JPH08167899A - ネットワーク情報表示装置 - Google Patents

ネットワーク情報表示装置

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Publication number
JPH08167899A
JPH08167899A JP6308958A JP30895894A JPH08167899A JP H08167899 A JPH08167899 A JP H08167899A JP 6308958 A JP6308958 A JP 6308958A JP 30895894 A JP30895894 A JP 30895894A JP H08167899 A JPH08167899 A JP H08167899A
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Application number
JP6308958A
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English (en)
Inventor
Tomoko Izaki
智子 井崎
Nobutoshi Higaki
伸俊 檜垣
Atsushi Ishiba
淳 石場
Yoshihiro Kawagoe
義広 川越
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】負荷が高い場合に生じた表示待ち時間を削減
し、ネットワーク情報の表示処理に対する応答性をあげ
ること。 【構成】アプリケーションからのネットワーク情報の表
示要求をアプリケーションインタフェース101を介して
表示要求解析部104で受信し解析し、要求送信部102を用
いて被管理装置に必要な管理情報の取得要求を行い、応
答待処理テーブルに要求された表示を行う表示コマンド
を格納した後アプリケーションに処理を戻す。一方、被
管理装置からの取得結果応答は応答受信部103を介して
応答解析部106で受信し、受信した結果応答を待つ表示
コマンドを応答待処理テーブルから取り出し、振り分け
スイッチ107に渡す。振り分けスイッチ107は、表示処理
部109が実行中であれば表示処理待キューに、実行中で
なければ表示処理部109に表示コマンドを渡し、表示処
理部109は、ディスプレイ110に対して、表示処理待キュ
ーが空になるまで表示処理を繰り返す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ネットワーク内の資源
に関する管理情報を収集、保持するネットワーク管理装
置において、ネットワークの状態、性能等を表わすネッ
トワーク情報を画面に表示するネットワーク情報表示装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、通信ネットワーク上に接続された
通信機器を一元的に管理するネットワーク管理装置が注
目されている。ネットワーク管理装置は、ネットワーク
上に分散する被管理装置に対して管理情報の検索や設定
などの管理操作を行い、これら管理情報を、例えば1993
年情報処理学会第46回全国大会予稿2N-2に示されるよう
に、ネットワーク情報として画面に表示することにより
様々な管理機能を実現する。
【0003】図8は、従来のネットワーク情報表示装置
の構成である。ネットワーク情報表示装置1は、アプリ
ケーションとのインタフェースを行うアプリケーション
インタフェース101、ネットワーク情報を表示するデ
ィスプレイ110、ネットワーク管理装置が管理する被
管理装置に対して管理情報の取得要求を送信し、結果を
受信する送受信手段117、アプリケーションインタフ
ェース101から渡された表示要求を受信、解析し、表
示に必要な管理情報を送受信手段117を用いて取得し
てディスプレイ110に表示する表示要求解析処理部1
18から構成される。
【0004】以上のように構成されたネットワーク情報
表示装置1において、ネットワーク情報を表示する場合
の動作を図面に基づいて説明する。
【0005】表示要求解析処理部118は、アプリケー
ションインタフェース101を介してアプリケーション
からネットワーク情報の表示要求を受信し、要求された
ネットワーク情報を表示するために必要となる管理情報
