JP2011057145A - 信号保安システムの試験装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】信号保安システムの試験を自動で行うことを可能とする信号保安システムの試験装置を得ること。
【解決手段】電子連動装置1からの制御指令により信号機、転轍機および軌道回路を含む現場機器を制御するように構成された信号保安システムの試験装置100であって、現場機器を模擬する模擬電子端末51,52〜5Nを複数備えた電子端末模擬装置5と、制御盤2および各模擬電子端末51,52〜5Nに対する指示毎に信号保安システムが正常に動作した場合の各模擬電子端末51,52〜5Nの状態を示す期待値が設定され、あらかじめ定められたシーケンスで指示を送信し、指示毎に各模擬電子端末51,52〜5Nの状態を受信して、受信結果と期待値とを照合し、照合結果を出力する自動試験装置3と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子連動装置からの制御指令により鉄道の駅構内における信号機、転轍機等の現場機器を制御するように構成された信号保安システムの試験装置に関するものである。
鉄道において、駅構内の信号機、転轍機、軌道回路等の現場機器を相互に関連付け、駅構内の全体的な安全を確保する信号保安システムがある。信号保安システムでは、電子連動装置と伝送路を介して接続される電子端末から、電子端末と接続される信号機、転轍機および軌道回路等の現場機器に電子連動装置からの制御信号が送信され、電子端末からの表示情報が電子連動装置に送信されるように構成される。このような信号保安システムの試験を実施する場合は、実際に信号保安システムが稼動できるように、電子連動機器および現場機器を全て接続するか、あるいは模擬的な現場機器や既設の電子端末を利用して現場機器を模擬させることにより試験を行っていた。
下記特許文献1では、実際の信号保安システム内の電子端末の状態を模擬する複数の模擬電子端末を具備した電子端末模擬装置を設けることにより、実際の信号保安システム内の電子端末を準備する必要なく実際の信号保安システムの試験と同様の試験を実施する技術が開示されている。また、下記特許文献2では、未設現場機器を模擬する現場機器模擬手段と、現場機器模擬手段と電子連動装置とを接続する伝送路模擬手段を設け、未設現場機器のみを現場機器模擬手段で模擬させた事前確認試験を行う技術が開示されている。
特許第3950006号公報 特許第3894839号公報
しかしながら、上記従来の信号保安システムの試験装置では、制御盤や軌道回路を模擬した現場機器模擬装置に対する指示は手動で行い、信号機を模擬した現場機器模擬装置や転轍機を模擬した現場機器模擬装置の状態も目視で確認する必要があった。そのため、人の手に頼る部分が多く、試験時間が増大する、あるいは試験結果の確認漏れや誤認識が発生する、という問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、従来人の手によって行っていた信号保安システムの試験を自動で行うことを可能とする信号保安システムの試験装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、電子連動装置からの制御指令により信号機、転轍機および軌道回路を含む現場機器を制御するように構成された信号保安システムの試験装置であって、前記現場機器を模擬する模擬電子端末を複数備えた電子端末模擬装置と、前記各模擬電子端末に対する指示毎に前記信号保安システムが正常に動作した場合の前記各模擬電子端末の状態を示す期待値が設定され、あらかじめ定められたシーケンスで前記指示を送信し、当該指示毎に前記各模擬電子端末の状態を受信して、当該受信結果と前記期待値とを照合し、照合結果を出力する自動試験装置と、を備えることを特徴とする。
