ている。
【0016】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のページレイアウトデータ作成装置において、前記フロ
ントエンドページレイアウト装置における前記作成日時
転送要求手段が、前記主画像ファイル作成日時データの
転送要求を、前記フロントエンドページレイアウト装置
の起動時に出すことを特徴としている。
【0017】このように、請求項2に記載の発明では、
作成日時転送要求手段が上記した転送要求をフロントエ
ンドページレイアウト装置の起動時に出すことにより、
前述した副画像ファイル格納手段に格納されている副画
像データの書き換えを、フロントエンドページレイアウ
ト装置の起動時に行うようにしている。
【0018】また、上記した第2の目的を達成するため
に、請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載
のページレイアウトデータ作成装置において、前記フロ
ントエンドページレイアウト装置が、前記副画像データ
を前記ページレイアウトデータに挿入した日時を示す貼
り込み日時のデータを当該ページレイアウトデータに挿
入する貼り込み日時挿入手段と、前記ページレイアウト
データより抽出された前記貼り込み日時データと、前記
副画像ファイル作成日時格納手段より読み出された前記
副画像ファイル作成日時データと、を比較する第2の比
較手段と、該第2の比較手段により、前記ページレイア
ウトデータに挿入されている副画像データと、該副画像
データに対応する前記副画像ファイル格納手段に格納さ
れている副画像データと、について比較した結果、前記
ページレイアウトデータに挿入されている前記副画像デ
ータの貼り込み日時の方が、前記副画像ファイル格納手
段に格納されている前記副画像データの副画像ファイル
作成日時より先である場合に、前記副画像ファイル格納
手段に格納されている前記副画像データを読み出して、
該副画像データによって、前記ページレイアウトデータ
に挿入されている前記副画像データを書き換える画像貼
り替え手段と、をさらに備えることを特徴としている。
【0019】請求項3に記載の発明では、ページレイア
ウトデータに副画像データが挿入された後に、その副画
像データに対応する副画像ファイル格納手段に格納され
ている副画像データが書き換えられた場合、その副画像
データの貼り込み作成日時の方がその副画像データの副
画像ファイル作成日時よりも先になることに着目し、ペ
ージレイアウトデータに挿入されている副画像データに
ついての貼り込み日時と副画像ファイル格納手段に格納
されている副画像データについての副画像ファイル作成
日時とを比較して、副画像ファイル作成日時の方が主画
像ファイル作成日時より先である副画像データ、すなわ
ち、ページレイアウトデータに挿入されている副画像デ
ータと副画像ファイル格納手段に格納されている副画像
データを求めている。そして、その副画像データを副画
像ファイル格納手段より読み出して、その副画像データ
によって、ページレイアウトデータに挿入されている求
めた副画像データを書き換えている。
【0020】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
のページレイアウトデータ作成装置において、前記フロ
ントエンドページレイアウト装置における前記第2の比
較手段が、前記ページレイアウトデータより抽出された
前記貼り込み日時データと、前記副画像ファイル作成日
時格納手段より読み出された前記副画像ファイル作成日
時データと、の比較を、前記ページレイアウトデータを
前記ページレイアウトデータ記憶手段に書き込む際に行
うことを特徴としている。
【0021】このように、請求項4に記載の発明では、
第2の比較手段が上記した比較を、ページレイアウトデ
ータをページレイアウトデータ記憶手段に書き込む際に
行うことにより、前述したページレイアウトデータに挿
入されている副画像データの書き換えを、ページレイア
ウトデータの書き込み時に行うようにしている。
【0022】請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4
のうちの任意の一つに記載のページレイアウトデータ作
成装置において、前記フロントエンドページレイアウト
装置における前記副画像ファイル作成日時格納手段が、
前記副画像データに対応する画像データの主画像ファイ
ル作成日時と同一の日時を前記副画像ファイル作成日時
として格納すると共に、前記作成日時書き換え手段は、
前記副画像ファイル作成日時格納手段に格納されてい
る、前記対象副画像データの副画像ファイル作成日時
を、前記画像ファイル作成日時格納手段に格納されてい
る、前記対象画像データの主画像ファイル作成日時と同
一の日時に書き換えることを特徴としている。
【0023】このように、請求項5に記載の発明では、
副画像ファイル作成日時格納手段に格納される副画像フ
ァイル作成日時を、副画像データに対応する画像データ
の主画像ファイル作成日時と同一の日時としている。
【0024】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
のページレイアウトデータ作成装置において、前記フロ
ントエンドページレイアウト装置における前記画像デー
タ転送要求手段が、前記第1の比較手段により、対応す
る画像データと副画像データについて比較した結果、前
記対象副画像データの副画像ファイル作成日時と前記対
象画像データの主画像ファイル作成日時とが異なる場合
に、前記ネットワークを介して前記サーバ画像処理装置
側に、前記対象画像データより作成される副画像データ
の転送を要求することを特徴としている。
【0025】請求項6に記載の発明では、副画像ファイ
ル作成日時格納手段に格納される副画像ファイル作成日
時を、副画像データに対応する画像データの主画像ファ
イル作成日時と同一の日時としているため、対象副画像
データの副画像ファイル作成日時と対象画像データの主
画像ファイル作成日時とが異なるか否かだけを判定する
だけで良く、どちらの日時が先かについては判定しな
い。
【0026】請求項7に記載の発明は、請求項1乃至6
のうちの任意の一つに記載のページレイアウトデータ作
成装置において、前記画像データ転送手段は、前記フロ
ントエンドページレイアウト装置より画像データの転送
要求があった場合に、前記主画像ファイル格納手段より
読み出した画像データを間引く画像データ間引き手段を
備えることを特徴としている。請求項7に記載の発明で
は、要求された画像データが間引かれて、サーバ画像処
理装置からフロントエンドページレイアウト装置に転送
され、間引かれた画像データが副画像データとして副画
像ファイル格納手段に格納される。
【0027】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。図1は本発明の第1の実施例としてのページ
レイアウトデータ作成装置の構成を示すブロック図であ
る。
【0028】本実施例に係るページレイアウトデータ作
成装置はフロントエンドパーソナルコンピュータ100
