JP3161154B2 - 列車運行管理システム - Google Patents

列車運行管理システム

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JP3161154B2 JP11479793A JP11479793A JP3161154B2 JP 3161154 B2 JP3161154 B2 JP 3161154B2 JP 11479793 A JP11479793 A JP 11479793A JP 11479793 A JP11479793 A JP 11479793A JP 3161154 B2 JP3161154 B2 JP 3161154B2
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  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
  • Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば事故等によっ
て発生する異常事態から正常列車ダイヤに復帰させるに
際し、変電所容量を越えることなく迅速に元の正常列車
ダイヤに戻すことができる列車運行管理システムに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図7は例えば「三菱電機技報」(Vo
l.61・2・1987)に示されるこの種の従来の列
車運行管理システムの構成を示すものであり、図に示す
ように、継電連動装置1を介して得られた各列車の在線
情報に基づき、駅装置2によって各列車の追跡を行っ
て、その追跡結果は伝送路3を介して中央管理装置4に
伝送される。中央管理装置4はこのようにして伝送され
た追跡結果情報を基に、操作端末5に各列車の運行状況
を表示して指令員に状況を伝達する。指令員はこの伝達
情報に基づいて各き電区間に進入する列車の本数を把握
し、これら各列車の所要電力量の総量と変電所容量とを
比較することによって、支障はないか否かについて適時
判断を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の列車運行管理シ
ステムは以上のように構成されているので、絶えず指令
員が多数の列車の運行状況を見ながら判断しなければな
らず、事故で列車ダイヤが乱れた時等のように、緊急の
事態には追従することが困難で、各列車の所要電力量が
変電所容量をオーバーしてトリップし、停電等を引き起
こして列車ダイヤの混乱を招くという問題点があった。
又、現時点の運行状況から将来の運行を予測し、各き電
区間の列車の所要電力量を推測することは非常に困難で
あり、仮に出来たとしても極めて概算的なものであって
実質的には対応することができず、後追い的な処置しか
できないという問題点があった。
【0004】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、事故等の異常事態から正常列車
ダイヤに復帰させるに際し、各き電区間ごとの各列車の
所要電力量の各総量を予測し、この各総量と各変電所容
量とを比較しながら列車ダイヤの修復を行うことによ
り、変電所容量を列車の所要電力量がオーバーして停電
等を引き起こすことなく、迅速に元の正常列車ダイヤに
戻すことが可能な列車運行管理システムを提供すること
を目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る請求項1
の列車運行管理システムは、予め各き電区間における各
列車の所要電力量を算出するとともに、所要電力量の各
総量と各変電所容量との比較を行い、各総量が各変電所
容量を越える場合には先頭の列車から順に起動指令を与
え、又、越えない場合には全列車へ一斉に起動指令を与
えるようにしたものである。
【0006】又、この発明に係る請求項2の列車運行管
理システムは、予め記憶されている情報を基に各列車の
現時点以降の運行ダイヤを予測するとともに、運行ダイ
ヤにおける各列車の運転曲線をシミュレーションするこ
とにより各列車の消費電力量を求め、上記消費電力量か
ら各き電区間ごとの消費電力量の総量を時系列的に算出
して、各き電区間ごとの消費電力量の総量と各変電所容
量との比較を順次行い、各き電区間ごとの消費電力量の
総量が各変電所容量を越えるき電区間が有る場合には、
不足電力量に相当する一部の列車に起動遅延またはダ行
走行の指令を与え、又、越えるき電区間が無い場合に
は、全列車にカ行走行の指令を与えるようにしたもので
ある。
【0007】又、この発明に係る請求項3の列車運行管
