JP6356325B1 - リレー制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】鉄道信号保安設備等に使用されるリレー制御装置の安全性を一層高めることができる技術の実現。
【解決手段】リレー制御装置1は、各部が電気的に絶縁された、伝送中継部10と、それぞれが電気的に絶縁された電源部40を有する同一構成の二系の制御部20(制御部P系20A及び制御部N系20B)と、リレー部50とを有する。伝送中継部10の入力分配部12は、上位装置から入力された情報を二系の制御部20A,20Bそれぞれに分配し、二系の制御部20A,20Bは、互いの受信完了信号(受信同期信号)及び受信完了応答信号(受信同期応答信号)の入出力によって互いに制御情報を正常に入力されたことを確認した後に、制御情報に基づく出力リレー制御信号の生成を行う。出力リレー52は、二系の制御部20の両方からの出力リレー駆動電力が重畳して出力されることで動作可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、上位装置から入力される制御データに基づいてリレーを制御するリレー制御装置に関する。
鉄道信号保安設備等に使用されるリレー制御装置には、高い安全性が要求される。安全性を高めるため、CPU(Central Processing Unit)を2重化し、各CPUのバスを比較照合することで、安全性を確保した構成が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平7−302207号公報
しかしながら、上述の特許文献1に代表される従来の二重系構成は、コスト等の兼ね合いから、CPUが二重系であるものの、例えば論理用電源、クロック信号生成部、及び、二重系のCPUのデータバスやアドレスバスを比較する比較器などが共通であるといった、特定の素子単体や特定の要素回路単体のみが冗長構成とされる場合が多かった。例えば、CPUのみが二重系で、2つのCPUの出力を比較する比較器や診断回路が1つである場合には、その1つの比較器や診断回路の故障率がCPUに比べて低いといっても、故障した場合には問題となり得る。また、電源やクロック信号を共通化した場合には、その共通化した電源の出力電圧が変動したり、共通化したクロック信号にノイズが混入する等してCPUが誤作動するおそれが完全に無いとは言い切れず、仮に誤作動した場合には2つのCPUが同時に誤作動するため、誤りを検出できずにリレー制御を行うおそれがある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、鉄道信号保安設備等に使用されるリレー制御装置の安全性を一層高めることができる技術を実現することである。
上記課題を解決するための第1の発明は、
電気的に絶縁された上位装置から入力される制御情報に含まれる制御データに基づいてリレーを駆動制御するリレー制御装置であって、
入力された前記制御データに対する処理動作を行ってリレー制御信号を生成し、リレーに係る表示データを含む表示情報を生成する演算部、前記リレー制御信号に従って前記リレーの駆動電力を出力するリレー駆動部、及び、前記演算部並びに前記リレー駆動部の動作電源を供給する電源部、を有する同一構成の電気的に絶縁された二系の制御部と、
前記上位装置と前記二系の制御部との間に介在して、前記上位装置から入力される前記制御データを前記二系の前記演算部に出力し、前記二系の前記演算部から入力される前記表示情報を1つの表示情報として前記上位装置に出力する伝送中継部と、
を備えたリレー制御装置である。
第1の発明によれば、同一構成の二系の制御部それぞれが独立した電源部を有しているため、電源電圧の変動による影響が他系に及ぶことを回避でき、高い安全性を確保したリレー制御装置を実現できる。また、伝送中継部が、上位装置から入力される制御情報を二系の演算部に分配出力し、二系の演算部それぞれは、入力される制御情報に対する処理動作を行うため、二系の演算部それぞれの処理動作を同期させるための共通のクロック信号が不要となり、更なる安全性を確保することができる。
第2の発明は、第1の発明のリレー制御装置であって、
前記リレー駆動部は、
前記駆動電力を、前記二系の前記駆動電力が重畳することで前記リレーが動作可能となる電力として出力する、
リレー制御装置である。
第2の発明によれば、二系の演算部それぞれの制御データに対する処理動作の結果が一致した場合にのみリレーが動作可能となるため、リレー制御の安全性を確保することができる。
