JPH08168946A - ウェーハ外周部の研磨装置 - Google Patents

ウェーハ外周部の研磨装置

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JPH08168946A
JPH08168946A JP6332682A JP33268294A JPH08168946A JP H08168946 A JPH08168946 A JP H08168946A JP 6332682 A JP6332682 A JP 6332682A JP 33268294 A JP33268294 A JP 33268294A JP H08168946 A JPH08168946 A JP H08168946A
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JP
Japan
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wafer
tape
suction plate
motor
rotary drum
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Application number
JP6332682A
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English (en)
Inventor
Fumihiko Hasegawa
文彦 長谷川
Yasuyoshi Kuroda
泰嘉 黒田
Toshihiro Tsuchiya
敏弘 土屋
Koichiro Ichikawa
浩一郎 市川
Yasuo Inada
安雄 稲田
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Fujikoshi Machinery Corp
Shin Etsu Handotai Co Ltd
Original Assignee
Fujikoshi Machinery Corp
Shin Etsu Handotai Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B9/00Machines or devices designed for grinding edges or bevels on work or for removing burrs; Accessories therefor
    • B24B9/02Machines or devices designed for grinding edges or bevels on work or for removing burrs; Accessories therefor characterised by a special design with respect to properties of materials specific to articles to be ground
    • B24B9/06Machines or devices designed for grinding edges or bevels on work or for removing burrs; Accessories therefor characterised by a special design with respect to properties of materials specific to articles to be ground of non-metallic inorganic material, e.g. stone, ceramics, porcelain
    • B24B9/065Machines or devices designed for grinding edges or bevels on work or for removing burrs; Accessories therefor characterised by a special design with respect to properties of materials specific to articles to be ground of non-metallic inorganic material, e.g. stone, ceramics, porcelain of thin, brittle parts, e.g. semiconductors, wafers

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 オリフラ付きのウェーハでもテープが均一に
使用できる研磨装置を提供する。 【構成】 砥粒を担持するテープが外周に巻回される回
転ドラムと、ドラム用モータと、ウェーハ吸着盤を有し
当該ウェーハの外周部を前記テープに当接可能なウェー
ハ保持機構とを備えたウェーハ外周部の研磨装置であっ
て、前記ウェーハ保持機構は、吸着盤用モータと、前記
ウェーハ吸着盤および前記吸着盤用モータを支持する支
持部材と、この支持部材を前記ウェーハの主面に平行な
