JPH08169341A - 分散型進路制御装置 - Google Patents

分散型進路制御装置

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JPH08169341A
JPH08169341A JP6314799A JP31479994A JPH08169341A JP H08169341 A JPH08169341 A JP H08169341A JP 6314799 A JP6314799 A JP 6314799A JP 31479994 A JP31479994 A JP 31479994A JP H08169341 A JPH08169341 A JP H08169341A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 製造コストを低減し、応答性を向上させるこ
と。 【構成】 ダイヤ管理装置11からの駅ダイヤ情報は、
伝送ライン13,3,23を介して駅ダイヤ管理手段2
1に送られる。駅ダイヤ管理手段21は、これに基いて
駅制御ダイヤ情報を作成して駅進路制御手段22に伝送
する。駅進路制御手段22は、この駅制御ダイヤ情報に
基づき、連動装置24を介して、列車の追跡及び進路制
御を行う。そして、その結果を列車運行状況情報として
指令所側制御装置1に伝送する。駅進路制御手段22は
各駅毎に異なる機能が要求されるので全駅共通の構成と
することはできないが、駅ダイヤ管理手段21は駅の構
造等に依存するわけではないので全駅共通の構成とする
ことができる。また駅進路制御手段22も各駅毎のシー
ケンス制御の専用機とすることで応答性を上げることが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄道列車の進路制御を
行う分散型進路制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】鉄道列車運行の際の進路制御は、鉄道の
公共輸送機関としての信頼性や高密度列車運転に対する
応答性等を考慮して、進路制御装置の使用により自動化
されており、これによって効率的な運行が図られてい
る。
【0003】この進路制御装置には、進路制御をはじめ
とする殆んどの制御を指令所側で行う集中型進路制御装
置と、列車運行の監視は指令所側で行うが、進路制御は
各駅に分散配置された駅側制御装置により行う分散型進
路制御装置とがある。
【0004】そして、分散型駅制御装置によれば、進路
制御機能の停止という危険を分散化できるので、最近
は、この分散型駅制御装置が次第に多く採用されつつあ
る。このような従来の分散型駅制御装置において、各駅
の駅側制御装置は、進路制御の他に、ダイヤ情報の管理
や列車追跡等も行なっているが、制御内容が駅毎に異な
るため、その構成も駅毎に異なるものとなっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のよう
に、各駅毎に異なる機能を有する駅側制御装置を分散配
置する分散型進路制御装置は、集中型進路制御装置に比
べて製造コストが増大し、経済的には不利なものとな
る。
【0006】また、列車の進路制御を行うにあたって、
各駅は、自駅と他駅との間で駅側制御装置同士の連携動
作を行なわなければならない場合があり、さらに、機器
を設置する前には装置全体の機能試験を行う必要があ
る。しかし、それぞれ異なる機能の駅側制御装置が分散
配置されている分散型進路制御装置にあっては、上記の
連携動作が難かしいため応答性を向上させることが困難
であり、また、機能試験についても各駅毎に異なる試験
を行なわなければならないため、多くの労力を要する結
果となっていた。
【0007】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、製造コストを低減すると共に応答性を向上させ、
効率的な機能試験を行うことが可能な分散型進路制御装
置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、請求項1記載の発明は、列車運行システ
ム全体の管理を行う指令所側制御装置と、前記指令所側
制御装置と伝送ラインを介して接続され、該指令所側制
御装置からの情報に基いて各駅での列車の追跡及び進路
制御を行うと共に、これらの結果に関する情報を該指令