第3の発明は、第2の発明のリレー制御装置であって、
前記二系の前記制御部は、それぞれ、
前記駆動電力を前記リレーに出力する出力段にダイオードを有し、
前記二系の前記演算部は、それぞれ、
前記リレーが動作状態を維持可能な一時的な電力断の時間の間、自系の前記リレー駆動部に前記駆動電力の出力を停止させ、前記ダイオードの入力側電圧に基づいて前記ダイオードの導通故障の有無を判定する、
リレー制御装置である。
第3の発明によれば、他系からの駆動電力によってリレーが動作状態を維持している状態において、自系からの駆動電力の出力を一時的に停止し、そのときのダイオードの入力側電圧によって他系からの駆動電力の回り込みの有無を判定することで、自系のダイオードの導通故障の有無を判定することができる。
第4の発明は、第1〜第3の何れかの発明のリレー制御装置であって、
前記二系の前記演算部は、第1系動作および第2系動作を排他的に切り替え動作可能に構成されており、
前記二系のうちの前記第1系動作中の系(以下単に「第1系」という)の前記演算部は、受信同期信号を前記二系のうちの前記第2系動作中の系(以下単に「第2系」という)に出力し、前記第2系から前記受信同期信号に対する受信同期応答信号が入力された後に、前記制御データに基づく前記リレー制御信号の生成を行い、
前記第2系の前記演算部は、前記第1系から入力される前記受信同期信号に対する前記受信同期応答信号を前記第1系に出力した後に、前記制御データに基づく前記リレー制御信号の生成を行う、
リレー制御装置である。
第4の発明によれば、二系の演算部は、互いの受信同期信号及び受信同期応答信号の入出力によって、二系の制御部の両方において制御データを正常に入力されたことを確認した後に、入力された制御データに基づくリレー制御信号の生成を行うことができる。このため、リレー制御装置の更なる安全性を確保することができる。また、第1系動作及び第2系動作を排他的に切り替えて二系の演算部それぞれを動作させることができるため、二系の演算部それぞれが第1系動作及び第2系動作ともに正常に動作することを担保できる仕組みとすることができる。
第5の発明は、第4の発明のリレー制御装置であって、
前記制御データは、周期的に符号の正負が反転された信号として前記上位装置から入力され、
前記二系の前記演算部は、前記制御データが入力される度に、入力された前記制御データの符号が正負何れであるかに応じて、前記排他的な切り替えを行う、
リレー制御装置である。
第5の発明によれば、制御データは周期的に符号の正負が反転された信号として入力され、二系の演算部は、入力された制御データの符号が正負何れであるかに応じて、周期的に、第1系動作、及び、第2系動作を排他的に切り替えることができる。
第6の発明は、第1〜第5の何れかの発明のリレー制御装置であって、
前記表示情報は、前記表示データと、誤り検出符号とを少なくとも含み、
前記伝送中継部は、前記二系の前記演算部から入力される前記表示情報のうち、一方の前記表示データと、他方の前記誤り検出符号とを合成して前記上位装置に表示情報を出力する、
リレー制御装置である。
第6の発明によれば、二系の演算部は同一の処理動作を行って同一の表示情報を生成して出力するが、伝送中継部は、二系の演算部から入力される一方の表示データと、他方の誤り検出符号とを合成して上位装置に表示情報を出力する。
第7の発明は、第1〜第6の何れかの発明のリレー制御装置であって、
前記二系の前記制御部は、それぞれ、
自系に対応付けられた故障リレーを駆動する故障リレー駆動部を有し、
前記二系の前記演算部は、それぞれ、
自系の前記リレー駆動部からの出力を自己照査することで自系の故障有無を判定し、故障有りと判定した場合に自系の前記故障リレー駆動部に前記故障リレーを駆動させる交番信号の出力を停止するとともに、自系の前記リレー駆動部に前記リレーを駆動させる交番信号の出力を停止する、
リレー制御装置である。
第7の発明によれば、二系の演算部は、それぞれ、リレー駆動部からの駆動信号を自己照査することで自系の故障有無を判定し、故障有りと判定した場合には、故障リレーを復旧させて故障を外部に報知するとともに、リレーを安全側に復旧させることができる。
第8の発明は、第7の発明のリレー制御装置であって、
前記二系の前記演算部は、それぞれ、
自系の前記リレー駆動部からの出力と、他系に対応付けられた前記故障リレーの動作状態と、に基づいて自系の故障有無を判定し、故障有りと判定した場合に自系の前記故障リレー駆動部に前記故障リレーを駆動させる交番信号の出力を停止する、