を求める。そして、送受信手段117を用いて、求めた
管理情報の取得要求を被管理装置に対して発信し、結果
応答を受信する。表示要求解析処理部118は、必要な
管理情報をすべて取得すると、取得した管理情報の値を
もとにディスプレイ110に表示処理を行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、ネットワーク情報表示装置に対してネッ
トワーク情報の表示要求を行うと、表示処理が終了する
まで、すなわち、表示に必要な管理情報をすべて取得し
ディスプレイにネットワーク情報を表示するまで、アプ
リケーションは次の処理に移ることができなかった。こ
のため、ネットワークの負荷が大きい場合に、表示に必
要な管理情報をネットワークを通して取得するには多大
な時間がかかることになり、その間アプリケーションは
新たな処理を受け付けることができないという問題点を
有していた。
【0007】本発明は、上記従来の情報表示装置の課題
を解決するものであり、ネットワーク情報の表示が要求
されると、被管理装置に対して必要な管理情報の取得要
求を送信した後アプリケーションに処理を戻し、被管理
装置から表示に必要な管理情報の取得結果応答を受信し
た時点でネットワーク情報を表示することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のネットワーク情報表示装置は、ネットワー
ク内の資源に関する管理情報をネットワーク情報として
表示するネットワーク管理装置において、アプリケーシ
ョンとのインタフェースを行うアプリケーションインタ
フェースと、上記ネットワーク管理装置が管理する被管
理装置に管理情報の取得要求を送信し、上記被管理装置
に対する要求を一意に識別するために、上記ネットワー
ク管理装置が前記取得要求を送信する際に付加した識別
子を返す要求送信手段と、上記要求送信手段を用いて送
信した取得要求に対する結果応答に前記取得要求と同じ
識別子を付加した、上記被管理装置からの結果応答を受
信する応答受信手段と、ネットワーク情報を表示するデ
ィスプレイと、上記ディスプレイに対して表示を行う表
示コマンドを格納し、最初に格納した表示コマンドから
順番に出す表示処理待キューと、上記ディスプレイに対
して表示処理を行った後、上記表示処理待キューで処理
待ちしている表示コマンドがあれば取得して上記ディス
プレイに対して表示処理を行い、上記表示処理待キュー
で処理待ちしている表示コマンドがなくなるまで上記表
示処理待キューからの表示コマンドの取得、実行を繰り
返す表示処理部と、表示処理を行うために必要な管理情
報の取得要求に対する結果応答を一つあるいは複数待つ
表示コマンドについて、表示コマンド、及び、前記管理
情報毎に名前と前記取得要求に対する結果応答を受信済
みかを示すフラグと前記取得要求に対する識別子あるい
は前記取得要求により取得した値を組にしたデータを一
つのレコードとして格納する応答待処理テーブルと、上
記表示処理部が表示コマンドを実行中であれば上記表示
処理待キューの最後に表示コマンドを追加し、実行中で
なければ上記表示処理部に処理を依頼する振り分けスイ
ッチと、上記アプリケーションインタフェースを介して
アプリケーションからの表示要求を受信、解析し、要求
された表示を行うための表示コマンド及び表示に必要と
なる管理情報を求め、ネットワークを通した管理情報の
取得要求が必要であれば上記要求送信手段を用いて管理
情報の取得要求を送信し上記応答待処理テーブルに表示
コマンド及び前記管理情報の名前と前記取得要求に対す
る識別子を格納し、必要でなければ上記振り分けスイッ
チに表示コマンドを渡す表示要求解析部と、上記応答待
処理テーブルに格納するレコードの中から、上記応答受
信手段を用いて受信した結果応答の識別子と一致する識
別子をもつレコードに対して、前記識別子をもつ管理情
報に関するデータのフラグを受信済みに設定し結果応答
を解析して得た管理情報の値を識別子の代わりに格納し
た後、すべての管理情報に関するフラグが受信済みに設
定されたレコードの表示コマンドを上記振り分けスイッ
チに渡し、前記レコードを上記応答待処理テーブルから
削除する応答解析部とを備えたことを特徴としている。
【0009】
【作用】本発明は前記した構成により、アプリケーショ
ンから要求されたネットワーク情報を表示するために必
