JPH08169533A - トレー類の移載装置 - Google Patents

トレー類の移載装置

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JPH08169533A
JPH08169533A JP33389894A JP33389894A JPH08169533A JP H08169533 A JPH08169533 A JP H08169533A JP 33389894 A JP33389894 A JP 33389894A JP 33389894 A JP33389894 A JP 33389894A JP H08169533 A JPH08169533 A JP H08169533A
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trays
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JP33389894A
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Inventor
Yuji Shiobara
裕司 塩原
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IBADEN KK
Original Assignee
IBADEN KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 破損又は傷つき易い搬送対象物を収納したト
レーを、安全、確実かつスムーズに搬送するためのトレ
ー類の移載装置の提供。 【構成】 トレー切出装置20は、搬送コンベア10で
送り込まれ、末端の停止板部材22に当接して停止して
いるトレー群Tを、プッシャー部材24でトレー移載装
置30のトレー移載用台上に押し込む構成とする。トレ
ー切出装置20には、プッシャー部材24によるトレー
群Tの押し出し動作に連動してトレー移載装置30との
間に進出する渡り板部材28を配設する。トレー移載装
置30には、トレー搬送台車40の所定のラックに対し
てトレー群Tをそのプッシャー部材32で押し込む際
に、これに連動して、トレー移載装置30とトレー搬送
台車40との間の間隙中に進出する渡り板部材36を配
設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鶏卵、果物、その他の
食品等を載置したトレー類を移載するための装置に関
し、特にトレー類を次段装置又は搬送手段に移載するた
めのトレー類の移載装置に関する。
【0002】
【従来の技術】鶏卵類、又は桃、びわ等の表面の傷つき
易いある種の果物、あるいは表面の柔かな菓子類、その
他表面が繊細で損傷を受けることによって商品価値の低
下するような物品を大量に取り扱う必要のある場合があ
る。このようなケースでは、受け部が凹部をなす収納容
積を多数備えたトレー類に当該物品類を収め、このよう
なトレー類を適宜段数積み上げて、大量の対象物の移
動、保管、展示等を行なうことが多くの分野で採用され
ている。
【0003】この種の物品は、強い衝撃が加えられたり
外部接触等が生ずると、破損したりあるいは外観を損な
う等の事態を招来する可能性がある。そのため、それぞ
れの形状、寸法等を考慮した専用のトレー類を用意し、
これらの対象物をそれに収納した上で、保管、輸送、移
動、展示等が行なわれている。
【0004】例えば、鶏卵はその外殻が脆く、僅かな衝
撃や外部との接触等によってもひび割れ又は破損するこ
とがあり、慎重な対応が不可欠である。鶏卵用のトレー
としては、プラスチック製、または、古紙又は木材等を
粉砕したものに接着剤又はプラスチック等の結合材を添
加して鶏卵のほぼ過半部が埋没する多数の凹部を設けた
ものが使用されている。
【0005】このような鶏卵用トレーを適宜段数積み重
ねたものを一組として、移送、保管、展示等が行なわれ
ている。そのため、これらトレーの段積み、コンベア移
送、異種移送手段間の移載、多段移動ラックへの格納作
業等がスムーズに行なわれない限り満足すべきトレーの
取扱を行なうことができない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上の異種
移送手段間のトレー類の移載又は多段移動ラックへの格
納作業等のトレー類の移載動作を安全確実に行なうこと
ができる、トレー類の移載装置を提供することを解決の
課題とする。特に、移載の際に、以上の異種移送手段間
又は移送手段と多段移動ラックとの間等に生じる隙間を
解消して安全、確実かつスムーズにトレー類の移載動作
を行なうことができる、トレー類の移載装置を提供する
ことを解決の課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の構成の要旨とす
るところは、トレー類の移載用台と、上記移載用台に載
っているトレー類をこれに隣接して配置された載置台に
押し込むべく往復動するプッシャー部材と、上記プッシ
ャー部材を往復動させる往復駆動機構と、上記プッシャ
ー部材が押し込み動作を行なう際に、この押し込み動作