リレー制御装置である。
第8の発明によれば、例えば、他系が故障しておらず他系の駆動出力によってリレーが動作状態を維持している状態において、自系の駆動出力を一時的に停止し、そのときの他系からの駆動出力の回り込みの有無を判定することで、自系の故障有無を判定することができる。
リレー制御装置の構成図。 上位装置との間で入出力される情報の説明図。 上位装置からの制御情報の入力時の処理動作を示すタイムチャート。 上位装置への表示情報の出力時の処理動作を示すタイムチャート。
[装置構成]
図1は、本実施形態のリレー制御装置1の主要部の構成図である。リレー制御装置1は、例えば電子連動装置等の上位装置から入力される制御情報に含まれる制御データに基づいて出力リレー52を制御するとともに、リレー接点入力に係る表示データを含む表示情報を上位装置に出力する。また、リレー制御装置1は、各部が互いに電気的に絶縁された、伝送中継部10と、同一構成の二系の制御部20(制御部P系20A及び制御部N系20B)と、リレー部50とを有して構成される。
伝送中継部10は、上位装置との入出力インターフェース部であり、入力分配部12と、出力結合部14と、電源部16とを有する。入力分配部12は、上位装置から入力された情報を、二系の制御部20(制御部P系20A及び制御部N系20B)それぞれに、同一の伝送入力(伝送入力P及び伝送入力N)として分配する。出力結合部14は、二系の制御部20それぞれから入力された情報を結合し、一つの表示情報として上位装置に出力する。電源部16は、伝送中継部10の動作電源を供給する。
二系の制御部20(制御部P系20A及び制御部N系20B)は同一構成であり、演算部22と、出力リレー駆動部28と、駆動出力アンサー部32と、故障リレー駆動部34と、他系故障入力部36と、表示入力部38と、を有する。図1においては紙面の関係上、制御部N系20Bの詳細構成を割愛しているが、制御部P系20Aと同様である。
演算部22は、CPU24及びメモリ26を有し、伝送中継部10との情報の入出力、出力リレー駆動部28への出力リレー制御信号の出力、駆動出力アンサー部32からの駆動出力アンサー信号の入力、故障リレー駆動部34への自系故障信号の出力、他系故障入力部36からの他系故障照査入力、表示入力部38からの表示照査入力、他系の演算部22との間の受信同期信号及びこれに応答した受信同期応答信号の入出力による送受信同期、故障診断、といった処理を、所定の制御周期で行う。本実施形態では、上位装置との情報の入出力周期である伝送周期は制御周期の整数倍とする。
出力リレー駆動部28は、演算部22から入力される出力リレー制御信号に従って、出力リレー52を駆動するための出力リレー駆動電力を生成・出力する。出力リレー駆動電力は、制御部20の出力段に設けられたダイオード30を介して出力リレー52に供給される。出力リレー駆動部28の出力ラインは、ダイオード30の出力側で他系の出力リレー駆動部28の出力ラインと接続されており、二系の制御部20それぞれからの出力リレー駆動電力が重畳して出力リレー52に供給される。
出力リレー52は、二系の制御部20の両方からの出力リレー駆動電力が重畳して供給されることで動作可能となっている。すなわち、出力リレー52は定格電力の7割程度の駆動電力で動作し、本実施形態では、一つの出力リレー駆動電力は、出力リレー52の定格電力の5割程度を供給するものとする。従って、出力リレー52は、二系の制御部20それぞれからの出力リレー駆動電力が重畳して供給されることで、ほぼ定格電力の駆動電力が供給されて動作する。
駆動出力アンサー部32は、出力リレー駆動部28の出力を、駆動出力アンサー信号として変換する。故障リレー駆動部34は、演算部22からの自系故障信号に従って、自系の故障リレー54,56を駆動するための故障リレー駆動電力を生成・出力する。ここで、故障リレー54は制御部P系20Aによって駆動され、故障リレー56は制御部N系20Bによって駆動される。このため、故障リレー54は、制御部P系20Aにとって自系であり、制御部N系20Bにとって他系である。故障リレー56は、制御部N系20Bにとって自系であり、制御部P系20Aにとって他系である。