要な管理情報の取得要求を要求送信手段を用いて送信
し、結果応答を待つ表示コマンドを応答待処理テーブル
に格納した後アプリケーションに処理を戻し、被管理装
置からの結果応答を応答受信手段を用いて受信した時点
で、応答待処理テーブル内で表示処理を待っていた表示
コマンドを実行してネットワーク情報の表示を行うこと
により、アプリケーションはネットワーク情報の表示処
理が終了する前に新たな処理を受け付けることができ
る。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。
【0011】図1は、本発明の第1の実施例におけるネ
ットワーク情報表示装置の構成図である。図1におい
て、ネットワーク情報表示装置1は、アプリケーション
とのインタフェースを行うアプリケーションインタフェ
ース101、被管理装置に対して管理情報の取得要求を
送信する要求送信手段102、被管理装置からの結果応
答を受信する応答受信手段103、アプリケーションか
らの表示要求を解析処理する表示要求解析部104、被
管理装置がもつ管理情報の取得結果応答を待つ表示コマ
ンドを格納する応答待処理テーブル105、被管理装置
からの結果応答を解析処理する応答解析部106、表示
処理を実行中か否かで表示コマンドを渡す先を振り分け
る振り分けスイッチ107、表示処理待ちをする表示コ
マンドを格納し、格納した順番に取り出す表示処理待キ
ュー108、表示コマンドで指定された表示処理を行う
表示処理部109、ネットワーク情報の表示を行うディ
スプレイ110から構成される。
【0012】図2は、本発明の第1の実施例を採用した
ネットワーク管理装置が接続するネットワークの例であ
る。図2において、A、Bは被管理装置、Cはネットワ
ーク管理装置である。ネットワーク管理装置Cは、ネッ
トワーク情報表示装置1、アプリケーション2、通信制
御部3から成り、実際にはこれ以外にもネットワーク管
理を行う上で必要となる構成要素が存在するがここでは
省略する。
【0013】今、ネットワーク管理装置C内のアプリケ
ーション2が、ネットワーク情報表示装置1に対して、
現在表示するネットワーク情報の表示画面の再表示を要
求した場合について考える。アプリケーション2からの
表示要求は、アプリケーションインタフェース101を
介して表示要求解析部104で受信する。表示要求解析
部104は受信した要求を解析して要求されたネットワ
ーク情報の再表示を行う表示コマンドを求め、要求され
た再表示処理には被管理装置がもつ管理情報を必要とし
ないので、求めた表示コマンドを振り分けスイッチ10
7に渡す。
【0014】振り分けスイッチ107は、渡された表示
コマンドを、表示処理部109が処理実行中であれば表
示処理待キュー108の最後に追加し、表示処理部10
9が処理実行中でなければ表示処理部109に渡す。表
示処理部109は、渡された表示コマンドに基づいてデ
ィスプレイ110に表示し、その後、表示処理待キュー
108で処理待ちする表示コマンドが存在すれば、表示
処理待キュー108内の表示コマンドがなくなるまで、
表示処理待キュー108からの表示コマンドの取得、取
得した表示コマンドの実行を表示処理待キュー108に
格納した順番に繰り返す。
【0015】次に、ネットワーク管理装置C内のアプリ
ケーション2が、表示するためには被管理装置Aがもつ
管理情報a、被管理装置Bがもつ管理情報bを必要とす
るネットワーク情報の表示を要求する場合について、応
答待処理テーブル105の内容を示す図3を用いて考え
る。アプリケーション2からの表示要求は、アプリケー
ションインタフェース101を介して表示要求解析部1
04で受信する。表示要求解析部104は受信した要求
を解析し、要求されたネットワーク情報を表示するため
の表示コマンド及び表示に必要となる管理情報、すなわ
ち、表示に必要な管理情報は被管理装置Aがもつ管理情
報aと被管理装置Bがもつ管理情報bであることを求め
る。ここで、要求されたネットワーク情報を表示するた
めの表示コマンドをnetInfo(a,b)とする。
そして、要求送信手段102を用いて、被管理装置Aに
対して管理情報aの取得要求を、被管理装置Bに対して
管理情報bの取得要求を通信制御部3を介して送信す
る。ここで、管理情報の取得要求は通信制御部3により
