JPH08169672A - エレベータの安全装置 - Google Patents
エレベータの安全装置Info
- Publication number
- JPH08169672A JPH08169672A JP31695694A JP31695694A JPH08169672A JP H08169672 A JPH08169672 A JP H08169672A JP 31695694 A JP31695694 A JP 31695694A JP 31695694 A JP31695694 A JP 31695694A JP H08169672 A JPH08169672 A JP H08169672A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening device
- car
- external opening
- operator
- hoistway
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
- Elevator Door Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 外部開放装置を操作時、操作者にかご位置を
確認しやすくし、昇降路内への転落等の危険から操作者
を守るエレベータの安全装置の提供。 【構成】 操作者Ａが外部開放装置１を操作することに
より、外部開放装置操作検出信号Ｇが閉成し、かごの上
下に設置した外部開放装置動作灯ＬＵ、ＬＤが点灯する
ので操作者がかご位置を容易に確認できるようになる。
確認しやすくし、昇降路内への転落等の危険から操作者
を守るエレベータの安全装置の提供。 【構成】 操作者Ａが外部開放装置１を操作することに
より、外部開放装置操作検出信号Ｇが閉成し、かごの上
下に設置した外部開放装置動作灯ＬＵ、ＬＤが点灯する
ので操作者がかご位置を容易に確認できるようになる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、エレベータの安全装置
に関し、特に操作者の安全を確保するものである。
に関し、特に操作者の安全を確保するものである。
【０００２】
【従来の技術】エレベータの安全装置は、建築基準法施
工令第１２９条の９二項に記載のように、「昇降路の出
入り口の戸は、かごがその戸の位置に停止していない場
合においては、かぎを用いなければ外から開くことので
きない装置を設けなければならない」となっている。
工令第１２９条の９二項に記載のように、「昇降路の出
入り口の戸は、かごがその戸の位置に停止していない場
合においては、かぎを用いなければ外から開くことので
きない装置を設けなければならない」となっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来装置において
は、エレベータの故障や停電の時、かごの中に閉じ込め
られた人の救出に使用されるが、外部開放装置を操作し
乗場の扉を開けても昇降路内が暗いためかごの位置が分
かりにくく、操作者が誤って昇降路内に転落するような
事故を発生させてしまうという問題があった。
は、エレベータの故障や停電の時、かごの中に閉じ込め
られた人の救出に使用されるが、外部開放装置を操作し
乗場の扉を開けても昇降路内が暗いためかごの位置が分
かりにくく、操作者が誤って昇降路内に転落するような
事故を発生させてしまうという問題があった。
【０００４】本発明は、上記欠点を改善するものであ
り、その目的は、暗い昇降路内で操作者が容易にかごの
位置を確認できるエレベータの安全装置を提供すること
にある。
り、その目的は、暗い昇降路内で操作者が容易にかごの
位置を確認できるエレベータの安全装置を提供すること
にある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的は、かごがその
戸の位置に停止していない場合、かぎを用いなければ外
から開くことができない外部開放装置を備えたエレベー
タの安全装置において、昇降路内またはかごの上下の少
なくとも一方に設立され、上記外部開放装置を操作した
時に点灯する外部開放装置動作灯を設けたことにより達
成される。
戸の位置に停止していない場合、かぎを用いなければ外
から開くことができない外部開放装置を備えたエレベー
タの安全装置において、昇降路内またはかごの上下の少
なくとも一方に設立され、上記外部開放装置を操作した
時に点灯する外部開放装置動作灯を設けたことにより達
成される。
【０００６】
【作用】本発明によれば、例えば、操作者が外部開放装
置を操作し、乗場の扉を開いたとする。すると、例えば
かごの上下に設置した外部開放装置動作灯が点灯し、暗
い昇降路内でも容易にかごの位置が確認できるので操作
者は、必要以上に昇降路内をのぞき込まなくてよく、誤
って昇降路内に転落するような危険から身を守ることが
できる。
置を操作し、乗場の扉を開いたとする。すると、例えば
かごの上下に設置した外部開放装置動作灯が点灯し、暗
い昇降路内でも容易にかごの位置が確認できるので操作
者は、必要以上に昇降路内をのぞき込まなくてよく、誤
って昇降路内に転落するような危険から身を守ることが
できる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図１、図２及び図
３を用いて説明する。
３を用いて説明する。
【０００８】図２は、乗場の正面図である。図２におい
て、１は外部開放装置、２は乗場の扉、３は操作者であ
る。
て、１は外部開放装置、２は乗場の扉、３は操作者であ
る。
【０００９】図３は、昇降路内のかごの側面図である。
図３において、１０はかご、１１はかご上部の外部開放
装置動作灯、１２はかご下部の外部開放装置動作灯であ
る。
図３において、１０はかご、１１はかご上部の外部開放
装置動作灯、１２はかご下部の外部開放装置動作灯であ
る。
【００１０】図１は、本発明のエレベータの安全装置の
一実施例を示す電気結線図である。図１において、Ｐ、
Ｎは直流電源端子、Ｇは外部開放装置が操作されたこと
を検出する外部開放装置操作検出信号、ＬＵはかご上部
に設置した外部開放装置動作灯、ＬＤはかご下部に設置
した外部開放装置動作灯である。
一実施例を示す電気結線図である。図１において、Ｐ、
Ｎは直流電源端子、Ｇは外部開放装置が操作されたこと
を検出する外部開放装置操作検出信号、ＬＵはかご上部
に設置した外部開放装置動作灯、ＬＤはかご下部に設置