この発明によれば、電子端末模擬装置に備えられ、現場機器を模擬する複数の模擬電子端末に対して、あらかじめ定められたシーケンスで指示を行い、各指示毎に各模擬電子端末の状態を受信した結果と信号保安システムが正常に動作した場合の期待値とを照合することにより、信号保安システムが正常に動作しているか否かを自動で判断するようにしたので、信号保安システムの試験時間を短縮することができるとともに、試験結果の確認漏れや誤認識を防止することができ、電子連動装置を用いた信号保安システムの試験品質を向上させることが可能となる、という効果を奏する。
図1は、実施の形態1にかかる信号保安システムの試験装置の一構成例を示す図である。 図2は、実施の形態1にかかる信号保安システムの試験装置における進路設定試験時の動作例を示すシーケンス図である。 図3は、実施の形態1にかかる信号保安システムの試験装置における軌道回路短絡試験時の動作例を示すシーケンス図である。 図4は、実施の形態1にかかる信号保安システムの試験装置における信号機異常試験時の動作例を示すシーケンス図である。 図5は、実施の形態2にかかる信号保安システムの試験装置の一構成例を示す図である。 図6は、従来の信号保安システムの試験装置の構成図である。 図7は、実施の形態3にかかる信号保安システムの試験装置の一構成例を示す図である。
以下に、本発明にかかる信号保安システムの試験装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
まず、実施の形態1にかかる信号保安システムの試験装置100の構成と各部の概略動作について説明する。図1は、実施の形態1にかかる信号保安システムの試験装置100の一構成例を示す図である。実施の形態1にかかる信号保安システムの試験装置100の試験対象となる信号保安システムは、電子連動装置1および制御盤2を備え、電子連動装置1と制御盤2との間に設けられた第1の伝送路としてのLAN61、電子連動装置1と電子端末模擬装置5との間に設けられた第2の伝送路としてのLAN62を有している。実施の形態1にかかる信号保安システムの試験装置100は、自動試験装置3および電子端末模擬装置5を備え、自動試験装置3と電子端末模擬装置5との間に設けられた第3の伝送路としてのLAN63を有している。信号保安システムと実施の形態1にかかる信号保安システムの試験装置100との間は、電子連動装置1と電子端末模擬装置5との間がLAN62を介して接続され、制御盤2と自動試験装置3および電子端末模擬装置5との間がLAN63を介して接続されている。
電子端末模擬装置5は、複数の模擬電子端末51,52〜5Nから構成される。模擬電子端末51,52〜5Nは、LAN62およびLAN63に接続され、各現場機器を模擬する機能および電子連動装置1との間で情報授受を行う機能を有している。なお、主な現場機器としては、信号機、転轍機および軌道回路等があり、模擬電子端末51,52〜5Nは、これらの各現場機器に各々対応している。以下、模擬電子端末51,52〜5Nが模擬する信号機、転轍機および軌道回路を、それぞれ「模擬信号機」、「模擬転轍機」および「模擬軌道回路」といい、これらを総称して「模擬現場機器」という。
電子連動装置1は、CPU(Central Processing Unit)を組み込んだ連動処理部(図示せず)や各種メモリ(図示せず)等から構成される。電子連動装置1は、LAN61を介して制御盤2からの模擬電子端末51,52〜5Nへの制御指示を受信し、制御指示に基づいて各模擬電子端末51,52〜5Nの状況を判断してLAN62を介して電子端末模擬装置5に制御指令を送信する機能、およびLAN62を介して制御指令に対する各模擬電子端末51,52〜5Nの設定状況(すなわち、制御指令に対する設定完了通知)を受信し、LAN61を介して制御盤2に送信する機能を有している。また、電子連動装置1は、各模擬電子端末51,52〜5Nが異常動作した場合には、各模擬電子端末51,52〜5Nの異常を検出してLAN61を介して制御盤2に異常通知を送信する機能も有している。なお、信号保安システムとして実際に運用する際には、電子連動装置1は、LAN61を介して各現場機器に対応する電子端末(図示せず)と通信し、各現場機器に対する制御指令や各現場機器の設定完了通知および異常通知の送受信を行う。