傾動用軸線を中心に回動させて前記回転ドラムに対する
前記ウェーハの傾き角を変えるウェーハ傾動手段と、前
記支持部材を旋回用軸を中心に旋回させて前記回転ドラ
ムに巻回されたテープに対して前記ウェーハを接離させ
る旋回手段と、前記ウェーハ吸着盤が回転した際に前記
傾動用軸線上またはその軸線近傍に前記ウェーハの外周
部と前記テープとの当接部が位置するように前記支持部
材上で当該ウェーハ吸着盤を移動させる吸着盤移動機構
とを具備したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、研磨装置に関するもの
で、さらに詳しくは、ウェーハ外周の面取り部を研磨す
るためのウェーハ外周部の研磨装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】シリコン単結晶ウェーハあるいは化合物
半導体ウェーハなど(以下ウェーハと言う)の外周の面
取り部を研磨するための研磨装置として、未だ公知とは
なっていないが、特願平6−99292号公報に記載の
研磨装置がある。
【0003】図8に示すように、この研磨装置1は、砥
粒を担持するテープTが外周に巻回される回転ドラム2
と、この回転ドラム2を回転させるドラム用モータ3
と、ウェーハWを吸着するウェーハ吸着盤4を有しウェ
ーハWの外周部をテープTに当接可能なウェーハ保持機
構5を備えている。そして、ウェーハ保持機構5は、ウ
ェーハ吸着盤4を回転させる吸着盤用モータ6と、ウェ
ーハ吸着盤4および吸着盤用モータ6を支持する支持部
材7と、この支持部材7をウェーハWの主面に平行な傾
動用軸線を中心に回動させて回転ドラム2に対するウェ
ーハWの傾き角を変えるウェーハ傾動手段8と、支持部
材7を旋回用軸7aを中心に旋回させて回転ドラム2に
巻回されたテープTに対してウェーハWを接離させる旋
回手段9を有している。なお、回転ドラム2内にはテー
プ用の繰出し用リールと巻取り用リールとが設置され、
このうち巻取り用リールはモータ3aによって回転駆動
されるようになっている。
【0004】この研磨装置1によれば、旋回手段9によ
り旋回用軸7aを中心に支持部材7を旋回させることに
よって、ウェーハWの外周部がテープTに押し当てら
れ、回転手段により、所定の軸線を中心に支持部材7を
ある回転角の範囲内で往復回転させることによって、回
転ドラム2に対するウェーハWの傾き角が変えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この特願平6−992
92号公報に記載の研磨装置によれば、ウェーハWの外
周部を良好に研磨するために必要な、ウェーハWとテー
プTとの間の十分な相対速度が得られるとともに、ウェ
ーハWの表裏面の面取り部をくまなく研磨することがで
きるという利点がある。しかし、オリフラ付きのウェー
ハを研磨する場合、オリフラ部は傾動の中心となる軸線
上に位置しなくなるため、オリフラ部分と他の部分とで
は、接点が回転ドラム外周上軸方向に変わってしまい、
テープが均一に使用できないという課題が残っていた。
【0006】本発明は、かかる点に鑑みなされたもの
で、オリフラ付きのウェーハでもテープが均一に使用で
きる研磨装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のウェーハ外周部
の研磨装置は、砥粒を担持するテープが外周に巻回され
る回転ドラムと、この回転ドラムを回転させるドラム用
モータと、ウェーハを吸着するウェーハ吸着盤を有し当
該ウェーハの外周部を前記テープに当接可能なウェーハ
保持機構とを備えたウェーハ外周部の研磨装置であっ
て、前記ウェーハ保持機構は、前記ウェーハ吸着盤を回
転させる吸着盤用モータと、前記ウェーハ吸着盤および
前記吸着盤用モータを支持する支持部材と、この支持部
材を前記ウェーハの主面に平行な傾動用軸線を中心に回
動させて前記回転ドラムに対する前記ウェーハの傾き角
を変えるウェーハ傾動手段と、前記支持部材を旋回用軸
を中心に旋回させて前記回転ドラムに巻回されたテープ
に対して前記ウェーハを接離させる旋回手段と、前記ウ
ェーハ吸着盤が回転した際に前記傾動用軸線上またはそ
の軸線近傍に前記ウェーハの外周部と前記テープとの当
接部が位置するように前記支持部材上で当該ウェーハ吸
着盤を移動させる吸着盤移動機構とを具備している。
【0008】
【作用】上記した手段によれば、旋回手段により旋回用
軸を中心に支持部材を旋回させることによって、ウェー
ハの外周部がテープに押し当てられる。また、ウェーハ
傾動手段により、傾動用軸線を中心に支持部材を回動さ
せることによって、回転ドラムに対するウェーハの傾き
角を変えることができる。したがって、ウェーハWの表
裏面の面取り部をくまなく研磨することができる。
【0009】また、吸着盤移動機構によって、ウェーハ
の外周部が傾動用軸線上またはその軸線近傍に位置する
ようにウェーハが移動するので、オリフラ付きのウェー
ハであっても、接点は回転ドラム外周上軸方向に変わら
ず、よってテープを均一に使用できるので、そのオリフ
ラを含むウェーハの外周部を効果的に研磨できることに
なる。
