JPH08171386A - 電子楽器の表示装置 - Google Patents

電子楽器の表示装置

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JPH08171386A
JPH08171386A JP6332868A JP33286894A JPH08171386A JP H08171386 A JPH08171386 A JP H08171386A JP 6332868 A JP6332868 A JP 6332868A JP 33286894 A JP33286894 A JP 33286894A JP H08171386 A JPH08171386 A JP H08171386A
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JP
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musical instrument
display
electronic musical
image
image data
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Application number
JP6332868A
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English (en)
Inventor
Akira Murata
顕 村田
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Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
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  • Auxiliary Devices For Music (AREA)
  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)
  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、電子楽器の表示部に用いられる表
示装置において、電子楽器の創出した演奏情報等の画像
を用いた絵表示を可能にした電子楽器を提供することを
目的とする。 【構成】 本発明は、LCDディスプレイ等の表示装置
を有する電子楽器において、電子楽器が創出した演奏情
報を、該演奏情報に対応する画像情報に変換するための
対応表を記憶する画像設定テーブルと、演奏情報に対応
して表示されるべき画像を選択するためのパラメータを
決定する画像設定手段と、決定されたパラメータに基づ
いて読み出される画像情報を記憶する画像データ記憶手
段と、パラメータで指定された画像データを読み出す画
像データ読出手段と、読み出された画像データを表示す
る表示手段とで構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子楽器の表示装置に
関し、特に演奏時における演奏者への演奏情報の画像を
用いた絵表示を可能にし、視認性を高めた電子楽器の表
示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、鍵盤による演奏が可能であると同
時に、予め記憶された演奏データに基づいて楽音を発生
する自動演奏機能やデモ演奏機能を有する電子楽器が知
られている。
【0003】係る電子楽器の表示装置は、一般に、演奏
者に対する各種演奏情報や電子楽器のステータス等(以
下、単に「演奏情報等」という。)を表示するために、
例えばLCDで構成される表示装置を有している。
【0004】図5は従来の電子楽器の表示パネルの大き
さと表示の一例を示す図である。図のように従来の電子
楽器の表示装置は、LCDまたはセグメントLEDで構
成され、本体内部に取り付けられており、非常に小型、
コンパクトである。
【0005】このような表示パネルに曲の進行にともな
って表示される演奏情報、例えば、テンポやコードネー
ム等は、図5に例示するように英数字やカナで表示さ
れ、演奏者はこの表示を見ながらリズムやテンポ等を知
ることになる。
【0006】しかしながら、このように文字で表示され
る演奏情報は正確な表現はできるが、例えばロックのよ
うな動きの速い動作を伴う楽曲を演奏する際には、折角
表示された演奏情報も表示が小さすぎてよく見えず、し
かも動きの速い動作の間に瞬時に表示内容を把握するこ
とは困難であり改善を求められていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、係る事情に
鑑みなされたものであり、電子楽器の表示部に用いられ
る表示装置において、電子楽器の創出した演奏情報等の