に連動して、前記移載用台とこれに隣接して配された前
記載置台との間の橋渡しを行なう渡り板部材と、を備え
たトレー類の移載装置であり、これによって前記課題を
解決することができる。
【0008】前記渡り板部材は、種々の構成を自由に採
用することができるが、例えば、前記移載用台の側壁を
兼ねる構成とする。該当する部位、即ち、トレー類がプ
ッシャー部材によって押し出される移載方向の側壁を他
の部位の側壁と分離し、分離された側壁(渡り板部材)
の下部を移載用台にヒンジにより起伏自在に結合する。
しかしてこの側壁、即ち、渡り板部材は、前記プッシャ
ー部材によって押し出されるトレー類の先端及び底面に
よって伏動作をするとともに、渡り板として機能し、ト
レー類の移載完了及び前記プッシャー部材の復帰に伴っ
て、起立状態に復帰するように構成することができる。
復帰動作は、トレー類及びプッシャー部材による押し倒
し力がなくなると、復帰方向に働くように結合し、かつ
付勢してある弾性体によって構成することができる。し
かして該渡り板部材は、自動的に復帰することとなるも
のである。
【0009】また前記渡り板部材は、前記移載用台の下
部に進退スライド自在に配しておき、プッシャー部材の
動作に連動して進退するように進退駆動機構を付設した
構成とすることもできる。即ち、プッシャー部材がトレ
ー類の押し出し動作を開始すると、前記進退駆動機構の
動作により、トレー類がその上を通過する直前に、渡り
板部材が進出し、トレー類の通過後、プッシャー部材が
後退すると、それと同時又はその直後に渡り板部材が後
退するように構成することもできる。
【0010】更に前記渡り板部材は、例えば、該移載用
台の移載方向側端部付近にその機能を兼ねさせる構成を
採用することもできる。例えば、前記移載用台を、機枠
上に、トレー類の移載方向に進退自在であるように配設
しておき、前記渡り板部材として、該移載用台の移載方
向側端部付近を兼ねさせ、かつ該移載用台の上記移載方
向と反対側端部に係止部を構成し、加えて前記プッシャ
ー部材に、その押し込み動作からの復帰動作の際に上記
係止部に係止して前記移載用台を機枠上の原位置に引戻
す引戻し片を設けるような構成とすることができる。
【0011】あるいは、同様に、前記移載用台を、機枠
上に、トレー類の移載方向に進退自在であるように配設
しておき、前記渡り板部材として、該移載用台の移載方
向側端部付近を兼ねさせ、かつ該移載用台に、これを前
記プッシャー部材の押し込み動作に連動して、その該当
端部が前記載置台の該当する端部に当接するまで、移載
方向に進出させ、トレー類の移載完了後に、機枠上の原
位置に復帰させる進退駆動機構を設けた構成とすること
ができる。
【0012】あるいはまた、同様に、前記移載用台を、
機枠上に、トレー類の移載方向に進退自在であるように
配設しておき、前記渡り板部材として、該移載用台の移
載方向側端部付近を兼ねさせ、かつ該移載用台が、その
上に載っているトレー類に対する前記プッシャー部材の
押し込み動作にともなって、その該当端部が前記載置台
の該当する端部に当接するまで、移載方向に進出させら
れた場合に、その上のトレー類が載置台に移載完了する
と、この移載用台に、これを機枠上の原位置に引戻す復
帰用弾性体を設けた構成とすることもできる。
【0013】前記渡り板部材の動作を、前記のように、
付設した進退駆動機構によって行なうように構成した場
合には、前記プッシャー部材を往復駆動する往復駆動機
構の作動信号を利用して動作するように構成することが
できる。即ち、プッシャー部材を進出させる信号が出力
された場合には、渡り板部材を、渡り板として機能する
ように、進出させ、プッシャー部材を後退させる信号が
出力された場合には、渡り板部材を、後退させるよう
に、前記進退駆動機構を駆動させるべく構成するもので
ある。
【0014】前記起伏するタイプの渡り板部材の起伏動
作を、起伏駆動機構で行なうものとした場合にも、同様
に、前記プッシャー部材を往復駆動する往復駆動機構の
作動信号を利用して動作するように構成することができ
る。即ち、プッシャー部材を進出させる信号が出力され
た場合には、渡り板部材を、渡り板として機能するよう
に、伏倒動作させ、プッシャー部材を後退させる信号が
出力された場合には、渡り板部材を、起立させるよう
に、前記起伏駆動機構を駆動させるべく構成するもので
ある。
【0015】ところで前記プッシャー部材を往復駆動す
る往復駆動機構としては、空気圧シリンダ又は油圧シリ
ンダを採用するのが、構成が簡単で、確実な動作が得ら
れるので、適当である。
【0016】また前記載置台は、次段の載置台にトレー
類を移載するための移載用台に構成することも可能であ
る。しかしてこの移載用台にもプッシャー部材や渡り板
部材等移載用台に必要な機構を全て構成すべきであるこ
とは云うまでもない。
【0017】前記移載用台は、載置台が複数段に構成さ
れたものである場合には、その各段の台に、対応させる
べく昇降させる昇降機構を備えた構造に構成する。
【0018】
【作用】しかして本発明のトレー類の移載装置によれ
ば、トレー類の搬送装置中の前段の移載用台と次段の移