要求を一意に識別する識別子が付加され、要求送信手段
102は取得要求に付加された識別子を返す。仮に、被
管理装置Aに対する管理情報aの取得要求に付加された
識別子を10001、被管理装置Bに対する管理情報b
の取得要求に付加された識別子を10002だったとす
る。表示要求解析部104は、表示コマンドnetIn
fo(a,b)と要求送信手段102を用いて取得要求
を送信した管理情報に関するデータを一つのレコードと
して応答待処理テーブル105に格納し、アプリケーシ
ョンに処理を戻す。ここで、管理情報に関するデータと
は、取得要求を送信した管理情報の名前、送信した取得
要求の識別子であり、応答待処理テーブル105は、図
3の応答待テーブルt1に示す内容となる。
【0016】一方、被管理装置Aは管理情報aの取得要
求を受信し、受信した取得要求の識別子と同じ値100
01を識別子として付加した結果応答をネットワーク管
理装置Cに送信する。ネットワーク情報表示装置1で
は、ネットワーク管理装置Cに送信された結果応答を通
信制御部3を介して応答受信手段103で受信し、応答
解析部106に渡す。応答解析部106は、応答待処理
テーブル105において、識別子が10001の取得要
求の結果応答を待つレコードを求め、対応する管理情報
に関するフラグを受信済みに設定する(応答待テーブル
t2)。そして、求めたレコード内の管理情報に関する
フラグを調べ、管理情報bの結果応答が未受信であるこ
とが判明すると、そこで処理を終了する。
【0017】また、被管理装置Bは管理情報bの取得要
求を受信し、受信した取得要求の識別子と同じ値100
02を識別子として付加した結果応答をネットワーク管
理装置Cに送信する。ネットワーク情報表示装置1で
は、ネットワーク管理装置Cに送信された結果応答を通
信制御部3を介して応答受信手段103で受信し、応答
解析部106に渡す。応答解析部106は、応答待処理
テーブル105において、識別子が10002の取得要
求の結果応答を待つレコードを求め、対応する管理情報
に関するフラグを受信済みに設定する(応答待テーブル
t3)。そして、求めたレコード内の管理情報に関する
フラグを調べ、すべての管理情報の結果応答を受信した
ことが判明すると、求めたレコードの表示コマンドに管
理情報a及び管理情報bの取得結果情報を追加して振り
分けスイッチ107に渡し、応答待処理テーブル105
から求めたレコードを削除する。振り分けスイッチ10
7以降の処理は、ネットワーク情報の再表示の要求が行
われた場合に説明した処理の振り分けスイッチ107以
降の処理と同様に行う。
【0018】以上のように第1の実施例によれば、アプ
リケーションから要求されたネットワーク情報を表示す
るために被管理装置がもつ管理情報の取得が必要である
場合に、管理情報の取得要求を要求送信手段を用いて送
信しておいてアプリケーションに処理を戻し、被管理装
置から応答を受け取った時点で表示処理を行うことによ
り、アプリケーションはネットワーク情報の表示処理が
終了する前に新たな処理を受け付けることができる。
【0019】さらに、図4に示す第2の実施例を採用し
たネットワーク管理装置を図2のネットワークに接続
し、表示するためには被管理装置Aがもつ管理情報aを
必要とするネットワーク情報の表示をアプリケーション
2がネットワーク情報表示装置1に対して二度要求した
場合について図4及び図5を用いて考える。ここで、応
答待処理テーブル105で応答待ちしている表示コマン
ドはないものとする。図4において、111はテーブル
整理操作部、112はコマンド解析手段、113は識別
子格納部、114は識別子チェック部である。アプリケ
ーション2からの一度目の表示要求は、アプリケーショ
ンインタフェース101を介して表示要求解析部104
で受信して解析し、要求されたネットワーク情報を表示
するための表示コマンド及び表示に必要な管理情報を求
める。ここで、要求されたネットワーク情報を表示する
ための表示コマンドをnetInfo(a)とする。そ
して、要求送信手段102を用いて、必要な管理情報で
ある管理情報aの取得要求を被管理装置Aに対し通信制
御部3を介して送信し、表示コマンド及び取得要求を行
った管理情報に関するデータをテーブル整理操作部11
1に渡す。ここで、送信した取得要求には識別子として
10003が付加されたとする。テーブル整理操作部1
