JPH08167731A - 光結合装置 - Google Patents

光結合装置

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JPH08167731A
JPH08167731A JP31047194A JP31047194A JPH08167731A JP H08167731 A JPH08167731 A JP H08167731A JP 31047194 A JP31047194 A JP 31047194A JP 31047194 A JP31047194 A JP 31047194A JP H08167731 A JPH08167731 A JP H08167731A
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Teruhiko Horinouchi
輝彦 堀之内
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 反射型又は透過型の光結合装置において、被
検出物の表面の粗さを検出することにより従来検出不可
能であった被検出物の検出を可能とする。 【構成】 可視発光素子33と、可視光用受光素子36
と、前記可視発光素子33及び可視光受光素子36を互
いに並置させてそれぞれを個別に収納・保持する貫通孔
37,38を備えた遮光性ホルダーケース41とを有
し、被検出物を無接触にて検出する反射型光結合装置で
あって、前記ホルダーケース41の可視発光素子33の
発光側及び可視光用受光素子36の受光側における貫通
孔37,38の端部に対応する位置にそれぞれ前記貫通
孔37,38よりも平面的に大きな凹部39,40を設
け、該凹部39,40にそれぞれ偏光板42,43を配
置してなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光結合装置に関し、特
に被検出物を無接触にて検出する光結合装置(フォトイ
ンタラプタ)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来の反射型光結合装置を示す
図であり、(a)は斜視図であり、(b)は縦断面図で
ある。
【0003】該反射型光結合装置は、図示のごとく、リ
ードフレーム1の一端部に赤外発光ダイオードチップ
(図示せず)が搭載され、該赤外発光ダイオードチップ
を透光性樹脂2にて樹脂封止してなる赤外発光素子3
と、リードフレーム4の一端部にフォトトランジスタチ
ップ(図示せず)が搭載され、該フォトトランジスタチ
ップを透光性樹脂5にて樹脂封止してなる赤外光用受光
素子6と、遮光性樹脂からなり前記赤外発光素子3及び
赤外光用受光素子6を互いに並置させてそれぞれを個別
に収納・保持する貫通孔7,8を備えたホルダーケース
9とを有してなる構造である。
【0004】上記構造の反射型光結合装置は、前記赤外
発光素子3にて発した照射光が被検出物(図示せず)に
当たって反射し、反射した反射光を前記赤外光用受光素
子6にて受光することによって、被検出物を検出するも
のである。
【0005】図7は、従来の透過型光結合装置を示す図
であり、(a)は斜視図であり、(b)は縦断面図であ
る。
【0006】該反射型光結合装置は、図示のごとく、リ
ードフレーム11の一端側に赤外発光ダイオードチップ
(図示せず)が搭載され、該赤外発光ダイオードチップ
を透光性樹脂12にて樹脂封止するとともに前記赤外発
光ダイオードチップの発光面に対応する位置に前記透光
性樹脂12にてレンズ部13を形成してなる赤外発光素
子14と、リードフレーム15の一端側に赤外光用フォ
トトランジスタチップ(図示せず)が搭載され、該赤外
光用フォトトランジスタチップを透光性樹脂16にて樹
脂封止するとともに前記赤外光用フォトトランジスタチ
ップの受光面に対応する位置に前記透光性樹脂16にて
レンズ部17を形成してなる赤外光用受光素子18と、
遮光性樹脂からなり中央に被検出物(図示せず)の通過
路19を備え、該通過路19を挟んで前記赤外発光素子
14及び赤外光用受光素子18を互いに対向させて並置
しそれぞれを個別に収納・保持する収納部20,21と
前記赤外発光素子14及び赤外光用受光素子を光結合さ
せるための発光窓22及び受光窓23を備えた凹状ホル
ダーケース24とを有してなる構造である。
【0007】上記構造の透過型光結合装置は、通常(被
検出物が配置されていないとき)、前記赤外発光素子1
4にて発した照射光が発光窓22を介して通過路19に
放射され、該通過路19から受光窓23を介して前記赤
外光用受光素子28に受光される。ここで、通過路19