載用台又は載置台との間に、機構設計上又は安全上の理
由などにより必然的に形成される間隙がトレー類の移載
の行なわれる間のみ、渡り板部材によって一時的に橋渡
しされ、その後、その渡り板部材は、自動的にあるいは
対応する制御のもとに、確実に橋渡し状態から復帰す
る。したがって、トレー類のスムーズかつ安全な移載が
保証されるとともに、前記間隙を生ぜざるを得なかった
理由に対しても障害とならない。
【0019】したがって、トレー類に収納されている対
象物品の損傷、外観不良等の発生につながるような商品
価値の損なわれる事態を防止することができる。
【0020】
【実施例】以下、実施例を示す添付図を参照しつつ本発
明を開示する。図1は、本発明のトレー類の移載装置を
含むトレー類搬送装置の好適な構成例を示す平面説明図
である。
【0021】図1に於いて、トレー類搬送装置は、前段
からのトレー搬送コンベア10、該搬送コンベア10の
最先端のトレー切出装置20、及びトレー移載装置30
から構成される。図中40は、トレー搬送台車で、3〜
5段程度のラックを備えた搬送台車である。このトレー
搬送台車40は、矢印42のように移動して移載定位置
に停止し、移載完了後、矢印44のように台車移動ライ
ンに沿って搬送される。
【0022】もっともこの実施例では、トレー搬送台車
40は、移載定位置から矢印44方向にそのほぼ一台分
の長さだけ移動した直後に停止させられ、その位置で自
動的にその計量が行なわれ、付設してある表示器でその
計量結果が表示され、かつプリントアウトされ、更に所
定の記憶手段に保持されるようになっている。
【0023】前記トレー搬送コンベア10は、図示が省
略されている前段で、対象物品、例えば、鶏卵が収納さ
れたトレーが載置され、要すれば、それらの複数のトレ
ーが段積みされたトレー群を、図1中、上向矢印方向に
搬送するものである。よく知られているチェーンコンベ
ア、ベルトコンベア、ローラーコンベア、又はスラット
コンベア等を、単独で又は適宜組み合わせて使用するこ
とができる。
【0024】このような構成によるトレー搬送コンベア
10の終端付近には、先行するトレー群が次続するトレ
ー群によって押圧され、次続する切り出し動作が妨げら
れるのを回避するために、第一及び第二のストッパ1
2、14を設ける。それぞれの動作は、例えば、光電ス
イッチのようなトレーの有無を検出する第一及び第二の
センサ16、18によってトレー群T1、T2…の有無
を検出し、後段への搬送の可否を考慮しつつ決定され
る。
【0025】前記トレー切出装置20は、搬送コンベア
10により順次送り込まれるトレー群Tを停止板部材2
2に当接させて停止させておき、空気圧シリンダ26の
ロッドの先端に固設したプッシャー部材24によって、
図1中、右方向に押し出す。この実施例では、次段に於
いて3つのトレー群TI、TII、TIIIを載置する
構成例を示しているが、対象物品の種類、用途、所望の
荷姿等に応じて、これ以下またはこれ以上のトレー群と
することができる。
【0026】このような構成で、トレー切出装置20に
は、これと次段との間で、前述のトレー押し出し動作の
際にスムーズかつ安全な移載が行なわれるよう、渡り板
部材28が設けてある。この渡り板部材28は、後述す
るように、可動式に構成したものである。
【0027】前記トレー移載装置30は、前述のよう
に、3つのトレー群TI、TII、TIIIを載置する
構成を示している。したがって、トレー切出装置20の
プッシャー部材24を駆動する空気圧シリンダ26は、
三回作動し、後続するトレー群を介して先行するトレー
群TI、TIIの順次的な押し込み動作を行なう。
【0028】前記トレー移載装置30に、所定数のトレ
ー群TI、TII、TIIIが載置されたことが、図示
されていないセンサにより、または前記空気圧シリンダ
26の作動回数等により確認されると、トレー搬送台車
40の対応する段のラックに対してプッシャー部材32
及び空気圧シリンダ34によりトレー群A、Bのように
押し込み移載される。ここでも、トレー移載装置30と
トレー搬送台車40との間に生ずる間隙を埋め、トレー
群A、Bの移載をスムーズかつ確実に行なうための可動
式の渡り板部材36が設けられる。
【0029】なお前記トレー搬送台車40が複数段のラ
ックを有するものである場合には、トレー移載装置30
のトレー移載用台、プッシャー部材32及び空気圧シリ
ンダ34が、該トレー搬送台車40の各段のラックに対
応する高さ位置に停止可能な昇降機構を設けておくこと
とする。トレー搬送台車40の各段のラック46の高さ
位置の検出は、通常のリミットスイッチをはじめ、光電
スイッチ、電磁式又は静電容量式の近接スイッチ、超音
波スイッチ等の無接触センサを使用して行なうことがで
きる。
【0030】トレ−搬送台車40が複数段のラックを有
する場合に於けるトレー移載装置30の昇降機構は、電
動機及びチェーンによることもできるが、シリンダ駆動
とすることもできる。前段からのトレー受け取りの高さ
位置は、トレー切出装置20のトレーの送り出し部分の
高さに対応する。したがって、サイクルタイムを短縮す
るためには、トレー切出装置20のトレーの送り出し部