11は、応答待処理テーブル105内にレコードが存在
しないので、受け取った表示コマンド及び管理情報に関
するデータを応答待処理テーブル105に格納し(応答
待処理テーブルt4)、処理をアプリケーション2に戻
す。
【0020】その後、アプリケーション2から二度目の
表示要求が行われると、ネットワーク情報表示装置1は
アプリケーションインタフェース101を介して表示要
求解析部104で表示要求を受信する。表示要求解析部
104は受信した要求を解析し、要求されたネットワー
ク情報を表示するための表示コマンド及び表示に必要な
管理情報を求める。そして、要求送信手段102を用い
て、必要な管理情報である管理情報aの取得要求を被管
理装置Aに対し通信制御部3を介して送信し、表示コマ
ンド及び取得要求を行った管理情報に関するデータをテ
ーブル整理操作部111に渡す。ここで、送信した取得
要求に識別子として10004が付加されたとする。テ
ーブル整理操作部111は、応答待処理テーブル105
において、渡された表示コマンドによって打ち消される
表示コマンドをもつレコードをコマンド解析手段112
を用いて検索する。今、応答待処理テーブル105に格
納するレコードの表示コマンドは、新たに渡された表示
コマンドと同じ処理であるため、コマンド解析手段11
2は新たに渡された表示コマンドによって打ち消される
と判断する。そこで、テーブル整理操作部111は、検
索したレコードを削除し(応答待テーブルt5)、削除
したレコードに格納されていた取得要求の識別子100
03を識別子格納部113に格納する(識別子格納部i
5)。そして、テーブル整理操作部111は、渡された
表示コマンド及び管理情報に関するデータを応答待処理
テーブル105に格納し(応答待テーブルt6)、処理
をアプリケーションに戻す。
【0021】一方、取得要求10004に対して被管理
装置Aから送信された取得結果応答は、通信制御部3を
介して応答受信手段103で受信し、識別子チェック部
114に渡される。識別子チェック部114は、渡され
た結果応答の識別子10004が識別子格納部113に
存在するかを調べ、存在しないことが分かると応答解析
部106に結果応答を渡す。応答解析部106は、応答
待処理テーブル105において、識別子が10004の
取得要求に関するフラグを受信済みに設定し、すべての
管理情報の結果応答を受信したことが判明すると、求め
たレコードの表示コマンドに管理情報aの取得結果情報
を追加して振り分けスイッチ107に渡し、応答待処理
テーブル105から求めたレコードを削除する(応答待
テーブルt7)。振り分けスイッチ107以降の処理
は、ネットワーク情報の再表示の要求が行われた場合に
説明した処理の振り分けスイッチ107以降の処理と同
様に行う。
【0022】また、取得要求10003に対して被管理
装置Aから送信された取得結果応答は、通信制御部3を
介して応答受信手段103で受信し、識別子チェック部
114に渡される。識別子チェック部114は、渡され
た結果応答の識別子10003が識別子格納部113に
存在するため、識別子格納部113から識別子1000
3を削除し(識別子格納部i8)、結果応答を廃棄して
処理を終える。
【0023】このように、第2の実施例によれば、応答
待処理テーブルに格納するレコードのうち、新たに応答
待ちする表示コマンドを実行することによって表示処理
が打ち消されると思われる表示コマンドを含んだレコー
ドを削除することにより、後に実行する表示コマンドに
よって無駄になってしまう余分な表示に関する処理を行
うことがなくなる。また、最初に要求した順序と異なる
順序で結果応答が返ってきた場合に、表示処理の順序が
入れ替わり、以前に要求した表示処理によって新しく要
求した表示処理が打ち消されることがなくなり、アプリ
ケーションが望んだ表示と異なる表示になる危険性をな
くすことができる。
【0024】次に、図6において、振り分けスイッチ1
07は、表示要求解析部104あるいは応答解析部10
6から渡された表示コマンドを、表示処理部109が表
示処理を実行中であればキュー整理操作部115に渡
し、実行中でなければ表示処理部109に渡す。キュー
整理操作部115は、表示処理待キュー108内のすべ
ての表示コマンドに関して、渡された表示コマンドを実
行することにより表示処理が打ち消されるかどうかをコ