所側制御装置へ伝送する駅側制御装置と、から成る分散
型進路制御装置において、各駅に設置される前記駅側制
御装置は、前記指令所側制御装置からの駅ダイヤ情報に
基いて自駅に関する駅制御ダイヤ情報を生成する駅ダイ
ヤ管理手段と、前記駅ダイヤ管理手段からの駅制御ダイ
ヤ情報に基いて自駅での列車の追跡及び進路制御を行う
と共に、これらの結果に関する情報を前記指令所側制御
装置に向けて出力する駅進路制御手段と、を備えたこと
を特徴とするものである。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記伝送ラインは、前記指令所側制御装置
から前記駅ダイヤ管理手段へ前記駅ダイヤ情報を伝送す
るための第1の伝送ラインと、前記駅進路制御手段から
前記指令所側制御装置へ追跡情報及び進路制御情報を伝
送するため、又は、前記指令所側制御装置から前記駅進
路制御手段へ制御指令を伝送するための第2の伝送ライ
ンと、から成ることを特徴とするものである。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の発明において、前記指令所側制御装置、並びに前記
各駅の駅側制御装置の前記駅ダイヤ管理手段及び前記駅
進路制御手段は、全ての駅についての、前記駅ダイヤ情
報、前記駅制御ダイヤ情報、並びに列車の追跡及び進路
制御の結果に関する情報を記憶する共有記憶部を有して
いること、を特徴とするものである。
【0011】請求項4記載の発明は、請求項1乃至3の
いずれかに記載の分散型進路制御装置において、前記指
令所側制御装置は、前記各駅の駅側制御装置に設けられ
ている連動装置の動作を模擬することが可能な連動模擬
装置を有するものであり、その模擬動作に基く制御指令
を前記駅進路制御手段へ伝送するものである、ことを特
徴とするものである。
【0012】
【作用】請求項1記載の発明において、各駅の駅ダイヤ
管理手段は、それらが扱う駅ダイヤ情報及び駅制御ダイ
ヤ情報のデータ内容が異なるだけであるため、装置自体
の構成については各駅間で共通のものとすることがで
き、製造コストを低減することができる。
【0013】一方、各駅の駅進路制御手段は、各駅毎に
異なる機能が要求されるので装置構成を各駅間で共通の
ものとすることはできない。しかし、この駅進路制御手
段をその駅の処理を専用に行う専用機として構成するこ
とにより、制御の応答性については却って短縮すること
ができる。
【0014】このように、従来、一体として考えられ、
各駅毎に異なる仕様によって製造されていた駅側制御装
置を、駅ダイヤ管理手段と駅進路制御手段とに分けて考
えることにより、製造コストを低減できると共に制御応
答性を向上させることができ、価格機能比を高くするこ
とができる。
【0015】請求項2記載の発明において、駅進路制御
手段から指令所側制御装置に伝送する追跡情報及び進路
制御情報は高い頻度で周期的に行なわれるものである。
一方、指令所側制御装置から駅ダイヤ管理手段へ伝送さ
れる駅ダイヤ情報は、高頻度且つ周期的に伝送されるも
のではないが、大きな容量のデータである。したがっ
て、これらの情報の伝送をそれぞれ専用のラインで行う
こととすれば、指令所側制御装置と各駅の駅側制御装置
との間の伝送をより円滑に行うことができる。
【0016】請求項3記載の発明において、指令所側制
御装置、及び駅側制御装置の各手段は共有記憶部を有し
ているので、全ての情報を共有して保持することができ
る。したがって、各駅では指令所を経由しなくても随時
必要な情報を取り出すことができる。
【0017】請求項4記載の発明によれば、列車が運転
された場合の各駅での連動装置の動作を、指令所側制御
装置が連動模擬装置を用いて模擬することができ、さら
に、各駅の連動装置に対する制御指令によって、模擬し
た通りの動作を行うか否かを確認することができる。す
なわち、指令所からの指令により全ての駅の装置の機能
試験を一括して行うことができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1乃至図4に基き
説明する。図1は請求項1記載の発明の実施例に係る構
成図である。この図において、指令所側制御装置1と駅
側制御装置21 〜2n は情報伝送ライン(幹線)3によ
り接続されている。
【0019】指令所側制御装置1は、列車ダイヤ情報の
管理を行うダイヤ管理装置11と、指令所において列車