画像を用いた絵表示を可能にした電子楽器を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、演奏情報をL
CDディスプレイ等の表示装置に表示する機能を有する
電子楽器において、電子楽器が創出した演奏情報を、該
演奏情報に対応する画像情報に変換するための対応表を
記憶する画像設定テーブル25と、前記画像設定テーブ
ル25を参照して演奏情報に対応して表示されるべき画
像を選択するためのパラメータを決定する画像設定手段
22と、前記画像設定手段22の設定したパラメータに
基づき読み出される画像情報を記憶する画像データ記憶
手段26と、前記画像データ記憶手段26からパラメー
タで指定された画像データを読み出す画像データ読出手
段23と、前記画像データ読出手段23により読み出さ
れた画像データを表示する表示手段400とで構成され
る。
【0009】また、前記表示手段400は、電子楽器本
体に構成された大型の液晶ディスプレイを有して構成さ
れる。
【0010】前記表示手段400は、電子楽器本体に接
続可能なCRTディスプレイを有して構成される。
【0011】さらに、前記画像データ記憶手段26は、
電子楽器本体に接続可能な外部記憶装置で構成される。
【0012】前記画像データ記憶手段26の記憶する演
奏情報は、人の表情、動作で表現される画像であること
を特徴とする。
【0013】
【作用】本発明は、表示されるべき演奏情報、例えばテ
ンポやリズム等を、対応す画像情報として予め画像デー
タ記憶手段26に記憶しており、演奏情報を絵画像とし
て表示装置に表示できる。
【0014】これにより、再度切換手段3Aが操作され
るまで、画像設定手段22で特定された画像情報を画像
データ記憶手段26から読み出し、表示手段400に送
出することにより演奏情報を画像表示するものである。
【0015】これにより、演奏間、演奏者は画像により
演奏情報を認識できるので、動作の激しい演奏をしてい
る際等に情報の確認が容易となる。さらに、演奏情報の
画像表示は感覚的で同時に複数の情報を表示でき、しか
も、初心者にも分かりやすく、扱いやすい電子楽器が提
供できる。
【0016】また、前記表示手段400を液晶ディスプ
レイとし、電子楽器に一体に構成することにより、コン
パクトで場所をとらず、配線等も不要で扱いやすい電子
楽器が提供できる。
【0017】また、前記表示手段400を電子楽器本体
に接続可能な外付けのCRTディスプレイとすることに
より、表示装置が比較的低価格で大型化が可能で、画像
情報の見やすい電子楽器が提供できる。
【0018】さらに、前記画像データ記憶手段26とし
て、電子楽器本体に接続可能な外部記憶装置、例えばビ
デオ装置、フロッピーディスク装置、ハードディスク装
置、CDーROM装置、光磁気ディスク装置等を使用す
ることにより、データ容量が著しく増大するとともに、
メディアの互換性が向上する。
【0019】また、前記表示手段400に表示される画
像情報は、例えばテンポやリズムを泣き顔や口の動きで
表現する。あるいは、弾き方の強弱を人の腕の振り方の
大小で表現する等、人の表情や動作で表現することによ
り、比較的離れた位置からでも容易に、しかも瞬時に演
奏情報を認識可能となる。
【0020】また、演奏情報を人の表情や動作等で表現
することにより、リズムやテンポ、コード等の複合的な
情報を一度に表示でき、しかも視覚的に認識でき、しか
も非常に分かりやすい演奏情報の表示が可能となる。
【0021】更に、画像データ記憶手段26として外部
記憶装置を用いることにより、例えば、デモ演奏時等に
は演奏曲にマッチした背景や人物等を表示することによ
り、楽しい演奏環境が提供できる。
【0022】また、パネル上に設けられた切換手段3A
を操作することにより、演奏情報の文字による表示から
画像による表示に切り換えられるように構成することに
より、文字表示に加えて絵表示が可能となり、また、文
字表示と絵表示の選択が自由にでき、さらに使い易い電
子楽器を提供できる。
【0023】
【実施例】図1は、本発明の第1の実施例である表示装
置400に大型の液晶ディスプレイを適用した場合の全
体的な構成を概略的に示すブロック図である。なお、以
下の各図面において、同一部位については同一番号を付
して説明する。
【0024】図において、100はCPUであり、20
0はROM,300はRAM、400は表示装置であ
り、1は鍵盤、2は押鍵検出部、3は操作パネル、4は
パネルスキャン回路、5は楽音信号発生部、6は増幅
器、7はスピーカである。
【0025】CPU100は、ROM200のプログラ
ムメモリ部に記憶された制御プログラムに従って当該電
子楽器の各部を制御するとともに、切換スイッチ3Aの
操作されたことを認識すると、演奏情報の文字表示を画
像表示に切り換えるものである。
【0026】このため、該CPU100には制御部2
1、画像設定部22、画像データ読出部23が設けられ