【0010】
【実施例】以下、図面に基づいて、本発明の実施例に係
るウェーハ外周部の研磨装置について説明する。
【0011】図1には実施例のウェーハ外周部の研磨装
置の外観斜視図が示されている。この研磨装置10は、
テープTが外周に巻回された回転ドラム11と、研磨対
象であるオリフラ付きウェーハWを保持するウェーハ保
持機構12とを備える。
【0012】テープTは、図2に示すように、テープ基
材13aの上に接着剤13bを介して砥粒13cを接着
したものである。なお、このテープTとしては、図示は
しないが、テープ基材の上に砥粒を混ぜた塗料を塗布し
た型のものを用いることもできる。
【0013】回転ドラム11は、図3に示すように、底
板20aが付いた筒体20と、天板21aが付いた筒体
21とによって構成されている。このうち筒体20の周
壁20bの外面には段部が形成されている。すなわち、
筒体20における周壁20bは下側が大径となってお
り、上側が小径となっている。そして、上側の小径部分
が筒体21の内側に嵌合可能となっている。さらに、筒
体20の底板20a上にはリール支持軸24が立設さ
れ、このリール支持軸24には、砥粒13cの接着面
(表面)が外側になるようにテープTが巻回された繰出
し用リール25が空転可能かつ着脱可能に取り付けられ
ている。また、筒体20の底板20a下はモータ26の
モータ軸(回転軸)26aに固定されている。一方、筒
体21上にはモータ27が設けられており、このモータ
27のモータ軸27aは筒体21の天板21aを貫通し
て筒体21内部に臨んでいる。このモータ軸27aはリ
ール支持軸となっており、このモータ軸27aの、筒体
21内部に臨む部分には、巻取り用リール28が固定さ
れている。なお、回転ドラム11の周壁には、図1に示
すように、テープ用スリット11a,11bがそれぞれ
設けられている。そして、この回転ドラム11では、繰
出し用リール25から繰り出されたテープTを、テープ
用スリット11aを通して一旦回転ドラム11の外側へ
導いて巻き掛けた後、テープ用スリット11bを通して
再び回転ドラム11の内側に導いて巻取り用リール28
に巻き取らせるようになっている。
【0014】ウェーハ保持機構12は、図1に示すよう
に、ウェーハWを真空吸着するウェーハ吸着盤30と、
このウェーハ吸着盤30(ひいてはウェーハ吸着盤30
に吸着されたウェーハW)を回転させるモータ31と、
これらウェーハ吸着盤30およびモータ31を支持する
主アーム(支持部材)32とを具備している。このう
ち、主アーム32は、アーム基部32aが断面円形とな
っており、アーム前端部32bが断面矩形となってい
る。
【0015】この主アーム32には、断面矩形となって
いる副アーム33が取り付けられている。この副アーム
33は、ウェーハWの主面を含む面に対して直交する軸
33aを中心に回動可能となるようにアーム前端部32
bに取り付けられている。この副アーム33の下面には
円盤形のウェーハ吸着盤30が付設される一方、副アー
ム33の上面には円柱形のモータ31が付設されてい
る。また、副アーム33の下面には、図4に示すよう
に、前記モータ31のモータ軸(図示せず)に付設され
た歯車34aと、この歯車34aに噛合する歯車34b
と、この歯車34bに噛合する歯車34cと、この歯車
34cと同軸に付設されたカム原節34dとが付設され
る一方、アーム前端部32bにはカム原節34dに係合
するカム従節34eが付設されている。また、副アーム
33とアーム前端部32bとの間にはばね34fが掛け
られ、このばね34fによって、カム原節34dとカム
従節34eとが常時当接させられ、カム原節34dおよ
びカム従節34eとは確動カムを構成している。また、
副アーム33、歯車34a,34b,34c、カム原節
34d、カム従節34eおよびばね34fは全体として
吸着盤移動機構34を構成している。この吸着盤移動機
構34において、歯車34aと34cは同じ歯数となっ
ている。さらに、カム原節34dの上から見た形状は、
ウェーハWの上から見た形状と相似形となっている。そ
して、カム原節34dとカム従節34eとの当接部分に
ほぼ対応する部分でウェーハWが回転ドラム11のテー
プTと当接するようになっている。
【0016】一方、主アーム32にはウェーハ傾動手段
50が連結されている。このウェーハ傾動手段50は、
図5または図6に示すように、ウォームギア51と、こ
のウォームギア51を駆動する正逆回転可能なモータ
(図示せず)を含んで構成され、ウォームギア51はメ
カボックス52内に納められている。ウォームギア51
を構成する鼓形ウォームホイール51aは、前記主アー
ム32のアーム基部32aに固定して取り付けられてい
る。そして、アーム基部32aはスリーブ54にベアリ
ング56,56を介して支持されている。さらに、スリ
ーブ54はその外周に前記回転ドラム11の回転軸と平
行な旋回軸53,53を有し、この旋回軸53,53は
ベアリング55,55を介してメカボックス52に支持
されている。一方、ウォームギア51を構成するウォー
ム51bは、スリーブ54にベアリング57,57を介
して取り付けられるとともに、メカボックス52の外側