運行状況のモニタ、列車ダイヤ情報操作、あるいは駅の
進路の手動設定等ができる監視制御端末12と、指令所
内の装置相互間を接続すると共に、情報伝送ライン3を
介して駅側制御装置21 〜2n と接続する指令所側情報
伝送ライン13と、を備えている。
【0020】駅側制御装置21 〜2n は、自駅のダイヤ
を管理する駅ダイヤ管理手段21と、駅ダイヤ管理手段
21からの制御ダイヤ情報により列車の追跡と進路制御
を行う駅進路制御手段22と、駅内の装置相互間を接続
すると共に、情報伝送ライン3を介して指令所側制御装
置1と接続する駅側情報伝送ライン23と、を備えてい
る。なお、24は連動装置である。
【0021】次に、図1の動作につき説明する。分散型
進路制御装置においては列車の自動進路制御は駅側制御
装置21 〜2n において行うが、指令所側制御装置1は
列車ダイヤ情報の全体的な管理と、駅から列車運行状況
情報の監視とを行うだけであり、自動進路制御は行わな
い。指令所から進路制御を行うのは、監視制御端末12
を用いて手動進路制御を行う場合のみである。
【0022】ダイヤ管理装置11は、本分散型進路制御
装置が担当する鉄道線区の列車ダイヤを管理しており、
駅ダイヤ管理装置21には、その駅に必要な駅ダイヤ情
報を切出して、そのダイヤを使用する以前に予め情報伝
送ライン13,3,23を介して駅ダイヤ管理手段21
に伝送しておく。
【0023】駅ダイヤ管理手段21は、この駅ダイヤ情
報を受信し記憶する。駅ダイヤ管理手段21は、駅ダイ
ヤ情報を進路制御に使用すべき時機となる以前に、列車
の追跡と進路制御に必要な情報として駅制御ダイヤ情報
を作成し、駅進路制御手段22に伝送する。
【0024】駅進路制御手段22は、駅制御ダイヤ情報
に基づき、連動装置24を介して列車の追跡と進路制御
を行い、その結果を列車運行状況情報として情報伝送ラ
イン23,3,13を介して指令所側制御装置1へ伝送
する。指令所側制御装置1では監視制御端末12が列車
運行状況情報を表示し、ダイヤ管理装置11はそれを実
績として記憶する。
【0025】なお、駅ダイヤ管理手段21が万一故障の
場合でも、駅進路制御手段22が正常であれば、指令所
側制御装置1の監視操作端末12により、手動進路制御
が可能である。
【0026】ここで、駅ダイヤ管理手段21の処理にあ
たっては、ダイヤ情報という比較的大きなデータを扱う
必要があるが、この処理は駅ダイヤ情報と駅制御ダイヤ
情報の構造に依存するだけでの処理であり、駅の構造に
は依存しない。したがって、駅ダイヤ管理手段21を全
駅共通の構成の装置とすることができる。
【0027】一方、駅進路制御手段22は、駅の配線や
信号設備により各々異なる機能となるが、離散的な情報
に基づくシーケンス制御であるため、シーケンス制御専
用の装置とすることで処理手続の実現を容易にすること
ができ、また、専用処理とすることで制御の応答性も短
縮することが可能となる。
【0028】この様に、分散型進路制御装置の駅側制御
装置の構成を駅ダイヤ管理手段と駅進路制御手段とに分
けることで、製造が容易となるだけでなく、制御の応答
性も向上させることができ、価格機能比の向上が可能と
なる。
【0029】次に、請求項2記載の発明の実施例を図2
に基き説明する。ただし、図1と同様の構成要素には同
一符号を付して重複した説明を省略する。
【0030】図2が図1と異なる点は、図1における情
報伝送ライン13が13a,13bの2つに分割され、
また、情報伝送ライン23も23a,23bの2つに分
割されている点である。そして、伝送ライン13a,2
3aにより第1の伝送ラインが形成され、伝送ライン1
3b,23bにより第2の伝送ラインが形成される。
【0031】伝送ライン13aは、指令所内の装置相互
間を接続すると共に、情報伝送ライン3を介して駅側制
御装置21 〜2n へダイヤ情報を伝送するダイヤ情報伝
送ラインであり、伝送ライン13bは、指令所内の装置
相互間を接続すると共に、情報伝送ライン3を介して駅
側制御装置21 〜2n から監視制御情報を伝送される監
視制御情報伝送ラインである。
【0032】伝送ライン23aは、駅内の装置相互間を
接続すると共に、情報伝送ライン3を介して指令所側制
御装置1からダイヤ情報を伝送されるダイヤ情報伝送ラ
インであり、伝送ライン23bは、駅内の装置相互間を
接続すると共に、情報伝送ライン3を介して指令所側制
御装置1へ監視制御情報を伝送する監視制御情報伝送ラ
