JPH08167570A - 露光方法 - Google Patents

露光方法

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JPH08167570A
JPH08167570A JP6332971A JP33297194A JPH08167570A JP H08167570 A JPH08167570 A JP H08167570A JP 6332971 A JP6332971 A JP 6332971A JP 33297194 A JP33297194 A JP 33297194A JP H08167570 A JPH08167570 A JP H08167570A
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    • G03F9/7076Mark details, e.g. phase grating mark, temporary mark

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、露光方法において、複数回重ね合せ
露光しても高い位置合せ精度を確保すると共に、位置合
せの際の発塵を減少させ得るようにする。 【構成】マスク(11)の第1の基準マーク(17)で
位置合せ後にマスク(11)を面内方向に移動し、遮光
窓(15)又は透光窓(16)を感光基板(5)側の第
2の基準マーク(21)に対応する位置に移動して、第
2の基準マーク(21)上の付着膜を取り除くように感
光基板(5)上のレジスト膜に露光する。これにより最
初に形成した第2の基準マーク(21)が元の位置に元
の形状のまま残される。従つて繰り返して位置合せする
際にも最初に形成された第2の基準マーク(21)を用
いることができ、位置合せの精度が一段と高くなるほ
か、第2の基準マーク(21)の検出信号のSN比が一
段と高くなる。また遮光窓(15)又は透光窓(16)
を使用することにより、従来のシヤツタが不要となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は露光方法に関し、例えば
プロキシミテイ露光装置で液晶表示装置を製造するため
の感光基板にマスクのパターンを複数回重ね合せ露光す
る際に適用し得る。
【0002】
【従来の技術】従来のプロキシミテイ露光装置では、マ
スクと感光基板とをアライメントマークを用いて位置合
せしてから露光することを複数回繰り返す際、アライメ
ントマークが幾度も重なつて露光されることになる。そ
の結果、アライメントマークの形状が本来のものから変
化してしまい位置合せに誤差が生じることになる。
【0003】この問題を解決するため、露光のたび毎に
アライメントマークの位置をずらして形成し、常に新し
いマークを用いて位置合せするようにしていた。しかし
ながらこの方法でも位置合せ毎にマークの位置が異なる
ため、位置合せ精度が悪化することは避けられなかつ
た。そこで、露光の際にいわゆるマークシヤツタを用い
て露光することが行われていた。すなわち図5に示すよ
うに、プロキシミテイ露光装置1は、まずマスクステー
ジ2上に載置したマスク3と基板ステージ4上に載置し
た感光基板5とをマスクのパターン領域近傍に設けられ
たアライメントマーク6と感光基板5上に設けられたア
ライメントマーク9を用いて位置合せする。この後、プ
ロキシミテイ露光装置1は、マスク3を露光する際、ア
ライメントマーク6をシヤツタ7で覆つてアライメント
マーク6を除いた部分を露光する。
【0004】これにより照明光学系8より射出した光束
LAのうちマーク6に向かう光束がシヤツタ7で遮光さ
れて、アライメントマーク6が感光基板5面上に配置さ
れたアライメントマーク9に重複して露光することが防
止される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のプロ
キシミテイ露光装置においては、マスク3の位置合せと
露光のたびに、シヤツタ7をマスク3上面で挿脱する。
このためシヤツタ7の挿脱機構からゴミが発生して、マ
スク3や感光基板5を汚損するおそれがあるという問題
があつた。またシヤツタ7の挿脱機構は露光装置の構成
を複雑にするという欠点もあつた。さらにシヤツタ7の