分の高さが、トレー搬送台車40のいずれかのラック高
さに対応していると都合がよい。
【0031】このような構成により、少なくとも最初の
トレー移載は、短時間で行なわれることになる。その他
の段のラックに対する移載にあたっては、トレー移載装
置30のトレー移載用台等の上昇動作又は下降動作を行
ない、対応する段のラックに高さを一致させた後、前記
移載サイクルが実行されることになる。
【0032】トレー群A、B等の移載が完了したトレー
搬送台車40は、矢印44のように台車搬送ラインに沿
って移動し、移載定位置に隣接する次段の計量位置に移
動すると、前記したように、積載重量の計量が行なわ
れ、付設してある表示器でその計量結果が表示され、か
つプリントアウトされ、更に所定の記憶手段に保持され
るようになっている。トレー搬送台車40は、その後台
車搬送ラインに沿って移動し、必要に応じて仕分け等を
行なう仕分けステーション又は製品の良否や等級の判定
等を行なう検品ステーション等に移動される。
【0033】図2は、前記トレー搬送コンベア10の先
端部付近の構成を示す一部切欠概略斜視図、図3はその
一部である渡り板部材28の付近を拡大して示した一部
切欠概略斜視図である。このトレー搬送コンベア10
は、図示されていないチェーンの上に多数の板材が取り
付けられたスラットコンベアとして図示されているが、
ローラーコンベア、チェーンコンベア又はベルトコンベ
ア等でも不都合はない。コンベア上には、図示されてい
ない搬送トレー群を所定位置に停止させるための第一の
ストッパ12、第二のストッパ14及びこれらに対応す
る第一のセンサ16、第二のセンサ18が配設されてい
る。
【0034】上記トレー搬送コンベア10の末端は、前
記したように、トレー切出装置20が構成されている。
このトレー切出装置20に相当する部位のコンベア上に
は、第一のストッパ12によって区分され、図示されて
いないトレー群1組のみが末端の停止板部材22に当接
して停止させられた状態で載置されることとなる。図示
されていないトレー群に対応する位置のコンベアフレー
ムにはプッシャー部材24が配設される。このプッシャ
ー部材24は、この例では、空気圧シリンダ26によっ
て両頭矢印25のように往復動するようになっている。
【0035】上記プッシャー部材24の取り付けられた
側と対向するコンベアフレームの側板部には、その一部
を兼ねる渡り板部材28がヒンジを介して起伏自在に配
設されている。この渡り板部材28が必要なのは、下方
に配設されるコンベア駆動部としての電動モータが存在
していて、トレー搬送コンベア10の末端とここからト
レー群を移載すべき次段トレー移載装置30との間に間
隙が生ぜざるを得ないためである。また、この渡り板部
材28を、図3中、両頭矢印23に示したように、起伏
自在な可動式としているのは、次段のトレー移載装置3
0に於けるトレー移載用台が昇降機構を備えており、そ
の上昇又は下降の際に衝突する等の障害となる事態を回
避するためである。図2及び図3中、27はチェーンカ
バー、29は弾性体としての弦巻バネである。
【0036】図4は、前記トレー移載装置30の構成例
を示す斜視図である。この実施例では、n段のラックに
トレー群Tを移載するための昇降機構31を備えてお
り、プッシャー部材32、空気圧シリンダ34及びトレ
ー移載用台33を上記n段の各ラックに対応して停止す
ることができるように構成してある。プッシャー部材3
2は、空気圧シリンダ34によって往復作動させられ、
図1に示したように、前記トレー群TI、TII、TI
IIを、図4中、矢印39のように押し出すようになっ
ている。
【0037】トレー移載用台33の上昇時又は下降時に
於ける停止位置の検出は、センサ35−1、35−2、
…35−nによって行なわれる。
【0038】図4に於いて、トレー群Tは、前記トレー
切出装置20から矢印37のように送り込まれる。
【0039】図5は、トレー搬送台車40の構成例を示
す斜視図である。このトレー搬送台車40は、キャスタ
ー45を備えており、図1に於ける台車移動ラインから
出た後、目的位置まで移動させられる。なお、有線又は
床面に設置された誘導アンテナ等により無線操縦される
動力付き台車とすることもできる。
【0040】図5に示すトレー搬送台車40は、上中下
三段のトレー群載置用のラック46、46、46が設け
られている。このラック段数は搬送対象物、搬送距離、
搬送の目的、例えば、箱詰め前の準備、次段工程への搬
送、展示販売用等に応じて適宜変更することができる。
このラック段数の違いには、図4に示したトレー移載装
置30に於けるセンサ群35−1、35−2、・・35
−nの位置を変更することによって容易に対応させるこ
とができる。また、段数の異なるトレー搬送台車を同時
に使用する場合には、センサ群35−1、35−2、…
35−nを複数系列配設し、これらを切り替え使用する
ことにより、容易に対応することができる。
【0041】図6(a)〜(e)は、図2に示したトレー切出
装置20の動作状態を示す説明図である。図6(a)で
は、六段積みされたトレー群Tがコンベアの末端にある
停止板部材22に当接した状態で待機している。ついで