マンド解析手段112を用いて調べる。ここで、コマン
ド解析手段112は、例えば、ある表示画面の一部を赤
色に変更する表示コマンドは、同じ部分を青色に変更す
る表示コマンドによって打ち消されると判断する。そし
て、コマンド解析手段112を用いて調べた結果、打ち
消されると判断された表示コマンドを表示処理待キュー
108から削除した後、振り分けスイッチ107から渡
された表示コマンドを表示処理待キュー108の最後に
追加する。
【0025】以上のように、表示処理待キューに存在す
る表示コマンドのうち、新たに表示処理待キューに追加
する表示コマンドを実行することによって表示処理が打
ち消されると思われる表示コマンドを削除することによ
り、後に実行する表示コマンドによって無駄になってし
まう表示処理を省くことができるので、ネットワーク情
報の表示要求が頻繁に行われ、多量の表示コマンドが表
示処理を待っている場合に余分な表示処理を行うことな
く、ネットワーク情報の表示処理を迅速に行うことがで
きる。
【0026】また、図7において、表示要求解析部10
4あるいは応答解析部106は、表示コマンドを表示処
理中断部116に渡す。表示処理中断部116は、渡さ
れた表示コマンドが表示処理部109で実行中の処理を
打ち消す処理をするコマンドであるかどうかをコマンド
解析手段112を用いて調べ、打ち消すコマンドである
ならば表示処理部109で実行中の処理を中断する。そ
の後、渡された表示コマンドを振り分けスイッチ107
に渡す。また、表示処理部109は、実行中の処理を中
断した場合、表示処理待キュー108で処理待ちする表
示コマンドが存在すれば、表示処理待キュー108内の
表示コマンドがなくなるまで、表示処理待キュー108
からの表示コマンドの取得、取得した表示コマンドの実
行を格納した順番に繰り返す。
【0027】このように、現在表示処理部で実行中の処
理が新たに要求された表示コマンドにより打ち消される
処理である場合、表示処理部で実行中の処理を中断する
ことにより、後に実行する表示コマンドによって無駄に
なってしまう表示処理を最後まで行わないので、打ち消
される表示処理を最後まで実行するという無駄な時間を
削減することができ、ネットワーク情報の表示にかかる
時間を短縮することができる。
【0028】
【発明の効果】以上述べたところから明らかなように、
本発明は、アプリケーションから要求されたネットワー
ク情報の表示に必要な管理情報の取得要求を要求送信手
段を用いて送信して、結果応答を待つ表示コマンドを応
答待処理テーブルに格納した後アプリケーションに処理
を戻し、被管理装置からの結果応答を応答受信手段を用
いて受信した時点で、応答待処理テーブルにおいて結果
応答待ちしていた表示処理を行うことにより、アプリケ
ーションはネットワーク情報の表示処理が終了する前に
新たな処理を受け付けることができるので、ネットワー
クの負荷が大きいため、ネットワークを通した管理情報
の取得に多大な時間を要する場合に生じていた表示待ち
時間を削減することができ、ネットワーク情報の表示処
理に対する応答性があがるという効果を発揮できる。
【0029】また、不必要な取得要求の識別子を格納す
る識別子格納部と、応答待処理テーブルで応答待ちする
レコードのうち無駄になる表示コマンドを含んだレコー
ドを削除し、不必要になった取得要求の識別子を識別子
格納部に格納するテーブル整理操作部と、受信した結果
応答が不必要であるかをチェックする識別子チェック部
と、一方の表示コマンドが他方の表示コマンドを実行す
ることにより打ち消されるかを判断するコマンド解析手
段を設けることにより、後に実行する表示コマンドによ
って無駄になる表示処理を応答処理待ちの間に省くこと
ができるので、余分な表示処理を行うことがなくなる。
【0030】また、最初に要求した順序と異なる順序で
結果応答が返ってきた場合でも、以前に要求した表示処
理によって新しく要求した表示処理の結果が打ち消され
ることがなくなるため、アプリケーションが望んだ表示
と最終的に異なる表示になる危険性をなくすことができ
る。
【0031】さらに、表示処理待キューで処理待ちする
表示コマンドのうち無駄になる表示コマンドを削除する
キュー整理操作部を設けることにより、後に実行する表
示コマンドによって無駄になる表示処理を表示処理待ち