理システムは、列車ダイヤを元の正常列車ダイヤに戻す
ための修復案を作成するとともに、修復案に基づく各き
電区間ごとの各列車の運転曲線をシミュレーションする
ことにより各列車の消費電力を求め、各列車の消費電力
量から各き電区間ごとの消費電力量の総量を算出して、
各き電区間ごとの消費電力量の総量と各変電所容量との
比較を行い、各き電区間ごとの消費電力量の総量が各変
電所容量を越えるき電区間が有る場合には、修復案を補
正して上記各動作を繰り返し、又、越えるき電区間が無
い場合には、修復案に沿って各列車に走行指令を与える
ようにしたものである。
【0008】又、この発明に係る請求項4の列車運行管
理システムは、地上用送受信装置と車上用送受信装置と
の交信を、軌道回路に沿って配設される漏洩同軸ケーブ
ルと、車上に配設される車上用アンテナとを介して行う
ようにしたものである。
【0009】
【作用】この発明の請求項1〜3における列車運行管理
システムは、各き電区間ごとの各列車の所要電力量の各
総量を予測し、この各総量と各変電所容量とを比較しな
がら列車ダイヤの修復を行うことにより、各列車の所要
電力量の各総量が各変電所容量をオーバーして停電等を
引き起こすこともなく、迅速に元の正常列車ダイヤに戻
す。
【0010】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の実施例を図について説明す
る。図1はこの発明の実施例1における列車運行管理シ
ステムの構成を示すブロック図である。図において、継
電連動装置1、駅装置2、伝送路3、中央管理装置4お
よび操作端末5は図7に示す従来のものと同様である。
6は列車、7はその上を列車が走行するレールを含む軌
道回路、8は列車6の走行状況を検出するとともに、列
車6の運転制御を行う車上制御装置、9は地上との交換
情報の送受を行う車上用送受信装置、10はこの車上用
送受信装置9からの送信の発信、および地上から送信さ
れてくる情報の受信を行うアンテナである。
【0011】11は地上に設置された地上用送受信装
置、12は軌道回路7に沿って設置され、アンテナ10
より発信される車上用送受信装置9からの情報を受信し
て、地上用送受信装置11に取り入れるとともに、地上
用送受信装置11からの情報をアンテナ10に対して発
信するLCX用ケーブル(漏洩同軸ケーブル)、13は
列車6に対して軌道回路7や先行列車等の条件から制限
速度情報を発信するATC地上装置、14は変電所で、
駅装置2に対して例えば停電等の動作モニタ情報14a
を送出している。15は中央管理装置4から送られる現
時点までの列車6の運行情報、ATC情報および変電所
情報等から、列車6の停車や走行状態およびき電状態等
を判断するとともに、現時点以降の各列車の運行状態を
予測し、各列車の運転曲線をシミュレートすることによ
って、各き電区間ごとの各所要電力量を求め、この各所
要電力量と各変電所14の容量とを比較するシミュレー
タ、16は列車6に変電所14よりの電力を供給するき
電回路である。
【0012】次に、上記のように構成されるこの発明の
実施例1における列車運行管理システムの動作について
説明する。まず、列車が正常列車ダイヤで運行されてい
る間、車上用制御装置8、車上用送受信装置9、アンテ
ナ10およびLCX用ケーブル12経由による列車運行
情報、継電連動装置1からの各列車の在線情報、ATC
地上装置13からのATC情報および変電所14からの
変電所情報は、駅装置2にそれぞれ取り入れられた後、
伝送路3を介して中央管理装置4に伝送される。そし
て、中央管理装置4ではこれらの各情報を基にして、操
作端末5に各列車の運行状況を表示する。
【0013】一方、これらの各情報は中央管理装置4か
らシミュレータ15に対しても常時送り込まれており、
シミュレータ15ではこれらの各情報から列車6の停車
や走行状態およびき電状態等を常に把握している。そし
て、例えば事故等の発生により停電し、復旧後各き電区
間における列車6を一斉起動させる場合、シミュレータ
15は図2に示すように、まず常時把握されている各き
電区間における列車6の所要電力量の各総量を算出(ス
テップS1)する。
【0014】次に、ステップS1でそれぞれ算出された
列車6の所要電力量の各総量と、各き電区間を受けもつ
変電所14の容量との比較(ステップS2)を行う。そ
して、比較の結果、列車6の所要電力量の各総量が各変
電所14の容量を越えていない場合は、全列車6に中央
管理装置4、伝送路3、駅装置2、地上用送受信装置1
1、LCX用ケーブル12、アンテナ10、車上用送受