制御盤2は、コンピュータ(図示せず)、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示装置(図示せず)、キーボードあるいはマウス等の入力装置(図示せず)から構成され、ユーザーからの指示を受け付け、LAN61を介して電子連動装置1に各模擬電子端末51,52〜5Nへの制御指示を送信する機能および電子連動装置1から各模擬電子端末51,52〜5Nの設定完了通知および異常通知を受信して、LCD等の表示装置に表示する機能を有している。なお、信号保安システムとして実際に運用する際には、制御盤2は、LAN61を介して電子連動装置1に各現場機器への制御指示を送信するとともに、各現場機器の設定完了通知および異常通知を受信して、LCD等の表示装置に表示する。
自動試験装置3は、あらかじめ定められたシーケンスでLAN63を介して制御盤2や電子端末模擬装置5に対する指示を自動で送信する機能、およびLAN63を介して各模擬現場機器の制御状態を受信する機能を有する。また、自動試験装置3は、制御盤2や各模擬電子端末51,52〜5Nに対する指示の他に、各指示毎に各模擬電子端末51,52〜5N(すなわち、各模擬現場機器)の期待値が電子データ等として設定され、各模擬電子端末51,52〜5Nの制御状態を受信した結果と各指示毎に設定された期待値とを照合し、照合結果を出力する機能を有している。出力された照合結果は、LCD等の表示装置(図示せず)に表示するか、あるいは電子データとしてHDD(Hard Disk Drive:図示せず)や不揮発性メモリ(図示せず)等に記録することができる。照合結果が不一致の場合は、LCD等の表示装置にエラーメッセージを表示するか、あるいはスピーカー(図示せず)からアラーム音を出力することにより、ユーザーに照合結果の不一致を通知することも可能である。
ここで、自動試験装置3に設定される期待値とは、制御盤2や各模擬電子端末51,52〜5Nに対する指示毎に、信号保安システムが正常に動作した場合の状態を示すものである。例えば、進路設定の試験を実施した場合に、各模擬現場機器の制御状態を取得して期待値と照合することにより、信号保安システムが正常に動作しているか否かを判定するために用いられる。
LAN61は、電子連動装置1と制御盤2との間に設けられる伝送路である。LAN61は、通常、信号保安システムにおいては、伝送路断等の障害に備えて多重系で構成され、一般的には伝送路を2系統用意する2重系で構成される。
LAN62は、電子連動装置1と各現場機器に対応する電子端末(図示せず)との間に設けられる伝送路である。本実施の形態では、信号保安システムの試験を実施するために電子連動装置1と電子端末模擬装置5との間に設けられている。LAN62は、通常、前述したLAN61と同様に、伝送路断等の障害に備えて多重系で構成される。
LAN63は、制御盤2、電子端末模擬装置5および自動試験装置3間に設けられる伝送路である。なお、LAN63は、試験実施時にあれば良く、信号保安システムとして実際に運用する際には、必ずしも必要ではない。
つぎに、実施の形態1にかかる信号保安システムの試験装置100の動作について、図1〜図4を参照して説明する。まず、自動試験装置3から進路設定指示を行い、信号機の設定および転轍機の設定を模擬信号機および模擬転轍機に模擬させる進路設定試験を行う場合について説明する。図2は、実施の形態1にかかる信号保安システムの試験装置100における進路設定試験時の動作例を示すシーケンス図である。
まず、自動試験装置3から制御盤2に対して、LAN63経由で進路設定指示を行う(ステップST101)。
制御盤2は、進路設定指示を受信すると、LAN61を介して受け取った進路設定指示を電子連動装置1に送信する(ステップST102)。
電子連動装置1は、定期的に各模擬現場機器の状態をチェックしており、制御盤2から受信した進路設定指示内容および現在の各模擬現場機器の状態に基づいて、進路設定可否の支障判断等を行い(ステップST103)、支障がなければ、電子端末模擬装置5にLAN62を介して信号機/転轍機設定指示を送信する(ステップST104)。