の間に省くことができるので、ネットワーク情報の表示
要求が頻繁に行われ複数の表示コマンドが表示処理を待
っている場合に、ネットワーク情報の表示処理を迅速に
行うことができる。
【0032】また、表示処理部で実行中の処理が無駄に
なる場合に実行中の処理を中断する表示処理中断部を設
けることにより、現在実行中の表示処理が後に実行する
表示コマンドによって無駄になると判明した時点で実行
中の処理を中断することができるので、最終的に無駄に
なるような実行中の表示処理を最後まで行った場合に比
べて、ネットワーク情報の表示時間の短縮化が期待でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるネットワーク情
報表示装置の構成図
【図2】本発明の第1の実施例及び第2の実施例におけ
るネットワーク情報表示装置をもつネットワーク管理装
置が適用されるネットワークの構成図
【図3】本発明の第1の実施例における応答待処理テー
ブルの内容を示す図
【図4】本発明の第2の実施例におけるネットワーク情
報表示装置の構成図
【図5】本発明の第2の実施例における応答待処理テー
ブル及び識別子格納部の内容を示す図
【図6】本発明の第3の実施例におけるネットワーク情
報表示装置の構成図
【図7】本発明の第4の実施例におけるネットワーク情
報表示装置の構成図
【図8】従来のネットワーク情報表示装置の構成図
【符号の説明】
1 ネットワーク情報表示装置 2 アプリケーション 3 通信制御部 A 被管理装置 B 被管理装置 C ネットワーク管理装置 101 アプリケーションインタフェース 102 要求送信手段 103 応答受信手段 104 表示要求解析部 105 応答待処理テーブル 106 応答解析部 107 振り分けスイッチ 108 表示処理待キュー 109 表示処理部 110 ディスプレイ 111 テーブル整理操作部 112 コマンド解析手段 113 識別子格納部 114 識別子チェック部 115 キュー整理操作部 116 表示処理中断部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川越 義広 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネットワーク内の資源に関する管理情報を
    ネットワーク情報として表示するネットワーク管理装置
    において、アプリケーションとのインタフェースを行う
    アプリケーションインタフェースと、上記ネットワーク
    管理装置が管理する被管理装置に管理情報の取得要求を
    送信し、上記被管理装置に対する要求を一意に識別する
    ために、上記ネットワーク管理装置が前記取得要求を送
    信する際に付加した識別子を返す要求送信手段と、上記
    要求送信手段を用いて送信した取得要求に対する結果応
    答に前記取得要求と同じ識別子を付加した、上記被管理
    装置からの結果応答を受信する応答受信手段と、ネット
    ワーク情報を表示するディスプレイと、上記ディスプレ
    イに対して表示を行う表示コマンドを格納し、最初に格
    納した表示コマンドから順番に出す表示処理待キュー
    と、上記ディスプレイに対して表示処理を行った後、上
    記表示処理待キューで処理待ちしている表示コマンドが
    あれば取得して上記ディスプレイに対して表示処理を行
    い、上記表示処理待キューで処理待ちしている表示コマ
    ンドがなくなるまで上記表示処理待キューからの表示コ
    マンドの取得、実行を繰り返す表示処理部と、表示処理
    を行うために必要な管理情報の取得要求に対する結果応
    答を一つあるいは複数待つ表示コマンドについて、表示
    コマンド、及び、前記管理情報毎に名前と前記取得要求
    に対する結果応答を受信済みかを示すフラグと前記取得
    要求に対する識別子あるいは前記取得要求により取得し
    た値を組にしたデータを一つのレコードとして格納する
    応答待処理テーブルと、上記表示処理部が表示コマンド
    を実行中であれば上記表示処理待キューの最後に表示コ
    マンドを追加し、実行中でなければ上記表示処理部に処
    理を依頼する振り分けスイッチと、上記アプリケーショ