他系故障入力部36は、演算部22から入力される不図示の他系故障照査信号によって、他系の故障リレー54,56の動作接点(N接点)の動作状態の他系故障N照査入力と、復旧接点(R接点)の動作状態の他系故障R照査入力とを生成・出力する。演算部22は、他系故障照査信号を他系の故障リレー54,56の動作接点(N接点)及び復旧接点(R接点)に出力し、それぞれに対応して他系故障入力部36から入力される他系故障N照査入力及び他系故障R照査入力が他系故障照査信号と同符号か否かによって、動作接点(N接点)及び復旧接点(R接点)それぞれの動作状態を判定する。
表示入力部38は、演算部22から入力される不図示の表示照査信号を用いて、外部リレーの動作接点(N接点)及び復旧接点(R接点)の動作状態の表示N照査入力及び表示R照査入力を生成・出力する。演算部22は、他系故障リレー54,56と同様に、外部リレーの接点の動作状態を判定して表示データを作成する。
電源部40は、制御部20の動作電源を供給する。二系の制御部20それぞれの電源部40は、互いに電気的に絶縁されているとともに、伝送中継部10の電源部16とも電気的に絶縁されている。
リレー部50は、出力リレー52と、P系故障リレー54と、N系故障リレー56と、故障リレー58と、を有するとともに、これらのリレーの駆動電源となるリレー電源60を有する。出力リレー52は、二系の制御部20からの出力リレー駆動電力によって動作する。P系故障リレー54は、制御部P系20Aからの故障リレー駆動電力によって動作する。N系故障リレー56は、制御部N系20Bからの故障リレー駆動電力によって動作する。故障リレー58は、P系故障リレー54の動作接点、及び、N系故障リレー56の動作接点を介して駆動電力が供給されており、P系故障リレー54及びN系故障リレー56の少なくとも一方が復旧した場合に復旧することで、出力リレー52を復旧させ、リレー制御装置1の故障を外部に報知する。
[伝送情報]
図2は、上位装置とリレー制御装置1との間で入出力(伝送)される情報を示す図である。図2(a)は、情報の入出力タイミングを示し、図2(b)は、情報のフォーマットを示している。
図2(a)に示すように、所定の伝送周期で、上位装置からリレー制御装置1へ、制御情報、及び、ポーリング情報が入力され、ポーリング情報に応答して、リレー制御装置1から上位装置へ、表示情報が出力される。これらの情報のうち、所定のデータ部分のビット値は、周期的に正、負(1,0)の符号が反転された信号として入出力される。すなわち、伝送周期毎に、交互に、正符号(P符号)と、符号を反転した負符号(N符号)とで情報が入出力される。
図2(b)に示すように、制御情報は、ID符号、制御データ、及び、CRC(誤り検出符号)を有して構成され、ポーリング情報は、ID符号、及び、CRCを有して構成され、表示情報は、ID符号、表示データ、及び、CRCを有して構成される。
制御データは、上位装置によって生成され、出力リレー52に対する制御データを含む。表示データは、リレー制御装置1によって生成され、外部リレーの接点の動作状態のデータを含む。ID符号は、P/N、装置種別、及び、装置番号を有する。P/Nは、当該情報が正符号か負符号かを識別するデータであり、「1」ならば正符号(P符号)、「0」ならば負符号(N符号)であることを示す。装置種別は、当該情報の出力元或いは出力先となるリレー制御装置1の種別である。装置番号は、当該情報の出力元或いは出力先となるリレー制御装置1を識別する装置番号である。
各情報の負符号(N符号)は、正符号の当該情報に対して、CRCを除く各データ(ID符号、制御データ、及び、表示データ)の各ビット値の1/0を反転することで生成される。これにより、ID符号のP/Nは、正符号では“1”であり、ビット値を反転すると“0”になることで、当該情報が負符号(N符号)であることを示すことになる。
[処理動作]
リレー制御装置1における演算部22の処理動作を具体的に説明する。
(A)制御情報受信動作
図3は、上位装置から制御情報が入力される際(受信時)のリレー制御装置1の動作を示すタイムチャートである。上位装置からリレー制御装置1への伝送入力として、伝送周期毎に、正符号(P符号)の情報と、負符号(N符号)の情報とが交互に入力される。このため、伝送入力が正符号か負符号かに応じて、二系の制御部20(制御部P系20A、及び、制御部N系20B)の一方が第1系動作を行う第1系となり、他方が第2系動作を行う第2系となる、といったように、制御部20の演算部22は、第1系動作及び第2系動作を、排他的に切り替えて行う。すなわち、入力される情報が正符号(P符号)の場合には、制御部P系20Aが第1系動作を行い、制御部N系20Bが第2系動作を行う。逆に、入力される情報が負符号(符号)の場合には、制御部N系20Bが第1系動作を行い、制御部P系20Aが第2系動作を行う。なお、入力される情報が正符号(P符号)か負符号(N符号)かは、各制御部20の演算部22が、当該情報の先頭のID符号に含まれるP/Nから判断することができる。