電子端末模擬装置5は、電子連動装置1から受信した信号機/転轍機設定指示に従って、模擬信号機や模擬転轍機の状態を設定し(ステップST105)、電子連動装置1にLAN62を介して設定完了通知を送信する(ステップST106)。
電子連動装置1は、電子端末模擬装置5から受信した設定完了通知を、制御盤2にLAN61を介して送信する(ステップST107)。
制御盤2は、電子連動装置1から受信した設定完了通知を受けて、LCD等の表示装置に表示されている模擬信号機、模擬転轍機等の表示状態を更新し(ステップST108)、自動試験装置3にLAN63を介して設定完了通知を送信する(ステップST109)。
自動試験装置3は、設定完了通知を受信すると、電子端末模擬装置5にLAN63経由で模擬信号機や模擬転轍機の状態確認要求を送信する(ステップST110)。
電子端末模擬装置5は、自動試験装置3からの状態確認要求を受信すると、模擬信号機や模擬転轍機の状態を取得し(ステップST111)、自動試験装置3にLAN63を介して状態通知を送信する(ステップST112)。
自動試験装置3は、電子端末模擬装置5から受信した状態通知と、あらかじめ電子データ等として設定された期待値とを照合し(ステップST113)、照合結果を出力する(ステップST114)。ここで、自動試験装置3から出力された進路設定指示の結果、信号保安システムが正常に動作していれば、電子端末模擬装置5から受信した状態通知と期待値とが一致する。出力された照合結果は、LCD等の表示装置(図示せず)に表示するか、あるいは電子データとしてHDD(Hard Disk Drive:図示せず)や不揮発性メモリ(図示せず)等に記録することができる。状態通知と期待値とが一致していない場合には、信号保安システムに異常があると判定し、LCD等の表示装置にエラーメッセージを表示するか、あるいはスピーカー(図示せず)からアラーム音を出力することにより、ユーザーに信号保安システムの異常を通知することも可能である。
なお、図2に示したシーケンスでは、進路設定時に支障がない場合について説明したが(ステップST103参照)、支障がある場合は、電子連動装置1から制御盤2に対して進路設定不可の応答を返し、制御盤2においてLCD等の表示装置にエラーメッセージを表示するか、あるいはスピーカーからアラーム音を出力することにより、ユーザーに対して注意を喚起するとともに、自動試験装置3に対して進路設定不可の応答を送信する。ステップST110以降のシーケンスについては、前述した通りである。
また、図2に示したシーケンスでは、自動試験装置3から電子端末模擬装置5への状態確認要求(ステップST110参照)は、制御盤2から自動試験装置3に対する設定完了通知(ステップST109参照)を受けてから行っていたが、自動試験装置3から制御盤2に対する進路設定指示(ステップST101参照)から電子連動装置1が制御盤2に対して設定完了通知(ステップST106参照)を返し、制御盤2が表示更新(ステップST108参照)するまでの時間の最大値はあらかじめ決められており、必ずしも自動試験装置3は制御盤2からの設定完了通知(ステップST109参照)を待ってから電子端末模擬装置5に状態確認要求(ステップST110参照)をする必要はなく、自動試験装置3が制御盤2に対する進路設定指示(ステップST101参照)を行ってから一定時間後に自動試験装置3から電子端末模擬装置5に状態確認要求(ステップST110参照)を行うようにしてもよい。
つぎに、自動試験装置3から軌道回路短絡指示を行い、軌道回路の短絡を模擬軌道回路に模擬させる軌道回路短絡動作試験を行う場合について説明する。図3は、実施の形態1にかかる信号保安システムの試験装置100における軌道回路短絡動作試験時の動作例を示すシーケンス図である。
まず、自動試験装置3から電子端末模擬装置5に対して、LAN63経由で軌道回路短絡指示を行う(ステップST201)。一般的に、列車の在線状態は、リレーの状態で判断する。すなわち、列車在線時には、軌道回路が短絡されることで、軌道回路リレーが落下し、列車が在線していない場合は、軌道回路リレーが扛上する。本シーケンス図では、軌道回路短絡とは列車が軌道回路上に在線していることを示す。