において被検出物が配置された場合には前記赤外発光素
子14より発した光は被検出物に当たって反射し、前記
赤外光用受光素子18にて受光される光が減少する。こ
の減少をもって、被検出物を検出するものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した反射型光結合
装置において、被検出物の有無を検出するためには、反
射型光結合装置のもつ距離特性による出力差及び被検出
物の反射率の差による出力差(S/N比)により被検出
物の有無を検出していたが、機器による設定距離の制約
及び同一距離による被検出物の反射率の差の制約により
検出できる被検出物に制限があった。
【0009】また、上述した透過型光結合装置におい
て、被検出物の有無を検出するためには、被検出物の透
過率が出力差(S/N比)を決定づけていた。
【0010】本発明は、上記課題に鑑み、出力差(S/
N比)の向上を行い、現在検出不可能な被検出物につい
ても検出することが可能である光結合装置の提供を目的
とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
光結合装置は、発光素子と、受光素子と、前記発光素子
及び受光素子を収納・保持する遮光性ホルダーケースと
を有し、被検出物を無接触にて検出する光結合装置にお
いて、前記発光素子及び受光素子は可視発光素子及び可
視光用受光素子からなり、該可視発光素子及び可視光用
受光素子の発光側及び受光側にそれぞれ偏光板を配置し
てなることを特徴とするものである。
【0012】本発明の請求項2記載の反射型光結合装置
は、発光素子と、受光素子と、前記発光素子及び受光素
子を互いに並置させてそれぞれを個別に収納・保持する
貫通孔を備えた遮光性ホルダーケースとを有し、被検出
物を無接触にて検出する反射型光結合装置において、前
記発光素子及び受光素子は可視発光素子及び可視光用受
光素子からなり、前記ホルダーケースの可視発光素子の
発光側及び可視光用受光素子の受光側における貫通孔の
端部に対応する位置にそれぞれ前記貫通孔よりも平面的
に大きな凹部を設け、該凹部にそれぞれ偏光板を配置し
てなることを特徴とするものである。
【0013】本発明の請求項3記載の透過型光結合装置
は、発光素子と、受光素子と、被検出物の通過路を備え
該通過路を挟んで前記発光素子及び受光素子を互いに対
向させて並置しそれぞれを個別に収納・保持する収納部
と前記発光素子及び受光素子を光結合させるための発光
窓及び受光窓を備えた遮光性ホルダーケースとを有し、
被検出物を無接触にて検出する透過型光結合装置におい
て、前記発光素子及び受光素子は可視発光素子及び可視
光用受光素子からなり、前記発光窓及び受光窓にそれぞ
れ偏光板を配置してなることを特徴とするものである。
【0014】本発明の請求項4記載の反射型又は透過型
光結合装置は、上記偏光板にて偏光する互いの直線的な
2方向の光が交差するように少なくとも一方の偏光板を
回転配置してなることを特徴とするものである。
【0015】本発明の請求項5記載の反射型又は透過型
光結合装置は、可視発光素子側の偏光板と可視光用受光
素子側の偏光板とを、偏光する互いの直線的な2方向の
光が垂直に交差するよう配置してなることを特徴とする
ものである。
【0016】請求項6記載の透過型光結合装置は、前記
偏光板にて偏光する互いの直線的な2方向の光が平行と
なるよう偏光板を配置してなることを特徴とするもので
ある。
【0017】
【作用】上記構成によれば、本発明の請求項1乃至3記
載の光結合装置は、発光素子及び受光素子が可視発光素
子及び可視光用受光素子からなり、該可視発光素子及び
可視光用受光素子の発光側及び受光側にそれぞれ偏光板
を配置してなる構成なので、可視発光素子にて発せられ
た乱光は該可視発光素子の発光側に配置された偏光板に
て偏光され、該偏光された光が被検出物に照射され、該
被検出物にて反射又は該被検出物を透過した乱反射光及
び又は正反射光は可視光用受光素子側の偏光板にて偏光
されて乱反射光の一部又は正反射光が可視光用受光素子
にて受光される。
【0018】本発明の請求項4又は5記載の反射型又は
透過型光結合装置は、上記偏光板にて偏光する互いの直
線的な2方向の光が交差するように少なくとも一方の偏
光板を回転配置してなる構成なので、前記可視光用受光
素子側の偏光板は被検出物からの乱反射光の一部を透過
させ交差する角度を調節することによって乱反射光の透
過量を調節することができる。
【0019】本発明の請求項6記載の透過型光結合装置
は、偏光板にて偏光する互いの直線的な2方向の光が平
行となるよう偏光板を配置してなる構成なので、前記可
視光用受光素子側の偏光板は被検出物からの正反射光の