図6(b)、(c)のように、空気圧シリンダ26を伸長作動
させて、プッシャー部材24を前進させる。これによっ
て、トレー群Tは、その先端下部が渡り板部材28を、
矢印21a、即ち、移載方向に向かって押し倒しつつ前
進し、最終的にトレー群Tが次段のトレー移載用台33
に移載された後も、プッシャー部材24の尾部24tが
渡し板部材28を押圧しており、図6(d)のように渡し
板部材28が復帰するのを防止するようになっている。
【0042】次いで、図6(e)のようにプッシャー部材
24が後退するに至ると、渡り板部材28は矢印21b
のように完全に復帰する。
【0043】図7(a)〜(e)は、図4に示したトレー移載
装置30の動作状態を示す説明図である。図7(a)で
は、六段積みされたトレー群Tが、トレー移載装置30
のトレー移載用台33上に所定組数載置されて待機して
いる。このようにトレー移載用台33上に所定組数のト
レー群Tが載置されたことが検出されると、空気圧シリ
ンダ34で駆動させられるプッシャー部材32によって
上記トレー群Tが押し出される(図6(b))。この状態
では、渡り板部材36はトレー群Tの下部で押圧され、
水平となっている。なお、この実施例では、渡り板部材
36には、ソレノイドS及びレバーLが備えられてい
る。
【0044】図7(c)は、第一のトレー群Aを、長スト
ロークでラック46(トレー搬送台車40のラック)上
の最深部まで送り込んだ状態である。ついで、上記と同
様の動作により、短ストロークで第二のトレー群Bを押
し出し、所定数のトレー群A、Bを載置する(図7
(d))。その後、図7(e)のように、空気圧シリンダ34
を作動させてプッシャー部材32を後退させるまで、図
7(c)、(d)のようにソレノイドSを短縮作動させてお
き、渡り板部材36を水平に維持しておく。プッシャー
部材32が渡り板部材36上を通過した後、ソレノイド
SをレバーLが弧状矢印のように運動するように伸長作
動させる。その結果、渡り板部材36は弧状矢印のよう
に回動して直立状態に復帰する。それ故、次段のラック
46がいずれかの方向に移動する場合にも、接触や破損
等の不都合は生じない。
【0045】ここに示した実施例では、好ましい動作が
得られるが、図7(c)のように、トレー群Aを最深部ま
で送り込むには、長大な二段ストローク式の空気圧シリ
ンダ34を使用する必要がある。そこで、第一のトレー
群Aを図7(d)に於ける第二のトレー群Bの位置まで送
り込み、引き続く第二のトレー群Bによって第一のトレ
ー群Aを図7(d)、(e)のように押し込むこともできる。
このような構成によれば、使用する空気圧シリンダ34
を小形化することができ、更に、渡り板部材36の復帰
機構を簡潔に構成することができる。
【0046】図8(a)、(b)は、トレー移載装置の他の第
一の例を示した側面概略説明図である。この例では、ト
レー移載用台133の先端部(移載方向側端部)付近に
渡り板部材136の機能を兼ねさせる構成とする。上記
トレー移載用台133は、機枠50上に、直線ガイド装
置51を介して、トレー群Tの移載方向に進退自在であ
るように配設する。また上記トレー移載用台133の後
端には係止用立ち上げ部52を構成し、他方、機枠50
の後部に空気圧シリンダ134を介して配したプッシャ
ー部材132の下部を更に下方に垂下した引戻し片13
2aに構成する。
【0047】しかして前記トレー切出装置20によって
所定組のトレー群Tがトレー移載用台133上に移載さ
れ、これが図示しないセンサによって検出されると、空
気圧シリンダ134が伸長動作して、プッシャー部材1
32にトレー群Tの押し出し動作をさせる。このとき、
トレー群Tは、トレー移載用台133上を容易に滑るよ
うなことは起こらないので、該トレー群Tの移動にとも
なって該トレー移載用台133もこれに追随して移動
し、その先端がトレー搬送台車40の対応するラック4
6に当接して停止する。トレー群Tは更にプッシャー部
材132に押されて、その後は、トレー移載用台133
上を滑って進行し、渡り板部材136を兼ねるトレー移
載用台133の先端部を滑動しつつ通過してラック46
上に載置されることとなる(図8(b))。この後、空気
圧シリンダ134の短縮動作にともなってプッシャー部
材132が後退すると、その下部に垂下した引戻し片1
32aが前記係止用立ち上げ部52に係止して、これを
引戻し、図8(a)の状態にトレー移載用台133を復帰
させる。
【0048】しかしてトレー群Tの移載動作は、渡り板
部材136によって間隙が埋められるので、スムーズか
つ安全に行ない得るものとなり、かつ必要な時以外は渡
り板部材136は後退しているので、トレー搬送台車4
0の移動の時にも障害になることがない。なお前記の移
載動作を二度繰り返せば、各段のラック46に、図8
(a)の下段のように所要組のトレー群Tを載置すること
ができる。
【0049】図9(a)、(b)はトレー移載装置の他の第二
の例を示した側面概略説明図である。この例では、トレ
ー移載用台233の先端部(移載方向側端部)付近に渡
り板部材236の機能を兼ねさせる構成とする。上記ト
レー移載用台233は、その機枠60上に、直線ガイド