電子端末模擬装置5は、自動試験装置3から軌道回路短絡指示を受けて、模擬軌道回路の軌道回路短絡設定、すなわち軌道回路リレーを落下させる設定を行い(ステップST202)、軌道回路短絡通知、すなわち列車が在線状態であることを電子連動装置1にLAN62を介して送信する(ステップST203)。
電子連動装置1は、電子端末模擬装置5から受信した軌道回路短絡通知に基づいて、模擬信号機や模擬転轍機の設定が必要か判断する(ステップST204)。例えば、設定された進路の内方軌道回路が短絡した場合には、信号機の点灯状態を「緑」表示から「赤」表示に変化させる等の判断を行う。
続いて、電子連動装置1は、電子端末模擬装置5に対して、ステップST204において判断した内容に基づいて、信号機/転轍機設定指示を送信する(ステップST205)。以降の動作については、図2に示したシーケンスと同様であるため説明を省略する(ステップST105〜ステップST114)。
つぎに、自動試験装置3から異常状態設定指示を行い、現場機器が異常動作したことを模擬電子端末51,52〜5Nに模擬させ、信号保安システムに現場機器の異常を検出させる異常検出試験を行う場合について説明する。図4は、実施の形態1にかかる信号保安システムの試験装置100における信号機異常検出試験時の動作例を示すシーケンス図である。
まず、自動試験装置3から電子端末模擬装置5に対して、LAN63経由で信号機異常設定指示を行う(ステップST301)。ここでは、本来「赤」表示となっているべき信号機が、故障により「緑」表示となった場合を想定して説明する。
電子端末模擬装置5は、自動試験装置3から受信した信号機異常設定指示に基づいて、模擬信号機の状態を「赤」表示から「緑」表示に変更し(ステップST302)、電子連動装置1にLAN62を介して信号機状態変更通知を送信する(ステップST303)。
電子連動装置1は、電子端末模擬装置5から受信した信号機状態変更通知に基づいて、信号機が意図に反して「赤」表示から「緑」表示になったことを検出し(ステップST304)、制御盤2にLAN61を介して信号機異常通知を送信する(ステップST305)。
制御盤2は、電子連動装置1から受信した信号機異常通知を受けて、LCD等の表示装置に信号機の異常を示すエラーメッセージを表示し(ステップST306)、自動試験装置3にLAN63を介して信号機異常通知を送信する(ステップST307)。
自動試験装置3は、電子端末模擬装置5から受信した信号機異常通知と、あらかじめ電子データ等として設定された期待値とを照合し(ステップST308)、照合結果を出力する(ステップST309)。ここで、自動試験装置3から出力された信号機異常設定指示の結果、信号保安システムが正常に動作していれば、信号機の表示が「赤」表示から「緑」表示となったことを示す信号機異常通知がフィードバックされる。それ以外の状態変化を示す通知がフィードバックされた場合や、あらかじめ設定された一定時間内に信号機異常通知がフィードバックされない場合は、信号保安システムに異常があると判定し、LCD等の表示装置にエラーメッセージを表示するか、あるいはスピーカー(図示せず)からアラーム音を出力することにより、ユーザーに信号保安システムの異常を通知することができる。
以上のように、実施の形態1の信号保安システムの試験装置によれば、電子端末模擬装置に備えられ、現場機器を模擬する複数の模擬電子端末に対して、あらかじめ定められたシーケンスで指示を行い、各指示毎に各模擬電子端末の状態を受信した結果と信号保安システムが正常に動作した場合の期待値とを照合することにより、信号保安システムが正常に動作しているか否かを自動で判断するようにしたので、信号保安システムの試験時間を短縮することができるとともに、試験結果の確認漏れや誤認識を防止することができ、電子連動装置を用いた信号保安システムの試験品質を向上させることが可能となる。
また、現場機器の異常状態設定指示を自動試験装置から行い、現場機器が異常動作した場合の模擬を行うことにより、信号保安システムが現場機器の異常状態を正しく検出するか否かを判定することができる。
実施の形態2.