図3は、P符号の制御情報が入力される場合であり、この場合、制御部P系20Aが第1系動作を行う第1系となり、制御部N系20Bが第2系動作を行う第2系となる。図3では、横方向を時刻として、上から順に、上位装置からの伝送入力(制御情報の入力)、制御部P系20Aの演算部22が出力する受信完了P信号(受信同期信号)、入力される受信完了P応答信号、制御情報処理の実行、制御部N系20Bの演算部22が出力する受信完了N信号、入力される受信完了P信号、出力する受信完了P応答信号(受信同期応答信号)、制御情報処理の実行、を示している。
図3に示すように、上位装置からの制御情報は、二つの制御部20(制御部P系20A及び制御部N系20B)それぞれに分配され、制御情報の受信を正常に完了した後に、ほぼ同じタイミングで、制御部P系20Aの演算部22は受信完了P信号(受信同期信号)を出力し、制御部N系20Bの演算部22は受信完了N信号を出力する。次いで、制御部N系20Bの演算部22は、制御部P系20Aから入力された受信完了P信号に対する受信完了P応答信号(受信同期応答信号)を制御部P系20Aに出力し、その後、受信完了N信号をクリアする。そして、制御部P系20Aの演算部22は、制御部N系20Bから受信完了P応答信号(受信同期応答信号)が入力されると、受信完了P信号をクリアする。これによって、制御部N系20Bに入力される受信完了P信号がクリアされる。すると、制御部N系20Bの演算部22は、受信完了P信号に対する受信完了P応答信号をクリアし、これによって、制御部P系20Aの演算部22に入力される受信完了P応答信号がクリアされる。
制御部P系20Aの演算部22は、制御部N系20Bからの受信完了P応答信号(受信同期応答信号)の入力によって、制御部N系20Bの演算部22は、制御部P系20Aからの受信完了P信号(受信同期信号)の入力によって、互いに、制御情報の正常な受信を確認したことになり、二つの制御部20(制御部P系20A及び制御部N系20B)それぞれの演算部22は、制御情報に対する処理を行う。
制御情報に対する処理としては、二つの制御部20それぞれの演算部22は、当該制御情報のCRC検定に合格した制御データを正符号でメモリ26に格納・更新し、以降、制御周期毎に到来する制御タイミング毎に、メモリ26に格納されている制御データに基づいて出力リレー52に対する出力リレー制御信号を生成し、出力リレー駆動部28に出力する。
出力リレー52を動作させるならば、演算部22は、出力リレー制御信号として“0”及び“1”に周期的に変化する交番信号を出力し、出力リレー駆動部28は、出力リレー制御信号として交番信号が入力されると、出力リレーを駆動するための直流電力を出力する。一つの制御部20から出力リレー駆動電力として出力される直流電力は、出力リレー52の定格電力の5割程度を供給するため、二系の制御部20それぞれからの出力リレー駆動電力が重畳して供給されることで、出力リレー52は動作状態となる。
一方、出力リレー52を復旧させるならば、演算部22は、出力リレー制御信号として、安全側の“0(ゼロ)”に固定した信号を出力し、出力リレー駆動部28は、出力リレー制御信号として0固定信号が入力されると、出力リレー駆動電力の出力を停止する。駆動電力の供給が絶たれることで、出力リレー52は復旧状態となる。
なお、N符号の制御情報が入力された場合の処理動作は、図3における制御部P系20Aと制御部N系20Bとを入れ換えた処理動作と同様であるため、詳細な説明を省略する。
(B)表示情報送信動作
図4は、上位装置へ表示情報を出力する際のリレー制御装置1における動作を示すタイムチャートである。図2(a)に示したように、リレー制御装置1は、制御情報に続けて入力されるポーリング情報に応答して、表示情報を上位装置へ出力する。このとき、上述の制御情報の場合と同様に、入力されるポーリング情報が正符号か負符号かに応じて、二系の制御部20(制御部P系20A及び制御部N系20B)の一方が第1系動作を行い、他方が第2系動作を行うといったように、制御部20の演算部22は、第1系動作、及び、第2系動作を、排他的に切り替えて行う。すなわち、入力されるポーリング情報が正符号(P符号)の場合には、制御部P系20Aが第1系動作を行い、制御部N系20Bが第2系動作を行う。逆に、入力される情報が負符号(N符号)の場合には、制御部N系20Bが第1系動作を行い、制御部P系20Aが第2系動作を行う。
