JP2016203819A - 試験装置および試験方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】運行管理中央装置の試験時間を短縮すると共に試験の省力化を図ることができる試験装置を得ること。【解決手段】試験装置50は、列車の進路を設定するための複数の現場機器の各々の状態を模擬するための制御手順と複数の現場機器の各々が正常に動作した場合における制御情報の期待値とが時系列順に対応付けられた検査表データを記憶する検査表データ記憶部53と、検査表データの制御手順に記され複数の現場機器の各々の機器動作情報を模擬した模擬動作情報を、運行管理中央装置10へ出力すると共に、模擬動作情報に基づいて運行管理中央装置10で生成される制御情報に含まれる複数の現場機器の各々の状態または値を期待値に照合した結果を記録した検査表を出力する検査表出力部55を備える。【選択図】図2

Description

本発明は運行管理中央装置の試験装置および試験方法に関する。
列車運行管理システムは、運行管理中央装置、操作卓、運行表示盤を有して構成され、運行管理中央装置は複数の現場機器から出力される機器動作情報と連動条件を基に複数の現場機器を制御することにより列車進路を構成する。列車運行管理システムでは、指令員が現場機器と列車の状況を容易に把握できるようにするため、運行表示画面に表示される現場機器と列車が視覚化して表示される。これらの表示は列車の円滑な運行上、重要な役割を果たすため、運行表示画面に誤表示がされないように表示内容の妥当性を試験する必要がある。特許文献1に示す列車運行管理システムの試験装置は、全設備情報を設備一覧データベースとして管理することで運行表示画面の全点試験を実行し、運行表示画面に関する試験仕様書の結果情報を作成するまでの処理手順を自動化している。
特開2008−1268号公報
しかしながら特許文献1の従来技術は、列車運行管理システムの自動試験を実現するものではなく、列車運行管理システムの試験を行うためには、検査表作成者によって現場機器の図面と自動制御の条件とにより検査表が作成され、作成された検査表に基づき試験員が試験を実施して目視により確認する必要がある。そのため検査表作成者により検査表が誤って作成された場合には修正に伴う手戻りが生じ、また試験員による試験の実施漏れが生じた場合には試験時間が増大するといった問題点があった。このように特許文献1に代表される従来技術では、運行管理中央装置の試験時間を短縮すると共に試験の省力化を図るというニーズに対応することが困難という課題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、運行管理中央装置の試験時間を短縮すると共に試験の省力化を図ることができる試験装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の試験装置は、信号機、転てつ機、および軌道回路を含む複数の現場機器の各々から出力される機器動作情報と連動条件とに基づいて前記複数の現場機器の各々の動作を制御する制御情報を生成して列車の運行を管理する運行管理中央装置の試験装置であって、列車の進路を設定するための前記複数の現場機器の各々の状態を模擬するための制御手順と前記複数の現場機器の各々が正常に動作した場合における前記制御情報の期待値とが時系列順に対応付けられた検査表データを記憶する検査表データ記憶部と、前記検査表データの前記制御手順に記され前記複数の現場機器の各々の機器動作情報を模擬した模擬動作情報を、前記運行管理中央装置へ出力すると共に、前記模擬動作情報に基づいて前記運行管理中央装置で生成される前記制御情報に含まれる前記複数の現場機器の各々の状態または値を前記期待値に照合した結果を記録した検査表を出力する検査表出力部とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、運行管理中央装置の試験時間を短縮すると共に試験の省力化を図ることができるという効果を奏する。
実施の形態1に係る試験装置と試験装置に接続される列車運行管理システムとの構成例を示す図 実施の形態1に係る試験装置の構成例を示す図 実施の形態1に係る試験装置に記録される検査表データの一例を示す図 実施の形態1に係る試験装置および運行管理中央装置のシーケンス図 実施の形態1に係る試験装置の検査表出力部で生成される検査表の一例を示す図 実施の形態2に係る試験装置の構成例を示す図 実施の形態2に係る試験装置により編集される配線略図と連動表を示す図 実施の形態3に係る試験装置の構成例を示す図 実施の形態4に係る試験装置の構成例を示す図 実施の形態5に係る試験装置の構成例を示す図 実施の形態6に係る試験装置の構成例を示す図