図5は、実施の形態2にかかる信号保安システムの試験装置200の一構成例を示す図である。また、図6は、従来の信号保安システムの試験装置の構成図である。実施の形態1にかかる信号保安システムの試験装置200の試験対象となる信号保安システムは、電子連動装置1、制御盤2および電子端末71,72,73を備え、電子連動装置1と制御盤2との間に設けられた第1の伝送路としてのLAN61、電子連動装置1と電子端末模擬装置5との間に設けられた第2の伝送路としてのLAN62を有している。実施の形態2にかかる信号保安システムの試験装置200は、各現場機器を模擬する現場機器模擬装置81,82,83および自動試験装置3を備え、自動試験装置3と電子端末模擬装置5との間に設けられた第3の伝送路としてのLAN63を有している。信号保安システムと実施の形態1にかかる信号保安システムの試験装置200との間は、電子連動装置1と電子端末71,72,73との間がLAN62を介して接続され、制御盤2と自動試験装置3および現場機器模擬装置81,82,83との間がLAN63を介して接続されている。
電子端末71,72,73および現場機器模擬装置81,82,83は、実施の形態1で説明した電子端末模擬装置5(図1参照)として機能する。図6に示す従来の信号保安システムの試験装置では、現場機器模擬装置に対する指示は手動で制御盤2からLAN62を介して行っていたが、実施の形態2にかかる構成では、現場機器模擬装置81,82,83を図6に示す従来の信号保安システムの試験装置から流用しつつ、自動試験装置3およびLAN63を備えることによって、あらかじめ定められたシーケンスでLAN63を介して制御盤2や現場機器模擬装置81,82,83に対する指示を自動で送信することができる。
各電子端末71,72,73は、信号保安システムとして実際に運用する際には、各現場機器に対応して接続される。本実施の形態では、各電子端末71,72,73は、信号保安システムの試験対象として各現場機器模擬装置81,82,83と接続され、LAN62を介して電子連動装置1との間で情報授受を行う。なお、主な現場機器としては、信号機、転轍機および軌道回路等があり、各現場機器模擬装置81,82,83がこれらの各現場機器を模擬し、各電子端末71,72,73は、これらの各現場機器模擬装置81,82,83に各々対応している。
各現場機器模擬装置81,82,83は、LAN63を介して各々が模擬している模擬現場機器の状態を制御盤2や自動試験装置3に送信する機能を有している。また、各現場機器模擬装置81,82,83は、実際の現場にある装置を模擬する機能を備えている。
現場機器模擬装置81は、例えば信号機を模擬するものであり、視覚的に信号機の状態を表示する機能を有し、模擬信号機として動作する。表示機能としては、例えば、赤色(R)、黄色(Y)、緑色(G)のLED(Light Emitting Diode:図示せず)を用いることで、実際の信号機と同様の表示も可能である。
現場機器模擬装置82は、例えば転轍機を模擬するものであり、転轍機の向いている方向を表示する機能を有し、模擬転轍機として動作する。表示機能としては、例えばLED(図示せず)が用いられる。また、転轍機は現場において手動で転換するものもあるため、例えばスイッチ(図示せず)等の切り替え機能を有している。また、現場において手動で転換する転轍機の制御は、現場機器模擬装置82に備えられた切り替え機能からだけでなく、LAN63を介して制御盤2や自動試験装置3からの指示で行うことも可能な構成とする。
現場機器模擬装置83は、例えば軌道回路を模擬するものであり、スイッチ等の切り替え機能を有し、模擬軌道回路として動作することにより、列車の在線状態を模擬するものである。また、前述の現場の転轍機を模擬する現場機器模擬装置82と同様に、LAN63を介して列車の在線状態の模擬を制御盤2や自動試験装置3からの指示で行うことも可能な構成とする。
このように構成された実施の形態2にかかる信号保安システムの試験装置では、従来の信号保安システムの試験装置における現場機器模擬装置81,82,83を流用することができる。また、例えば、図1に示す実施の形態1にかかる構成で電子連動装置1、制御盤2、LAN61、およびLAN63を含む信号保安システムの試験を実施して正常であることを確認した後に、実施の形態2にかかる構成で電子端末71,72,73を試験対象として試験を実施することも可能である。
以上のように、実施の形態2の信号保安システムの試験装置によれば、従来の信号保安システムの試験装置の構成から、現場機器模擬装置を流用して構成するようにしたので、既存の現場機器模擬装置の有効活用ができる。また、実施の形態1にかかる構成と併用することで、各現場機器に対応する電子端末と、それ以外の箇所とで不良箇所を切り分けることができる。
実施の形態3.