で、フレキシブルジョイントなどを介して図示しないモ
ータに連結されている。したがって、このモータの正転
・逆転の際の回転数を制御することによって、ウォーム
ギア51が右回り、左回りに駆動される結果、図7に示
すように、アーム基部32aの軸線(傾動用軸線)を中
心に主アーム32がある回転角の範囲内で往復回転(回
動)することになる。なお、アーム基部32aの傾動用
軸線上またはその傾動用軸線近傍に、前記吸着盤移動機
構34の作用によって、常時、ウェーハWの外周部(オ
リフラを含む)とテープTとの当接部が位置するように
なっている。なお、回転ドラム11の外周には、外輪の
外側にゴム22が接着された軸受け23が設けられてい
る。この軸受け23はテープTの移動をスムーズに行わ
せる働きをする。
【0017】また、主アーム32には旋回手段60が連
結されている。この旋回手段60は、図1に示すよう
に、エアシリンダ装置61によって構成されている。こ
のエアシリンダ装置61におけるロッド61a先端には
当て板61bが設けられ、この当て板61bを介して、
主アーム32を旋回軸53を中心に旋回させ、ウェーハ
Wの面取り部を、回転ドラム11の外周に巻回されたテ
ープTに圧接させるようになっている。なお、ロッド6
1aの動作に主アーム32が確実に連動するように、主
アーム32のアーム基部32aを、常時、当て板61b
に押し付けておくための付勢手段(例えばばね等)が適
当な位置に設けられている。
【0018】次に、本実施例の研磨装置10の使用方法
を当該研磨装置10の作用とともに説明する。
【0019】まず、筒体20と筒体21とを分離してお
き、筒体20側に、テープTが巻回された繰出し用リー
ル25をセットし、筒体21側に巻取り用リール28を
セットする。そして、繰出し用リール25に巻回されて
いるテープTの先を筒体20のテープ用スリット11a
から引き出し、回転ドラム11の外周に螺旋状に巻き掛
けた後に、筒体21のテープ用スリット11bを通して
巻取り用リール28に巻き付ける。
【0020】一方、ウェーハ保持機構12のウェーハ吸
着部30にウェーハWを吸着させ、エアシリンダ装置6
1によって主アーム32を旋回軸53,53を中心に旋
回させ、ウェーハWの面取り部を、回転ドラム11の外
周に巻かれたテープTに接触させる。この接触にあたっ
ては、モータ26により回転ドラム11を、モータ31
によりウェーハWをそれぞれ回転させておくとともに、
モータ27によりテープTに移動動作をさせておくこと
が望ましい。また、回転ドラム11の回転方向とテープ
Tの移動方向は、特に限定はされないが、同じにしてお
くことが望ましい。
【0021】このようにしてテープTをウェーハWの面
取り部に接触させて研磨を行う。この場合、図示しない
モータによってウォームギア51を動作させ、主アーム
32をアーム基部32aの軸線を中心にある回転角の範
囲内で往復回転させ、図7に示すように、回転ドラム1
1に巻回されたテープTに対してウェーハWを傾動させ
る。また、モータ26により回転ドラム11を比較的速
い速度で回転させておくとともに、モータ31によりウ
ェーハWをゆっくりと回転させておく。
【0022】このように構成された研磨装置10によれ
ば、旋回手段60により旋回軸53,53を中心に主ア
ーム32を旋回させることによって、ウェーハWの面取
り部がテープTに押し当てられるとともに、ウェーハ傾
動手段50により、傾動用軸線を中心に主アーム32を
ある回転角の範囲内で往復回転させることによって、ウ
ェーハWを当該ウェーハWの外周部(オリフラ部を含
む)とテープTとの当接部を中心に動作させ、回転ドラ
ム11に対するウェーハWの傾き角を変えることができ
るので、ウェーハWの表裏面の面取り部(オリフラ部を
含む)をくまなく研磨することができる。また、旋回手
段60としてエアシリンダ装置61を用いているので、
シリンダ内部のエア圧力を一定にすることで、押当ての
際の接触圧を一定に保つことができる。さらに、ウェー
ハWのテープTとの当接部の半径変化が生じた場合で
も、主アーム32は動かず、副アーム33が動くことに
よってウェーハ吸着盤30が滑らかに移動するので、当
接力の変動が少なくて済む。また、ウェーハ吸着盤30
が回転した際に傾動用軸線上またはその軸線近傍にウェ
ーハWの外周部とテープTとの当接部が常に位置するの
で、ウェーハWを傾動させた場合に、オリフラの部分で
もテープTを均一に使用できる。
【0023】なお、回転ドラム11に螺旋状にテープT
が巻掛けられており、しかも、そのテープTは巻取り用
リール28の回転によって移動するので、次々にテープ
Tの新面が繰り出されるとともに、回転ドラム11の回
転によって、十分に、面取り部とテープT間の相対速度
が得られることになる。したがって、良好な研磨が安定
して行えることになる。
【0024】以上、本発明者がなした実施例について説
明したが、本発明は、かかる実施例に限定されず、その
要旨を逸脱しない範囲において、種々の変形が可能であ
る。
【0025】例えば、前記実施例では、旋回手段60と
してエアシリンダ装置61を用いたが、油圧シリンダ装