以下に、本発明の実施の形態に係る試験装置および試験方法を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は実施の形態1に係る試験装置50と試験装置50に接続される列車運行管理システム100との構成例を示す図である。列車運行管理システム100は、中央司令室に設置され列車の運行を管理する運行管理中央装置10と、運行管理中央装置10に列車ダイヤを入力し、または列車の運行に異常が生じたときに運転整理のために行われる列車ダイヤの変更指令を運行管理中央装置10に入力する操作卓20と、転てつ機、信号機および軌道回路といった現場機器30の状況を表示すると共に、列車の在線位置に応じて列車の運行状況を表示する運行表示盤40とを有して構成される。運行管理中央装置10、操作卓20、現場機器30、および運行表示盤40はネットワークNWを介して互いに接続されており、実施の形態1の試験装置50はネットワークNWを介して運行管理中央装置10に接続されている。
運行管理中央装置10は、現場機器30、運行表示盤40、または試験装置50との間における情報の入出力を行うインタフェース部11と、連動処理における論理判断に使用される情報を記憶する情報記憶部12と、情報記憶部12に記憶された情報を用いて現場機器30の動作を連動条件の下に制御して列車毎の進路を構成する制御情報を生成する連動処理部13とを有して構成されている。情報記憶部12に記憶される情報は、例えば、連動条件情報と、現場機器30の動作状態を示す機器動作情報と、列車ダイヤの内容を表す列車ダイヤ情報である。機器動作情報は、例えば複数の軌道回路の各々の扛上または落下の状態を示す情報と、転てつ機の鎖錠状態を示す情報と、信号機の表示状態を示す情報である。
列車運行管理システム100の動作を説明する。列車運行管理システム100の連動処理部13は、情報記憶部12に記憶された列車ダイヤに従って列車が運行するように機器動作情報と連動条件情報に基づき現場機器30の動作を制御する制御情報を生成して出力し、連動処理部13から出力された制御情報はインタフェース部11およびネットワークNWを介して現場機器30に伝達される。一方、連動処理部13は、試験装置50から出力される情報に従い現場機器30の動作を制御する制御情報を生成し、生成された制御情報はインタフェース部11およびネットワークNWを介して試験装置50に入力される。試験装置50から出力される模擬動作情報は、複数の現場機器の各々の機器動作情報を模擬した情報であり、その詳細は後述する。
次に試験装置50の構成を説明する。
図2は実施の形態1に係る試験装置50の構成例を示す図である。図3は実施の形態1に係る試験装置50に記録される検査表データの一例を示す図である。
図2に示すように試験装置50は、連動条件情報を記憶する連動条件記憶部51と、自動進路制御条件情報を記憶する自動進路制御条件記憶部52と、連動条件情報と自動進路制御条件情報に基づいて検査表データを作成する検査表データ作成部53と、検査表データ作成部53で作成された検査表データを記憶する検査表データ記憶部54と、検査表出力部55と、ネットワークNWに接続され運行管理中央装置10と検査表出力部55との間で伝送される情報の入出力を行うインタフェース部56とを有している。連動条件記憶部51、自動進路制御条件記憶部52、検査表データ記憶部54は、ハードディスク、半導体メモリといった記憶媒体で構成されている。検査表データ作成部53と検査表出力部55はマイクロコンピュータに制御プログラムをインストールすることにより実現される。
検査表出力部55は、検査表データ記憶部54に記憶された検査表データの制御手順に記され複数の現場機器30の各々の機器動作情報を模擬した模擬動作情報を運行管理中央装置10へ出力すると共に、模擬動作情報に基づいて運行管理中央装置10で生成される制御情報に含まれる複数の現場機器30の各々の状態または値を期待値に照合した結果を記録した検査表57を出力する。