装置61を介して、トレー群Tの移載方向に進退自在で
あるように配設する。またバネ支持片62を前記機枠6
0の後部下端から後方に延長状態に配設し、その後端と
上記トレー移載用台233の後端に、これを移載方向と
逆方向に引戻すための弦巻バネ63を配する。他方、機
枠60の後部上端には空気圧シリンダ234に進退駆動
されるプッシャー部材232を設ける。
【0050】しかして前記トレー切出装置20によって
所定組のトレー群Tがトレー移載用台233上に移載さ
れ、これが図示しないセンサによって検出されると、空
気圧シリンダ234が伸長動作して、プッシャー部材2
32にトレー群Tの押し出し動作をさせる。このとき、
通常、トレー群Tは、トレー移載用台233上を容易に
滑ることはないので、前記弦巻バネ63の付勢力に抗し
て、該トレー群Tの移動にともなって、該トレー移載用
台233もこれに追随して移動し、その先端がトレー搬
送台車40の対応するラック46に当接して停止する。
トレー群Tは更にプッシャー部材232に押されて、そ
の後は、トレー移載用台233上を滑って進行し、渡り
板部材236を兼ねるトレー移載用台233の先端部を
滑動しつつ通過してラック46上に載置されることとな
る(図9(b))。
【0051】こうしてし、トレー群Tがラック46上に
移動してしまうと、トレー移載用台233は、トレー群
Tの最下部のトレーの底面との間の摩擦力が失われてし
まうので、前記弦巻バネ63の作用により原位置に復帰
する。即ち、トレー移載用台233は図9(a)の位置の
戻ることとなる。その後又はそれと同時に、前記プッシ
ャー部材232も空気圧シリンダ234の短縮動作によ
り原位置、即ち、図9(a)の位置に復帰する。
【0052】しかしてトレー群Tの移載動作は、渡り板
部材236によって間隙が埋められるので、スムーズか
つ安全に行ない得るものとなり、かつ必要な時以外は渡
り板部材236は後退しているので、トレー搬送台車4
0の移動の時にも障害になることがない。なお前記の移
載動作を二度繰り返せば、各段のラック46に、図9
(a)の下段のように所要組のトレー群Tを載置すること
ができる。
【0053】図10(a)、(b)はトレー移載装置の他の第
三の例を示した側面概略説明図である。この例では、ト
レー移載用台333の先端部(移載方向側端部)付近に
渡り板部材336の機能を兼ねさせる構成とする。上記
トレー移載用台333は、その機枠70上に、直線ガイ
ド装置71を介して、トレー群Tの移載方向に進退自在
であるように配設する。また上記トレー移載用台333
の後端には、これを必要に応じて移載方向に進退駆動す
べく、前記機枠70の後部下端付近に取り付けた小型空
気圧シリンダ72を結合する。他方、機枠70の後部上
端には空気圧シリンダ334に進退駆動されるプッシャ
ー部材232を設ける。
【0054】しかして前記トレー切出装置20によって
所定組のトレー群Tがトレー移載用台333上に移載さ
れ、これが図示しないセンサによって検出されると、空
気圧シリンダ334が伸長動作して、プッシャー部材3
32にトレー群Tの押し出し動作をさせる。このとき、
上記空気圧シリンダ334を動作させる制御信号を利用
して、その伸長動作に連動して前記小型空気圧シリンダ
72を伸長動作させ、プッシャー部材332のトレー群
Tの押し出し動作に連動してトレー移載用台333を進
出させる。勿論、上記小型空気圧シリンダ72は上記ト
レー移載用台333の先端、即ち、渡り板部材336の
先端がトレー搬送台車40の対応するラック46の端部
に当接した時点で伸長動作を停止する。しかしてトレー
群Tはプッシャー部材232の継続する進出動作によっ
て更に押され、その後は、トレー移載用台333上を滑
って進行し、渡り板部材336を兼ねるトレー移載用台
333の先端部を滑動しつつ通過してラック46上に載
置されることとなる(図10(b))。
【0055】こうしてし、トレー群Tがラック46上に
移動してしまうと、トレー移載用台333は、前記小型
空気圧シリンダ72の短縮動作により原位置に復帰す
る。即ち、トレー移載用台333は図10(a)の位置の
戻ることとなる。その後又はそれと同時に、前記プッシ
ャー部材332も空気圧シリンダ334の短縮動作によ
り原位置、即ち、図10(a)の位置に復帰する。
【0056】しかしてトレー群Tの移載動作は、渡り板
部材336によって間隙が埋められるので、スムーズか
つ安全に行ない得るものとなり、かつ必要な時以外は渡
り板部材336は後退しているので、トレー搬送台車4
0の移動の時にも障害になることがない。なお前記の移
載動作を二度繰り返せば、各段のラック46に、図10
(a)の下段のように所要組のトレー群Tを載置すること
ができる。
【0057】
【発明の効果】本発明のトレー類の移載搬送によれば、
次段装置との間に渡り板部材を必要に応じて進出させ、
この上を通過してトレー類を移載させることとしたもの
であるため、破損し易いあるいは傷つき易い対象物品を
収納したトレー類を、安全、確実かつスムーズに次段装
置に移載させ、好適にトレー類の搬送を行なうことがで
きる。更にまた不要のときは後退しているので、次段装