みを透過させる。
【0020】
【実施例】図1は、本発明の第一実施例よりなる反射型
光結合装置を示す図であり、(a)は斜視図であり、
(b)は縦断面図である。
【0021】該反射型光結合装置は、図示のごとく、リ
ードフレーム31の一端部に可視発光ダイオードチップ
(図示せず)が搭載され、該可視発光ダイオードチップ
を透光性樹脂32にて樹脂封止してなる可視発光素子3
3と、リードフレーム34の一端部にブルーセンシブフ
ォトダイオードチップ等の可視光用受光チップ(図示せ
ず)が搭載され、該可視光用受光チップを透光性樹脂3
5にて樹脂封止してなる可視光用受光素子36と、遮光
性樹脂からなり前記可視発光素子33及び可視光用受光
素子36を互いに並置させてそれぞれを個別に収納・保
持する貫通孔37,38と該貫通孔37,38の前記両
素子の挿入側とは反対側の端面にそれぞれ貫通孔37,
38よりも平面的に大きな凹部39,40とを備えたホ
ルダーケース41と、該凹部39,40に配置してなる
偏光板42,43とを有してなる構造である。
【0022】本実施例において、可視光用受光素子36
側の凹部40における偏光板43上に赤外カットフィル
ター44を配置しているが、赤外光を感知しない可視光
用受光チップを備えた可視光用受光素子36であれば前
記赤外カットフィルター44を必ずしも配置する必要は
ない。
【0023】前記可視発光ダイオードチップは、赤色,
緑色,黄色又は青色発光の発光ダイオードチップからな
るものである。
【0024】前記ブルーセンシブフォトダイオードは、
赤外光を感知せず可視光のみ感知するものである。
【0025】前記偏光板42,43は、図2のごとく、
前記可視発光素子33にて発した乱光又は被検出物45
にて反射された乱反射光を直線的な2方向の光に偏光す
るものであって、前記可視発光素子33側の偏光板42
と可視光用受光素子36側の偏光板とは一方の偏光板が
90度回転配置されてなる。即ち、互いの偏光方向が垂
直となるように配置されてなる。
【0026】上記構造の反射型光結合装置は、可視発光
素子33にて発した乱光が凹部39に設けられた偏光板
42により直線的な2方向の光に偏光され、該偏光され
た光が被検出物45に照射される。被検出物45に当た
って反射した乱反射光又は正反射光の成分の光が凹部4
0に設けられた偏光板43により偏光され、該偏光され
た光が可視赤外光用受光素子36にて受光することによ
って、被検出物を検出するものである。
【0027】ここで、可視光用受光素子36側の偏光板
43は可視発光素子33側の偏光板42に対して90度
回転配置されているので、被検出物45に当たり反射さ
れた正反射光は前記偏光板43を透過せず、被検出物4
5に当たり反射された乱反射光の内の90度屈折された
光のみが前記偏光板43を透過して可視光用受光素子3
6に達する。
【0028】また、上記では偏光板の回転配置を90度
と設定したが、好ましくは被検出物からの乱反射光が一
番多く入光し易い角度に設定することが望ましい。
【0029】本実施例と図6に示す従来例とのS/N比
の対比を具体的な被検出物を用いて下表に表す。なおS
/N比は、S/N比=複写機用紙(白)÷複写機用紙
(黒印刷)にて求めてなる。
【0030】
【表1】
【0031】これによって、S/N比が向上されたこと
が分かる。具体的に説明すると、従来では複写機用紙の
濃淡の差(反射率の差)だけで検出していたが、本実施
例では濃淡の差と複写機用紙の表面の粗さ(正反射光と
乱反射光の成分)とをもって検出していることによるも
のである。即ち、従来では正反射光及び乱反射光の双方
を受光し反射率の差のみで検出していたが、本実施例で
は該反射率の差に付け加え乱反射光の比率をもって検出
している。ここで、上記した黒印刷された複写機用紙の
その印刷部分は滑らかであり、該印刷部分で反射された
反射光は正反射となる。このため、黒色印刷された用紙
は白紙表面に比べて乱反射光の比率が小さくなり、S/
N比が向上されることとなる。
【0032】図3は、本発明の第二実施例よりなる透過
型光結合装置を示す図であり、(a)は斜視図であり、
(b)は縦断面図である。
【0033】該反射型光結合装置は、図示のごとく、リ
ードフレーム51の一端側に可視発光ダイオードチップ
(図示せず)が搭載され、該可視発光ダイオードチップ
を透光性樹脂52にて樹脂封止するとともに前記可視発
光ダイオードチップの発光面に対応する位置に前記透光
性樹脂52にてレンズ部53を形成してなる可視発光素
子54と、リードフレーム55の一端側にブルーセンシ
ブフォトダイオードチップ等の可視光用受光チップ(図
示せず)が搭載され、該可視光用受光チップを透光性樹