図3(A)の連動表には場内信号機に関する連動条件の一例が示される。連動条件は現場機器30の連動論理を表し、例えば信号機に割り当てられた信号制御と接近鎖錠に関する条件が表形式で表されている。連動条件記憶部51に記憶される連動条件情報は図3(A)に示す連動条件をデータ化したものである。番号欄は連動表中のその行で扱われている機器に付けられた番号を示す。図示例では信号機1Rの連動条件を記している。欄中のAは進路の着点を示す。鎖錠欄には、名称欄の機器が連動して動作する機器の番号が記入され、図示例では転てつ機の番号が示される。信号制御またはてつ査鎖錠欄には軌道回路の番号が示される。進路鎖錠欄は、進路設定完了後、列車が通過し終わるまで進路上の転てつ機が解錠されないように制御を行うためのものである。接近鎖錠または保留鎖錠欄については、実施の形態1では扱わないので説明を割愛する。
図3(B)には自動進路制御条件の一例が示され、自動進路制御条件記憶部52に記憶される自動進路制御条件情報は図3(B)に示す自動進路制御条件をデータ化したものである。列車運行管理システム100においては列車運行を円滑に行う上で、例えば駅構内における列車の進路に関して信号機のオンオフの現示のタイミング設定と、転てつ機の転換の方向、進路競合の有無といった制約条件を、各進路ごとに制御条件を規定することが必要となる。このような列車の進路に関わる制御条件が自動進路制御条件と称される。自動進路制御条件は従来より連動図表または進路鎖錠図に基づいて作成されているため、図3(B)に示す自動進路制御条件の一部内容は図3(A)の連動表と重複する。
図3(C)には検査表データの一例が示される。検査表データは試験装置50で作成される検査表57の内容をデータ化したものであり、図示例の検査表データでは、運行管理中央装置10で実行される試験操作の対象と、列車の進路を設定するための複数の現場機器30の各々の制御手順と、複数の現場機器30の各々が正常に動作した場合に運行管理中央装置10から出力される制御情報の期待値と、判定結果とが対応付けられている。
図示例の検査表データでは、1つの試験操作の対象に対して制御手順と期待値と判定結果との組みが時系列順に複数記載されている。制御手順の欄では、現場機器30の状態を模擬するための操作内容と操作対象の名称と操作対象の状態または現場機器30の値とが対応付けられている。期待値の欄は制御情報と照合される照合内容を示すものであり、確認対象と、確認対象の種別と、種別の名称と、確認対象の状態または値が示される。判定結果欄には、運行管理中央装置10から送信される制御情報に含まれる試験操作対象の状態または値が、照合内容欄に記される試験操作対象、すなわち確認対象の状態または値と一致するか否かの判定結果が記録される。
判定結果欄に記録される判定結果に関して具体的に説明すると、検査表出力部55は、運行管理中央装置10から送信された制御情報に含まれる試験操作対象の状態または値が、照合内容欄に記される確認対象の状態または値と一致するか否かを基準にして運行管理中央装置10が正常に動作しているか否かを判定する。運行管理中央装置10が正常に動作していると推定される場合には判定結果欄に「OK」と記録され、運行管理中央装置10が正常に動作していないと推定される場合には判定結果欄に「NG」と記録される。
なお図1の検査表データ作成部53は、例えば図3に示す試験操作の対象を入力する欄と制御手順を入力する欄と制御情報の期待値を入力する欄と判定結果の欄とが表形式で作成したテンプレートを予め検査表データ作成部53に記録しておき、連動条件と自動進路制御条件の各々に記載される現場機器30の連動論理を当該テンプレートの制御手順に試験対象毎に記録することで検査表データを作成する。
次に試験装置50と運行管理中央装置10の動作を説明する。
図4は実施の形態1に係る試験装置50および運行管理中央装置10のシーケンス図である。検査表作成指示を受信した検査表データ作成部53は、連動条件情報に記憶された連動条件情報と自動進路制御条件記憶部52に記憶された自動進路制御条件情報に基づいて検査表データを作成し(ステップS1)、作成した検査表データを検査表データ記憶部54に記録すると共に、検査表出力部55に対して検査表データの作成完了通知を行う(ステップS2)。