ており、読み出された信号は表示装置400の表示パネ
ルあるいはCRTディスプレイ500に送られる。
【0027】CPU100に設けられている制御部21
は、ソフトウエアで実現されるものであり、電子楽器全
体を制御するほか切換スイッチ3Aの状態を検出し、切
換スイッチ3Aが画像表示に切り換えられたことを認識
すると、画像設定部22、画像データ読出部23を制御
して画像表示を行う。
【0028】この際、各演奏情報に応ずる画像の合成、
例えば人の表情と手足の動作の画像の合成は、該制御部
21が行う。
【0029】画像設定部22は、電子楽器の生成した演
奏情報をキーにして、画像設定用テーブル25を参照し
て演奏情報を画像情報に変換するためのパラメータを決
定するものである。
【0030】画像データ読出部23は、画像設定部22
が設定したパラメータに基づいて、画像データ記憶部2
6から所定の画像データを読み出し、RAM300上の
画像データ一時記憶部27に記憶させる。
【0031】なお、該画像データ一時記憶部27に記憶
された画像データは所定のタイミングになると画像デー
タ読出部23により読み出され、表示装置400に送ら
れ画像表示される。なお、これらの制御のためのCPU
100は電子楽器のCPUが使用される。
【0032】ROM200は、上述したCPU100を
動作させるプログラムの他、音色データ、その他、種々
の固定データを記憶している。なお、該ROM200に
は画像設定用テーブル25及び画像データ記憶部26が
設けられている。
【0033】画像設定用テーブル25は、電子楽器の生
成した演奏情報を対応する画像データに変換するための
パラメータを各演奏情報の区分ごとに記憶するテーブル
であり、画像表示の際には、各演奏情報ごとの画像が組
み合わされて一つの画像として表示される。
【0034】画像データ記憶部26は各演奏情報に対応
する画像を記憶するものであり、例えば人の泣き顔や腕
を振っている動作や、ドラムを叩いている動作等の人の
表情や動作の画像を記憶しており、画像データ設定部2
2の設定したパラメータに基づき読み出される。
【0035】RAM300にはCPU100の作業用領
域、当該電子楽器を制御するための各種レジスタ、カウ
ンタ、フラグ、バッファ等が定義されている他、ROM
200に記憶されているデータのうち必要なデータが転
送されて一時的に格納されるデータエリアを有してい
る。
【0036】また、操作パネル3の各キーやスイッチの
設定状態に対応して放音に必要なデータがセットされた
複数のレジスタ、楽音信号発生部5の各楽音発生回路を
未使用チャンネルに割り付けるためのデータを記憶する
アサイナメモリの他、画像データ一時記憶部27や演奏
情報一時記憶部28等も該RAM300に設けられてい
る。
【0037】画像データ一時記憶部27は、画像データ
読出部23により読み出された演奏情報の画像データを
一時記憶するものである。該画像データ一時記憶部27
に記憶されている画像データは、所定のタイミングにな
ると読み出され、表示装置400の液晶ディスプレイに
送られ画像表示される。
【0038】表示装置400の表示パネルは大型の液晶
ディスプレイにより構成され、装置の各種状態や演奏情
報を表示するために使用される。本実施例ではリズムや
コード進行等の演奏情報は、該表示装置400に画像表
示される。なお、この表示装置400は、制御部21か
ら送られてくる信号により制御される。
【0039】鍵盤1は発生すべき楽音を指定するために
使用されるものであり、複数のキーと、これらのキーの
押鍵・離鍵動作に連動して開閉するキースイッチとで構
成され、演奏者の押鍵・離鍵動作は押鍵検出部2によっ
て検出され、検出された信号はCPU100の制御のも
とに楽音信号発生部5に供給される。
【0040】また、当該鍵盤1の押鍵又は離鍵により発
生されたキー情報は一時RAM300の所定のエリアに
記憶され、所要に応じてCPU100により読み出され
る。
【0041】押鍵検出部2は、演奏者の押鍵・離鍵動
作、つまり鍵のオン/オフを検出し、検出したオン/オ
フ状態をその鍵番号とともに図示しない発音チャンネル
割当部に伝えるものである。制御部21は、この検出さ
れた鍵のオン/オフ情報をRAM300上の所定の領域
に記憶させる。
【0042】操作パネル部3には、電源スイッチの他、
音色選択スイッチ、モード指定スイッチ、メロディ選択
スイッチ、リズム選択スイッチ等、各種のスイッチや表
示装置400が設けられている。なお、本発明に関係す
る切換スイッチ3Aも該操作パネル3に設けられてい
る。
【0043】操作パネル3の各スイッチのセット/リセ
ット状態は、操作パネル3内部に含まれるパネルスキャ
ン回路4によって検出され、検出されたスイッチのセッ
ト状態に関するデータは制御部21の制御の下にRAM
300上の所定の領域に記憶される。
【0044】楽音信号発生部5は、CPU100から出