信装置9および車上制御装置8の経路を経由して一斉に
軌道指令(ステップS3)を与え、各列車6は一斉に起
動(ステップS4)される。
【0015】一方、比較の結果、列車6の所要電力量の
各総量のうちいずれかが、対応する変電所14の容量を
越えている場合は、上記同様の経路を経由して各車上制
御装置8に、先頭列車から順次起動(ステップS5)を
行うよう指令を発し、各列車6はこの指令に基づき順次
起動(ステップS6)される。なおシミュレータ15か
ら車上制御装置8への指令は、車上制御装置8によって
表示画面等を使って運転手に指令されるか、列車6のカ
行回路にその条件が直接入力され、その条件を満足して
いれば運転手がマスコンを入れることにより起動は開始
される。
【0016】上記実施例1によれば、各き電区間におけ
る列車の所要電力量の各総量を算出し、これら各総量と
それぞれ対応する各変電所14の各容量とを比較して、
各総量のいずれかが対応する変電所14の容量を越えて
いる場合は、先頭列車から順次起動指令を出し、各列車
6を順次起動させるようにしているので、オーバーロー
ドとなり再トリップして停電する等といった事態は防止
され、迅速に元の正常ダイヤに戻すことが可能になる。
【0017】実施例2.図3はこの発明の実施例2にお
ける列車運行管理システムの構成を示すブロック図であ
る。図において、図1に示す実施例1と同様な部分は同
一符号を付して説明を省略する。17は中央管理装置4
から送られる現時点までの列車6の運行情報、ATC情
報および変電所情報等から、列車6の停車や走行状態お
よびき電状態等を判断するとともに、現時点以降の各列
車の運行状態を予測し、各列車の運転曲線をシミュレー
トすることによって、各き電区間ごとの各所要電力量を
求め、この各所要電力量と各変電所14の容量とを比較
するシミュレータである。
【0018】次に、上記のように構成されるこの発明の
実施例2における列車運行管理システムの動作について
説明する。まず、列車が正常列車ダイヤで運行されてい
る間の動作については、上記実施例1における場合と同
様であるので説明は省略するが、例えば何らかの事故等
により列車のダイヤに乱れが発生した場合、シミュレー
タ17は図4に示すように、まず、予め入力されている
各情報を基にして、各列車6の現時点以降の運行ダイヤ
を予測(ステップS1)する。
【0019】次に、ステップS1によって予測された運
行ダイヤにおける各列車の運転曲線を、シミュレーショ
ンすることによって各列車の消費電力量を算出(ステッ
プS2)し、これら各消費電力量から各き電区間ごとの
消費電力量の総量を時系列的に算出(ステップS3)す
る。そして、ステップS3によって算出された消費電力
量の各総量と、各き電区間をそれぞれ受けもつ変電所1
4の容量との比較(ステップS4)を行う。
【0020】比較の結果、各き電区間ごとの消費電力量
の総量が、それぞれ対応する変電所14の容量を越えて
いない場合は、上記実施例1の場合と同様の経路を経由
して各列車6へ、ステップS1によって予測された運行
ダイヤに沿ったカ行運転を指令(ステップS5)する。
一方、比較の結果、いずれかのき電区間内の所要電力量
の総量が、対応する変電所14の容量を越えている、す
なわちYESの場合は、不足電力量に相当する一部の列
車6に起動遅延またはダ行運転を指令(ステップS6
し、再びステップS1に戻って運行ダイヤを新しく予測
し、以下、ステップS4での比較結果がNOと判断され
るまでステップS1〜S4、S6の動作を繰り返す。
【0021】上記実施例2によれば、各き電区間ごとの
消費電力量の総量を時系列的に算出し、これら各総量と
各き電区間をそれぞれ受けもつ変電所14の容量とを比
較して、各総量のいずれかが対応する変電所14の容量
を越えている場合は、不足電力量に相当する一部の列車
6に起動遅延またはダ行運転を指令するようにしている
ので、事故等で列車ダイヤの乱れが発生しても、ある特
定のき電区間に列車6が集中し、そのき電区間に対応す
る変電所14がオーバーロードとなり再トリップして停
電する等といった事態は防止され、上記実施例1と同
様、迅速に元の正常ダイヤに戻すことが可能になる。
【0022】実施例3.図5はこの発明の実施例3にお
ける列車運行管理システムの構成を示すブロック図であ
る。図において、図1に示す実施例1と同様な部分は同
一符号を付して説明を省略する。18は中央管理装置4
から送られる現時点までの列車6の運行情報、ATC情
報および変電所情報等から、列車6の停車や走行状態お
よびき電状態等を判断するとともに、現時点以降の各列
車の運行状態を予測し、各列車の運転曲線をシミュレー