置を用いても良いことは勿論である。
【0026】また、オリフラ無しのウェーハWを研磨す
る場合には、オリフラ付きウェーハ用のカム原節34d
を取り外し、オリフラ無しのウェーハに対応したカム原
節を取り付けて研磨するようにしても良い。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、回転ドラムに対するウ
ェーハの傾き角を変えることができるので、ウェーハの
表裏面の面取り部をくまなく研磨することができる。ま
た、吸着盤移動機構によって、ウェーハの外周部が傾動
用軸線上またはその軸線近傍に位置するようにウェーハ
が移動するので、オリフラ付きのウェーハであっても、
接点は回転ドラム外周上軸方向に変わらず、よってテー
プを均一に使用できるので、そのオリフラを含むウェー
ハの外周部を効果的に研磨できることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の研磨装置の外観斜視図である。
【図2】実施例に係るテープの概略構成図である。
【図3】実施例に係る回転ドラムの構成を説明するため
の縦断面図である。
【図4】実施例に係るウェーハ保持機構の主要部を示す
平面図である。
【図5】実施例に係るウェーハ傾動手段の左側面の縦断
面図である。
【図6】実施例に係るウェーハ傾動手段の背面の縦断面
図である。。
【図7】実施例に係るウェーハ保持機構の作用を説明す
るための図である。
【図8】先に提案されたウェーハ外周部の研磨装置の概
略構成図である。
【符号の説明】
10 研磨装置 11 回転ドラム 12 ウェーハ保持機構 26 ドラム用モータ 27 巻取り用モータ 31 吸着盤用モータ 32 主アーム(支持部材) 34 吸着盤移動機構 50 ウェーハ傾動手段 60 旋回手段 T テープ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 黒田 泰嘉 福島県西白河郡西郷村大字小田倉字大平 150番地 信越半導体株式会社半導体白河 研究所内 (72)発明者 土屋 敏弘 福島県西白河郡西郷村大字小田倉字大平 150番地 信越半導体株式会社半導体白河 研究所内 (72)発明者 市川 浩一郎 長野県長野市松代町清野1650番地 不二越 機械工業株式会社内 (72)発明者 稲田 安雄 長野県長野市松代町清野1650番地 不二越 機械工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 砥粒を担持するテープが外周に巻回され
    る回転ドラムと、この回転ドラムを回転させるドラム用
    モータと、ウェーハを吸着するウェーハ吸着盤を有し当
    該ウェーハの外周部を前記テープに当接可能なウェーハ
    保持機構とを備えたウェーハ外周部の研磨装置であっ
    て、前記ウェーハ保持機構は、前記ウェーハ吸着盤を回
    転させる吸着盤用モータと、前記ウェーハ吸着盤および
    前記吸着盤用モータを支持する支持部材と、この支持部
    材を前記ウェーハの主面に平行な傾動用軸線を中心に回
    動させて前記回転ドラムに対する前記ウェーハの傾き角
    を変えるウェーハ傾動手段と、前記支持部材を旋回用軸
    を中心に旋回させて前記回転ドラムに巻回されたテープ
    に対して前記ウェーハを接離させる旋回手段と、前記ウ
    ェーハ吸着盤が回転した際に前記傾動用軸線上またはそ
    の軸線近傍に前記ウェーハの外周部と前記テープとの当
    接部が位置するように前記支持部材上で当該ウェーハ吸
    着盤を移動させる吸着盤移動機構とを具備したことを特
    徴とするウェーハ外周部の研磨装置。
JP6332682A 1994-12-13 1994-12-13 ウェーハ外周部の研磨装置 Pending JPH08168946A (ja)

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JP6332682A JPH08168946A (ja) 1994-12-13 1994-12-13 ウェーハ外周部の研磨装置
US08/567,162 US5766065A (en) 1994-12-13 1995-12-05 Apparatus for polishing peripheral portion of wafer
EP95309033A EP0720891B1 (en) 1994-12-13 1995-12-12 Polishing apparatus
DE69525607T DE69525607D1 (de) 1994-12-13 1995-12-12 Poliervorrichtung

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US (1) US5766065A (ja)
EP (1) EP0720891B1 (ja)
JP (1) JPH08168946A (ja)
DE (1) DE69525607D1 (ja)

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