とサーバワークステーション200とを備えている。
【0029】このうち、フロントエンドパーソナルコン
ピュータ100は、CPU(中央処理装置)110と、
第1のメモリ120と、第2のメモリ130と、フレキ
シブルディスク140と、ハードディスク150と、ネ
ットワークインタフェース160と、モニタ170を備
えている。
【0030】一方、サーバワークステーション200
は、CPU210と、メモリ220と、ネットワークイ
ンタフェース230と、ハードディスク240と、入力
スキャナ250を備えている。
【0031】そして、フロントエンドパーソナルコンピ
ュータ100とサーバワークステーション200は、ネ
ットワークインタフェース160,230によりネット
ワーク300を介して接続されている。また、フロント
エンドパーソナルコンピュータ100のCPU110と
サーバワークステーション200のCPU210は、そ
れぞれ異なるオペレーティングシステムが稼動してい
る。そして、各々のCPU110,210は、いずれ
も、それぞれのオペレーティングシステムによって、複
数のプログラムがタイムシェアリングで稼動することが
できる。なお、フロントエンドパーソナルコンピュータ
100における時計とサーバワークステーション200
における時計とは互いに一致している。
【0032】また、フロントエンドパーソナルコンピュ
ータ100の第1のメモリ120には作成中のページレ
イアウトデータ122が記憶される。第2のメモリ13
0にはフロントエンドデーモンプログラム132とペー
ジレイアウトプログラム134が記憶されている。フレ
キシブルディスク140には作成の終了したページレイ
アウトデータが格納される。ハードディスク150には
複数の間引かれた画像データ(間引き画像データ)15
2が間引き画像ファイルとしてそれぞれ格納される。こ
こで、デーモンプログラム(daemon program)とは、オ
ペーレータには直接認識されず、バックグラウンドで影
動作するプログラムをいう。
【0033】一方、サーバワークステーション200の
メモリ220にはスキャナ入力プログラム222とレタ
ッチプログラム224とサーバデーモンプログラム22
6が記憶されている。ハードディスク240には複数の
画像データが画像ファイルとしてそれぞれ格納されてい
る。
【0034】ここで、ハードディスク240は請求項1
に記載の主画像ファイル格納手段及び主画像ファイル作
成日時格納手段に対応している。また、ハードディスク
150は副画像ファイル格納手段及び副画像ファイル作
成日時格納手段に対応している。さらに、第1のメモリ
120はページレイアウトデータ記憶手段に対応してい
る。
【0035】図2は図1のサーバデーモンプログラム2
26、並びにフロントエンドデーモンプログラム132
及びページレイアウトプログラム134の主な内容を示
す説明図である。サーバデーモンプログラム226は、
図2(a)に示すように作成日時転送手段226aと画
像データ転送手段226bを備えており、CPU210
が、このようなサーバデーモンプログラム226に従う
ことにより、作成日時転送手段226a,画像データ転
送手段226bとして働く。従って、CPU110及び
サーバデーモンプログラム226は請求項1に記載の作
成日時転送手段,画像データ転送手段に対応する。
【0036】また、フロントエンドデーモンプログラム
132は、図2(b)に示すように作成日時転送要求手
段132aと作成日時比較手段132bと画像データ転
送要求手段132cと画像データ書き換え手段132d
と作成日時書き換え手段132eとを備えており、CP
U110が、このようなフロントエンドデーモンプログ
ラム132に従うことにより、作成日時転送要求手段1
32a,作成日時比較手段132b,画像データ転送要
求手段132c,画像データ書き換え手段132d,作
成日時書き換え手段132eとして働く。また、ページ
レイアウトプログラム134は、図2(c)に示すよう
に画像貼り込み手段134aと日時比較手段134bと
画像貼り替え手段134cとを備えており、CPU11
0が、このようなページレイアウトプログラム134に
従うことにより、画像貼り込み手段134a,日時比較
手段134b,画像貼り替え手段134cとして働く。
【0037】従って、CPU110及びフロントエンド
デーモンプログラム132は請求項1に記載の作成日時
転送要求手段,第1の比較手段,画像データ転送要求手
段,画像データ書き換え手段,作成日時書き換え手段に
対応し、CPU110及びページレイアウトプログラム
134が請求項1に記載の画像貼り込み手段と請求項3
に記載の第2の比較手段,画像貼り替え手段に対応して
いる。
【0038】図1において、まず、画像入力の際には、
サーバワークステーション200のCPU210は、オ
ペレータから画像入力の指示がされると、スキャナ入力
プログラム222に従って、入力スキャナ250より画
像データを取り込み、その画像データを画像ファイルと
してハードディスク240に書き込むと共に、そのファ
イル名とファイルを作成した日時(言い替えれば、画像
データを書き込んだ日時)のデータをハードディスク2
40の管理領域にあるディレクトリに書き込む。こうし
て、ハードディスク240には複数の画像データが画像
ファイルとして格納されることになる。
【0039】次に、画像転送の際には、フロントエンド
パーソナルコンピュータ100のCPU110が、フロ
ントエンドデーモンプログラム132に従って、画像転
送要求をネットワーク300を介してサーバワークステ
ーション200側に送る。すると、サーバワークステー
ション200側では、CPU210が、サーバデーモン
プログラム226に従って、転送要求のあった画像に対
応する画像データをハードディスク240より読み出
し、その画像データを間引いて間引き画像データを作成
し、ネットワーク300を介してフロントエンドパーソ
ナルコンピュータ100側に転送する。
【0040】フロントエンドパーソナルコンピュータ1
00側では、CPU110が、フロントエンドデーモン
プログラム132に従って、転送された間引き画像デー
タを受け取り、その間引き画像データを間引き画像ファ
イルとしてハードディスク150に書き込むと共に、そ
のファイル名とファイルを作成した日時(すなわち、間
引き画像データを書き込んだ日時)のデータをハードデ
ィスク150の管理領域にあるディレクトリに書き込
む。但し、ファイル名としては、ハードディスク240
より読み出したもとの画像ファイル(画像データ)と同
じファイル名を付けるようにする。こうして、ハードデ
ィスク150には、ハードディスク240に格納されて
いる画像データの中の所望の画像データについて、対応
する間引き画像データが間引き画像ファイルとして格納
されることになる。
【0041】このように、ハードディスク240,15
0に格納された画像データ,間引き画像データは、サー
バワークステーション200,フロントエンドパーソナ
ルコンピュータ100の動作終了後もハードディスク2
40,150に保存される。なお、ハードディスク24
0,150に格納された画像データ,間引き画像データ