図7は、実施の形態3にかかる信号保安システムの試験装置300の一構成例を示す図である。実施の形態3にかかる信号保安システムの試験装置300は、実施の形態1における自動試験装置の機能および制御盤の機能を併せ持った自動制御機能付制御盤4を備えている。なお、実施の形態1と同一あるいは同等の機能を有する構成部については、同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。
実施の形態1において説明した自動試験装置3の機能は、あらかじめ定められたシーケンスで動作するため、ソフトウェアで実現することができる。したがって、制御盤のソフトウェアに自動試験機能を組み込むことにより、自動試験機能付制御盤4を構成することができる。すなわち、ソフトウェアは機能毎に動作/非動作を設定することができるので、信号保安システムの試験時には自動試験機能を動作させ、実際の信号保安システム稼働時には自動試験機能を停止させるようにすればよい。
このように構成された実施の形態3にかかる信号保安システムの試験装置では、実施の形態1において説明した制御盤2および自動試験装置3の機能が1つの装置で実現できる。
また、図5に示す実施の形態2における制御盤2を、自動試験装置の機能および制御盤の機能を併せ持った自動制御機能付制御盤4とすることも可能である。このようにすれば、現場機器模擬装置81,82,83を図6に示す従来の信号保安システムの試験装置から流用しつつ、制御盤2および自動試験装置3の機能が1つの装置で実現できる。
以上のように、実施の形態3の信号保安システムの試験装置によれば、制御盤のソフトウェアに自動試験機能を組み込むようにしたので、別途自動試験装置を設置する必要がなく、自動試験装置の設置場所を確保する必要がないことに加え、信号保安システムの試験装置の導入にかかる初期投資費用を抑制することができる。
なお、以上の実施の形態に示した構成は、本発明の構成の一例であり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、一部を省略する等、変更して構成することも可能であることは言うまでもない。
以上のように、本発明にかかる信号保安システムの試験装置は、信号保安システムの試験を自動で行うことができる発明として有用である。
1 電子連動装置
2 制御盤
3 自動試験装置
4 自動試験機能付制御盤
5 電子端末模擬装置
51 模擬電子端末
52 模擬電子端末
5N 模擬電子端末
61 LAN(第1の伝送路)
62 LAN(第2の伝送路)
63 LAN(第3の伝送路)
71 電子端末(信号機制御)
72 電子端末(転轍機制御)
73 電子端末(軌道回路制御)
81 現場機器模擬装置(模擬信号機)
82 現場機器模擬装置(模擬転轍機)
83 現場機器模擬装置(模擬軌道回路)
100 信号保安システムの試験装置
200 信号保安システムの試験装置
300 信号保安システムの試験装置

Claims (10)

  1. 電子連動装置からの制御指令により信号機、転轍機および軌道回路を含む現場機器を制御するように構成された信号保安システムの試験装置であって、
    前記現場機器を模擬する模擬電子端末を複数備えた電子端末模擬装置と、
    前記各模擬電子端末に対する指示毎に前記信号保安システムが正常に動作した場合の前記各模擬電子端末の状態を示す期待値が設定され、あらかじめ定められたシーケンスで前記指示を送信し、当該指示毎に前記各模擬電子端末の状態を受信して、当該受信結果と前記期待値とを照合し、照合結果を出力する自動試験装置と、
    を備える
    ことを特徴とする信号保安システムの試験装置。
  2. 前記電子連動装置に前記現場機器への制御指示を行う制御盤と、
    前記制御盤と前記電子連動装置との間に設けられた第1の伝送路と、
    前記電子連動装置と前記電子端末模擬装置との間に設けられた第2の伝送路と、
    前記制御盤と前記電子端末模擬装置と前記自動試験装置との間に設けられた第3の伝送路と、
    を備え、
    前記自動試験装置は、前記第3の伝送路を介して前記制御盤あるいは前記各模擬電子端末に前記指示を送信し、
    前記制御盤は、前記指示に基づき前記第1の伝送路を介して前記電子連動装置に制御指示を送信し、
    前記電子連動装置は、前記制御指示に基づき前記第2の伝送路を介して前記各模擬電子端末に制御指令を送信し、
    前記各模擬電子端末は、前記指示あるいは前記制御指令に基づいて前記電子連動装置と連携して前記各現場機器の模擬を行うとともに、前記第3の伝送路を介して前記自動試験装置に自身の模擬状態を送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の信号保安システムの試験装置。