図4は、P符号のポーリング情報が入力される場合であり、この場合、制御部P系20Aが第1系動作を行う第1系であり、制御部N系20Bが第2系動作を行う第2系である。図4では、横方向を時刻として、上から順に、上位装置から入力され伝送中継部10によって二系の制御部20(制御部P系20A及び制御部N系20B)それぞれに分配された伝送入力P,N(ポーリング情報)、二系の制御部20(制御部P系20A及び制御部N系20B)それぞれから伝送中継部10に出力された伝送出力(表示情報)、制御部P系20Aの演算部22が出力するポーリング受信完了P信号、入力されるポーリング受信完了P応答信号、表示データ(ID符号含む)送信処理の実行、出力する表示データ(ID符号含む)送信完了P信号、入力されるCRC符号送信完了P応答信号、制御部N系の演算部22が出力するポーリング受信完了N信号、入力されるポーリング受信完了P信号、出力するポーリング受信完了P応答信号、入力される表示データ(ID符号含む)送信完了P信号、CRC符号送信処理の実行、出力するCRC符号送信完了P応答信号、を示している。
なお、N符号のポーリング情報が入力される場合の処理動作は、図4における制御部P系20Aと制御部N系20Bとを入れ換えた処理動作と同様であるため、詳細な説明を省略する。
図4に示すように、伝送入力P,Nとして入力されたポーリング情報の受信を正常に完了した後に、ほぼ同じタイミングで、制御部P系20Aの演算部22はポーリング受信完了P信号を出力し、制御部N系20Bの演算部22はポーリング受信完了N信号を出力する。すると、制御部N系20Bの演算部22は、制御部P系20Aから入力されたポーリング受信完了P信号に対するポーリング受信完了P応答信号を制御部P系20Aへ出力し、その後、ポーリング受信完了N信号をクリアする。制御部P系20Aの演算部22は、制御部N系20Bからポーリング受信完了P応答信号が入力されると、ポーリング受信完了P信号をクリアする。これによって、制御部N系20Bに入力されるポーリング受信完了P信号がクリアされる。制御部P系20Aの演算部22は、制御部N系20Bからのポーリング受信完了P応答信号の入力によって、制御部N系20Bの演算部22は、制御部P系20Aからのポーリング受信完了P信号の入力によって、互いに、ポーリング情報の正常な受信を確認したことになる。
すると、第1系である制御部P系20Aの演算部22は、表示データ(ID符号含む)の送信処理を行う。すなわち、表示入力部38から入力される表示N照査入力及び表示R照査入力に基づいて予め作成しメモリ26に記憶した表示データ(ID符号含む)を、伝送中継部10に出力する。その後、制御部P系20Aの演算部22は、表示データ(ID符号含む)送信完了P信号を制御部N系に出力する。
そして、第2系である制御部N系20Bの演算部22は、表示データ(ID符号含む)送信完了P信号が入力されると、CRC符号の送信処理を行う。すなわち、予め作成しメモリ26に記憶したCRC符号を、伝送中継部10に出力する。その後、表示データ(ID符号含む)送信完了P信号に対するCRC符号送信完了P応答信号を、制御部P系20Aへ出力する。制御部P系20Aの演算部22は、CRC符号送信完了P応答信号が入力されると、表示データ(ID符号含む)送信完了P信号をクリアする。これによって、制御部N系20Bに入力される表示データ(ID符号含む)送信完了P信号がクリアされる。
従って、伝送中継部10には、制御部P系20Aから表示データ(ID符号含む)が、制御部N系20BからCRC符号が続けて入力され、出力結合部14は、これらの入力された表示データ(ID符号含む)とCRC符号とを結合して1つの表示情報として上位装置に出力する。これにより、二系の処理動作に不一致が生じた場合には、表示データ(ID符号ふくむ)とCRC符号とが不整合となり、上位装置が異常を判定できる。
(C)故障診断
二系の制御部20の演算部22は、自系の故障診断として、リレー制御の故障診断、及び、ダイオード30の導通故障の判定を行う。