インである。
【0033】ここで、幹線となる情報伝送ライン3はダ
イヤ情報伝送ライン13a及び監視制御情報伝送ライン
13bの双方の情報量を十分収容できる伝送能力を持つ
ものである。
【0034】次に、図2の動作につき説明する。ダイヤ
管理装置11は、本分散型進路制御装置が担当する鉄道
線区の列車ダイヤを管理しており、駅ダイヤ管理手段2
1には、その駅に必要な駅ダイヤ情報を切出して、その
ダイヤを使用する以前に予め情報伝送ライン13a,
3,23aを介して駅ダイヤ管理装置21に伝送してお
く。
【0035】駅進路制御手段22は、列車の追跡と進路
制御を行い、その結果を列車運行状況情報として情報伝
送ライン23b,3,13bを介して指令所側制御装置
1へ伝送する。指令所側制御装置1では、監視制御端末
12が情報伝送ライン13bより列車運行状況情報を受
信して表示し、ダイヤ管理装置11はそれを実績として
記憶する。
【0036】ところで、監視制御情報は時々刻々変化す
る列車運行状況を知らせるものであり、高い頻度で周期
的に指令所に上げ、指令所における列車監視に使用され
るものである。一方、分散型進路制御装置では、ダイヤ
乱れ時に運転整理を実施すると、その結果として変更し
たダイヤ情報を各駅へ伝送する必要がある。そして、ダ
イヤ情報は監視制御情報と比較して大きな容量を持つデ
ータである。したがって、このダイヤ情報を監視制御情
報とは別の伝送ラインで指令所から駅へ伝送することと
すれば、ダイヤ変更の情報をより速く駅へ伝送すること
ができる。
【0037】この様に、分散型進路制御装置の伝送ライ
ンの構成をダイヤ情報系と監視制御情報系とに分けるこ
とで、機能の応答性を上げることができる。
【0038】次に、請求項3記載の発明の実施例を図3
に基き説明する。この実施例における駅側制御装置21
〜2n は駅運行状況モニタ装置25を有している。そし
て、ダイヤ管理装置11、監視制御端末12、駅ダイヤ
管理手段21、駅進路制御手段22、及び駅運行状況モ
ニタ25は、それぞれが現在時点の監視制御情報を記憶
するための共有記憶部11a,12a,21a,22
a,25aを有している。
【0039】次に、図3の動作につき説明する。各駅側
制御装置の駅進路制御手段22は、駅制御ダイヤ情報に
基づき列車の追跡と進路制御を行い、結果として列車運
行状況情報を作成する。そして、駅進路制御手段22
は、この列車運行状況情報を監視制御情報として指令所
及び他の全ての駅に、情報伝送ライン23,3,13を
介して順次伝送する。この情報は各機器に持たせた共有
記憶部11a,12a,21a,22a,25aに記憶
し、随時使用できるようにする。
【0040】上記の構成によれば、各機器は見かけ上、
常に、同じ監視制御情報を共有できる。したがって、こ
の監視制御情報を使って列車運行状況のモニタ、隣接駅
からの接近列車の状態監視、他駅の情報に基づく進路制
御時機の設定などを容易に行うことができる。
【0041】例えば、駅運行状況モニタ装置25は共有
記憶部25aの情報を使用して、現在状況の運行状況を
表示することが容易にできる。しかし、もしこのような
共有記憶部がない場合は、指令所で運行状況をまとめ
て、それを必要な駅に送信する必要がある。
【0042】次に、請求項4記載の発明の実施例を図4
に基き説明する。この実施例における指令所側制御装置
1は連動模擬装置14を有するものである。
【0043】次に、図4の動作につき説明する。まず、
模擬試験に参入する駅制御装置を監視操作端末12より
指定し、該当装置を模擬試験状態とする。
【0044】連動模擬装置14は、ダイヤ管理装置11
から列車ダイヤ情報を入力し、それに従って列車が運転
された場合の連動装置24の動作を模擬する。模擬した
情報は情報伝送装置13,3,23を介して駅進路制御
装置22に伝送される。
【0045】模擬試験状態に設定されている駅進路制御
手段22は、連動装置24の代りに連動模擬装置14か
らの情報を入力し、あたかも実際に列車が運転された状
態と同様にして進路制御情報を連動模擬装置14に対し
て出力する。
【0046】連動模擬装置14は進路制御情報を受けて
連動装置24の動作を模擬して信号機情報を駅進路制御
手段22に出力する。駅進路制御手段22はこれを受信
して列車の追跡を行う。
【0047】この様に、指令所側制御装置1に連動模擬
装置14を備えることで、分散型進路制御装置の機能試