は何れもビットマップデータの形で保存されている。
【0042】次に、起動時の動作について説明する。図
3は図1のフロントエンドパーソナルコンピュータ10
0の起動時の動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【0043】フロントエンドパーソナルコンピュータ1
00が起動されると、スタートアップシーケンスに従っ
て、フロントエンドデーモンプログラム132が起動さ
れ、CPU110はこのフロントエンドデーモンプログ
ラム132に従うことによって、図3に示す如く動作す
る。
【0044】まず、CPU110は、ネットワーク30
0を介してサーバワークステーション200側に画像フ
ァイル作成日時の一覧のデータの転送を要求する(ステ
ップS1)。それにより、サーバワークステーション2
00側では、CPU210がハードディスク240の管
理領域にあるディレクトリから、画像ファイル作成日時
の一覧のデータを読み出して、ネットワーク300を介
してフロントエンドパーソナルコンピュータ100側に
転送する。
【0045】なお、転送される画像ファイル作成日時の
一覧は、必ずしも、ハードディスク240に格納されて
いる全ての画像ファイル(画像データ)についての一覧
である必要はなく、ハードディスク240に格納されて
いる画像ファイルのうち、予め設定された特定の画像フ
ァイルについての一覧であっても良い。
【0046】次に、CPU110は、ハードディスク1
50の管理領域にあるディレクトリから、間引き画像フ
ァイル作成日時の一覧のデータを読み出す(ステップS
2)。その後、CPU110は、サーバワークステーシ
ョン200側より転送された画像ファイル作成日時の一
覧のデータとハードディスク150より読み出した間引
き画像ファイルの作成日時の一覧のデータをそれぞれ、
ファイル名についてアルファベット順に並べ替える(ス
テップS3)。そして、CPU110は、画像ファイル
作成日時の一覧のデータと間引き画像ファイルの作成日
時の一覧のデータとをファイル名のアルファベット順に
一つずつ比較し(ステップS4)、その比較結果に基づ
いて、対象となるファイル名が次の4つの条件I〜IVの
何れに当てはまるかを判定する(ステップS5)。
【0047】条件I:画像ファイル作成日時の一覧には
対象となるファイル名が存在するが、間引き画像ファイ
ル作成日時の一覧にはそのファイル名が存在しない。 条件II:間引き画像ファイル作成日時の一覧には対象と
なるファイル名が存在するが、画像ファイル作成日時の
一覧にはそのファイル名が存在しない。 条件III:画像ファイル作成日時の一覧にも間引き画像
ファイル作成日時の一覧にも対象となるファイル名が存
在し、かつ、そのファイル名の画像ファイルの作成日時
が間引き画像ファイルの作成日時よりも先である。 条件IV:画像ファイル作成日時の一覧にも間引き画像フ
ァイル作成日時の一覧にも対象となるファイル名が存在
し、かつ、そのファイル名の画像ファイルの作成日時が
間引き画像ファイルの作成日時よりも後である。
【0048】条件Iまたは条件IVに当てはまる場合、C
PU110は、判定の対象となったファイル名の画像フ
ァイルの転送要求をネットワーク300を介してサーバ
ワークステーション200側に送る(ステップS6)。
【0049】すると、サーバワークステーション200
側では、CPU210が、転送要求のあった画像ファイ
ル(画像データ)をハードディスク240より読み出
し、その画像データを間引いて間引き画像データを作成
し、ネットワーク300を介してフロントエンドパーソ
ナルコンピュータ100側に転送する。
【0050】フロントエンドパーソナルコンピュータ1
00側では、CPU110が、転送された間引き画像デ
ータを受け取り、ハードディスク150に判定の対象と
なったファイル名の間引き画像ファイルが存在していな
い場合(すなわち、条件Iに当てはまる場合)は、その
受け取った間引き画像データを新たな間引き画像ファイ
ルとして、ハードディスク150に書き込む(ステップ
S7)と共に、そのファイル名(すなわち、判定の対象
となったファイル名と同じファイル名)とファイルを作
成した日時のデータをディレクトリに書き込む(ステッ
プS8)。また、ハードディスク150に判定の対象と
なったファイル名の間引き画像ファイルが存在している
場合(すなわち、条件IVに当てはまる場合)には、その
間引き画像ファイルを更新すべく、受け取った間引き画
像データをハードディスク150に書き込む(ステップ
S7)と共に、ファイルを更新した日時を新たなファイ
ル作成日時としてディレクトリを書き込む(ステップS
8)。以上の処理が終了したら、ステップS10に進
む。
【0051】また、条件IIに当てはまる場合は、CPU
110は、ハードディスク150より、判定の対象とな
ったファイル名の間引き画像ファイルを削除し(ステッ
プS9)、ステップS10に進む。また、条件IIIに当
てはまる場合は、直ちにステップS10に進む。
【0052】ステップS10では、画像ファイル作成日
時の一覧及び間引き画像ファイル作成日時の一覧に載っ
ている全てのファイル名について、上記した条件判定が
終了したがどうかを判断し、まだ条件判定していないフ
ァイル名が残っている場合はステップS4に戻り、全て
終了している場合には起動時の処理を終了して、後で述
べる起動後の処理に移る。
【0053】このように、フロントエンドパーソナルコ
ンピュータ100の起動時に、上記した処理を行うこと
により、フロントエンドパーソナルコンピュータ100
側のハードディスク150に格納されている全ての間引
き画像ファイル(間引き画像データ)を、サーバワーク
ステーション200側のハードディスク240に格納さ
れている画像ファイル(画像データ)と一致させること
ができる。
【0054】そのため、フロントエンドパーソナルコン
ピュータ100の起動前に、例え、サーバワークステー
ション200のCPU210が、レタッチプログラム2
24に従って、ハードディスク240に格納されている
画像データに修正を加えていたとしても、その修正した
結果を、フロントエンドパーソナルコンピュータ100
側のハードディスク150に格納されている間引き画像
データに反映させることができる。
【0055】従って、フロントエンドパーソナルコンピ
ュータ100の起動後に、後述するように、フロントエ
ンドパーソナルコンピュータ100側で、修正の行われ
た画像データに対応する画像について貼り込みを行った
場合でも、常に修正後の新しい間引き画像データがペー
ジレイアウトデータ122に挿入されることになり、サ
ーバワークステーション200側のハードディスク24
0に格納されている画像データと、ページレイアウトデ
ータ122に挿入されている間引き画像データとを常に
一致させることができる。
【0056】次に、起動後の動作について説明する。図
4は図1のフロントエンドパーソナルコンピュータ10
0の起動後の動作を説明するためのフローチャートであ
る。CPU110は起動後もフロントエンドデーモンプ
ログラム132に従うことによって、図4に示す如く動