挿脱に要する時間は装置の処理時間を大きくして製造の
際のスループツトを全体として低下させるという欠点も
あつた。
【0006】さらに上述の露光方法ではプロセスの都合
上、一般に1層目に形成されたアライメントマーク9の
上に2層目、3層目、……の物質膜が付着されていく。
このため、プロセスを進めるに従つて、コントラストの
高いアライメントマークの像を得ることが困難となつ
て、位置合せ精度の低下が増大するという問題もあつ
た。
【0007】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、複数回重ね合せ露光しても高い位置合せ精度を確保
すると共に、装置の処理時間を短縮させることもでき、
また位置合せの際の発塵を減少させ得る露光方法を提案
しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
めに、一実施例を表す図1に対応付けて説明すると、請
求項1に記載の露光方法では、第1の基準マーク(1
7)を配置したマスク(11)を照明光学系(8)から
の光束で照明し、第1の基準マーク(17)に対応する
感光基板(5)上の位置に予め第2の基準マーク(2
1)を配置した感光基板(5)にマスク(11)の像
を、露光する露光方法において、予め第1及び第2の基
準マーク(17及び21)によつて、マスク(11)及
び感光基板(5)を位置合せし、位置合せの後にマスク
(11)をマスク(11)の面内の方向に移動すること
により、マスク(11)上に配置されて光束を透過させ
る透光窓(16)、又はマスク(11)上に配置されて
光束を遮断する遮光窓(15)を第2の基準マーク(2
1)に対応する位置に移動し、透光窓(16)又は遮光
窓(15)の像を第2の基準マーク(21)に露光する
と共に、マスク(11)の像を感光基板(5)上に露光
する。
【0009】
【作用】請求項1に記載の露光方法では、マスク(1
1)の第1の基準マーク(17)で位置合せ後にマスク
(11)を面内方向に移動し、遮光窓(15)又は透光
窓(16)を感光基板(5)側の第2の基準マーク(2
1)に対応する位置に移動して、第2の基準マーク(2
1)上の付着膜を取り除くように感光基板(5)上のレ
ジスト膜に露光することにより、最初に形成した第2の
基準マーク(21)が元の位置に元の形状のまま残され
る。従つて繰り返して位置合せする際にも最初に形成さ
れた第2の基準マーク(21)を用いることができ、位
置合せの精度が一段と高くなるほか、第2の基準マーク
(21)の検出信号のSN比が一段と高くなり、複数回
重ね合せ露光しても高い位置合せ精度を確保し得る。ま
たシヤツタ(7)の挿脱に代えて遮光窓(15)又は透
光窓(16)を使用することにより、位置合せの際の発
塵を減少させることができると共に、装置の処理時間を
短縮させ得る。
【0010】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0011】図5との対応部分に同一符号を付して示す
図1において、10は全体として液晶表示装置を製造す
るための感光基板を露光するプロキシミテイ露光装置の
概略的な構成を示す。プロキシミテイ露光装置10は、
従来の構成からシヤツタ7が除かれている。またプロキ
シミテイ露光装置10は、従来のマスク3に代えて、マ
スク11がマスクステージ2上に載置される。マスクス
テージ2には、レーザ干渉計12及び13が配設されて
いる。レーザ干渉計12及び13の出力S1及びS2は
位置検出装置30に送出される。そして、レーザ干渉計
12、13及び位置検出装置30によつて検出された位
置に基づいてモータ31、32を駆動することにより、
マスクステージ2の位置が正確に制御される。
【0012】マスク11は、露光パターンが形成された
パターン領域近傍で、照明光学系8からの照明光が照射
される領域内に、矩形のアライメント窓14、遮光窓1
5及び透光窓16がX方向に沿つて所定距離だけ隔てて
配置されている。アライメント窓14にはアライメント
マーク17のパターンが形成されている。遮光窓15は
露光光束(照明光と同波長)を完全に遮るパターンでな
り、透光窓16は露光光束を透過させるパターンでな
る。また遮光窓15及び透光窓16は感光基板5面上に