先ず、リレー制御の故障診断としては、上位装置からの制御データに基づく出力リレー制御信号を出力した後に、駆動出力アンサー部32から入力される駆動出力アンサー信号が、出力した出力リレー制御信号に対応する信号であるかを照査することで、自系のリレー制御を故障無しと判定することができる。すなわち、駆動出力アンサー部32は、出力リレー駆動部28の出力に応じた信号を駆動出力アンサー信号として出力するため、制御データに基づく出力リレー52の制御が動作側である場合には、駆動出力アンサー信号が出力有りであることを照査し、また、出力リレー52の制御が復旧側の場合には、駆動出力アンサー信号が出力無しであることを照査することで、自系の出力リレーの制御が正常に行われているか(すなわち、故障無し)を判定することができる。
そして、演算部22は、故障有りと判定した場合には、故障リレー駆動部34に、自系故障信号として0固定信号を出力して自系の故障リレー54,56を復旧させるとともに、出力リレー駆動部28に、出力リレー制御信号として、0固定信号を出力して出力リレー52を復旧させる。また、故障無しと判定した場合には、自系故障信号として交番信号を出力して自系の故障リレー54,56を動作させる。故障リレー駆動部34は、自系故障信号として交番信号が入力されている場合には、自系の故障リレー54,56の駆動電力を出力して自系の故障リレー54,56を動作させ、自系故障信号として0固定信号が入力されている場合には、故障リレー駆動電力の出力を停止して自系の故障リレー54,56を復旧させる。
また、ダイオード30の導通故障の判定は、制御データに基づく出力リレー52の制御が動作側である状態が、例えば2伝送周期以上継続した場合に、二系の制御部20のうち、第1系動作を行っている系(第1系)の制御部20が行う。すなわち、上位装置からの制御データに基づき出力リレー制御信号として交番信号を出力しており、出力リレー52が動作状態となっている状態において、一時的に(例えば、1制御周期の間)、リレー制御信号を0固定信号に変更して出力した後に、駆動出力アンサー部32から出力される駆動出力アンサー信号が出力無しであることを照査する。そして、出力無しを判定した場合、他系故障入力部36から入力される他系故障N照査入力及び他系故障R照査入力により他系の故障リレー54,56が動作状態である、すなわち、他系が故障無しならば、自系のダイオード30が導通故障していない(導通故障無し)と判定することができる。
これは、二系の制御部20それぞれの出力リレー駆動部28の出力ラインが接続されているため、自系のダイオード30が導通故障している場合、他系の出力リレー駆動部28の出力の回り込みによって駆動出力アンサー信号が出力無しにならないからである。
また、本実施形態の出力リレー52は、動作状態となった後は、定格電力の3割程度の駆動電力で動作状態を維持できる特性を有するため、二系の制御部20のうちの一方(第1系動作を行っている系)からの出力リレー駆動電力の出力を一時的に停止しても、他方(第2系動作を行っている系)からのリレー駆動電力によって動作状態を維持することができる。
[作用効果]
このように、本実施形態のリレー制御装置1によれば、同一構成の二系の制御部20それぞれが独立した電源部40を有しているため、自系の電源電圧の変動による影響が他系に及ぶことを回避でき、高い安全性を確保することができる。また、伝送中継部10が、上位装置から入力される情報(制御情報やポーリング情報)を二系の演算部22それぞれに出力し、二系の演算部22それぞれは入力される制御情報に対する処理動作を行うことでその同期を実現するため、二系の演算部22それぞれの処理動作を同期させるための共通のクロック信号が不要となり、更なる安全性を確保することができる。また、二系の演算部22それぞれの制御データに対する処理動作の結果が一致した場合にのみ出力リレー52が動作可能となるため、リレー制御の安全性を確保することができる。また、上位装置への表示情報は、一方の系が表示データ(ID符号含む)を、他方の系がCRC符号を出力するので、高い安全性を確保することができる。
なお、本発明の適用可能な実施形態は上述の実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能なのは勿論である。
(A)出力リレーの数
上述の実施形態では、リレー制御装置1は一つの出力リレー52を制御することとしたが、複数の出力リレーを制御することもできる。この場合、二系の制御部20それぞれは、これらの出力リレーそれぞれに対応する出力リレー駆動部28、及び、駆動出力アンサー部32を有するように構成すれば良い。
1…リレー制御装置