作する。
【0057】起動後の処理に移ると、CPU110は、
フロントエンドデーモンプログラム132に従って、ペ
ージレイアウトプログラム134による転送要求イベン
トの発生を待っている(ステップS21)。なお、イベ
ントとは異なるプログラム間で発生する命令をいう。
【0058】そこで、オペレータが、ハードディスク1
50に格納されている間引き画像ファイルを全て最新の
ものに更新することを希望して、その指示を出すと、ペ
ージレイアウトプログラム134によって転送要求イベ
ントが発生され、CPU110は、その転送要求イベン
トの発生により、フロントエンドデーモンプログラム1
32に従って、ネットワーク300を介してサーバワー
クステーション200側に画像ファイル作成日時の一覧
のデータの転送を要求する(ステップS22)。なお、
それ以後の処理(ステップS23〜ステップS31)は
前述の起動時の処理(ステップS2〜ステップS10)
と同じであるので、それらについて説明は省略する。但
し、ステップ31において、全てのファイル名について
条件判定が終了していると判断された場合は、再び、ス
テップS21に戻り、CPU110は転送要求イベント
の発生を待つ状態に戻る。
【0059】このように、フロントエンドパーソナルコ
ンピュータ100が起動した後であっても、オペレータ
が必要に応じて上記指示を出すことにより、フロントエ
ンドパーソナルコンピュータ100側のハードディスク
150に格納されている全ての間引き画像ファイル(間
引き画像データ)を、サーバワークステーション200
側のハードディスク240に格納されている画像ファイ
ル(画像データ)と一致させ、最新のものとすることが
できる。
【0060】そのため、フロントエンドパーソナルコン
ピュータ100が起動した後に、例え、サーバワークス
テーション200のCPU210がハードディスク24
0に格納されている画像データに修正を加えたとして
も、その修正した結果を、ハードディスク150に格納
されている間引き画像データに反映させることができ
る。
【0061】従って、オペレータが必要なときに上記指
示を出せば、それ以後は、修正の行われた画像データに
対応する画像について貼り込みを行っても、常に修正後
の新しい間引き画像データがページレイアウトデータ1
22に挿入されることになり、サーバワークステーショ
ン200側のハードディスク240に格納されている画
像データと、ページレイアウトデータ122に挿入され
ている間引き画像データとを常に一致させることができ
る。
【0062】では次に、ページレイアウトデータ122
を作成する際の動作について説明する。まず、フロント
エンドパーソナルコンピュータ100のCPU110
が、ページレイアウトプログラム134に従って、オペ
レータからの指示により文字及び画像をページ上の所望
の位置に貼り込んでゆき、その貼り込み結果を第1のメ
モリ120にページレイアウトデータ122として書き
込んでいく。また、このとき、CPU110は第1のメ
モリ120に記憶されたページレイアウトデータ122
を読み出し、そのデータに基づいてモニタ170の画面
上に、ページのレイアウトを表示する。
【0063】図5は図1の第1のメモリ120に記憶さ
れているページレイアウトデータ122の構成とそれに
基づいてモニタ170の画面上に表示されるページのレ
イアウトを示す説明図である。図5において、(a)は
ページレイアウトデータの構成を示しており、(b)は
ページのレイアウトを示している。
【0064】図5(a)に示すように、ページレイアウ
トデータ122は、ページ上における文字のレイアウト
を表わすためのテキストレイアウトオブジェクト122
aと、画像のレイアウトを表わすための画像レイアウト
オブジェクト122bと、で構成される。そして、この
ページレイアウトデータ122に基づいて、モニタ17
0の画面上には、図5(b)に示すようにテキスト(す
なわち、文字)122Aと画像122Bとが貼り込まれ
たページ122Cのレイアウトが表示される。
【0065】それでは、画像の貼り込みついて具体的に
説明する。まず、オペレータがモニタ170の画面を見
ながら貼り込むべき画像を指示すると、CPU110
は、ページレイアウトプログラム134に従って、ハー
ドディスク150に格納されている複数の間引き画像デ
ータの中から、指示された画像に対応する間引き画像デ
ータを読み出す。そして、オペレータが貼り込みたい位
置などを指示すると、CPU110は、読み出した間引
き画像データそのものを、その間引き画像データの元に
なった画像データのファイル名と、指示された貼り込み
位置の座標(貼り込み座標)と、貼り込んだ日時(貼り
込み日時)などの各データと共に、図5(b)に示すよ
うに画像レイアウトオブジェクト122bとして、ペー
ジレイアウトデータ122に挿入する。なお、上記した
貼り込み日時は、ページレイアウトデータ122に画像
レイアウトオブジェクト122bを挿入した日時と言い
替えることができる。こうして、CPU110は、ペー
ジ122C上に画像122Bを1つ貼り込む毎に、画像
レイアウトオブジェクト122bを1つ作成して、第2
のメモリ130内のページレイアウトデータ122に付
け加えていく。なお、上記した間引き画像データはビッ
トマップ(ラスタ)データの形で挿入されている。
【0066】以上のようにして、ページ上へ貼り込むべ
き文字や画像を全て貼り込んでページレイアウトデータ
122の作成が終了したら、CPU110は、ページレ
イアウトプログラム134に従って、作成したページレ
イアウトデータ122を第1のメモリ120より読み出
して、フレキシブルディスク140へ書き込むことによ
り、ページレイアウトデータ122をセーブする。
【0067】次に、このようにしてセーブしたページレ
イアウトデータ122を、例えば修正するために、フレ
キシブルディスク140より読み出す際の動作について
説明する。図6はセーブしたページレイアウトデータ1
22を読み出す際の動作を説明するためのフローチャー
トである。
【0068】オペレータより、セーブした所望のページ
レイアウトデータ122について読み出しの指示がある
と、フロントエンドパーソナルコンピュータ100のC
PU110は、ページレイアウトプログラム134に従
って、更新フラグをオフにする(ステップS41)。な
お、更新フラグは例えばCPUメモリなどに格納されて
いる。
【0069】次に、CPU110は、フレキシブルディ
スク140上に格納されている複数のセーブされたペー
ジレイアウトデータの中から、指示されたページレイア
ウトデータ122を見つけ出し、そのページレイアウト
データ122について、先頭のレイアウトオブジェクト
から順番に、読み出されていないレイアウトオブジェク
トが有るかどうかを判断する(ステップS42)。読み
出されていないレイアウトオブジェクトが有る場合に
は、そのレイアウトオブジェクトを読み出して、第1の
メモリ120に書き込む(ステップS43)。
【0070】さらに、CPU110は、書き込んだレイ
アウトオブジェクトが画像レイアウトオブジェクトであ
るかどうかを判断する(ステップS44)。そして、画