トすることによって、各き電区間ごとの各所要電力量を
求め、この各所要電力量と各変電所14の容量とを比較
するシミュレータである。
【0023】次に、上記のように構成されるこの発明の
実施例3における列車運行管理システムの動作について
説明する。まず、列車が正常列車ダイヤで運行されてい
る間の動作については、上記実施例1における場合と同
様であるので説明は省略するが、例えば何らかの事故等
により列車のダイヤに乱れが発生した場合、シミュレー
タ18は図6に示すように、まず、予め入力されている
各情報を基にして、列車ダイヤを元の正常ダイヤに早く
戻すための修復案を作成(ステップS1)する。
【0024】次に、ステップS1によって作成された修
復案に基づく各き電区間ごとの各列車の運転曲線を、シ
ミュレーションすることにより各列車の消費電力量を算
出(ステップS2)し、これら各消費電力量から各き電
区間ごとの消費電力量の総量を算出(ステップS3)す
る。そして、ステップS3によって算出された消費電力
量の各き電区間ごとの総量と、各き電区間をそれぞれ受
けもつ変電所14の各容量との比較(ステップS4)を
行う。
【0025】比較の結果、各き電区間ごとの消費電力量
の総量が、それぞれ対応する変電所14の容量を越えて
いない場合は、上記実施例1の場合と同様の経路を経由
して各列車6へ、ステップS1によって作成された列車
ダイヤの修復案に基づく走行指令(ステップS5)を行
う。一方、比較の結果、いずれかのき電区間内の所要電
力量の総量が、対応する変電所14の容量を越えてい
る、すなわちYESの場合は、各き電区間内の所要電力
量の総量が対応する変電所14の容量を越えないよう、
新たな修復案の作成提案(ステップS6)を行い、再び
ステップS1に戻って新たな修復案の作成を行い、以
下、ステップS4での比較結果がNOと判断されるま
で、ステップS1〜S4、S6の動作を繰り返す。
【0026】上記実施例3によれば、乱れた列車ダイヤ
を元の正常ダイヤに迅速に戻すための修復案を作成し、
この修復案における各き電区間ごとの消費電力量の総量
を算出し、これら各総量と各き電区間をそれぞれ受けも
つ変電所14の容量とを比較して、各総量のいずれかが
対応する変電所14の容量を越えている場合、再度新た
な修復案の作成提案を行うようにしているので、事故等
で列車ダイヤの乱れが発生しても、ある特定のき電区間
に列車6が集中し、そのき電区間に対応する変電所14
がオーバーロードとなり再トリップして停電する等とい
った事態は防止され、上記各実施例と同様の効果を発揮
する。
【0027】実施例4.尚、上記各実施例では、車上用
送受信装置9と地上用送受信装置11との交信は、軌道
回路7に沿って配設される漏洩同軸ケーブル12とアン
テナ10とを介して行うようにしているが、誘電無線や
空間波無線等で行うようにすることも可能である。
【0028】実施例5.又、上記各実施例では、分散式
の管理システムの場合について説明したが、列車集中制
御装置を使用した集中式の管理システムに適用できるこ
とは言うまでもない。
【0029】
【発明の効果】以上のように、この発明の請求項1によ
れば、予め各き電区間における各列車の所要電力量を算
出するとともに、所要電力量の各総量と各変電所容量と
の比較を行い、各総量が各変電所容量を越える場合には
先頭の列車から順に起動指令を与え、又、越えない場合
には全列車へ一斉に起動指令を与えるようにし、
【0030】又、この発明の請求項2によれば、予め記
憶されている情報を基に各列車の現時点以降の運行ダイ
ヤを予測するとともに、運行ダイヤにおける各列車の運
転曲線をシミュレーションすることにより各列車の消費
電力量を求め、上記消費電力量から各き電区間ごとの消
費電力量の総量を時系列的に算出して、各き電区間ごと
の消費電力量の総量と各変電所容量との比較を順次行
い、各き電区間ごとの消費電力量の総量が各変電所容量
を越えるき電区間が有る場合には、不足電力量に相当す
る一部の列車に起動遅延またはダ行走行の指令を与え、
又、越えるき電区間が無い場合には、全列車にカ行走行
の指令を与えるようにし、
【0031】又、この発明の請求項3によれば、列車ダ
イヤを元の正常列車ダイヤに戻すための修復案を作成す
るとともに、修復案に基づく各き電区間ごとの各列車の
運転曲線をシミュレーションすることにより各列車の消
費電力を求め、各列車の消費電力量から各き電区間ごと
の消費電力量の総量を算出して、各き電区間ごとの消費
電力量の総量と各変電所容量との比較を行い、各き電区
間ごとの消費電力量の総量が各変電所容量を越えるき電