形成されたアライメントマークを遮光領域又は照明領域
で覆うに十分な大きさに形成されている。
【0013】マスク11に形成されたパターンは、予め
アライメントマーク17でアライメントして露光したと
きと、この位置から上述した所定距離だけマスク11を
シフトした遮光窓15又は透光窓16の位置で露光した
ときとで感光基板5上に正常に重なるように、例えば繰
り返しパターンとして設定されている。
【0014】以上の構成において、プロキシミテイ露光
装置10は、次の手順に従つて位置合せ及び露光する。
すなわち第1露光(感光基板に対する最初の露光)のと
き、プロキシミテイ露光装置10は、マスク11上のパ
ターンを感光基板5面上に露光する。これにより感光基
板5面上には、アライメント窓14、遮光窓15及び透
光窓16にそれぞれ対応する像18〜20が露光され
る。プロキシミテイ露光装置10は、この第1露光され
たマスク11の座標をステージ干渉計12及び13によ
つて読み取り記憶しておく。
【0015】因みに、この第1露光でパターンが転写さ
れるときの感光基板5には、通常、アルミニウム(Al)
やクロム(Cr)が全面蒸着されて、この上にレジスト膜
が塗布される。また、別の場合として感光基板5には、
透明導電膜(以下ITO膜という)が全面に蒸着され
て、この上にレジスト膜が塗布されることもある。
【0016】レジストについてはポジレジスト及びネガ
レジストの2種があり、まずポジレジストを使用する場
合について考える。図2に示すように、第1露光された
感光基板5を現像、エツチングする等によつて、感光基
板5面上に金属(Al、Cr等)又はITO膜でなるアライ
メントマーク21が形成される。第2露光(最初に露光
したパターンの上に重ねて露光する)の前に、この感光
基板5は、例えばアモルフアスシリコン等の半導体層2
2が全面に形成され、この上にポジレジスト膜23が重
ねて塗布される。
【0017】図3(A)に示すように、第2露光のと
き、プロキシミテイ露光装置10は、まずアライメント
マーク17及び21でマスク11及び感光基板5をアラ
イメントする。この後、図3(B)に示すように、マス
ク11を所定距離aだけシフトして透光窓16をアライ
メントマーク21の位置に対応させて第2露光する。こ
の後、現像、エツチングする等によつてポジレジスト膜
23及び半導体層22が除去されて、感光基板5面上に
はアライメントマーク21が元の形状のまま残される。
【0018】このようにして、以降の第3、第4……露
光プロセスにおいてもマスク11上の透光窓16を用い
ると、感光基板5面上にはアライメントマーク21が元
の形状のまま残される。これにより例えば図4に示すよ
うに、第3層膜26上のポジレジスト膜23に露光する
ときのマスク11と感光基板5との位置合せにおいて
も、常にアライメントマークの検出信号を高いSN比で
検出することができる。
【0019】次に、感光基板5面上にネガレジスト膜を
塗布された場合を考える。この場合、第2露光のときの
アライメントマーク17でアライメントする迄はポジレ
ジスト膜23を使用する場合と同一である。この後のマ
スク11のシフトにおいて、透光窓16を使用すること
に代えて、遮光窓15を使用する。このようにして、第
2露光することによつて、第1露光で形成されたアライ
メントマーク21のみがこの後の現像、エツチングする
等によつて残ることになる。これにより、以降の露光プ
ロセスにおいても、ポジレジスト膜23を使用する場合
と同様にアライメントマークの検出信号を高いSN比で
検出することができる。
【0020】次に、プロキシミテイ露光装置10が、第
2プロセス以降に金属同士や半導体同士のように、アラ
イメントマーク21上に形成されたこれと同質の材料の
付着層に露光する場合を考える。上述の手順のままで
は、第1露光で形成されたアライメントマーク21とこ
の上の付着層とを露光後に区別してエツチングし、アラ
イメントマーク21のみを残すことは実際上困難であ
る。
【0021】この場合、プロキシミテイ露光装置10
は、アライメント後のシフトのとき遮光窓15と透光窓
16とを変更して露光する。すなわち感光基板5上にポ
ジレジスト膜23が塗布されるとき、プロキシミテイ露
光装置10は、アライメントマーク21を遮光窓15で