像レイアウトオブジェクト122bである場合は、その
画像レイアウトオブジェクト122b内にあるファイル
名と同一のファイル名を持つ間引き画像ファイルについ
て、そのファイルの作成日時のデータをハードディスク
150の管理領域にあるディレクトリより読み出し、そ
のファイルの作成日時のデータと画像レイアウトオブジ
ェクト122b内にある貼り込み日時のデータとを比較
する(ステップS45)。
【0071】CPU110は、その比較結果に基づい
て、貼り込み日時の方がファイル作成日時よりも先であ
るかどうかを判断し(ステップS46)、貼り込み日時
の方が先である場合にはハードディスク150より該当
するファイル名の間引き画像ファイル(間引き画像デー
タ)を読み出して、その間引き画像データで、第1のメ
モリ120上の上記画像レイアウトオブジェクト内にあ
る間引き画像データを書き換えると共に、その間引き画
像データを書き換えた日時を新たな貼り込み日時として
書き込む(ステップS47)。その後、前述の更新フラ
グをオンにして(ステップS48)、ステップS42に
戻る。
【0072】なお、ステップS44において画像オブジ
ェクトでないと判断された場合、及び、ステップ46に
おいて貼り込み日時の方が後であると判断された場合
も、ステップS42に戻る。
【0073】ステップS42において、読み出されてい
ないレイアウトオブジェクトが一つも無い場合には、ス
テップS49に進む。すなわち、このときには、上記し
たページレイアウトデータ122について全てレイアウ
トオブジェクトがフレキシブルディスク140から読み
出され、第1のメモリ120に書き込まれたことにな
る。
【0074】次に、CPU110は、更新フラグがオン
になっているかどうかを判断し(ステップS49)、更
新フラグがオンになっている場合には、何れかの画像レ
イアウトオブジェクトについて間引き画像データの書き
換えが行われたわけであるので、フレキシブルディスク
140内の上記ページレイアウトデータ122を更新す
べく、第1のメモリ120上にあるページレイアウトデ
ータを読み出して、そのページレイアウトデータによっ
てフレキシブルディスク140内の上記ページレイアウ
トデータ122を書き換えて(ステップS50)、一連
の処理を終了する。また、更新フラグがオフになってい
る場合には、フレキシブルディスク140内の上記ペー
ジレイアウトデータ122の更新は行わないで、処理を
終了する。なお、以上のような処理を以下動的貼り込み
処理という。
【0075】こうして、第1のメモリ120にはフレキ
シブルディスク140にセーブされた所望のページレイ
アウトデータ122が読み出され、その後は、その読み
出されたページレイアウトデータ122に対して修正な
どの処理が施される。
【0076】以上のように、セーブされたページレイア
ウトデータ122をフレキシブルディスク140より読
み出す際に、上記した動的貼り込み処理を行うことによ
り、読み出したページレイアウトデータ122に挿入さ
れている間引き画像データを、ハードディスク150に
格納されている間引き画像データと一致させることがで
きる。そのため、例えば、サーバワークステーション2
00のCPU210が、ハードディスク240に格納さ
れている画像データに修正を加えていたとしても、上記
したように、フロントエンドパーソナルコンピュータ1
00側のハードディスク150に格納されている全ての
間引き画像ファイルが最新のものに更新されていさえす
れば、その後、上記したようにしてページレイアウトデ
ータ122が読み出されることにより、そのページレイ
アウトデータ122には修正後の新しい間引き画像デー
タが挿入されることになり、サーバワークステーション
200側のハードディスク240に格納されている画像
データと、ページレイアウトデータ122に挿入されて
いる間引き画像データとを常に一致させることができ
る。
【0077】ところで、以上説明した実施例において
は、間引き画像ファイルを作成または更新する際には、
ファイル作成日時として、その間引き画像ファイルを作
成または更新した日時をそのままハードディスク150
の管理領域にあるディレクトリに記憶させているため、
以下に述べるように、無駄な処理を行う場合がある。
【0078】図7は間引き画像ファイルのファイル作成
日時としてそのファイルを作成または更新した日時を記
憶させている場合の処理を説明するための説明図であ
る。
【0079】図7に示すように、今、1台のサーバワー
クステーション200に対し2台のフロントエンドパー
ソナルコンピュータ100,400がネットワーク30
0によって接続されている場合について考えてみる。
【0080】サーバワークステーション200のハード
ディスクに格納されている或る画像ファイルF0のファ
イル作成日時がD0であるとする。そして、その画像フ
ァイルF0に基づいて、まず、1台目のフロントエンド
パーソナルコンピュータ100のハードディスクに間引
き画像ファイルF1を作成し、その後、2台目のフロン
トエンドパーソナルコンピュータ400のハードディス
クに間引き画像ファイルF2を作成する。但し、間引き
画像ファイルF1が作成された後から間引き画像ファイ
ルF2が作成される前までの間に、画像ファイルF0は
修正されないものとする。ここで、間引き画像ファイル
をF1のファイル作成日時をD1とし、間引き画像ファ
イルをF2のファイル作成日時をD2とすると、間引き
画像ファイルF1と間引き画像ファイルF2とは、画像
内容の点では全く同じであるが、ファイル作成日時の点
ではD1とD2で異なることになる。すなわち、ファイ
ル作成日時を早い順に並べると、D0,D1,D2の順
になる。
【0081】一方、1台目のフロントエンドパーソナル
コンピュータ100において、作成した間引き画像ファ
イルF1に基づいてページ上への画像の貼り込みを行っ
て、ページレイアウトデータP1を作成し、そのページ
レイアウトデータP1をフレキシブルディスクFDにセ
ーブする。このときの画像の貼り込み日時をD12とす
る。その後、そのフレキシブルディスクFDを2台目の
フロントエンドパーソナルコンピュータ400のところ
に持ってきて、セーブされているページレイアウトデー
タP1をフレキシブルディスクFDより読み出して修正
する。
【0082】しかし、このとき、上記した貼り込み日時
D12がファイル作成日時D2よりも先である場合に
は、2台目のフロントエンドパーソナルコンピュータ4
00において、ページレイアウトデータP1に対し前述
した動的貼り込み処理が行われて、貼り込まれていた間
引き画像ファイルF1に基づいた画像が、間引き画像フ
ァイルF2に基づいて貼り替えられる。すなわち、間引
き画像ファイルF1と間引き画像ファイルF2とは画像
内容の点で全く同じであるにも関わらず、画像が貼り替
えられてしまい、無駄な処理が行なわれることになる。
【0083】そこで、このような無駄な処理が行われる
ことがないように、次に述べる実施例においては、間引
き画像ファイルを作成または更新する際には、ファイル
作成日時として、その間引き画像ファイルを作成または