力される信号に対応する楽音波形データ及びエンベロー
プデータを波形メモリから読み出し、読み出した楽音波
形データにエンベロープを付加して楽音信号として出力
する。
【0045】この楽音信号発生部5が出力した楽音信号
は図示しないD/A変換器でアナログ変換されたのち増
幅器6に供給される。このため、楽音信号発生部5には
図示しない波形データやエンベロープデータを記憶する
波形メモリが接続されている。
【0046】増幅器6は、図示しないD/A変換器を通
じて供給されるアナログ楽音信号を所定の利得で増幅す
るものである。この増幅器6の出力はスピーカ7に供給
されるようになっている。
【0047】スピーカ7は、増幅器6より送られた電気
信号としてのアナログ楽音信号を音響信号に変換するも
のである。つまり、発生された楽音信号に応じた楽音を
放音するものである。
【0048】このような構成において、切換スイッチ3
Aがオンされると、電子楽器で生成された演奏情報は、
制御部21の制御のもと画像設定部22に送られ、画像
設定部22は送られた演奏情報をキーにして、画像設定
テーブル25を参照して表示される画像を指定するパラ
メータを決定し、画像データ読出部23に送る。
【0049】画像データ読出部23は、指定されたパラ
メータに基づき、画像データ記憶部26から該当する画
像のデータを読み出し、画像データ一時記憶部27に記
憶させる。
【0050】そして、所定の表示のタイミングになる
と、制御部21は画像データ読出部23を制御して、画
像データ一時記憶部27に記憶されている画像データを
読み出し、所定の合成を行い、これを表示パネル24に
表示する。
【0051】このようにして、表示装置400の表示パ
ネル24に、所定の演奏情報が画像として表示され、見
やすく理解のし易い演奏情報が提供される。
【0052】図2は、画像表示装置として外付けのCR
Tディスプレイ500を用いた第2の実施例の概略構成
図である。なお、図3は外付けのCRTディスプレイ5
00を電子楽器本体に接続した場合の接続の関係を説明
する外観図である。
【0053】先ず、図2を参照しながら外付けのCRT
ディスプレイ500を電子楽器本体に接続した第2の実
施例を前記した第1の実施例と異なる点について説明す
る。なお、本実施例においては、表示装置400の表示
パネル24には従来の小型で演奏情報が文字表示可能な
液晶パネルが備えられているものとする。
【0054】本実施例の電子楽器は、図に示すように電
子楽器本体内にビデオ信号を出力する回路と端子を設
け、該端子にCRTコントローラ600を通じ、CRT
ディスプレイ500を接続する。
【0055】CRTコントローラ600はCPU100
の制御のもと、操作パネル3の切換スイッチ3Aの設定
状態に応じて、画像データ一時記憶部27より読み出さ
れた画像情報をCRTディスプレイ500へ送信するた
めの制御を行うものである。
【0056】CRTディスプレイ500は、電子楽器が
生成し画像設定部22により画像情報に変換された演奏
情報を表示するものである。該CRTディスプレイ50
0には、表示装置400の表示パネル24に表示される
内容と同じ内容の画像情報が表示されるようになってい
る。
【0057】演奏情報一時記憶部28は、電子楽器の生
成した演奏情報を一時記憶するものであり、該演奏情報
一時記憶部28に記憶されている情報は、所定のタイミ
ングになると制御部21により読み出され、表示装置4
00の表示パネル24へ演奏情報を文字表示するために
使用される。
【0058】これにより、演奏情報はCRTディスプレ
イ500に画像情報として表示されるとともに、表示装
置400の表示パネル24にも文字情報として表示され
る。
【0059】また、切換スイッチ3Aがオフの場合には
従来の電子楽器と同様、文字表示による演奏情報の把握
が可能であり、また、切換スイッチ3Aがオンの場合
も、表示パネル24を見ることにより文字表示による演
奏情報を知ることができる。
【0060】さらに、図3に例示するように、CRTデ
ィスプレイ500にスピーカを備えることにより、別途
スピーカや配線を用意する必要はなく操用性はさらに向
上する。
【0061】係る構成において、演奏者が操作パネル3
上のスタートスイッチをオンすると、電子楽器本体より
送られるコード進行等の演奏情報に関する信号は、CP
U100の制御部21により順次文字情報に変換され、
演奏情報一時記憶部28に一時格納される。
【0062】さらに、切換スイッチ3Aがオンされてい
ると、画像設定部22は演奏情報一時記憶部28に記憶
されている演奏情報に基づいて、画像設定テーブル25
を参照して、対応する画像データを選択するパラメータ
を決定する。
【0063】続いて、画像データ読出部23がこのパラ
メータに基づき、画像データ記憶部26から画像データ
を読み出し、RAM300上の画像データ一時記憶部2
7に記憶させる。