作成完了通知を受信した検査表出力部55は、検査表データ記憶部54に記憶された検査表データの制御手順欄に記されたシリアル番号1の情報を読み出し、模擬動作情報である入力情報を作成する(ステップS3)。なお実施の形態1では運行管理中央装置10に入力される情報であることから模擬動作情報を入力情報と称している。なお実施の形態1の検査表出力部55は、入力情報を作成する際に、1つのシリアル番号に対応した制御手順欄に記された情報を読み出すものとする。
検査表出力部55は、インタフェース部56に対して入力情報の送信要求を行う(ステップS4)。送信要求を受信したインタフェース部56は検査表出力部55から出力される入力情報をネットワークNWのプロトコルに準拠したフレームに組み込み、送信先を運行管理中央装置10として出力する(ステップS5)。入力情報は運行管理中央装置10に送信され(ステップS6)、運行管理中央装置10のインタフェース部11で受信される。運行管理中央装置10の連動処理部13は、インタフェース部11で受信された入力情報を列車ダイヤに基づき連動処理を実行し、連動処理の結果である制御情報を生成する(ステップS7)。制御情報はインタフェース部11においてネットワークNWに準拠したフレームに組み込まれ、送信先を試験装置50として送信される(ステップS8)。
試験装置50のインタフェース部56で受信された制御情報はインタフェース部56で一時的に格納され(ステップS9)、インタフェース部56は検査表出力部55に対して制御情報の受信通知を行う(ステップS10)。
制御情報を受信した検査表出力部55は制御情報の正否を判断する(ステップS11)。具体的には、検査表出力部55は受信した制御情報に含まれる試験操作対象の状態または値が、照合内容欄に記される確認対象の状態または値と一致するか否かの判定を行う。この判定動作では、入力情報を送信した際の制御手順欄に付されたシリアル番号に対応した照合内容欄の情報が用いられる。制御情報の正否を判断した検査表出力部55は判定結果を判定結果欄に記録し(ステップS12)、検査表57を出力する(ステップS13)。
実施の形態1の試験装置50ではステップS3からステップS12までの動作が繰り返され、制御手順欄に記されたシリアル番号の順で制御情報の正否が判断される。そして全ての進路設定が完了したとき図4に示す処理動作が終了する。
図5は実施の形態1に係る試験装置50の検査表出力部55で生成される検査表の一例を示す図である。図5(A)には検査表57の一例が示され、図5(B)には図5(A)の検査表57に示される制御手順を説明するための配線略図の一例が示される。図5(B)の配線略図には下り方向に進行する2つの列車A,Bが示され、図示例では先行列車Aが軌道回路1T、軌道回路31T、転てつ機31、軌道回路1RATの順で進行して軌道回路1RATに到着し、後続列車Bが軌道回路1T、軌道回路31T、転てつ機31、軌道回路1RBTの順で進行して軌道回路1RBTに到着する場合の例が示される。図5(A)の検査表57には、図5(B)の配線略図のように先行列車Aと後続列車Bを進行させるときにおける現場機器30の操作内容と操作対象の名称と操作対象の状態または現場機器30の値とが対応付けられている。
制御手順のシリアル番号NO1〜NO3には図5(B)に示す位置に列車A,Bを設定する制御手順が示される。図示例では、信号機1Rの手前に列車A,Bを設定する際の現場機器30の操作内容として軌道回路1Tが落下とされる。これは図5(B)に示す先行列車Aが軌道回路1Tに存在しているためである。
なお実施の形態1では検査表データ作成部53において検査表データを作成し、その検査表データを用いて運行管理中央装置10の試験を実施する例を説明したが、図3(C)に示すような検査表データを予め作成しておき、この検査表データを検査表データ記憶部54に記憶させて試験を実行する構成でもよい。
以上に説明したように実施の形態1の試験装置50によれば、自動進路制御を行う運行管理中央装置10に対して、進路毎の自動進路制御条件通りに運行管理中央装置が動作することを確認できる列車在線情報を送信し、運行管理中央装置10から送信された制御情報を所定の期待値に照合することにより、列車運行管理システム100の健全性を確認することができ、列車運行管理システム100の試験時間を短縮できると共に、試験員による試験の実施漏れを防止することができ、列車運行管理システム100の試験時間を短縮すると共に試験の省力化を図ることができる。また列車運行管理システム100の試験を正確に行うことができるため、列車運行管理システム100の試験品質の向上を図ることができる。
実施の形態2.