した外部開放装置動作灯である。
【００１１】まず、従来の外部開放装置の使用方法につ
いて説明する。図２の操作者３は外部開放装置１にかぎ
を差し込み乗場の扉２を開け、かごの位置を確認し、か
ご内に閉じ込められている人を救出する。このとき、外
部開放装置を操作し乗場の扉を開けても昇降路内が暗く
かご位置を確認しにくいため、昇降路をのぞき込むこと
となり、誤って昇降路内に転落する恐れがあった。
いて説明する。図２の操作者３は外部開放装置１にかぎ
を差し込み乗場の扉２を開け、かごの位置を確認し、か
ご内に閉じ込められている人を救出する。このとき、外
部開放装置を操作し乗場の扉を開けても昇降路内が暗く
かご位置を確認しにくいため、昇降路をのぞき込むこと
となり、誤って昇降路内に転落する恐れがあった。
【００１２】次に本実施例の動作を説明する。
【００１３】今、図２の操作者３が外部開放装置１を操
作し、乗場の扉２を開けたとする。すると、図１におい
て外部開放装置操作検出信号Ｇが閉成される。外部開放
装置操作検出信号Ｇの閉成により、Ｐ−Ｇ−ＬＵ，ＬＤ
−Ｎの回路が形成され、ＬＵ、ＬＤが点灯する。すなわ
ち、図３においてかごの上下に設置された外部開放装置
動作灯１１、１２が点灯し、かご位置を知らせる。その
ため図２の操作者３は、容易にかごの位置を確認するこ
とができるので、必要以上に昇降路内をのぞき込む必要
が無い。また、かご位置と離れた乗場の扉を開いたとし
てもすぐに気がつき、かご位置により近い乗場へ移動す
るなどすることにより、昇降路内に転落する等の危険か
ら操作者３を守ることができる。
作し、乗場の扉２を開けたとする。すると、図１におい
て外部開放装置操作検出信号Ｇが閉成される。外部開放
装置操作検出信号Ｇの閉成により、Ｐ−Ｇ−ＬＵ，ＬＤ
−Ｎの回路が形成され、ＬＵ、ＬＤが点灯する。すなわ
ち、図３においてかごの上下に設置された外部開放装置
動作灯１１、１２が点灯し、かご位置を知らせる。その
ため図２の操作者３は、容易にかごの位置を確認するこ
とができるので、必要以上に昇降路内をのぞき込む必要
が無い。また、かご位置と離れた乗場の扉を開いたとし
てもすぐに気がつき、かご位置により近い乗場へ移動す
るなどすることにより、昇降路内に転落する等の危険か
ら操作者３を守ることができる。
【００１４】このように、外部開放装置の動作を検出
し、かご上下の外部開放装置動作灯を点灯させることに
より、外部開放装置の操作者が、容易にかご位置を確認
できるため、昇降路内への転落等の危険から守ることが
できる。
し、かご上下の外部開放装置動作灯を点灯させることに
より、外部開放装置の操作者が、容易にかご位置を確認
できるため、昇降路内への転落等の危険から守ることが
できる。
【００１５】尚、上記実施例において、かご位置を知ら
せる方法としてかごの上下に設置した外部開放装置動作
灯を用いたが、昇降路内に設置した外部開放装置動作灯
でも良いことは勿論である。
せる方法としてかごの上下に設置した外部開放装置動作
灯を用いたが、昇降路内に設置した外部開放装置動作灯
でも良いことは勿論である。
【００１６】
【発明の効果】以上、述べたように本発明によれば、外
部開放装置を操作し乗場の扉を開いた時、昇降路内をの
ぞき込まなくてもかご位置が確認できるので外部開放装
置の操作者を昇降路内転落等の危険から守ることができ
る。
部開放装置を操作し乗場の扉を開いた時、昇降路内をの
ぞき込まなくてもかご位置が確認できるので外部開放装
置の操作者を昇降路内転落等の危険から守ることができ
る。
【図１】本発明の一実施例を示す電気結線図である。
【図２】本発明の一実施例を示す乗場の正面図である。
【図３】本発明の一実施例を示すかごの側面図である。
Ｇ 外部開放装置動作信号 ＬＵ かご上部外部開放装置動作灯 ＬＤ かご下部外部開放装置動作灯
Claims (1)
- 【請求項１】 かごがその戸の位置に停止していない場
合、かぎを用いなければ外から開くことができない外部
開放装置を備えたエレベータの安全装置において、昇降
路内またはかごの上下の少なくとも一方に設立され、上
記外部開放装置を操作した時に点灯する外部開放装置動
作灯を設けたことを特徴とするエレベータの安全装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31695694A JPH08169672A (ja) | 1994-12-20 | 1994-12-20 | エレベータの安全装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31695694A JPH08169672A (ja) | 1994-12-20 | 1994-12-20 | エレベータの安全装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08169672A true JPH08169672A (ja) | 1996-07-02 |
Family
ID=18082813
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31695694A Pending JPH08169672A (ja) | 1994-12-20 | 1994-12-20 | エレベータの安全装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08169672A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017197368A (ja) * | 2016-04-28 | 2017-11-02 | 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 | エレベータのドア装置およびエレベータシステム |
-
1994
- 1994-12-20 JP JP31695694A patent/JPH08169672A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017197368A (ja) * | 2016-04-28 | 2017-11-02 | 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 | エレベータのドア装置およびエレベータシステム |
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