験が指令所から一括して行うことが可能となり、機能試
験の効率化と確実化が可能となる。
【0048】
【発明の効果】以上の様に、請求項1記載の発明によれ
ば、駅側制御装置の構成を駅ダイヤ管理手段と駅進路制
御手段とに分ける構成としたので、それぞれの処理に適
した機器毎の製造を容易とすることができ、また、制御
の応答性を向上させることができる。したがって、価格
機能比の向上が可能となる。
【0049】請求項2記載の発明によれば、伝送ライン
をダイヤ情報系と監視制御情報系とに分ける構成とした
ので、機能の応答性を上げることができる。
【0050】請求項3記載の発明によれば、各装置又は
各機器は見かけ上常に同じ監視制御情報を共有すること
ができるので、監視制御情報を使って列車運行状況のモ
ニタや、隣接駅からの接近列車の状態監視、あるいは他
駅の情報に基づく進路制御時機の設定などを容易に行う
ことが可能となる。
【0051】請求項4記載の発明によれば、装置の機能
試験を指令所から一括して行うことができるので、機能
試験の効率化と確実化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の発明の実施例に係る構成図。
【図2】請求項2記載の発明の実施例に係る構成図。
【図3】請求項3記載の発明の実施例に係る構成図。
【図4】請求項4記載の発明の実施例に係る構成図。
【符号の説明】
1 指令所側制御装置 21 〜2n 駅側制御装置 3,13,23 情報伝送ライン 11 ダイヤ管理装置 12 監視制御端末 14 連動模擬装置 21 駅ダイヤ管理手段 22 駅進路制御手段 24 連動装置 11a,12a,21a,22a,25a 共有記憶部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】列車運行システム全体の管理を行う指令所
    側制御装置と、 前記指令所側制御装置と伝送ラインを介して接続され、
    該指令所側制御装置からの情報に基いて各駅での列車の
    追跡及び進路制御を行うと共に、これらの結果に関する
    情報を該指令所側制御装置へ伝送する駅側制御装置と、 から成る分散型進路制御装置において、 各駅に設置される前記駅側制御装置は、 前記指令所側制御装置からの駅ダイヤ情報に基いて自駅
    に関する駅制御ダイヤ情報を生成する駅ダイヤ管理手段
    と、 前記駅ダイヤ管理手段からの駅制御ダイヤ情報に基いて
    自駅での列車の追跡及び進路制御を行うと共に、これら
    の結果に関する情報を前記指令所側制御装置に向けて出
    力する駅進路制御手段と、 を備えたことを特徴とする分散型進路制御装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の分散型進路制御装置におい
    て、 前記伝送ラインは、 前記指令所側制御装置から前記駅ダイヤ管理手段へ前記
    駅ダイヤ情報を伝送するための第1の伝送ラインと、 前記駅進路制御手段から前記指令所側制御装置へ追跡情
    報及び進路制御情報を伝送するため、又は、前記指令所
    側制御装置から前記駅進路制御手段へ制御指令を伝送す
    るための第2の伝送ラインと、 から成ることを特徴とする分散型進路制御装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載の分散型進路制御装置
    において、 前記指令所側制御装置、並びに前記各駅の駅側制御装置
    の前記駅ダイヤ管理手段及び前記駅進路制御手段は、全
    ての駅についての、前記駅ダイヤ情報、前記駅制御ダイ
    ヤ情報、並びに列車の追跡及び進路制御の結果に関する
    情報を記憶する共有記憶部を有していること、 を特徴とする分散型進路制御装置。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3のいずれかに記載の分散型
    進路制御装置において、 前記指令所側制御装置は、 前記各駅の駅側制御装置に設けられている連動装置の動
    作を模擬することが可能な連動模擬装置を有するもので
    あり、その模擬動作に基く制御指令を前記駅進路制御手
    段へ伝送するものである、 ことを特徴とする分散型進路制御装置。
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