図6は実施の形態2に係る試験装置50Aの構成例を示す図である。実施の形態2の試験装置50Aは実施の形態1の構成に加えて連動条件を編集する情報編集部58を備える。情報編集部58は例えば表示手段を備え、表示手段に表示された配線略図の編集機能と、編集後の配線略図に対応した連動条件を反映した連動表を作成する連動表作成機能とを有している。
図7は実施の形態2に係る試験装置50Aにより編集される配線略図と連動表を示す図である。図7(A)には表示手段に表示された編集前の配線略図とこの配線略図に対応した連動表とが示される。図7(B)には表示手段に表示された編集後の配線略図とこの配線略図に対応した連動表とが示される。図7(A)の配線略図では3つの信号機1R,2R,3Rが軌道回路に配置されているが、図7(B)の配線略図では信号機1Rの近くに入換信号機30Lが追加され、信号機1Rと信号機3Rの間に信号機31Lが追加される。情報編集部58の編集機能では、例えばマウス、キーボードといった入力手段により図示例のように配線略図上の現場機器30を編集することができる。図7(A)の右側に示される連動表は、図7(A)の左側に示される配線略図に示される現場機器30の連動条件を反映したものであり、図示例では3つの信号機1R,2R,3Rの連動条件が示される。図7(B)の右側に示される連動表は、図7(B)の左側に示される配線略図に示される現場機器30の連動条件を反映したものであり、図示例では3つの信号機1R,2R,3Rの連動条件と、入換信号機30L,31Lの連動条件とが示される。連動表作成機能によれば、図7(B)に示される配線略図に対応した連動条件を反映した連動表が作成される。このようにして情報編集部58で変種された連動表の内容は、連動条件記憶部51に連動条件情報として記憶させてもよいし、連動条件記憶部51または自動進路制御条件記憶部52に記憶された連動条件に対して異なる部分のみ反映してもよい。
情報編集部58を用いることにより、連動条件情報と自動進路制御条件情報に誤りがあった際、容易に情報を修正することができる。また現場機器30の改修工事を行う場合、または自動進路制御条件の変更に伴って新たに情報を追加したいときに、情報編集部58より編集された連動情報を連動条件情報または自動進路制御条件情報へ容易に追記することができる。
実施の形態3.
図8は実施の形態3に係る試験装置50Bの構成例を示す図である。実施の形態3の試験装置50Bは実施の形態1の構成に加えて情報不正検出部59を備える。情報不正検出部59は連動条件記憶部51に記憶された連動条件または自動進路制御条件記憶部52に記憶された自動進路制御条件情報を読み出し、連動条件の項目と矛盾する内容が自動進路制御条件に含まれる場合には自動進路制御条件情報に不正な情報が含まれると判断して、例えば検査表データ作成部53で作成される検査表データに不正情報が含まれることを示す記号またはメッセージ情報を付与する。不正な情報が含まれるか否かの判断例としては、上記例以外にも例えば連動条件記憶部51に記憶された連動条件情報では信号機1Rを1RBに設定できないことが記録されている場合において、自動進路制御条件では1RBに設定されている場合が想定される。このように連動条件の項目と矛盾する内容が自動進路制御条件情報に含まれる場合、運行管理中央装置10では連動処理が正しく実行されない。
以上に説明したように実施の形態3の試験装置50Bは、連動条件情報と自動進路制御条件情報に基づいて検査表データを作成する検査表データ作成部53と、検査表データの作成に用いられる連動条件情報の連動条件の項目と矛盾する内容が自動進路制御条件情報に含まれるか否かを判断して自動進路制御条件情報の不正を検出する情報不正検出部59とを備える。この構成により、連動条件情報または自動進路制御条件情報の作成時に誤った条件が入力された場合でも運行管理中央装置10で連動処理が実行される前に試験員は連動条件情報または自動進路制御条件情報の誤りを知徳することができ、試験の誤りを防止することができる。
実施の形態4.