  3. 前記自動試験装置は、前記現場機器の異常状態設定指示を生成し、前記各模擬電子端末に送信することを特徴とする請求項1または2に記載の信号保安システムの試験装置。
  4. 前記電子連動装置に前記現場機器への制御指示を行い、前記自動試験装置の機能を有する制御盤と、
    前記制御盤と前記電子連動装置との間に設けられた第1の伝送路と、
    前記電子連動装置と前記電子端末模擬装置との間に設けられた第2の伝送路と、
    前記制御盤と前記電子端末模擬装置との間に設けられた第3の伝送路と、
    を備え、
    前記制御盤は、前記第3の伝送路を介して前記各模擬電子端末に前記指示を送信するとともに、前記第1の伝送路を介して前記電子連動装置に制御指示を送信し、
    前記電子連動装置は、前記制御指示に基づき前記第2の伝送路を介して前記各模擬電子端末に制御指令を送信し、
    前記各模擬電子端末は、前記指示あるいは前記制御指令に基づいて前記電子連動装置と連携して前記各現場機器の模擬を行うとともに、前記第3の伝送路を介して前記制御盤に自身の模擬状態を送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の信号保安システムの試験装置。
  5. 前記制御盤は、前記現場機器の異常状態設定指示を生成し、前記各模擬電子端末に送信することを特徴とする請求項4に記載の信号保安システムの試験装置。
  6. 電子連動装置と複数の電子端末とが接続され、前記電子連動装置からの制御指令により信号機、転轍機および軌道回路を含む現場機器の制御を前記各電子端末で行うように構成された信号保安システムの試験装置であって、
    前記現場機器を模擬する複数の現場機器模擬装置と、
    前記各現場機器模擬装置に対する指示毎に前記信号保安システムが正常に動作した場合の前記各現場機器模擬装置の状態を示す期待値が設定され、あらかじめ定められたシーケンスで前記指示を送信し、当該指示毎に前記各現場機器模擬装置の状態を受信して、当該受信結果と前記期待値とを照合し、照合結果を出力する自動試験装置と、
    を備える
    ことを特徴とする信号保安システムの試験装置。
  7. 前記電子連動装置に前記現場機器への制御指示を行う制御盤と、
    前記制御盤と前記電子連動装置との間に設けられた第1の伝送路と、
    前記電子連動装置と前記各電子端末との間に設けられた第2の伝送路と、
    前記制御盤と前記各現場機器模擬装置と前記自動試験装置との間に設けられた第3の伝送路と、
    を備え、
    前記自動試験装置は、前記第3の伝送路を介して前記制御盤あるいは前記各現場機器模擬装置に前記指示を送信し、
    前記制御盤は、前記指示に基づき前記第1の伝送路を介して前記電子連動装置に制御指示を送信し、
    前記電子連動装置は、前記制御指示に基づき前記第2の伝送路を介して前記各電子端末に制御指令を送信し、
    前記各電子端末は、前記指示あるいは前記制御指令に基づいて前記電子連動装置と連携して前記各現場機器模擬装置を制御するとともに、前記第3の伝送路を介して前記自動試験装置に前記各現場機器模擬装置の模擬状態を送信する
    ことを特徴とする請求項6に記載の信号保安システムの試験装置。
  8. 前記自動試験装置は、前記現場機器の異常状態設定指示を生成し、前記各現場機器模擬装置に送信することを特徴とする請求項6または7に記載の信号保安システムの試験装置。
  9. 前記電子連動装置に前記現場機器への制御指示を行い、前記自動試験装置の機能を有する制御盤と、
    前記制御盤と前記電子連動装置との間に設けられた第1の伝送路と、
    前記電子連動装置と前記各電子端末との間に設けられた第2の伝送路と、
    前記制御盤と前記各現場機器模擬装置との間に設けられた第3の伝送路と、
    を備え、
    前記制御盤は、前記第3の伝送路を介して前記各現場機器模擬装置に前記指示を送信するとともに、前記第1の伝送路を介して前記電子連動装置に制御指示を送信し、
    前記電子連動装置は、前記制御指示に基づき前記第2の伝送路を介して前記電子端末に制御指令を送信し、
    前記各電子端末は、前記指示あるいは前記制御指令に基づいて前記電子連動装置と連携して前記各現場機器模擬装置を制御するとともに、前記第3の伝送路を介して前記制御盤に前記各現場機器模擬装置の模擬状態を送信する
    ことを特徴とする請求項5に記載の信号保安システムの試験装置。
  10. 前記制御盤は、前記現場機器の異常状態設定指示を生成し、前記各現場機器模擬装置に送信することを特徴とする請求項9に記載の信号保安システムの試験装置。
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