【0064】そして、所定の表示のタイミングになる
と、CPU100の制御部21の制御のもと、画像デー
タ読出部23は画像データ一時記憶部27に格納されて
いる画像データを読み出し、CRTディスプレイ500
へ送り画像表示させる。
【0065】また、画像データ読出部23は、演奏情報
一時記憶部28に記憶されている演奏情報を読み出し、
表示装置400の表示パネル24に送り、演奏情報の文
字表示を行う。
【0066】これにより、例えば、ギター用の電子楽器
で、バックバンドの演奏を行ってもらい、ギターの部分
を演奏しようとした時、次の発音のための弾き方、即
ち、強く弾く、段々弱く弾く等の演奏情報は、文字情報
として内蔵の表示装置400に表示されるとともに、外
部のCRTディスプレイ500には画像情報として表示
される。
【0067】なお、表示装置400の表示パネル24に
表示される文字情報は、例えばAm→B7 →Cといった
情報であり、演奏の進行に合わせて順次表示される。
【0068】従って、演奏者はこれを見ながら演奏する
ことも可能であり、この場合は文字表示により演奏情報
の把握ができる。また表示装置400の表示パネル24
には、画像では表示できないキメ細かな演奏情報の表示
も可能である。
【0069】次に、上記第1、または第2の実施例に加
え、電子楽器本体に画像データ記憶手段として外部記憶
装置700を接続した第3の実施例について図4を参照
しながら説明する。
【0070】第3の実施例は、電子楽器本体に外部記憶
装置接続端子を設け、外部記憶装置700を接続するこ
とにより、外部記憶装置700からの画像情報の入力を
可能にし、この画像をCRTディスプレイ500に表示
するようにしたものである。
【0071】このため、外部記憶装置700は、電子楽
器本体の外部入力端子を介して接続され、操作パネル3
上の図示しない外部入力スイッチがオンされると、外部
記憶装置700からの入力が可能な状態にセットされ
る。
【0072】外部記憶装置700には、例えばビデオ装
置やフロッピーディスク装置、CDーROM、レーザデ
ィスク装置、光磁気ディスク装置、ハードディスク装置
等を用いる。
【0073】係る構成において、外部記憶装置700に
記憶されている画像データは、画像設定部22の設定し
たパラメータに基づき、画像データ読出部23により逐
次読み込まれ、画像データ一時記憶部27に記憶され
る。
【0074】そして、所定の読出タイミングになるとC
RTコントローラ600の制御のもとに読み出され、C
RTディスプレイ500に送られることになる。
【0075】これにより、画像データの記憶容量が著し
く向上するため、所定の演奏情報の画像データのほか、
例えばデモ演奏中は、好みの演奏家の演奏中の画像や背
景となる風景等の画像情報の入力が可能となる。
【0076】従って、演奏情報の画像のほか、好きなミ
ュージシャンの演奏や、楽曲にあった背景等の画像表示
ができ、しかも画像は綺麗になり、単なる演奏情報の表
示器としての機能のほか、演奏を楽しむための機器とし
ても使用でき、使いやすく、しかも楽しい演奏環境が提
供できる。
【0077】さらに、大型のディスプレイを用いれば、
例えば数名で1つのディスプレイを見ながら同時に演奏
することも可能となり、経済的にも、取扱や設備面でも
有利である。
【0078】次に上記第1乃至第3の実施例において適
用される演奏情報の画像表示の方法について説明する。
【0079】該表示方法は一定の基準に基づいて人間の
表情や動作等を画像表示することにより、複数の演奏情
報を同時に表示し、見やすく瞬時に認識可能で、しかも
初心者にも分りやすい演奏情報の表示を行うものであ
る。
【0080】表示方法は、例えば、暗い顔はマイナーコ
ード、明るい顔はメジャーコード、激しい曲は怒った
顔、高音は苦しい顔、視線の方向によりパン情報、即ち
音源を示す。あるいは、口の動きにより拍子を、手の動
きはリズム、足の動きは弾き方の強弱を表す等の表現が
可能である。
【0081】また、表示される人の像の大きさで音量の
大小を表すとか、音色は表示される演奏者の持っている
楽器で示す等の方法もある。
【0082】従って、これらの表現方法にルールを設
け、明るくテンポの速い曲の場合は、笑顔で手の振りを
速くする等、多様な人の表情や動作、あるいは楽器等の
道具を用いて演奏方法を表示することにより、非常に分
かりやすい演奏情報の表示が可能となる。
【0083】なお、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種
々変形できることは勿論である。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、演
奏者は演奏中に、小さな表示装置の文字情報を見る必要
はなく、大きな画面の画像情報を見ながら演奏できるの
で、非常に使いやすい電子楽器が提供できる。