図9は実施の形態4に係る試験装置50Cの構成例を示す図である。実施の形態4の試験装置50Cでは、実施の形態1の検査表データ作成部53の代わりに検査表データ作成部53Aが用いられ、さらに異常処理条件記憶部60が用いられる。運行管理中央装置10では現場機器30に異常が生じた場合の連動条件が機能仕様上、規定されている。例えば停電により信号機への電源の供給が停止しまたは信号機に異常が生じたことにより、信号機から出力される動作情報が一定期間、運行管理中央装置10に到達しない場合、異常発生時の動作条件に基づき制御情報を生成して出力する。異常処理条件記憶部60に記録される異常処理条件は、異常発生時の動作条件に対応するものである。
実施の形態4の試験装置50Cの動作を説明する。検査表データ作成部53Aは、連動条件情報と自動進路制御条件情報と異常処理条件に基づいて検査表データを作成し、検査表データ記憶部54には検査表データ作成部53Aで作成された検査表データが記憶される。検査表データ作成部53Aで作成される検査表データは図3(C)に示すように異常が生じていない場合における現場機器30の操作内容と操作対象の名称と操作対象の状態または現場機器30の値とが対応付けられている。また検査表データは異常発生の現場機器30の操作内容と操作対象の名称と操作対象の状態または現場機器30の値とが対応付けられている。すなわち、検査表データ作成部53Aで作成される検査表データは、異常が生じていない場合における試験操作の対象と制御手順と期待値と判定結果とが対応付けられて時系列順に複数記録され、さらに異常が生じた場合における試験操作の対象と制御手順と期待値と判定結果とが対応付けられて時系列順に複数記録される。なおの検査表出力部55の動作は実施の形態1と同様であるため説明を割愛する。
以上に説明したように実施の形態4の試験装置50Cは、複数の現場機器の各々に異常が生じた場合における運行管理中央装置の動作条件である異常処理条件情報を記憶する異常処理条件記憶部60と、連動条件情報と自動進路制御条件情報と異常処理条件情報とに基づいて、複数の現場機器の各々に異常が生じた場合における複数の現場機器の各々の制御手順を含む検査表データを作成する検査表データ作成部53Aとを備える。異常処理条件を含む検査表データを作成することにより、現場機器30が異常時の列車運行管理システム100の動作を自動的に試験することができ、試験の更なる効率化を図ることができる。
実施の形態5.
図10は実施の形態5に係る試験装置50Dの構成例を示す図である。実施の形態5の試験装置50Dでは、実施の形態1の構成に加えて制御情報履歴記憶部61を備える。実施の形態1から4では1つの進路に対応する入力情報を送信してその入力情報に対する制御情報を受信したタイミングで制御情報を検査表データの期待値と比較する処理が行われていた。実施の形態5の試験装置50Dは、運行管理中央装置10から送信される複数の制御情報を制御情報履歴記憶部61に記録しておき、制御情報履歴記憶部61に記録された制御情報群を検査表データの期待値と比較する。この構成により、入力情報を送信する度に制御情報を期待値と比較する処理の回数が低減され、試験装置50Dの処理負荷を低減することができる。
実施の形態6.