遮光する。これにより感光基板5の金属層上のポジレジ
スト膜23にはマスク11側のアライメントマーク17
のパターンが転写されない。
【0022】この後、現像、エツチングする等によつ
て、アライメントマーク2及び金属層が一体化したまま
残されることになる。従つて、これ以降の第3、第4…
…プロセスにおいても第1プロセスで形成されたアライ
メントマーク21を利用して、高いコントラストのアラ
イメントマークの像を得ることができる。
【0023】一方、感光基板5上にネガレジストが塗布
されているとき、プロキシミテイ露光装置10は、アラ
イメントマーク21を透光窓16を通して露光する。こ
のようにして第1プロセスにおいて形成されたアライメ
ントマーク21をその後のプロセスにおいても利用し
て、アライメントの精度を一段と高く維持することがで
きる。またアライメントマーク21をその後のプロセス
においても利用できることにより、アライメントマーク
の位置の変更が不要となつた。
【0024】以上の構成によれば、マスク11のアライ
メントマーク17でアライメント後にマスク11を面内
方向に移動し、遮光窓15又は透光窓16を感光基板5
側のアライメントマーク21に対応する位置に移動し
て、アライメントマーク21上の付着膜22を取り除く
ように感光基板5上のレジスト膜に露光することによ
り、最初に形成したアライメントマーク21が元の位置
に元の形状のまま残される。従つて繰り返して位置合せ
する際にも最初に形成したアライメントマーク21を用
いることができ、アライメントの精度が一段と高くなる
ほか、アライメントマーク21の検出信号のSN比が一
段と高くなり、複数回重ね合せ露光しても高いアライメ
ント精度を確保し得る。またシヤツタ7の挿脱に代えて
遮光窓15又は透光窓16を使用することにより、アラ
イメントの際の発塵を減少させることができる。
【0025】さらにシヤツタ7を使用しないことによ
り、特に大きな機構変更を必要としない。さらにシヤツ
タ7が不要であることにより、プロキシミテイ露光装置
10の構成を全体として簡易にすることができる。さら
にアライメントのとき高いコントラストのアライメント
マークの像を得るため処理時間を短縮することができ
る。またシヤツタの挿脱時間が不要でもあることによ
り、スループツトを全体として向上することができる。
【0026】さらに、シヤツタ7に代えてマスク11の
パターン面上にブラインド(遮光窓、透光窓等)を設け
たことにより、露光光に対してマスク11上のパターン
と同一な焦点面でブラインドされる。これにより、シヤ
ツタ方式では現われていた光学的ニジミをなくすことが
でき、露光パターンと上記の窓14、15、16のサイ
ズ及び間隔を小さくすることができる。これによりマス
ク11の設計上の自由度を向上させることができる。ま
た、シヤツタ方式による光学的なニジミがなくなるた
め、マスク上の遮光帯の幅を狭くすることができる。
【0027】なお上述の実施例においては、マスク11
のアライメント位置をレーザ干渉計12及び13によつ
て検出する場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、レーザ干渉計12及び13に代えて、マスクのアラ
イメント位置を任意の位置読み取り機構、例えばリニア
エンコーダ等を利用しても良い。この場合にも上述と同
様の効果を得ることができる。
【0028】また上述の実施例においては、マスク11
と感光基板5とを一定ギヤツプまで近づけて露光するプ
ロキシミテイ露光装置で露光する場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、マスクと感光基板との間に
投影光学系を配置し、マスク側の像を感光基板側に一括
あるいは分割して露光するステツパー方式の露光装置
や、マスク上のパターンを投影光学系によりスリツト状
に感光基板上に結像し連続して露光する走査方式の露光
装置で露光する場合にも適用できる。
【0029】さらに上述の実施例においては、1つのマ
スク11にアライメント窓14、遮光窓15及び透光窓
16を配置し、このマスク11で感光基板5にアライメ
ント及び露光を複数回繰り返してパターンを重ね合わせ
る場合について述べたが、本発明はこれに限らず、複数
のマスクにそれぞれアライメント窓14を配置すると共