置の移動その他の際にもこれが接触して該当部位を破損
する等の問題を生じる虞も皆無なものである。
【0058】このトレー類の移載装置は、隣接する設備
を適宜変更して適用することにより多くの変更が可能で
あり、多種多様な用途に適合せしめることができる。対
象物品も多くの可能性を有し、鶏卵をはじめ、傷つき易
い果物、ケーキ、菓子類、練り物の生地類等の製造工
程、保管、梱包、展示等の工程に於いて適用することが
できる。
【0059】請求項2に記載したように、前記往復駆動
機構を、空気圧シリンダ又は油圧シリンダで構成した場
合には、プッシャー部材の往復動が極めて簡単に実現で
きることとなるものである。
【0060】請求項3に記載したように、前記載置台
を、次段の載置台にトレー類を移載するための移載用台
に構成した場合には、移載用の装置間のトレー類の移載
についても、前記のように、安全、確実かつスムーズに
行ない得るものとなるものである。
【0061】請求項4に記載したように、前記移載用台
を、複数段の載置台に対して、その各段の高さに対応す
べく昇降する昇降機構を備えた構造に構成した場合に
は、単一の高さの載置台にのみではなく、当然、複数段
の載置台を備えたトレー搬送台車等に都合よくトレー類
の移載動作を行なうことができる。
【0062】請求項5に記載したように、前記渡り板部
材を、前記移載用台に於けるトレー類の移載方向側の端
部に、トレー類を介して前記プッシャー部材によって、
移載方向に、伏倒され得べくヒンジを介して起伏自在に
立設し、かつトレー類がその上を滑動して通過した後、
復帰して起立すべく復帰用弾性体を配した場合には、渡
り板部材はトレー類の移載動作にともなって必要な場合
にのみ進出して、トレー類の安全、確実かつスムーズな
移載に寄与し、更に、必要時以外は進出していないの
で、移送先の装置類に衝突して相互の損傷が生じる等の
虞はない。しかも渡り板部材の進退動作は極めて簡明な
構成で得られたものである。
【0063】請求項6に記載したように、前記移載用台
を、機枠上に、トレー類の移載方向に進退自在であるよ
うに配設し、前記渡り板部材として、該移載用台の移載
方向側端部付近を兼ねさせ、かつ該移載用台の上記移載
方向と反対側端部に係止部を構成し、加えて前記プッシ
ャー部材に、その押し込み動作からの復帰動作の際に上
記係止部に係止して前記移載用台を機枠上の原位置に引
戻す引戻し片を構成した場合には、渡り板部材はトレー
類の移載動作にともなって必要な場合にのみ進出して、
トレー類の安全、確実かつスムーズな移載に寄与し、更
に、必要時以外は進出していないので、移送先の装置類
に衝突して相互の損傷が生じる等の虞はない。しかも渡
り板部材の進退動作は極めて簡明な構成で、特別の駆動
手段を要せずして得られたものである。
【0064】請求項7に記載したように、前記移載用台
を、機枠上に、トレー類の移載方向に進退自在であるよ
うに配設し、前記渡り板部材として、該移載用台の移載
方向側端部付近を兼ねさせ、かつ該移載用台に、これ
を、前記プッシャー部材の押し込み動作に連動して、そ
の該当端部が前記載置台の該当する端部に当接するま
で、移載方向に進出させ、トレー類の移載完了後に、機
枠上の原位置に復帰させる進退駆動機構を設けた場合に
は、渡り板部材はトレー類の移載動作にともなって必要
な場合にのみ進出して、トレー類の安全、確実かつスム
ーズな移載に寄与し、更に、必要時以外は進出していな
いので、移送先の装置類に衝突して相互の損傷が生じる
等の虞はない。しかも渡り板部材の進退動作は極めて簡
明な構成で得られたものである。
【0065】請求項8に記載したように、前記移載用台
を、機枠上に、トレー類の移載方向に進退自在であるよ
うに配設し、前記渡り板部材として、該移載用台の移載
方向側端部付近を兼ねさせ、かつ該移載用台が、その上
に載っているトレー類に対する前記プッシャー部材の押
し込み動作にともなって、その該当端部が前記載置台の
該当する端部に当接するまで、移載方向に進出させられ
た場合に、その上のトレー類が載置台に移載完了する
と、この移載用台に、これを、機枠上の原位置に引戻す
復帰用弾性体を設けたものである場合は、渡り板部材は
トレー類の移載動作にともなって必要な場合にのみ進出
して、トレー類の安全、確実かつスムーズな移載に寄与
し、更に、必要時以外は進出していないので、移送先の
装置類に衝突して相互の損傷が生じる等の虞はない。し
かも渡り板部材の進退動作は極めて簡明な構成で得られ
たものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の基本構成例を示す平面説明図。
【図2】一実施例のトレー搬送コンベアの先端部付近に
構成したトレー切出装置を示す一部切欠概略斜視図。
【図3】図2のトレー切出装置の一部である渡り板部材
の付近を拡大して示した一部切欠概略斜視図。
【図4】一実施例のトレー移載装置を示す概略斜視図。
【図5】本発明に於いて適用可能なトレー搬送台車の一
例を示す概略斜視図。
【図6】一実施例のトレー切出装置の動作例を示す説明
図。
【図7】一実施例のトレー移載装置の動作例を示す説明
図。
【図8】トレー移載装置の他の第一の例を示した側面概