脂56にて樹脂封止するとともに前記可視光用受光チッ
プの受光面に対応する位置に前記透光性樹脂56にてレ
ンズ部57を形成してなる可視光用受光素子58と、遮
光性樹脂からなり中央に被検出物(図示せず)の通過路
59を備え、該通過路59を挟んで前記可視発光素子5
4及び可視光用受光素子88を互いに対向させて並置し
それぞれを個別に収納・保持する収納部60,61と前
記可視発光素子54及び可視光用受光素子58を光結合
させるための発光窓62及び受光窓63とを備えた凹状
ホルダーケース64とを有し、前記発光窓62及び受光
窓63に偏光板65,66を配置してなる構造である。
【0034】本実施例において、可視光用受光素子56
と偏光板66との間に赤外カットフィルター68を配置
しているが、赤外光を感知しない可視光用受光チップを
備えた可視光用受光素子56であれば前記赤外カットフ
ィルター68を必ずしも配置する必要はない。
【0035】上記構造の透過型光結合装置は、通常(被
検出物が配置されていないとき)、前記可視発光素子5
4にて発した乱光が発光窓62に配置された偏光板65
によって直線的な2方向の光に偏光されて通過路59に
放射され、該通過路59から受光窓53に配置された偏
光板66により直線的な2方向の光に偏光されて前記可
視光用受光素子58に受光される。
【0036】ここで、通過路59において被検出物67
が配置された場合には前記可視発光素子54より発した
光は被検出物67に当たって反射するとともに場合によ
って一部の光が透過される。該透過された光は乱光(乱
透過光)又は正透過光となり、前記偏光板66によって
偏光されて可視光用受光素子58にて受光される。該可
視光用受光素子58はこのような受光減少をもって、被
検出物67を検出するものである。前記偏光板65,6
6は、互いの偏光光が平行又は交差するよう配置され
る。即ち、例えば図4のごとく、偏光板65,66を縦
方向の直線的な2方向の光に偏光するよう配置する、又
は図5のごとく、偏光板65を縦方向の直線的な2方向
の光に偏光するよう配置し、偏光板66を横方向の直線
的な2方向の光に偏光するよう配置する。
【0037】前記偏光板65,66が図4のように配置
された場合には、被検出物67で透過した正透過光は可
視光用受光素子58にて受光されるが、被検出物67で
透過した乱光は偏光板66によって遮断され可視光用受
光素子58にて受光されない。
【0038】また、前記偏光板65,66が図5のよう
に配置された場合にはその逆で、被検出物67で透過し
た乱光の内の一部は偏光板を通過し可視光用受光素子5
8にて受光されるが、被検出物67で透過した正透過光
は偏光板66によって遮断され可視光用受光素子58に
て受光されない。
【0039】また、図5では偏光板66の配置を90度
の回転配置と設定したが、好ましくは被検出物からの乱
反射光が一番多く入光し易い角度に設定することが望ま
しい。
【0040】本実施例と図7に示す従来例と従来のもの
に単に可視発光素子及び可視光用受光素子を用いた場合
の例とのS/N比の対比を具体的な被検出物を用いて下
表に表す。なおS/N比は、偏光板を90度回転配置し
た実施例においてはS/N比=被検出物有り時の出力÷
被検出物無し時の出力にて求め、その他はS/N比=被
検出物無し時の出力÷被検出物有り時の出力にて求めて
なる。
【0041】
【表2】
【0042】これによって、特に本実施例の偏光板を9
0度回転配置ものがグラフ用紙及び製図用紙等の透過率
の良い用紙においてS/N比が向上されたことが分か
る。具体的に説明すると、従来では複写機用紙の透過率
の差だけで検出していたが、本実施例では透過率の差と
複写機用紙の表面の粗さ(正透過光と乱光の成分)とを
もって検出していることによるものである。即ち、従来
では正透過光及び乱光の双方を受光し透過率の差のみで
検出していたが、本実施例では該透過率の差に付け加え
乱光又は正透過光の比率をもって検出している。このよ
うに、乱光又は正透過光の比率をも比較対象とすること
により、S/N比が向上され、従来検出することが困難
であった被検出物を検出することが可能となる。
【0043】なお、上記実施例において、現状の偏光板
は可視領域のみ偏光され、赤外領域では光量減衰フィル
ターの働きしかしないため、可視領域のみの実施例を説
明したが、赤外領域の偏光が可能となれば、赤外領域に
おいても上記実施例と同様に可能とすることができる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の反射型又
は透過型からなる光結合装置によれば、発光素子及び受
光素子を可視発光素子及び可視光用受光素子とし、該可