に、遮光窓15又は透光窓16の一方を配置してアライ
メント及び露光する場合にも適用できる。
【0030】この場合、マスクをシフトして露光する際
に、それぞれの窓を除くマスク上の全ての露光パターン
が、シフト後の位置で、それより以前のプロセスで作製
された感光基板上のパターンに重ね合わされるようにマ
スクを設計する。これにより上述した方法でアライメン
ト及び露光すると、マスク上のアライメントマーク以外
の露光パターンも感光基板上のパターンと正確に重ね合
わされる。
【0031】さらに上述の実施例においては、マスク中
に2組のアライメント窓14、遮光窓15及び透光窓1
6を配置する場合について述べたが、本発明はこれに限
らず、アライメント窓14、遮光窓15及び透光窓16
をマスク中に任意の組数配置する場合にも適用できる。
【0032】
【発明の効果】上述のように、請求項1に記載の露光方
法によれば、マスクの第1の基準マークでアライメント
後にマスクを面内方向に移動し、遮光窓又は透光窓を感
光基板側の第2の基準マークに対応する位置に移動し
て、第2の基準マーク上の付着膜を取り除くように感光
基板上のレジスト膜に露光することにより、最初に形成
した第2の基準マークが元の位置に元の形状のまま残さ
れる。従つて繰り返して位置合せする際にも最初に形成
された第2の基準マークを用いることができ、位置合せ
の精度が一段と高くなるほか、第2の基準マークの検出
信号のSN比が一段と高くなり、複数回重ね合せ露光し
ても高いアライメント精度を確保し得る。またシヤツタ
の挿脱に代えて遮光窓又は透光窓を使用することによ
り、アライメントの際の発塵を減少させることができ
る。更に、シヤツタの挿脱に要する時間をなくすことが
できるので、アライメントの際の処理時間を減少させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による露光方法の一実施例により露光す
るプロキシミテイ露光装置を示す構成図である。
【図2】処理中の感光基板上のアライメントマークの状
態を示す断面図である。
【図3】実施例によるアライメントのときのそれぞれの
窓の位置及びシフト後のそれぞれの窓の位置を示す平面
図である。
【図4】実施例により複数回露光された感光基板のアラ
イメントマークが元の形状を維持していることを示す断
面図である。
【図5】従来の露光方法により露光するプロキシミテイ
露光装置を示す構成図である。
【符号の説明】
1、10……プロキシミテイ露光装置、2……マスクス
テージ、3、11……マスク、4……基板ステージ、5
……感光基板、6、9、17、21……アライメントマ
ーク、7……シヤツタ、8……照明光学系、12、13
……レーザ干渉計、14……アライメント窓、15……
遮光窓、16……透光窓、18〜20……像、22、2
4〜26……半導体層、23……ポジレジスト膜。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/30 509 510

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の基準マークを配置したマスクを照明
    光学系からの光束で照明し、前記第1の基準マークに対
    応する感光基板上の位置に予め第2の基準マークを配置
    した前記感光基板に前記マスクの像を露光する露光方法
    において、 予め前記第1及び第2の基準マークによつて、前記マス
    ク及び感光基板を位置合わせし、 前記位置合せの後に前記マスクを該マスクの面内の方向
    に移動することにより、前記マスク上に配置されて前記
    光束を透過させる透光窓、又は前記マスク上に配置され
    て前記光束を遮断する遮光窓を前記第2の基準マークに
    対応する位置に移動し、 前記透光窓又は遮光窓の像を前記第2の基準マークに露
    光すると共に、前記マスクの像を前記感光基板上に露光
    することを特徴とする露光方法。
JP33297194A 1994-12-14 1994-12-14 露光方法 Expired - Lifetime JP3555208B2 (ja)

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