    ンインタフェースを介してアプリケーションからの表示
    要求を受信、解析し、要求された表示を行うための表示
    コマンド及び表示に必要となる管理情報を求め、ネット
    ワークを通した管理情報の取得要求が必要であれば上記
    要求送信手段を用いて管理情報の取得要求を送信し上記
    応答待処理テーブルに表示コマンド及び前記管理情報の
    名前と前記取得要求に対する識別子を格納し、必要でな
    ければ上記振り分けスイッチに表示コマンドを渡す表示
    要求解析部と、上記応答待処理テーブルに格納するレコ
    ードの中から、上記応答受信手段を用いて受信した結果
    応答の識別子と一致する識別子をもつレコードに対し
    て、前記識別子をもつ管理情報に関するデータのフラグ
    を受信済みに設定し結果応答を解析して得た管理情報の
    値を識別子の代わりに格納した後、すべての管理情報に
    関するフラグが受信済みに設定されたレコードの表示コ
    マンドを上記振り分けスイッチに渡し、前記レコードを
    上記応答待処理テーブルから削除する応答解析部とを備
    えたネットワーク情報表示装置
  2. 【請求項2】二つの表示コマンドのうち、一方の表示コ
    マンドの表示処理が他方の表示コマンドを実行すること
    により打ち消されるかどうかを判断するコマンド解析手
    段と、不必要となった取得要求の識別子を格納する識別
    子格納部と、応答受信部から受信した結果応答を受け取
    り、受け取った結果応答がもつ識別子が上記識別子格納
    部に存在すれば、上記識別子格納部から該当する識別子
    を削除して受け取った結果応答を廃棄し処理を終え、存
    在しなければ、受け取った結果応答を応答解析部に渡す
    識別子チェック部と、表示要求解析部から表示コマンド
    と被管理装置に対して取得要求を送信した管理情報に関
    するデータを受け取り、応答待処理テーブル内のレコー
    ドの表示コマンドのうち、受け取った表示コマンドを実
    行することにより打ち消されると上記コマンド解析手段
    を用いることにより判断した表示コマンドをもつレコー
    ドを応答待処理テーブルから削除し、削除した表示コマ
    ンドが必要とした管理情報の取得要求がもつ識別子を上
    記識別子格納部に格納した後、表示要求解析部から受け
    取った表示コマンド及び取得要求を送信した管理情報に
    関するデータを応答待処理テーブルに格納するテーブル
    整理操作部とを備えた請求項1記載のネットワーク情報
    表示装置
  3. 【請求項3】表示処理待キュー内の表示コマンドのう
    ち、振り分けスイッチから渡された表示コマンドを実行
    することにより打ち消されるとコマンド解析手段を用い
    ることにより判断した表示コマンドを表示処理待キュー
    から削除した後、振り分けスイッチから渡された表示コ
    マンドを表示処理待キューの最後に追加するキュー整理
    操作部を備えた請求項2記載のネットワーク情報表示装
  4. 【請求項4】表示要求解析部あるいは応答解析部から表
    示コマンドを受け取り、コマンド解析手段を用いること
    により前記表示コマンドが表示処理部で実行中の表示処
    理を打ち消すと判断された場合は表示処理部で実行中の
    表示処理を強制的に中断した後、受け取った表示コマン
    ドを振り分けスイッチに渡す表示処理中断部を備えた請
    求項3記載のネットワーク情報表示装置
JP6308958A 1994-12-13 1994-12-13 ネットワーク情報表示装置 Pending JPH08167899A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019133195A (ja) * 2019-04-26 2019-08-08 株式会社ニコン 交換レンズ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019133195A (ja) * 2019-04-26 2019-08-08 株式会社ニコン 交換レンズ

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