10…伝送中継部
12…入力分配部、14…出力結合部、16…電源部
20…制御部
20A…制御部P系、20B…制御部N系
22…演算部
24…CPU、26…メモリ
28…出力リレー駆動部、30…ダイオード
32…駆動出力アンサー部、34…故障リレー駆動部
36…他系故障入力部、38…表示入力部
50…リレー部
52…出力リレー
54…P系故障リレー、56…N系故障リレー
58…故障リレー、60…リレー電源

Claims (8)

  1. 電気的に絶縁された上位装置から入力される制御情報に含まれる制御データに基づいてリレーを駆動制御するリレー制御装置であって、
    入力された前記制御データに対する処理動作を行ってリレー制御信号を生成し、リレーに係る表示データを含む表示情報を生成する演算部、前記リレー制御信号に従って前記リレーの駆動電力を出力するリレー駆動部、及び、前記演算部並びに前記リレー駆動部の動作電源を供給する電源部、を有する同一構成の電気的に絶縁された二系の制御部と、
    前記上位装置と前記二系の制御部との間に介在して、前記上位装置から入力される前記制御データを前記二系の前記演算部に出力し、前記二系の前記演算部から入力される前記表示情報を1つの表示情報として前記上位装置に出力する伝送中継部と、
    を備えたリレー制御装置。
  2. 前記リレー駆動部は、
    前記駆動電力を、前記二系の前記駆動電力が重畳することで前記リレーが動作可能となる電力として出力する、
    請求項1に記載のリレー制御装置。
  3. 前記二系の前記制御部は、それぞれ、
    前記駆動電力を前記リレーに出力する出力段にダイオードを有し、
    前記二系の前記演算部は、それぞれ、
    前記リレーが動作状態を維持可能な一時的な電力断の時間の間、自系の前記リレー駆動部に前記駆動電力の出力を停止させ、前記ダイオードの入力側電圧に基づいて前記ダイオードの導通故障の有無を判定する、
    請求項2に記載のリレー制御装置。
  4. 前記二系の前記演算部は、第1系動作および第2系動作を排他的に切り替え動作可能に構成されており、
    前記二系のうちの前記第1系動作中の系(以下単に「第1系」という)の前記演算部は、受信同期信号を前記二系のうちの前記第2系動作中の系(以下単に「第2系」という)に出力し、前記第2系から前記受信同期信号に対する受信同期応答信号が入力された後に、前記制御データに基づく前記リレー制御信号の生成を行い、
    前記第2系の前記演算部は、前記第1系から入力される前記受信同期信号に対する前記受信同期応答信号を前記第1系に出力した後に、前記制御データに基づく前記リレー制御信号の生成を行う、
    請求項1〜3の何れか一項に記載のリレー制御装置。
  5. 前記制御データは、周期的に符号の正負が反転された信号として前記上位装置から入力され、
    前記二系の前記演算部は、前記制御データが入力される度に、入力された前記制御データの符号が正負何れであるかに応じて、前記排他的な切り替えを行う、
    請求項4に記載のリレー制御装置。
  6. 前記表示情報は、前記表示データと、誤り検出符号とを少なくとも含み、
    前記伝送中継部は、前記二系の前記演算部から入力される前記表示情報のうち、一方の前記表示データと、他方の前記誤り検出符号とを合成して前記上位装置に表示情報を出力する、
    請求項1〜5の何れか一項に記載のリレー制御装置。
  7. 前記二系の前記制御部は、それぞれ、
    自系に対応付けられた故障リレーを駆動する故障リレー駆動部を有し、
    前記二系の前記演算部は、それぞれ、
    自系の前記リレー駆動部からの出力を自己照査することで自系の故障有無を判定し、故障有りと判定した場合に自系の前記故障リレー駆動部に前記故障リレーを駆動させる交番信号の出力を停止するとともに、自系の前記リレー駆動部に前記リレーを駆動させる交番信号の出力を停止する、
    請求項1〜6の何れか一項に記載のリレー制御装置。
  8. 前記二系の前記演算部は、それぞれ、
    自系の前記リレー駆動部からの出力と、他系に対応付けられた前記故障リレーの動作状態と、に基づいて自系の故障有無を判定し、故障有りと判定した場合に自系の前記故障リレー駆動部に前記故障リレーを駆動させる交番信号の出力を停止する、
    請求項7に記載のリレー制御装置。
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