図11は実施の形態6に係る試験装置50Eの構成例を示す図である。実施の形態6の試験装置50Eでは、実施の形態1の検査表出力部55に換えて検査表出力群55Aが用いられる。検査表出力群55Aは複数の検査表出力部55A1,55A2,55ANで構成される。Nは自然数である。実施の形態1から4では1つの進路に対応する入力情報を送信してその入力情報に対する制御情報を受信したタイミングで制御情報を検査表データの期待値と比較する処理が行われていた。実施の形態6の試験装置50Eは、複数の進路に対応する入力情報を平行して運行管理中央装置10へ送信し、運行管理中央装置10から送信される複数の制御情報を検査表データの複数の期待値と比較する処理を平行して行うことができる。これにより試験時間を短縮し、効率化を図ることができる。
以上に説明したように実施の形態1から6の試験装置は、列車の進路を設定するための複数の現場機器の各々の状態を模擬するための制御手順と複数の現場機器の各々が正常に動作した場合における制御情報の期待値とが時系列順に対応付けられた検査表データを記憶する検査表データ記憶部と、検査表データの制御手順に記され、複数の現場機器の各々の機器動作情報を模擬した模擬動作情報を運行管理中央装置へ出力すると共に、模擬動作情報に基づいて運行管理中央装置で生成される制御情報に含まれる複数の現場機器の各々の状態または値を期待値に照合した結果を記録した検査表を出力する検査表出力部とを備える。この構成により試験員による運行管理中央装置の試験の実施漏れが防止されて運行管理中央装置の試験時間を短縮することができ、また試験の省力化を図ることができ、運行管理中央装置の試験品質の向上を図ることができる。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
10 運行管理中央装置、11 インタフェース部、12 情報記憶部、13 連動処理部、20 操作卓、30 現場機器、40 運行表示盤、50,50A,50B,50C,50D,50E 試験装置、51 連動条件記憶部、52 自動進路制御条件記憶部、53,53A 検査表データ作成部、54 検査表データ記憶部、55 検査表出力部、56 インタフェース部、57 検査表、58 情報編集部、59 情報不正検出部、60 異常処理条件記憶部、61 制御情報履歴記憶部、100 列車運行管理システム。

Claims (5)

  1. 信号機、転てつ機、および軌道回路を含む複数の現場機器の各々から出力される機器動作情報と連動条件とに基づいて前記複数の現場機器の各々の動作を制御する制御情報を生成して列車の運行を管理する運行管理中央装置の試験装置であって、
    列車の進路を設定するための前記複数の現場機器の各々の状態を模擬するための制御手順と前記複数の現場機器の各々が正常に動作した場合における前記制御情報の期待値とが時系列順に対応付けられた検査表データを記憶する検査表データ記憶部と、
    前記検査表データの前記制御手順に記され前記複数の現場機器の各々の機器動作情報を模擬した模擬動作情報を、前記運行管理中央装置へ出力すると共に、前記模擬動作情報に基づいて前記運行管理中央装置で生成される前記制御情報に含まれる前記複数の現場機器の各々の状態または値を前記期待値に照合した結果を記録した検査表を出力する検査表出力部と、
    を備えたことを特徴とする試験装置。
  2. 検査表データに含まれる前記模擬動作情報の編集を行う情報編集部を備えたことを特徴とする請求項1に記載の試験装置。
  3. 連動条件情報と自動進路制御条件情報に基づいて前記検査表データを作成する検査表データ作成部と、
    前記検査表データの作成に用いられる前記連動条件情報の連動条件の項目と矛盾する内容が前記自動進路制御条件情報に含まれるか否かを判断して前記自動進路制御条件情報の不正を検出する情報不正検出部と、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の試験装置。
  4. 前記複数の現場機器の各々に異常が生じた場合における前記運行管理中央装置の動作条件である異常処理条件情報を記憶する異常処理条件記憶部と、
    連動条件情報と自動進路制御条件情報と前記異常処理条件情報とに基づいて、前記複数の現場機器の各々に異常が生じた場合における前記複数の現場機器の各々の状態を模擬するための制御手順を含む前記検査表データを作成する検査表データ作成部と、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の試験装置。
  5. 信号機、転てつ機、および軌道回路を含む複数の現場機器の各々から出力される機器動作情報と連動条件とに基づいて前記複数の現場機器の各々の動作を制御する制御情報を生成して列車の運行を管理する運行管理中央装置の試験装置で実行される試験方法であって、
    前記試験装置は、
    列車の進路を設定するための前記複数の現場機器の各々の状態を模擬するための制御手順と前記複数の現場機器の各々が正常に動作した場合における前記制御情報の期待値とが時系列順に対応付けられた検査表データを記憶する記憶ステップと、
    前記検査表データの前記制御手順に記され前記複数の現場機器の各々の機器動作情報を模擬した模擬動作情報を、前記運行管理中央装置へ出力する出力ステップと、
    前記模擬動作情報に基づいて前記運行管理中央装置で生成される前記制御情報に含まれる前記複数の現場機器の各々の状態または値を前記期待値に照合した照合結果を記録した検査表を出力する検査表出力ステップと、
    を含むことを特徴とする試験方法。

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