略説明図。
【図9】トレー移載装置の他の第二の例を示した側面概
略説明図。
【図10】トレー移載装置の他の第三の例を示した側面
概略説明図。
【符号の説明】
10 トレー搬送コンベア 12、14 ストッパ 16、18 センサ 20 トレー切出装置 22 停止板部材 24、32、132、232、332 プッシャー部材 24t プッシャー部材24の尾部 26、34、134、234、334 空気圧シリンダ 28、36、136、236、336 渡り板部材 29、63 弦巻バネ 30 トレー移載装置 31 昇降機構 33、133、233、333 トレー移載用台 40 トレー搬送台車 46 ラック 50、60、70 機枠 51、61、71 直線ガイド装置 52 係止用立ち上げ部 62 バネ支持片 72 小型空気圧シリンダ 132a 引戻し片 S ソレノイド L レバー

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トレー類の移載用台と、 上記移載用台に載っているトレー類をこれに隣接して配
    置された載置台に押し込むべく往復動するプッシャー部
    材と、 上記プッシャー部材を往復動させる往復駆動機構と、 上記プッシャー部材が押し込み動作を行なう際に、この
    押し込み動作に連動して、前記移載用台とこれに隣接し
    て配された前記載置台との間の橋渡しを行なう渡り板部
    材と、 を備えたトレー類の移載装置。
  2. 【請求項2】 前記往復駆動機構を、空気圧シリンダ又
    は油圧シリンダで構成した請求項1のトレー類の移載装
    置。
  3. 【請求項3】 前記載置台を、次段の載置台にトレー類
    を移載するための移載用台に構成した請求項1のトレー
    類の移載装置。
  4. 【請求項4】 前記移載用台を、複数段の載置台に対し
    て、その各段の高さに対応すべく昇降する昇降機構を備
    えた構造に構成した請求項1又は2のトレー類の移載装
    置。
  5. 【請求項5】 前記渡り板部材を、前記移載用台に於け
    るトレー類の移載方向側の端部に、トレー類を介して前
    記プッシャー部材によって、移載方向に、伏倒され得べ
    くヒンジを介して起伏自在に立設し、かつトレー類がそ
    の上を滑動して通過した後、復帰して起立すべく復帰用
    弾性体を配した請求項1、2、3又は4のトレー類の移
    載装置。
  6. 【請求項6】 前記移載用台を、機枠上に、トレー類の
    移載方向に進退自在であるように配設し、前記渡り板部
    材として、該移載用台の移載方向側端部付近を兼ねさ
    せ、かつ該移載用台の上記移載方向と反対側端部に係止
    部を構成し、加えて前記プッシャー部材に、その押し込
    み動作からの復帰動作の際に上記係止部に係止して前記
    移載用台を機枠上の原位置に引戻す引戻し片を構成した
    請求項1、2、3又は4のトレー類の移載装置。
  7. 【請求項7】 前記移載用台を、機枠上に、トレー類の
    移載方向に進退自在であるように配設し、前記渡り板部
    材として、該移載用台の移載方向側端部付近を兼ねさ
    せ、かつ該移載用台に、これを、前記プッシャー部材の
    押し込み動作に連動して、その該当端部が前記載置台の
    該当する端部に当接するまで、移載方向に進出させ、ト
    レー類の移載完了後に、機枠上の原位置に復帰させる進
    退駆動機構を設けた請求項1、2、3又は4のトレー類
    の移載装置。
  8. 【請求項8】 前記移載用台を、機枠上に、トレー類の
    移載方向に進退自在であるように配設し、前記渡り板部
    材として、該移載用台の移載方向側端部付近を兼ねさ
    せ、かつ該移載用台が、その上に載っているトレー類に
    対する前記プッシャー部材の押し込み動作にともなっ
    て、その該当端部が前記載置台の該当する端部に当接す
    るまで移載方向に進出させられた場合に、その上のトレ
    ー類が載置台に移載完了すると、この移載用台に、これ
    を機枠上の原位置に引戻す復帰用弾性体を設けた請求項
    1、2、3又は4のトレー類の移載装置。
JP33389894A 1994-12-17 1994-12-17 トレー類の移載装置 Pending JPH08169533A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015044664A (ja) * 2013-08-28 2015-03-12 株式会社豊田自動織機 倉庫システム
CN106946025A (zh) * 2017-04-05 2017-07-14 临沂市晋江福源食品有限公司 一种自动接盘机

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015044664A (ja) * 2013-08-28 2015-03-12 株式会社豊田自動織機 倉庫システム
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