区間が有る場合には、修復案を補正して上記各動作を繰
り返し、又、越えるき電区間が無い場合には、修復案に
沿って各列車に走行指令を与えるようにし、
【0032】又、この発明の請求項4によれば、上記各
請求項1ないし3のいずれかにおいて、地上用送受信装
置と車上用送受信装置との交信を、軌道回路に沿って配
設される漏洩同軸ケーブルと、車上に配設される車上用
アンテナとを介して行うようにしたので、変電所容量を
列車の所要電力量がオーバーして停電等を引き起こすこ
となく、迅速に元の正常列車ダイヤに戻すことが可能な
列車運行管理システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1における列車運行管理シス
テムの構成を示すブロック図である。
【図2】図1における列車運行管理システムの動作を示
すフロー図である。
【図3】この発明の実施例2における列車運行管理シス
テムの構成を示すブロック図である。
【図4】図3における列車運行管理システムの動作を示
すフロー図である。
【図5】この発明の実施例3における列車運行管理シス
テムの構成を示すブロック図である。
【図6】図5における列車運行管理システムの動作を示
すフロー図である。
【図7】従来の列車運行管理システムの構成を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1 継電連動装置 2 駅装置 3 伝送路 4 中央管理装置 5 操作端末 6 列車 7 軌道回路 8 車上制御装置 9 車上用送受信装置 10 アンテナ 11 地上用送受信装置 12 LCX用ケーブル(漏洩同軸ケーブル) 13 ATC地上装置 14 変電所 15、17、18 シミュレータ 16 き電回路 S1〜S6 ステップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B61L 27/00 H02L 3/00 JICSTファイル(JOIS)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 停電後の再起動時において、予め各き電
    区間における各列車の所要電力量を算出するとともに、
    上記所要電力量の各総量と各変電所容量との比較を行
    い、上記各総量が上記変電所容量を越える場合には先頭
    の列車から順に起動指令を与え、又、越えない場合には
    全列車へ一斉に起動指令を与えるようにしたことを特徴
    とする列車運行管理システム。
  2. 【請求項2】 列車ダイヤの乱れ時において、予め記憶
    されている情報を基に上記各列車の現時点以降の運行ダ
    イヤを予測するとともに、上記運行ダイヤにおける上記
    各列車の運転曲線をシミュレーションすることにより上
    記各列車の消費電力量を求め、上記消費電力量から各き
    電区間ごとの消費電力量の総量を時系列的に算出して、
    上記各き電区間ごとの消費電力量の総量と各変電所容量
    との比較を順次行い、上記各き電区間ごとの消費電力量
    の総量が上記各変電所容量を越えるき電区間が有る場合
    には、不足電力量に相当する一部の列車に起動遅延また
    はダ行走行の指令を与え、又、越えるき電区間が無い場
    合には、全列車に力行走行の指令を与えるようにしたこ
    とを特徴とする列車運行管理システム。
  3. 【請求項3】 列車ダイヤの乱れ時において、上記列車
    ダイヤを元の正常列車ダイヤに戻すための修復案を作成
    するとともに、上記修復案に基づく各き電区間ごとの各
    列車の運転曲線をシミュレーションすることにより上記
    各列車の消費電力を求め、上記各列車の消費電力量から
    各き電区間ごとの消費電力量の総量を算出して、上記各
    き電区間ごとの消費電力量と各変電所容量との比較を行
    い、上記各き電区間ごとの消費電力量が各変電所容量を
    越えるき電区間が有る場合には、上記修復案を補正して
    上記各動作を繰り返し、又、越えるき電区間が無い場合
    には、上記修復案に沿って上記各列車に走行指令を与え
    るようにしたことを特徴とする列車運行管理システム。
  4. 【請求項4】 各指令は軌道回路に沿って配設される漏
    洩同軸ケーブルと、車上に配設される車上用アンテナと
    を介して行うようにしたことを特徴とする請求項1ない
    し3のいずれかに記載の列車運行管理システム。
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