更新した日時ではなく、もとになる画像ファイルのファ
イル作成日時(すなわち、ハードディスク240の管理
領域にあるディレクトリに格納されているファイル作成
日時)と同一の日時を、ハードディスク150の管理領
域にあるディレクトリに記憶させるようにしている。
【0084】このため、本実施例では、フロントエンド
パーソナルコンピュータ100の起動時の動作は図8に
示すとおりになる。図8は本発明の第2の実施例におけ
るフロントエンドパーソナルコンピュータ100の起動
時の動作を説明するためのフローチャートである。図8
において、ステップS61〜ステップS64の処理は、
前述の図3のステップS1〜ステップS4の処理と同じ
である。
【0085】しかし、図8において、その後のステップ
S65の判定処理における4つの条件が、図3のステッ
プS5の場合と異なっている。すなわち、ステップS6
5では、対象となるファイル名が次の4つの条件V〜VI
IIの何れに当てはまるかを判定する。
【0086】条件V:画像ファイル作成日時の一覧には
対象となるファイル名が存在するが、間引き画像ファイ
ル作成日時の一覧にはそのファイル名が存在しない。 条件VI:間引き画像ファイル作成日時の一覧には対象と
なるファイル名が存在するが、画像ファイル作成日時の
一覧にはそのファイル名が存在しない。 条件VII:画像ファイル作成日時の一覧にも間引き画像
ファイル作成日時の一覧にも対象となるファイル名が存
在し、かつ、そのファイル名の画像ファイルの作成日時
と間引き画像ファイルの作成日時が等しい。 条件VIII:画像ファイル作成日時の一覧にも間引き画像
ファイル作成日時の一覧にも対象となるファイル名が存
在し、かつ、そのファイル名の画像ファイルの作成日時
と間引き画像ファイルの作成日時が異なる。
【0087】また、図8において、ステップS66〜ス
テップS68の処理が、図3のステップS6〜ステップ
S8の処理と異なっている。
【0088】すなわち、条件Vまたは条件VIIIに当ては
まる場合、CPU110は、判定の対象となったファイ
ル名の画像ファイルの転送要求をネットワーク300を
介してサーバワークステーション200側に送る(ステ
ップS66)。すると、サーバワークステーション20
0側では、CPU210が、転送要求のあった画像ファ
イル(画像データ)をハードディスク240より読み出
すと共に、ハードディスク240の管理領域にあるディ
レクトリから、その画像ファイルのファイル作成日時の
データを読み出す。そして、読み出した画像データにつ
いては、データの間引きを行って間引き画像データを作
成し、読み出した画像ファイル作成日時のデータと共に
ネットワーク300を介してフロントエンドパーソナル
コンピュータ100側に転送する。
【0089】フロントエンドパーソナルコンピュータ1
00側では、CPU110が、転送された間引き画像デ
ータと画像ファイル作成日時のデータを受け取り、ハー
ドディスク150に判定の対象となったファイル名の間
引き画像ファイルが存在していない場合(すなわち、条
件Vに当てはまる場合)は、その受け取った間引き画像
データを新たな間引き画像ファイルとして、ハードディ
スク150に書き込む(ステップS67)と共に、その
ファイル名(すなわち、判定の対象となったファイル名
と同じファイル名)と、転送された画像ファイル作成日
時と同じ日時をディレクトリに書き込む(ステップS6
8)。また、ハードディスク150に判定の対象となっ
たファイル名の間引き画像ファイルが存在している場合
(すなわち、条件VIIIに当てはまる場合)には、その間
引き画像ファイルを更新すべく、受け取った間引き画像
データをハードディスク150に書き込む(ステップS
67)と共に、転送された画像ファイル作成日時のデー
タを新たなファイル作成日時のデータとしてディレクト
リを書き込む(ステップS68)。以上の処理が終了し
たら、ステップS70に進む。
【0090】その他、図8において、ステップS69,
ステップS70の処理は、図3のステップS9,ステッ
プS10の処理と同じである。
【0091】また、フロントエンドパーソナルコンピュ
ータ100の起動後の動作も図9に示すとおりとなる。
図9は本発明の第2の実施例におけるフロントエンドパ
ーソナルコンピュータ100の起動後の動作を説明する
ためのフローチャートである。図9において、ステップ
S81〜ステップS85,ステップS90,ステップS
91の処理は、前述の図4のステップS21〜ステップ
S25,ステップS30,ステップS31の処理と同じ
である。また、ステップS86〜ステップS89の処理
は、図8のステップS65〜ステップS68の処理と同
じである。よって、図9についての説明は省略する。
【0092】以上のように、本実施例によれば、間引き
画像ファイルを作成または更新する際に、ファイル作成
日時として、もとになる画像ファイルのファイル作成日
時と同一の日時を、ハードディスク150の管理領域に
あるディレクトリに記憶させることによって、同じ内容
の画像に貼り替えられるという無駄な処理が行われるの
を防ぐことができる。
【0093】さて、以上説明した実施例においては、フ
ロントエンドパーソナルコンピュータ100側における
ハードディスク150内の間引き画像ファイルの更新処
理を、図3に示したようにフロントエンドパーソナルコ
ンピュータ100が起動された際に行っていたが、本発
明はこれに限定されるものではなく、例えば、フロント
エンドパーソナルコンピュータ100のCPU110に
おいて、ページレイアウトプログラム134が起動され
た際に、上記処理を行うようにしても良い。
【0094】また、上記した実施例においては、図6に
示したように、動的貼り込み処理を、ページレイアウト
データ122を第1のメモリ120に書き込む際に行っ
ていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例
えば、上記した転送要求イベントの発生によりハードデ
ィスク150内の間引き画像ファイルの更新が行われた
際に、それに伴って、動的貼り込み処理を行うようにし
ても良い。
【0095】また、上記した実施例においては、副画像
として間引き画像を用い、そのため、サーバワークステ
ーション200側において、画像データの間引き処理を
行っていたが、フロントエンドパーソナルコンピュータ
100の取り扱い得るデータ容量が大きい場合には、フ
ロントエンドパーソナルコンピュータ100側におい
て、画像データの間引き処理を行うようにしても良い。
【0096】また、副画像として間引き画像を用いる代
わりに、画像そのもの(すなわち、間引き前の画像その
もの)を用いても良く、その場合はサーバワークステー
ション200の側のハードディスク240に格納されて
いる画像データを間引くことなくそのままフロントエン
ドパーソナルコンピュータ100側のハードディスク1
50に格納すれば良い。
【0097】また、上記した実施例においては、ファイ
ル作成日時や貼り込み日時など「日時」が問題となる
が、ここで「日時」とは、年,月,日,時,分,秒の全
てを対象とする必要はなく、例えば、年,月,日だけで