【0085】また、演奏情報の表示に画像情報を用いる
ことにより、一つの画面で複数の演奏情報を同時に表示
可能であり、しかも、瞬時に認識できるので、動きの激
しい演奏の際に便利である。
【0086】また、外部記憶装置から画像情報を入力す
ることにより、記憶容量が著しく増大するため、複雑で
きれいな画面を得ることが可能になる。さらに、記憶メ
ディアとしてカセットやディスクを用いるのでメディア
交換が容易になり、互換性が著しく向上する。
【0087】さらに、外部装置から画像情報を入力する
ことにより、好きなミュージシャンの演奏に合わせて、
あるいは楽曲にあった背景を見ながら演奏できるので、
簡単な構造で楽しい演奏環境が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の全体構成を説明する概
略ブロック図である。
【図2】本発明の第2の実施例の全体構成を説明する概
略ブロック図である。
【図3】外付けのCRTディスプレイや外部記憶装置を
電子楽器本体に接続した場合を説明する外観図である。
【図4】本発明の第3の実施例の全体構成を説明する概
略ブロック図である。
【図5】従来の電子楽器の本体と表示部の関係を説明す
る図である。
【符号の説明】
1 鍵盤 2 押鍵検出部 3 操作パネル 3A 切換スイッチ 4 パネルスキャン回路 5 楽音信号発生部 6 増幅器 7 スピーカ 21 制御部 22 画像設定部(画像設定手段) 23 画像データ読出部(画像データ読出手段) 24 表示パネル 25 画像設定テーブル 26 画像データ記憶部(画像データ記憶手段) 27 画像データ一時記憶部 28 演奏情報一時記憶部 100 CPU 200 ROM 300 RAM 400 表示装置(表示手段) 500 CRTディスプレイ 600 CRTコントローラ 700 外部記憶装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 演奏情報をLCDディスプレイ等の表
    示装置に表示する機能を有する電子楽器において、 電子楽器が創出した演奏情報を、該演奏情報に対応する
    画像情報に変換するための対応表を記憶する画像設定テ
    ーブルと、 前記画像設定テーブルを参照して演奏情報に対応して表
    示されるべき画像を選択するためのパラメータを決定す
    る画像設定手段と、 前記画像設定手段の設定したパラメータに基づき読み出
    される画像情報を記憶する画像データ記憶手段と、 前記画像データ記憶手段からパラメータで指定された画
    像データを読み出す画像データ読出手段と前記画像デー
    タ読出手段により読み出された画像データを表示する表
    示手段とを具備したことを特徴とする電子楽器の表示装
    置。
  2. 【請求項2】 前記表示手段は、電子楽器本体に構成さ
    れた液晶ディスプレイであることを特徴とする請求項1
    記載の電子楽器の表示装置。
  3. 【請求項3】 前記表示手段は、電子楽器本体に接続可
    能なCRTディスプレであることを特徴とする請求項1
    記載の電子楽器の表示装置。
  4. 【請求項4】 前記画像データ記憶手段は、電子楽器本
    体に接続可能な外部記憶装置であることを特徴とする請
    求項1記載の電子楽器の表示装置。
  5. 【請求項5】 前記画像データ記憶手段の記憶する画像
    情報は、人の表情、動作で表示される画像であることを
    特徴とする請求項1乃至4記載の電子楽器の表示装置。
JP6332868A 1994-12-15 1994-12-15 電子楽器の表示装置 Pending JPH08171386A (ja)

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JP6332868A JPH08171386A (ja) 1994-12-15 1994-12-15 電子楽器の表示装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10228279A (ja) * 1997-02-15 1998-08-25 Brother Ind Ltd カラオケシステム
JP2006259471A (ja) * 2005-03-18 2006-09-28 Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd 歌唱練習システムおよび歌唱練習システム用プログラム
CN113093975A (zh) * 2019-12-23 2021-07-09 卡西欧计算机株式会社 显示方法、电子设备、演奏数据显示系统及存储介质

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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