視発光素子及び可視光用受光素子の発光側及び受光側に
それぞれ偏光板を配置してなる構成なので、反射型にお
いては従来の反射率の比較検出に代わって、反射率及び
被検出物表面の粗さの比較検出とすることによってS/
N比が向上され、従来検出不可能であった被検出物につ
いても検出が可能となる。また、透過型においては、従
来の透過率の比較検出に代わって、透過率及び被検出物
表面の粗さを検出することによって、特に従来検出不可
能であった粗い表面を持つ被検出物についてS/N比が
向上され検出が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例からなる反射型光結合装置
を示す図であり、(a)は斜視図であり、(b)は縦断
面図である。
【図2】図1に示す反射型光結合装置の光路を説明する
ための図である。
【図3】本発明の第二実施例からなる透過型光結合装置
を示す図であり、(a)は斜視図であり、(b)は縦断
面図である。
【図4】図3に示す反射型光結合装置の光路を説明する
ための図である。
【図5】図3に示す反射型光結合装置の可視光用受光素
子側の偏光板が90度回転配置された場合の光路を説明
するための図である。
【図6】従来の反射型光結合装置を示す図であり、
(a)は斜視図であり、(b)は縦断面図である。
【図7】従来の反射型光結合装置を示す図であり、
(a)は斜視図であり、(b)は縦断面図である。
【符号の説明】
33,54 可視発光素子 36,58 可視光用受光素子 37,38,60,61 貫通孔 39,40 凹部 41,64 遮光性ホルダーケース 42,43,65,66 偏光板 45,67 被検出物 59 通過路 62 発光窓 63 受光窓
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G01V 8/12 8/10

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光素子と、受光素子と、前記発光素子
    及び受光素子を収納・保持する遮光性ホルダーケースと
    を有し、被検出物を無接触にて検出する光結合装置にお
    いて、 前記発光素子及び受光素子は可視発光素子及び可視光用
    受光素子からなり、該可視発光素子及び可視光用受光素
    子の発光側及び受光側にそれぞれ偏光板を配置してなる
    ことを特徴とする光結合装置。
  2. 【請求項2】 発光素子と、受光素子と、前記発光素子
    及び受光素子を互いに並置させてそれぞれを個別に収納
    ・保持する貫通孔を備えた遮光性ホルダーケースとを有
    し、被検出物を無接触にて検出する反射型光結合装置に
    おいて、 前記発光素子及び受光素子は可視発光素子及び可視光用
    受光素子からなり、前記ホルダーケースの可視発光素子
    の発光側及び可視光用受光素子の受光側における貫通孔
    の端部に対応する位置にそれぞれ前記貫通孔よりも平面
    的に大きな凹部を設け、該凹部にそれぞれ偏光板を配置
    してなることを特徴とする反射型光結合装置。
  3. 【請求項3】 発光素子と、受光素子と、被検出物の通
    過路を備え該通過路を挟んで前記発光素子及び受光素子
    を互いに対向させて並置しそれぞれを個別に収納・保持
    する収納部と前記発光素子及び受光素子を光結合させる
    ための発光窓及び受光窓を備えた遮光性ホルダーケース
    とを有し、被検出物を無接触にて検出する透過型光結合
    装置において、 前記発光素子及び受光素子は可視発光素子及び可視光用
    受光素子からなり、前記発光窓及び受光窓にそれぞれ偏
    光板を配置してなることを特徴とする透過型光結合装
    置。
  4. 【請求項4】 前記偏光板は、偏光する互いの直線的な
    2方向の光が交差するように少なくとも一方の偏光板を
    回転配置してなることを特徴とする請求項2記載の反射
    型光結合装置又は請求項3記載の透過型光結合装置。
  5. 【請求項5】 可視発光素子側の偏光板と可視光用受光
    素子側の偏光板とを、偏光する互いの直線的な2方向の
    光が垂直に交差するよう配置してなることを特徴とする
    請求項4記載の反射型光結合装置又は透過型光結合装
    置。
  6. 【請求項6】 前記偏光板は、偏光する互いの直線的な
    2方向の光が平行となるよう偏光板を配置してなること
    を特徴とする請求項3記載の透過型光結合装置。
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