あっても良いし、月,日,時,分のみであっても良く、
必要に応じて何れかを選択するようにすれば良い。
【0098】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1,2また
は7に記載の発明によれば、サーバ画像処理装置からフ
ロントエンドページレイアウト装置へ画像データを転送
して副画像ファイル格納手段に格納した後に、その副画
像データに対応する画像データをサーバ画像処理装置側
において修正した場合、その修正した結果を、フロント
エンドページレイアウト装置側の副画像ファイル格納手
段に格納している副画像データに反映させることができ
る。
【0099】また、請求項3または4に記載の発明によ
れば、フロントエンドページレイアウト装置側において
ページレイアウトデータに副画像データを挿入して画像
の貼り込んだ後に、その貼り込まれた画像に対応する画
像データをサーバ画像処理装置側において修正した場
合、その修正した結果を、ページレイアウトデータに挿
入されている副画像データに反映させることができる。
【0100】また、請求項5または6に記載の発明によ
れば、副画像ファイル作成日時格納手段に格納する副画
像ファイル作成日時を、副画像データに対応する画像デ
ータを画像ファイル格納手段に書き込んだ日時と同一の
日時とすることにより、ページレイアウトデータに挿入
されている副画像データが同一内容の副画像データに書
き換えられるという無駄な処理を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例としてのページレイアウ
トデータ作成装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1のサーバデーモンプログラム226、並び
にフロントエンドデーモンプログラム132及びページ
レイアウトプログラム134の主な内容を示す説明図で
ある。
【図3】図1のフロントエンドパーソナルコンピュータ
100の起動時の動作を説明するためのフローチャート
である。
【図4】図1のフロントエンドパーソナルコンピュータ
100の起動後の動作を説明するためのフローチャート
である。
【図5】図1の第1のメモリ120に記憶されているペ
ージレイアウトデータ122の構成とそれに基づいてモ
ニタ170の画面上に表示されるページのレイアウトを
示す説明図である。
【図6】セーブしたページレイアウトデータ122を読
み出す際の動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【図7】間引き画像ファイルのファイル作成日時として
そのファイルを作成または更新した日時を記憶させてい
る場合の処理を説明するための説明図である。
【図8】本発明の第2の実施例におけるフロントエンド
パーソナルコンピュータ100の起動時の動作を説明す
るためのフローチャートである。
【図9】本発明の第2の実施例におけるフロントエンド
パーソナルコンピュータ100の起動後の動作を説明す
るためのフローチャートである。
【符号の説明】
100…フロントエンドパーソナルコンピュータ 110…CPU 120…第1のメモリ 122…ページレイアウトデータ 122A…テキスト 122B…画像 122C…ページ 122a…テキストレイアウトオブジェクト 122b…画像レイアウトオブジェクト 130…第2のメモリ 132…フロントエンドデーモンプログラム 132a…作成日時転送要求手段 132b…作成日時比較手段 132c…画像データ転送要求手段 132d…画像データ書き換え手段 132e…作成日時書き換え手段 134…ページレイアウトプログラム 134a…画像貼り込み手段 134b…日時比較手段 134c…画像貼り替え手段 140…フレキシブルディスク 150…ハードディスク 160…ネットワークインタフェース 170…モニタ 200…サーバワークステーション 210…CPU 220…メモリ 222…スキャナ入力プログラム 224…レタッチプログラム 226…サーバデーモンプログラム 226a…作成日時転送手段 226b…画像データ転送手段 230…ネットワークインタフェース 240…ハードディスク 250…入力スキャナ 300…ネットワーク 400…フロントエンドパーソナルコンピュータ D0…ファイル作成日時 D1…ファイル作成日時 D12…貼り込み日時 D2…ファイル作成日時 F0…画像ファイル F1…画像ファイル F2…画像ファイル FD…フレキシブルディスク P1…ページレイアウトデータ
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 9365−5H G06F 15/62 322 B

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介して互いに接続される
    サーバ画像処理装置とフロントエンドページレイアウト
    装置とを有し、ページ上における画像のレイアウトを表
    わすページレイアウトデータを作成するページレイアウ
    トデータ作成装置であって、 前記サーバ画像処理装置は、 複数の画像データをそれぞれ主画像ファイルとして格納
    する主画像ファイル格納手段と、 前記画像データが前記主画像ファイル格納手段に書き込
    まれた日時を示す主画像ファイル作成日時のデータを格
    納する主画像ファイル作成日時格納手段と、 前記フロントエンドページレイアウト装置側より主画像
    ファイル作成日時データの転送要求があった場合に、そ
    の転送要求に応じて前記主画像ファイル作成日時格納手
    段より主画像ファイル作成日時データを読み出して前記
    ネットワークを介して前記フロントエンドページレイア
    ウト装置に転送する作成日時転送手段と、 前記フロントエンドページレイアウト装置側より画像デ
    ータの転送要求があった場合に、その転送要求に応じて
    前記主画像ファイル格納手段より画像データを読み出
    し、前記ネットワークを介して前記フロントエンドペー
    ジレイアウト装置に転送する画像データ転送手段と、 を備えると共に、 前記フロントエンドページレイアウト装置は、 複数の前記画像データに各々対応する副画像データをそ
    れぞれ副画像ファイルとして格納する副画像ファイル格
    納手段と、 前記副画像データが前記副画像ファイル格納手段に書き
    込まれた日時を示す副画像ファイル作成日時のデータを
    格納する副画像ファイル作成日時格納手段と、 前記ページレイアウトデータを一時的に記憶するページ
    レイアウトデータ記憶手段と、 ページ上に画像を貼り込むために、前記副画像ファイル
    格納手段より所望の副画像データを読み出して、前記ペ
    ージレイアウトデータ記憶手段に記憶されている前記ペ
    ージレイアウトデータに挿入する画像貼り込み手段と、 前記ネットワークを介して前記サーバ画像処理装置側に
    前記主画像ファイル作成日時データの転送を要求する作
    成日時転送要求手段と、 該作成日時転送要求手段による転送要求に応じて前記サ
    ーバ画像処理装置側より転送された前記主画像ファイル
    作成日時データと、前記副画像ファイル作成日時格納手
    段より読み出された前記副画像ファイル作成日時データ
    と、を比較する第1の比較手段と、 該第1の比較手段により、互いに対応する対象画像デー
    タと対象副画像データについて比較した結果、前記対象
    副画像データの副画像ファイル作成日時の方が、前記対
    象画像データの主画像ファイル作成日時より先である場
    合に、前記ネットワークを介して前記サーバ画像処理装
    置側に、前記対象画像データより作成される副画像デー
    タの転送を要求する画像データ転送要求手段と、 該画像データ転送要求手段による転送要求に応じて前記
    サーバ画像処理装置側より転送された、前記対象画像デ
    ータより作成された副画像データによって、前記副画像
    ファイル格納手段に格納されている前記対象副画像デー
    タを書き換える画像データ書き換え手段と、 前記副画像ファイル作成日時格納手段に格納されている
    前記対象副画像データの副画像ファイル作成日時のデー
    タを、前記対象副画像データを書き換えた日時に書き換
    える作成日時書き換え手段と、 を備えることを特徴とするページレイアウトデータ作成
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のページレイアウトデー
    タ作成装置において、 前記フロントエンドページレイアウト装置における前記
    作成日時転送要求手段は、前記主画像ファイル作成日時
    データの転送要求を、前記フロントエンドページレイア
    ウト装置の起動時に出すことを特徴とするページレイア
    ウトデータ作成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のページレイア
    ウトデータ作成装置において、 前記フロントエンドページレイアウト装置は、 前記副画像データを前記ページレイアウトデータに挿入
    した日時を示す貼り込み日時のデータを当該ページレイ
    アウトデータに挿入する貼り込み日時挿入手段と、 前記ページレイアウトデータより抽出された前記貼り込
    み日時データと、前記副画像ファイル作成日時格納手段
    より読み出された前記副画像ファイル作成日時データ
    と、を比較する第2の比較手段と、 該第2の比較手段により、前記ページレイアウトデータ
    に挿入されている副画像データと、該副画像データに対
    応する前記副画像ファイル格納手段に格納されている副
    画像データと、について比較した結果、前記ページレイ
    アウトデータに挿入されている前記副画像データの貼り
    込み日時の方が、前記副画像ファイル格納手段に格納さ
    れている前記副画像データの副画像ファイル作成日時よ
    り先である場合に、前記副画像ファイル格納手段に格納
    されている前記副画像データを読み出して、該副画像デ
    ータによって、前記ページレイアウトデータに挿入され
    ている前記副画像データを書き換える画像貼り替え手段
    と、 をさらに備えることを特徴とするページレイアウトデー
    タ作成装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のページレイアウトデー
    タ作成装置において、 前記フロントエンドページレイアウト装置における前記
    第2の比較手段は、前記ページレイアウトデータより抽
    出された前記貼り込み日時データと、前記副画像ファイ
    ル作成日時格納手段より読み出された前記副画像ファイ
    ル作成日時データと、の比較を、前記ページレイアウト
    データを前記ページレイアウトデータ記憶手段に書き込
    む際に行うことを特徴とするページレイアウトデータ作
    成装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のうちの任意の一つに記
    載のページレイアウトデータ作成装置において、 前記フロントエンドページレイアウト装置における前記
    副画像ファイル作成日時格納手段は、前記副画像データ
    に対応する画像データの主画像ファイル作成日時と同一
    の日時を前記副画像ファイル作成日時として格納すると
    共に、 前記作成日時書き換え手段は、前記副画像ファイル作成
    日時格納手段に格納されている、前記対象副画像データ
    の副画像ファイル作成日時を、前記画像ファイル作成日
    時格納手段に格納されている、前記対象画像データの主
    画像ファイル作成日時と同一の日時に書き換えることを
    特徴とするページレイアウトデータ作成装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のページレイアウトデー
    タ作成装置において、 前記フロントエンドページレイアウト装置における前記
    画像データ転送要求手段は、前記第1の比較手段によ
    り、対応する画像データと副画像データについて比較し
    た結果、前記対象副画像データの副画像ファイル作成日
    時と前記対象画像データの主画像ファイル作成日時とが
    異なる場合に、前記ネットワークを介して前記サーバ画
    像処理装置側に、前記対象画像データより作成される副
    画像データの転送を要求することを特徴とするページレ
    イアウトデータ作成装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のうちの任意の一つに記
    載のページレイアウトデータ作成装置において、 前記画像データ転送手段は、前記フロントエンドページ
    レイアウト装置より画像データの転送要求があった場合
    に、前記主画像ファイル格納手段より読み出した画像デ
    ータを間引く画像データ間引き手段を備えることを特徴
    とするページレイアウトデータ作成装置。
JP6334354A 1994-12-15 1994-12-15 ページレイアウトデータ作成装置 Pending JPH08171651A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004534308A (ja) * 2001-06-12 2004-11-11 テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) ユーザ選択による画像のリロード

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JP2004534308A (ja) * 2001-06-12 2004-11-11 テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) ユーザ選択による画像のリロード

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